JPWO2008015898A1 - 送信機 - Google Patents

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Abstract

複数の送信回路間で検波回路を共有する場合でも検波回路へ入力される信号電力を増やすことなく高い検波精度を得ることができる送信機を提供する。互いに異なる周波数帯域の信号を扱う送信回路1及び2で検波回路14を共用化した送信機において、送信回路1の出力信号ラインに設けられたRF結合器を構成するコンデンサC1と検波回路14の入力端との間は直接接続し、送信回路1より低い周波数帯域の信号を扱う送信回路2の出力信号ラインに設けられたRF結合器を構成するコンデンサC2と検波回路14の入力端との間にはコイルL1及びL2が直列に挿入される。

Description

[関連出願の記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2006−210427号(平成18年8月2日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は送信機に関し、特に、互いに異なる周波数帯域の信号を扱う複数の送信回路の間で検波回路を共用化した送信機に関する。
図6は送信回路が1つの場合の従来の送信機の構成の一例を示す図である。図6において、従来の送信機は、送信回路1を構成するGCA(Gain Control Amplifier)11と、送信回路1を構成するPA(Power Amplifier)12と、RF(Radio Frequency)結合部13と、検波回路14と、リファレンス電圧発生器15と、コンパレータ16と、積分回路17とを有している。なお、図7は図6の検波回路14の構成を示す図であり、検波回路14はダイオード部14−1と、LPF(Low Pass Filter)14−2とから構成される。検波回路14にはダイオードではなく、検波(ディテクタ)ICを使用してもよい。
GCA11は外部アナログ電圧によって、その利得(Gain)を可変制御可能なアンプである。PA12は送信回路1の最終段に設けられるアンプであり、一定の利得を持つ。RF結合部13は、PA12より出力された高周波信号電力の一部を検波回路14へ分岐する機能を持つ。検波回路14は分岐された高周波信号電力を検波し、検波信号として出力する。検波電圧は誤差算出精度を高めるため、ノイズフロアに対しある一定レベル以上である必要がある。検波電圧はコンパレータ16により、リファレンス電圧発生器15からの目標送信電力のリファレンス電圧VRefと比較され、コンパレータ16よりその差分電圧が出力される。差分電圧は積分回路17で積分され、GCA11へとフィードバックされ、これによりGCA11の利得が可変制御される。
検波回路14は、送信回路の出力電力を所望の値に高精度で収束制御する目的で使用されており、高い電力検出精度が要求される。したがって、検波回路14の出力電圧(検波電圧)は、ノイズフロアに対し十分高いレベルであることが求められる。
一般に、異なる周波数帯域毎に複数の送信回路を有する場合、送信回路毎に検波回路が用意される。図8は送信回路が2つの場合の従来の送信機の構成を示す図であり、図6と同等な部分は同一符号によって示している。図8に示した送信機は、図6の構成に加えて更に、送信回路2を構成するGCA21と、送信回路2を構成するPA22と、PA22より出力された高周波信号電力の一部を検波回路24へ分岐するRF結合部23と、RF結合部23からの分岐された高周波信号電力を検波する検波回路24とを有している。なお、検波回路24の構成は、図7に示した検波回路14の構成と同様である。
送信回路1と送信回路2は排他的に動作し、一方が動作している間、他方は停止する。
例えば、送信回路1は高い周波数帯域(例えば2GHz帯)の信号を扱い、送信回路2は低い周波数帯域(例えば800MHz帯)の信号を扱う。
この場合、各々の送信回路の検波回路は独立しているため、検波回路14及び24間の干渉が発生せず、容易に一定レベル以上の検波電圧が得られる。しかし、複数の検波回路を必要とするためコストや実装面積の点で不利となる。
図9は送信回路が2つの場合の従来の送信機の別の構成例を示す図であり、図8と同等の部分は同一符号によって示している。図9に示した送信機は、送信回路1及び2間で検波回路14を共有することにより検波回路24を除いている点で図8に示した構成と異なる。このように、複数の送信回路間で検波回路を共有する場合、図8に示した構成と比較して、コスト、実装面積が小さくなるという利点を有する。複数の送信回路間で検波回路を共有する構成は、例えば特許文献1にも記載されている。
特開2006−080810号公報 特開2003−046408号公報
以上の特許文献1及び2の開示事項は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。以下に本発明による関連技術の分析を与える。
しかし、図9に示した構成では、送信回路1及び2間の干渉が発生し、周波数に依存して検出感度が変動する。また、検波用の電力が他の周波数帯域の送信回路へ漏れることによる感度低下も発生する。したがって、検波回路を共有しない場合と同レベルの最低検波電圧を得るためには、検波回路へ入力する高周波信号電力を増やす必要がある。この結果、PAやGCAの出力電力を増やす必要があり、消費電流が増大するという問題が発生する。
なお、特許文献2には、互いに異なる高周波帯域の信号を扱う送信部TX1及び送信部TX2からの送信信号が、LPFとHPF(High Pass Filter)からなるダイプレクサ部で結合されて、共用アンテナへ送られる構成が記載されている。この構成によれば、送信信号が他方の送信部へ漏れることを防止することができるが、部品点数が多くなるという問題がある。
本発明の目的は、複数の送信回路間で検波回路を共有する場合でも検波回路へ入力される信号電力を増やすことなく高い検波精度を得ることができる送信機を提供することである。
本発明の第1の視点による送信機は、第1の周波数帯域の信号に対応した第1の送信回路と、前記第1の周波数帯域より小である第2の周波数帯域の信号に対応した第2の送信回路と、前記第1の送信回路の出力信号ラインに設けられ前記第1の送信回路の出力信号の一部を分岐して出力する第1の結合器と、前記第2の送信回路の出力信号ラインに設けられ前記第2の送信回路の出力信号の一部を分岐して出力する第2の結合器と、入力端が前記第1及び第2の結合器の分岐出力端と接続され入力信号を検波する検波回路とを有する送信機であって、前記入力端は前記第1の結合器の分岐出力端と直接接続されており、前記入力端と前記第2の結合器の分岐出力端との間には前記第2の周波数帯域の信号を選択的に通過せしめるフィルタ回路が設けられていることを特徴とする。
また、前記送信機において、前記フィルタ回路は、前記入力端と前記第2の結合器の分岐出力端との間に直列に接続されたコイルとすることができる。
また、前記送信機において、前記第1の結合器は、一端が前記第1の送信回路の出力信号ラインに接続され他端が前記入力端に接続された第1のコンデンサであり、前記第2の結合器は、一端が前記第2の送信回路の出力信号ラインに接続された第2のコンデンサであり、前記コイルの一つは、一端が前記入力端に接続され前記第1のコンデンサの直近に配置され、前記コイルの他の一つは、一端が前記コイルの一つの他端に接続され他端が前記第2のコンデンサの他端に接続され前記第2のコンデンサの直近に配置されることができる。
また、前記送信機において、前記コイルの代わりにコンデンサを用いることができる。
また、前記送信機において、前記第2の周波数帯域よりも低い第3の周波数帯域の信号に対応した第3の送信回路と、前記第3の送信回路の出力信号ラインに設けられ前記第3の送信回路の出力信号の一部を分岐して前記入力端に出力する第3の結合器とを更に有し、前記入力端と前記第3の結合器の分岐出力端との間には前記第3の周波数帯域の信号を選択的に通過せしめるフィルタ回路が設けられていることができる。
本発明の第2の視点による送信機は、第1の周波数帯域の信号に対応した第1の送信回路と、前記第1の周波数帯域よりも低い第2の周波数帯域の信号に対応した第2の送信回路と、前記第1の送信回路の出力信号ラインに設けられ前記第1の送信回路の出力信号の一部を分岐して出力する第1の結合器と、前記第2の送信回路の出力信号ラインに設けられ前記第2の送信回路の出力信号の一部を分岐して出力する第2の結合器と、入力端が前記第1及び第2の結合器の分岐出力端と接続され入力信号を検波する検波回路とを有する送信機であって、前記入力端は前記第1の結合器の分岐出力端と直接接続されており、前記入力端と前記第2の結合器の分岐出力端との間には前記第2の周波数帯域の信号に比べ前記第1の周波数帯域の信号の位相を大きく変化させる移相器が設けられていることを特徴とする。
また、前記送信機において、前記第1の送信回路の動作中は、前記検波回路の検波出力に基づいて前記第1の送信回路内の利得可変増幅器の利得を可変制御し、前記第2の送信回路の動作中は、前記検波回路の検波出力に基づいて前記第2の送信回路内の利得可変増幅器の利得を可変制御する制御手段を更に有することができる。
このように、本発明では、互いに異なる周波数帯域の信号を扱う第1及び第2の送信回路で検波回路を共用化した送信機において、第1の送信回路の出力信号ラインに設けられた第1の結合器の分岐出力端と検波回路の入力端との間は直接接続し、第1の送信回路より低い周波数帯域の信号を扱う第2の送信回路の出力信号ラインに設けられた第2の結合器の分岐出力端と検波回路の入力端との間にはフィルタ回路または移相器を設けるようにしている。
本発明の第3の視点による送信機は、第1の周波数帯域の信号に対応した第1の送信回路と、前記第1の周波数帯域よりも低い第2の周波数帯域の信号に対応した第2の送信回路と、入力信号を検波するように構成された検波回路と、前記第1の送信回路の出力信号ラインにおいてその出力信号の一部を分岐して前記検波回路へ出力するように構成された第1の結合器と、前記第2の送信回路の出力信号ラインにおいてその出力信号の一部を分岐して前記検波回路へ出力するように構成された第2の結合器と、を備えた送信機において、前記第2の結合器と前記検波回路との間に、前記第2の周波数帯域の信号を選択的に通過させるように構成された第1のフィルタ回路、または、前記第1の周波数帯域の信号の位相を前記第2の周波数帯域の信号の位相と比較して大きく変化させるように構成された移相器をさらに備えたことを特徴とする。
また、前記送信機において、前記第2の周波数帯域よりも低い第3の周波数帯域の信号に対応した第3の送信回路と、前記第3の送信回路の出力信号ラインにおいてその出力信号の一部を分岐して前記検波回路へ出力するように構成された第3の結合器と、をさらに備え、前記第3の結合器と前記検波回路との間に前記第3の周波数帯域の信号を選択的に通過させるように構成された第2のフィルタ回路を備えることができる。
また、前記送信機において、前記両フィルタ回路が、1または直列に接続された2以上のコイルとすることができる。
また、前記送信機において、前記両フィルタ回路は、コンデンサとすることができる。
また、前記送信機において、前記両結合器は、コンデンサとすることができる。
また、前記送信機において、前記第1の送信回路の動作中は、前記検波回路の検波出力に基づいて前記第1の送信回路内の利得可変増幅器の利得を可変制御し、前記第2の送信回路の動作中は、前記検波回路の検波出力に基づいて前記第2の送信回路内の利得可変増幅器の利得を可変制御するように構成された制御回路をさらに備えることができる。
本発明によれば、互いに異なる周波数帯域の信号を扱う第1及び第2の送信回路で検波回路を共用化した送信機において、第1の送信回路より低い周波数帯域の信号を扱う第2の送信回路の出力信号ラインに設けられた第2の結合器の分岐出力端と検波回路の入力端との間にフィルタ回路または移相器を設けることにより、電力損失を小さくしているので、複数の送信回路間で検波回路を共有する場合でも検波回路へ入力される信号電力を増やすことなく高い検波精度を得ることができるという効果が得られる。
(a)は本発明の第1の実施例について説明するための従来の送信機の構成を示す図であり、(b)は本発明の第1の実施例による送信機の構成を示す図である。 図1(b)の送信機におけるコイルとコンデンサの配置を示す図である。 (a)はコンデンサとコイル間の距離aと検波電圧との関係をシミュレーションにより求めた結果を示す図であり、(b)はコイル間の距離bと検波電圧との関係をシミュレーションにより求めた結果を示す図である。 本発明の第2の実施例による送信機の構成を示す図である。 本発明の第3の実施例による送信機の構成を示す図である。 送信回路が1つの場合の従来の送信機の構成を示す図である。 図6の検波回路の構成を示す図である。 送信回路が2つの場合の従来の送信機の構成を示す図である。 送信回路が2つの場合の従来の送信機の別の構成例を示す図である。
符号の説明
1,2,3 送信回路
11,21 GCA
12,22,32 PA
14 検波回路
15 リファレンス電圧発生器
16 コンパレータ
17 積分回路
101 移相器
C1,C2,C3 コンデンサ
L1,L2,L3,L4 コイル
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1(a)は本発明の第1の実施例について説明するための従来の送信機の構成を示す図であり、図1(b)は本発明の第1の実施例による送信機の構成を示す図であり、図9と同等部分は同一符号によって示している。
図1(a)及び(b)において、送信回路1と送信回路2は排他動作であり、一方が動作中は他方の動作は停止される。例えば、送信回路1は高い周波数帯域(例えば2GHz帯)の信号を扱い、送信回路2は低い周波数帯域(例えば800MHz帯)の信号を扱うものとする。
図1(a)を参照すると、図9のRF結合部13として、一端が送信回路1の出力信号ラインに接続され他端が検波回路14の入力端に接続されたコンデンサC1が使用され、図9のRF結合部23として、一端が送信回路2の出力信号ラインに接続され他端が検波回路14の入力端に接続されたコンデンサC2が使用された場合の送信機の構成が示されている。
送信回路1で扱う信号(信号1)の周波数をf1、送信回路2で扱う信号(信号2)の周波数をf2とし、今、
f1=2*f2
であるものと仮定する。
検波回路14の感度及び入力インピーダンスがf1,f2で同じであると仮定すると、同一の検波電圧を得るために検波回路14で必要な電力は送信回路1側と送信回路2側とで等しいので、f1,f2に対するC1,C2のインピーダンスも等しくなる。
容量Cのコンデンサの周波数fに対するインピーダンスZは一般に以下の式(1)で計算される。
Z=1/(2π*f*C)・・・(1)
したがって、周波数f1でのC1のインピーダンスZ1は
Z1=1/(2π*f1*C1)・・・(2)
周波数f2でのC2のインピーダンスZ2は
Z2=1/(2π*f2*C2)・・・(3)
となる。
また、f1=2*f2であるので、C1,C2の関係は
2*C1=C2
となる。よって、周波数f1でのC2のインピーダンスZ12は
Z12=Z1/2・・・(4)
となり、周波数f2でのC1のインピーダンスZ21は
Z21=2*Z2・・・(5)
となる。
一般的に、信号源に対し複数の負荷を並列に接続した場合、信号源の出力電力は低インピーダンスの負荷により多く分配される。
以上の結果より相対的に、送信回路1からの信号はC2のインピーダンスが低く見えるため、C2を通過して送信回路2へ漏れやすく、検波回路14への入力は減少する。一方、送信回路2の信号はC1のインピーダンスが高く見えるため、C1から送信回路1へ漏れ難く、検波回路14への入力は減少しない。すなわち、図1(a)の構成では、扱う周波数の低い送信回路2側の検波電圧は一定以上のレベルを得やすいが、扱う周波数の高い送信回路1側の検波電圧は得にくい。
このため、コンデンサC2と検波回路14の入力端との間に、送信回路2で扱う周波数帯域の信号を選択的に通過させるLPF回路、またはBPF(Band Pass Filter)回路を構成し、漏れ電力を低減する必要がある。
そこで、本発明の第1の実施例では、図1(b)に示すように、コンデンサC2と検波回路14の入力端との間にコイルL1及びL2を直列に挿入してインピーダンスを高め、漏れ電力を低減するようにしている。挿入するコイルは1つでもよいが、2つ挿入することによって細かく定数調整ができる。
また、基板上のパターンに意図しないスタブが形成されることによって、送信回路の出力信号が減衰することを防ぐため、コイルL1及びL2はそれぞれコンデンサC1及びC2の直近に配置する。図2は、図1(b)の送信機におけるコイルL1及びL2とコンデンサC1及びC2の配置を示す図であり、コイルL1及びL2とコンデンサC1及びC2はチップ部品として示されており、斜線部分はチップ部品の端子である。
コイルL1及びL2をコンデンサC1及びC2直近に配置することができない場合、図3(a)に示すように、その距離aによって検波電圧が著しく低下してしまう。これに対し、二つのコイルL1及びL2間の距離bは多少長くても、図3(b)に示すように検波電圧はそれほど低下しない。
なお、上述したように挿入されるコイルは1つでもよく、この場合、コイルはコンデンサC1及びC2のいずれか一方の直近に配置するようにすればよい。また、挿入されるコイルは3つ以上でもよく、この場合、コイルL1及びL2は上述したようにそれぞれコンデンサC1及びC2の直近に配置し、これらコイルL1及びL2の間にコイルを配置するようにすればよい。
また、コイルの代わりにコンデンサを挿入するようにしてもよい。また、RF結合部13及び23としてコンデンサC1及びC2を用いていたが、コンデンサを用いない方向性結合器を用いるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の第1の実施例では、送信回路1及び2で検波回路14を共用化した構成において、送信回路2の出力信号ラインに設けられたRF結合器と検波回路14の入力端との間にコイルを直列に接続することにより、電力損失を小さくしているので、検波回路14を共用した場合でも一定レベル以上の検波電圧を得ることができ、周波数に依存した検出感度変動を抑圧し高い検波精度を得ることができる。
また、RF結合部における結合量を増やす必要がないので、検波回路14を共用した場合でもPAやGCAの消費電流を増やすことなく低消費電流を実現することができる。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図4は本発明の第2の実施例による送信機の構成を示す図であり、図1と同等部分は同一符号にて示している。
図4に示したように、本発明の第2の実施例による送信機は、コンデンサC2と検波回路14の入力端との間に、コイルL1及びL2の代わりに例えばL、C、Rからなる移相器101を設けた点で図1(b)に示した本発明の第1の実施例と異なっている。
移相器は信号の位相を回すことが可能である。同じ移相器でも周波数が異なれば、その位相変化量は変わる。例えば、周波数f1で90°位相が変化する移相器は周波数2*f1では180°位相が変化する。
図4では、移相器101がコンデンサC2と検波回路14の入力端との間に配置されている。移相器101を挿入することにより、周波数の低い送信回路2側の信号の位相はさほど変化させないまま、送信回路1側の信号の位相を大きく変化させることができる。移相器101の位相変化量を調整して、送信回路1側の信号から見た送信回路2側のインピーダンスがオープン(開放)に近い状態に設定する。
このようにすることにより、送信回路1からの送信信号電力が送信回路2側に漏れることを防止し、検波回路14に入力される電力を増やすことができるので、送信回路1側の検波電圧を一定レベル以上で得ることができる。
なお、RF結合部13及び23としてコンデンサC1及びC2を用いていたが、コンデンサを用いない方向性結合器を用いるようにしてもよい。また、移相器101を構成するL、C、Rについては、チップ部品を用いてもよいし、コンデンサC2と検波回路14の入力端との間のパターン配線長を工夫して構成するようにしてもよい。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。図5は本発明の第3の実施例による送信機の構成を示す図であり、図1と同等部分は同一符号にて示している。
図5に示したように、本発明の第3の実施例による送信機は、周波数f1の信号を扱う送信回路1と周波数f2の信号を扱う送信回路2に加えて更に、周波数f3の信号を扱う送信回路3を備える点で図1(b)に示した本発明の第1の実施例と異なっている。これら周波数の関係は、f1>f2>f3とし、送信回路1と送信回路2と送信回路3は排他動作であり、1つが動作中は他の2つの動作は停止される。
なお、図5では、図1(b)に示したGCA11及び21と、リファレンス電圧発生器15と、コンパレータ16と、積分回路17の図示は省略されており、また、送信回路3はPA32に加えて送信回路1及び2と同様に図示が省略されたGCAを有しており、この送信回路3のGCAも送信回路3動作中に積分回路17の出力により利得が制御されることは勿論である。
図5において、送信回路3の出力信号ラインに設けられたRF結合器としてコンデンサC3が使用されており、コンデンサC3と検波回路14の入力端との間にコイルL3及びL4が直列に挿入されている。コイルL1及びL2は、送信回路2で扱う周波数帯域の信号を通過せしめるBPF回路として機能し、コイルL3及びL4は、送信回路3で扱う周波数帯域の信号を通過せしめるLPF回路として機能する。
ここで、コイルL3及びL4についても、図2を用いて上述したようにコイルL1及びL2と同様、それぞれコンデンサC1及びC3の直近に配置する。
なお、コンデンサC3と検波回路14の入力端との間に挿入されるコイルは1つでもよく、この場合、コイルはコンデンサC1及びC3のいずれか一方の直近に配置するようにすればよい。また、コンデンサC3と検波回路14の入力端との間に挿入されるコイルは3つ以上でもよく、この場合、コイルL3及びL4は上述したようにそれぞれコンデンサC1及びC3の直近に配置し、これらコイルL3及びL4の間にコイルを配置するようにすればよい。
また、コイルの代わりにコンデンサを挿入するようにしてもよい。また、RF結合部としてコンデンサC1,C2及びC3を用いていたが、コンデンサを用いない方向性結合器を用いるようにしてもよい。
本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲(クレーム)の枠内において、種々の開示要素の多様な組み合せないし選択が可能である。

Claims (13)

  1. 第1の周波数帯域の信号に対応した第1の送信回路と、
    前記第1の周波数帯域よりも低い第2の周波数帯域の信号に対応した第2の送信回路と、
    前記第1の送信回路の出力信号ラインに設けられ前記第1の送信回路の出力信号の一部を分岐して出力する第1の結合器と、
    前記第2の送信回路の出力信号ラインに設けられ前記第2の送信回路の出力信号の一部を分岐して出力する第2の結合器と、
    入力端が前記第1及び第2の結合器の分岐出力端と接続され入力信号を検波する検波回路とを有する送信機であって、
    前記入力端は前記第1の結合器の分岐出力端と直接接続されており、
    前記入力端と前記第2の結合器の分岐出力端との間には前記第2の周波数帯域の信号を選択的に通過せしめるフィルタ回路が設けられていることを特徴とする送信機。
  2. 前記フィルタ回路は、前記入力端と前記第2の結合器の分岐出力端との間に直列に接続されたコイルであることを特徴とする請求項1に記載の送信機。
  3. 前記第1の結合器は、一端が前記第1の送信回路の出力信号ラインに接続され他端が前記入力端に接続された第1のコンデンサであり、
    前記第2の結合器は、一端が前記第2の送信回路の出力信号ラインに接続された第2のコンデンサであり、
    前記コイルの一つは、一端が前記入力端に接続され前記第1のコンデンサの直近に配置され、前記コイルの他の一つは、一端が前記コイルの一つの他端に接続され他端が前記第2のコンデンサの他端に接続され前記第2のコンデンサの直近に配置されることを特徴とする請求項2に記載の送信機。
  4. 前記コイルの代わりにコンデンサを用いたことを特徴とする請求項2または3に記載の送信機。
  5. 前記第2の周波数帯域よりも低い第3の周波数帯域の信号に対応した第3の送信回路と、
    前記第3の送信回路の出力信号ラインに設けられ前記第3の送信回路の出力信号の一部を分岐して前記入力端に出力する第3の結合器とを更に有し、
    前記入力端と前記第3の結合器の分岐出力端との間には前記第3の周波数帯域の信号を選択的に通過せしめるフィルタ回路が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の送信機。
  6. 第1の周波数帯域の信号に対応した第1の送信回路と、
    前記第1の周波数帯域よりも低い第2の周波数帯域の信号に対応した第2の送信回路と、
    前記第1の送信回路の出力信号ラインに設けられ前記第1の送信回路の出力信号の一部を分岐して出力する第1の結合器と、
    前記第2の送信回路の出力信号ラインに設けられ前記第2の送信回路の出力信号の一部を分岐して出力する第2の結合器と、
    入力端が前記第1及び第2の結合器の分岐出力端と接続され入力信号を検波する検波回路とを有する送信機であって、
    前記入力端は前記第1の結合器の分岐出力端と直接接続されており、
    前記入力端と前記第2の結合器の分岐出力端との間には前記第2の周波数帯域の信号に比べ前記第1の周波数帯域の信号の位相を大きく変化させる移相器が設けられていることを特徴とする送信機。
  7. 前記第1の送信回路の動作中は、前記検波回路の検波出力に基づいて前記第1の送信回路内の利得可変増幅器の利得を可変制御し、前記第2の送信回路の動作中は、前記検波回路の検波出力に基づいて前記第2の送信回路内の利得可変増幅器の利得を可変制御する制御手段を更に有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載の送信機。
  8. 第1の周波数帯域の信号に対応した第1の送信回路と、
    前記第1の周波数帯域よりも低い第2の周波数帯域の信号に対応した第2の送信回路と、
    入力信号を検波するように構成された検波回路と、
    前記第1の送信回路の出力信号ラインにおいてその出力信号の一部を分岐して前記検波回路へ出力するように構成された第1の結合器と、
    前記第2の送信回路の出力信号ラインにおいてその出力信号の一部を分岐して前記検波回路へ出力するように構成された第2の結合器と、を備えた送信機において、
    前記第2の結合器と前記検波回路との間に、前記第2の周波数帯域の信号を選択的に通過させるように構成された第1のフィルタ回路、または、前記第1の周波数帯域の信号の位相を前記第2の周波数帯域の信号の位相と比較して大きく変化させるように構成された移相器をさらに備えたことを特徴とする送信機。
  9. 前記第2の周波数帯域よりも低い第3の周波数帯域の信号に対応した第3の送信回路と、
    前記第3の送信回路の出力信号ラインにおいてその出力信号の一部を分岐して前記検波回路へ出力するように構成された第3の結合器と、をさらに備え、
    前記第3の結合器と前記検波回路との間に前記第3の周波数帯域の信号を選択的に通過させるように構成された第2のフィルタ回路を備えたことを特徴とする、請求項8に記載の送信機。
  10. 前記両フィルタ回路が、1または直列に接続された2以上のコイルであることを特徴とする、請求項8または9に記載の送信機。
  11. 前記両フィルタ回路が、コンデンサであることを特徴とする、請求項8または9に記載の送信機。
  12. 前記両結合器が、コンデンサであることを特徴とする、請求項8ないし11のいずれか一に記載の送信機。
  13. 前記第1の送信回路の動作中は、前記検波回路の検波出力に基づいて前記第1の送信回路内の利得可変増幅器の利得を可変制御し、前記第2の送信回路の動作中は、前記検波回路の検波出力に基づいて前記第2の送信回路内の利得可変増幅器の利得を可変制御するように構成された制御回路をさらに備えたことを特徴とする、請求項8ないし12のいずれか一に記載の送信機。
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