JPWO2007129358A1 - データ伝送制御方法および送信装置 - Google Patents

データ伝送制御方法および送信装置 Download PDF

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Abstract

本発明にかかるデータ伝送制御方法は、誤り訂正を行うデータ伝送において、データを複数のブロックに分割して送信する場合のデータ伝送制御方法であって、たとえば、受信局(2)から受信データの誤り訂正処理結果を示す付加情報およびデータ伝送結果(ACK/NACK)を取得する伝送結果取得ステップと、データ伝送結果としてNACKを取得した場合に、付加情報が示す誤り訂正に失敗したブロック数に基づいて、再送時の伝送エラー発生率が抑圧されるように、再送データのデータ長を決定するデータ長決定ステップと、を含んでいる。

Description

本発明は、誤り訂正と再送制御を組み合わせて行うデータ伝送を制御するデータ伝送制御方法および送信装置に関するものであり、特に、送信データを複数のブロックに分割して伝送する場合のデータ伝送制御方法に関するものである。
データ伝送において、伝送エラーの発生率を抑圧してスループットを向上させることが課題の一つとして挙げられる。たとえば、ビット誤り率が0.01%の伝送路においてデータ伝送を行う場合について考えると、100,000bitのデータ送信時は、10bitの誤りが発生する。一方、1,000bitのデータ送信時は、0.1bitの誤りが発生する。つまり、データ長が短ければ、伝送エラーが発生しにくいことになる。
そのため、伝送エラーが発生した場合、次回のデータ伝送時に、伝送エラーが発生したときに送信したデータ長よりも短いデータ長としたデータを再送することにより、伝送エラーの発生率を抑圧する再送制御方式が提案されている(たとえば、下記特許文献1)。
このような再送制御方式を実現するために、受信側は、送信側に送達確認のための制御信号を返信する必要がある。すなわち、伝送エラーが発生しなかった場合、受信側は、送信側にACK(ACKnowledgement)を返信し、伝送エラーが発生した場合、受信側は、送信側にNACK(Negative-ACKnowledgment)を返信する必要がある。
ここで、伝送エラー発生時に再送制御を行うための方式について説明する。まず、最も基本的な方法として、ACK/NACKが返信されてから、次に送信すべきデータを決定する方法であるStop&Wait方式がある。また、Stop&Wait方式を使用した場合に、送達確認までの時間がアイドル時間になるという問題を解決する方法として、送信側に送信バッファを用意して、送達確認されるまでの時間もデータ送信を行うことにより伝送効率を高めたGo back to N方式がある。また、受信側に受信バッファを用意して、さらに伝送効率を高めたSelective Repeat方式がある。また、再送制御と誤り訂正方式と組み合わせた伝送方式も、無線通信では広く使われている。
特開平03−099538号公報
ここで、図10に示した例のように、誤り訂正符号としてブロック符号を使用して誤り訂正符号化を行ってからデータ伝送を行う場合について考えてみる。この場合、誤り訂正符号を付与する単位である符号長は固定長であるため、誤り訂正符号(冗長シンボル)を付与する前のデータに対して、データ長を一定の長さに揃えるためのパディングが発生する。たとえば、10,000bitのデータを送信して誤りが発生したため、単純にデータを9,000bitまで減らしても、上記パディングによってブロック符号の単位の数が同じになってしまう場合がある。そのため、上記特許文献1に記載の技術を使用しても期待した効果が得られない、という問題があった。
また、図10に示した例のように、ブロック符号の単位が5個あり、それらに対する誤り検出処理の結果、2個のブロックにおいて誤り発生を検出したために、送信側がデータ長を減らし、ブロック符号の単位を4個として再送信した場合は、まだデータ長(=ブロック符号4個分の合計データ長)が長すぎるため、期待した効果が得られない、という問題があった。
また、Selective Repeat方式のように受信側で受信バッファを持ち、シーケンス番号によって、リオーダリングするデータ伝送方法について考えてみる。たとえば、図11に示したようにシーケンス番号#1のパケットに伝送誤りが発生し、一方、後続するシーケンス番号#2〜#4のパケットでは伝送誤りが発生していない場合、シーケンス番号#1のパケットが正しく受信されるまで、シーケンス番号#2〜#4のパケットは受信バッファに蓄えられる。そのため、上記特許文献1に記載の技術を用いてシーケンス番号#1のパケットで送信したデータを分割して(短くして)再送することができない。これは、すでにシーケンス番号#2は使われているため、分割したパケットにシーケンス番号を付与することができないためである。その結果、同じサイズのパケットを再送することになり、伝送エラーの発生率を抑圧することができない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、再送制御と誤り訂正とを組み合わせて行うデータ伝送において、伝送エラーの発生率を抑圧し、スループットを向上させるデータ伝送制御方法および送信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるデータ伝送方法は、誤り訂正を行うデータ伝送において、データを複数のブロックに分割して送信する場合のデータ伝送制御方法であって、受信側から受信データの誤り訂正処理結果を示す付加情報およびデータ伝送結果(ACK(ACKnowledgement)/NACK(Negative-ACK))を取得する伝送結果取得ステップと、前記データ伝送結果としてNACKを取得した場合に、前記付加情報が示す誤り訂正に失敗したブロック数(訂正失敗ブロック数)に基づいて、再送時の伝送エラー発生率が抑圧されるように、再送データのデータ長を決定するデータ長決定ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明にかかるデータ伝送制御方法は、データの受信局側から通知された、詳細なデータ受信状況を示す付加情報に基づいて、送信局(送信装置)が、再送するデータの長さを決定するため、伝送エラー発生後の無駄な再送を抑圧し、スループットを向上させることができる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかるデータ伝送制御方法を実現する通信システムの実施の形態1の構成例を示す図である。 図2は、本発明にかかるデータ伝送制御方法を実現する通信システムを構成する送受信局の構成例を示す図である。 図3は、本発明にかかるデータ伝送制御方法の制御シーケンスの一例を示すシーケンス図である。 図4は、送達確認のための制御信号の一例を示す図である。 図5は、制御信号内の付加情報フィールドの使用例を示す図である。 図6は、信号受信品質の劣化が発生したかどうかを判断する方法を説明するための図である。 図7は、信号受信品質の劣化が発生したかどうかを判断する方法を説明するための図である。 図8は、実施の形態2のデータ伝送制御方法において行う情報データの符号化処理の一例を示す図である。 図9は、実施の形態3のデータ伝送制御方法において行う情報データの符号化処理の一例を示す図である。 図10は、従来技術の課題を説明するための図である。 図11は、従来技術の課題を説明するための図である。
符号の説明
1 送信局(送信装置)
2 受信局
11、11a、14a、21、21a、24a 制御部
12、12a、15a、22、22a、25a 送信部
13、13a、16a、23、23a、26a 受信部
以下に、本発明にかかるデータ伝送制御方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかるデータ伝送制御方法を実現する通信システムの実施の形態1の構成例を示す図である。この通信システムは、送信装置である送信局1および受信装置である受信局2により構成され、送信局1は、データ長決定手段として動作する制御部11と、送信部12と、伝送結果取得手段として動作する受信部13と、を備える。また、受信局2は、制御部21と、送信部22と、受信部23と、を備える。
本発明においては、送信局1は、情報データを含んだ主信号を受信局2へ送信し、送達確認のための制御信号を受信局2から受信する。一方、受信局2は、送信局1から主信号を受信し、送達確認のための制御信号を送信局1へ送信する。
送信局1において、制御部11は、送信部12と受信部13とを制御する。送信部12は、制御部11からの指示に従い、主信号を受信局2へ送信する。受信部13は、受信局2から送達確認のための制御信号を受信すると、それを制御部11へ転送する。また、受信局2において、制御部21は、受信部23と送信部22とを制御する。受信部23は、送信局1から主信号を受信すると、それの誤り訂正およびCRC(Cyclic Redundancy Check)計算を行い、主信号の受信誤りが発生したか否かの情報を制御部21へ出力する。送信部22は、制御部21からの指示に従い、送達確認のための制御信号を送信局1へ送信する。
なお、図1に示した例においては、主信号は送信局1から受信局2にしか転送されない構成となっているが、受信局2からも送信局1へ主信号を転送する場合は、図2に示したように、図1の構成を裏返したものを追加し、主信号送信処理を行う部分および主信号受信処理を行う部分を含んだ構成とすればよい。
図2において、制御部11a、送信部12aおよび受信部13aが、送受信局#1の主信号送信処理を行う主信号送信処理部を構成し、制御部14a、送信部15aおよび受信部16aが、送受信局#1の主信号受信処理を行う主信号受信処理部を構成している。また、制御部21a、送信部22aおよび受信部23aが、送受信局#2の主信号受信処理を行う主信号受信処理部を構成し、制御部24a、送信部25aおよび受信部26aが、送受信局#2の主信号送信処理を行う主信号送信処理部を構成している。また、送受信局#1および#2において、主信号送信処理部の各部の動作は、上述した送信局1の同一名称箇所の動作と同様であり、主信号受信処理部の各部の動作は、上述した受信局2の同一名称箇所の動作と同様である。
つづいて、本実施の形態のデータ伝送制御方法を図1および図3に基づいて説明する。図3は、本発明にかかるデータ伝送制御方法の制御シーケンスの一例を示すシーケンス図である。なお、本実施の形態においては、送信局1が、ブロック符号を使用して誤り訂正符号化を行う場合のデータ伝送制御について説明する。
図3において、送信局1の制御部11は、情報データのデータ長(何ビットのデータを送信するか)の決定、すなわちスケジューリングを行う(ステップS1)。このとき、制御部11は、指定した情報データが送信部12によっていくつのブロック符号(以下、単に符号と記載する)になって送信されるかを算出し、記憶しておく。つぎに、制御部11は、ステップS1におけるスケジューリング結果に従い、情報データを含んだ主信号の送信を指示する主信号送信指示(メッセージ)を送信部12に対して出力する(ステップS2)。送信部12は、制御部11から指定された情報データに対して、符号化処理(CRCの付与、符号の分割および誤り訂正符号化、図10参照)を行い(ステップS3)、その結果として得られた信号(主信号)を受信局2に対して送信する。
受信局2の受信部23は、受信した主信号に対して復号化処理(誤り訂正およびCRCの再計算)を行い(ステップS5)、その結果を含んだ主信号受信通知(メッセージ)を制御部21に対して出力する(ステップS6)。なお、受信部23は、受信データが複数の符号で構成されている場合、各符号に対して誤り訂正を実行した結果(誤り訂正結果)をあわせて制御部21に対して通知する。具体的には、受信部23は、誤り訂正できた符号の数および誤り訂正できなかった符号の数と、誤り訂正できた符号の中の誤り訂正ビット数の最大値(最も多くのビットが誤り訂正された符号に含まれる誤り訂正されたビットの数)と、をあわせて通知する。
制御部21は、受信データに付与されたCRCと再計算されたCRCとを比較して、受信データに誤りがあるかどうかを判定する(ステップS7)。つぎに、制御部21は、ステップS7における判定結果を送信局1に対して通知する(送達確認する)ために、付加情報を含んだ制御信号を生成し、生成した制御信号の送信を指示する制御信号送信指示(メッセージ)を送信部22に対して出力する(ステップS8)。ここで、付加情報とは、制御部21が送信部22に対してNACKの送信を指示する場合、誤り訂正できなかった符号数の情報をいい、ACKの送信を指示する場合、上記誤り訂正ビット数の最大値(最も多くのビットが誤り訂正された符号に含まれる誤り訂正されたビットの数)をいう。送信部22は、制御部21から受信した制御信号送信指示に従い、制御信号を送信局1に対して送信する(ステップS9)。
送信局1の受信部13は、制御信号を受信すると、その旨を通知する制御信号受信通知(メッセージ)を制御部11に対して出力する(ステップS10)。制御部11は、受信した制御信号を確認し、次回送信するデータのデータ長などを決定(スケジューリング)する(ステップS11)。データ長を決定する具体的な方法として、制御信号がNACKを示す場合、制御部11は、再送時の伝送エラー発生率が抑圧されるように、上記ステップS1にて記憶しておいた符号数と、制御信号にて通知された誤り訂正できなかった符号数と、に基づいて、何ビットのデータを送信(再送)するかを決定する。たとえば、5つの符号を送信し、2つの符号で誤り訂正を失敗した場合、再送する符号数が3以下となるように情報データ長を短くする。また、制御信号がACKを示す場合、制御部11は、制御信号にて通知された誤り訂正ビット数の最大値に基づいて、次回何ビットのデータを送信するかを決定する。なお、制御信号がACKを示す場合のスケジューリング動作において、制御部11は、後述する送信ブロック数の調整処理、送信相手先の選択処理、などをあわせて実行する。
そして、送信局1および受信局2の各部は、上述したステップS2〜S10と同様の処理を実行する。以降、同様の処理(ステップS2〜S11に相当)を繰り返すことにより送信局1は受信局2に対するデータ伝送を行う。
なお、図3は、簡単化のため、制御信号の送受信に符号化・復号化を行わないようなシーケンスとしているが、制御信号を確実に届けるため、制御信号の符号化・復号化を行うようにしてもよい。
また、複数の受信パケットに対する送達確認をまとめて返信するBlock ACKという手法を用いて本発明にかかるデータ伝送制御方法を実現する場合、ACKを返信する対象の受信パケットに対して復号化処理を実行し、その結果として得られた全ての誤り訂正ビット数の中で最大の誤り訂正ビット数を制御信号にて通知する。
ここで、送達確認のための制御信号の一例を図4に示す。制御信号は、再送が必要か否かを示す1ビットのフィールドであるACK/NACKフィールドおよびNビットのフィールドである付加情報フィールドにより構成される。付加情報フィールドの情報は、ACK/NACKフィールドの内容に従って異なる意味を示す。具体的には、付加情報フィールドの情報は、ACK/NACKフィールドがNACKの場合、誤り訂正できなかった符号の数を表し、ACK/NACKフィールドがACKの場合、誤り訂正ビット数の最大値を表す。
一例として、付加情報フィールドが3ビット(N=3)の場合、8個の状態を示すことが可能である。そのため、図5に示したように、付加情報を使用して様々な意味を表すことができる。たとえば、誤り訂正できなかった符号の数(NG符号数と呼ぶ)を表現するとき、意味その1では、連続したNG符号数を表現したものである。意味その2では、離散化されたNG符号数を表現したものである。意味その3では、意味その1と意味その2を組み合わせたものであり、途中までは、連続したNG符号数を表現し、その後は、離散化されたNG符号数を表現したものである。なお、詳しい説明は省略するが、付加情報が誤り訂正ビット数を表す場合も、NG符号数を表現する場合と同様の意味を表すことができる。
つづいて、送信局1が、受信局2からACKを受け取った場合に、同時に受け取った付加情報に基づいて行うスケジューリング動作について説明する。ここで、まず、ACKを示す制御信号に含まれる付加情報(=誤り訂正ビット数)に基づいて、送信局1が受信局2において信号受信品質の劣化が発生したかどうかを判断する方法について説明する。送信局1の制御部11は、受信部13を介してACKを示す制御信号を受信局2から受信すると、その中の付加情報と、予め決められている付加情報の基準とを比較する。そして、比較の結果、付加情報が基準に対してΔ以上高い状態がN1回連続した場合、「品質劣化あり」と判断する。また、基準との差が、Δ未満である状態がN2回連続した場合、「品質劣化なし」と判断する(図6参照)。
なお、制御部11は、受信部13から受け取った復号結果(ACKを示す制御信号)に対してフィルタ処理を行い、平滑化実行後の復号結果に含まれる付加情報に基づいて品質劣化の有無の判定を行ってもよい。フィルタ処理には、たとえば、FIR(Finite Impulse Response)フィルタ、IIR(Infinite Impulse Response)フィルタや、最大値フィルタ、最小値フィルタ、メジアンフィルタを用いる。
そして、送信データのデータ長を決定する場合、送信局1の制御部11は、上述した「付加情報に基づいて行う受信局2における受信品質劣化の有無検出」の判断結果に基づいて、初送で送信するブロック数を調整する。すなわち、「品質劣化あり」と判断した場合は、「品質劣化なし」と判断した場合よりも、初送データで送信するブロック数が少なくなるように、データ長を決定する。これによって、無駄な再送を回避できる。
また、送信局1のデータ伝送の相手先として受信局2以外の受信局が存在する場合(データ伝送の相手先が複数局存在する場合)、制御部11は、送信データのデータ長を決定するにあたり、まず、各受信局から受け取った制御信号に含まれる付加情報に基づいて、次にどの受信局対してデータを送信するかを決定する。具体的には、付加情報に基づいて各受信局における品質劣化の有無を判断し、その結果を用いて、どの受信局対してデータを送信するかを決定する。このような処理を行う理由は、受信局側で受信品質が劣化している状態でデータを送信した場合、伝送エラーが発生する可能性が高いと考えられるためである。そのため、制御部11は、「品質劣化あり」と判断した場合、初送データを送信後、当該初送データの受信局からの制御信号を受信するまでは、他の受信局に対してデータを送信する。その後、当該初送データの受信局から制御信号を受信し、その内容がNACKを示している場合、初送データを細分化したデータを再送する。これにより、従来の再送方式とSelective Repeat方式とを組みあわせた場合に発生したシーケンス番号を付与できないという問題が回避できる。
また、送信局1の制御部11は、データ伝送の相手先が複数局存在するか否かに関わらず、上述した「付加情報に基づいて行う受信局2における受信品質劣化の有無検出」の判断結果に基づいて、再送方式を決定する。たとえば、Selective Repeat方式を使用している状態において「品質劣化あり」と判断した場合、制御部11は、Go Back to N方式あるいはStop&Wait方式に切り替えてデータを再送する(この場合もデータを細分化してから再送する)。
なお、Go Back to N方式に切り替えた場合、送信局は、データ送信後、そのデータに対するACKを受信局から取得するまで送信済みデータを捨てないようにする。そして、送信局は、受信局からNACKを取得した場合、受信局側にリオーダリング待ちの受信データがあれば、それらを廃棄する制御信号を先に送信してから、初送データを細分化して再送する。
また、Stop&Wait方式に切り替えた場合、送信局は、データ送信後、そのデータに対するACKを受信局から取得するまで次のデータを送信しないようにする。そして、受信局からNACKを取得した場合、初送データを細分化して、再送する。
このように再送方式を切り替えることによって、Selective Repeat方式において、シーケンス番号を付与できないという問題が回避できる。なお、図6に示した例においては、品質劣化を判断するためのしきい値(付加情報と基準との差)が1つしかないため、「品質劣化あり」、「品質劣化なし」の2つの状態しか判断できないが、しきい値を2つ以上として「品質劣化あり」の状態を細分化して処理を行うこととしてもよい。たとえば、図7に示したように、付加情報と基準との差を2つ(Δ1、Δ2)設け、付加情報が基準に対してΔ1以上かつΔ1未満だけ高い状態がN1回連続した場合、「品質劣化弱」と判断し、Δ2以上高い状態がN3回連続した場合、「品質劣化強」と判断する。そして、品質劣化が激しい「品質劣化強」の場合は、Stop&Waitを用い、それほど品質劣化が激しくない「品質劣化弱」の場合は、Go Back to N方式に切り替える。Go Back to N方式は、Stop&Wait方式よりも効率が良いため、伝送路の品質に応じて、再送方式を切り替えることができる。
また、品質劣化を検出した場合に再送方式を切り替える動作について説明したが、品質良化を検出した場合も同様に、検出結果に応じて再送方式を切り替えるようにしてもよい。この場合も、上記付加情報と品質良化を判断するための基準値との比較結果に基づいて品質良化の有無を判断すればよい。
以上のように、本実施の形態においては、データの受信局が、データを正常に受信したかどうか(伝送エラーが発生したかどうか)を示す制御信号(ACK/NACK)に、受信データの誤り訂正結果を示す付加情報(誤り訂正ビット数の最大値/誤り訂正できなかったブロック符号数)を含めて送信局に対して送信することとした。そして、送信局が、受信局から受け取った付加情報に基づいて、再送するデータの長さを決定することとした。そのため、伝送エラー発生後の無駄な再送を抑圧し、スループットを向上することができる。
また、誤り訂正符号と再送制御を組み合わせたとき、送信局が、上記受信局から受け取った付加情報に基づいて、次に送信する初送データのデータ長を決定するため、無駄な再送が減り、スループットを向上することができる。また、誤り訂正符号と再送制御を組み合わせたとき、送信局が、受信局から受け取った付加情報に基づいて、次に送信する受信局を決定するため、無駄な再送が減り、スループットを向上することができる。また、誤り訂正符号と再送制御を組み合わせたとき、送信局が、受信局から受け取った付加情報に基づいて、再送方式を決定するため、無駄な再送が減り、スループットを向上することができる。
実施の形態2.
つづいて、実施の形態2のデータ伝送制御方法について説明する。実施の形態1においては、ブロック符号を使用して誤り訂正符号化を行う場合のデータ伝送制御について説明したが、本実施の形態においては、畳み込み符号化処理により誤り訂正符号化行いを行う場合のデータ伝送制御について説明する。具体的には、畳み込み符号,ターボ符号,LDPC(Low Density Parity Check)を使用して誤り訂正を行う場合のデータ伝送制御について説明する。なお、本実施の形態のデータ伝送制御方法を実現する通信システムの構成は、実施の形態1の通信システムと同様である。以下、本実施の形態のデータ伝送制御方法を図1および図8に基づいて説明する。ここで、図8は、実施の形態2のデータ伝送制御方法において行う情報データの符号化処理の一例を示す図である。
ここで、畳み込み符号、ターボ符号およびLDPCにおいては、符号化および復号を並列処理するため、ある一定のブロック長(3GPP(The 3rd Generation Partnership Project)ではCode Segment Blockと呼ばれる)に分割された後、誤り訂正符号が付与される。そのため、これらを使用して行う本実施の形態のデータ伝送制御方法は、上述した実施の形態1の処理において、“符号”を“ブロック”に置き換えることにより実現できる。そのため、制御シーケンスは、実施の形態1と同様である(図3参照)。ここでは、図3に基づいて、本実施の形態の送信局1および受信局2が行う処理の中で実施の形態1で説明した処理と異なる部分についてのみ説明する。
本実施の形態では、図3のステップS1において、制御部11は、情報データのデータ長を決定(スケジューリング)し、さらに、指定した情報データが送信部12によっていくつのブロックになって送信されるかを算出して記憶する。
また、ステップS5において、受信部23は、受信信号に対して復号化処理(誤り訂正およびCRCの再計算)を行い、主信号受信通知を制御部21に対して出力する。このとき、受信部23は、受信データが複数のブロックで構成されている場合、各ブロックに対して誤り訂正を実行した結果をあわせて制御部21に対して通知する。具体的には、受信部23は、誤り訂正できたブロックの数および誤り訂正できなかったブロックの数と、誤り訂正できたブロックの中の誤り訂正ビット数の最大値(最も多くのビットが誤り訂正されたブロックに含まれる誤り訂正されたビットの数)と、をあわせて通知する。
また、ステップS8において、制御部21は、送信部22に対してNACKの送信を指示する場合、誤り訂正できなかったブロック数の情報を含んだ制御信号を生成し、ACKの送信を指示する場合、上記誤り訂正ビット数の最大値の情報を含んだ制御信号を生成する。そして、生成した制御信号の送信を指示する制御信号送信指示を送信部22に対して出力する。
また、ステップS11において、NACKを示す制御信号を受信した場合、受信部13は、記憶している前回送信したデータのブロック数と、制御信号にて通知された誤り訂正できなかったブロック数と、に基づいて、何ビットのデータを送信(再送)するか(情報データのデータ長)を決定する。たとえば、5つのブロックを送信し、2つの符号で誤り訂正を失敗した場合、再送するブロック数が3以下となるように情報データを短くする。また、ACKを示す制御信号を受信した場合、受信部13は、制御信号にて通知された誤り訂正ビット数の最大値に基づいて、何ビットのデータを送信するかを決定する。
なお、受信局1(制御部11)が、受信局2からACKを受け取った場合に、付加情報に基づいて行うスケジューリング動作は、上述した実施の形態1で説明したスケジューリング動作と同様である。
また、上記説明においては、ブロック符号を使用して誤り訂正処理を行い、ACKを返信する際の付加情報を誤り訂正ビット数とした例について説明したが、誤り訂正処理に畳み込み符号を使用する場合、復号後のビット列を再度符号化したビット列と復号前のビット列とを比較することによって得られる再符号化誤り率を付加情報としてもよい。また、ターボ符号を使用する場合、ターボ復号器が繰り返して行う復号処理の途中の復号結果を取り出し、CRCチェックした結果を付加情報としてもよい。また、LDPC符号を使用する場合、パリティ検査行列を用いてパリティ検査を行い、パリティがゼロの比率を付加情報としてもよい。
このように、本実施の形態においては、データ伝送時に行う誤り訂正を、畳み込み符号,ターボ符号,LDPCを使用して行うこととした。そして、実施の形態1と同様に、データの送信局は、受信局から受け取った制御信号(ACK/NACK)に含まれた付加情報に基づいて、スケジューリング動作を行うこととした。これにより、畳み込み符号,ターボ符号,LDPCを使用して誤り訂正を行うデータ伝送においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
つづいて、実施の形態3のデータ伝送制御方法について説明する。実施の形態1においては、情報データに1つのCRCを付与してデータ伝送を行う場合のデータ伝送制御について説明したが、本実施の形態においては、情報データを固定長のPDU(3GPPではTransport Blockと呼ばれる)に分割し、それぞれのPDUにCRCを付与してデータ伝送を行う場合のデータ伝送制御について説明する。なお、本実施の形態のデータ伝送制御方法を実現する通信システムの構成は、実施の形態1の通信システムと同様である。
以下、本実施の形態のデータ伝送制御方法を図1および図9に基づいて説明する。ここで、図9は、実施の形態3のデータ伝送制御方法において行う情報データの符号化処理の一例を示す図である。このような符号化処理を行ってから行うデータ伝送のデータ伝送制御方法は、上述した実施の形態1のデータ伝送制御方法において“符号”を“PDU”に置き換えることにより実現できる。そのため、制御シーケンスは、実施の形態1と同様である(図3参照)。ここでは、図3に基づいて、送信局1および受信局2が行う制御シーケンスの中で実施の形態1で説明した処理と異なる処理についてのみ説明する。
本実施の形態では、図3のステップS1において、制御部11は、情報データのデータ長を決定(スケジューリング)し、さらに、指定した情報データが送信部12によっていくつのPDUになって送信されるかを算出して記憶する。
また、ステップS3において、送信部12は、制御部11から指定された情報データに対して、符号化処理(データからPUDを生成し、生成したPDU毎にCRCを付与して誤り訂正符号化を行う処理)を実行して得られた信号(主信号)を受信局2に対して送信する。
また、ステップS5において、受信部23は、受信信号に対して復号化処理(誤り訂正を行い、各PUDのCRCを再計算する処理)を行い、主信号受信通知を制御部21に対して出力する。
また、ステップS8において、制御部21は、ステップS7における判定結果を送信局1に対して通知する(送達確認する)ための制御信号を生成し、生成した制御信号の送信を指示する制御信号送信指示を送信部22に対して出力する。なお、制御部21は、送信部22に対してNACKの送信を指示する場合、CRCチェックがNGだったPDU数の情報を含んだ制御信号を生成する。
また、ステップS11において、NACKを示す制御信号を受信した場合、受信部13は、記憶している前回送信したデータのPDU数と、制御信号にて通知されたCRCチェックがNGだったPDU数と、に基づいて、何ビットのデータを送信(再送)するか(情報データのデータ長)を決定する。たとえば、5つのPDUを送信し、2つのPDUのCRCチェックがNGだった場合、再送するPDU数が3以下となるように情報データを短くする。
このように、本実施の形態においては、情報データを固定長のPDUに分割し、それぞれのPDUにCRCを付与してデータ伝送を行う場合、データの受信局は、PDU毎のCRCチェック結果(CRCチェックエラーとなったPDUの数)の情報を送信局に対して通知し、送信局は、通知された情報に基づいて、再送するデータの長さを決定することとした。これにより、無駄な再送が減り、スループットを向上することができる。
以上のように、本発明にかかるデータ伝送制御方法は、通信システムに有用であり、特に、誤り訂正と再送制御を組み合わせた通信システム(たとえば、Power Line Communication、3GPP Evolved UTRA)において使用するデータ伝送制御方法に適している。

Claims (12)

  1. 誤り訂正を行うデータ伝送において、データを複数のブロックに分割して送信する場合のデータ伝送制御方法であって、
    受信側から受信データの誤り訂正処理結果を示す付加情報およびデータ伝送結果(ACK(ACKnowledgement)/NACK(Negative-ACK))を取得する伝送結果取得ステップと、
    前記データ伝送結果としてNACKを取得した場合に、前記付加情報が示す誤り訂正に失敗したブロック数(訂正失敗ブロック数)に基づいて、再送時の伝送エラー発生率が抑圧されるように、再送データのデータ長を決定するデータ長決定ステップと、
    を含むことを特徴とするデータ伝送制御方法。
  2. 前記伝送結果としてACKを取得した場合、
    前記データ長決定ステップでは、前記付加情報が示す最も多くのビットが誤り訂正されたブロックに含まれる誤り訂正されたビットの数に基づいて、次回送信するデータのデータ長を決定することを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送制御方法。
  3. 前記伝送結果としてACKを取得し、かつデータ伝送の相手先が複数存在する場合、
    前記データ長決定ステップでは、前記付加情報が示す最も多くのビットが誤り訂正されたブロックに含まれる誤り訂正されたビットの数に基づいて、次回データ伝送を行う相手先を決定することを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送制御方法。
  4. 前記伝送結果としてACKを取得し、かつデータ伝送の相手先が複数存在する場合、
    前記データ長決定ステップでは、さらに、前記付加情報が示す最も多くのビットが誤り訂正されたブロックに含まれる誤り訂正されたビットの数に基づいて、次回データ伝送を行う相手先を決定することを特徴とする請求項2に記載のデータ伝送制御方法。
  5. 前記伝送結果としてACKを取得した場合、
    前記データ長決定ステップでは、前記付加情報が示す最も多くのビットが誤り訂正されたブロックに含まれる誤り訂正されたビットの数に基づいて伝送路状態の変化の有無を検出し、当該検出結果に基づいて、データの再送方式を切り替えることを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送制御方法。
  6. 前記訂正失敗ブロック数に代えて、ブロック毎に実行したCRC(Cyclic Redundancy Check)チェックがエラーとなったブロック数を使用することを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送制御方法。
  7. データを複数のブロックに分割後、誤り訂正符号化してデータ伝送を行う送信装置であって、
    受信側から通知された誤り訂正処理結果を示す付加情報およびデータ伝送結果(ACK(ACKnowledgement)/NACK(Negative-ACK))を取得する伝送結果取得手段と、
    前記伝送結果取得手段がNACKを取得した場合、前記付加情報が示す誤り訂正に失敗したブロック数(訂正失敗ブロック数)に基づいて、再送時の伝送エラー発生率が抑圧されるように、再送データのデータ長を決定するデータ長決定手段と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  8. 前記伝送結果取得手段がACKを取得した場合、
    前記データ長決定手段は、前記付加情報が示す最も多くのビットが誤り訂正されたブロックに含まれる誤り訂正されたビットの数に基づいて、次回送信するデータのデータ長を決定することを特徴とする請求項7に記載の送信装置。
  9. 前記伝送結果取得手段がACKを取得し、かつデータ伝送の相手先が複数存在する場合、
    前記データ長決定手段は、前記付加情報が示す最も多くのビットが誤り訂正されたブロックに含まれる誤り訂正されたビットの数に基づいて、次回データ伝送を行う相手先を決定することを特徴とする請求項7に記載の送信装置。
  10. 前記伝送結果取得手段がACKを取得し、かつデータ伝送の相手先が複数存在する場合、
    前記データ長決定手段は、さらに、前記付加情報が示す最も多くのビットが誤り訂正されたブロックに含まれる誤り訂正されたビットの数に基づいて、次回データ伝送を行う相手先を決定することを特徴とする請求項8に記載の送信装置。
  11. 前記伝送結果取得手段がACKを取得した場合、
    前記データ長決定手段は、前記付加情報が示す最も多くのビットが誤り訂正されたブロックに含まれる誤り訂正されたビットの数に基づいて伝送路状態の変化の有無を検出し、当該検出結果に基づいて、データの再送方式を切り替えることを特徴とする請求項7に記載の送信装置。
  12. 前記訂正失敗ブロック数に代えて、CRCチェックエラーとなったブロック数を使用することを特徴とする請求項7に記載の送信装置。



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