JPWO2007088605A1 - 部品情報復元方法、部品情報管理方法及び電子装置 - Google Patents

部品情報復元方法、部品情報管理方法及び電子装置 Download PDF

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Abstract

部品固有の情報を格納する不揮発性メモリを搭載した交換可能な第1及び第2の部品を備えた電子装置における部品情報復元方法は、第1の部品の第1の不揮発性メモリには第1の部品の部品固有情報を格納すると共に少なくとも第2の部品の交換時に第2の部品の部品固有情報を第1の照合用情報として退避し、第2の部品の第2の不揮発性メモリには第2の部品の部品固有情報を格納すると共に少なくとも第1の部品の交換時に第1の部品の部品固有情報を第2の照合用情報として退避し、第1又は第2の部品の交換後に、第1の不揮発性メモリに格納された第1の照合用情報と第2の不揮発性メモリに格納された第2の部品の部品固有情報との比較結果と、第2の不揮発性メモリに格納された第2の照合用情報と第1の不揮発性メモリに格納された第1の部品の部品固有情報との比較結果とに基づいて、第1の照合用情報を第2の不揮発性メモリに復元するか、或いは、第2の照合用情報を第1の不揮発性メモリに復元する。

Description

本発明は部品情報復元方法、部品情報管理方法及び電子装置に係り、特に部品の記憶部に格納されている部品固有の情報等を部品の交換時に自動的に復元する部品情報復元方法、部品情報管理方法及びそのような部品情報復元方法を又は部品情報管理方法を採用する電子装置に関する。
コンピュータシステム、電話機、ファクシミリ装置、複写機等の電子装置には、不揮発性メモリを搭載した交換可能な部品が設けられている。このような部品の不揮発性メモリには、シリアル番号等の部品固有の情報や、場合によってはユーザ又は電子装置の設置環境によりカストマイズされた情報や履歴情報等が格納されている。
例えば、複数のボードが設けられたコンピュータシステムの場合、1つのボードを保守等のために交換する時には、このボードの不揮発性メモリに格納されたシリアル番号等の装置固有番号をコンピュータシステム内の記憶部に退避し、新しいボードを装着後にこの新しいボードの不揮発性メモリに、記憶部に退避しておいた装置固有番号を格納することで装置固有情報を復元する保守操作が必要となる。このような保守操作は、取り外したボードを修理して再度コンピュータシステムに装着する場合にも行われる。
又、ボードの不揮発性メモリにユーザ又は電子装置の設置環境によりカストマイズされた情報や履歴情報等が格納されている場合には、ボードの交換時にこれらの情報も上記と同様にコンピュータシステムの記憶部に退避し、新しいボード又は修理されたボードを装着後に、装着されたボードの不揮発性メモリに、記憶部に退避しておいたこれらの情報を格納することでこれらの情報を復元する保守操作が必要となる。
保守操作が正しく行われなかったり、或いは、保守操作の少なくとも一部を忘れた場合には、新しいボード又は修理されたボードを装着後にコンピュータシステムを元の状態に復元できないため、元の状態に復元するには装着されたボードの装置固有情報等を手作業で入力して不揮発性メモリに格納する必要がある。
尚、交換するボードの不揮発性メモリチップを取り外し、コンピュータシステムに装着されるボードに取り外した不揮発性メモリチップを装着する方法も考えられるが、この場合、不揮発性メモリチップを扱う際にピンを破損したりして不揮発性メモリチップを破損する可能性が高いので、望ましい方法ではない。又、コンピュータシステムの設置場所で不揮発性メモリチップをボードから取り外したりボードに装着したりすることは、ボードの他の部分を破損する可能性もあるため好ましくない。
特許文献1には、電子機器システムのボードに設けられた記憶素子内の情報が消去されているか否かを検出することで、ボードが交換されたか否かを検出する方法が提案されている。特許文献2には、コンピュータシステムのボードに設けられたメモリ内の装置固有情報の消失を検出すると退避エリアに退避されている装置固有情報をメモリに自動的に復旧させる方法が提案されている。
特開平3−196227号公報 特開2000−322333号公報
従来、ボード等の部品の交換時に部品の不揮発性メモリに格納されている情報を退避したり、部品の交換後に退避していた情報をこの部品の不揮発性メモリに格納して不揮発性メモリ内の情報を元に復元する保守作業は、非常に煩雑であり、不揮発性メモリに格納される情報量が多い程時間がかかるという問題があった。
又、部品の不揮発性メモリが格納している情報に、第三者に流出すると困る特定の情報が含まれている場合もあるが、従来はこのような特定の情報もコンピュータシステム内の記憶部に退避されるため、不正にコピーされる可能性がある。更に、交換のためにコンピュータシステムから取り外されたボード等の部品の不揮発性メモリには、このような特定の情報が格納されているため、不正にコピーされる可能性がある。例えば、特定の情報がユーザにボード等の部品の使用を可能とするライセンスコードの場合、ライセンスコードが不正にコピーされて所謂クローンボード等と呼ばれる不正な部品が作成されてしまう可能性があるという問題もあった。
そこで、本発明は、部品の交換時に部品の不揮発性メモリに格納されている情報の退避及び復元を自動的に行えると共に、部品の不揮発性メモリに格納されている情報の第三者への流出を防止可能な部品情報復元方法、部品情報管理方法及び電子装置を提供することを目的とする。
上記の課題は、部品固有の情報を格納する不揮発性メモリを搭載した交換可能な第1及び第2の部品を備えた電子装置における部品情報復元方法であって、該第1の部品の第1の不揮発性メモリには該第1の部品の部品固有情報を格納すると共に少なくとも該第2の部品の交換時に該第2の部品の部品固有情報を第1の照合用情報として退避し、該第2の部品の第2の不揮発性メモリには該第2の部品の部品固有情報を格納すると共に少なくとも該第1の部品の交換時に該第1の部品の部品固有情報を第2の照合用情報として退避し、該第1又は該第2の部品の交換後に、該第1の不揮発性メモリに格納された第1の照合用情報と該第2の不揮発性メモリに格納された第2の部品の部品固有情報との比較結果と、該第2の不揮発性メモリに格納された第2の照合用情報と該第1の不揮発性メモリに格納された第1の部品の部品固有情報との比較結果とに基づいて、該第1の照合用情報を該第2の不揮発性メモリに復元するか、或いは、該第2の照合用情報を該第1の不揮発性メモリに復元することを特徴とする部品情報復元方法によって達成できる。
上記の課題は、部品固有の情報を格納する不揮発性メモリを搭載した交換可能な第1及び第2の部品を備えた電子装置であって、該第1の部品の第1の不揮発性メモリには該第1の部品の部品固有情報を格納すると共に少なくとも該第2の部品の交換時に該第2の部品の部品固有情報を第1の照合用情報として退避し、該第2の部品の第2の不揮発性メモリには該第2の部品の部品固有情報を格納すると共に少なくとも該第1の部品の交換時に該第1の部品の部品固有情報を第2の照合用情報として退避する第1の制御手段と、該第1又は該第2の部品の交換後に、該第1の不揮発性メモリに格納された第1の照合用情報と該第2の不揮発性メモリに格納された第2の部品の部品固有情報との比較結果と、該第2の不揮発性メモリに格納された第2の照合用情報と該第1の不揮発性メモリに格納された第1の部品の部品固有情報との比較結果とに基づいて、該第1の照合用情報を該第2の不揮発性メモリに復元するか、或いは、該第2の照合用情報を該第1の不揮発性メモリに復元する第2の制御手段とを備えたことを特徴とする電子装置によっても達成できる。
上記の課題は、夫々着脱可能な複数の部品が取り付けられる電子装置における部品情報管理方法であって、前記電子装置からの第1の部品の取り外しに先立って、前記第1の部品に記憶された前記第1の部品に係る部品情報を読み出すステップと、前記第1の部品とは異なる第2の部品に、前記第1の部品から読み出された前記部品情報を書き込むステップとを有することを特徴とする部品情報管理方法によっても達成できる。
上記の課題は、夫々着脱可能な複数の部品が取り付けられる電子装置における部品情報管理方法であって、前記電子装置に第1の部品が取り付けられる際に、前記第1の部品に記憶された部品情報を読み出すステップと、前記第1の部品とは異なる、前記電子装置に装着されている第2の部品に記憶された部品情報を読み出すステップと、前記第1の部品から読み出された部品情報と、前記第2の部品から読み出された部品情報とを照合するステップとを有することを特徴とする部品情報管理方法によっても達成できる。
上記の課題は、複数の着脱可能な部品が取り付けられる電子装置において、前記部品が電気的に接続される接続部と、第1の部品が前記電子装置から取り外される際に、前記第1の部品に記憶された前記第1の部品に係る部品情報を読み出すと共に、前記第1の装置とは異なる第2の装置に前記第1の部品に係る部品情報を書き込む制御部と、を有することを特徴とする電子装置によっても達成できる。
上記の課題は、複数の着脱可能な部品が取り付けられる電子装置において、前記部品が電気的に接続される接続部と、第1の部品が前記電子装置に装着された際に、前記第1の部品に記憶された部品情報と、前記電子装置に装着されている第2の部品に記憶された部品情報とを照合する制御部と、を有することを特徴とする電子装置によっても達成できる。
本発明によれば、部品の交換時に部品の不揮発性メモリに格納されている情報の退避及び復元を自動的に行えると共に、部品の不揮発性メモリに格納されている情報の第三者への流出を防止可能な部品情報復元方法、部品情報管理方法及び電子装置を実現することができる。
本発明になる電子装置の一実施例の要部を示すブロック図である。 2つの比較結果に応じた復元状態を説明する図である。 実施例の処理の一例を説明するフローチャートである。 パネルボードとSCFUが不整合の場合の実施例の処理の一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
11 パネルボード
12 SCFU
111 FRU−EEPROM
121 バス
122 CPU
123 SDRAM
124 FRU−EEPROM
125 FMEM
本発明では、電子装置を構成する不揮発性メモリを有する複数の部品のうち、交換可能な第1の部品については、他の第2の部品と不揮発性メモリに格納する情報を共有する構成を採用する。つまり、第1の部品の不揮発性メモリには、第1の部品に関する情報が格納されると共に、第2の部品に関する情報がバックアップ(照合用)として退避される。他方、第2の部品の不揮発性メモリには、第2の部品に関する情報が格納されると共に、第1の部品に関する情報がバックアップ(照合用)として退避される。
例えば第1の部品が新たな部品又は修理された部品と交換されると、交換された部品の不揮発性メモリに格納されている情報と、第2の部品の不揮発性メモリに格納されている情報とを比較し、比較結果に応じて第2の部品の不揮発性メモリに退避されている第1の部品に関する情報を交換された部品の不揮発性メモリに格納して、第1の部品が交換される直前の電子装置の状態を復元する。
上記の比較は、第1の部品に関する情報の比較と、第2の部品に関する情報の比較からなるため、単に第1の部品に関する情報をコピーしただけでは第1の部品の所謂クローン部品を作成することはできない。又、第1の部品の交換時にその不揮発性メモリに格納されているバックアップ(照合用)情報を消去することで、第1の部品の不揮発性メモリに格納されているバックアップ(照合用)情報の第三者への流出を防止可能である。尚、第2の部品は、交換可能である必要はない。
以下に、本発明になる部品情報復元方法、部品情報管理方法及び電子装置の各実施例を、図面と共に説明する。
図1は、本発明になる電子装置の一実施例の要部を示すブロック図である。電子装置の本実施例は、本発明になる部品情報復元方法の一実施例及び本発明になる部品情報管理方法の一実施例を採用する。本実施例では、本発明がコンピュータシステムに適用されている。
図1に示すコンピュータシステム1は、バックパネル(BP)10に接続されたパネルボード11とシステム制御機構ボード(SCFU:System Control Facility Unit)12とを備える。パネルボード11は、装置設定情報を格納するためのもので、FRU(Field Replace Unit)−EEPROM111を有する。他方、SCFU12は、コンピュータシステム1全体を制御するもので、バス121により接続されたCPU122、SDRAM123、FRU−EEPROM124及びFMEM(Flash Memory)125を有する。本実施例ではパネルボード11及びSCFU12がバックパネル10に対して脱着可能であるが、パネルボード11のみがバックパネル10に対して脱着可能であっても良い。つまり、コンピュータシステム1を構成する2以上のボードのうち、少なくとも1つのボードが交換可能であれば良い。交換可能なボードは、FRU−EEPROM等の不揮発性メモリに加え、CPU等のプロセッサを有する構成であっても良い。パネルボード11及びSCFU12は、夫々複数枚バックパネル10に取り付けられてもよい。
パネルボード11のFRU−EEPROM111には、パネルボード11の部品シリアル番号、SCFU12の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号:照合対象となる相手側の部品のシリアル番号)、コンピュータシステム1の装置シリアル番号等のパネルボード11に関する情報が格納されている。部品シリアル番号は、部品単位(この場合、ボード単位)で管理される部品固有のシリアル番号である。装置シリアル番号は、装置単位(この場合、コンピュータシステム単位)で管理される装置(コンピュータシステム)固有のシリアル番号である。これらのシリアル番号は、コンピュータシステム1の設置時等にFRU−EEPROM111に格納される。尚、FRU−EEPROM111には、パネルボード11の交換時に退避を必要とする、コンピュータシステム1に固有な情報等の他の情報が格納されていても良い。コンピュータシステム1に固有な情報には、例えばホスト装置のIDを示すホストID、コンピュータシステム1のモデル情報、コンピュータシステム1のファームウェア動作環境変数等が含まれる。又、上記他の情報は、例えばパネルボード11の交換履歴情報や故障履歴情報等を含んでも良い。FRU−EEPROM111内のSCFUの部品シリアル番号等のSCFU12に関するバックアップ対象の情報は、SCFU12内のFRU−EEPROM124内のSCFUの部品シリアル番号等のSCFU12に関するバックアップ対象の情報が更新される度に退避されると共に、例えばパネルボード11の交換時の保守操作に応答してパネルボード11の交換直前に退避される。
SCFU12のFRU−EEPROM124には、SCFU12の部品シリアル番号、パネルボード11の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号:照合対象となる相手側の部品のシリアル番号)、コンピュータシステム1の装置シリアル番号等のSCFU12に関する情報が格納されている。これらのシリアル番号は、コンピュータシステム1の設置時等にFRU−EEPROM124に格納される。尚、FRU−EEPROM124には、SCFU12の交換時に退避を必要とするファームデータや、ユーザ又はコンピュータシステム1の設置環境によりカストマイズされた情報等の他の情報が格納されていても良い。カストマイズされた情報には、例えば電源復旧モードやリモート電源制御情報、自動電源スケジュール情報、空調待ち時間、電源投入遅延時間、ファン停止延長時間等が含まれる。又、上記他の情報は、例えばSCFU12の交換履歴情報や故障履歴情報等を含んでも良い。FRU−EEPROM124内のパネルボードの部品シリアル番号等のパネルボード11に関するバックアップ対象の情報は、パネルボード11内のFRU−EEPROM111内のパネルボードの部品シリアル番号等のパネルボード11に関するバックアップ対象の情報が更新される度に退避されると共に、例えばパネルボード11の交換時の保守操作に応答してパネルボード11の交換直前に退避される。
例えばパネルボード11を交換する場合、交換直前にFRU−EEPROM111に格納されている情報は、SCFU12のCPU122の制御下、或いは、コンピュータシステム1内の他のプロセッサ(図示せず)の制御下で、SCFU12のFRU−EEPROM124に退避される。又、同様に、パネルボード11の交換直前にFRU−EEPRPOM124に格納されている情報は、SCFU12のCPU122の制御下、或いは、コンピュータシステム1内の他のプロセッサ(図示せず)の制御下で、パネルボード11のFRU−EEPROM111に退避される。
以下の説明では、便宜上、パネルボード11又はSCFU12が交換され、交換後にバックパネル10に接続されているパネルボード又はSCFUはパネルボード11又はSCFU12と同様のハードウェア構成を有するものとする。この場合、コンピュータシステム1は、SCFU12のCPU122の制御下、或いは、コンピュータシステム1内の他のプロセッサ(図示せず)の制御下で、少なくともFRU−EEPROM111内のSCFUの部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)とSCFU12内のFRU−EEPROM124内のSCFUの部品シリアル番号とを比較すると共に、SCFU12内のFRU−EEPROM124内のパネルボードの部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)とFRU−EEPROM111内のパネルボードの部品シリアル番号とを比較し、これら2つの比較結果に基づいて必要に応じてパネルボード11のFRU−EEPROM111内の情報をパネルボード11の交換直前の状態に、或いは、SCFU12のCRU−EEPROM124内の情報をSCFU12の交換直前の状態に復元する復元処理を行う。
尚、上記の2つの比較に加え、FRU−EEPROM111内の装置シリアル番号とFRU−EEPROM124内の装置シリアル番号を比較し、一致した場合にのみ復元処理を行うことが望ましい。この場合、装置シリアル番号の比較結果が一致した場合にのみ上記2つの比較を行うようにすれば良い。
図2は、上記2つの比較結果に応じた復元状態を説明する図である。同図中、ケースC1〜C9は、SCFU12のFRU−EEPROM124に格納されているパネルボードの部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)とパネルボード11のFRU−EEPROM111に格納されているパネルボードの部品シリアル番号の各比較結果N1と、パネルボード11のFRU−EEPROM111に格納されているSCFUの部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)とSCFU12のFRU−EEPROM124に格納されているSCFUの部品シリアル番号の各比較結果N2との組み合わせに応じて生じる場合を示す。又、「=」は比較結果が一致した場合、「≠」は比較結果が不一致の場合、N1が「null」であればSCFU12のFRU−EEPROM124内に部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)が格納されていない場合、N2が「null」であればパネルボード11のFRU−EEPROM111内に部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)が格納されていない場合を示す。
ケースC1の場合、SCFU12のFRU−EEPROM124はパネルボード11の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)を格納しており、且つ、パネルボード11のFRU−EEPROM111はSCFU12の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)を格納しているので、「OK」で示すように正常な状態であるため交換されたパネルボード11又はSCFU12の使用を許可し、シリアル番号以外の情報もFRU−EEPROM111に復元されているとみなす。
ケースC2の場合、SCFU12のFRU−EEPROM124はパネルボード11の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)を格納しているものの、パネルボード11のFRU−EEPROM111はSCFU12の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)とは異なる照合用部品シリアル番号を格納しているので、比較結果N1,N2からではパネルボード11が交換されたのかSCFU12が交換されたのかが判断できないため、「N/A」で示すようにパネルボード11及びSCFU12の使用は禁止する。
ケースC3の場合、SCFU12のFRU−EEPROM124はパネルボード11の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)を格納しているものの、パネルボード11のFRU−EEPROM111は「null」で示すように照合用部品シリアル番号を格納していないので、比較結果N1,N2からではパネルボード11が交換されたのかSCFU12が交換されたのかが判断できないため、「N/A」で示すようにパネルボード11及びSCFU12の使用は禁止する。
ケースC4の場合、SCFU12のFRU−EEPROM124はパネルボード11の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)とは異なる照合用部品シリアル番号を格納しているので、パネルボード11のFRU−EEPROM111はSCFU12の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)を格納しているものの、比較結果N1,N2からではパネルボード11が交換されたのかSCFU12が交換されたのかが判断できないため、「N/A」で示すようにパネルボード11及びSCFU12の使用は禁止する。
ケースC5の場合、SCFU12のFRU−EEPROM124はパネルボード11の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)とは異なる照合用部品シリアル番号を格納しており、且つ、パネルボード11のFRU−EEPROM111はSCFU12の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)とは異なる照合用部品シリアル番号を格納しているので、例えば警告メッセージが出力されてパネルボード11及びSCFU12の使用は禁止され、パネルボード11及びSCFU12を不良品として工場に返却する等の対策が取られる。
ケースC6の場合、SCFU12のFRU−EEPROM124はパネルボード11の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)とは異なる照合用部品シリアル番号を格納しており、パネルボード11のFRU−EEPROM111は「null」で示すように照合用部品シリアル番号を格納していないので、パネルボード11が交換されたと判断でき、自動的にSCFU12のFRU−EEPROM124に格納されているパネルボード11の部品シリアル番号及びSCFU12の部品シリアル番号をパネルボード11のFRU−EEPROM111にパネルボードの部品シリアル番号及び照合用部品シリアル番号として復元する。
ケースC7の場合、SCFU12のFRU−EEPROM124は「null」で示すように照合用部品シリアル番号を格納していないので、パネルボード11のFRU−EEPROM111はSCFU12の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)を格納しているものの、比較結果N1,N2からではパネルボード11が交換されたのかSCFU12が交換されたのかが判断できないため、「N/A」で示すようにパネルボード11及びSCFU12の使用は禁止する。
ケースC8の場合、SCFU12のFRU−EEPROM124は「null」で示すように照合用部品シリアル番号を格納しておらず、パネルボード11のFRU−EEPROM111はSCFU12の部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)とは異なる照合用部品シリアル番号を格納しているので、SCFU12が交換されたと判断でき、自動的にパネルボード11のFRU−EEPROM111に格納されているSCFUの部品シリアル番号及びパネルボード11の部品シリアル番号をSCFU12のFRU−EEPROM124にSCFUの部品シリアル番号及び照合用部品シリアル番号として復元する。
ケースC9の場合、SCFU12のFRU−EEPROM124は「null」で示すように照合用部品シリアル番号を格納しておらず、且つ、パネルボード11のFRU−EEPROM111は「null」で示すように部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)を格納していないので、パネルボード11及びSCFU12が初期状態にあると判断でき、「OK」で示すように正常な状態(初期状態)であるため交換されたパネルボード11の使用を許可し、シリアル番号等の情報をFRU−EEPROM111及びFRU−EEPROM124に格納する初期設定処理を行うことができる。
図3は、SCFU12のCPU122の制御下、或いは、コンピュータシステム1内の他のプロセッサ(図示せず)の制御下で行われる本実施例の処理の一例を説明するフローチャートである。図3に示す処理は、少なくともSCFU12の交換時にFRU−EEPROM124内のSCFU12の部品シリアル番号のFRU−EEPROM111への退避と、少なくともパネルボード11の交換時にFRU−EEPROM111内のパネルボード11の部品シリアル番号のFRU−EEPROM124への退避を行う第1の制御手段(CPU又はプロセッサ)と、SCFU12の交換後にFRU−EEPROM111内の照合用情報をFRU−EEPROM124に復元するか、或いは、FRU−EEPROM124内の照合用情報をFRU−EEPROM111に復元する第2の制御手段(CPU又はプロセッサ)により実行される。
図3において、コンピュータシステム1の電源が投入、又は、電源がオンとされると、ステップS1は、パネルボード11のFRU−EEPROM111に格納されているSCFUの部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)SNr及びパネルボードの部品シリアル番号PNと、SCFU12のFRU−EEPROM124に格納されているパネルボードの部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)PNr及びSCFUの部品シリアル番号SNを読み出す。
ステップS2は、SCFU12のFRU−EEPROM124に格納されているパネルボードの部品シリアル番号(照合用部品番号)PNrとパネルボード11のFRU−EEPROM111に格納されているパネルボードの部品シリアル番号PNとが一致し、且つ、パネルボード11のFRU−EEPROM111に格納されているSCFUの部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)SNrとSCFU12のFRU−EEPROM124に格納されているSCFUの部品シリアル番号SNとが一致するか、或いは、SCFU12のFRU−EEPROM124には部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)が格納されておらず(null状態)パネルボード11のFRU−EEPROM111には部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)が格納されていない(null状態)か否かを判定する。
ステップS2の判定結果がNOであると、ステップS3は、SCFU12のFRU−EEPROM124に格納されているパネルボードの部品シリアル番号(照合用部品番号)PNrとパネルボード11のFRU−EEPROM111に格納されているパネルボードの部品シリアル番号PNとが一致せず、且つ、パネルボード11のFRU−EEPROM111に部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)が格納されていない(null状態)か否かを判定する。
ステップS3の判定結果がNOであると、ステップS4は、パネルボード11のFRU−EEPROM111に格納されているSCFUの部品シリアル番号(照合用部品番号)SNrとSCFU12のFRU−EEPROM124に格納されているSCFUの部品シリアル番号SNとが一致せず、且つ、SCFU12のFRU−EEPROM124に部品シリアル番号(照合用部品シリアル番号)が格納されていない(null状態)か否かを判定する。
ステップS4の判定結果がNOであると、ケースC2,C3,C4,C5,C7のいずれかであるため、ステップS5は、例えばSCFU12とパネルボード11とが整合しない旨の警告メッセージをコンピュータシステム1の表示部(図示せず)出力すると共に、電源投入を抑止し、処理は後述する図4の処理へ進む。このように警告メッセージを出力することで、所謂クローンボードが不正に使用されることを防止できると共に、警告メッセージに対する操作によりユーザ又は保守者の意志を確認した上で後述する如く交換したパネルボード11又はSCFU12の使用を許可することもできる。
他方、ステップS2の判定結果がYESであると、ケースC1又はC9の正常な状態であるため、パネルボード11及びSCFU12の使用を許可することでパネルボード11又はSCFU12のいずれかが交換されていてもその使用を許可する。ケースC1の場合、部品シリアル番号以外の情報があればその情報もFRU−EEPROM111に復元されているとみなす。ケースC9の場合、部品シリアル番号及び部品シリアル番号以外の情報もFRU−EEPROM111に復元可能であるとみなす。
ステップS3の判定結果がYESであると、ケースC6であるため、ステップS6は、自動的にSCFU12のFRU−EEPROM124に格納されているパネルボード11の部品シリアル番号及びSCFU12の部品シリアル番号をパネルボード11のFRU−EEPROM111にパネルボードの部品シリアル番号及び照合用部品シリアル番号として復元し、処理は後述するステップS8へ進む。
ステップS4の判定結果がYESであると、ケースC8であるため、ステップS7は、自動的にパネルボード11のFRU−EEPROM111に格納されているSCFUの部品シリアル番号及びパネルボード11の部品シリアル番号をSCFU12のFRU−EEPROM124にSCFUの部品シリアル番号及び照合用部品シリアル番号として復元し、処理はステップS8へ進む。
ステップS8は、復元するべき部品シリアル番号以外の情報があるとその情報を復元すると共に、SCFU12を再起動する。従って、ケースC6の場合であれば、SCFU12の部品シリアル番号以外のSCFU12に関する情報を必要に応じてパネルボード11のFRU−EEPROM111に復元すると共に、SCFU12を再起動する。又、ケースC8の場合であれば、パネルボード11の部品シリアル番号以外のパネルボード11に関する情報を必要に応じてSCFU12のFRU−EEPROM124に復元すると共に、SCFU12を再起動する。
パネルボード11が交換するべき保守部品である場合、パネルボード11のFRU−EEPROM111に格納されているパネルボード11に関する情報(及び必要に応じて他のバックアップ対象の情報も)は、更新される度にSCFU12のFRU−EEPROM124へ退避されると共に、パネルボード11をコンピュータシステム11から取り外す際に行われる保守操作に応答してFRU−EEPROM124へ退避される。更に、パネルボード11のFRU−EEPROM111に格納されているパネルボード11に関する情報は、ホスト装置等からの更新指示に応答してSCFU12のFRU−EEPROM124へ退避するものであっても良い。FRU−EEPROM111内のパネルボード11に関する情報をSCFU12のFRU−EEPROM124に退避する場合、SCFU12のFMEM125等に一旦格納してからFRU−EEPROM124に退避することも可能である。これらの更新及び退避は、情報の退避先であるSCFU12のCPU122の制御下で行われることが、制御が簡単になって望ましい。
他方、SCFU12が交換するべき保守部品である場合、SCFU12のFRU−EEPROM124に格納されているSCFU12に関する情報(及び必要に応じて他のバックアップ対象の情報も)は、更新される度にパネルボード11のFRU−EEPROM111へ退避されると共に、SCFU12をコンピュータシステム11から取り外す際に行われる保守操作に応答してFRU−EEPROM111へ退避される。更に、SCFU12のFRU−EEPROM124に格納されているSCFU12に関する情報は、ホスト装置等からの更新指示に応答してパネルボード11のFRU−EEPROM111へ退避するものであっても良い。これらの更新及び退避は、本実施例では情報の退避先であるパネルボード11がCPUを有さないので、コンピュータシステム1内のCPUの制御下で行われるが、パネルボード11がCPUを有する場合にはそのCPUの制御下で行われることが、制御が簡単になって望ましい。
図4は、SCFU12のCPU122の制御下、或いは、コンピュータシステム1内の他のプロセッサ(図示せず)の制御下で行われるパネルボード11とSCFU12が不整合の場合の本実施例の処理の一例を説明するフローチャートである。図4に示す処理は、SFCU12の交換時にはFRU−EEPROM124に格納されている照合用情報を消去し、パネルボード11の交換時にはFRU−EEPROM111に格納されている照合用情報を消去する第3の制御手段(CPU又はプロセッサ)により実行される。
図3に示すステップS5の後、図4に示すステップS11が行われる。ステップS11は、パネルボード11を交換したか否かを、保守操作から判定する。この保守操作には、ユーザ又は保守者によるキーボード等の入力部(図示せず)からコンピュータシステム1への入力等が含まれる。パネルボード11が交換されステップS11の判定結果がYESであると、ステップS12では保守操作による装置シリアル番号を入力を促し、装置シリアル番号がユーザ又は保守者により入力部から入力される。ステップS13は、入力された装置シリアル番号とSCFU12のFRU−EEPROM124に格納されている装置シリアル番号とが一致するか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS11へ戻る。他方、ステップS13の判定結果がYESであると、処理は後述するステップS16へ進む。
SCFU12が交換されステップS11の判定結果がNOであると、ステップS14では保守操作による装置シリアル番号を入力を促し、装置シリアル番号がユーザ又は保守者により入力部から入力される。ステップS15は、入力された装置シリアル番号とパネルボード11のFRU−EEPROM111に格納されている装置シリアル番号とが一致するか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS11へ戻る。他方、ステップS13の判定結果がYESであると、処理はステップS16へ進む。
ステップS16は、SCFU12の再起動を行っても良いか否かの再確認をユーザ又は保守者による入力に基づいて行い、判定結果がNOであると処理はステップS11へ戻る。ステップS16の判定結果がYESであると、SCFU12を再起動する。又、ステップS18は、パネルボード11又はSCFU12の交換通知コマンドを出力し、交換するパネルボード11又はSCFU12内のFRU−EEPROMに格納された照合用部品シリアル番号を消去し(null状態とし)、SCFU12をリセットする。これにより、交換するパネルボード11又はSCFU12内のFRU−EEPROMに格納された退避情報(照合用部品シリアル番号)は消去されているので(null状態なので)、交換するパネルボード11又はSCFU12をコンピュータシステム1から取り外した後は、保守部品として扱うことができる。
このように、交換するパネルボード11又はSCFU12のFRU−EEPROMに格納された照合用情報は、コンピュータシステム1から取り外される際に消去されるので、照合用情報が第三者に流出することを防止でき、パネルボード11やSCFU12の所謂クローンボードの作成を防止することができる。
上記実施例では、本発明がコンピュータシステムに適用されているが、本発明はシリアル番号等の部品固有の情報や、場合によってはユーザ又は電子装置の設置環境によりカストマイズされた情報や履歴情報等が格納される不揮発性メモリを搭載した交換可能な部品が複数設けられた電話機、ファクシミリ装置、複写機等の電子装置に同様に適用可能である。又、互いの情報を退避し合う少なくとも2つの部品は、同時に交換される可能性が低い部品に設定することが望ましいことは言うまでもない。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
本発明は、不揮発性メモリを搭載した交換可能な部品を備えたコンピュータシステム、電話機、ファクシミリ装置、複写機等の電子装置に適用可能である。

Claims (16)

  1. 部品固有の情報を格納する不揮発性メモリを搭載した交換可能な第1及び第2の部品を備えた電子装置における部品情報復元方法であって、
    該第1の部品の第1の不揮発性メモリには該第1の部品の部品固有情報を格納すると共に少なくとも該第2の部品の交換時に該第2の部品の部品固有情報を第1の照合用情報として退避し、
    該第2の部品の第2の不揮発性メモリには該第2の部品の部品固有情報を格納すると共に少なくとも該第1の部品の交換時に該第1の部品の部品固有情報を第2の照合用情報として退避し、
    該第1又は該第2の部品の交換後に、該第1の不揮発性メモリに格納された第1の照合用情報と該第2の不揮発性メモリに格納された第2の部品の部品固有情報との比較結果と、該第2の不揮発性メモリに格納された第2の照合用情報と該第1の不揮発性メモリに格納された第1の部品の部品固有情報との比較結果とに基づいて、該第1の照合用情報を該第2の不揮発性メモリに復元するか、或いは、該第2の照合用情報を該第1の不揮発性メモリに復元することを特徴とする、部品情報復元方法。
  2. 該第1及び第2の部品のうち少なくとも一方は、プロセッサを有することを特徴とする、請求項1記載の部品情報復元方法。
  3. 該第1の部品が交換対象であり該第2の部品がプロセッサを有する場合、該該第1の部品の交換時に該第1の部品の部品固有情報を該第2の照合用情報として該第1の不揮発性メモリに退避する処理を該プロセッサの制御下で行うことを特徴とする、請求項1記載の部品情報復元方法。
  4. 該第1の不揮発性メモリは、該電子装置のシリアル番号を該第2の部品の部品固有情報として格納し、該第2の不揮発性メモリは、該電子装置のシリアル番号を該第1の部品の部品固有情報として格納することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の部品情報復元方法。
  5. 該第1の不揮発性メモリに照合用情報が格納されておらず、且つ、該第2の不揮発性メモリに格納された第2の照合用情報と該第1の不揮発性メモリに格納された第1の部品の部品固有情報とが不一致であると、該第1の部品が交換されたと判断して該第2の不揮発性メモリに格納された該第2の部品固有情報を該第1の不揮発性メモリに復元することを特徴とする、請求項1記載の部品情報復元方法。
  6. 該第1の部品の交換時には該第1の不揮発性メモリに格納されている該第1の照合用情報を消去し、該第2の部品の交換時には該第2の不揮発性メモリに格納されている該第2の照合用情報を消去することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項記載の部品情報復元方法。
  7. 部品固有の情報を格納する不揮発性メモリを搭載した交換可能な第1及び第2の部品を備えた電子装置であって、
    該第1の部品の第1の不揮発性メモリには該第1の部品の部品固有情報を格納すると共に少なくとも該第2の部品の交換時に該第2の部品の部品固有情報を第1の照合用情報として退避し、該第2の部品の第2の不揮発性メモリには該第2の部品の部品固有情報を格納すると共に少なくとも該第1の部品の交換時に該第1の部品の部品固有情報を第2の照合用情報として退避する第1の制御手段と、
    該第1又は該第2の部品の交換後に、該第1の不揮発性メモリに格納された第1の照合用情報と該第2の不揮発性メモリに格納された第2の部品の部品固有情報との比較結果と、該第2の不揮発性メモリに格納された第2の照合用情報と該第1の不揮発性メモリに格納された第1の部品の部品固有情報との比較結果とに基づいて、該第1の照合用情報を該第2の不揮発性メモリに復元するか、或いは、該第2の照合用情報を該第1の不揮発性メモリに復元する第2の制御手段とを備えたことを特徴とする、電子装置。
  8. 該第1及び第2の部品のうち少なくとも一方はプロセッサを有し、該プロセッサは該第1及び第2の制御手段のうち少なくとも一方を構成することを特徴とする、請求項7記載の電子装置。
  9. 該第1の部品が交換対象であり該第2の部品がプロセッサを備える場合、該第2の制御手段は該該第1の部品の交換時に該第1の部品の部品固有情報を該第2の照合用情報として該第1の不揮発性メモリに退避する処理を該プロセッサにより行うことを特徴とする、請求項7記載の電子装置。
  10. 該第1の不揮発性メモリは、該電子装置のシリアル番号を該第2の部品の部品固有情報として格納し、該第2の不揮発性メモリは、該電子装置のシリアル番号を該第1の部品の部品固有情報として格納することを特徴とする、請求項7〜9のいずれか1項記載の電子装置。
  11. 該第2の制御手段は、該第1の不揮発性メモリに照合用情報が格納されておらず、且つ、該第2の不揮発性メモリに格納された第2の照合用情報と該第1の不揮発性メモリに格納された第1の部品の部品固有情報とが不一致であると、該第1の部品が交換されたと判断して該第2の不揮発性メモリに格納された該第2の部品固有情報を該第1の不揮発性メモリに復元することを特徴とする、請求項7記載の電子装置。
  12. 該第1の部品の交換時には該第1の不揮発性メモリに格納されている該第1の照合用情報を消去し、該第2の部品の交換時には該第2の不揮発性メモリに格納されている該第2の照合用情報を消去する第3の制御手段を備えたことを特徴とする、請求項7〜11のいずれか1項記載の電子装置。
  13. 夫々着脱可能な複数の部品が取り付けられる電子装置における部品情報管理方法であって、
    前記電子装置からの第1の部品の取り外しに先立って、前記第1の部品に記憶された前記第1の部品に係る部品情報を読み出すステップと、
    前記第1の部品とは異なる第2の部品に、前記第1の部品から読み出された前記部品情報を書き込むステップと、
    を有することを特徴とする部品情報管理方法。
  14. 夫々着脱可能な複数の部品が取り付けられる電子装置における部品情報管理方法であって、
    前記電子装置に第1の部品が取り付けられる際に、前記第1の部品に記憶された部品情報を読み出すステップと、
    前記第1の部品とは異なる、前記電子装置に装着されている第2の部品に記憶された部品情報を読み出すステップと、
    前記第1の部品から読み出された部品情報と、前記第2の部品から読み出された部品情報とを照合するステップと、
    を有することを特徴とする部品情報管理方法。
  15. 複数の着脱可能な部品が取り付けられる電子装置において、
    前記部品が電気的に接続される接続部と、
    第1の部品が前記電子装置から取り外される際に、前記第1の部品に記憶された前記第1の部品に係る部品情報を読み出すと共に、前記第1の装置とは異なる第2の装置に前記第1の部品に係る部品情報を書き込む制御部と、
    を有することを特徴とする、電子装置。
  16. 複数の着脱可能な部品が取り付けられる電子装置において、
    前記部品が電気的に接続される接続部と、
    第1の部品が前記電子装置に装着された際に、前記第1の部品に記憶された部品情報と、前記電子装置に装着されている第2の部品に記憶された部品情報とを照合する制御部と、
    を有することを特徴とする、電子装置。
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