JPWO2007086144A1 - プローブカードおよびその製造方法、ならびにプローブカードのリペア方法 - Google Patents

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Abstract

凹部11を形成した基板1上に薄膜部21を有するプローブピン2を立体的に形成し、そのプローブピン2の基端部にバンプ3を形成し、基板1をフリップチップボンダによって支持してプローブカード基板4側に移動させ、バンプ3を介してプローブピン2をプローブカード基板4のパッド42に接合し、その後、基板1をフリップチップボンダによってプローブカード基板4から離隔する側に移動させ、プローブピン2を薄膜部21の隣接部で破断させて、プローブピン2から基板1を機械的に除去することにより、プローブカード6を製造する。

Description

本発明は、プローブカードおよびその製造方法、ならびにプローブカードのリペア方法に関するものである。
半導体集積回路を有するICデバイス等の電子部品を製造する場合、その製造歩留まりを向上させるために、通常、半導体ウエハの段階(前工程)で集積回路の動作テストを行っている。
そのような試験には通常プローバが使用され、テストヘッドに電気的に接続された多数のプローブピンを備えたプローブカードと被試験半導体ウエハとを近接させて、プローブピンの先端部と半導体ウエハの外部端子とを電気的に接触させ、電気信号の授受を行うことにより、集積回路の動作テストを行っている。
プローブカードを製造する方法として、シリコン等からなるプローブピン形成基板に、所定の形状を有するプローブピンを形成し、そのプローブピンをプローブ基板に接合した後、プローブピン形成基板をエッチングによって除去し、もってプローブ基板に複数のプローブピンが接合されてなるプローブカードを得る方法が知られている(特許文献1)。
特開2002−350465
しかしながら、上記プローブカードの製造方法において、プローブピン形成基板をエッチングによって除去する工程は煩雑であり、時間も要するという問題があった。
また、近年では、集積回路の高密度化およびそれによる電子部品の外部端子の狭ピッチ化に伴って、プローブピンは微小なものとなっている。かかるプローブピンを備えたプローブカードにおいては、一部のプローブピンが変形、破損等した場合であっても、プローブピンは微小なため、手作業で当該プローブピンだけをリペアすることは非常に困難であった。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、容易にプローブカードを製造することのできるプローブカード製造方法、ならびに容易にプローブピンをリペアすることのできるプローブカードおよびプローブカードのリペア方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1に本発明は、基板上にプローブピンを立体的に形成し、プローブカード基板のパッドに、接合材を介して前記基板上のプローブピンを接合し、前記プローブピンから前記基板を機械的に除去することを特徴とするプローブカードの製造方法を提供する(発明1)。
上記発明(発明1)によれば、基板全体をエッチングによって溶解させる必要がなく、プローブピンから基板を短時間で簡単に除去することができ、したがって容易にプローブカードを製造することができる。
上記発明(発明1)においては、前記プローブピンと前記基板とを引き離すことにより、前記プローブピンから前記基板を除去することが好ましい(発明2)。
上記発明(発明1)においては、前記基板を支持装置によって支持しながら、前記基板上のプローブピンを前記プローブカード基板のパッドに接合した後、前記支持装置によって支持している基板を前記プローブカード基板から離隔することにより、前記プローブピンから前記基板を除去することが好ましい(発明3)。
上記発明(発明1)においては、前記プローブピンに、あらかじめ機械的強度の低い部分を形成しておくことが好ましい(発明4)。かかる発明によれば、プローブピンの所望の部分において、プローブピンと基板とを分離することができる。
上記発明(発明4)においては、前記機械的強度の低い部分を、前記プローブピンの薄膜部または孔部によって形成することが好ましい(発明5)。
上記発明(発明5)においては、前記基板に凹部を形成しておき、前記凹部を含むようにして前記プローブピンを形成し、もって前記凹部にプローブピンの薄膜部または孔部を形成することが好ましい(発明6)。通常、プローブピンは金属膜を堆積、パターニングすることにより形成することができるが、基板の凹部を含むようにして金属膜を堆積すると、その凹部にプローブピンの薄膜部または孔部が形成され易い。
上記発明(発明6)においては、前記凹部をエッチングによって形成することが好ましい(発明7)。
上記発明(発明1)においては、前記基板上に複数のプローブピンを前記プローブカード基板のパッドの配列に対応する配列で形成することが好ましい(発明8)。かかる発明によって得られるプローブピン形成基板を使用すれば、複数のプローブピンを同時にプローブカード基板に接合することができるため、プローブカードの製造工程の短縮化を図ることができる。
上記発明(発明8)においては、基板上に、先端部が所定の直線上に並ぶように、一方向から斜めに延びている複数のプローブピンを並列させて形成するとともに、前記基板上または別の基板上に先端部が所定の直線上に並ぶように、他方向から斜めに延びている複数のプローブピンを並列させて形成し、前者のプローブピン群のプローブピンの先端部と後者のプローブピン群のプローブピンの先端部とを交互に配列するようにして、前者のプローブピン群と後者のプローブピン群とをプローブカード基板のパッドに接合するようにしてもよい(発明9)。
上記発明(発明9)によれば、プローブピンの先端部を通常の半分のピッチで配置することができるため、得られるプローブカードは、非常に狭ピッチな外部端子を有する半導体ウエハまたは電子部品に対応することができる。
上記発明(発明1)においては、前記接合材と前記プローブカード基板のパッドとの密着強度を、前記プローブカード基板の基板本体とパッドとの密着強度および前記プローブピンと前記接合材との密着強度よりも小さくすることが好ましい(発明10)。
上記発明(発明10)によれば、一部のプローブピンが変形、破損等してリペアが必要になったときであっても、リペア対象のプローブピンに外力を与えることにより、接合材とともにプローブピンをプローブカード基板のパッドから容易に外すことができ、したがってプローブピンのリペアを容易に行うことができる。
第2に本発明は、プローブカード基板のパッドに、接合材を介してプローブピンが接合されたプローブカードであって、前記接合材と前記プローブカード基板のパッドとの密着強度は、前記プローブカード基板の基板本体とパッドとの密着強度および前記プローブピンと前記接合材との密着強度よりも小さいことを特徴とするプローブカードを提供する(発明11)。
第3に本発明は、プローブカード基板のパッドに、接合材を介してプローブピンが接合されたプローブカードであって、先端部が所定の直線上に並ぶように一方向から斜めに延びている複数の並列しているプローブピンと、同じく先端部が前記所定の直線上に並ぶように他方向から斜めに延び延びている複数の並列しているプローブピンとを備えており、前者のプローブピン群のプローブピンの先端部と後者のプローブピン群のプローブピンの先端部とが交互に配列されていることを特徴とするプローブカードを提供する(発明12)。
第4に本発明は、プローブカード基板のパッドに、接合材を介してプローブピンが接合され、前記接合材と前記プローブカード基板のパッドとの密着強度が、前記プローブカード基板の基板本体とパッドとの密着強度および前記プローブピンと前記接合材との密着強度よりも小さいプローブカードにおけるプローブピンのリペア方法であって、リペア対象であるプローブピンに外力を与えて、前記接合材とともに前記プローブピンを前記プローブカード基板のパッドから外し、その後、別のプローブピンを、接合材を介して前記プローブカード基板のパッドに接合することを特徴とするプローブカードのリペア方法を提供する(発明13)。
上記発明(発明13)においては、マイクロマニュピレータを使用して、前記プローブピンに外力を与えてもよいし(発明14)、シェアテスタを使用して、前記プローブピンに外力を与えてもよい(発明15)。
本発明のプローブカード製造方法によれば、プローブピンから基板を短時間で簡単に除去することができ、したがって容易にプローブカードを製造することができる。また、本発明のプローブカードおよびプローブカードのリペア方法によれば、容易にプローブピンを取り換えることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るプローブカード製造方法の一工程を示す部分断面側面図である。 図2は、同実施形態に係るプローブカード製造方法の一工程を示す部分断面側面図である。 図3は、同実施形態に係るプローブカード製造方法の一工程を示す部分断面側面図である。 図4は、同実施形態に係るプローブカード製造方法で使用する基板およびプローブピンの一部の底面図である。 本発明の一実施形態に係るプローブカードの一部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプローブカードの一部を示す部分断面側面図である。
符号の説明
1…基板
11…凹部
2…プローブピン
21…薄膜部
3…バンプ(接合材)
4…プローブカード基板
41…基板本体
42…パッド
5…支持装置
6…プローブカード
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施形態に係るプローブカード製造方法を示す図である。
最初に、図1に示すように、基板1上にプローブピン2を立体的に形成したものと、プローブ基板4とをそれぞれ製造する。プローブ基板4は常法によって製造することができ、基板本体41の表面にパッド42を備えてなる。かかるプローブ基板4としては、例えば、インピーダンス整合を施したビルドアップ多層基板を使用することができる。
基板1上へのプローブピン2の形成は、例えば、MEMS技術を利用して行うことができる。具体的には、シリコンからなる基板1に、プローブピン2を構成する金属膜を堆積、パターニングすることにより、プローブピン2を立体的に形成することができる。かかる方法によれば、例えば、長さ数百μm、幅60μm、厚さ20μm程度の微小なプローブピン2を形成することができる。
本実施形態では、基板1に凹部11を形成しておき、その凹部11を含むようにしてプローブピン2を製膜する。それによって、プローブピン2は、凹部11において薄膜部になるか、凹部11の深さによっては孔部になる。この薄膜部または孔部に隣接する部分は、プローブピン2において機械的強度の低い部分となる。本実施形態では、一例として、図1〜図4にプローブピン2の薄膜部21を示す。
基板1における凹部11の形成は、エッチングによって行うことが好ましい。凹部11の形状は、図4(a)に示すように、矩形が断続的に並んだものであってもよいし、図4(b)に示すように、直線状になっていてもよい。いずれの場合であっても、凹部11の位置は、プローブピン2がプローブカード基板4に接合される基端部(プローブピン2の先端部と反対側の端部)に隣接する部分とする。
プローブピン2に効果的な薄膜部または孔部を形成するために、基板1における凹部11の深さは、10〜15μmとすることが好ましい。
基板1上には、複数のプローブピン2をプローブカード基板4のパッド42の配列に対応する配列で形成することが好ましい。これにより、複数のプローブピン2を同時にプローブカード基板4に接合することができ、プローブカードの製造工程の短縮化を図ることができる。
ここで、図5に示すようなプローブカード6を製造する場合には、基板1上に、先端部(半導体ウエハや電子部品の外部端子と接触する部分)が所定の直線上に並ぶように、一方向から斜めに延びている複数のプローブピン2を並列させて形成する(この複数のプローブピン2を第1のプローブピン群という。)とともに、上記と同一または別の基板1上に、先端部が所定の直線上に並ぶように、他方向から斜めに延びている複数のプローブピン2を並列させて形成する(この複数のプローブピン2を第2のプローブピン群という。)ことが好ましい。
図1に示すように、プローブピン2の基端部には、接合材としてのバンプ3を形成する。バンプ3の材料としては、例えば、金、金および錫の合金、銀および錫の合金、半田等を使用することができる。なお、このバンプ3は、プローブカード基板4のパッド42側に形成してもよいし、プローブピン2側およびパッド42側の両方に形成してもよい。
なお、プローブピン2の先端部には、半導体ウエハや電子部品の外部端子と接触する突起部を形成することが好ましい。プローブピン2は、この突起部を有することにより、半導体ウエハや電子部品の外部端子に確実に電気的に接続し得るものとなる。かかる突起部は、メッキやジェットプリンティングにより形成することができる。
本実施形態では、図1に示すように、基板1は、支持装置、例えばフリップチップボンダ等によって支持する。フリップチップボンダによれば、支持した基板1を、高い精度で位置制御することが可能である。
次に、図2に示すように、支持装置を駆動して基板1をプローブカード基板4側に移動させ、プローブピン2上のバンプ3をプローブカード基板4のパッド42に接触させる。そして、バンプ3が接着力を発揮する条件にして、バンプ3を介してプローブピン2とプローブカード基板4のパッド42とを接合する。
このとき、バンプ3とパッド42との密着強度Fを、プローブピン2とバンプ3との密着強度Fおよびプローブカード基板4の基板本体41とパッド42との密着強度Fよりも小さくすることが好ましい(図6(a)参照)。このようにすることにより、後述するようにプローブピン2のリペアが容易になる。
バンプ3とパッド42との密着強度Fは、プローブピン2の基端部に形成するバンプ3の大きさ(表面積)、またはバンプ3をプローブカード基板4のパッド42に接合する時の条件、例えば、温度、圧力、超音波出力、それらの時間等を調整することによって制御することができる。
なお、図5に示すようなプローブカード6を製造する場合には、上記第1のプローブピン群のプローブピン2の先端部と第2のプローブピン群のプローブピン2の先端部とを交互に配列するようにして、第1のプローブピン群のプローブピン2と第2のプローブピン群のプローブピン2とをそれぞれプローブカード基板4のパッド42に接合する。
次に、図3に示すように、支持装置を駆動して基板1をプローブカード基板4から離隔する。このとき、本実施形態におけるプローブピン2には薄膜部21が形成されており、薄膜部21に隣接する部分の機械的強度が低くなっているため、プローブピン2はその薄膜部21に隣接する部分、すなわちプローブカード基板4のパッド42に接合したプローブピン2の基端部の端にて破断する。本実施形態によれば、上記のようにして、エッチング等によることなく、基板1をプローブピン2から短時間で機械的に簡単に除去することができる。
なお、上記第1のプローブピン群および第2のプローブピン群を使用した場合には、図5に示すようなプローブカード6が得られる。このプローブカード6においては、先端部が所定の直線上に並ぶように一方向から斜めに延びている複数の並列しているプローブピン2(第1のプローブピン群)と、同じく先端部が上記所定の直線上に並ぶように他方向から斜めに延び延びている複数の並列しているプローブピン2(第2のプローブピン群)とが設けられており、第1のプローブピン群のプローブピン2の先端部と第2のプローブピン群のプローブピン2の先端部とが交互に配列されている。
このようなプローブカード6においては、プローブピン2の先端部を通常の半分のピッチで配置することができるため、上記プローブカード6は、非常に狭ピッチな外部端子を有する半導体ウエハまたは電子部品に対応することができる。
ここで、プローブピン2をプローブカード基板4のパッド42に接合するときに、バンプ3とパッド42との密着強度Fを、プローブピン2とバンプ3との密着強度Fおよびプローブカード基板4の基板本体41とパッド42との密着強度Fよりも小さくした場合には、一部のプローブピンが変形、破損等してリペアが必要になったときであっても、図6(b)に示すように、移動部材7によって、リペア対象のプローブピン2に外力を与えることにより、バンプ3とともにプローブピン2をプローブカード基板4のパッド42から容易に外すことができる。
移動部材7としては、例えば、高精度な位置制御が可能なマイクロマニュピレータやシェアテスタが備えているものを使用することが好ましい。かかる装置によれば、プローブピン2が微小なものであっても、リペア対象のみのプローブピン2をターゲットにして外すことができる。
その後、別のプローブピン2を、バンプ3を介して上記パッド42に接合すればよい。このとき、前述したプローブカード製造方法と同様の方法によってプローブピン2を接合することができる。
上記リペア方法によれば、手作業によることなく、容易にプローブピン2をリペアすることができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、基板1上のプローブピン2に薄膜部または孔部を形成する替わりに、基板1とプローブピン2との間に、両者が引き離され易い材料を形成してもよい。
本発明は、微小なプローブピンを有するプローブカードの製造およびリペアに有用である。

Claims (15)

  1. 基板上にプローブピンを立体的に形成し、
    プローブカード基板のパッドに、接合材を介して前記基板上のプローブピンを接合し、
    前記プローブピンから前記基板を機械的に除去する
    ことを特徴とするプローブカードの製造方法。
  2. 前記プローブピンと前記基板とを引き離すことにより、前記プローブピンから前記基板を除去することを特徴とする請求項1に記載のプローブカードの製造方法。
  3. 前記基板を支持装置によって支持しながら、前記基板上のプローブピンを前記プローブカード基板のパッドに接合した後、前記支持装置によって支持している基板を前記プローブカード基板から離隔することにより、前記プローブピンから前記基板を除去することを特徴とする請求項1に記載のプローブカードの製造方法。
  4. 前記プローブピンに、あらかじめ機械的強度の低い部分を形成しておくことを特徴とする請求項1に記載のプローブカードの製造方法。
  5. 前記機械的強度の低い部分を、前記プローブピンの薄膜部または孔部によって形成することを特徴とする請求項4に記載のプローブカードの製造方法。
  6. 前記基板に凹部を形成しておき、前記凹部を含むようにして前記プローブピンを形成し、もって前記凹部にプローブピンの薄膜部または孔部を形成することを特徴とする請求項5に記載のプローブカードの製造方法。
  7. 前記凹部をエッチングによって形成することを特徴とする請求項6に記載のプローブカードの製造方法。
  8. 前記基板上に複数のプローブピンを前記プローブカード基板のパッドの配列に対応する配列で形成することを特徴とする請求項1に記載のプローブカードの製造方法。
  9. 基板上に、先端部が所定の直線上に並ぶように、一方向から斜めに延びている複数のプローブピンを並列させて形成するとともに、前記基板上または別の基板上に先端部が所定の直線上に並ぶように、他方向から斜めに延びている複数のプローブピンを並列させて形成し、前者のプローブピン群のプローブピンの先端部と後者のプローブピン群のプローブピンの先端部とを交互に配列するようにして、前者のプローブピン群と後者のプローブピン群とをプローブカード基板のパッドに接合することを特徴とする請求項8に記載のプローブカードの製造方法。
  10. 前記接合材と前記プローブカード基板のパッドとの密着強度を、前記プローブカード基板の基板本体とパッドとの密着強度および前記プローブピンと前記接合材との密着強度よりも小さくすることを特徴とする請求項1に記載のプローブカードの製造方法。
  11. プローブカード基板のパッドに、接合材を介してプローブピンが接合されたプローブカードであって、
    前記接合材と前記プローブカード基板のパッドとの密着強度は、前記プローブカード基板の基板本体とパッドとの密着強度および前記プローブピンと前記接合材との密着強度よりも小さいことを特徴とするプローブカード。
  12. プローブカード基板のパッドに、接合材を介してプローブピンが接合されたプローブカードであって、
    先端部が所定の直線上に並ぶように一方向から斜めに延びている複数の並列しているプローブピンと、同じく先端部が前記所定の直線上に並ぶように他方向から斜めに延び延びている複数の並列しているプローブピンとを備えており、前者のプローブピン群のプローブピンの先端部と後者のプローブピン群のプローブピンの先端部とが交互に配列されていることを特徴とするプローブカード。
  13. プローブカード基板のパッドに、接合材を介してプローブピンが接合され、前記接合材と前記プローブカード基板のパッドとの密着強度が、前記プローブカード基板の基板本体とパッドとの密着強度および前記プローブピンと前記接合材との密着強度よりも小さいプローブカードにおけるプローブピンのリペア方法であって、
    リペア対象であるプローブピンに外力を与えて、前記接合材とともに前記プローブピンを前記プローブカード基板のパッドから外し、その後、別のプローブピンを、接合材を介して前記プローブカード基板のパッドに接合する
    ことを特徴とするプローブカードのリペア方法。
  14. マイクロマニュピレータを使用して、前記プローブピンに外力を与えることを特徴とする請求項13に記載のプローブカードのリペア方法。
  15. シェアテスタを使用して、前記プローブピンに外力を与えることを特徴とする請求項13に記載のプローブカードのリペア方法。
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