JPWO2007060908A1 - 回転電機におけるアーマチュアおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

整流子変数がスロット数の二倍に設定される回転電機において、アーマチュアに巻装されるコイルを、磁気バランスがよくなるように巻装する。任意の整流子片8bと、該整流子片8bと周回り方向一方に隣接する整流子片8bとに導通する第一巻線12を、一方の磁極となる永久磁石3に対向するスロット6d間に巻き方向を正巻として巻装するとともに、同極となる永久磁石3に対向するスロット6d間に正巻として巻装して二つのコイル13を形成し、前記任意の整流子片8bと周回り方向他方に隣接する整流子片8bに導通する第二巻線12を、他方の磁極に対向するスロット6d間に巻き方向を逆巻として巻装するとともに、同極となる永久磁石3に対向するスロット間6dに逆巻として巻装し、再度最初の6d間にもどり、都合て二つのコイル13を形成する構成とする。

Description

本発明は、車両等に搭載される回転電機におけるアーマチュアおよびその製造方法の技術分野に属するものである。
一般に、この種回転電機としては、内周面に複数対の永久磁石により磁極が設けられたヨークと、コアの外周に軸方向に長く、かつ、周回り方向に複数のスロットを形成し、所定の間隙を存したスロット間に巻装される巻線を隣接する整流子片に導通してなるコイルが複数形成されたアーマチュアと、磁極が設けられたヨークとを備えて構成された電動モータが知られている。このような電動モータにおいて、高トルク、かつ、小型化が要求される場合、永久磁石の対数を増やして電動モータを多極化することや、整流子片やスロットの数を多くすることで対応している。ところで、このような電動モータにおいて、コイルの端部が巻回、接続される整流子片と、コイル巻装位置とを軸方向に略対向する状態で重巻した場合、磁気のアンバランスが生じて、トルクリップル等に基づく振れ回りが生じてしまうことが知られている。
この改善策として、整流子片の数をスロットの倍数に設定するとともに、任意の整流子片と、該整流子片の周回り方向一方に隣接する整流子片とに導通する第一巻線を、一方の磁極に対向するスロット間に巻き方向を正巻として巻装し、前記任意の整流子片と、該整流子片の周回り方向他方に隣接する整流子片に導通する第二巻線を、他方の磁極に対向するスロット間に巻き方向を逆巻として巻装するように構成し、これによって、磁気バランスを向上させるようにしたものが提唱されている(たとえば、特許文献1)。
WO2005/036724
ところが、前記従来のものでは、例えば、1番整流子片に形成された(1番)ライザに懸け回された巻線を、一方の磁極に対向するスロット間において正巻に巻装してコイルを形成し、巻線をスロット間から引き出して2番整流子片の(2番)ライザに懸け回し、他方の磁極に対向するスロット間に引き込んで逆巻に巻装してコイルを形成し、その後、巻線をスロット間から引出して3番整流子片の(3番)ライザに懸け回すという巻装作業を順次行う構成となる。さらにこのものでは、整流子片の数がスロット数の二倍に設定されているため、巻線が引き出される整流子片と、該引き出された巻線が巻装されるスロット間の周回り方向における位置とが大きく離れ、ライザへの懸回がし難くなることがある。このため、整流子片のライザとスロットとのあいだに前記巻線(所謂渡り線)が混み合ってしまい、該部位に巻き太りが発生するばかりでなく、巻装作業がやりにくくなって作業性が劣るという問題がある。そのうえ、ライザの近傍で巻線が重なり合うことも想定され、このようになると、ヒュージング不良、コイルショート等の不具合が生じる惧れがあって問題があり、これらに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、少なくとも二対の磁極を設けたヨークに、隣接する整流子片に導通する巻線を任意のスロット間に予め設定される巻き回数で巻装してなるコイルが周回り方向に複数形成されたアーマチュアを軸承した回転電機において、スロット数を、整流子片の数の半分とし、任意の整流子片と、該整流子片の周回り方向一方に隣接する整流子片とに導通する第一巻線を、一方の磁極に対向するスロット間に巻き方向を正巻として巻装し、前記任意の整流子片と、該整流子片の周回り方向他方に隣接する整流子片に導通する第二巻線を、他方の磁極に対向するスロット間に巻き方向を逆巻として巻装してコイルを形成するにあたり、第一、第二巻線のうち、少なくとも一方の巻線は、同極となる全ての磁極に対向するスロット間に、所定の巻き方向で、かつ、各スロット間に巻装される巻き回数の和が前記設定される巻き回数となるよう巻装して複数のコイルを形成し、第一巻線が引き出されるスロットと、第二巻線が引き込まれるスロットとが、第一、第二巻線が導通する整流子片の周回り方向両側に位置するようにした回転電機におけるアーマチュアである。
請求項2の発明は、同極となる全ての磁極に対向するスロット間に巻装されて複数のコイルを形成する第一および/または第二巻線は、スロットの整流子片配設側とは反対の端部において引き回されている請求項1に記載の回転電機におけるアーマチュアである。
請求項3の発明は、少なくとも二対の磁極を設けたヨークに、隣接する整流子片に導通する巻線を任意のスロット間に予め設定される巻き回数で巻装してなるコイルが周回り方向に複数形成されたアーマチュアを軸承した回転電機において、スロット数を、整流子片の数の半分とし、任意の整流子片と、該整流子片の周回り方向一方に隣接する整流子片とに導通する第一巻線を、一方の磁極に対向するスロット間に巻き方向を正巻として巻装し、前記任意の整流子片と、該整流子片の周回り方向他方に隣接する整流子片に導通する第二巻線を、他方の磁極に対向するスロット間に巻き方向を逆巻として巻装してコイルを形成するにあたり、第一、第二巻線のうち、少なくとも一方の巻線は、同極となる全ての磁極に対向するスロット間に、所定の巻き方向で、かつ、各スロット間に巻装される巻き回数の和が前記設定される巻き回数となるようにしながら巻装して複数のコイルを形成して、第一巻線が引き出されるスロットと、第二巻線が引き込まれるスロットとが、第一、第二巻線が導通する整流子片の周回り方向両側に位置するようにした回転電機におけるアーマチュアの製造方法。
請求項4の発明は、同極となる全ての磁極に対向するスロット間に巻装されて複数のコイルを形成する第一および/または第二巻線は、スロットの整流子片配設側とは反対の端部において引き回されている請求項3に記載の回転電機におけるアーマチュアの製造方法である。
請求項1または3の発明とすることにより、磁気バランスが一層向上し、しかも、整流子片とスロットとのあいだの巻線が混雑するのが低減され、巻線の整流子片への固定が、簡単、かつ、確実に行うことができる。
請求項2または4の発明とすることにより、整流子片とスロットとのあいだの巻線の混雑を一層低減できる。
電動モータの一部切欠き断面側面図である。 図2(A)、(B)はそれぞれアーマチュアからコイルを外した状態の正面図、側面断面図である。 図3(A)、(B)、(C)はそれぞれ基端側インシュレータの正面図、断面図、背面図である。 コイルの巻装状態を説明するアーマチュアの正面断面図である。 コイルと整流子片との位置関係を説明するための展開パターン説明図である。 コイルと整流子片との位置関係を説明するための展開パターン説明図である。第二の実施の形態におけるコイルと整流子片との位置関係を説明するための展開パターン説明図である。 第二の実施の形態におけるコイルの巻装状態を説明するアーマチュアの正面断面図である。 第二の実施の形態におけるコイルと整流子片との位置関係を説明するための展開パターン説明図である。 第三の実施の形態におけるコイルと整流子片との位置関係を説明するための展開パターン説明図である。
符号の説明
1 電動モータ
4 アーマチュア
6 コア材
6s スロット
8 コンミテータ
8b 整流子片
8c ライザ
12 巻線
13 コイル
次ぎに、本発明の第一の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図中、1は車両に搭載する電装品の駆動源となる電動モータ(回転電機)であって、該電動モータ1を構成する有底筒状に形成されたヨーク(モータハウジング)2の内周面には周回り方向に二対のN、S極が形成されるべく永久磁石3が固定され、これによって、同極同士が径方向に対向する四極型の電動モータ1に構成されている。4はアーマチュアであって、該アーマチュア4を構成するアーマチュア軸5には、リング状板材であるコア材6を複数枚積層して構成されたアーマチュアコア7が一体的に外嵌されており、さらに、アーマチュアコア7の先端部に位置してコンミテータ(整流子)8が外嵌固定されている。そして、アーマチュア軸5は、基端部がヨーク2に軸受2aを介して軸承されており、ヨーク2内において回動自在となるように内装されている。また、ヨーク2の開口端にはカバー2bが一体的に設けられるが、該カバー2bに設けた軸受2cより、アーマチュア軸5の先端部が軸承されている。そして、カバー2bとヨーク2とのあいだには、ホルダステー9が挟持状に支持されており、該ホルダステー9には、周回り方向四箇所に位置してブラシホルダ9aが形成され、該ブラシホルダ9aにそれぞれブラシ9bが出没自在に内装されており、該ブラシ9bの突出先端部(内径側先端部)がコンミテータ8に弾圧状に当接(接触)することによって、外部からの電源がブラシ9bを介してコンミテータ8に供給されるように構成されており、これらの基本構成は従来通りとなっている。
さて、前記アーマチュアコア7を構成するコア材6は、アーマチュア軸5に一体的に外嵌する内径を有した第一コア材6aと、該第一コア材6aよりも大径な内径を有した第二コア材6bとの二種類が用いられており、第一コア材6aの軸方向両端部に第二コア材6bを積層することにより、第二コア材6b内径部位とアーマチュア軸5とのあいだに空隙部を形成するようにしている。前記第一、第二コア材6a、6bの外周部には、それぞれT字形のティース6cが周回り方向に十個形成されており、これによって、アーマチュアコア7の外周には、隣接するティース6cのあいだに軸芯方向に凹設された蟻溝状のスロット6dが、軸方向に長く、かつ、周回り方向に十個形成されている。
さらに、アーマチュアコア7は、軸方向先端側と基端側とに位置して一対インシュレータ10、11がそれぞれ一体的に設けられるが、これらインシュレータ10、11は、第二コア材6bと略同形状に形成されており、コア材6の複数枚のティース6cの側片に外嵌する側片10a、11aが形成されている。さらに、本実施の形態では、これらインシュレータ10、11のうち、コンミテータ8側とは反対側となる基端側に位置する第二コア材6bに沿って配される基端側インシュレータ11は、基端側に延出する筒状の規制片11cが一体に形成されている。
一方、前記コンミテータ8はアーマチュア軸5に外嵌するリング状体8aの周面に、導電性長板材で構成された複数の整流子片8bを、互いに絶縁する状態で周回り方向並列状に配して構成されるが、整流子片8bは、スロット6dの数の倍である二十個が設けられており、これによって、電動モータ1は、四極、十スロット6d、二十整流子片8bに構成されている。さらに、各整流子片8bのアーマチュアコア7側の端部には、ライザ8cがそれぞれ形成されているが、これら各ライザ8cは、外径方向に突出し、該突出端部がコンミテータ側に折り返し状に折曲された形状に形成されている。
ところで、アーマチュアコア7の基端側に設けられたインシュレータ11に形成された規制片11cは、コンミテータ8のライザ8cの外径部位に対向して形成されており、後述するように、アーマチュアコア7のティース6cに巻線12を巻装してコイル13を形成する場合に、スロット6dのあいだの渡り線14(スロット6dのあいだを引き回される巻線12)を規制片11cに沿って引き回すように構成され、これによって、アーマチュア軸5の基端側における渡り線14がライザ8cに対向する部位(内径側部位)において引き回されることがないように構成されている。
そして、前記アーマチュアコア7の任意の箇所に位置し、かつ所定間隔を存するスロット6d間に、エナメル被覆の巻線12を後述する巻装手順により巻装することで、アーマチュアコア7の外周に20個のコイル13が巻装されるように構成されている。これら各コイル13の巻き始め端部と巻き終り端部となる巻線12は、各対応する整流子片8bのライザ8cに懸回され(フッキングされ)、該懸回された巻き始め端部および巻き終り端部となる巻線12を、ライザ7c部位(懸回部位)においてフュージングすることで整流子片8bと巻線12、即ち、対応するコイル13との導通がなされるように構成されている。
次に、コイル13の巻装手順について、図4〜6に基づいて説明する。
ここで、アーマチュア4の整流子片8bが二十個設けられるのに対し、スロット6dを、整流子片8bの半数である十個設けるものにおいて、該アーマチュア4に対し通常汎用される重ね巻きを実施した場合、巻線を、一つのスロットをあいだにおいたスロット間に巻装することにより、任意の整流子片を基準として両側部に隣接する整流子片にそれぞれ導通して形成される一対のコイルは、巻装方向が同じ状態のものになっている。これに対し、本発明のものでは、任意の整流子片8bを基準として両側部に隣接する整流子片8bにそれぞれ導通するように形成される一対のコイル13は、巻装方向が一方は正巻状、他方は逆巻状に巻装されたものが形成されるように設定されている。
尚、図4はアーマチュアコア7に巻線12を巻装する手順を説明する断面図であって、このようにして形成されたコイル13断面における巻線12の巻き方向が●印と×印とにより示されている。因みに、●印は、図面奥から手前側に向く巻線方向を示し、×印は、図面手枚から奥側に向く巻線方向を示す。また、図5は、巻線12が跨ぐスロット6dの位置をコイル13上方の符号で示し、コイル13の位置と、該コイル13に導通する整流子片8b(ライザ8c)との位置関係を説明するためのパターン説明図である。さらに、図6は整流子片8b、スロット6d、コイル13との位置関係を説明するためにアーマチュア4を展開した図面となっており、隣接するティース6cとのあいだの空隙がスロット6dに相当している。
これらの図面において、各ライザ8cには1〜20の番号を附し、各スロット6dにはI〜Xの番号を附し、巻装される二十個のコイル13には、それぞれ巻線12が跨ぐスロット番号を基準とする符号を附して説明する。
つまり、本実施の形態のアーマチュア4に巻装されるコイル13は、巻線12を、一個のスロット6dをあいだにおいたスロット6d間に、総巻回数Mとなるように構成されている。具体的には、巻線12の一端を、1番ライザに導通する状態で巻き始めた場合、該1番ライザ8cに懸け回された巻線12は、III番スロット6dをあいだにおく状態でII−IV番スロット6d間において、総巻回数Mを奇数とした場合では(M/2−0.5)回、総巻回数Mを偶数とした場合では(M/2−1)または(M/2)回巻装して正巻III番コイル13を形成する。続いて、巻線12を、II番スロット6dより(アーマチュア軸5)軸方向基端側(反コンミテータ8側)に引き出し、該II番スロット6dからIX番スロット6dの基端側へ引き回すことにより渡り線14を形成し、該IX番スロット6dより軸方向先端側に引き出し、この状態から続けてVIII番スロットをあいだにおく状態でIX−VII番スロット6d間において、総巻回数Mを奇数とした場合では(M/2−0.5)回、総巻回数Mを偶数とした場合では(M/2)または(M/2−1)回(12または11回)回巻装して、前記正巻III番コイル13とは径方向に対向する周回り位置に位置する正巻VIII番コイル13を形成し、これを、IX番スロット6dから先端側に引き出して20番ライザ8cに懸け回す。因みに、1番ライザ8cから引き出されて正巻III番、II番スロット6dからIX番スロット6dへ引き回される渡り線14、正巻VIII番コイルを形成して20番ライザ8cに懸け回される巻線12が本発明の第一巻線に相当する。
続いて、20番ライザから引き出された巻線12をI番スロット6dに引き込み、X番スロット6dをあいだにおく状態でI−IX番スロット6d間において、総巻回数Mを奇数とする場合では(M/2−0.5)回、総巻回数Mを偶数とする場合では(M/2−1)回巻装して逆巻X番コイル13を形成した後、これを、I番スロット6dにおける軸方向基端側に引き出し、該I番スロット6dからIV番スロット6dの基端側に引き回して渡り線14を形成し、この状態から巻線をV番スロット6dをあいだにおく状態でIV−VI番スロット6d間において、総巻回数Mを奇数とした場合では(M/2−0.5)回、総巻回数Mを偶数とする場合では(M/2)回巻装して、前記逆巻X番コイルとは径方向に対向する周回り位置に位置する逆巻V番コイル13を形成し、VI番スロット6dの基端側に引き出された巻線12を渡り線14としてX番コイル13を構成するIX番スロット6d側に引き回し、IX番スロット6dの先端側に引き出した巻線12を、19番ライザ8cに懸け回す。因みに、20番ライザ8cから引き出されて、逆巻X番コイル13、I番スロット6dからIV番スロット6dへ引き回される渡り線14、逆巻V番コイル13、VI番スロット6dからIX番スロット6dへ引き回される渡り線14、IX番スロット6dから引き出して19番ライザ8cに懸け回される巻線12が本発明の第二巻線に相当する。
このように巻装することにより、20番ライザ8cを基準として、周回り方向一方に隣接する整流子片8cとのあいだ(1番と20番)に導通する正巻III番コイル13と正巻VIII番コイル13が例えば永久磁石3に対向したとき、周回り方向他方に隣接する整流子片8cとのあいだ(20番と19番)に導通する逆巻X番コイルと逆巻V番コイルとはS極に対向した状態となり、20番ライザ8cを介してこれらコイル13に電源供給がなされたとき、これらのコイル13がそれぞれの全ての極に対応して励磁し、磁気バランスが一層優れるように設定されている。
さらに、19番ライザ8cから引き出された巻線12は、正巻II番コイル13、正巻VII番コイル13を形成して18番ライザ8cに引き込まれ(フッキングされ)、18番ライザ8cから引き出された巻線12は、逆巻IX番コイル13、逆巻IV番コイル13を形成し、そして、逆巻IX番コイル13に戻ってから17番ライザ8cに引き込まれる。続いて、17番ライザ8cから引き出された巻線12は、正巻I番コイル13、正巻VI番コイル13を形成して16番ライザ8cに引き込まれ、16番ライザ8cから引き出された巻線12は、逆巻VIII番コイル13、逆巻III番コイル13を形成し、そして、逆巻VIII番コイル13に戻ってから15番ライザ8cに引き込まれるというように、図5に示されるような巻装手順で巻装されるように設定されている。尚、図5、8、9は、コイル13を表すパターン図の上方に、コイル13の番号を矢印を用いて示すことによりコイル13の形成順位が表示されている。
ここで、本実施の形態では、アーマチュアコア7に対し、ダブルフライヤーを用いて巻線12を巻装するように構成されており、1番ライザ8cと11番ライザ8cとに巻線12を懸け回し、点対称状態で巻線12を巻装するように構成されている。従って、11番ライザ8cから引き出された巻線12は、正巻VIII番コイル13、正巻III番コイル13を形成して10番ライザ8cに引き込まれ、10番ライザ8cから引き出された巻線12は、逆巻V番コイル13、逆巻X番コイル13を形成し、そして、逆巻V番コイル13に戻ってから9番ライザ8cに引き込まれる。続いて、9番ライザ8cから引き出された巻線12は、正巻VII番コイル13、正巻II番コイル13を形成して8番ライザ8cに引き込まれ、8番ライザ8cから引き出された巻線12は、逆巻IV番コイル13、逆巻IX番コイル13を形成し、そして、逆巻IV番コイル13に戻ってから7番ライザ8cに引き込まれるというように、図5に示されるような巻装手順で巻装されるように設定されている。
これによって、任意のスロット6d間にはM回巻装されたコイル13が二個づつ形成されることになり、従来のコイルと同様のコイル巻装状態となるように設定されている。
そして、本実施の形態のものでは、任意のライザ8c(整流子片8b)を基準として、周回り方向一方に隣接するライザ8cに接続する第一巻線12と、周回り方向他方に隣接するライザ8cに接続する第二巻線12とは、それぞれ、同極となる全ての磁極(永久磁石3)に対向する部位に位置して直列接続されるコイル13を形成する構成となっている。これによって、前述したように、磁気バランスが優れるとともに、図4、6に示すように、巻線12が引き出される任意のスロット6dと、該引き出された巻線12が懸回するライザ8cと、該ライザ8cから引き出された巻線が引き込まれるスロット6dとの位置関係が、ライザ8c形成位置を基準として、巻線12が引き出されるスロット6dと巻線が引き込まれるスロット6dとが周回り方向反体方向となり、しかも、ライザ8cの近傍に位置することになり、ライザ8cに巻線12を懸回する場合に、ライザ8cとスロット6dとのあいだに巻線12が混み合うようなことがなく、そのうえ、巻線12を、ライザ8cの基端側で交差させる状態となる所謂αフックとして懸回させることができるように構成されている。
また、このように巻線12を巻装する場合に、任意のライザ8cとそれに隣接するライザ8cに導通されて、直列接続される複数のコイル13を形成するにあたり、巻線12を、一方のコイル13を構成するためのスロット6dから他方のコイル13を構成するためのスロット6dへ引き回すための渡り線14を、スロット6dのコンミテータ8側(軸方向先端側)ではなく、軸方向基端側において引き回す構成としており、この場合に、アーマチュアコア7の軸方向基端側に設けられた基端側インシュレータ11に規制片11cが形成されており、該規制片11cの外径側に沿って巻線12を引き回すことにより、巻線12が規制片11cよりも内径側、つまり、アーマチュア軸5側にずれ込むことがないようにしている。
また、このものでは、ライザ8cは外径方向に延出する形状となっており、ライザ8cに懸回された巻線12を導通するためのヒュージング作業は、ヒュージング用の装置を、径方向に延出するライザ8cに対し直交する状態となるよう軸方向先端側と基端側とから挿し込み、ライザ8cの表裏を挟み込むようにして行われる。この場合に、軸方向基端側において、アーマチュアコア7にはライザ8cの外径側に位置して規制片11cが形成されたインシュレータ11が設けられていて、コイル13からコイル13へ引き回される渡り線14は規制片11cによりこれより内側に巻かれてしまうことはなく、ヒュージング作業が円滑、かつ、容易に行えるように構成されている。
叙述の如く構成された本形態において、前述したように、ヨーク2は四極を構成している一方、アーマチュア4に巻線12を巻装するにあたり、アーマチュア4に設けられる整流子片8bは二十個であるのに対し、アーマチュアコア7の外周に形成されるスロット6dは十個のものになっていて、任意の整流子片8bを基準として周回り方向一方側に隣接する整流子片8bに導通する第一巻線12と、周回り方向他方側に隣接する整流子片8bに導通する第二巻線12とにより形成されるコイル13は、互いに異極に対向せしめられ、かつ、一方は正巻、他方は逆巻のコイル13として巻装され、しかも、全ての永久磁石3の対向部位に位置するべく二つづつ形成されている。これによって、磁気のバランスの一層の向上を図ることができ、トルクリップル等に基づく振れ回りの低減がなされ、低振動、低騒音で、かつ、優れた性能を有した回転電機とすることができる。
そのうえ、このものでは、任意のライザ8cから周回り方向に隣接するライザ8cに導通する巻線12を、同極となる磁極に対向するスロット6d間に巻装してコイル13を複数形成する構成となっており、巻線12が引き出される任意のスロット6dと、該引き出された巻線12が懸回するライザ8cと、該ライザ8cから引き出された巻線が引き込まれるスロット6dとの位置関係が、ライザ8cの周回り方向両方向で、かつ、ライザ8cの近傍に両スロット6dが位置する関係となるように引き出されており、しかもこの状態が規則的になされている。これによって、ライザ8c(コンミテータ8)とスロット6d(アーマチュアコア7)とのあいだに巻線12が混み合うことを回避でき、巻き太りを防止し、巻装作業を容易にすることができる。そのうえ、ライザ8cへの巻線12の懸回をαフックとすることが容易にできるので、ライザ8cへの巻線12の固定が簡単になるうえ、一層確実になり、ヒュージング作業を円滑に行うことができる。
さらに、このものにおいて、一対のライザ8cに導通するコイル13を複数形成する構成であるため、スロット6dの一端部において巻線12を引き回すことになるが、このものでは、スロット6dのコンミテータ8配設部位とは反対側の端部において巻線12を引き回す構成としたので、コンミテータ8とアーマチュアコア7とのあいだの巻線12の混雑を一層解消することができ、信頼性の高いアーマチュア4とすることができる。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、図7、8に示す第二の実施の形態のように構成することができる。
前記第二の実施の形態における電動モータ1は、前記第一の実施の形態と同様に四極、十スロット6d、二十整流子片8bの電動モータに構成されている。そして、このものでも各コイル13の総巻装回数をMとして形成するが、この場合に、1番ライザ8cに懸け回されてII番スロット6dに引き込まれる第一巻線12については、前記第一の実施の形態と同様であり、III番スロット6dをあいだにおく状態でII−IV番スロット6d間において、総巻回数Mを奇数とした場合では(M/2−0.5)回、総巻回数Mを偶数とした場合では(M/2−1)または(M/2)回巻装して正巻III番コイル13を形成する。続いて、巻線12を、II番スロット6dにおける(アーマチュア軸5)軸方向基端側(反コンミテータ8側)に引き出し、該II番スロット6dからIX番スロット6dの基端側において渡り線14を形成し、該IX番スロット6dの先端側に引き出し、この状態から巻線12をVIII番スロットをあいだにおく状態でIX−VII番スロット6d間において、総巻回数Mを奇数とした場合では(M/2−0.5)回、総巻回数Mを偶数とした場合では(M/2)または(M/2−1)回巻装して正巻VIII番コイル13を形成し、IX番スロット6dから先端側に引き出された巻線12が20番ライザ8cに懸け回されている。
そして、20番ライザから引き出された第二巻線12は、I番スロット6dに引き込まれ、X番スロット6dをあいだにおく状態でI−IX番スロット6d間においてM回巻装して逆巻X番コイルを形成し、IX番スロット6dの先端側に引き出して19番ライザ8cに懸け回すように設定されており、第二巻線12については、一対の整流子片8bに導通するコイル13は一つだけ形成されるように構成されている。
そして、このものにおいても、第一巻線12については、同極となる磁極の全てに対向してコイル13が巻装する構成としたので磁気バランスを優れたものにできる。さらに、この場合でも、第一、第二巻線12が導通するライザ8cを基準としたとき、第一巻線12が引き出されるスロット6dと、第二巻線12が引き込まれるスロット6dとが、周回り方向両方向に位置する構成となるので、ライザ8cとスロット6dとのあいだに巻線が混み合うことがなく、巻き太りを防止し、巻装作業を容易にでき、ライザ8cへの巻線12の懸回(フッキング)を容易にαフックとすることができ、巻線12が確実にライザ8cに固定されてヒュージング作業を円滑にできる。
つぎに、図9に示す第三の実施の形態について説明する。
このものは、スロット6dに対し整流子片8bが二倍あることから、径方向に対向する位置関係にある整流子片8bは等価となり、任意の整流子片8bに隣接する整流子片8bを等価となる整流子片8bに置き換えてコイル13を形成したものである。
この場合では、各コイル13の総巻装回数をMとしたとき、1番ライザ8cと等価である11番ライザ8cから引き込まれる第一巻線12は、VIII番スロット6dをあいだにおく状態でVII−IX番スロット6d間において、総巻回数Mを奇数とした場合では(M/2−0.5)回、総巻回数Mを偶数とした場合では(M/2−1)または(M/2)回巻装して正巻VIII番コイル13を形成した後、巻線12を、VII番スロット6dにおける(アーマチュア軸5)軸方向基端側(反コンミテータ8側)に引き出し、該VII番スロット6dからIV番スロット6dの基端側に引き回して渡り線14を形成し、該IV番スロット6dの先端側に引き出し、この状態から巻線12をIII番スロット6dをあいだにおく状態でIV−II番スロット6d間において、総巻回数Mを奇数とした場合では(M/2−0.5)回、総巻回数Mを偶数とした場合では(M/2)または(M/2−1)回巻装して正巻III番コイル13を形成し、II番スロット6dの基端側からIX番スロット6dの基端側に引き回し、該IX番スロット6dの先端側に引き出した状態から20番ライザ8cに懸け回されている。
そして、20番ライザから引き出された第二巻線12は、I番スロット6dに引き込まれ、X番スロット6dをあいだにおく状態でI−IX番スロット6d間において、総巻回数Mを奇数とする場合では(M/2−0.5)回、総巻回数Mを偶数とする場合では(M/2−1)回巻装して逆巻X番コイル13を形成し、I番スロット6dの基端側に引き出したものをIV番スロット6dの基端側に引き回して渡り線14を形成し、V番スロット6dをあいだにおいたIV−VI番スロット6d間において逆巻V番コイル13を巻装し、IV番スロット6dの先端側に引き出した第二巻線を19番ライザ8cと等価となる9番ライザ8cに懸け回すように設定されており、以降、図9に示す順で巻装されている。
そして、このものにおいても、第一、第二巻線12がともに、同極となる磁極の全てに対向してコイル13が巻装する構成としたので磁気バランスが優れたものにできる。さらに、この場合でも、第一、第二巻線12が導通するライザ8cを基準としたとき、周回り方向一方に隣接するライザ8cと等価となるライザ8cに導通する第一巻線12が引き出されるスロット6dと、周回り方向他方に隣接するライザ8cと等価となるライザ8cに導通する第二巻線12が引き込まれるスロット6dとが、周回り方向両方向に位置する構成となるので、ライザ8cとスロット6dとのあいだに巻線が混み合うことがなく、巻き太りを防止し、巻装作業を容易にでき、ライザ8cへの巻線12の懸回を容易にαフックすることができ、巻線12が確実にライザ8cに固定されてヒュージング作業を円滑にできる。
本発明は、車両等に搭載される回転電機におけるアーマチュアおよびその製造方法に有用であって、アーマチュアに巻線を巻装するにあたり、アーマチュアに設けられる整流子片を20個、スロットを10個とし、さらに、隣接するコイルを互いに異極に対抗せしめて、一方を正巻、他方を逆巻とすることで、磁気バランスが一層向上し、しかも、整流子片とスロットとのあいだの巻線が混雑するのが低減され、巻線の整流子片への固定が、簡単、かつ、確実に行うことができる。

Claims (4)

  1. 少なくとも二対の磁極を設けたヨークに、隣接する整流子片に導通する巻線を任意のスロット間に予め設定される巻き回数で巻装してなるコイルが周回り方向に複数形成されたアーマチュアを軸承した回転電機において、スロット数を、整流子片の数の半分とし、任意の整流子片と、該整流子片の周回り方向一方に隣接する整流子片とに導通する第一巻線を、一方の磁極に対向するスロット間に巻き方向を正巻として巻装し、前記任意の整流子片と、該整流子片の周回り方向他方に隣接する整流子片に導通する第二巻線を、他方の磁極に対向するスロット間に巻き方向を逆巻として巻装してコイルを形成するにあたり、第一、第二巻線のうち、少なくとも一方の巻線は、同極となる全ての磁極に対向するスロット間に、所定の巻き方向で、かつ、各スロット間に巻装される巻き回数の和が前記設定される巻き回数となるよう巻装して複数のコイルを形成し、第一巻線が引き出されるスロットと、第二巻線が引き込まれるスロットとが、第一、第二巻線が導通する整流子片の周回り方向両側に位置するようにした回転電機におけるアーマチュア。
  2. 同極となる全ての磁極に対向するスロット間に巻装されて複数のコイルを形成する第一および/または第二巻線は、スロットの整流子片配設側とは反対の端部において引き回されている請求項1に記載の回転電機におけるアーマチュア。
  3. 少なくとも二対の磁極を設けたヨークに、隣接する整流子片に導通する巻線を任意のスロット間に予め設定される巻き回数で巻装してなるコイルが周回り方向に複数形成されたアーマチュアを軸承した回転電機において、スロット数を、整流子片の数の半分とし、任意の整流子片と、該整流子片の周回り方向一方に隣接する整流子片とに導通する第一巻線を、一方の磁極に対向するスロット間に巻き方向を正巻として巻装し、前記任意の整流子片と、該整流子片の周回り方向他方に隣接する整流子片に導通する第二巻線を、他方の磁極に対向するスロット間に巻き方向を逆巻として巻装してコイルを形成するにあたり、第一、第二巻線のうち、少なくとも一方の巻線は、同極となる全ての磁極に対向するスロット間に、所定の巻き方向で、かつ、各スロット間に巻装される巻き回数の和が前記設定される巻き回数となるようにしながら巻装して複数のコイルを形成して、第一巻線が引き出されるスロットと、第二巻線が引き込まれるスロットとが、第一、第二巻線が導通する整流子片の周回り方向両側に位置するようにした回転電機におけるアーマチュアの製造方法。
  4. 同極となる全ての磁極に対向するスロット間に巻装されて複数のコイルを形成する第一および/または第二巻線は、スロットの整流子片配設側とは反対の端部において引き回されている請求項3に記載の回転電機におけるアーマチュアの製造方法。
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