JP5719666B2 - 直流モータ、及び巻線巻装方法 - Google Patents

直流モータ、及び巻線巻装方法 Download PDF

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Description

この発明は、例えば車両に搭載される直流モータ、及びこの直流モータの巻線巻装方法に関するものである。
従来から、自動車等の車両に搭載される電動モータとしては、ブラシ付きの直流モータが多く使用されている。この種の直流モータは、例えば、有底筒状のヨークの内周面に永久磁石を複数配置し、この永久磁石よりも径方向内側にアーマチュアを回転自在に設けている。アーマチュアは、回転軸に外嵌固定されたアーマチュアコアと、複数のセグメントが配設されたコンミテータとを有している。
アーマチュアコアには、径方向外側に向かって延びる複数のティースが設けられ、これらティース間に軸方向に長いスロットが複数形成されている。これらスロットを介してアーマチュアコアに巻線が巻装されている。巻線は、コンミテータのセグメントに向かって引き出され、このセグメントと導通している。各セグメントには、給電を行うためのブラシが摺接されており、このブラシを介して巻線に電流が供給されるようになっている。
ここで、例えば、永久磁石を6つ設けて磁極数を6極とし、アーマチュアコアに9つのティースを形成してスロットの数を9とし、コンミテータにセグメントを9つ設けた所謂6極9スロット9セグメントの直流モータがある(例えば、特許文献1参照)。
この6極9スロット9セグメントの直流モータに巻装される巻線は、各ティースに集中巻方式にて巻回される。そして、コンミテータとアーマチュアコアとの間の巻線の巻太りを解消し、直流モータの小型化を図る技術が開示されている。
より詳しく、図7に基づいて、巻線の巻装構造について説明する。
図7は、従来のアーマチュア106の展開図である。
ここで、符号112はティースであり、アーマチュア106のアーマチュアコア108は、9つのティース112を有している。また、隣接するティース112間の空隙がスロット113に相当している。さらに、符号110はコンミテータであり、9つのセグメント115を有している。
なお、各セグメント115、及び各ティース112に順に番号を付すると共に、ティース112に巻装された巻線114に符号を付して説明する。
ここで、9つのティース112は、それぞれU相、V相、W相にこの順に割り振られている。すなわち、2つのティース112を挟んで両側に存在するティース112同士は、同相のティース112となる。例えば、1番ティース112、4番ティース112、及び7番ティース112はU相に、2番ティース112、5番ティース112、及び8番ティース112はV相に、3番ティース112、6番ティース112、及び9番ティース112はW相に割り振られている。
また、9つのセグメント115のうち、同電位となるセグメント115は、2枚の他のセグメント115を間に挟んで存在する。このため、例えば、1番、4番、及び7番セグメント115は、同電位同士のセグメント115に設定されている。
図7に示すように、巻線114は、例えば、その巻き始め端134を1番、4番、7番セグメント115の順に接続する。そして、同電位同士のセグメント115を短絡する接続線119を形成する。
続いて、巻線114を、7番セグメント15に対応するティース12(7番ティース12)よりも巻装方向前方に存在し、かつ巻線114の巻き始め端134が接続されている1番セグメント115に対応する1番ティース112に巻回する。そして、巻線114は、1番ティース12に第1U相コイル191Uを形成する。
ここで、7番セグメント15と1番ティース12とが離れているので、巻線114が不図示の回転軸に掛け回される。
続いて巻線114は、4番ティース12に巻回されて第2U相コイル192Uを形成し、この後、7番ティース12に巻回されて第3U相コイル193Uを形成する。
第3U相コイル193Uを形成した巻線114は、巻き始め端34が接続されている1番セグメント115に隣接する2番セグメント115に接続される。これにより、巻線114は、1番ティース112、4番ティース112、及び7番ティース112にそれぞれ第1U相コイル191U、第2U相コイル192U、及び第3U相コイル193Uで構成されるU相のアーマチュアコイル109Uを形成したことになる。そして、このU相のアーマチュアコイル109Uの巻き終わり端144が2番セグメント15に接続されたことになる。
ここで、第3U相コイル193Uを形成した後、巻線114を近くのセグメント115に配せず、離れた位置のセグメント115に配することで、巻線114を不図示の回転軸に掛け回すことができる。
また、U相のアーマチュアコイル109Uと同様の手順で、V相のアーマチュアコイル109V、及びW相のアーマチュアコイル109Wを形成する。
すなわち、巻線114の巻き始め端134を2番、5番、8番セグメント115の順に接続し、この後、2番、5番、8番ティース112に、それぞれ第1V相コイル191V、第2V相コイル192V、及び第3V相コイル193Vを形成する。そして、巻線114の巻き終わり端144を3番セグメント115に接続する。
さらに、巻線114の巻き始め端134を3番、6番、9番セグメント115の順に接続し、この後、3番、6番、9番ティース112に、それぞれ第1W相コイル191W、第2W相コイル192W、及び第3W相コイル193Wを形成する。そして、巻線114の巻き終わり端144を4番セグメント115に接続する。
このように構成することで、同電位となるセグメント115同士の間に配された接続線119が不図示の回転軸に掛け回されるので、アーマチュアコア108とコンミテータ110との間の巻太りを解消できる。また、各ティース112間に配される渡り線も不図示の回転軸に掛け回されるので、さらにアーマチュアコア108とコンミテータ110との間の巻太りを解消できる。このため、アーマチュア106の小型化を図ることができ、結果的に効率よく直流モータの小型化を図ることができる。
特開2010−213490号公報
しかしながら、上述の従来技術にあっては、コンミテータ110とアーマチュアコア108との間に配される巻線114が全て同じ箇所で交差してしまう。より具体的には、図7に示すように、5番〜7番セグメント115近傍で巻線114が交差してしまう。このように、巻線114の交差部分が1箇所に偏ることにより、アーマチュア106の重量バランスが偏ってしまうという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、重量バランスの優れた9スロット9セグメントの直流モータ、及び巻線巻装方法を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、ヨークと、前記ヨークに回転自在に支持される回転軸と、前記回転軸に取り付けられ、径方向に向かって放射状に延びる9つのティースと、これらティース間に形成される9つのスロットとを有するアーマチュアコアと、前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ、9つのセグメントを周回り方向に配置したコンミテータと、各セグメントのうち、同電位となるセグメント同士をそれぞれ短絡する短絡部材とを備えた直流モータであって、各ティースに周回り一方向に向かって順に1番〜9番まで番号を付すると共に、各セグメントに、前記ティースの番号に対応するように周回り一方向に順に1番〜9番まで番号を付したとき、1番、4番、及び7番ティースをU相に割り当て、2番、5番、及び8番ティースをV相に割り当て、3番、6番、及び9番ティースをW相に割り当て、それぞれのティースに巻線を集中巻方式にて巻装し、U相のアーマチュアコイル、V相のアーマチュアコイル、及びW相のアーマチュアコイルを形成した直流モータであって、前記巻線を周回り他方向に向かって配線しながら1番、4番、7番セグメントに、この順で前記巻線を接続した後、前記巻線を周回り他方向に向かって配線しながら1番、4番、7番ティースに、この順で前記巻線を巻回し、さらに、前記巻線を周回り他方向に向かって配線しながら5番、8番、2番セグメントに、この順で前記巻線を接続した後、前記巻線を周回り他方向に向かって配線しながら5番、8番、2番ティースに、この順で前記巻線を巻回し、さらに、前記巻線を周回り他方向に向かって配線しながら9番、3番、6番セグメントに、この順で前記巻線を接続した後、前記巻線を周回り他方向に向かって配線しながら9番、3番、6番ティースに、この順で前記巻線を巻回し、前記U相のアーマチュアコイル、1番、4番、7番ティースに、、前記V相のアーマチュアコイル、5番、8番、2番ティースに、、前記W相のアーマチュアコイル、9番、3番、6番ティースに、したことを特徴とする。
このように構成することで、巻線を周方向にほぼ均等に分散するようにして配することができる。このため、巻線が1箇所に偏ることもなく、重量バランスの優れた9スロット9セグメントの直流モータを提供することができる。
請求項2に記載した発明は、上記に記載の直流モータの巻線巻装方法であって、各セグメントに、前記ティースの番号に対応するように周回り一方向に順に1番〜9番まで番号を付したとき、前記巻線を周回り他方向に向かって配しながら1番、4番、7番セグメントに、この順で前記巻線を接続した後、前記巻線を周回り他方向に向かって配しながら1番、4番、7番ティースに、この順で前記巻線を巻回し、さらに、前記巻線を周回り他方向に向かって配しながら5番、8番、2番セグメントに、この順で前記巻線を接続した後、前記巻線を周回り他方向に向かって配しながら5番、8番、2番ティースに、この順で前記巻線を巻回し、さらに、前記巻線を周回り他方向に向かって配しながら9番、3番、6番セグメントに、この順で前記巻線を接続した後、前記巻線を周回り他方向に向かって配しながら9番、3番、6番ティースに、この順で前記巻線を巻回したことを特徴とする巻線巻装方法とした。
このような巻線巻装方法とすることで、アーマチュアコアへの巻線の巻装作業、及び同電位となるセグメントの短絡作業を一連の動作で行うことができる。換言すれば、アーマチュアコアへの巻線の巻装作業、及び同電位となるセグメントの短絡作業を一筆書きの要領で連続で行うことができる。このため、アーマチュアの製造時間の短縮化、低コスト化を図ることができる。
本発明によれば、巻線を周方向にほぼ均等に分散するようにして配することができる。このため、巻線が1箇所に偏ることもなく、重量バランスの優れた9スロット9セグメントの直流モータを提供することができる。
本発明の実施形態における直流モータの概略構成図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の実施形態におけるアーマチュアの展開図である。 本発明の実施形態における巻線と、アーマチュアコイル、及びセグメントとの結線状態を示す結線図である。 本発明の実施形態における各隣接するセグメント間を巻線が跨る回数を算出した表である。 本発明の実施形態における各隣接するセグメント間を巻線が跨った回数をまとめた表である。 従来のアーマチュアの展開図である。
(直流モータ)
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、直流モータ1の概略構成図、図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。
図1、図2に示すように、直流モータ1は、例えば減速機2に取り付けられた状態で車両のパワーウインドウ装置等に用いられるものである。
直流モータ1は、有底筒状のヨーク5内に、アーマチュア6を回転自在に配置した構成となっている。
ヨーク5の筒部53は、断面略6角形状に形成されており、6つの平坦壁54と、これらを連結する屈曲壁55とで構成されている。各平坦壁54の内面には、それぞれ平板状の永久磁石7が設けられている。
ヨーク5の底壁51には、中央に軸方向外側に向かって突出するボス57が形成され、ここに回転軸3の一端を軸支するための軸受18が圧入固定されている。
筒部53の開口部53aには、直流モータ1を減速機2に締結固定するための外フランジ部52が設けられている。外フランジ部52には、ボルト24を挿通するための孔(不図示)が形成されており、ここにボルト24を挿通し、減速機2に螺入することにより、直流モータ1と減速機2とが互いに締結固定されるようになっている。
ヨーク5内に回転自在に設けられたアーマチュア6は、回転軸3に外嵌固定されたアーマチュアコア8と、アーマチュアコア8に巻装されたアーマチュアコイル9(図3参照)と、回転軸3の他端側に配置されたコンミテータ10とを備えている。なお、図2では、アーマチュアコア8とコンミテータ10との周方向の位置関係を明確にするために、コンミテータ10の簡略図を図示している。
アーマチュアコア8は、リング状の金属板11を軸方向に複数枚積層したものである。
金属板11の外周部にはT字型の9つのティース12が周方向に沿って等間隔で放射状に形成されている。9つのティース12は、それぞれU相、V相、W相の順に割り振られている。すなわち、同相同士のティース12は、それぞれ3つずつ存在し、かつ周方向に等間隔で存在していることになる。
各ティース12は、径方向外側に向かって延びる巻胴部12aと、巻胴部12aの先端に設けられ周方向に延在する外周部12bとで構成されている。つまり、ティース12の先端に設けられた外周部12bがアーマチュアコア8の外周面を構成しており、永久磁石7の表面と対向した状態になっている。
ティース12の外周部12bは軸方向平面視で弧状に形成されているのに対し、これに対向する永久磁石7は平板状に形成されている。このため、永久磁石7の中央から周方向両端に向かうに従って徐々に永久磁石7とアーマチュアコア8との間のエアギャップが大きくなる。
複数枚の金属板11を回転軸3に外嵌固定することにより、アーマチュアコア8の外周には、隣接するティース12間に蟻溝状のスロット13が9つ形成されている。スロット13は軸方向に沿って延びており、周方向に沿って等間隔に複数形成されている。
これらスロット13間にエナメル被覆の巻線14(図3参照)を挿通し、ティース12の巻胴部12aに絶縁材であるインシュレータ39を介して巻線14が巻装される。これにより、アーマチュアコア8の外周に、複数のアーマチュアコイル9が形成される。
コンミテータ10は、回転軸3に外嵌固定されている円柱状の本体部61と、本体部61の外周面に周方向に沿って並設されている9つのセグメント15と、セグメント15のアーマチュアコア8側の端部に形成されたライザ16とを備えている。
したがって、この実施形態の直流モータ1は、永久磁石7が6つ、スロット13が9つ、セグメント15が9つの所謂6極9スロット9セグメントで構成された直流モータとなっている。
コンミテータ10の本体部61は合成樹脂で形成されており、9つのセグメント15を互いに絶縁した状態にしている。セグメント15は軸方向に長い板状の金属片で形成されており、このアーマチュアコア8側の端部を外径側に折り返す形で折り曲げ、ここをライザ16としている。
ライザ16には、アーマチュアコイル9を形成する巻線14が掛け回わされるようになっている。そして、巻線14は、ヒュージングによりライザ16に固定される。これにより、セグメント15とこれに対応するアーマチュアコイル9とが導通される。
このように構成されたコンミテータ10は、減速機2側に臨まされている。減速機2には、一対のブラシホルダ20が内装されている。このブラシホルダ20は、ボルト17によって締結固定されている。
ブラシホルダ20には、それぞれブラシ31がスプリング21を介して付勢された状態で出没自在に内装されている。ブラシ31は、減速機2に一体成形されているコネクタ2aを介して不図示の外部電源に電気的に接続される。また、各ブラシ31の先端部は、スプリング21によって付勢され、コンミテータ10に摺接した状態になっている。これにより、ブラシ31、及びコンミテータ10を介してアーマチュアコイル9に電流が供給される。
ここで、コンミテータ10のセグメント15は、同電位となるセグメント15同士が接続線19(図3参照)によって短絡されている。接続線19は、巻線14により形成されている。すなわち、接続線19とアーマチュアコイル9は、1本の巻線14によって一連に形成される。
(巻線の巻装方法)
より詳しく、図2〜図4に基づいて説明する。
図3は、アーマチュア6の展開図であり、隣接するティース12間の空隙がスロット13に相当している。図4は、巻線14と、アーマチュアコイル9、及びセグメント15との結線状態を示す結線図である。
なお、以下の説明において、図2における時計回り方向の巻線14の巻装方向、及び図3における左方向の巻線14の巻装方向を、右巻き(以下、単に「R」と表現する場合がある)とすると共に、図2における反時計回り方向の巻線14の巻装方向、及び図3における右方向の巻線14の巻装方向を、左巻き(以下、単に「L」と表現する場合がある)とする。また、各セグメント15、及び各ティース12に、それぞれ左巻き方向に向かって順に番号を付すると共に、ティース12に巻装された巻線14に符号を付して説明する。
ここで、9つのティース12は、それぞれU相、V相、W相の順に割り振られているので、2つのティース12を挟んで両側に存在するティース12同士は、同相のティース12となる。例えば、1A番ティース12、4D番ティース12、及び7G番ティース12はU相に、2B番ティース12、5E番ティース12、及び8H番ティース12はV相に、3C番ティース12、6F番ティース12、及び9I番ティース12はW相に割り振られている。
また、9つのセグメント15のうち、同電位となるセグメント15は、2つの他のセグメント15を間に挟んで存在する。このため、例えば、1番、4番、及び7番セグメント15は、同電位同士のセグメント15に設定されている。
図2〜図4に示すように、まず、巻線14は、この巻き始め端34を1番セグメント15のライザ16に掛け回して接続される。この後、巻線14は、回転軸3に掛け回されながら右巻き方向に向かって引き出され、4番セグメント15のライザ16に掛け回される。すなわち巻線14は、1番セグメント15から右巻き方向に6つ先(図3、図4参照、以下、単に「R6」という場合がある)に存在するセグメント15に至る間に配されたことになる。
続いて、巻線14は、再び回転軸3に掛け回されながら右巻き方向に向かって引き出され、7番セグメント15のライザ16に掛け回される。すなわち巻線14は、7番セグメント15から右巻き方向に6つ先(R6、図4参照)に存在するセグメント15に至る間に配されたことになる。
そして、このように、1番、4番、及び7番セグメント15間に配された巻線14は、同電位同士のセグメント15を短絡する接続線19として機能する。
続いて、7番セグメント15に掛け回された巻線14は、7番セグメント15に対応するティース12(7G番ティース12)よりも右巻き方向前方に存在し、かつ巻線14の巻き始め端34が接続されている1番セグメント15に対応する1A番ティース12に巻回される。すなわち巻線14は、1番セグメント15から、右巻き方向に5つ先(図3、図4参照、以下、単に「R5」という場合がある)に存在するセグメント15の近傍のティース12に至る間に配されたことになる。
そして、巻線14は、9I番−1A番ティース12,12の間のスロット13に挿入され、その後1A番ティース12に巻回されるので、回転軸3に掛け回された後に9I番−1A番ティース12,12の間のスロット13に挿入されることになる。これにより、巻線14は、1A番ティース12に第1U相コイル91Uを形成する。
続いて巻線14は、1A番−2B番ティース12,12の間のスロット13から引き出され、回転軸3に掛け回されながら右巻き方向に向かって引き出され、3C番−4D番ティース12,12の間のスロット13に引き込まれる。続いて、巻線14は、4D番ティース12に巻回されて第2U相コイル92Uを形成する。このとき巻線14は、1A番ティース12と4D番ティース12との間に渡り線14aを形成する。つまり、渡り線14aは、1A番ティース12から右巻き方向に6つ先(R6、図4参照)に存在するティース12に至る間に配されたことになる。
続いて巻線14は、4D番−5E番ティース12,12の間のスロット13から引き出され、回転軸3に掛け回されながら右巻き方向に向かって引き出され、6F番−7G番ティース12,12の間のスロット13に引き込まれる。続いて巻線14は、7G番ティース12に巻回されて第3U相コイル93Uを形成する。つまり、4D番ティース12と7G番ティース12との間に形成された渡り線14aは、4D番ティース12から右巻き方向に6つ先(R6、図4参照)に存在するティース12に至る間に配されたことになる。そして、各ティース12,12間に跨る渡り線14aは、回転軸3に掛け回されることになる。
第3U相コイル93Uを形成した巻線14は、7G番−8H番ティース12,12の間のスロット13から引き出される。そして、巻線14は、回転軸3に掛け回された後、巻き始め端34が接続されている1番セグメント15と同電位の4番セグメント15に隣接する5番セグメント15のライザ16に掛け回される。これにより、巻線14は、1A番ティース12、4D番ティース12、及び7G番ティース12にそれぞれ第1U相コイル91U、第2U相コイル92U、及び第3U相コイル93Uで構成されるU相のアーマチュアコイル9Uを形成する。
また、巻線14は、7G番ティース12の近傍のセグメント15から、右巻き方向に12個先(図3、図4参照、以下、単に「R12」という場合がある)に存在するセグメント15に至る間に配されたことになる。
V相のアーマチュアコイル9V、及びW相のアーマチュアコイル9Wも、U相のアーマチュアコイル9Uと同様の手順で、且つ、巻き始めとなるティース12の番号の大きさ順を1つずつずらしながら形成される。ここで、ティース12の番号の大きさ順を1つずつずらしながらとは、以下のことをいう。
すなわち、U相のアーマチュアコイル9Uは、1A番ティース12、4D番ティース12、7G番ティース12の順に巻線14が巻回されて形成される。つまり、ティース12に付された番号が最も小さい1A番ティース12から順に番号が大きいティース12へと巻線14が巻回される。
これに対し、V相のアーマチュアコイル9Vは、2B番ティース12、5E番ティース12、8H番ティース12に巻線14を巻回することにより形成されるが、この順番は、2B番ティース12からではなく、番号の大きさ順が1つずれる。つまり、5E番ティース12から順に、8H番ティース12、2B番ティース12へと巻線14が巻回され、V相のアーマチュアコイル9Vが形成される。
さらに、W相のアーマチュアコイル9Wは、3C番ティース12、6F番ティース12、9I番ティース12に巻線14を巻回することにより形成されるが、この順番は、3C番ティース12からではなく、V相のアーマチュアコイル9Vよりもさらに1つずれて9I番ティース12から順に、3C番ティース12、6F番ティース12へと巻線14を巻回していくことにより形成される。
より具体的には、5番セグメント15のライザ16に掛け回された巻線14は、再び回転軸3に掛け回されながら右巻き方向に向かって引き出される。そして、5番セグメント15と同電位となる8番セグメント15、2番セグメント15のライザ16に、この順で掛け回されて再び接続線19を形成する。
続いて、5番セグメント15、8番セグメント15、2番セグメント15の順に対応するように、5E番ティース12、8H番ティース12、2B番ティース12の順に巻線14を巻回し、それぞれ第1V相コイル91V、第2V相コイル92V、第3V相コイル93Vをこの順で形成する。これにより、V相のアーマチュアコイル9Vが形成される。
ここで、各セグメント15,15間に配される巻線14の長さと配方向、及び各ティース12,12間に配される渡り線14aの長さと配方向は、図4に示すように、R6と、R5となる。
続いて、2B番ティース12に第3V相コイル93Vを形成した巻線14は、2B番−3C番ティース12,12の間のスロット13から引き出され、回転軸3に掛け回されながら右巻き方向に向かって引き出される。そして、9番セグメント15のライザ16に、巻線14が掛け回される。9番セグメント15は、V相のアーマチュアコイル9Vの巻き始め端34Vが接続されている2番セグメント15に隣接する3番セグメント15と同電位となるセグメント15である。
9番セグメント15のライザ16に掛け回された巻線14は、再び回転軸3に掛け回されながら右巻き方向に向かって引き出される。そして、巻線14は、9番セグメント15と同電位となる3番セグメント15、6番セグメント15のライザ16にこの順で掛け回され、再び接続線19を形成する。
続いて、9番セグメント15、3番セグメント15、6番セグメント15の順に対応するように、9I番ティース12、3C番ティース12、6F番ティース12の順に巻線14を巻回し、それぞれ第1W相コイル91W、第2W相コイル92W、第3W相コイル93Wをこの順で形成する。これにより、W相のアーマチュアコイル9Wが形成される。
ここで、各セグメント15,15間に配される巻線14の長さと配方向、及び各ティース12,12間に配される渡り線14aの長さと配方向は、図4に示すように、R5と、R6と、R12となる。
この後、6F番ティース12に第3W相コイル93Wを形成した巻線14は、6F番−7G番ティース12,12間のスロット13から引き出される。そして、回転軸3に掛け回されながら右巻き方向に向かって引き出され、1番セグメント15のライザ16に巻き終わり端44が掛け回されて接続される。これにより、アーマチュアコア8への巻線巻装作業が完了する。
(効果)
したがって、上述の実施形態によれば、スロット13を9つ有し、セグメント15を9つ有する所謂9スロット9セグメントの直流モータ1において、セグメント15とティース12との間に配される巻線14を周方向にほぼ均等に分散するように配することができる。このため、巻線14が1箇所に偏ることもなく、重量バランスの優れた直流モータ1を提供でき、直流モータ1の回転駆動時の振動を抑えることができる。
より詳しく、図5に基づいて説明する。
図5は、巻線14が隣接するセグメント15,15間を跨る回数を1としたとき、接続線19を形成する場合、渡り線14aを形成する場合、及びセグメント15とアーマチュアコア8との間に配される場合のそれぞれについて、各隣接するセグメント15,15間を巻線14が跨る回数を算出した表である。図6は、各隣接するセグメント15,15間を巻線14が跨った回数をまとめた表である。
図5、図6に示すように、巻線14は全周に亘ってほぼ均等に配されており、巻線14が跨る回数が最も多い(最大)セグメント15,15間と、巻線14が跨る回数が最も少ない(最小)セグメント15,15間との差が2であることが確認できる。したがって、アーマチュアコア8とコンミテータ10との間の回転軸に掛け回された巻線14が回転軸周方向の1箇所に偏ることなく、重量バランスの優れた直流モータ1を提供できる。
また、上述の実施形態によれば、各ライザ16に掛け回される巻線14が全て同一方向(右巻き方向)に向かって配されるので、各ライザ16への巻線14の巻回状態をα巻き状態とすることができる。このため、各セグメント15と巻線14との接続を確実に行うことができる。
さらに、巻線14の巻き始め端34、及び巻き終わり端44を、それぞれ1番セグメント15に接続し、この間に巻線14を一連に配することができる。つまり、アーマチュアコア8への巻線14の巻装作業、及び同電位となるセグメント15の短絡作業を一連の動作で行うことができる。さらに換言すると、アーマチュアコア8への巻線14の巻装作業、及び同電位となるセグメント15の短絡作業を一筆書きの要領で連続で行うことができる。このため、アーマチュア6の製造時間の短縮化、低コスト化を図ることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、図3に示す巻線14の巻装方法について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、U相のアーマチュアコイル9Uを、1A番ティース12、4D番ティース12、7G番ティース12に、この順で巻線14を右巻き方向に向かって引き出しながら巻回することにより形成し、V相のアーマチュアコイル9Vを、5E番ティース12、8H番ティース12、2B番ティース12に、この順で巻線14を右巻き方向に向かって引き出しながら巻回することにより形成し、W相のアーマチュアコイル9Wを、9I番ティース12、3C番ティース12、6F番ティース12に、この順で巻線14を右巻き方向に向かって引き出しながら巻回することにより形成すると共に、アーマチュアコア8とコンミテータ10との間に配される巻線14を、回転軸3に掛け回すように配すればよい。
また、上述の実施形態では、直流モータ1は、例えば減速機2に取り付けられた状態で車両のパワーウインドウ装置等に用いられるものである場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、さまざまな9スロット9セグメントの直流モータに、本実施形態を適用することが可能である。
1 直流モータ
3 回転軸
5 ヨーク
6 アーマチュア
8 アーマチュアコア
9 アーマチュアコイル
9U U相のアーマチュアコイル
9V V相のアーマチュアコイル
9W W相のアーマチュアコイル
10 コンミテータ
12 ティース
13 スロット
15 セグメント
19 接続線(短絡部材)
34 巻き始め端(端末)
44 巻き終わり端(端末)
91U 第1U相コイル
92U 第2U相コイル
93U 第3U相コイル
91V 第1V相コイル
92V 第2V相コイル
93V 第3V相コイル
91W 第1W相コイル
92W 第2W相コイル
93W 第3W相コイル
R 右巻き(周回り他方向)
L 左巻き(周回り一方向)

Claims (2)

  1. ヨークと、
    前記ヨークに回転自在に支持される回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられ、径方向に向かって放射状に延びる9つのティースと、これらティース間に形成される9つのスロットとを有するアーマチュアコアと、
    前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ、9つのセグメントを周回り方向に配置したコンミテータと、
    各セグメントのうち、同電位となるセグメント同士をそれぞれ短絡する短絡部材とを備えた直流モータであって、
    各ティースに周回り一方向に向かって順に1番〜9番まで番号を付すると共に、各セグメントに、前記ティースの番号に対応するように周回り一方向に順に1番〜9番まで番号を付したとき、
    1番、4番、及び7番ティースをU相に割り当て、
    2番、5番、及び8番ティースをV相に割り当て、
    3番、6番、及び9番ティースをW相に割り当て、
    それぞれのティースに巻線を集中巻方式にて巻装し、U相のアーマチュアコイル、V相のアーマチュアコイル、及びW相のアーマチュアコイルを形成した直流モータであって、
    前記巻線を周回り他方向に向かって配線しながら1番、4番、7番セグメントに、この順で前記巻線を接続した後、
    前記巻線を周回り他方向に向かって配線しながら1番、4番、7番ティースに、この順で前記巻線を巻回し、
    さらに、前記巻線を周回り他方向に向かって配線しながら5番、8番、2番セグメントに、この順で前記巻線を接続した後、
    前記巻線を周回り他方向に向かって配線しながら5番、8番、2番ティースに、この順で前記巻線を巻回し、
    さらに、前記巻線を周回り他方向に向かって配線しながら9番、3番、6番セグメントに、この順で前記巻線を接続した後、
    前記巻線を周回り他方向に向かって配線しながら9番、3番、6番ティースに、この順で前記巻線を巻回し、
    前記U相のアーマチュアコイル、1番、4番、7番ティースに、
    前記V相のアーマチュアコイル、5番、8番、2番ティースに、
    前記W相のアーマチュアコイル、9番、3番、6番ティースに、したことを特徴とする直流モータ。
  2. 請求項1に記載の直流モータの巻線巻装方法であって、
    各セグメントに、前記ティースの番号に対応するように周回り一方向に順に1番〜9番まで番号を付したとき、
    前記巻線を周回り他方向に向かって配しながら1番、4番、7番セグメントに、この順で前記巻線を接続した後、
    前記巻線を周回り他方向に向かって配しながら1番、4番、7番ティースに、この順で前記巻線を巻回し、
    さらに、前記巻線を周回り他方向に向かって配しながら5番、8番、2番セグメントに、この順で前記巻線を接続した後、
    前記巻線を周回り他方向に向かって配しながら5番、8番、2番ティースに、この順で前記巻線を巻回し、
    さらに、前記巻線を周回り他方向に向かって配しながら9番、3番、6番セグメントに、この順で前記巻線を接続した後、
    前記巻線を周回り他方向に向かって配しながら9番、3番、6番ティースに、この順で前記巻線を巻回したことを特徴とする巻線巻装方法。
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