JPWO2007060905A1 - 焼入装置及び焼入方法 - Google Patents
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Abstract
焼入作業によって焼入対象物品に幅方向についての反り変形が生ずることを解決できるようにする。長手方向と幅方向とに直交する方向に隆起した隆起部(11)と、隆起部(11)における幅方向の両側の隆起基端部から幅方向の外側へ延びる2個のフランジ部(13)と、を有している板金製の焼入対象物品(10)は、2個のフランジ部(13)においてクランプ装置(22)でクランプされる。焼入対象物品(10)は、長手方向と幅方向とに直交する方向における一方の側から加熱装置(50)で加熱され、他方の側から冷却装置(55)で冷却されることにより、焼入れされ、この焼入作業は、焼入対象物品(10)が、隆起部(11)の部分において、押圧構造体(40)によって上記他方の側から上記一方の側へ向かって押圧されながら行われる。
Description
本発明は、焼入対象物品を焼入れするための装置及び方法に係り、例えば、四輪車両のセンターピラー用補強部材を高周波電流誘導加熱方式で加熱した後に冷却することで焼入れする場合に利用できるものである。
下記の特許文献1、特許文献2及び特許文献3には、長手方向と幅方向とに直交する方向に隆起した隆起部と、この隆起部における幅方向の両側の隆起基端部から幅方向の外側へ延びる2個のフランジ部と、を有している板金製の焼入対象物品を、高周波電流誘導加熱方式で加熱した後に冷却することで焼入れするための装置が示されている。これらの焼入装置は、焼入対象物品を、上記2個のフランジ部でクランプするためのクランプ装置と、焼入対象物品を、長手方向と幅方向とに直交する方向における一方の側から高周波電流の誘導加熱によって加熱するための加熱装置と、この加熱装置で加熱された焼入対象物品を、上記一方の側とは反対側の他方の側から冷却するための冷却装置と、を有している。
焼入対象物品を加熱装置で上記一方の側から加熱することにより、焼入対象物品が厚さの全体に渡って同じ又は略同じ温度まで高温になった後、この焼入対象物品を冷却装置で上記他方の側から冷却すると、この冷却が行われた瞬間時に、焼入対象物品の厚さ内において冷却側とその反対側とで大きな温度差が生じ、これにより、焼入対象物品の厚さ内における加熱装置と対面している側であって高温を維持している側の部分には、常温近くまで降温した冷却側の部分の拘束によって圧縮降伏が生じ、この圧縮降伏による非冷却側の部分、言い換えると上記加熱装置と対面している側の部分の寸法短縮のために、焼入作業終了後にクランプ装置のクランプを解除すると、焼入対象物品には、上記長手方向と幅方向とに直交する方向への反り変形が幅方向について発生してしまう。
このため、この幅方向についての反り変形の問題を解決するために、特許文献3に開示されている焼入装置では、それぞれのクランプ装置で焼入対象物品の2個のフランジ部をクランプする際に、上記隆起部の隆起基端部をこれらのクランプ装置で隆起部の内側へ押圧し、これによって焼入対象物品を上記反り変形とは反対側へ変形させた状態にさせて焼入作業を行っている。
特開2000−256733
特開2002−282950
WO2005/33345A1
このような工夫によっても焼入対象物品の幅方向についての反り変形の問題はある程度解決することはできるが、隆起部の隆起基端部をクランプ装置で隆起部の内側へ長い長さに渡って押圧できないなどの理由で、その反り変形を充分解消することは困難であり、焼入作業後の焼入対象物品を所定どおりの形状にすることは難しい。
本発明の目的は、焼入作業によって焼入対象物品に幅方向についての反り変形が生ずることを解決できる焼入装置及び焼入方法を提供するところにある。
本発明に係る焼入装置は、長手方向と幅方向とに直交する方向に隆起した隆起部と、この隆起部における前記幅方向の両側の隆起基端部から前記幅方向の外側へ延びる2個のフランジ部と、を有している板金製の焼入対象物品を、前記2個のフランジ部でクランプするためのクランプ装置と、前記焼入対象物品を、前記長手方向と前記幅方向とに直交する方向における一方の側から加熱するための加熱装置と、この加熱装置で加熱された前記焼入対象物品を、前記一方の側とは反対側の他方の側から冷却するための冷却装置と、を有する焼入装置において、前記隆起部を前記他方の側から前記一方の側へ向かって押圧する押圧構造体を備えていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る焼入方法は、長手方向と幅方向とに直交する方向に隆起した隆起部と、この隆起部における前記幅方向の両側の隆起基端部から前記幅方向の外側へ延びる2個のフランジ部と、を有している板金製の焼入対象物品を、前記2個のフランジ部でクランプするためのクランプ工程と、前記焼入対象物品を、前記長手方向と前記幅方向とに直交する方向における一方の側から加熱するための加熱工程と、この加熱工程で加熱された前記焼入対象物品を、前記一方の側とは反対側の他方の側から冷却するための冷却工程と、を含んでいる焼入方法において、前記隆起部を前記他方の側から前記一方の側へ向かって押圧する押圧工程を有し、この押圧工程は、前記冷却工程が実施される前には実行されていることを特徴とするものである。
本発明によると、隆起部が押圧構造体によって前記他方の側から前記一方の側へ向かって押圧されることにより、焼入対象物品の加熱装置と対面する面には、押圧構造体による押圧箇所から幅方向外側へ向かう引張力が生ずる生じることになり、この引張力により、加熱装置で加熱された焼入対象物品を冷却装置で冷却したときに、焼入対象物品の厚さ内における加熱装置と対面する側の部分において圧縮降伏が生じることをなくす又は殆どなくすことができる。このため、焼入作業によって焼入対象物品に幅方向についての反り変形が生ずることを解決でき、焼入作業後の焼入対象物品を所望される良好の形状とすることができる。
本発明において、加熱装置は、高周波電流誘導加熱式のものでもよく、ガス火炎式のものでもよく、レーザー式のものでもよく、その加熱方式は任意である。
また、クランプ装置はシリンダ等の駆動源を用いた自動式のものでもよく、手動式のものでもよい。
さらに、焼入対象物品の隆起部が前記一方の側へ向かって隆起している場合には、この隆起部に前記他方側へ向かって窪んだ溝を形成してもよい。このように隆起部に前記他方側へ向かって窪んだ溝が形成されている場合には、押圧構造体による隆起部の押圧は、この溝の部分で行うことが好ましい。
これによると、隆起部の強度は溝によって強化され、この溝の部分の強度は大きくなっているため、この大きな強度の箇所を利用して押圧構造体による押圧を行えることになる。
また、押圧構造体によって押圧される前記溝の部分は、焼入れされない非焼入領域とすることが好ましい。
これによると、溝の部分は、加熱装置によって焼入領域が加熱されたときにそれ程高温にならない部分であるため、押圧構造体による押圧力を溝の部分に作用させても、押圧構造体に、加熱装置による加熱の影響が大きく生ずることを防止することができる。
また、冷却装置は押圧構造体に取り付けることが好ましい。
これによると、押圧構造体は冷却装置を取り付けるための取付部材を兼ねることになり、押圧構造体の兼用化によってそれだけ必要となる部材点数を削減できる。
さらに、冷却装置が、焼入対象物品に向かって冷却液を噴出する孔を有している複数個の冷却ジャケットを含んで構成されたものである場合には、これらの冷却ジャケットを押圧構造体に取り付けるとともに、これらの冷却ジャケットを前記長手方向に並設することが好ましい。
これによると、焼入対象物品の形状が前記長手方向に複雑に変化する形状となっていても、これらの冷却ジャケットにより、この複雑な形状に冷却装置を有効に対応させることができる。
また、押圧構造体は1個の部材によって形成してもよく、複数個の部材によって形成してもよい。
押圧構造体を複数個の部材によって形成する場合の一例は、押圧構造体を、それぞれの先端部が焼入対象物品に当接してこの焼入対象物品を押圧するための複数個の押圧部材を含んで構成されたものとし、これらの押圧部材を前記長手方向に並設することである。
これによると、押圧構造体によって押圧される隆起部の箇所の形状が前記長手方向に複雑に変化する形状となっていても、これらの押圧部材により、この複雑な形状に有効に対応できることになる。
また、それぞれの押圧部材が導電性材料で形成され、加熱装置が高周波電流誘導式加熱装置である場合には、前記長手方向に互いに隣接している押圧部材同士の間に、これらの押圧部材の先端部から前記他方の側へ延びる隙間を存在させることが好ましい。
これによると、それぞれの押圧部材が導電材料で形成されていても、加熱装置で焼入対象物品に加熱のために誘導された高周波電流がそれぞれの押圧部材同士の間で流れてしまうことを上記隙間によってなくす又は殆どなくすことができ、焼入対象物品における前記長手方向における高周波電流の流れを確保することができる。
なお、上記隙間は、押圧部材の先端部から基端部までの押圧部材全長に渡る長さのものでもよく、これよりも長さが短いもの、すなわち押圧部材の先端部から押圧部材全長の途中までの長さのものでもよい。上記隙間が、少なくとも焼入対象物品に当接する上記先端部とこの先端部の周辺部とに設けられていれば、焼入対象物品における高周波電流の所定の流れを確保することができる。
また、前述した本発明に係る焼入方法において、隆起部を前記他方の側から前記一方の側へ向かって押圧する前記押圧工程は、前記冷却工程が実施される前に実行されていれば、任意な時期に開始することができ、その一例は、押圧工程を、前記クランプ工程が実施されることによって実行されるようにすることである。
これによると、焼入対象物品を焼入装置にセットするためにこの焼入対象物品の前記2個のフランジ部をクランプ装置でクランプすることにより、前記押圧工程を実行することができるようになる。
本発明は、長手方向と幅方向とに直交する方向に隆起した隆起部と、この隆起部における幅方向の両側の隆起基端部から幅方向の外側へ延びる2個のフランジ部と、を有している任意な物品に適用でき、その一例は、四輪車両のセンターピラー用補強部材であり、これ以外に本発明は四輪車両のドア用補強部材やサイドフレーム、バンパー等にも適用できる。
本発明によると、焼入作業によって焼入対象物品に幅方向についての反り変形が生ずることを有効に解決できるという効果を得られる。
10 焼入対象物品である四輪車両のセンターピラー用補強部材
11 隆起部
12 隆起基端部
13 フランジ部
14 焼入領域
15 非焼入領域
16 溝
20 焼入装置
22 クランプ装置
23 タイトクランプ手段になっている第1クランプ手段
24 ルーズクランプ手段になっている第2クランプ手段
40 押圧構造体
42 押圧部材
43 隙間
50 加熱装置
55 冷却装置
57 冷却ジャケット
58 冷却ジャケットの孔
X 長手方向
Y 幅方向
Z 長手方向と幅方向とに直交する方向
11 隆起部
12 隆起基端部
13 フランジ部
14 焼入領域
15 非焼入領域
16 溝
20 焼入装置
22 クランプ装置
23 タイトクランプ手段になっている第1クランプ手段
24 ルーズクランプ手段になっている第2クランプ手段
40 押圧構造体
42 押圧部材
43 隙間
50 加熱装置
55 冷却装置
57 冷却ジャケット
58 冷却ジャケットの孔
X 長手方向
Y 幅方向
Z 長手方向と幅方向とに直交する方向
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。本実施形態に係る板金製の焼入対象物品は、四輪車両のセンターピラー用補強部材である。図1に示すように、板材をプレス成形することで生産されているこのセンターピラー用補強部材10は車両のサイドパネル1を構成する部材であって、前部ドア2と後部ドア3との間において、側面衝突に対するサイドパネル1の強度を大きくするため、サイドパネル1のルーフ部1Aとフロア部1Bとの間に上下に架設される。このセンターピラー用補強部材10の車両内外方向両側には、インナーパネルとアウターパネルとが配置される。
また、図2で示されているとおり、鋼板のプレス成形品となっているこのセンターピラー用補強部材10は細長形状となっており、その長手方向と直交する幅方向の途中には、長手方向と幅方向とに直交する方向に隆起した隆起部11が設けられ、補強部材10の長手方向へ延びているこの隆起部11における幅方向の両側の隆起基端部12からは2個のフランジ部13が幅方向外側へ延びている。このため、補強部材10の長手方向途中における断面形状はハット形状であり、フランジ部13と隆起部11の頂面部11Aとは、隆起部11の側面部11Bで接続され、これらの側面部11Bとフランジ部13との接続部が、上記隆起基端部12となっている。
図2においてハッチングの表示範囲で示されている焼入領域14は、隆起部11の頂面部11Aと側面部11Bとに跨って画定され、補強部材10の長手方向へ延びているこの焼入領域14は、隆起部11の幅方向両側にあり、これらの焼入領域14のそれぞれの幅方向両側は、焼入れされない非焼入領域15となっている。このため、3次元の細長形状となっている補強部材10には、その長手方向に延設画定されている焼入領域14が長手方向と直交する幅方向に2個設けられているとともに、非焼入領域15は幅方向に3個設けられ、これらの焼入領域14と非焼入領域15とが幅方向に交互に並設されている。
また、頂面部11Aには、隆起部11の隆起方向とは反対側へ窪んだ溝16が形成され、この溝16は、頂面部11Aにおける2個の焼入領域14の間の非焼入領域15に設けられているとともに、隆起部11と同じく、補強部材10の長手方向に延びている。溝16は、側面衝突の方向についての補強部材10の断面係数を大きくすることにより、補強部材10の側面衝突に対する強度を大きくするためのものである。
図3は、本実施形態に係る焼入装置20の平面図である。この焼入装置20は、センターピラー用補強部材10を焼入れするための装置であるため、以下の説明では、補強部材10を焼入対象物品といい、また、焼入対象物品10の長さ方向である水平方向をX方向、このX方向と直交する焼入対象物品10の幅方向である水平方向をY方向、X方向とY方向とに直交する上下方向をZ方向とする。
図3において、焼入装置20の基台21には、焼入対象物品10の非焼入領域15となっている2個のフランジ部13をクランプすることにより、焼入対象物品10を焼入装置20に定置セットするためのクランプ装置22が設置されている。このクランプ装置22は、第1クランプ手段23と、この第1クランプ23からX方向に並設された複数個の第2クランプ手段24とからなり、これらの第1及び第2クランプ手段23,24は、Y方向に2個ずつ設けられている。
図4は、第1クランプ手段23を示す図3のS4−S4線断面図である。第1クランプ手段23は、焼入装置20の基台21に立設され、クランプ手段23の本体にもなっている下クランプ部材25と、この下クランプ部材25に取り付けられたブラケット26の軸27を中心にシリンダ28で上下に開閉回動する上クランプ29と、を有する。上クランプ29が下向きに閉じ回動することにより、下クランプ部材25の上に載せられている焼入対象物品10のフランジ部13は、上下クランプ部材25,29でクランプされる。また、図5は、第2クランプ手段24を示す図3のS5−S5線断面図である。第2クランプ手段24も、焼入装置20の基台21に立設され、クランプ手段24の本体にもなっている下クランプ部材30と、この下クランプ部材30に取り付けられたブラケット31の軸32を中心にシリンダ33で上下に開閉回動する上クランプ34と、を有する。上クランプ34が下向きに閉じ回動することにより、下クランプ部材30の上に載せられている焼入対象物品10のフランジ部13は、上下クランプ部材30,34でクランプされる。
図4で示されているとおり、第1クランプ手段23の上下のクランプ部材25,29は、これらのクランプ部材25,29でフランジ部13を挟着固定するため、この第1クランプ手段23は、フランジ部13をタイトにクランプするためのタイトクランプ手段になっている。これに対して第2クランプ手段24の上下のクランプ部材30,34は、図5で示されているとおり、フランジ部13をタイトにクランプせず、フランジ部13と下クランプ部材30との間に隙間35ができた状態で、上クランプ部材34がフランジ部13を上側から押さえ込んでクランプするため、第2クランプ手段24は、フランジ部13をルーズにクランプするためのルーズクランプ手段になっている。
なお、それぞれのクランプ手段23,24ごとにシリンダ28,33を設けず、これらのクランプ手段23,24の上クランプ部材29,34を連動機構を介して連結することにより、1個のシリンダによってこれらの上クランプ部材29,34を開閉回動させてもよい。
図5に示されているように、焼入装置20の基台21には、Y方向に2個配置されている第2クランプ手段24の間において、押圧構造体40が立設され、この押圧構造体40は、先端部である上端部で、焼入対象物品10の隆起部11に非焼入領域15として形成されている溝16の下面を、Z方向のうち、下側から上側に向かって押圧するものになっている。また、押圧構造体40は、基台21に設置された取付台41と、この取付台41に上向きに取り付けられた板状の押圧部材42とを含んで構成され、押圧構造体40について示している焼入装置20の側面図である図6のとおり、押圧部材42はX方向に複数個並設されている。これにより、押圧部材42の先端部で押圧される隆起部11の箇所の形状がX方向に複雑に変化する形状になっていても、押圧構造体40はこの複雑な形状に有効に対処できることになる。
X方向に隣接している押圧部材42同士は、Z方向である押圧部材42の全長方向に渡って接触しておらず、接触している箇所は、取付台41に取り付けられている基端部の部分だけであり、先端部を含む他の部分では、これらの押圧部材42同士の間に隙間43が設けられている。すなわち、隙間43は、押圧部材42の先端部から押圧部材42の全長の途中まで延びている。
焼入対象物品10の焼入領域14を加熱するための図5で示す加熱装置50は高周波電流誘導式加熱装置であり、この加熱装置50は、図示しない昇降装置により、クランプ装置22でクランプされているときの焼入対象物品10に対して昇降するものになっている。加熱装置50が下降限に達したときには、加熱装置50の誘導作用部51に流れる高周波電流で焼入領域14を誘導加熱するための適正な間隔が加熱装置50と焼入対象物品10との間であけられており、そして、焼入れするために必要な高温まで焼入領域14を加熱装置50によって焼入対象物品10の上側から加熱することができる。
このように加熱された焼入領域14を冷却するための冷却装置55は、クランプ装置22でクランプされているときの焼入対象物品10の下側に配置され、この冷却装置55は、上記押圧構造体40に取り付けられている。すなわち、押圧構造体40は、冷却装置55を取り付けるための部材を兼ねており、これにより、焼入装置20を構成するために必要な部材の点数がそれだけ削減されている。冷却装置55は、供給管56から冷却液が供給される冷却ジャケット57を有するものであり、供給管56から供給された冷却液は冷却ジャケット57の孔58から焼入対象物品10に向かって噴出し、これにより、加熱されている焼入領域14が冷却され、この焼入領域14が焼入れされる。
冷却ジャケット57は、押圧構造体40の押圧部材42におけるY方向両側に配置され、これらの冷却ジャケット57は、押圧構造体40と冷却装置55とについて示している図7のとおり、ブラケット57Aにおいて、ボルト等の結合具59で押圧部材42に結合されている。冷却ジャケット57も、押圧部材42と同様に、X方向に複数個並設されている。これにより、隆起部11の形状がX方向に複雑に変化する形状となっていても、冷却装置55はこの複雑な形状に有効に対処できることになる。
焼入対象物品10は、クランプ装置22がアンクランプとなっているときに、図示しないローディング装置で焼入装置20に供給され、2個のフランジ部13は、クランプ装置22のクランプ手段23,24の下クランプ部材25,30の上に載せられる。この後、クランプ手段23,24の上クランプ部材29,34がシリンダ28,33で閉じ回動し、焼入対象物品10は、2個のフランジ部13がそれぞれのクランプ手段23,24でクランプされることにより、焼入装置20の所定位置にセットされる。
このように焼入対象物品10がクランプ装置22でクランプされたときには、押圧構造体40のそれぞれの押圧部材42の先端部は、図5及び図6で示されているように、焼入対象物品10の隆起部11に形成されている溝16の下面に当接している。それぞれのクランプ手段23,24の上クランプ部材29,34がフランジ部13を上側から押さえ込むことにより、言い換えると、クランプ装置22がフランジ部13をクランプすることにより、焼入対象物品10には、押圧部材42による下側から上側への押圧力が作用するとともに、この押圧力と、上クランプ部材29,34による上側からの押さえ込み力とにより、焼入対象物品10には図5で示すA方向への荷重が作用し、この荷重により、隆起部11の下向きに開口している開口部のY方向の開口幅が小さくなるように焼入対象物品10は弾性変形する。これにより、押圧構造体40の配置側とは反対側となっている焼入対象物品10の上面には、押圧部材42による押圧箇所からY方向外側への引張力Bが生ずる。
また、第1クランプ手段23からX方向に複数個並設されている第2クランプ手段24ついての第1クランプ手段23に対するZ方向の位置設定により、焼入対象物品10がクランプ装置22でクランプされたときには、焼入対象物品10には、図6で示されている焼入装置20にセットされる前の焼入対象物品10’と比較し、C方向の荷重が作用している。そして、図3で分かるように、クランプ手段23,24でクランプされる焼入対象物品10におけるX方向の長さ範囲は、押圧構造体40によって焼入対象物品10が押圧されるX方向の長さ範囲を越えた範囲となっているため、C方向の荷重のため、焼入対象物品10の上面には、X方向外側への引張力Dが生じている。
この後、加熱装置50が、焼入対象物品10との間で適正な間隔をあけた位置まで前記昇降装置で下降し、この加熱装置50によって焼入領域14が焼入温度まで加熱される。そして、この加熱により、この焼入領域14における焼入対象物品10の厚さ全体が同じ又は略同じの焼入温度になったとき、冷却装置55の供給管56から供給された冷却液が冷却ジャケット57の孔58から噴出し、これにより、焼入領域14は急冷され、焼入対象物品10の焼入れが行われる。
次いで、加熱装置50は前記昇降装置で上昇し、それぞれのクランプ手段23,24の上クランプ部材29,34がシリンダ28,33で開き回動することにより、焼入対象物品10はアンクランプされ、この焼入対象物品10は図示しないアンローディング装置で焼入装置20から取り出され、塗装工程等の次工程に送られる。そして、焼入装置20には、次の焼入対象物品が前述と同様してセットされ、この焼入対象物品についての焼入作業が繰り返される。
以上において、加熱装置50で焼入領域14が加熱されることによってこの焼入領域14における焼入対象物品10の厚さ全体が同じ又は略同じの焼入温度になった後に、冷却装置55で焼入領域14が急冷されたとき、冷却装置50は焼入対象物品10に対してZ方向における下側に配置されているため、この冷却が行われた瞬間時に、焼入対象物品10の厚さ内における下側の部分と上側の部分とで大きな温度差が生じ、加熱装置50と対面していて高温の上記焼入温度と略同じ温度を維持している上側の部分には、常温近くまで降温した下側の部分による拘束によって圧縮降伏が生じ、この圧縮降伏による上側の部分のY方向についての寸法短縮のために、焼入作業終了後にクランプ装置22のクランプを解除すると、焼入対象物品10には、隆起部11の下向きに開口している開口部のY方向の開口幅が大きくなる上側への反り変形がY方向について発生しようとするが、前述したように、冷却装置55による冷却が行われるときには、押圧構造体40による下側から上側への押圧力が隆起部11に作用し、この押圧力によって焼入対象物品10の上面にはY方向外側への引張力Bが生じているため、この引張力Bにより、上記圧縮降伏の発生をなくす又は殆どなくすことができる。
このため、焼入作業終了後の焼入対象物品10は、上記反り変形が生じていない又は殆ど生じていない良好の形状となっている。また、このような押圧構造体40による作用は、焼入対象物品10に対する押圧部材43の先端部の僅かな突出見込み量を確保するだけで実現できる。
また、加熱装置50で行われる加熱と冷却装置55で行われる冷却とによって生ずる反り変形は、焼入対象物品10の長さ方向であるX方向についても生じようとするが、焼入対象物品1の上面には、前述したように、X方向外側への引張力Dが生じているため、この引張力Dにより、焼入対象物品10にX方向についての反り変形が発生することも防止できる。
さらに、焼入対象物品10はX方向に長い細長形状となっており、焼入領域14もX方向に長いため、加熱装置50による加熱が行われたときに、焼入対象物品10はX方向に熱膨張しようとする。焼入対象物品10は、X方向の一方の端部に配置された第1クランプ手段23でタイトにクランプされ、第1クランプ手段23からX方向の他方の端部に向かって複数個が並設されているそれぞれの第2クランプ手段24は、焼入対象物品10をルーズにクランプしているため、焼入対象物品10のX方向の伸びがこれらの第2クランプ手段24で抑え込まれることはない。このため、この抑え込みが行われた場合に焼入作業後の焼入対象物品10に生じてしまう波形等の変形の問題を解決することができる。
また、押圧構造体40による押圧力を焼入対象物品10に作用させる箇所は、焼入対象物品10の隆起部11の溝16の箇所となっており、この溝16は、Z方向における上側に隆起している隆起部11の頂面部11Aにおいて、Z方向における下側へ窪んでおり、このため、溝16の箇所は、Z方向についての大きな強度を備えている。したがって、押圧構造体40から溝16の部分に大きな押圧力を作用させることができ、この大きな押圧力により、焼入対象物品10の上面に大きな上記引張力B及びDを生じさせることができる。
さらに、溝16の部分は、前述したとおり、焼入れされない非焼入領域15となっており、したがって、溝16の部分は、加熱装置50によって焼入領域14が加熱されたときにそれ程高温にならず、このため、押圧構造体40による押圧力を溝16の部分に作用させても、この押圧構造体40に、加熱装置50による加熱の影響が大きく生ずることを防止することができる。
また、前述したように、押圧構造体40を形成しているそれぞれの押圧部材42の先端部は溝16の下面に当接しているが、X方向に互いに隣接している押圧部材42同士の間には、先端部から下側に向かって延びる隙間43が存在するため、加熱装置50による加熱時に焼入対象物品10に誘導される高周波電流は、それぞれの押圧部材42が導電性の材料で形成されていても、これらの押圧部材42を通ってX方向に流れることはなく又は殆どなく、これにより、焼入領域14を加熱するための高周波電流の流れを焼入対象物品10において確保することができる。
なお、それぞれの押圧部材42の先端部にセラミック等の非導電性部材を取り付けてもよく、あるいは、それぞれの押圧部材42の全体をセラミック等の非導電性材料で形成してもよい。しかし、それぞれの押圧部材42の先端部にセラミック等の非導電性部材を取り付け、それぞれの押圧部材42を導電性材料で形成した場合には、これらの押圧部材42に高周波電流が誘導されることが考えられるため、図6で示した隙間43は必要である。しかし、それぞれの押圧部材42の全体をセラミック等の非導電性材料で形成した場合には、隙間43をなくしてもよい。
また、それぞれの押圧部材42の先端部にセラミック等の断熱部材を取り付け、あるいはそれぞれの押圧部材42の全体をセラミック等の断熱材料で形成することにより、焼入対象物品10から押圧部材42への熱の伝達を抑制し、これにより、焼入対象物品10の昇温効率を向上させてもよい。しかし、前述したように、それぞれの押圧部材42によって押圧される焼入対象物品10の部分が非焼入領域15となっている溝16の部分である等の理由により、焼入対象物品10からそれぞれの押圧部材42へ伝達される熱量が少ない場合には、それぞれの押圧部材42の全体を鉄等の金属材料で形成してもよい。
さらに、前述した本実施形態によると、押圧構造体40による押圧力を焼入対象物品10に作用させる作業は、クランプ装置22で焼入対象物品10の2個のフランジ部13をクランプする作業と同時に行われ、クランプ装置22は、焼入対象物品10を焼入装置20にセットするための装置であるため、焼入対象物品10を焼入装置20にセットするための装置を利用して、焼入対象物品10に押圧構造体40による押圧力を作用させるための作業を行える。
本発明は、四輪車両のセンターピラー用補強部材のように、長手方向と幅方向とに直交する方向に隆起した隆起部と、この隆起部における幅方向の両側の隆起基端部から幅方向の外側へ延びる2個のフランジ部と、を有している物品についての焼入作業を行うために利用することができる。
Claims (11)
- 長手方向と幅方向とに直交する方向に隆起した隆起部と、この隆起部における前記幅方向の両側の隆起基端部から前記幅方向の外側へ延びる2個のフランジ部と、を有している板金製の焼入対象物品を、前記2個のフランジ部でクランプするためのクランプ装置と、
前記焼入対象物品を、前記長手方向と前記幅方向とに直交する方向における一方の側から加熱するための加熱装置と、
この加熱装置で加熱された前記焼入対象物品を、前記一方の側とは反対側の他方の側から冷却するための冷却装置と、
を有する焼入装置において、
前記隆起部を前記他方の側から前記一方の側へ向かって押圧する押圧構造体を備えていることを特徴とする焼入装置。 - 請求項1に記載の焼入装置において、前記隆起部は前記一方の側へ向かって隆起しており、この隆起部には前記他方側へ向かって窪んだ溝が形成され、前記押圧構造体はこの溝の部分を押圧することを特徴とする焼入装置。
- 請求項2に記載の焼入装置において、前記溝の部分は焼入れされない非焼入領域となっていることを特徴とする焼入装置。
- 請求項1に記載の焼入装置において、前記冷却装置は前記押圧構造体に取り付けられていることを特徴とする焼入装置。
- 請求項4に記載の焼入装置において、前記冷却装置は、前記焼入対象物品に向かって冷却液を噴出する孔を有している複数個の冷却ジャケットを含んで構成され、前記押圧構造体に取り付けられているこれらの冷却ジャケットは前記長手方向に並設されていることを特徴とする焼入装置。
- 請求項1に記載の焼入装置において、前記押圧構造体は、それぞれの先端部が前記焼入対象物品に当接してこの焼入対象物品を押圧するための複数個の押圧部材を含んで構成され、これらの押圧部材は前記長手方向に並設されていることを特徴とする焼入装置。
- 請求項6に記載の焼入装置において、それぞれの前記押圧部材は導電性材料で形成され、前記加熱装置は高周波電流誘導式加熱装置であり、前記長手方向に互いに隣接している前記押圧部材同士の間には、これらの押圧部材の前記先端部から前記他方の側へ延びる隙間が存在していることを特徴とする焼入装置。
- 請求項1に記載の焼入装置において、前記板金製の焼入対象物品は四輪車両のセンターピラー用補強部材であることを特徴とする焼入装置。
- 長手方向と幅方向とに直交する方向に隆起した隆起部と、この隆起部における前記幅方向の両側の隆起基端部から前記幅方向の外側へ延びる2個のフランジ部と、を有している板金製の焼入対象物品を、前記2個のフランジ部でクランプするためのクランプ工程と、
前記焼入対象物品を、前記長手方向と前記幅方向とに直交する方向における一方の側から加熱するための加熱工程と、
この加熱工程で加熱された前記焼入対象物品を、前記一方の側とは反対側の他方の側から冷却するための冷却工程と、
を含んでいる焼入方法において、
前記隆起部を前記他方の側から前記一方の側へ向かって押圧する押圧工程を有し、この押圧工程は、前記冷却工程が実施される前には実行されていることを特徴とする焼入方法。 - 請求項9に記載の焼入方法において、前記押圧工程は、前記クランプ工程が実施されることによって実行されることを特徴とする焼入方法。
- 請求項9に記載の焼入方法において、前記板金製の焼入対象物品は四輪車両のセンターピラー用補強部材であることを特徴とする焼入方法。
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