JPWO2007034689A1 - Ac同期モータの初期磁極位置推定装置およびその方法 - Google Patents

Ac同期モータの初期磁極位置推定装置およびその方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2007034689A1
JPWO2007034689A1 JP2007536448A JP2007536448A JPWO2007034689A1 JP WO2007034689 A1 JPWO2007034689 A1 JP WO2007034689A1 JP 2007536448 A JP2007536448 A JP 2007536448A JP 2007536448 A JP2007536448 A JP 2007536448A JP WO2007034689 A1 JPWO2007034689 A1 JP WO2007034689A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic pole
thrust
synchronous motor
torque pattern
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007536448A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4816645B2 (ja
Inventor
森本 進也
進也 森本
賢洙 宋
賢洙 宋
高木 護
護 高木
井手 耕三
耕三 井手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2007536448A priority Critical patent/JP4816645B2/ja
Publication of JPWO2007034689A1 publication Critical patent/JPWO2007034689A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4816645B2 publication Critical patent/JP4816645B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/20Arrangements for starting
    • H02P6/22Arrangements for starting in a selected direction of rotation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/022Synchronous motors
    • H02P25/024Synchronous motors controlled by supply frequency
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position
    • H02P6/18Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/20Arrangements for starting

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Linear Motors (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

推力またはトルクパターンを発生する推力またはトルクパターン発生部と磁極位置指令を発生する磁極位置指令発生部とAC同期モータの位置を検出する位置検出部とを有する磁極検出器を用いないAC同期モータの初期磁極推定装置において、負荷の変動に依らず初期磁極位置を短時間に、精度良く推定することができるAC同期モータの初期磁極位置推定装置およびその方法を提供する。前記磁極位置指令を補正する磁極位置補正部(8)と、前記推力またはトルクパターンを補正する推力またはトルクパターン補正部(9)とを備え、補正の繰り返しにより初期磁極位置を推定する。

Description

本発明は、リニアモータと回転機を含む永久磁石型AC同期モータにおいて、磁極検出器(ポールセンサ)を用いずにAC同期モータの初期磁極位置推定を行うAC同期モータの初期磁極位置推定装置およびその方法に関する。
従来は磁極検出器を用いて磁極位置を検出し、検出した磁極位置に基づいてAC同期モータを制御していたが、磁極検出器を設けることによりコストがかかり、また信頼性が落ちるという問題があった。特にリニアモータではモータの稼動範囲分だけの磁極検出器が必要であるため、この問題が顕著となっていた。これを解決するため、磁極検出器を用いずにAC同期モータの初期磁極を推定する磁極位置推定手段が使用されている。
従来のAC同期モータの初期磁極位置推定装置は、速度ゲイン制御部とモード区間判断手段の結果にしたがって第1または第2周期区間を選択し、第1周期区間を選択した場合、第1トルク演算手段、第2周期区間を選択した場合、第2トルク演算手段を備え、第1と第2のトルク演算手段で得られるトルクデータを用いて推定磁極位置を演算している(例えば、特許文献1と特許文献2参照)。
図8は、従来のAC同期モータの初期磁極位置推定装置およびその方法を示す図である。図において、1301は指令速度パターン発生手段、1302はモード区間判断手段、1303は速度積分ゲインの処理手段、1304はモードスイッチ、1101は第1周期区間(q軸指令電流は指令トルク、d軸指令電流は零)、1102はデータ取得用速度区間判断手段、1103は第1指令電流演算手段、1104は第1メモリ記憶手段、1201は第2周期区間(q軸指令電流は零、d軸指令電流は指令トルク)、1202はデータ取得用速度区間判断手段、1203は第2指令電流演算手段、1204は第2メモリ記憶手段である。
指令速度から指令トルク(指令電流)を計算する速度制御手段と、指令トルク(指令電流)の通りにAC同期モータを駆動する電流制御手段及びPWM電力変換装置とを備えたAC同期モータ制御装置において、指令速度パターン発生手段1301から発生される前記指令速度から前記検出速度を差し引いて速度偏差を計算する速度偏差演算手段と、前記速度偏差に速度ゲインを乗じて指令トルク(指令電流)を計算する速度ゲイン制御部と、前記指令速度からモード区間(第1周期区間1101と第2周期区間1201)の判断処理を行うモード区間判断手段1302と、前記モード区間判断手段1302での結果に従って前記第1周期区間1101と前記第2周期区間1201とのいずれかのモード区間に切り換えるモードスイッチ1304と、前記第1周期区間1101を選択した場合、前記指令速度がデータ取得用速度区間かどうかの判断を行うデータ取得用速度区間判断手段1102と、判断された前記データ取得用速度区間で前記指令トルク(前記指令電流)から第1指令トルクデータ(第1指令電流データ)を演算する第1指令トルク演算手段(第1指令電流演算手段)1103と、前記第2周期区間1201を選択した場合、前記指令速度が前記データ取得用速度区間かどうかの判断を行うデータ取得用速度区間判断手段1202と、判断された前記データ取得用速度区間で前記指令トルク(前記指令電流)から第2指令トルクデータ(第2指令電流データ)を演算する第2指令トルク演算手段(第2指令電流演算手段)1203と、前記第1指令トルクデータ(前記第1指令電流データ)と前記第2指令トルクデータ(前記第2指令電流データ)の情報を用いて推定初期磁極位置を演算するものである。
特開2001−157482号公報(第9−13頁、第3図) 特開2003−111477号公報(第8頁、第17、18図)
従来のAC同期モータの初期磁極位置推定装置およびその方法では、速度制御を行うため、初期磁極位置が設定と異なる場合に暴走するため暴走防止機能を必要とし、その結果推定時間が増加するという問題があった。また、案内機構の摩擦等の負荷条件が異なる場合、推定誤差が大きくなるという問題もあった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、初期磁極位置推定中に負荷の変動を検出し、この検出値に基づいて推力またはトルクパターンを修正することにより、負荷の変動に依らず初期磁極位置を短時間に、精度良く推定することができるAC同期モータの初期磁極位置推定装置およびその方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、推力またはトルクパターンを発生する推力またはトルクパターン発生部と磁極位置指令を発生する磁極位置指令発生部とAC同期モータの位置を検出する位置検出部とを有する磁極検出器を用いないAC同期モータの初期磁極推定装置において、前記磁極位置指令を補正する磁極位置補正部と、前記推力またはトルクパターンを補正する推力またはトルクパターン補正部とを備え、繰り返し補正により初期磁極位置を推定するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記磁極位置補正部が、誤差角演算部において算出する誤差角に基づいて前記磁極位置指令を補正するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の発明における前記誤差角演算部が、磁極位置±45度の2通りの前記磁極位置指令でAC同期モータを運転させた場合のそれぞれ格納した2通りの検出位置に基づいて、前記誤差角を算出するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記推力またはトルクパターン補正部が、二乗平均移動量演算部において算出する二乗平均移動量に基づいて前記推力またはトルクパターンを補正するものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4記載の発明における前記二乗平均移動量演算部が、磁極位置±45度の2通りの前記磁極位置指令でAC同期モータを運転させた場合のそれぞれ格納した2通りの検出位置に基づいて、前記二乗平均移動量を算出するものである。
請求項6に記載の発明は、請求項4記載の発明における前記二乗平均移動量が、予め設定された二乗平均位置基準設定値よりも小さい場合のみ、前記推力またはトルクパターンの振幅値、または、指令時間の補正値を算出し、前記推力またはトルクパターンを補正するものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記推力またはトルクパターン補正部における前記推力またはトルクパターンの補正は、前記推力またはトルクパターンの振幅値の補正であるものである。
請求項8に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記推力またはトルクパターン補正部における前記推力またはトルクパターンの補正は、前記推力またはトルクパターンの指令時間の補正であるものである。
請求項9に記載の発明は、請求項1または4記載の発明における前記推力またはトルクパターン補正部が、前記二乗平均移動量の最大値と前記位置検出部における検出位置に基づいて、現在位置を初期磁極推定開始位置に戻すものである。
請求項10に記載の発明は、推力またはトルクパターンを発生する推力またはトルクパターン発生部と磁極位置指令を発生する磁極位置指令発生部とAC同期モータの位置を検出する位置検出部とを有する磁極検出器を用いないAC同期モータの初期磁極推定装置において、前記磁極位置指令と、前記推力またはトルクパターンを補正して初期磁極位置を推定するのである。
請求項11に記載の発明は、請求項10記載の発明における前記初期磁極推定方法において、磁極位置+45度の前記磁極位置指令での検出位置を格納し、磁極位置−45度の前記磁極位置指令での検出位置を格納し、格納した2つの前記検出位置に基づいて誤差角と二乗平均移動量を算出し、前記誤差角に基づいて前記磁極位置指令を補正し、前記二乗平均移動量に基づいて前記推力またはトルクパターンを補正するのである。
請求項12に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記AC同期モータが、回転モータまたはリニアモータであるものである。
請求項13に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記推力またはトルクパターン発生部が発生する推力またはトルクパターンは、任意の推力またはトルクパターン波形であるものである。
請求項1記載の発明によると、推力またはトルク指令による位置のオープンループ制御により、負荷の変動に依らず初期磁極位置を推定することができる。また、適用用途による駆動する機構系に対する初期磁極位置の推定精度バラツキを少なくすることができる。
請求項2乃至5記載の発明によると、初期磁極位置推定中に負荷状態を検出し推力またトルクパターンを調節することができる。また、初期磁極位置を短時間に、精度良く推定することができ、初期磁極位置推定値を用いてのAC同期モータ駆動の信頼性向上を図ることができる。
請求項6乃至8記載の発明によると、適用用途による駆動する機構系に応じた初期磁極位置推定方法を選択することができ、汎用性を高めることができる。
請求項9記載の発明によると、現在位置を初期磁極推定開始位置に戻すことができ、初期磁極位置推定の再現性を高めることができ、精度良く推定することができる。
請求項10または11記載の発明によると、推力またはトルク指令による位置のオープンループ制御により、負荷の変動に依らず初期磁極位置を推定することができる。また、適用用途による駆動する機構系に対する初期磁極位置の推定精度バラツキを少なくすることができる。
請求項12記載の発明によると、適用用途による駆動する機構系に依らず初期磁極位置を推定することができる。
請求項13記載の発明によると、パターンを固定する必要がなく、適用用途による駆動する機構系に応じたパターンを選択することができ、汎用性を高めることができる。
本発明における初期磁極位置推定装置およびその方法の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の実施例1における初期磁極位置推定方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例2における初期磁極位置推定方法を示すフローチャートである。 本発明における推力またはトルクパターンによるAC同期モータの位置の変化を示す図である。 本発明における推力またはトルクパターンによるAC同期モータの位置の変化が負荷により小さくなる例を示す図である。 本発明の実施例1における指令の推力またはトルクの調節を示す図である。 本発明の実施例2における指令時間の調節を示す図である。 従来のAC同期モータの初期磁極位置推定装置およびその方法を示す図である。
符号の説明
1 推力またはトルクパターン発生部
2 磁極位置指令発生部
31 第1磁極位置指令部
32 第2磁極位置指令部
41、42 位置検出部
51 第1位置記憶部
52 第2位置記憶部
6 誤差角演算部
7 二乗平均移動量演算部
8 磁極位置補正部
9 推力またはトルクパターン補正部
101 磁極位置指令(θerr+45°)適用ステップ
102 推力またはトルクパターン発生部ステップ
103 位置(P+45)測定ステップ
104 位置(P+45)格納ステップ
105 磁極位置指令(θerr―45°)適用ステップ
106 推力またはトルクパターン発生部ステップ
107 位置(P−45)測定ステップ
108 位置(P−45)格納ステップ
109 磁極位置誤差θerr演算ステップ
110 二乗平均移動量P演算ステップ
111 推定回数判別ステップ
112 移動量判別ステップ
113 指令の推力またはトルク調節ステップ
201 磁極位置指令(θerr+45°)適用ステップ
202 推力またはトルクパターン発生部ステップ
203 位置(P+45)測定ステップ
204 位置(P+45)格納ステップ
205 磁極位置指令(θerr―45°)適用ステップ
206 推力またはトルクパターン発生部ステップ
207 位置(P−45)測定ステップ
208 位置(P−45)格納ステップ
209 磁極位置誤差θerr演算ステップ
210 二乗平均移動量P演算ステップ
211 推定回数判別ステップ
212 移動量判別ステップ
213 指令時間調節ステップ
以下、本発明の方法の具体的実施例について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明における初期磁極位置推定装置およびその方法の構成を示す概略ブロック図である。図において、1は推力またはトルクパターン発生部、2は磁極位置指令発生部、31は第1磁極位置指令部、32は第2磁極位置指令部、41および42は位置検出部、51は第1位置記憶部、52は第2位置記憶部、6は誤差角演算部、7は二乗平均移動量演算部、8は磁極位置補正部、
9は推力またはトルクパターン補正部である。
推力またはトルクパターン発生部1で、推力またはトルクパターンを発生し、磁極位置指令発生部2で磁極位置指令を発生させ、第1磁極位置指令部31で(磁極位置+45度)の磁極位置指令を用いてAC同期モータを運転させ、位置検出部41でAC同期モータの位置を検出し、第1位置記憶部51で検出された位置を格納する。また、第2磁極位置指令部32で(磁極位置−45度)の磁極位置指令を用いてAC同期モータを運転させ、位置検出部42でAC同期モータの位置を検出し、第2位置記憶部52で検出された位置を格納する。
本発明が特許文献1と特許文献2と異なる部分は、速度制御での初期磁極位置推定ではなく、推力またはトルク指令による位置のオープンループ制御である点が大きく異なり、また、磁極位置指令と推力またはトルクパターンを補正して初期磁極位置を推定するための構成要素を備えた部分である。
誤差角演算部6で第1位置記憶部51と第2位置記憶部52に記憶した2つの位置を用いて誤差角を演算し、磁極位置補正部8で磁極位置指令発生部2の磁極位置指令を補正する。また、二乗移動量演算部7で第1位置記憶部51と第2位置記憶部52に記憶した2つの位置から二乗平均移動量を演算し、推力またはトルクパターン補正部9で、二乗平均移動量と移動量設定値とから推力またはトルク振幅補正値、あるいは、推力またはトルク指令時間補正値を演算し、指令の推力またはトルク、あるいは、指令時間に加算することにより、推力またはトルクパターンの調節を行って、推力またはトルクパターン発生部1に適用する。
図4は、本発明における推力またはトルクパターンによるAC同期モータの位置の変化を示す図である。推力またはトルクパターン発生部1からの推力またはトルクパターンは、正指令推力またはトルク1と逆指令推力またはトルクと正指令推力またはトルク2から構成される。これを磁極位置指令値の+45度と−45度の位置に適用することにより、位置の変化は図4の上段のようになる。(磁極位置指令値+45度)の位置変化の大きさと(磁極位置指令値−45度)の位置変化の大きさは、磁極位置指令と実際の磁極位置とが一致した場合に同じとなるが、磁極位置に誤差がある場合には位置の大きさに差が生じる。
ここで、磁極位置の誤差角をθerrとすると、磁極位置指令値の+45度と−45度の位置は、磁極位置指令と実際の磁極位置とが一致した場合の位置Pに対し、それぞれ式(1)のようになる。また、誤差角θerrは式(2)により演算することができる。

また、磁極位置指令値の+45度と−45度の位置の二乗平均値は、磁極位置指令と実際の磁極位置とが一致した場合の位置P*の√2倍に一致する。この時のP*を式(3)より二乗平均移動量として演算する。
図5は、本実施例における推力またはトルクパターンによるAC同期モータの位置の変化が負荷により小さくなる例を示す図である。図において、推力またはトルクパターンを一定に固定させて、AC同期モータに印加する場合に、案内機構の摩擦等の負荷の有無によりAC同期モータの位置(P+45)と(P−45)が異なることを示している。すなわち、負荷がある場合は移動量が小さくなり、位置検出分解能などの関係から初期磁極位置推定の精度が悪くなる。
図2は、本発明の実施例1における初期磁極位置推定方法を示すフローチャートである。図において、磁極位置指令として2種類のテスト角(θerr+45°)と(θerr−45°)を使って、指令の推力またはトルクの振幅を調節することを示している。図において、101は磁極位置指令(θerr+45°)適用ステップ、102および106は推力またはトルクパターン発生部ステップ、103は位置(P+45)測定ステップ、104は位置(P+45)格納ステップ、105は磁極位置指令(θerr−45°)適用ステップ、107は位置(P−45)測定ステップ、108は位置(P−45)格納ステップ、109は磁極位置誤差θerr演算ステップ、110は二乗平均移動量P演算ステップ、111は推定回数判別ステップ、112は移動量判別ステップ、113は指令の推力またはトルク調節ステップである。
まず、磁極位置指令(θerr+45°)適用ステップ101で磁極位置指令(θerr+45°)を適用し、推力またはトルクパターン発生部ステップ102で指令の推力またはトルクおよび指令時間を用いて、推力またはトルクパターンを発生し、位置(P+45)測定ステップ103で、位置(P+45)を測定し、位置(P+45)格納ステップ104で、位置記憶装置に測定した位置(P+45)を格納する。
次に、磁極位置指令(θerr−45°)適用ステップ105で磁極位置指令(θerr−45°)を適用し、推力またはトルクパターン発生部ステップ106で指令の推力またはトルクおよび指令時間を用いて、推力またはトルクパターンを発生し、位置(P−45)測定ステップ107で、位置(P−45)を測定し、位置(P−45)格納ステップ108で、位置記憶装置に測定した位置(P−45)を格納する。
次に、磁極位置誤差θerr演算ステップ109で、位置記憶装置に格納された位置(P+45)と位置(P−45)を用いて磁極位置誤差(θerr)を演算し、二乗平均移動量P演算ステップ110で、二乗平均移動量(P)を求め、推定回数判別ステップ111で、推定演算が1回目かどうかをチェックし、1回目の場合に移動量判別ステップ112で、位置記憶装置に格納された位置(Psave)が位置設定値(Pset)と比較して小さい場合は、指令の推力またはトルク調節ステップ113で推力またはトルク振幅補正値τcmpを求め、指令の推力またはトルクτcomに加えて指令の推力またはトルクを調節(τcom=τcom+τcmp)し、再度、磁極位置指令(θerr+45°)適用ステップ101から繰り返す。ここで、位置記憶装置は図1での第1位置記憶部51と第2位置記憶部52等のメモリを指すものであり、位置(Psave)は算出した二乗平均移動量(P)をメモリに格納したものであり、位置設定値(Pset)は予め設定された二乗平均位置基準設定値を表すものである。
なお、移動量判別ステップ112において、位置記憶装置に格納された位置(Psave)が位置設定値(Pset)と比較して小さくない場合は、推力またはトルクパターンを補正せずに、再度、磁極位置指令(θerr+45°)適用ステップ101から繰り返す。すなわち、推定回数判別ステップ111において、推定回数が2回以上であれば終了するためであり、推定1回目は誤差角θerrの推定精度が良くないため、誤差角θerrと移動量Pを調整した後にもう一度推定を繰り返すことで精度を向上させるためである。
図6は、本発明の実施例1における指令の推力またはトルクの調節を示す図である。図において、推定回数1回目の後で磁極位置に補正を加え、推力またはトルク補正値τcmpを指令の推力またはトルクτcomに加えて、推力またはトルクパターンを調節してAC同期モータに印加することにより、案内機構の摩擦等の負荷状態に関係なくAC同期モータの位置(P+45)と(P−45)を位置設定値(Pset)に合わせることが出来ることを示している。すなわち、位置(P+45)または(P−45)が位置設定値(Pset)よりも小さい時、推力またはトルク指令を大きくすれば良く、指令の指令推力またはトルクτcomから式(4)を用いて、推力またはトルク振幅補正値τcmpを求め、指令の指令推力またはトルクτcomを修正する。
図3は、本発明の実施例2における初期磁極位置推定方法を示すフローチャートである。図2において、磁極位置指令として2種類のテスト角(θerr+45°)と(θerr−45°)を使って、指令の推力またはトルクの指令時間の長さを調節することを示している。図において、201は磁極位置指令(θerr+45°)適用ステップ、202および206は推力またはトルクパターン発生部ステップ、203は位置(P+45)測定ステップ、204は位置(P+45)格納ステップ、205は磁極位置指令(θerr−45°)適用ステップ、207は位置(P−45)測定ステップ、208は位置(P−45)格納ステップ、209は磁極位置誤差θerr演算ステップ、210は二乗平均移動量P演算ステップ、211は推定回数判別ステップ、212は移動量判別ステップ、213は指令時間調節ステップである。
まず、磁極位置指令(θerr+45°)適用ステップ201で磁極位置指令(θerr+45°)を適用し、推力またはトルクパターン発生部ステップ202で指令の推力またはトルクおよび指令時間を用いて、推力またはトルクパターンを発生し、位置(P+45)測定ステップ203で、位置(P+45)を測定し、位置(P+45)の格納ステップ204で、位置記憶装置に測定した位置(P+45)を格納する。
次に、磁極位置指令(θerr−45°)適用ステップ205で磁極位置指令(θerr−45°)を適用し、推力またはトルクパターン発生部ステップ206で指令推力またはトルクおよび指令時間を用いて、推力またはトルクパターンを発生し、位置(P−45)測定ステップ207で、位置(P−45)を測定し、位置(P−45)の格納ステップ208で、位置記憶装置に測定した位置(P−45)を格納する。
次に、磁極位置誤差θerr演算ステップ209で、位置記憶装置に格納された位置(P+45)と位置(P−45)を用いて誤差角θerrを演算し、二乗平均移動量P演算ステップ210で、二乗平均移動量(P)を求め、推定回数判別ステップ211で、推定演算が1回目かどうかをチェックし、1回目の場合に移動量判別ステップ212で、位置記憶装置に格納された位置(Psave)が位置設定値(Pset)と比較して小さい場合は、指令時間調節ステップ213で指令時間補正値Tcmpを求め指令時間Tcomに加えて指令時間を調節(Tcom=Tcom+Tcmp)し、再度、磁極位置指令(θerr+45°)適用ステップ201から繰り返す。ここで、位置記憶装置は図1での第1位置記憶部51と第2位置記憶部52等のメモリを指すものであり、位置(Psave)は算出した二乗平均移動量(P)をメモリに格納したものであり、位置設定値(Pset)は予め設定された二乗平均位置基準設定値を表すものである。
なお、移動量判別ステップ212で、位置記憶装置に格納された位置(Psave)が位置設定値(Pset)と比較して小さくない場合は、指令時間を補正せずに、再度、磁極位置指令(θerr+45°)適用ステップ201から繰り返す。すなわち、推定回数判別ステップ211において、推定回数が2回以上であれば終了するためであり、推定1回目は誤差角θerrの推定精度が良くないため、誤差角θerrと移動量Pを調整した後にもう一度推定を繰り返すことで精度を向上させるためである。
図7は、本発明の実施例2における指令時間の調節を示す図である。図において、推定回数1回目の後で磁極位置に補正を加え、指令時間補正値を指令時間に加えて、推力またはトルクパターンを調節して、AC同期モータに印加することにより、案内機構の摩擦等の負荷状態に関係なくAC同期モータの位置(P+45)と(P−45)を位置設定値(Pset)に合わせることが出来ることを示している。すなわち、位置(P+45)または(P−45)が位置設定値(Pset)よりも小さい時、指令時間を長くすればよく、指令時間Tcomから式(5)を用いることにより、前記指令時間補正値Tcmpを求め、前記指令時間Tcomを修正する。

このように推力またはトルク指令を発生する時間を修正することにより、位置(P+45)または(P−45)と位置設定値(Pset)を一致させることができ、推定精度の確保をしながら短時間で磁極位置を推定することができる。
なお、本発明は、トルクによる位置のオープンループ制御であるため、推力またはトルクパターンで元の位置に戻らない場合がある。この場合、図1の推力またはトルクパターン補正部9において、図2の位置(P+45)格納ステップ104と位置(P−45)格納ステップ108の後、または、図3の位置(P+45)格納ステップ204と位置(P−45)格納ステップ208の後、式(6)を用いて推力またはトルク振幅補正値τcmpを求め、指令推力またはトルクτcomを修正することにより、現在位置を初期磁極推定開始位置に戻すことができる。ここで、(P)は図2の二乗平均移動量P演算ステップ110、または、図3の二乗平均移動量P演算ステップ210で算出する二乗平均移動量であり、(Pmax)はその二乗平均移動量の最大値、αは任意の設定値である。
なお、実施例1において推力またはトルクパターンの振幅値を算出し、あるいは、実施例2において推力またはトルクパターンの指令時間の補正値を算出し、それぞれにおいて個別に推力またはトルクパターンを補正することを記述したが、実施例1における振幅値の補正量が大きい場合にその大きさを制限し、次に実施例2のように指令時間の補正値を算出し、推力またはトルクパターンを最終的に補正するようにしてもよい。
本発明は、リニアモータと回転機を含む永久磁石型AC同期モータにおいて、磁極検出器(ポールセンサ)を用いずにAC同期モータの初期磁極位置推定を行うAC同期モータの初期磁極位置推定装置およびその方法に関するものであり、初期磁極位置推定中に負荷の変動を検出し、この検出値に基づいて推力またはトルクパターンの振幅値または指令時間を修正するため、リニアモータまたは回転機等の磁極検出器(ポールセンサ)をもたない永久磁石型AC同期モータで駆動する機構系を有する、例えば、工作機械、実装機、半導体または液晶製造装置、搬送機等の様々な分野に利用することができ、また、リニアガイド、エア軸受等の様々な案内機構にも利用することができる。

Claims (13)

  1. 推力またはトルクパターンを発生する推力またはトルクパターン発生部と磁極位置指令を発生する磁極位置指令発生部とAC同期モータの位置を検出する位置検出部とを有する磁極検出器を用いないAC同期モータの初期磁極推定装置において、
    前記磁極位置指令を補正する磁極位置補正部と、
    前記推力またはトルクパターンを補正する推力またはトルクパターン補正部とを備え、
    前記磁極位置指令と前記推力またはトルクパターンの補正を繰り返して初期磁極位置を推定することを特徴とするAC同期モータの初期磁極推定装置。
  2. 前記磁極位置補正部が、誤差角演算部において算出する誤差角に基づいて前記磁極位置指令を補正することを特徴とする請求項1記載のAC同期モータの初期磁極推定装置。
  3. 前記誤差角演算部が、磁極位置±45度の2通りの前記磁極位置指令でAC同期モータを運転させた場合のそれぞれ格納した2通りの検出位置に基づいて、前記誤差角を算出することを特徴とする請求項2記載のAC同期モータの初期磁極推定装置。
  4. 前記推力またはトルクパターン補正部が、二乗平均移動量演算部において算出する二乗平均移動量に基づいて前記推力またはトルクパターンを補正することを特徴とする請求項1記載のAC同期モータの初期磁極推定装置。
  5. 前記二乗平均移動量演算部が、磁極位置±45度の2通りの前記磁極位置指令でAC同期モータを運転させた場合のそれぞれ格納した2通りの検出位置に基づいて、前記二乗平均移動量を算出することを特徴とする請求項4記載のAC同期モータの初期磁極推定装置。
  6. 前記二乗平均移動量が、予め設定された二乗平均位置基準設定値よりも小さい場合のみ、前記推力またはトルクパターンの振幅値、または、指令時間の補正値を算出し、
    前記推力またはトルクパターンを補正することを特徴とする請求項4記載のAC同期モータの初期磁極推定装置。
  7. 前記推力またはトルクパターン補正部における前記推力またはトルクパターンの補正は、
    前記推力またはトルクパターンの振幅値の補正であることを特徴とする請求項1記載のAC同期モータの初期磁極推定装置。
  8. 前記推力またはトルクパターン補正部における前記推力またはトルクパターンの補正は、
    前記推力またはトルクパターンの指令時間の補正であることを特徴とする請求項1記載のAC同期モータの初期磁極推定装置。
  9. 前記推力またはトルクパターン補正部が、前記二乗平均移動量の最大値と前記位置検出部における検出位置に基づいて、現在位置を初期磁極推定開始位置に戻すことを特徴とする請求項1または4記載のAC同期モータの初期磁極推定装置。
  10. 推力またはトルクパターンを発生する推力またはトルクパターン発生部と磁極位置指令を発生する磁極位置指令発生部とAC同期モータの位置を検出する位置検出部とを有する磁極検出器を用いないAC同期モータの初期磁極推定装置において、
    前記磁極位置指令と、前記推力またはトルクパターンを補正して初期磁極位置を推定することを特徴とするAC同期モータの初期磁極推定装置の初期磁極推定方法。
  11. 前記初期磁極推定方法において、
    磁極位置+45度の前記磁極位置指令での検出位置を格納し、
    磁極位置−45度の前記磁極位置指令での検出位置を格納し、
    格納した2つの前記検出位置に基づいて誤差角と二乗平均移動量を算出し、
    前記誤差角に基づいて前記磁極位置指令を補正し、
    前記二乗平均移動量に基づいて前記推力またはトルクパターンを補正することを特徴とする請求項10記載のAC同期モータの初期磁極推定装置の初期磁極推定方法。
  12. 前記AC同期モータが、回転モータまたはリニアモータであることを特徴とする請求項1記載のAC同期モータの初期磁極推定装置。
  13. 前記推力またはトルクパターン発生部が発生する推力またはトルクパターンは、任意の推力またはトルクパターン波形であることを特徴とする請求項1記載のAC同期モータの初期磁極推定装置。
JP2007536448A 2005-09-26 2006-09-08 Ac同期モータの初期磁極位置推定装置 Expired - Fee Related JP4816645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007536448A JP4816645B2 (ja) 2005-09-26 2006-09-08 Ac同期モータの初期磁極位置推定装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005277705 2005-09-26
JP2005277705 2005-09-26
JP2007536448A JP4816645B2 (ja) 2005-09-26 2006-09-08 Ac同期モータの初期磁極位置推定装置
PCT/JP2006/317818 WO2007034689A1 (ja) 2005-09-26 2006-09-08 Ac同期モータの初期磁極位置推定装置およびその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007034689A1 true JPWO2007034689A1 (ja) 2009-03-19
JP4816645B2 JP4816645B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=37888740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007536448A Expired - Fee Related JP4816645B2 (ja) 2005-09-26 2006-09-08 Ac同期モータの初期磁極位置推定装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7872438B2 (ja)
JP (1) JP4816645B2 (ja)
CN (1) CN101273520A (ja)
DE (1) DE112006002501T5 (ja)
WO (1) WO2007034689A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5194838B2 (ja) * 2008-01-29 2013-05-08 三菱電機株式会社 交流同期モータの磁極位置推定方法
JP4716143B2 (ja) * 2008-12-19 2011-07-06 本田技研工業株式会社 永久磁石式回転電機の制御装置
JP5428825B2 (ja) * 2009-12-15 2014-02-26 パナソニック株式会社 モータ駆動装置
JP5793648B2 (ja) * 2010-03-05 2015-10-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 モータ駆動装置
JP5711493B2 (ja) * 2010-09-30 2015-04-30 Thk株式会社 リニアモータの制御装置、及びリニアモータ装置
CN102468795B (zh) * 2010-11-10 2014-04-02 南京南瑞继保电气有限公司 一种同步电机转子静止位置检测方法
JP2012115044A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Okuma Corp モータの磁極位置補正方法
US8853979B2 (en) * 2011-02-28 2014-10-07 Deere & Company Method and system for calibrating rotor position offset of an electric motor
FR2985113B1 (fr) * 2011-12-21 2014-01-24 Michelin Soc Tech Onduleur de pilotage avec detecteur d'ondulation anormale de couple
FR2985112B1 (fr) * 2011-12-21 2014-01-03 Soc Tech Michelin Onduleur de pilotage avec detecteur d'erreur de couple
JP5756445B2 (ja) 2012-01-26 2015-07-29 オークマ株式会社 リニアモータの制御方法
US9193267B2 (en) * 2012-03-22 2015-11-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device for vehicle
DE102012102898B4 (de) * 2012-04-03 2022-02-10 Keba Industrial Automation Germany Gmbh Verfahren und System zur Bestimmung einer Rotorlage eines Synchronmotors
JP5357300B1 (ja) 2012-05-21 2013-12-04 ファナック株式会社 永久磁石同期電動機におけるロータの磁極位置を検出する磁極位置検出装置
JP5820446B2 (ja) 2013-09-13 2015-11-24 Thk株式会社 リニアモータの制御装置、及び制御方法
CN106602969B (zh) * 2017-01-17 2019-06-07 河南师范大学 一种外骨骼机器人用电机的自检校正系统及方法
US11444562B2 (en) * 2019-03-27 2022-09-13 Eaton Intelligent Power Limited Determining an initial position of a rotor of a permanent magnet synchronous machine
EP3902135B1 (en) 2020-04-20 2023-12-13 ABB Schweiz AG Angular position error estimation at standstill for high-frequency voltage injection
CN116772778A (zh) * 2022-03-10 2023-09-19 台达电子工业股份有限公司 马达检测方法与马达检测装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2895355B2 (ja) * 1993-06-22 1999-05-24 株式会社三協精機製作所 ブラシレスモータの駆動回路
JP4239372B2 (ja) * 1999-09-17 2009-03-18 株式会社安川電機 Ac同期モータの初期磁極推定装置
JP4665360B2 (ja) * 2001-08-06 2011-04-06 株式会社安川電機 電動機制御装置
JP4848609B2 (ja) * 2001-09-26 2011-12-28 株式会社安川電機 Ac同期モータの初期磁極推定装置
JP3789895B2 (ja) * 2003-02-28 2006-06-28 三菱電機株式会社 巻線界磁型同期モータの制御装置および巻線界磁型同期モータの回転位置ずれ補正方法
JP3923047B2 (ja) * 2003-03-04 2007-05-30 ファナック株式会社 同期制御装置
US7733044B2 (en) * 2005-02-24 2010-06-08 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. IPM motor system and control method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
US7872438B2 (en) 2011-01-18
CN101273520A (zh) 2008-09-24
US20080309268A1 (en) 2008-12-18
WO2007034689A1 (ja) 2007-03-29
DE112006002501T5 (de) 2008-08-07
JP4816645B2 (ja) 2011-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4816645B2 (ja) Ac同期モータの初期磁極位置推定装置
US8278849B2 (en) Controller for calculating electric power consumption of industrial machine
US8669727B2 (en) Detection device for detecting magnetic pole position of synchronous motor, and control apparatus equipped therewith
JP6272508B2 (ja) 位置検出器の角度誤差補正装置および角度誤差補正方法
JP5357300B1 (ja) 永久磁石同期電動機におけるロータの磁極位置を検出する磁極位置検出装置
EP2258043B1 (en) Sensorless control of salient-pole machines
US6738718B2 (en) Method and apparatus for measuring torque and flux current in a synchronous motor
US7405534B2 (en) Apparatus and method for controlling velocity of motor
JP5493546B2 (ja) リニア型永久磁石同期モータの制御装置
JP4631514B2 (ja) 磁極位置推定方法
JP2010130853A (ja) 電動機制御装置と電動機巻線抵抗値変化検出方法
US11190122B2 (en) Motor driving apparatus
JP2019022353A (ja) オフセット推定器、および、インバータ制御装置、および、オフセット推定方法
JP5141404B2 (ja) Pmモータの磁極位置推定方式
JP4273775B2 (ja) 永久磁石型同期電動機の磁極位置推定方法および制御装置
KR101575038B1 (ko) 센서리스 bldc 모터의 제어 방법 및 장치
JP4127000B2 (ja) モータ制御装置
WO2019150868A1 (ja) 磁極位置推定方法及び制御装置
JP4952902B2 (ja) 電動機制御装置
JP2021106456A (ja) モータ制御装置およびモータ制御装置の制御方法
JP4470445B2 (ja) モータケーブル抵抗検出方法およびその装置
JP2007082380A (ja) 同期モータ制御装置
US12003198B2 (en) Motor detection method and motor detection device
JP5983636B2 (ja) 電動機の制御装置
US11606054B2 (en) Motor control method

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110802

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110815

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees