JPWO2006129829A1 - 陶磁器をマイクロ波によって加熱し、陶磁器から遠赤外線、赤外線波長の放射に転換し、熱効率を上げて調理及び化学反応、化学分解、化学重合、化学合成、金属加工、金属結晶、金属の燒結、冶金を行う方法 - Google Patents

陶磁器をマイクロ波によって加熱し、陶磁器から遠赤外線、赤外線波長の放射に転換し、熱効率を上げて調理及び化学反応、化学分解、化学重合、化学合成、金属加工、金属結晶、金属の燒結、冶金を行う方法 Download PDF

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Abstract

物質を加熱する方法は、急速な科学の進歩とは違い、あまり進展していない。素材の加熱する最適温度の研究は多いが、加熱する物質の熱吸収波長から加熱を捉えていない。マイクロ波加熱は分子の摩擦熱による加熱方法であるが、マイクロ波は別に磁性体等に吸収され、遠赤外線、赤外線波長の領域に波長が転換され放射する。磁性体が持つキュリー温度によって温度は制御でき、一定の温度の範囲のなかで、放射する波長の領域がコントロールでき、その密度を上げると熱エネルギーが増幅することが解った。黒体輻射の原理を応用し、電子レンジの中で陶磁器に塗布した磁性体、マグネタイト、酸化アルミニウム、ジルコニア、ゼオライト等を利用すると電気炉を利用せずに短時間に簡便に高温が得られ、化学実験の応用に広くなる。全国の家庭で毎日利用されている電子レンジを調理として、この技術を利用すると簡便に、早く、調理が美味しく出来、高齢者や子供でも安全に直火を利用せずに調理ができることが解った。陶磁器を利用しマイクロ波加熱された時期は約15年前からである。理論的背景が少なく、難解のまま放置されていた。マイクロ波による磁性体の加熱は古典物理の思考領域から超えている。古典物理の理論ではなく、磁性体にマイクロ波を照射することによって、磁性体のスピンの共鳴により、マイクロ波が吸収され遠赤外線を輻射するという量子力学的な効果を利用したものである。磁性体のマイクロ波照射による量子力学的理論とプランクの黒体輻射による遠赤外線の輻射の効果を併用することによって解決した。

Description

本発明は陶磁器にマイクロ波を照射し加熱させ、調理、加熱、解凍を始め、化学反応、化学合成、金属加工、金属結晶、金属の燒結、冶金をおこなう方法である。
陶磁器の外部からマイクロ波を照射し、陶磁器に吸収させ、遠赤外線、赤外線の波長に転換させ陶磁器の内部に放射する構造にし、加熱する方法である。
陶磁器の内部で放射する遠赤外線、赤外線の波長と陶磁器の内部で加熱する素材の最適温度のなかで、陶磁器の内部に放射する遠赤外線、赤外線の放射する波長の密度を上げることによって加熱の熱効率は高められる。同一温度のなかで放射する波長の密度を高める構造によって、早い調理加工並びに化学反応、化学合成、化学分解、化学重合、金属加工、金属結晶、金属の燒結、冶金等を行うことができ、熱効率が上げる方法。
陶磁器の内部にマンガン系フェライトを塗布し、電子レンジを利用した調理方法は、特許申請2005−71885において特許出願申請者において申請している。
食品調理では、素材が持つ加熱最適温度と熱吸収最適波長があり、その波長特性に整合する遠赤外線、赤外線波長を選択し照射すると熱効率が改善できる。
これまでの調理は、加熱する素材が持つ、吸収波長特性を知り最適加熱温度から温度調整し加熱されていない。調理人や主婦の経験から加熱最適温度を加えており、火の強度を調整し調理している。
素材には、それぞれ異なる最適吸収波長があり、最適温度のなかで最適吸収波長の密度をあげ加熱すると熱効率が高くなる。
遠赤外線、赤外線の波長の密度を上げるときに、直火の調理では、加熱温度を上げ火力を大きくすると同一波長の密度は高くなる。加熱温度を上げ、火力を大きくすると、調理品が吸収できる領域以外の波長の多くが吸収波長の密度よりも多く、調理する素材に照射され、その結果、調理品の多くはこげが生じ、品質的な価値を失う。
電子レンジの直接加熱は、分子摩擦によって加熱する方法である。このときの加熱時間の短縮には、電気の出力を上げて加熱している。
経験的にこげやすい調理品では、低温で時間を掛けて調理するか、撹拌し、均一な低温を維持する方法で加熱している。他には、加圧、減圧などによって均一な温度を維持し加熱している。
どちらの方法も設備価格が高く、調理の手間が掛かり、熱エネルギーのロスが多い。
エネルギーのロスは、厨房内部の室温が上昇し、厨房室では換気扇による換気が必要であり、他に空調による温度制御が欠かせないことからも理解される。
電子レンジの直接加熱においても調理時間の短縮のために、出力を上げる傾向の一つとして家庭用の電子レンジは、約20年前の出始めの頃は、出力の多くが、0.5kwであったが、最近では0.7kwから1kwが普及している。
調理品が有する遠赤外線、赤外線吸収波長の範囲は、2.5μm〜20.0μmが多く、吸収波長の密度が高い領域は、3μm〜12.5μmの範囲であり、調理品の加熱最適温度は70℃〜80℃である。最適な温度の下で味覚を整えるには、調理品が吸収する遠赤外線、赤外線波長の領域の密度を上げることであり、加熱するときに吸収波長の領域外の波長照射を少なくすることである。黒体輻射の原理から計算すると調理品が吸収する波長領域の温度帯は100℃〜230℃が最適範囲となっている。この温度帯のなかで波長密度を上げて照射すると効率の良い調理が可能になる。高温に上げ波長密度を上げるとこげが生じるが、温度を上げずに、吸収波長の密度を上げる場合はこげの心配がなく、熱効率の高い調理ができる。
電子レンジの構造は、庫内にマイクロ波を照射し撹拌して加熱するシステムであり、他の加熱機器と比較すると熱効率が高く、周辺へ輻射熱を放射する率が少ない。
電子レンジを利用し、耐熱ガラスによる調理では、100%マイクロ波は耐熱ガラスを透過し、調理品の分子摩擦によって加熱している。耐熱陶器を利用し、電子レンジで炊飯が出来るとされている陶磁器や焼き芋用の陶磁器も、マイクロ波の20〜30%が陶磁器に吸収され、耐熱陶器から遠赤外線放射に転換され放射され、残りの70〜80%は透過し、直接調理品を照射し、加熱している。開放型の炭素系を利用した陶磁器も同様であり、密閉型の炭素系素材を釉薬に配合し利用した陶磁器は、温度の上昇が早く、調理品の加熱では、必要としていない波長領域が多く、早くこげる現象が見られる。釉薬に炭素系素材の配合比率が少ない場合は、マイクロ波は透過し、直接調理品を分子摩擦によって加熱している。
家庭や業務用の電子レンジを利用し、陶磁器の内部でマイクロ波から遠赤外線、赤外線の領域に100%転換し、黒体輻射の原理を利用し、調理品が吸収する最適吸収波長の密度を上げ、調理品に照射すると熱効率は大きく改善することができる。
調理加熱は黒体輻射の原理から調理機器の内部を出来るだけ球形に近い構造にして球形全体の内部に向かって熱が放射される構造にすると熱効率が高く、早い加熱が出来る。
電子レンジは、マイクロ波が庫内全体に放射されているが、黒体輻射の原理を利用し、調理品が持つ最適吸収波長に転換し、加熱されていない。電子レンジの庫内の壁面にマイクロ波が放射され、反射しながら加熱する素材にマイクロ波が透過し分子摩擦によって加熱する構造である。
マイクロ波による直接加熱は、分子摩擦による加熱であり、分子のイオン値の量や脂質の含有量によって加熱温度の格差が生じ、調理品の内部で加熱温度のむらが生じやすく、常に均一な温度の加熱にならない。水のなかのイオン値が300ppmを超えてくるとイオン値の高い表面部分にマイクロ波が集中し、内部にマイクロ波が透過せずに表面だけの加熱になることが多い。
調理品でも表面に脂質が多いときは、表面だけが集中的に加熱され内部にマイクロ波が透過されずにこげる現象が見られる。冷凍の魚類や肉類はそのまま解凍すると解凍むらが生じる。
他に、分子摩擦から生じる熱変化によって分子の化学的な変化が生じることも指摘されている。
遠赤外線、赤外線による加熱は、分子振動エネルギーによる加熱であり、素材の化学的品質変化が少なく、均一に温度が上昇し安全な調理である。電子レンジの内に、陶磁器を入れマイクロ波を吸収し、陶磁器の内部に磁性体を焼結し遠赤外線、赤外線の波長に転換して放射する。放射する波長の密度を高める構造にし、調理に利用すると熱効率の高い調理が安全に利用できる。
陶磁器は容器の凹面と蓋の凸面の内面全体に磁性体を層にして、塗布し、燒結し、電子レンジによって加熱すると磁性体の層に沿って渦電流が生じ、電子レンジに拡散しているマイクロ波を磁性体が吸収し陶磁器の内部に向かって発熱する。この時に利用する磁性体の組成を黒体輻射原理から、黒色で磁性のある素材のなかで、加熱する物質の最適温度を磁性体のキュリー温度以下に設定し、陶磁器の内面に塗布し、電子レンジのなかで加熱すると陶磁器の内部は黒体輻射と類似した波長の領域である遠赤外線、赤外線に転換され放射する。
陶磁器の内部に凹面凸面に焼結した磁性体は、電子レンジのマイクロ波が磁場に吸引し渦電流が生じ、磁場が大きくなり、拡散しているマイクロ波は効率よく、磁性体の持つ陶磁器に吸引し、加熱効率が高くなる。渦電流が生じ、磁性体の磁場が強くなると陶磁器内部の黒体から放射する遠赤外線、赤外線の密度が高くなり、短時間にキュリー温度に近づき、持続した加熱ができる。
磁性体のキュリー温度によって加熱する最高温度が決定でき、最高温度以下の加熱が継続でき、その温度と調理品の持つ最適吸収波長を整合すると安定した加熱ができる。
磁性体は黒体輻射の構造となる素材、黒色のマンガンフェライト系の素材のなかから選択し、加熱に最適なキュリー温度から磁性体を選ぶと磁化が強く、加工性、耐久性にも優れている。
マイクロ波を利用した化学実験の報告は多く、ナノサイズの化学実験では、高額な施設の設備投資がなければ可能ではないとされていた。設備投資が実験費用の足枷になり、中小企業や研究予算の少ない企業及び学術的研究予算の少ない大学の弊害にもなっている。加熱による化学実験でも従来の電気炉は費用と経費が大きく、その上に長時間加熱し、始めて求める設定温度になる欠点がある。
設定温度への加熱時間が長いことは、その過程で不純物の生成する比率も高くなり、組成の安定性からも早い設定温度への昇温が求められている。
電子レンジを利用し陶磁器による敏速な加熱は小型の実験加熱として最適であり、温度上昇が早く、投資コストが安く、経費の節減にもなる。
電子レンジを利用した加熱方法は、多く実験現場で見られるが黒体輻射の原理を利用し、加熱されていない。
電子レンジの内部に熱電対を入れ計測しながら、加熱する方法も存在するが、マイクロ波照射は、分子摩擦による加熱であり、熱による化学変化なのか、分子摩擦から生じる化学変化なのか正確な科学的根拠が報告がされていない。
これまで電子レンジのなかで加熱しながらおこなわれていた化学実験では、減圧下の状態や、脱酸素の状態、窒素ガスを入れ窒素化合物の生成、希ガスを入れ電離させることからナノサイズ構造物の生成、金属結晶などは見らるが、マイクロ波の分子摩擦による影響なのか、熱による変化なのか、実験の再現性が常に課題となっている。
黒体輻射の原理から構造を決定し加熱すると、1000℃を超える高温でも5分〜10分の時間で達成し、マイクロ波の波長に影響されされない熱変化による実験が簡便に行える。黒体輻射から見ると2000Kでは、波長は約0.3μm〜80μmの範囲であり、この波長のなかで最高密度の領域は、0.8μm〜1.2μmの波長である。この波長による分子摩擦による組成変化について学術的な報告はなく、分子振動による加熱とされている。化学合成、化学結合などに必要な加熱の最適吸収波長は化学合成の場合は化学物質の融点の領域が物質の吸収波長となっている場合が多い。金属の加工、冶金、燒結等をおこなう場合、金属元素の融点の温度と黒体輻射における放射最高密度の領域温度が金属元素の吸収波長領域と類似しており、金属元素の融点の温度と0.8μm〜1.2μmの波長密度を上げると熱効率の高い加工が可能となる。最適吸収波長の密度を上げ又は増幅し、結晶加工、焼結を効率的に行う方法は報告されていない。
調理加工に加熱は欠かせない条件であるが、その多くは体験的、経験的要因から加熱方法を説明しており、調理素材が持つ吸収波長のデータの分析から、加熱の最適方法を解析されている例がない。
調理加工における最適加熱は、調理加熱で求められる温度下において、素材が持つ熱吸収波長の範囲を知り、その波長の領域に高密度の波長を増幅させ照射することが、効果的な加熱になる。この波長の領域は遠赤外線、赤外線領域である。
黒体輻射の原理から波長の領域は高温になるほど広がり、密度も高くなる。しかし、最適吸収波長以外の波長を調理品に照射すると表面がこげる現象が生じ、品質が劣化する。照射する高温の熱エネルギーも無駄なエネルギーとなっている。
例えば、天ぷらを揚げるときに油が高温になると−気に表面がこげる。表面がこげているが、調理品の中に熱が入っておらず、まだ生の状態になっていることがあり、この現象と同じである。ガスによる直火による加熱の場合、鍋やIH鍋の利用で良く見かけるのは、加熱最適温度を超えて加熱し、こげる現象である。電子レンジ加熱で利用されている陶磁器においても食品の最適温度を超え吸収波長以外の波長を照射すると同様にこげる現象が生じる。
熱波長の密度は、高温になるほど大きくなり早い熱輻射が見られるが、調理では、250℃以上の温度を加えると表面が早くこげ、内部まで熱が吸収しない事例が多く、その結果、品質価値を損なうことが多い。
加熱最適温度と熱吸収波長とが整合し、その波長の密度が高いときに、早く美味しい調理ができる。
調理品には、水分、タンパク質、脂質、デンプン類などで構成されており、その構成比率によって熱吸収波長には違いがある。食品の多くは、水分の含有比率が高く、水の吸収波長、2.5μm〜6.5μmの範囲のなかで密度を上げ、波長を増幅し照射すると加熱効率が高くなる。脂質の多い食品の吸収波長は3.5μm〜12μmの領域に吸収波長が多い、デンプン類は3μm〜10μm、野菜には水分が多く、2.5μm〜10μmの範囲であり、食品の多くの種類、牛肉、豚肉、鶏肉、小麦粉、米、デンプン類、野菜は、2.5μm〜12μmが最適吸収波長となっている。
加熱温度が250℃を超え、高温になるほど波長の2.5μmから1μmの方向に波長の密度の高くなる位置が変わり、調理品の吸収波長から遠ざかり、こげる現象を作る。高温に上げる熱エネルギーそのものが無駄な熱エネルギーとになる。
調理品の多くは、2.5μm〜20μmの波長領域の密度を上げ波長を増幅すると熱効率が高くなる。波長の密度を上げる方法は、マイクロ波を効率的に吸収する構造として、陶磁器の内面全体にマンガン亜鉛フェライトなどマンガン系フェライトを層にして塗布し、燒結した耐熱性の容器を作り、電子レンジのなかでマイクロ波を照射すると陶磁器の内部が集中的に加熱される。利用する磁性体のキュリー温度を調理加熱に最適な100℃〜250℃の範囲で設定すると陶磁器の内面で放射される波長は、遠赤外線、赤外線波長の領域で放射される。波長の密度を増幅させるには、磁性体の表面で渦電流が生じ、陶磁器全体にマイクロ波が無駄なく、吸収できる構造にする。陶磁器の大きさ、陶磁器の底のはなの高さと大きさは、電子レンジの構造と内部の高さ、奥行き、幅から割り出すことができる。
他にマイクロ波を発生するマグネトロンの発生出力を上げることによってマイクロ波から遠赤外線、赤外線の転換する密度は増幅することができる。
健康的な食材の加工は、タンパク質が変成しない80℃以下が望ましとされており、他にビタミン類には高温になると分解する成分も多い。
調理で必要な温度とその素材の吸収波長から加熱方法を見ると調理素材の最適な温度は80℃以内である。この温度帯になると多くの食中毒菌の殺菌も可能である。
黒体の輻射原理では100℃〜250℃の温度が2.5μm〜20μmの波長が多く、温度が高くなると波長の領域が広がり無駄なエネルギーが多くなる。食品の最適加熱温度80℃を超えないためには、100℃〜250℃のなかで2.5μm〜20μmの波長密度を高めると熱効率が上がり早い調理が可能である。
一般的な調理では、鍋や陶磁器の下から加熱されており、加熱の熱エネルギーは、鍋や陶磁器の周辺、室内に拡散している。電子レンジの加熱でも、電子レンジ自体が短時間に高温になるのは、マイクロ波が周辺に拡散し加熱していることを示している。拡散している熱は、熱エネルギーの損失を示している。
調理加工において、熱エネルギーの効果を高め、早い加熱を行うには、プランクの黒体輻射と類似した構造の陶磁器を作り、電子レンジの内部で加熱し、陶磁器の内部に熱エネルギーが吸収され、陶磁器内部に遠赤外線、赤外線波長が放射され加熱するとエネルギー効率の高い調理が可能になる。この加熱方法で調理を行うと電子レンジそのものも側面、上面の温度が高くなく、耐熱ガラスで加熱するときと温度に大きな違いが見られる。
化学反応、化学合成などで電気炉を利用するとき炉の温度は100℃〜600℃が要求される。ナノ粒子の結晶や窒素化合物の生成では1000℃〜1480℃の高温を求められる。
実験用電気炉によってこの温度帯に上げるには、出力5kw〜10kwの大きさでも、最低でも2〜5時間の時間が必用である。
電子レンジは価格的にも安く、温度の上昇は早く出力も小さい。電子レンジを利用し、陶磁器に黒体輻射の原理を利用し、陶磁器内部に熱放射する機能を付加し、磁性体、またはマグネタイト、酸化アルミニウムを利用し焼結する容器でその容量が約2000ccの大きさで、0.5kwの出力で5〜10分の加熱でその内部は、200℃〜1500℃まで温度が上がる。
陶磁器の内部を20〜30(mmHg)の減圧や脱酸素の環境も可能であり、ガス充填穴を設置すると陶磁器内部に窒素ガス、希ガスやアルゴンガスの充填も可能となる。
耐熱性陶磁器は、500℃〜1800℃まで存在する。
陶磁器の内部が黒体理論の構造にするには、耐熱性陶磁器の内部全体に磁性体やマグネタイト、酸化アルミニウム等を塗布し燒結する構造によって可能である。
温度上昇の機能は、磁性体を利用する場合は、磁性体のキュリー温度で設定できる。
電磁波照射によって高温になる炭化ケイ素、酸化アルミニウム、マグネタイトは材料の物質内の原子、分子の振動、磁性材料のスピンの共鳴、ポンドラモーティブ力による影響と考えられ、1000℃以上の高温が得られる。この時の温度と波長領域密度の関係は、黒体輻射が陶磁器の内部に放射する構造と類似し、波長の密度はより高くなる。
1000℃以上の高温下のなかで窒素ガスを注入し、窒素化合物の結晶が簡便に得られ、同一条件下で希ガスを注入するとプラズマ反応が見られ、薄膜やナノ生成が見られる。
陶磁器内部にアルニウム、チタン、ケイ素、スズ、クロム、亜鉛、鉄の酸化物を層状に塗布し、燒結加工した。それぞれの燒結温度は、天然ゼオライトは1050℃、酸化アルミニウムは1400℃、酸化チタンは1300℃、酸化ケイ素は1400℃、酸化スズは1200℃、酸化クロムは1400℃、酸化亜鉛は1150℃、マグネタイトは1000℃、SrTiOは1400℃である。黒体輻射と類似した条件とし、マイクロ波で加熱すると温度が上昇し、陶磁器内部に遠赤外線を放射する。陶磁器の内部が400℃のときにそれぞれの物質が放射する波長密度の最高点とその領域に違いがあり、その特性を利用すると化学反応、化学合成などの応用に利用が可能である。
天然ゼオライトは波長2.5μm〜8μmと13μm〜20μmの遠赤外線を最も放射する。酸化アルミニウムAlは、波長7μm〜12μm、酸化チタンTiOは波長5μm〜12μm、酸化ケイ素SiOは波長5μm〜8μm、酸化スズSnOは波長8μm〜14μm、酸化クロムCrは波長8μm〜15μm、酸化亜鉛ZnOは波長5μm〜15μm、マグネタイトFeは波長5μm〜14μmの遠赤外線を最も放射し、SrTiOは波長5μm〜13μm。同一波長の領域であるが酸化亜鉛、マグネタイト、SrTiOは、5μm〜10μmの同一波長の領域であるが密度に違いがあり、酸化亜鉛、SrTiO、マグネタイトの順に放射率が高い。
同じ温度であっても陶磁器の内部に利用する素材によって放射する波長の強度、領域に差があり、均一ではない。陶磁器内部に塗布し燒結した、アルミニウム、チタン、ケイ素、すず、クロム、亜鉛、鉄の酸化物が最も大きく遠赤外線を放射する波長から、最も効果的に吸収する波長の物質を選択し、陶磁器の内部に入れ、マイクロ波で加熱すると一定の領域の波長が放射され、効率のよい波長で効率的に化学反応、化学合成をすることができる。
陶磁器内部の温度を一定にして化学合成、化学結合を行う場合は、マイクロ波の出力によって調整できる。
電子レンジのマイクロ波を利用し、耐熱性陶磁器を加熱するときに、陶磁器とその蓋にマンガンフェライト等の磁性体を層状に塗布し、同色の釉薬又は透明の釉薬を焼結した場合陶磁器の内側は完全に黒く仕上げ、マイクロ波加熱すると、黒体放射の原理の遠赤外線、赤外線が陶磁器内部に放射する。
プランクの黒体輻射方程式では、200℃の時の黒体の遠赤外線放射量は、2.613×10W/m最高エネルギー密度を示す波長は6.126μmである。
食品のタンパク質の変成しない加熱温度80℃の黒体の遠赤外線輻射は、8.219×10W/mであり、最高エネルギー密度を示す波長は8.206μmである。
80℃で加熱すると水が吸収する最適波長、2.5μm〜6.5μmから少しずれが生じ、黒体輻射の方程式では、180℃〜250℃のときに水が吸収する最適波長となり、無駄のない波長領域の加熱になる。
次に電子レンジを利用し、陶磁器の内部で遠赤外線、赤外線を放射したとき、マイクロ波から波長転換による効率は、直接マイクロ波を照射したときよりも早くなる証明は次の方程式によって示すことが出来る。
マイクロ波がマンガン系フェライトに吸収され磁性を持つ原子が遷移しマイクロ波のエネルギーを増幅し、遠赤外線を放射する。同一出力の中で起きる加熱効果の現象が、次の方程式によって説明できる。
マイクロ波が吸収され損失するエネルギーは
Figure 2006129829
;損失するエネルギー Brf;マイクロ波磁界 V;容器の容積、
ω;マイクロ波の周波数,Q;マイクロ波の損失係数
マイクロ波が磁性材料に吸収され遠赤外線、赤外線を放射するエネルギーは
Figure 2006129829
P;吸収され放射されるエネルギー μ;磁気モーメント,Brf;マイクロ波磁界
h;プランク定数、 △ω;吸収したマイクロ波の周波数と放射した遠赤外線の周波数の差、ω;放射した遠赤外線の周波数、n;遷移した磁性原子の数
数式−1は、マイクロ波吸収の方程式、数式−2はマイクロ波を磁性体が吸収し放射するエネルギーであり、その対比によってエネルギーの格差が証明できる。
数式−1,を数式−2,で割りその大きさを比較すると次の方程式となる。
Figure 2006129829
磁気モーメントμ=3.0×10−23 (J/T)(マンガンの磁気モーメント)
プランク定数h=6.6×10−34 (Js)
数式−3に磁気モーメントの数及び、プランク定数を代入し、マイクロ波周波数10Hzが遠赤外線の周波数1014Hzに転換したとして、1mあたりマイクロ波から遠赤外線に遷移する原子の数を2×10個とすると、P/Pの値は10〜100の値となり、放射するエネルギー密度は吸収されるエネルギーより10倍から100倍増幅されている。マイクロ波を陶磁器の内部で磁性体によって転換し放射する熱エネルギーは大きくなることを示している。
放射する電磁波の周波数と磁場の遷移は次の数式−4によって決定される。
Figure 2006129829
△B;マイクロ波の磁性材料による吸収と電磁波の放射により遷移した磁場の大きさ
マイクロ波の周波数を約10Hz、遠赤外線の周波数を1014Hz波長3μmとすると10−1gaussの磁場の遷移で遠赤外線は放射される。
数式−2に示された、マイクロ波を吸収し、放射された電磁波のエネルギー密度は、磁気モーメントμが大きいほど大きく、磁気モーメントのスピンの数は、マンガンフェライトを利用した時の、マンガンのスピンの3を選択した。
マイクロ波が陶磁器を透過し磁性材料によって吸収され陶磁器内部に放射された遠赤外線のエネルギー密度は、数式−2によって計算され、3.675×10W/mとなり、80℃の時の黒体輻射による遠赤外線のエネルギー密度8.219×10W/m、200℃の時の黒体輻射による遠赤外線のエネルギー密度2.613×10W/mより大きい。
陶磁器の内面全体に磁性体マンガンフェライト等を層状に塗布し、電子レンジによってマイクロ波で加熱すると陶磁器の内面は、黒体輻射による遠赤外線の放射する熱エネルギーと磁性体のマンガンフェライト等がマイクロ波の照射からの磁性原子の遷移による、遠赤外線、赤外線輻射の相乗効果が生じ遠赤外線、赤外線を放射する。
食品には遠赤外線、赤外線を吸収する最適波長があり、食品が加熱する場合の最適吸収波長、2.5μm〜20μmはこの領域であり、この領域の波長密度を高めることが熱効率の良い加熱になる。陶磁器内部を黒体輻射の条件とし、陶磁器内部が80℃、200℃の時の遠赤外線放射の熱エネルギーとたときと、磁性体のマンガンフェライト等がマイクロ波を吸収し磁性体が持つ原子の遷移による遠赤外線の放射した場合が遠赤外線のエネルギー密度は10から100倍ほど大きいことを数式−3によって示した。食品の吸収される遠赤外線の波長密度の領域において、通常の加熱温度による黒体の遠赤外線輻射の10倍から100倍の遠赤外線の輻射がマイクロ波を磁性体が吸収し、照射による磁性体が持つ原子の遷移によって得られ、またこのときマイクロ波のエネルギーは入射エネルギーより増幅され輻射されている。
化学合成、化学結合は2つ以上の物質によって行われる。このときに必ず異なった分子の間で、熱エネルギーの移動がある。どのような物質にも遠赤外線、赤外線の最適吸収波長があり、合成や結合、分解、重合では、類似した吸収波長を持つことが多く、化学反応によって生じる温度や化学反応を促進するためには外部から加熱する。化学反応には最適加熱温度があり、その温度によって化学合成や化学結合、分解、重合が生じる。その化学変化する物質の沸点を頂点として最適吸収波長が存在する。化学合成及び、化学結合は反応最適温度に早く到達することが反応時間の短縮は、品質の純度が高くなり経済的にも効果的である。
化学結合や合成、分解、重合において黒体輻射の原理を利用し、最適反応温度、結合温度及び吸収波長を計測し、最適温度の中で波長密度を高め加熱すると省エネルギーで且つ純度の高い化学結合や合成、分解、重合が効率的に起こる。
金属の加工、燒結、冶金において、金属元素の融点と融点の近似点温度が最適加熱温度であり、金属元素の融点で金属元素が持つ最適吸収波長の範囲は、0.5μm〜1.5μmである。金属の加工、燒結、冶金において融点の温度に敏速に昇温し、最適吸収波長の密度を高め加熱すると省エネルギーで純度の高い製品化が可能になる。
陶磁器の内部に塗布し、燒結したマグネタイトなどの磁性材料、炭化ケイ素、ジルコニア、アルミナを陶磁器の外部からマイクロ波を照射すると温度は、磁性体は磁性体が持つキュリー温度に、炭化ケイ素、ジルコニア、アルミナなどは、1000℃〜1500℃に上昇する。冶金、燒結する金属の種類、化学合成する化学物質の種類によって磁性材料、炭化ケイ素、ジルコニア、アルミナを選択し、内側に層状に塗布し、燒結し、マイクロ波で加熱すると物質内の原子、分子の振動によって吸収され、マイクロ波のエネルギーは増幅されポンドラモーティブ力によって高温に上昇する。マイクロ波によって物質内の原子と分子が振動し、吸収されるエネルギーはマイクロ波の入射エネルギーの損失より、増幅される。
マイクロ波が物質に吸収され損失されるエネルギーを同一出力の条件では、以下の方程式によって説明できる。
Figure 2006129829
P’;吸収され損失されるエネルギー E;マイクロ波電界 V;容器の体積
ω;マイクロ波の周波数 Q;マイクロ波の損失係数
マイクロ波が物質内の分子、原子の振動によって吸収し増幅されるエネルギーはつぎのようになる。
Figure 2006129829
P’;共鳴によって物質内に吸収され増幅されるエネルギー ρ;物質の分極率
h;プランク定数 E;マイクロ波電界 ω;マイクロ波の共鳴周波数 n;共鳴によって遷移した原子、分子の数
数式−5を数式−6で割りその大きさを比較すると
Figure 2006129829
数式P’/P’の値は物質の分極率、その物質の遷移する原子、分子の数によって大きくことなるが、P’/P’の値は100〜1000となりマイクロ波が物質内の原子、分子の振動によって吸収されたエネルギーは増幅される。このエネルギーによって磁性体のマグネタイト、炭化ケイ素、ジルコニア又はアルミナが高温になる現象が説明できる。マイクロ波を磁性体または炭化ケイ素、ジルコニア、アルミナに照射し吸収され、物質内の原子や分子の振動や、磁性原子の振動によって遠赤外線、赤外線として輻射されるエネルギーは、マイクロ波の入射エネルギーより増幅され、化学合成、金属加工、冶金、燒結、加工に最も適合した遠赤外線、赤外線の波長のエネルギー密度が増幅され、効果的に化学合成、金属加工、冶金、加工ができる。陶磁器内に磁性体、またはマグネタイト、炭化ケイ素、ジルコニア、アルミナを粒子の大きさ5μm〜10μmに加工し、塗布の厚さ約20μm燒結し、マイクロ波を照射することによって転換された遠赤外線が陶磁器内の食品、化学合成する物質、冶金する物質に吸収され、分子振動、または原子の振動によって熱エネルギーに変換され、温度は上昇する。その場合の熱エネルギーの変換効率は、ヘルムホルツのエネルギー理論から考察すると、遠赤外線のエネルギー密度の増幅が約10倍から約100倍ならば約3倍から10倍以下であり、遠赤外線のエネルギー密度の増幅が約100倍から約1000倍ならば約10倍から30倍以下であると考えられる。
片手鍋に利用している粘土に5cm×5cmの大きさで厚さ4mmキュリー温度200℃の磁性体を塗布し燒結し、200℃における遠赤外線、赤外線の放射波長とその密度を計測した。計測は、IR−435分光光度計を利用し計測した。計測の範囲は2.5μm〜25μmのであるが、波長密度のピークは、5.5μm〜6.5μmを示していた。
マイクロ波加熱におけるピークもこの領域と考えられ、マイクロ波加熱によってこの領域が増幅し、熱効率が高くなる。
陶磁器は器と蓋を作り、一体で黒体輻射となる構造にした。塗布する磁性体はマンガン亜鉛フェライト、キュリー温度、200℃、150℃、250℃の3つを作り比較対照を行った。陶磁器の容量は750cc、長径17cm、高さ8.5cmの片手鍋に蓋のある構造を作った。磁性体は平均粒子10ミクロン、塗布の厚みは平均20ミクロンで仕上げた。陶磁器の燒結は1250℃で燒結した。
実験における電子レンジは0.5kw、0.7kwを利用した。
熱エネルギーの転換効率を実証するために次の実験を行った。
マイクロ波加熱の熱効率と遠赤外線の転換効率を見るために、石英ガスの容器と耐熱陶器で出来た市販の電子レンジ用、黒色炊飯器を利用し、電子レンジのマイクロ波が直接照射される場合との比較を行った。3つ異なるキュリー温度を持つ磁性体との時間差を対比した。熱効率がわかりやすい炊飯によって調べてみた。
米200g水260ccをそれぞれに入れ炊きあがり時間と食味を見た。
沸騰するまでの時間は、0.5kwの電子レンジを利用し、温度96℃までの時間を沸騰点として炊飯した。
石英ガラスの容器 360秒
耐熱炊飯器 360秒
キュリー温度200℃ 340秒
150℃ 355秒
250℃ 336秒
沸騰点までの時間差は、10秒から24秒であった。
沸騰後電気の出力を1/2に切り替え5分後の状態を確認した。
石英ガラスの炊飯では、蒸らしが不十分で、しんが残り、食べられる状態ではなかった。
耐熱陶器の炊飯器は石英ガラスの容器よりも状態が進んでいた。
磁性体を利用した3つには共に同様の状態で多少しんが硬いが食べられる。
3分間、蓋をした状態で放置し、食感をみると磁性体を利用した炊飯は美味しく食べられた。石英ガラスはまだ食べられる状態ではない。耐熱陶磁器は、米の眞が残っている。
その後3分きざみで食味を調べ、耐熱陶磁器、石英ガラスで炊飯した容器は10分経過後に食べられる状態になっていた。この格差は、磁性体が黒体輻射で遠赤外線、赤外線を放射し加熱している効果と判断できる。耐熱陶磁器と石英ガラスでは幾分耐熱陶磁器が早いが時間的にはそれほど大きな差には、ならなかった。
マイクロ波を直接照射し炊飯すると食べられるまでには、炊飯開始から1,440秒、24分必要であるが、キュリー温度200℃では、炊飯後820秒、キュリー温度150℃、では、835秒、キュリー温度、250℃では816秒と605秒〜624秒の時間が短縮されることを確認した。沸騰までの時間は、キュリー温度が高いほど早く、磁性素材の差が生じることが解る。しかし、意外にも沸騰点までの時間差は短い。
キュリー温度250℃を利用した場合は鍋の周辺に少しこげが生じ、米が硬くなっている。
食味では、200℃が最適である。石英ガラスで炊飯した場合と食味は大きな違いがあり、米の食感は2等級程度上がっており、この差は、遠赤外線による加熱が食品の加熱では良くなる報告が多いが、実践されたと判断できる。
次ぎに肉じゃがを作ってみた
肉100g、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン300gを利用した。
耐熱ガラスと耐熱陶磁器は直接マイクロ波が透過し全体にマイクロ波が透過しなければ調理にはならない。又マイクロ波は水の分子摩擦によって熱効率が上がる。
磁性体を利用した片手鍋は、直接野菜に遠赤外線を振動させると効果的な加熱が出来る。
そのためには調理方法を変えてみた。
ジャガイモ、ニンジンはさいころ状、タマネギは短冊にした。
耐熱ガラス 10分間加熱し撹拌し再加熱2分、仕上がり時間12分
耐熱陶磁器 10分間加熱で撹拌し再加熱2分、仕上がり時間12分
ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、牛肉を入れ同時に煮付けた。
磁性体塗布の片手鍋
キュリー温度150℃ 7分間でジャガイモ、ニンジン、タマネギは仕上がり、牛肉を入
れ、3分、加熱、仕上がり時間、10分
キュリー温度200℃ 6分間でジャガイモ、ニンジン、タマネキは仕上がり、牛肉入れ
3分、加熱、仕上がり時間、9分
キュリー温度250℃ 6分間でジャガイモ、ニンジン、タマネギは仕上がり、牛肉を入
、3分れ加熱、仕上がり時間、9分
マイクロ波直接による耐熱ガラスや耐熱陶磁器よりも、磁性体を黒体輻射にすると早い加熱が見られる。味覚は遠赤外線効果によって、バレイショ、ニンジン、タマネギに極端な味覚差が生じる。この差は調理品が持つ遠赤外線の吸収波長との整合性ではないかと見られる。
キュリー温度200℃の磁性体と250℃の磁性体では、キュリー温度250℃の磁性体を利用した片手鍋は少し柔らかい感じで加熱が進んでいることを示していた。
他の調理では、鳥の蒸し焼き、焼き魚などの比較を行った。脂質の多い素材は大きな時間出来差が少なく、水分が多い品目に時間的な差が大きい。分子摩擦と分子振動では脂質の多い1〜2cmの厚さの魚肉、肉類にはそれ程の差がなく、煮付ける調理、厚さが大きな肉類には、時間差が生じることが解った。
野菜をマイクロ波加熱すると水分が分離し、べたべたするが磁性体を利用した陶磁器は、蒸し焼きに近い状態で仕上がる。魚や鶏肉等を加熱しても水分が分離せず、ふっくらと仕上がる。
0.5kwの電子レンジを耐熱ガラスと耐熱陶磁器で連続し30分加熱すると、電子レンジの側面は65℃、となるが磁性体の陶磁器を連続し、加熱しても40℃以下で、手で触っても熱い感じにはならなかった。この差は、磁性体がマイクロ波を効果的に吸収し熱効率の良さを示している。
0.5kwと0.7kwの出力が違う電子レンジによる加熱の差は歴然としており、耐熱ガラス、耐熱陶磁器、磁性体の塗布した陶磁器ともに出力が大きい程早い加熱が可能である。但し味覚には、酵素の変化などが影響すると考えられ、早い加熱だけでは、説明できない要素も残されている。味覚の良さは、遠赤外線効果が、正確に判断できる。
図−1は電子レンジの中に入れ、化学合成、化学結合、金属加工、燒結、冶金の実験を目的に製作した耐熱陶磁器の容器である。
耐熱用の陶磁器で最高温度1500℃に耐える燒結にした。
構造は、容器と蓋に分け、容器には、2つの小さな開口部を設け、一つには光を照射し、他の一つは、内部の温度の変化や化学変化が観察できる用に石英ガラスをはめる構造にした。蓋には3つの穴を設け、2つは外部からガスの注入と排気、もう一つは、温度計を挿入する開口部である。
内部に塗布し燒結する素材は、磁性体、マグネタイト、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化クロム、ゼオライト、ジルコニア、炭化ケイ素などを5μm〜10μmの粒子にし、厚さ約20μmで仕上げた。
耐熱陶磁器の内面に燒結している素材によって、マイクロ波照射による上昇温度と時間の差が生じるが、早い温度の上昇を示す。
温度の上昇の効果は0.5kw、0.7kw、1kwの電子レンジに入れ、温度の上昇を見ると、出力が大きいほど温度の上昇は早く、数式−7で示すとおり、短時間で早い温度の上昇が確認できた。
温度の計測は、熱電対で計測した。180秒の温度上昇
0.5kw 0.7kw 1kw出力
磁性体キュリー温度200℃ 189 195 198
マグネタイト 550 680 820
酸化アルミニウム 370 540 710
炭化ケイ素 580 730 880
酸化チタン 340 490 620 単位℃
短時間に耐熱陶磁器の内部は高温になり、化学反応、化学合成、金属加工、燒結、冶金が簡便に出来、ガス注入によって脱酸素の状態や窒素充填による窒素化合物が高温の中で簡便に製作することが出来る。
本実験において、磁性体のマンガン亜鉛フェライトフェライトはNEOMAX社の3F4M、3F5、3F5B、3F5C、3F5D、3F6G、3F6K、3F6Cを使用した
家庭用の電子レンジの普及率は95%とされており、業務用では外食、コンビニエンスストアー、給食の現場で広く利用されている。
熱効率が高いことは、省エネルギーとなり、総電力の節電になる。又家庭の主婦が台所に立つ時間は1日平均1.5時間とされており、この間には換気扇が回り、空調も稼働している。本発明では、耐熱性陶磁器の内部だけが集中的に加熱され、他に拡散する熱量は、電子レンジの中だけである。他の加熱方法にはない熱効率の良さを示した。これまで家庭用の電子レンジによる実験であるが、大型にすると広く工業用にも利用が可能である。
高齢者、若い女性は如何に簡便に美味しく調理が出来かを常に求めており、全国の家庭、外食産業や新たな外食産業のスタイルが生まれる可能性も含んでいる。
[図−1]電子レンジに入れ加熱する耐熱性陶磁器の構造
a−蓋の部分のガス注入口、
b−蓋から熱電対を挿入する場所
c−陶磁器の内部を観察する穴
【0009】
化する物質の沸点を頂点として最適吸収波長が存在する。化学合成及び、化学結合は反応最適温度に早く到達することが反応時間の短縮は、品質の純度が高くなり経済的にも効果的である。
化学結合や合成、分解、重合において黒体輻射の原理を利用し、最適反応温度、結合温度及び吸収波長を計測し、最適温度の中で波長密度を高め加熱すると省エネルギーで且つ純度の高い化学結合や合成、分解、重合が効率的に起こる。
金属の加工、燒結、冶金において、金属元素の融点と融点の近似点温度が最適加熱温度であり、金属元素の融点で金属元素が持つ最適吸収波長の範囲は、0.5μm〜1.5μmである。金属の加工、燒結、冶金において融点の温度に敏速に昇温し、最適吸収波長の密度を高め加熱すると省エネルギーで純度の高い製品化が可能になる。
[0010]
陶磁器の内部に塗布し、燒結したマグネタイトなどの磁性材料、炭化ケイ素、ジルコニア、アルミナを陶磁器の外部からマイクロ波を照射すると温度は、磁性体は磁性体が持つキュリー温度に、誘電体である炭化ケイ素、ジルコニア、アルミナなどは、マイクロ波が陶磁器の内部を透過し誘電体、磁性体表面の電子で反射しスパッタリングすることなく1000℃〜1500℃に上昇する。冶金、燒結する金属の種類、化学合成する化学物質の種類によって磁性材料、炭化ケイ素、ジルコニア、アルミナを選択し、内側に層状に塗布し、燒結し、マイクロ波で加熱すると物質内の原子、分子の回転と振動によって吸収され、磁性体のスピンの遷移、分子回転と振動による双極子又は磁気モーメントの量子力学的遷移と誘電率又は透磁率の変化によって、マイクロ波のエネルギーは増幅されポンドラモーティブ力によって高温に上昇する。マイクロ波によって物質内の原子と分子が振動し、吸収されるエネルギーはマイクロ波の入射エネルギーの損失より、増幅される。
マイクロ波が誘電体の物質に吸収され損失されるエネルギーを同一出力の条件では、以下の方程式によって説明できる。
Figure 2006129829
P’;吸収され損失されるエネルギーE;マイクロ波電界 V;容器の体積
ω;マイクロ波の周波数 Q;マイクロ波の損失係数
マイクロ波が物質内の分子、原子の振動によって吸収し増幅されるエネルギーはつぎのようになる。
Figure 2006129829
P’;共鳴によって物質内に吸収され増幅されるエネルギー ρ;物質の分極率
h;ブランク定数 E;マイクロ波電界 ω;マイクロ波の共鳴周波数 n;共鳴によって遷移した原子、分子の数
数式−5を数式−6で割りその大きさを比較すると
Figure 2006129829
数式P’/P’の値は物質の分極率、その物質の遷移する原子、分子の数によって大きくことなるが、P’/P’の値は100〜1000となりマイクロ波が物質内の原子、分子の振動によって吸収されたエネルギーは増幅される。このエネルギーによって磁性体のマグネタイト、炭化ケイ素、ジルコニア又はアルミナが高温になる現象が説明でき

Claims (6)

  1. マイクロ波を赤外線、遠赤外線の波長に転換し、物質を加熱する方法において、陶磁器にマイクロ波を照射し、陶磁器の内部に、磁性体及びマグネタイト、ジルコニア、炭化ケイ素、酸化クロム、酸化チタン、ゼオライト、酸化アルミニウム等を粉体にして、陶磁器に燒結し、マイクロ波の波長を遠赤外線、赤外線の波長に転換し加熱する。加熱において、加熱する素材が持つ最適赤外線、遠赤外線吸収波長から最適加熱温度を設定し、最適温度のなかで波長の照射する密度を上げることによって熱効率を上げる技術開発及び加熱する最適温度のなかで整合する吸収波長の密度を上げる素材を選択し、陶磁器の内面に塗布し燒結する技術。
  2. 請求項1の陶磁器がマイクロ波を吸収し加熱する方法において、陶磁器の内部を減圧又は、脱酸素の状態で、陶磁器の内部を加熱する容器の開発
  3. 請求項1の陶磁器がマイクロ波を吸収し加熱する方法において、陶磁器の内部に希ガス及び窒素ガス等を充填し、陶磁器の内部を加熱する容器の開発。
  4. 請求項1において燒結した陶磁器を利用し、電子レンジを利用し調理する技術開発
  5. 請求項1,請求項2、請求項3の容器を利用し、化学合成、化学反応、金属加工、金属結晶、冶金、燒結を電子レンジの中で行う技術開発。
  6. 磁性体にマイクロ波を照射し、渦電流損が生じ、熱輻射する容器の構造は、容器の内部が凹凸面の構造に磁性体が焼結されて生じる、磁性体が渦電流損によって熱輻射する構造の方法
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