JPWO2006093273A1 - ダブルバルーンカテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】バルーンを拡張しても施術部位以外における充分な量の血流(灌流)を確保可能であり、ルーメンの断面積を効率よく確保することで、施術部位への薬液等の注入等の作業を行い易いダブルバルーンカテーテルを提供する。【解決手段】 灌流孔(12)より基端側に配置された境目(X−X線付近)において、ガイドワイヤ用の第1ルーメン(4)の断面積、およびバルーン用の第2ルーメン(5)および薬液等注入用の第3ルーメン(7)の断面積が、チューブ本体(1)の先端側と基端側とで変化し、第1ルーメン(4)は、基端側に対し先端側の断面積が大きく、第2ルーメン(5)および第3ルーメン(7)は、基端側に対し先端側の断面積が小さくなるよう構成した。【選択図】図2

Description

本発明は、先端に2個のバルーンを備えたカテーテルであるダブルバルーンカテーテルに関する。
従来のダブルバルーンカテーテルとして、下記特許文献1に記載されたものが知られている。このカテーテルでは、各バルーン拡張用、ガイドワイヤ挿通用あるいは薬液等注入用のルーメンが、同じ断面積をもって、互いに独立に形成されている。
特開平11−164891号公報
以上のダブルバルーンカテーテルでは、カテーテル本体の外径に制約があるにもかかわらず、薬液等注入用のルーメンが他の3個のルーメンとともに設けられているため、薬液等注入用のルーメンの断面積が比較的に小さくなり、場合によっては、粘性抵抗により作業時間が長くなることがあるし、比較的多量の薬液等を素早く注入できない。あるいは、上記ダブルバルーンカテーテルでは、各バルーン拡張用のルーメンの断面積が比較的に小さくなり、場合によってはバルーンの拡張操作に手間取る。なお、上記ダブルバルーンカテーテルでは、先端側または基端側のバルーンが拡張し血管を押さえると、その部分において血流が停止するので、バルーンを長時間にわたり拡張状態にすることができない。
そこで、本発明は、バルーンを拡張しても施術部位以外における充分な量の血流(灌流)を確保可能であり、ルーメンの断面積を効率よく確保することで、施術部位への薬液等の注入等の作業を行い易いダブルバルーンカテーテルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、チューブ本体と、該チューブ本体内に形成されており、チューブ本体の先端へ開口する、ガイドワイヤを挿通可能な第1ルーメンと、前記チューブ本体先端縁の外周壁に一定の間隔を置いて形成された第1側孔および第2側孔と、前記チューブ本体内に形成されており、前記第1側孔および前記第2側孔へ連通する第2ルーメンと、前記第1側孔および前記第2側孔の各々を覆う状態で前記チューブ本体の外周周りに設置された第1バルーンおよび第2バルーンと、前記第1バルーンと前記第2バルーンの間における前記チューブ本体の外周壁に形成された第3側孔と、前記チューブ本体内に形成されており、前記第3側孔へ連通する第3ルーメンと、前記第2バルーンより基端側の前記チューブ本体の外周壁に形成され、前記第1ルーメンへ連通する灌流孔とを有し、前記灌流孔より基端側に配置された境目において、前記第1ルーメンの断面積、および第2ルーメンまたは第3ルーメンの内の少なくとも1つの断面積が前記チューブ本体の先端側と基端側とで変化し、前記第1ルーメンは、基端側に対し先端側の断面積が大きく、前記第2ルーメンまたは第3ルーメンの内の少なくとも1つは、基端側に対し先端側の断面積が小さくなるよう構成したことを特徴とする。
また、上記目的に加えて、各バルーンを個別に拡張可能とする目的を達成するため、請求項2の発明は、上記発明において、前記第2ルーメンに代えて、各々チューブ本体内に形成された、第2Aルーメンおよび第2Bルーメンが設けられており、前記第2Aルーメンは、前記第1側孔のみに連通し、前記第2Bルーメンは、前記第2側孔のみに連通し、前記灌流孔より基端側に配置された境目において、前記第1ルーメンの断面積、および前記第2Aルーメン、第2Bルーメンまたは第3ルーメンの内の少なくとも1つの断面積が前記チューブ本体の先端側と基端側とで変化し、前記第1ルーメンは基端側に対し先端側の断面積が大きく、前記第2Aルーメン、第2Bルーメンまたは第3ルーメンの内の少なくとも1つは基端側に対し先端側の断面積が小さくなるよう構成したことを特徴とする。
更に、上記目的に加えて、灌流について量を多くするとともに抵抗を減じて円滑にする目的を達成するため、請求項3記載の発明は、上記発明において、前記第1バルーンより先端側における前記チューブ本体の外周壁に形成され、第1ルーメンへ連通する灌流補助孔を有することを特徴とする。
また更に、上記目的に加えて、ガイドワイヤの挿通や流体の流れをより一層円滑にする目的を達成するため、請求項4記載の発明は、上記発明にあって、前記境目において、少なくとも1つのルーメンの断面積が徐々に変化することを特徴とする。
また、上記目的に加えて、低コストで簡単に製造し、また操作性や安全性を高める目的を達成するため、請求項5記載の発明は、上記発明において、前記境目より先端側の部分と基端側の部分が別部材で構成されており、これら部材は、互いに接着または融着されていることを特徴とする。
更に、上記目的に加えて、柔軟性を徐々に変化させて操作性や安全性をより一層高める目的を達成するため、請求項6記載の発明は、上記発明において、前記の先端側の部分と基端側の部分とが、前記チューブ本体の軸線に対し鋭角をなす接合面において、互いに接着または融着されていることを特徴とする。
このダブルバルーンカテーテルでは、カテーテル内の血液が灌流するルーメン断面積が広く確保できることにより、充分な灌流血を確保する事ができ安全に処置が行えるとともに、血液採取や薬液等の粘性抵抗による影響を小さく押さえる事が可能であるため、注入にかかる作業を効率良く行うことができ、医療用具として極めて有用である。
以下、本発明に係る実施の形態について、適宜図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は本発明の第1実施形態に係るダブルバルーンカテーテル(W1)の全体説明図、図2(a)は当該ダブルバルーンカテーテル(W1)の先端側の断面模式図、図2(b)、(c)はA−A線、B−B線の断面図である。
このダブルバルーンカテーテル(W1)は、先端から基端縁まで延びるチューブ本体(1)と、チューブ本体(1)の基端と連続するポート接続部(1a)と、ポート接続部(1a)と接続されたバルーン用ポート(1b)、薬液用ポート(1c)、ガイドワイヤ用ポート(1d)とを備えている。
チューブ本体(1)には、ガイドワイヤ用ポート(1d)と連通した第1ルーメン(4)と、バルーン用ポート(1b)と連通した第2ルーメン(5)と、薬液用ポート(1c)と連通した第3ルーメン(7)とが配置されている。
第1ルーメン(4)は、チューブ本体(1)の先端へ開口している。また、チューブ本体(1)先端縁の外周壁には、一定の間隔を置いて、第1側孔(8)および第2側孔(9)が形成されている。第2ルーメン(5)は、これら第1側孔(8)および第2側孔(9)へ連通する。更に、第1側孔(8)および第2側孔(9)の各々を覆う状態で、チューブ本体(1)の外周周りに、第1バルーン(2)および第2バルーン(3)が設置されている。
加えて、第1バルーン(2)と第2バルーン(3)の間におけるチューブ本体(1)の外周壁には、第3側孔(10)が形成されている。第3ルーメン(7)は、この第3側孔(10)へ連通する。
また、第1バルーン(2)より先端側におけるチューブ本体(1)の外周壁に形成され、第1ルーメン(4)へ連通する灌流補助孔(11)と、第2バルーン(3)より基端側の前記チューブ本体(1)の外周壁に形成され、第1ルーメン(4)へ連通する灌流孔(12)とが設けられている。
そして、各ルーメンの断面積は、灌流孔(12)のすぐ基端側の部分(図のX−X線周辺の部分)を境目として変化する。即ち、第1ルーメン(4)は、当該境目より基端側の断面積に比べ、先端側の断面積が大きくなっている。第1ルーメン(4)の基端側の断面積は、ガイドワイヤの外径にほぼ一致している。また、第2ルーメン(5)および第3ルーメン(7)は、当該境目より基端側の断面積に比べ、先端側の断面積が小さくなっている。
なお、当該境目において、各ルーメンはテーパ状に形成されており、従って各ルーメンの断面積は徐々に変化するように構成されている。また、ダブルバルーンカテーテル(W1)は、X−X線より基端側とX−X線より先端側とを別部材とし、これら部材が接着または融着によって接合されて形成されている。
以上のダブルバルーンカテーテル(W1)は、主に次のように使用する。即ち、予め施術部位までガイドワイヤを公知の方法で導入しておき、第1ルーメン(4)の先端にガイドワイヤの基端を入れる。ダブルバルーンカテーテル(W1)をガイドワイヤに沿わせて進め、施術部位が第1バルーン(2)と第2バルーン(3)の間に位置するようにし、ガイドワイヤを境目(またはこれより基端側)まで引く。
そして、バルーン用ポート(1b)に接続した流体注入器を操作し、第1バルーン(2)と第2バルーン(3)を拡張する。このとき、施術部位は双方のバルーンの間となって閉塞されるが、血流は第1ルーメン(4)先端あるいは灌流補助孔(11)と灌流孔(12)との間、即ち第1ルーメン(4)の断面積拡大部において確保される(灌流)。
この後、薬液用ポート(1c)に接続した機器を操作し、各バルーンの間の第3側孔(10)から薬液等を注入し、あるいは血液等を回収したりする。そして、バルーンを収縮し、ダブルバルーンカテーテル(W1)を引き出し、ガイドワイヤを引き出す。
以上のダブルバルーンカテーテル(W1)では、第1ルーメン(4)は基端側に対し先端側の断面積が大きくなっているため、灌流における血液の流量を充分に確保できるし、血流の粘性抵抗を少なくして血液を円滑に流通させることができる。しかも、境目において第1ルーメン(4)の断面積が変化するため、施術時にガイドワイヤを引いておく位置が分かり易い。更に、第1ルーメン(4)の基端側の断面積がガイドワイヤの外径にほぼ一致しているため、ダブルバルーンカテーテル(W1)が導入時にぶれにくく、当該導入を行い易いし、施術時にガイドワイヤによって基端部への血液の流入を封止して灌流を促進することができる。
加えて、第2ルーメン(5)および第3ルーメン(7)は、基端側の断面積に比べ、先端側の断面積が小さくなっているため、先端側の断面積が広い第1ルーメン(4)と組み合わせて、チューブ本体(1)の外径を(先端以外)変化しないものとすることができるし、チューブ本体(1)の境目より基端側という多くの部分において、第2ルーメン(5)および第3ルーメン(7)の断面積を広くとることができ、薬液等やバルーン拡張用流体を抵抗の少ない状態で円滑に注入することができる。
また、第1バルーン(2)より先端側における前記チューブ本体(1)の外周壁において第1ルーメンへ連通する状態で形成される灌流補助孔(11)を有するため、灌流における血液の流量を更に抵抗の少ない状態で多く確保することができる。更に、各ルーメンの断面積が徐々に変化するため、境目(断面積変化部)におけるガイドワイヤや各流体の通過が円滑になり、操作性や安全性が向上する。加えて、境目より先端側の部分と基端側の部分が別部材で構成されており、これら部材は互いに接着または融着されるため、各部材の加工ひいてはダブルバルーンカテーテル(W1)の製造が行い易く、先端側の部材をより柔軟なものとして安全性を高めることもできる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第1実施形態を変更してなる第2実施形態について説明する。図3は本発明の第2実施形態に係るダブルバルーンカテーテル(W2)の先端側の断面模式図である。ダブルバルーンカテーテル(W2)の構成は、ほぼ第1実施形態のものと同様であるが、各ルーメンの断面積が変化する境目(15)が第1実施形態に比べて広く、当該境目(15)において斜めに走る(チューブ本体(1)の軸線に対し鋭角をなす)接合面において、先端側部材と基端側部材とが接着または融着されている点で特徴がある。
第2実施形態のダブルバルーンカテーテル(W2)では、チューブ本体(1)の軸線に対し鋭角をなす接合面において、先端側部材と基端側部材とが接着または融着されているため、ダブルバルーンカテーテル(W2)の製造が容易であるし、先端側部材と基端側部材とで柔軟性の異なる材料を用いた場合において、境目における剛性を徐々に変化させて、操作性ないしは安全性をより一層向上することができる。
[第3実施形態]
続いて、本発明の第1実施形態を変更してなる第3実施形態について説明する。図4は本発明の第3実施形態に係るダブルバルーンカテーテル(W3)の全体説明図、図5(a)は当該ダブルバルーンカテーテル(W3)の先端側の断面模式図、図5(b)、(c)はC−C線、D−Dの断面図である。
ダブルバルーンカテーテル(W3)は、バルーン用ポート(1b)の代わりに、2個のポート(1e、1f)を有する。また、ダブルバルーンカテーテル(W3)では、第1実施形態における第2ルーメン(5)の代わりに、第2Aルーメン(26)および第2Bルーメン(25)という2本のルーメンが設けられている。第2Aルーメン(26)は、ポート(1e)、および第1バルーン(2)に対する第1側孔(8)と連通し、第2Bルーメン(25)は、ポート(1f)、および第2バルーン(3)に対する第2側孔(9)と連通する。そして、第2Aルーメン(26)および第2Bルーメン(25)は、境目において断面積が変化し、基端側が広く、先端側が狭くなるように構成されている。
第3実施形態のダブルバルーンカテーテル(W3)では、バルーン用に2個のポート(1e、1f)を有し、これに対応する2つのルーメンないしは側孔を有するため、各バルーンを個別に拡縮することができ、断面積が急激に変化する血管においても施術部位を閉塞することができる。そして、第2Aルーメン(26)および第2Bルーメン(25)は、基端側が広く先端側が狭い断面積を有するので、バルーン用に2つのルーメンがあったとしても、灌流を充分確保しながら薬液等の注入を容易とし、チューブ本体(1)の外径を小さく抑えて一定に保つことができる。
なお、本発明の実施形態は上記のものに限られることはなく、上記実施形態は次に例示するように様々に変更可能である。即ち、第2ルーメン、第2Aルーメン、第2Bルーメン、第3ルーメンの全ての断面積を変化させず、これらの一部につき断面積を変化させる。また、各側孔ないし灌流孔、灌流補助孔を複数設ける。あるいは、A−A線断面図等に現れるような各ルーメンの配置につき、第2ルーメンの位置と第3ルーメンの位置とを取り替える等して変更する。チューブ先端の外径を細くせず、あるいはより緩やか(より急激)に変化するようにする。各ルーメンや各部材の接合面についても、境目においてより緩やか(より急激)に変化するようにする。ダブルバルーンカテーテルを2個の別部材で構成せず、一体のものとしたり、より多数の部材で構成したりする。各ルーメンの径やチューブ本体の径ないし長さ、各バルーンの径ないし長さを長くしたり短くしたりする。各ルーメンの断面形状を、円形ないし蒲鉾形状以外の多角形状とする。チューブの外側断面形状を、円形ではなく楕円形状とする。また、チューブ本体の先端部分を、若干(例えば150度以上180度未満)曲げる。
本発明の第1実施形態に係るダブルバルーンカテーテルの全体説明図である。 (a)は図1のダブルバルーンカテーテルの先端側の断面模式図、(b)、(c)はA−A線、B−B線の断面図である。 本発明の第2実施形態に係るダブルバルーンカテーテルの先端側の断面模式図である。 本発明の第3実施形態に係るダブルバルーンカテーテルの全体説明図である。 (a)は図4のダブルバルーンカテーテルの先端側の断面模式図、(b)、(c)はC−C線、D−Dの断面図である。
符号の説明
1 チューブ本体
2 第1バルーン
3 第2バルーン
4 第1ルーメン
5 第2ルーメン
7 第3ルーメン
8 第1側孔
9 第2側孔
10 第3側孔
11 灌流補助孔
12 灌流孔

Claims (6)

  1. チューブ本体と、
    該チューブ本体内に形成されており、チューブ本体の先端へ開口する、ガイドワイヤを挿通可能な第1ルーメンと、
    前記チューブ本体先端縁の外周壁に一定の間隔を置いて形成された第1側孔および第2側孔と、
    前記チューブ本体内に形成されており、前記第1側孔および前記第2側孔へ連通する第2ルーメンと、
    前記第1側孔および前記第2側孔の各々を覆う状態で前記チューブ本体の外周周りに設置された第1バルーンおよび第2バルーンと、
    前記第1バルーンと前記第2バルーンの間における前記チューブ本体の外周壁に形成された第3側孔と、
    前記チューブ本体内に形成されており、前記第3側孔へ連通する第3ルーメンと、
    前記第2バルーンより基端側の前記チューブ本体の外周壁に形成され、前記第1ルーメンへ連通する灌流孔とを有し、
    前記灌流孔より基端側に配置された境目において、前記第1ルーメンの断面積、および第2ルーメンまたは第3ルーメンの内の少なくとも1つの断面積が前記チューブ本体の先端側と基端側とで変化し、
    前記第1ルーメンは、基端側に対し先端側の断面積が大きく、
    前記第2ルーメンまたは第3ルーメンの内の少なくとも1つは、基端側に対し先端側の断面積が小さくなるよう構成した
    ことを特徴とするダブルバルーンカテーテル。
  2. 前記第2ルーメンに代えて、各々チューブ本体内に形成された、第2Aルーメンおよび第2Bルーメンが設けられており、
    前記第2Aルーメンは、前記第1側孔のみに連通し、前記第2Bルーメンは、前記第2側孔のみに連通し、
    前記灌流孔より基端側に配置された境目において、前記第1ルーメンの断面積、および前記第2Aルーメン、第2Bルーメンまたは第3ルーメンの内の少なくとも1つの断面積が前記チューブ本体の先端側と基端側とで変化し、
    前記第1ルーメンは基端側に対し先端側の断面積が大きく、
    前記第2Aルーメン、第2Bルーメンまたは第3ルーメンの内の少なくとも1つは基端側に対し先端側の断面積が小さくなるよう構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のダブルバルーンカテーテル。
  3. 前記第1バルーンより先端側における前記チューブ本体の外周壁に形成され、第1ルーメンへ連通する灌流補助孔を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のダブルバルーンカテーテル。
  4. 前記境目において、少なくとも1つのルーメンの断面積が徐々に変化する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のダブルバルーンカテーテル。
  5. 前記境目より先端側の部分と基端側の部分が別部材で構成されており、
    これら部材は、互いに接着または融着されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のダブルバルーンカテーテル。
  6. 前記の先端側の部分と基端側の部分とが、前記チューブ本体の軸線に対し鋭角をなす接合面において、互いに接着または融着されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のダブルバルーンカテーテル。
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