JPWO2006075689A1 - 医薬物運搬用器具とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

無痛で皮膚下に挿通可能とするとともに、効率よく医薬物投与または血液吸引抽出を行うことができる医薬物運搬用器具の提供。基部と、基部の裏面より表面へ貫通する貫通孔路と、基部に整列して設けられた複数の微細な略錘状の凸部と、前記凸部に設けられ、凸部基部側と凸部先端部との間の流体をガイドする流体ガイド溝とを有することを特徴とする医薬物運搬用器具。

Description

本発明は、生体への医薬物の投与、または生体からの血液の吸引抽出等の医薬物運搬システムに使用する医薬物運搬用器具に係わり、特に無痛で皮膚下に挿通可能とするとともに、効果的な医薬物供与を広範囲に渡って行うことができる医薬物運搬用器具とその製造方法に関する。
本願は、2005年1月14日に出願された特願2005−7326号に対し優先権を主張し、その内容をここに援用する。
近年、薬物の過剰投与および副作用を抑制せしめて、より安全に、効果的に医薬物を投与するために、「必要最小限の薬物を、必要な場所に、必要なときに供給する」ことを命題としたドラッグデリバリーシステム(Drug Delivery System:以下、DDS)の研究が活発に行われている。そして、このDDSには、(1)医薬物を一定期間にわたって一定速度で放出する、いわゆる「医薬物の徐放化」、(2)医薬物を目的とする患部に選択的に輸送する、いわゆる「ターゲッティング」の大きな2つの目標命題を有している。
ところで、これらの目標命題を達成して実用化するには、医薬物の改良だけでは困難であり、薬物を担持、搬送する運搬用器具類の開発が不可欠である。
例えば、経皮吸収治療システム(Transdermal Therapeutic System:TTS)と総称される、皮膚から医薬物を投与し、体内の一部もしくは全身に前記医薬物の作用発現を実現させる技術がある。従来、このTTSに適用できる医薬物はニトログリセリン、硝酸イソソルビド、クロニジン等に代表される皮膚透過性の高いものに限られていた。しかしながら近年、前記皮膚透過性の高い医薬物をより効果的に体内に吸収させたり、皮膚透過性が低い医薬物をTTSに適用させる要求が高まっており、これらを実現するための医薬物運搬器具が提案されている。
非特許文献1には、基部となるSiの表面をSFとOの混合ガスによるドライエッチングプロセスにて加工し、高さ100μm程度のアレイ状針状体(非特許文献1では、マイクロニードルと記載されている)を形成して得られる医薬物運搬用器具が開示されている。この非特許文献1には、このアレイ状針状体を用いて皮膚を穿刺し、針状体より医薬物を運搬し人体に輸送することが開示されている(非特許文献1参照)。
また、特許文献1〜3には、アレイ状針状体(特許文献1では、微小針と記載されている)の製造方法が開示されている。さらに特許文献1には前記針状体の中心に基部の裏面より表面へ貫通穴を形成し、中空状針状体(特許文献1では、中空微小針と記載されている)とする技術が開示されている。(特許文献1〜3参照)。
また、特許文献4〜5には、アレイ状針状体(特許文献4には、マイクロニードルと記載されている)の外面に医薬物を運搬するためのガイド溝(特許文献4には、チャネルと記載されている)を形成する技術が開示されている。さらに、特許文献4においては、医薬物を運搬するために前記流体ガイド溝と連結した管路構造を設ける構造が開示されている(非特許文献4〜5参照)。
D.V. McAllister et al., "MICROFABRICATEDMICRONEEDLES: A NOVEL APPRAOCHTO TRANSDERMAL DRUG DELIVERY", Proceed. Int'l. Symp. Control. Rel. Bioact. Mater., 25(1998) Controlled Release Society, Inc. 国際公開第99/64580号パンフレット 国際公開第00/05166号パンフレット 特許第3696513号 国際公開第2003/020359号パンフレット 国際公開第2003/059431号パンフレット
しかしながら、非特許文献1に開示されているアレイ状針状体は、実際に医薬物を運搬する構造が明らかにされていない。
また、特許文献1〜3に開示されているアレイ状中空針状体では、貫通孔路を通して医薬物や血液を運搬する手段を開示しているが、本技術では開口径が小さい(特許文献3では、直径15μm)ものに限られている。通常の医薬物や血液は非常に粘度が高いため、このように開口径が小さな貫通孔では流動しないという問題がある。開口径を大きくする(例えば、直径50μm)ことは本技術でも容易に行えるが、本技術の場合、針状体先端径も大きくなることを意味し、皮膚を穿刺する効率が低下してしまう問題がある。実際に特許文献1では、アレイ状中空針状体を用いた場合の医薬物運搬効率が、貫通孔路を形成していないアレイ状針状体のそれよりも劣ることを開示している。
一方、特許文献4〜5に開示されている流体ガイド溝を備えたアレイ状針状体は、皮膚の穿刺性を損なうことなく医薬物を運搬することを可能にしている技術であると考えられる。しかしながら、特許文献4に開示されているように基部平面に沿って形成されている管路構造により医薬物を運搬する場合、選択的にアレイ状針状体先端へ医薬物を運搬できない問題がある。
本発明は前記事情に鑑みてなされ、医薬物を一定期間にわたって一定速度に調節して放出する「医薬物の徐放化」と、医薬物を目的とする患部に選択的に輸送する「医薬物のターゲッティング」とを可能にし、特に無痛で皮膚下に挿通可能とするとともに、効率よく医薬物投与または血液吸引抽出を行うことができる医薬物運搬用器具とその製造方法の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、基部と、基部の裏面より表面へ貫通する貫通孔路と、基部に整列して設けられた微細な略錘状の凸部と、前記凸部に設けられ、凸部基部側と凸部先端部との間の流体をガイドする流体ガイド溝とを有することを特徴とする医薬物運搬用器具を提供する。
本発明の医薬物運搬用器具において、前記凸部に設けられた流体ガイド溝の端部と、前記貫通孔路の端部とは、500μm以下の間隔で配置されていることが好ましい。
本発明の医薬物運搬用器具において、前記流体ガイド溝は前記貫通孔路の一部と重なる位置に設けられたことが好ましい。
本発明の医薬物運搬用器具において、前記凸部及び前記基部はシリコン素材により構成されていることが好ましい。
本発明の医薬物運搬用器具において、前記凸部及び前記基部は熱可塑性ポリマ素材で構成しても良く、前記熱可塑性ポリマ素材のなかでも、ポリ乳酸素材であることが好ましい。
本発明における熱可塑性ポリマ素材の医薬物運搬用器具の製造方法において、凸部を形成するための細孔を有する型と基材とを対向して配置し、前記型と前記基材の少なくともいずれか一方を加熱したうえで基材に圧力を加えて前記型の形状を前記基材に転写させる工程と、冷却して前記基材を離型する工程と、前記基材の任意の位置にレーザ光を照射して基材の裏面より表面へ貫通する貫通孔路を作製する工程とを有することが好ましい。
本発明の医薬物運搬用器具は、基部に、基部の裏面より表面へ貫通する貫遍孔路と、凸部に、凸部基部側と凸部先端部との間の流体をガイドする流体ガイド溝とを設けた構成としたので、この貫通孔路と流体ガイド溝を通して、基部裏面より医薬物等の流体を生体に輸送する、もしくは血液等の流体を生体から吸引して基部裏面より取り出す効率を向上させることができる。
また、流体ガイド溝の端部と貫通孔路の端部とを500μm以下の間隔で配置することによって、あるいは流体ガイド溝を貫通孔路の一部と重なる位置に設けたことによって、この貫通孔路と流体ガイド溝を通して、基部裏面より医薬物等の流体を生体に輸送する、もしくは血液等の流体を生体から吸引抽出して基部裏面より取り出す効率をさらに向上させることができる。
また、凸部及び基部をシリコン素材とすることにより、製造が容易となり歩留まりも向上する。
また、凸部及び基部を熱可塑性ポリマ素材とすることにより、より製造が容易となる。
また、凸部及び基部をポリ乳酸素材とすることにより、人体に対して安全な器具となる。
また、凸部及び基部を熱可塑性ポリマ素材で構成する場合、凸部を形成するための細孔を有する型と基材とを対向して配置し、該型と基材の少なくともいずれか一方を加熱したうえで基材に圧力を加えて型の形状を基材に転写させる工程と、冷却して基材を離型する工程と、前記基材の任意の位置にレーザ光を照射して基材の裏面より表面へ貫通する貫通孔路を作製する工程を含んで製造することにより、より製造が容易となる。
本発明の第1実施形態に係るアレイ状無痛針の平面図である。 図1A中のA−B間断面図である。 図1Aの凸部の拡大斜視図である。 第1実施形態のアレイ状無痛針の各部h〜mを示す断面図である。 第1実施形態のアレイ状無痛針の各部f,gを示す斜視図である。 第3実施形態のアレイ状無痛針の製造に用いる型を作製するためのマスタ型の製造工程を順に示す断面図である。 図3(c)の凸部パターニングでのパターンにおける一例を示す平面図である。 第1実施形態のアレイ状無痛針の製造工程を順に示す断面図である。 図5(c)の工程の詳細を示す断面図である。 図5(d)の工程の詳細を示す平面図である。 図5(f)の工程に用いる装置の概略構成図である。 図5(f)の工程の位置合わせ概念を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係るアレイ状無痛針の平面図である。 図10A中のA−B間断面図である。 本発明の第2実施形態のアレイ状無痛針の各部n〜tを示す断面図である。 本発明の第3実施形態のアレイ状無痛針の製造工程を順に示す断面図である。 本発明の第3実施形態のアレイ状無痛針の製造工程を順に示す断面図である。 本発明の第3実施形態のアレイ状無痛針の製造工程を順に示す断面図である。 本発明の第3実施形態のアレイ状無痛針の製造工程を順に示す断面図である。
符号の説明
1…マスタ型、11,35,44…アレイ状無痛針(医薬物運搬器具)、12,36…基部、3,13,37…凸部、4…流体ガイド溝、14,38…貫通孔路、41…型、42…基材、45…加工レーザ光源、46…光学ミラー類、47…レーザ光、48…加工ステージ。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の各実施例に限定されるものではなく、例えばこれら実施例の構成要素同士を適宜組み合わせてもよい。
図1は、本発明の第1実施形態を示す図であり、図1Aは平面図、図1Bは図1A中のA−B間断面図、図1Cは凸部の拡大斜視図である。本実施形態では、本発明の医薬物運搬用器具の一例として、アレイ状無痛針を例示している。図1A〜C中、符号11はアレイ状無痛針、12は基部、13は凸部、14は貫通孔路である。なお、図1Aおよび図1B中には示されていないが、この凸部13には、図1Cに示す凸部13と同じく、凸部基部側と凸部先端部との間の医薬物等の流体の移動をガイドする流体ガイド溝4が形成されている。
このアレイ状無痛針11は、基部12と、基部12の裏面より表面へ貫通する貫通孔路14と、基部12の表面に整列して設けられた複数の微細な略錘状の凸部13と、凸部13に設けられ、凸部基部側と凸部先端部との間の医薬物等の流体の移動をガイドする流体ガイド溝4とを有する構成となっている。前記貫通孔路14は、凸部13に設けられた流体ガイド溝に近接して規則的に配置することが望ましい。さらには、流体ガイド溝の端部と貫通孔路14の端部とが最も近接する距離が、500μm以下であることが望ましい。また、前記凸部13及び基部12の材料は、各種金属材料やポリマ材料のなかから適宜選択することができ、その中でも製造が容易で歩留まりが良好となることから、シリコン(Si)もしくは熱可塑性ポリマを用いることが好ましい。
このアレイ状無痛針11において、図2A,B中の各部の寸法f〜mは、例えば次の範囲に設定することができる。図2Aはこのアレイ状無痛針11の要部断面図、図2Bはこのアレイ状無痛針11の斜視図である。
・基部厚さh:200〜1000μm。
・凸部高さi:50〜500μm。
・凸部の形成ピッチj:70〜1000μm(但し、j>k+m)。
・凸部下底k:φ20〜100μm。
・凸部上底l:φ3μm以下。
・流体ガイド溝下底f:φ20〜100μm(但し、f<k)。
・流体ガイド溝高さg:50〜500μm(但し、g≦i)。
・貫通孔路径m:φ50〜500μm
なお、本発明においては特に器具の寸法に関して制限される部分は少なく、最初の設計及びその製造プロセスにより如何様にも寸法を変更することが可能である。
図5は、前記アレイ状無痛針11の製造方法の一例を工程順に示す断面図である。この図5に従って第1実施形態のアレイ状無痛針11を製造する一例を、次の製造例1に詳述するが、この製造例1は単なる例示であり、本発明を限定するためのものではない。なお、以降の実施形態の例示において、基材とは凸部と基部を構成するための素材であることを示し、医薬物運搬用器具の一構成部である基部とは定義が異なる。
(製造例1)
図5(a)は、本実施例で基部として使用する両面をミラー研磨した厚さ500μmのSiウェーハ(以下、Si基材15と記す。)である。以下、Si基材15の両面を表面A、表面Bとして区別する。
図5(b)は、エッチングマスクとなるCr層16の形成を表すもので、スパッタリング法により、Si基材15の表面Bに約1μmのCr層16を形成する。
図5(c)は、位置合わせ目印の形成を表すもので、Si基材15の表面Bにフォトリソグラフィー技術とスパッタリング法により、貫通孔路位置合わせ用の目印パターン17を形成し、リフトオフ工程により、不用(非パターン)部を取り除いた。なお、目印パターン17に用いた材質はAuであり、その膜厚は約3μmとした。
図6は、貫通孔路位置合わせ用の目印パターン17の形成工程の詳細を示す断面図である。この方法では、まず、図6(a)に示すように、Cr層16上の非パターン部にフォトレジスト20を設ける。次いで、図6(b)に示すように、スパッタリング法によってAu層21を形成する。次いで、図6(c)に示すように、非パターン部のフォトレジスト20をその上に堆積したAu層21ごと取り除く。これによって所望の位置にAuからなる目印パターン17が形成される。
図5(d)は、貫通孔路パターンの位置合わせ及びパターニングを表したもので、再度フォトリソグラフィー技術によりSi基材15の表面Bの所定位置に貫通孔路14となる開口部19のポジパターン、即ち、非開口部にフォトレジスト18を残し、開口部19のフォトレジストを除去したパターンを形成する。このとき、開口部パターンの位置決めは、図7に示すようにフォトマスクの位置合わせパターン23と前記目印パターン17を合わせることにより行う。これにより、開口部パターン24をSi基材15の表面B上に正確に配置することができる。本製造例1では、開口部19の直径を100μm、開口部19間のピッチを500μmとした。図7は図5(d)における位置合わせの詳細を示す平面図であり、図7中符号22はフォトマスクである。このフォトマスク22は、Si基材15側の目印パターン17に対応して位置合わせパターン23が設けられ、また貫通孔路14の形成位置に対応して貫通孔路パターン24が形成されている。位置合わせは、フォトマスク22をSi基材15の表面Bに載せ、Si基材15側の目印パターン17と、フォトマスク22の位置合わせパターン23とを正確に位置合わせすることにより行われる。
図5(e)は、貫通孔路14となる開口部19の形成を表したもので、ウェットエッチングプロセスによりCr層16をパターニングした後、ドライエッチングプロセスにより、Si基材15に開口部19を形成する。このときのウェットエッチングプロセスには、硝酸第二セリウム塩と過塩素酸を主成分とする水溶液を用いる方法が好適であり、ドライエッチングプロセスには、真空排気したドライエッチングチャンバ内にSi基材15を設置し、SFとOの混合ガスを導入してプラズマ化させエッチングする方法か、Boschプロセスとして知られるエッチングガス(例えばSF)と堆積ガス(例えば(C)を交互に導入してプラズマ化させ、エッチングと堆積とを繰り返す方法が好適である。
本実施例では、SFとOの混合ガスを用いて開口部19を形成した。このときのSiエッチング速度が約6μm/minであることを鑑みてエッチング時間を60分とした結果、開口部19のエッチング深さを約350μmに形成できた。
図5(f)は、Si基材15の表面Aへの凸部パターンの位置合わせ及びパターニングを表したもので、Si基材15の表面Aにスパッタリング法によりCr層16を形成し、次いで、フォトリソグラフィ技術によりSi基材15表面Aに凸部13のネガパターン、即ち、凸部13を形成するためのフォトレジスト18を残し、非凸部のフォトレジストを除去したパターンを形成する。
図4に、凸部13を形成するためのフォトレジストパターンの平面図を示す。本例では、平面視円形状の凸部13に扇状の流体ガイド溝4を形成するために、凸部となる円形状のパターン9の一部を略扇状に開口し、非パターン部10を形成している。
Si基材15表面Aの所定の位置にフォトレジスト18を設けるための位置決めは、フォトマスク32の位置合わせパターン34とSi基材15表面Bに形成した目印パターン17を合わせることにより行う。
Si基材15の表面Bに存在する目印パターン17との位置合わせには、図8のようなシステムを用いて行うことができる。フォトリソグラフィーに用いる深紫外露光装置25上において、フォトマスク配置位置よりも上面に赤外光源26を配置する。まず、フォトマスク32を配置しない状態で、赤外光源26から発した赤外光27を、コリメータレンズ28を通してSi基材15全面に照射し、Si基材15の下面側に配置した赤外カメラ31により画像を取り込む。このとき、Siは赤外光を透過するが(透過領域29)、Si基材15表面Bの目印パターン17のみはAuで形成されているため赤外光を透過しない(不透過領域30)。よってこの不透過領域30のみ赤外カメラ31では黒い像として認識できる。次いでフォトマスク32をSi基材15の表面A上に配置する。このときフォトマスク32のパターン部はCrで形成されているため、パターン部に対応する部分が黒い像として認識できる。ここで前記フォトマスク32には、図9に示すように、多数の凸部形成パターン33が設けられていると共に、Si基材15下面の目印パターン17に対応したパターン34が存在する。これらのパターン17,34を、赤外画像を利用して位置調整することにより、Si基材15の表面Aに形成する凸部13とSi基材15の表面Bに形成された開口部19とを正確に配置することができる。
図5(g)は、凸部形成を表したもので、図5(e)に示したプロセスと同様に、ウェットエッチングプロセスによりCr層16をパターニングした後、ドライエッチングプロセスにより、高さ150μmの凸部13を形成する。なお、このときのエッチング条件(例えば、プロセス圧力、エッチングガス流量、高周波への投入電力)により、凸部の形状を略円柱状から略円錐状にまで変化させることができる。本実施例においては、下底の直径50μm、上底の直径1μmの略円錐形状とした。また、このとぎSi基材15がエッチングされて形成された基部12には、該基部12の表面Bに形成した開口部19が基部12の表面Aまで貫通することにより、貫通孔路14が形成される。
次いで、再度ウェットエッチングプロセスにより、凸部13先端に残存するCrマスクを除去した。
図5(h)は、器具完成を表したもので、ダイシング加工により位置合わせに用いた目印パターン17部分を切断し、図1Aに示すアレイ状無痛針11が製造される。
この第1実施例のアレイ状無痛針11は、基部12の裏面より表面へ貫通する貫通孔路14を設け、凸部13に凸部基部側と凸部先端部との間の流体をガイドする流体ガイド溝とを設けた構成としたので、この貫通孔路と流体ガイド溝を通して、基部裏面より医薬物等の流体を生体に輸送する、もしくは血液等の流体を生体から吸引して基部裏面より取り出す効率を向上させることができる。
また、流体ガイド溝の端部と貫通孔路14の端部とを500μm以下の間隔で配置することによって、この貫通孔路14と流体ガイド溝を通して、基部裏面より医薬物等の流体を生体に輸送する、もしくは血液等の流体を生体から吸引抽出して基部裏面より取り出す効率をさらに向上させることができる。
図10は、本発明の第2実施形態を示す図であり、図10Aは平面図、図10Bは図10A中のA−B間断面図である。本実施形態では、本発明の医薬物運搬用器具の一例として、アレイ状無痛針を例示している。図10A,B中、符号35はアレイ状無痛針、36は基部、37は凸部、38は貫通孔路である。なお、図10A,B中には示されていないが、この凸部37には、図1Cに示す凸部13と同じく、凸部基部側と凸部先端部との間の医薬物等の流体の移動をガイドする流体ガイド溝4が形成されている。
本実施形態のアレイ状無痛針35は、前述した第1実施形態のアレイ状無痛針11とほぼ同様の構成要素を備えて構成されているが、このアレイ状無痛針35は貫通孔路38の形成位置と凸部37の形成位置とが一部重複するように配置され、流体ガイド溝が貫通孔路38の一部と重なる位置に設けられた構成になっている。
このアレイ状無痛針35において、図11中の各部の寸法n〜tは、例えば次の範囲に設定することができる。
・基部厚さn:200〜1000μm。
・凸部高さo:50〜500μm。
・凸部の形成ピッチp:70〜1000μm(但し、p>t)。
・凸部下底q:φ20〜100μm。
・流体ガイド溝高さr:50〜500μm(但し、r≦0)。
・凸部上底s:φ3μm以下。
・貫通孔路径t:φ50〜500μm
なお、本発明においては特に器具の寸法に関して制限される部分は少なく、最初の設計及びその製造プロセスにより如何様にも寸法を変更することが可能である。
本実施形態のアレイ状無痛針35は、前述した第1実施形態によるアレイ状無痛針11の製造方法を一部変更して、概ね図5(a)〜(h)の製造工程に従って製造することができる。図5(a)〜(d)の各工程は、重複するので詳細を省略するが、図5(e)の工程にて、あらかじめ開口部を深く形成(例えば450μm)しておき、図5(f)の工程にて前記開口部と凸部のパターンとが、少なくとも一面重複するように配置し、図5(g)の工程にて凸部を約150μm高さの凸部を形成する。前記開口部と凸部が重複した一面が流体ガイド溝として形成されることになる。
この第2実施形態のアレイ状無痛針35は、前述した第1実施形態のアレイ状無痛針11と同様の効果を得ることができるとともに、流体ガイド溝を貫通孔路38の一部と重なる位置に設けたことによって、この貫通孔路38と流体ガイド溝を通して、基部裏面より医薬物等の流体を生体に輸送する、もしくは血液等の流体を生体から吸引抽出して基部裏面より取り出す効率をさらに向上させることができる。
図12A〜Dは、本発明の第3実施形態である、熱可塑性ポリマ素材で構成されるアレイ状無痛針44及びアレイ状無痛針44の製造方法の一例を工程順に示す断面図である。ここでは、図1A〜Cのアレイ状無痛針11と同様の形状をもったアレイ状無痛針44を例示しているが、図10A,Bのアレイ状無痛針35と同様の形状のものも全く同様の工程で製造可能である。
この図12A〜Dに示す通り、アレイ状無痛針44は、凸部を形成するための細孔を有する型41とアレイ状無痛針44となる熱可塑性ポリマ基材42とを対向して配置し(図12A)、型41と基材42の少なくともいずれか一方を加熱した上で基材42に圧力をかけた状態で保持し(図12B)、成形後冷却し、次いで基材を離型し(図12C)、レーザ光47により貫通孔路を形成する(図12D)工程により行われる。
成形に用いる凸部を形成するための細孔を有する型は、以下の方法で作製する。
まず、図3に示すプロセスにより、マスタ型1を形成する。製造例1で例示した製造方法の一部と重複するので詳細は省略するが、(a)厚さ1000μmの単結晶シリコンウェーハ(以下、Si基材5と記す)を用意し、(b)Si基材5の表面に、エッチングマスクとなる厚さ約1μmのCr層6をスパッタリング法より形成し、(c)フォトリソグラフィ技術により、凸部3を形成するためのフォトレジスト7を設け、(d)ウェットエッチングプロセスによりCr層6をパターニングした後、ドライエッチングプロセスにより凸部3を形成し、最後にウェットエッチングプロセスにより凸部3先端に残存するCrマスクを除去する。このとき、凸部3は、製造例1で例示した凸部13と同様に、流体ガイド溝を備えている。
次いで、このマスタ型1の表面に、Ni等の金属をスパッタリング法により形成することでマスタ型表面を導電化し、然る後にNi電鋳によってマスタ型の形状を転写する。
転写後、強アルカリ性水溶液(例えば、水酸化カリウム水溶液)に浸漬してマスタ型を選択的に除去することによって、凸部を形成するための細孔を有する型41を作製することができる。
この図12A〜Dに従って、本発明の第3実施形態である熱可塑性ポリマ素材で構成されるアレイ状無痛針44を製造する一例を、次の製造例2に詳述するが、この製造例2は単なる例示であり、本発明を限定するためのものではない。
(製造例2)
図12Aは、製造例2で型41として使用する凸部を形成するための細孔を有するNi電鋳型と厚さ500μmの板状ポリ乳酸(以下、ポリ乳酸基材と記す)である。
図12Bは、Ni電鋳型の形状をポリ乳酸基材に転写する工程を示す。Ni電鋳型とポリ乳酸基材を100℃に如熱した後、Ni電鋳型上部よりポリ乳酸基材を10MPaの圧力で押圧する。押圧した状態で10分間保持することにより、Ni電鋳型の形状が、略正確にポリ乳酸基材に転写される。
図12Cは、ポリ乳酸基材を離型する工程を示す。Ni電鋳型とポリ乳酸基材を50℃に冷却した後、ポリ乳酸基材を離型する。
図12Dは、離型後のポリ乳酸基材にレーザ光を照射して貫通孔路を形成する工程である。この工程に使用したレーザ加工装置は、加工レーザ光源45と、出射するレーザ光47を集光する光学ミラー類46と、加工ステージ48とを備えている。加工ステージ48上にポリ乳酸基材を配置し、レーザ光47を照射することにより貫通孔路を形成する。加工ステージを移動して加工レーザの照射場所を制御することにより、所望の位置に貫通孔路を形成することができる。
以上の工程を経て、ポリ乳酸素材で構成されたアレイ状無痛針44が形成できる。
このアレイ状無痛針の製造方法において、Ni電鋳型を形成するためのマスタ型として、製造例1にて例示したアレイ状無痛針11を用い、図12A〜Cで図示した工程で製造することは、容易に考えうるが、この方法では、貫通孔をNi電鋳により転写することが困難である(特に、貫通孔の直径が小さい場合)ことと、仮に貫通孔を形成するための凸部を正確に転写できたとしても、図12Cで図示した工程において、基材42を貫通することが原理的に困難であることが、問題である。
従って、本製造例で例示した製造方法が、アレイ状無痛針44を作製する方法として、最も適している。
なお、前述した各実施形態は本発明の例示に過ぎず、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前述した各実施形態において、凸部は溝付きの円錐形状としたが、これに限らず、皮膚等に無痛で穿刺できる形状、寸法で有れば、如何なるものでも構わない。凸部の形状の他の例としては、略三角錐状、略四角錐状等が挙げられる。
また、凸部に形成する流体ガイド溝は、1本の凸部に対して複数本設けても構わない。図4に示したマスクパターン形状の設計により如何様にでも構成することができる。
また、前述した各実施形態において、アレイ状無痛針の用途は医薬物の生体内への運搬に限らず、血液等の体液の吸引抽出などの流体の運搬に広く利用することができる。

Claims (7)

  1. 基部と、基部の裏面より表面へ貫通する貫通孔路と、基部に整列して設けられた複数の微細な略錘状の凸部と、前記凸部に設けられ、凸部基部側と凸部先端部との間の流体をガイドする流体ガイド溝とを有することを特徴とする医薬物運搬用器具。
  2. 前記凸部に設けられた流体ガイド溝の端部と、前記貫通孔路の端部とが、500μm以下の間隔で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の医薬物運搬用器具。
  3. 前記流体ガイド溝が前記貫通孔路の一部と重なる位置に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の医薬物運搬用器具。
  4. 前記凸部及び前記基部がシリコン素材により形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の医薬物運搬用器具。
  5. 前記凸部及び前記基部が熱可塑性ポリマ素材により形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の医薬物運搬用器具。
  6. 前記凸部及び前記基部がポリ乳酸素材により形成されていることを特徴とする請求項5に記載の医薬物運搬用器具。
  7. 凸部を形成するための細孔を有する型と基材とを対向して配置し、前記型と前記基材の少なくともいずれか一方を加熱したうえで基材に圧力を加えて前記型の形状を前記基材に転写させる工程と、冷却して前記基材を離型する工程と、基材の任意の位置にレーザ光を照射して基材の裏面より表面へ貫通する貫通孔路を作製する工程とを有することを特徴とする請求項1〜3及び請求項5〜6のいずれかに記載の医薬物運搬用器具の製造方法。
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