JPWO2006068215A1 - 歯茎マッサージ機 - Google Patents

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Abstract

歯茎マッサージ機を、より効率よく歯肉の細胞を活性化させることができ、歯周疾患の予防等により効果的なものにする。歯茎マッサージ機は、本体1と、アタッチメント2とで構成されている。本体1は、リニア駆動モータ5と、このリニア振動モータ5により約300Hz乃至400Hzの音波領域の振動数で直線往復振動される駆動軸7を有している。アタッチメント2は、先端部に配されたブラシ部3と、ブラシ部3の内部に配された発熱部8とを有しており、駆動軸7の先端に装着されている。アタッチメント2は、発熱部8によりブラシ部3の温度が40℃乃至50℃に保たれた状態で駆動軸7の振動に伴い振動する。歯肉に音波領域の振動による刺激と温熱刺激とが加えられることにより、歯肉の細胞がより活性化される。

Description

本発明は、歯茎をマッサージするための歯茎マッサージ機に関するものである。
従来より、例えば日本特開昭50−91194号公報に示されているように、歯茎をマッサージするための歯茎マッサージ機として、歯茎に温熱刺激を当てるものがある。また、例えば、実登1036482号公報に示されているように、歯茎をマッサージするために機械的刺激を与えるものなども知られている。このような歯茎マッサージ機は、歯肉の細胞を活性化させて歯周疾患の予防等を図るものである。
しかしながら、このような歯茎マッサージ機として、さらに効率よく歯肉の細胞を活性化させることができ、歯周疾患の予防等により効果的なものの開発が望まれている。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、より効率よく歯肉の細胞を活性化させることができ、歯周疾患の予防等により効果的な歯茎マッサージ機を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る歯茎マッサージ機は、歯茎に当接させるブラシ部と、このブラシ部を200Hz以上の周波数で微振動させる駆動部と、前記ブラシ部の温度を40℃乃至50℃に保つ熱源とを備えている。
上記構成において、前記駆動部は、前記ブラシ部を300Hz乃至400Hzの周波数で微振動させることが好ましい。
また、前記熱源は、前記ブラシ部の内部に配置されていることが好ましい。
さらに、前記ブラシ部は、シリコンゴム又はシリコンゴムを主成分とした弾性体で形成されていることが好ましい。
本発明の歯茎マッサージ機においては、ブラシ部が、200Hz以上の周波数で振動し、熱源により40℃乃至50℃に保たれるので、200Hz以上の周波数の刺激と温熱刺激との両方の刺激が歯茎に加えられ、より効率良く歯肉の細胞を活性化させることが可能となる。
図1Aは、本発明の一実施形態に係る歯茎マッサージ機の正面図であり、図1Bは、同歯茎マッサージ機の側面図である。 図2は、上記歯茎マッサージ機を用いた実験における細胞係数部位を説明する図である。 図3Aは、上記実験における測定部位を説明する図であり、図3Bは、上記実験における測定部位を説明する図である。 図4は、上記実験におけるCEJ−ABの計測結果を示す図である。 図5は、上記実験におけるwFGの計測結果を示す図である。 図6は、上記実験におけるhFGの計測結果を示す図である。 図7は、上記実験におけるCEJ−aICT/hFGの計測結果を示す図である。 図8は、上記実験における接合上皮下結合組織の血管腔数の計測結果を示す図である。 図9は、上記実験におけるwOEの計測結果を示す図である。 図10は、上記実験におけるwIEの計測結果を示す図である。
本発明の一実施形態に係る歯茎マッサージ機について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1A、図1Bは、本実施形態に係る歯茎マッサージ機を示す。この歯茎マッサージ機は、本体1と、この本体1の一端から突出する駆動軸7に着脱可能に装着されたアタッチメント2とで構成されている。なお、図に示したアタッチメント2は、後述するような歯茎マッサージ用のものである。この歯茎マッサージ機は、アタッチメント2を、歯磨き用のブラシを有するアタッチメント(図示せず)と交換することにより、電動歯ブラシとして使用可能なものである。
本体1の内部には、電源としての電池4と、駆動軸7に軸方向の直線往復振動を与えることができるリニア振動モータ(駆動部)5とが配置されている。このリニア振動モータ5は、例えば約300Hz乃至400Hzの音波領域の周波数で、駆動軸7を直線往復振動させるものである。
アタッチメント2は、先端部に配されたブラシ部3と、ブラシ部3の内部に配された発熱部(熱源)8とを有している。アタッチメント2は、本体1の駆動軸7の先端に装着されており、駆動軸7の直線往復振動に伴い振動するように構成されている。ブラシ部3の片面には、歯茎に当接させる部位である、例えばシリコンゴム製のブラシ6が突出するように設けられている。発熱部8は、例えば金属線であり、電池4から電力が供給されることによって発熱するように構成されている。本実施形態において、発熱部8は、ブラシ部3の温度を約40℃乃至50℃に保つように発熱するように構成されている。
次に、上記の歯茎マッサージ機を用いた歯茎マッサージの効果を、手用歯ブラシを用いた場合と比較して検証したときの実験とその結果について説明する。なお、この実験においては、発熱部8を用いる替わりに、後述のように予めブラシ部3を50℃の恒温槽に浸漬させて、実験中のブラシ部3の温度を約40℃乃至50℃に保つようにした。
この実験は、イヌの歯肉を対象として実施したものである。被検対象であるイヌは、ビーグル犬(雄8頭)であって、その上顎第2、第3前臼歯と、下顎第3、第4前臼歯を被検歯とした。初回実験時には、歯肉縁上、歯肉縁下の歯石を除去した後、キュレットによる歯垢除去を1日1回、2週間実施した。実験期間は5週間とした。実験期間中、被検対象であるイヌには、食餌として水を含ませた軟食を与えた。そして、これらのイヌに、全身麻酔下で、1日1回、1歯に対して5秒間のブラッシングによる歯茎マッサージを実施した。
歯茎マッサージには、手用歯ブラシ(a)と、上記の本体1にナイロン製のブラシ6が配されたブラシ部3を有するアタッチメント2を装着したもの(b)と、本体1にシリコンゴム製のブラシ6が配されたブラシ部3を有するアタッチメント2を装着したもの(c)と、本体1に、予め、cのブラシ部3を50℃の恒熱槽に10分以上浸漬させた状態のアタッチメント2を装着したもの(d)との4種類の歯ブラシ又は歯茎マッサージ機を用いた。歯茎マッサージは、各イヌの口腔内を上下左右の4つの範囲に分割して、4つの範囲の被検歯に対して、上述の4種類の歯ブラシ又は歯茎マッサージ機をそれぞれ割り当てて実施した。
実験期間が終了した後、被検対象であるイヌを、麻酔液を静脈内に過量投与することにより屠殺して、その歯と歯肉を取り出した。そして、この歯と歯肉を、固定(4%パラホルムアルデヒド)、脱灰(10%EDTA溶液)、パラフィン処理した後、PCNA(Proliferating Cell Nuclear Antigen)に対するモノクローナル抗体を用いた免疫染色又はヘマトキシリン・エオジン染色を行った。
このようにして得たPCNA染色標本からは、図2に示すように、単位長さ当たりのPCNA陽性接合上皮基底細胞及び総接合上皮基底細胞と、上皮下結合組織における単位面積当たりのPCNA陽性線維芽細胞(図2中のA)及び総線維芽細胞(図2中のB)を計数し、それぞれの細胞の変化について検証した。
接合上皮基底細胞の変化については、手用歯ブラシ(a)でブラッシングしたものではPCNA陽性細胞数(0.1mm当たり)が2.6±0.6、総細胞数(0.1mm当たり)が10.1±0.6であった。また、ナイロンブラシを用いたもの(b)ではPCNA陽性細胞数が3.5±1.4、総細胞数が10.9±1.0であった。シリコンブラシを用いたもの(c)ではPCNA陽性細胞数が3.6±1.4、総細胞が10.3±0.4であった。50℃の恒温槽に浸漬させたシリコンブラシを用いたもの(d)ではPCNA陽性細胞数が3.9±0.9、総細胞数が10.9±0.8であった。
これらの結果から、手用歯ブラシ(a)よりも、音波領域でブラシ部3を振動させる歯茎マッサージ機(b,c,d)を用いたほうが、歯肉接合上皮のターンオーバが亢進されることがわかる。また、ナイロンブラシを用いたもの(b)よりもシリコンブラシを用いたもの(c,d)のほうが歯肉接合上皮のターンオーバがより亢進されることが示唆される。さらにまた、温熱刺激を加えないシリコンブラシを用いたもの(c)よりも、50℃の恒温槽に浸漬させて温熱刺激も加えるもの(d)のほうが、歯肉接合上皮のターンオーバがより亢進されることが示唆される。接合上皮のターンオーバが亢進すると、上皮に付着した病原細菌に感染してしまうことが防止され、歯周疾患が予防される。
また、上皮下結合組織の線維芽細胞の変化については、手用歯ブラシ(a)でブラッシングしたものではPCNA陽性線維芽細胞数(0.1mm当たり)が2.8±1.0、総線維芽細胞数が14.2±1.8であった。ナイロンブラシを用いたもの(b)ではPCNA陽性線維芽細胞数が5.1±1.5、総線維芽細胞数が17.1±2.2であった。シリコンブラシを用いたもの(c)ではPCNA陽性線維芽細胞数が4.5±1.0、総線維芽細胞数が16.9±2.0であった。50℃の恒温槽に浸漬させたシリコンブラシを用いたもの(d)ではPCNA陽性線維芽細胞数が6.5±1.4、総線維芽細胞数が19.0±1.4であった。
これらの結果から、音波領域の振動を与える場合(b,c,d)では手用歯ブラシ(a)と比較してPCNA陽性線維芽細胞数及び総線維芽細胞数が有意に増加していることがわかる。また、温熱も加える場合(d)は、温熱を加えない場合(c)よりもPCNA陽性線維芽細胞数が有意に多かったことから、温熱刺激が加えられることにより線維芽細胞の増殖が亢進されることが示唆される。線維芽細胞は歯肉の主要な構成成分であるコラーゲンを産生する細胞であるので、これらの細胞の増加は、炎症等により破壊された歯肉組織を修復させるのにより有効である。
また、上述のようにして得られたヘマトキシリン・エオジン染色標本からは、図3A、図3Bに示すように、CEJ−AB(セメント・エナメル境(CEJ)から歯槽骨頂間での距離)、wFG(CEJを起点とした遊離歯肉の幅)、hFG(CEJを起点とした遊離歯肉の高さ)、CDJ−aICT/hFG(hFGに占めるCEJから炎症性細胞湿潤の最根尖側までの距離の割合)、接合上皮下結合組織の単位面積当たりの血管腔数、wOE(外縁上皮の幅)、wIE(内縁上皮の幅)をそれぞれ計測した。
図4、図5、図6は、それぞれ、CEJ−AB、wFG、hFGの計測結果を示す。CEJ−AB、wFG、及びhFGは、歯槽骨の吸収状況を表すものである。このCEJ−AB、wFG、及びhFGについては、上述の4群(a,b,c,d)間において有意な差は見られない。従って、音波領域での振動による刺激が手用歯ブラシによる刺激に比べて歯肉組織に為害作用を及ぼす可能性は少ないことがわかる。
また、図7は、CDJ−aICT/hFGの計測結果を示す。この計測結果から明らかなように、炎症性細胞湿潤の程度が、音波領域での振動による刺激を与えた場合(b,c,d)が手用歯ブラシによる刺激を与えた場合(a)よりも有意に減少したことから、歯肉の炎症等を改善するために、音波領域での振動を与えることが有効であることがわかる。
図8は、接合上皮下結合組織の0.01平方ミリメートル当たりの血管腔数を示す。図に示すように、音波領域での振動を与えた場合(b,c,d)の血管腔数が手用歯ブラシによる刺激を与えた場合(a)の血管腔数よりも有意に多いことがわかる。これにより、音波領域の振動刺激が、歯肉の細胞を活性化させるのに効果的であると判断することができる。そして、音波領域の振動刺激と温熱刺激とを併用することによりさらに血管新生が促されることが示唆される。
また、図9、図10は、それぞれ、wOE、wIEの計測結果を示す。図9に示すように、歯肉外縁上皮については、上記の4群間で有意な差は見られなかった。一方、図10に示すように、歯肉内縁上皮の幅は、音波領域の振動を与えた場合(b,c,d)が、手用歯ブラシによる刺激を与えた場合(a)よりも、中央部にて厚くなっていることがわかる。また、温熱刺激及び音波領域での振動をシリコンブラシを通じて与えた場合(d)の内縁上皮の幅が、温熱刺激を併用しない場合(c)よりも歯冠側にて厚くなっていることがわかる。これにより、音波領域の振動刺激が、歯肉の細胞を活性化させるのに効果的であると判断することができ、また、温熱刺激を併用することによりさらに血管新生が促されることが示唆される。
以上のことから、歯茎マッサージを実施する場合において、歯肉に音波領域での振動による刺激を与えることが、歯肉の細胞を活性化させるのに効果的であるといえる。そして、さらに温熱刺激を音波領域での振動による刺激に併せて加えることにより、より効率良く歯肉の細胞を活性化させることが可能となる。
なお、本発明は上記各実施形態の構成に限定するものではなく、発明の範囲を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、リニア駆動モータ5は、駆動軸7を、200Hz以上の音波領域の周波数で振動させるように構成されていればよい。このときにも、歯肉に音波領域の振動による刺激と温熱刺激とを与えることにより、より効率よく歯肉の細胞を活性化させることが可能となる。また、ブラシ部3のブラシ6は、シリコンゴム製でなくてもよく、シリコンゴムを主成分とした弾性体でもよい。
本願は日本国特許出願2004−371473に基づいており、その内容は、上記特許出願の明細書及び図面を参照することによって結果的に本願発明に合体されるべきものである。
また、本願発明は、添付した図面を参照した実施の形態により十分に記載されているけれども、さまざまな変更や変形が可能であることは、この分野の通常の知識を有するものにとって明らかであろう。それゆえ、そのような変更及び変形は、本願発明の範囲を逸脱するものではなく、本願発明の範囲に含まれると解釈されるべきである。

Claims (4)

  1. 歯茎に当接させるブラシ部と、
    このブラシ部を200Hz以上の周波数で微振動させる駆動部と、
    前記ブラシ部の温度を40℃乃至50℃に保つ熱源とを備えていることを特徴とする歯茎マッサージ機。
  2. 前記駆動部は、前記ブラシ部を300Hz乃至400Hzの周波数で微振動させることを特徴とする請求項1記載の歯茎マッサージ機。
  3. 前記熱源は、前記ブラシ部の内部に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歯茎マッサージ機。
  4. 前記ブラシ部は、シリコンゴム又はシリコンゴムを主成分とした弾性体で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の歯茎マッサージ機。

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