JPWO2006068172A1 - ディジタル放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
携帯端末からコンテンツ販売会社の応答サーバにアクセスすることなく、携帯端末で実行可能なコンテンツを取得する技術を提供する。 ディジタル放送受信装置は、固有の端末IDを有する1以上の外部端末にコンテンツのデータを送信する。ディジタル放送受信装置は、ディジタル放送波を受信する受信部と、ディジタル放送波からコンテンツのデータを取得する取得部と、1以上の外部端末の端末IDを予め格納したメモリと、外部端末と通信して外部端末固有の端末IDを取得する通信部とを備えている。通信部は、取得した端末IDがメモリに格納された端末IDと一致したときに、外部端末にコンテンツのデータを送信する。
Description
本発明は、コンテンツを取得する技術に関する。より具体的には、本発明は通信回線を通じて決済処理を行ったコンテンツをディジタル放送のデータ通信を介して取得し、携帯端末において利用可能にする技術に関する。
近年普及しつつあるディジタル放送には、放送局から視聴者側の受信機にテレビ番組(映像および音声)を送信するチャンネルのみならず、テレビ番組に関連したデータや、テレビ番組とは別の独立したデータのみを送信するチャンネル(データチャンネル)が設けられている。データチャンネルでは、文字、静止画のデータなどが送信されている。
近年、ディジタル放送と連動したコンテンツ提供サービスが実用化されつつある。このサービスは、コンテンツ販売会社がディジタル放送のデータチャンネルを利用して、自社ウェブサイトのアドレス(URL)が記載されたコンテンツを広告し、その後、携帯端末により、そのアドレスにアクセスしてきた視聴者にコンテンツを提供するものである。携帯端末利用者は、携帯端末を通じてコンテンツ販売会社に対して決済を終了すると、希望するコンテンツを携帯端末上に取得することができる。
図8は、ディジタル放送を利用したコンテンツ提供システムの構成を示している。このシステムにおいては、提供されるコンテンツは、携帯電話等の携帯端末において視聴し、または実行されるゲームなどを想定している。コンテンツ提供システムは、ディジタル放送受信機701、携帯端末702、放送局703およびコンテンツ販売会社704から構成される。
ディジタル放送受信機701(以下「受信機701」と記述する)は、放送局703からディジタル放送等の放送波を受信する機能、および、標準プロトコル(例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol))を利用して通信回線(インターネット等)を介してコンテンツ販売会社704とデータを送受信する機能を有する。携帯端末702は、一般的な通話機能とともにコンテンツ販売会社704とデータを送受信する機能をもつ。
コンテンツ販売会社704(以下「販売会社704」と記述する)は、携帯端末702から通信によってアクセスされた場合に応答する応答サーバ123、携帯端末702を認証する認証部722、認証した携帯端末702を携帯キャリアに問い合わせて決済方式を決定し課金する決済システム121、およびコンテンツが蓄積されているコンテンツデータベース721を有する。
受信機701は、放送局703から送出されるディジタル放送波を受信して番組チャンネルから映像および音声のデータを取得する。さらに受信機701は、この番組に関連して送出されているデータチャンネル上のデータ(コンテンツ販売会社704の応答サーバ123のアドレス情報)を受信する。
視聴者は、番組視聴中に受信機701のリモコン(図示せず)を操作することにより、応答サーバ123のアドレス情報を知ることができる。そして取得したアドレス情報に基づいて、携帯端末702からコンテンツ販売会社704の応答サーバ123へアクセスし、氏名、住所、電話番号等の個人情報を応答サーバ123に送信する。すると販売会社704は視聴者の個人情報に基づいて認証処理を行い、ユーザが希望するコンテンツの購入決済処理を行う。このコンテンツは、例えば携帯端末向けのコンテンツであり、携帯端末に適した画面サイズ、データ量になるように調整されている。決済は、一般的には携帯端末702の通信料金に加算されて請求される。クレジットカード番号を入力したクレジットカード決済も可能である。決済処理が終わった後、視聴者はコンテンツを携帯端末702にダウンロードし、コンテンツを楽しむことができる。
視聴者は、受信機701から、取得した応答サーバ123のアドレス情報に基づいて販売会社704へアクセスすることもできる。このときは、視聴者は受信機701を利用して個人情報を販売会社704へ送信する。その後、視聴者は改めて携帯端末702から応答サーバにアクセスして認証を受け、コンテンツをダウンロードする。これにより視聴者は携帯端末でコンテンツを楽しむことができる。
日本国特開2003−209542号公報
上述のコンテンツ提供システムでは、視聴者は必ず携帯端末でコンテンツ販売会社へアクセスしなければならない。そのため、視聴者は入力操作がしづらい携帯端末を利用したURL入力や決済処理に非常に手間をかけなければならない。さらに、ディジタル放送受信機および携帯端末から複数回インターネットに接続する必要があるため、接続する度に接続料金または電話料金の支払いが必要になる。
本発明の目的は、携帯端末からコンテンツ販売会社の応答サーバにアクセスすることなく、携帯端末で楽しむコンテンツを取得することである。
本発明によるディジタル放送受信装置は、固有の端末IDを有する1以上の外部端末にコンテンツのデータを送信する。前記ディジタル放送受信装置は、ディジタル放送波を受信する受信部と、前記ディジタル放送波からコンテンツのデータを取得する取得部と、1以上の外部端末の端末IDを予め格納したメモリと、外部端末と通信して前記外部端末固有の端末IDを取得する通信部とを備えている。前記通信部は、取得した前記端末IDが前記メモリに格納された端末IDと一致したときに、前記外部端末に前記コンテンツのデータを送信する。
前記通信部は、取得した前記端末IDが前記メモリに格納されている端末IDと一致しないときは、前記外部機器への前記コンテンツの送信を制限してもよい。
前記メモリは、前記1以上の外部端末の端末IDごとに、送信可能なコンテンツを特定するコンテンツIDを関連付けて格納しており、前記通信部は、コンテンツを送信する前に送信先の外部機器の端末IDを取得し、送信対象のコンテンツIDと前記端末IDとが前記メモリにおいて関連付けられているときに、前記外部機器に前記コンテンツを送信してもよい。
前記通信部は、送信対象のコンテンツIDと前記端末IDとが前記メモリにおいて関連付けられていないときは、前記外部機器への前記コンテンツの送信を制限してもよい。
前記ディジタル放送受信装置は、前記コンテンツの販売者のサーバと通信するネットワーク通信部、および、暗号化されたコンテンツの暗号を解除する解除部をさらに備えていてもよい。前記ネットワーク通信部は、ユーザから入力された契約情報を前記サーバに送信し、前記契約情報に基づいて提供された、前記コンテンツを復号化するための鍵データを前記サーバから受信し、前記取得部は、暗号化されたコンテンツのデータを取得し、前記解除部は、前記鍵データに基づいて、暗号化された前記コンテンツの暗号を解除してもよい。
前記取得部は、購入手続きが完了した前記コンテンツのコンテンツIDに基づいて、前記ディジタル放送波に含まれているコンテンツを取得してもよい。
前記ディジタル放送受信装置は、前記コンテンツの販売者のサーバと通信するネットワーク通信部をさらに備えていてもよい。前記通信部は、前記外部端末から前記コンテンツに関連する情報を受信し、前記ネットワーク通信部は、受信された前記情報を前記サーバに送信してもよい。
前記通信部は、取得した前記端末IDが前記メモリに格納された端末IDと一致したときに、前記外部端末から前記情報を受信してもよい。
前記通信部は、さらに前記情報に対応するコンテンツのコンテンツIDと前記端末IDとが前記メモリにおいて関連付けられているときに、前記外部端末から前記情報を受信してもよい。
本発明によれば、ディジタル放送受信機に対して購入決済のための認証を行うため、ディジタル放送受信機や携帯端末等で楽しむコンテンツをディジタル放送受信機で取得することができる。これにより視聴者は、データ放送の広告等で購買意欲を刺激されたコンテンツを、ディジタル放送受信機に対する操作だけですぐに取得することができる。よって、操作しづらい携帯端末を利用してコンテンツを取得する必要がなくなる。
ディジタル放送受信機を利用して取得したコンテンツは、携帯端末との双方向の通信機能によって、携帯端末にダウンロードすることが可能である。これにより、携帯端末でコンテンツを取得するときに通信料金が発生せず、わずらわしい手間を省くことができる。
101 ディジタル放送受信機
102 携帯端末
103 放送局
104 コンテンツ販売会社
102 携帯端末
103 放送局
104 コンテンツ販売会社
以下、添付の図面を参照して、本発明によるコンテンツ提供システムの実施形態を説明する。
図1は、本実施形態によるコンテンツ提供システムの構成を示す。コンテンツ提供システムは、ディジタル放送受信機101、携帯端末102、放送局103およびコンテンツ販売会社104を含んでいる。
このコンテンツ提供システムでは、コンテンツ販売会社104(以下、「販売会社104」と記述する)は、ディジタル放送に連携したデータ放送を利用して視聴者(ユーザ)にコンテンツを紹介する。そしてユーザが決済したコンテンツをそのユーザに提供する。
本実施形態においては、「コンテンツ」とは携帯電話や携帯情報端末(いわゆるPDA)などの携帯端末やディジタル放送受信機においても実行することが可能なゲームであるとする。ただしこれは例であり、ゲーム以外にも、動画や音声(例えばテレビ番組)、文字情報、スケジュール管理を行うアプリケーション等であってもコンテンツとして扱うことができる。
ディジタル放送受信機101(以下、「受信機101」と記述する)は、あるユーザの家庭に設置され、データ放送を含むディジタル放送等の放送波を放送局から受信する。また受信機101は、インターネット等の通信回線を介して販売会社104とデータを送受信することができる。
受信機101と携帯端末102とは、相互にデータを送受信することができる。以下に説明するように、送受信の対象となるのはコンテンツのデータ(ゲームのプログラム)である。なお、以下では、「コンテンツのデータ」であっても、単に「コンテンツ」と記述する。
放送局103は、コンテンツデータベース111を保有しており、ディジタル放送や連動したデータチャンネルを利用して、コンテンツデータベース111に蓄積されているコンテンツを送出する。これは、コンテンツ販売会社がコンテンツデータベースを保有していた従来のシステムと異なる点である。
販売会社104は、放送局103にコンテンツを提供するとともに、特定の期間および日時にそのコンテンツをディジタル放送のデータチャンネルで送信するように契約をする。放送局103は、販売会社104からコンテンツを受け取り、コンテンツデータベース111に保有する。
販売会社104は、決済システム121と、機器ID認証部122と、応答サーバ123とを有する。決済システム121は、認証した機器を携帯キャリアに問い合わせて決済方式を決定し課金する。機器ID認証部122は、受信機101を認証するために設けられており、具体的には、ディジタル放送の受信機器1台ごとに与えられた固有の番号(機器ID番号)に基づいて認証する。応答サーバ123は、外部からのアクセスに応答するWWWサーバであり、決済や機器を認証する際のインターフェースを提供する。
図2は、本実施形態における受信機101の機能ブロックの構成を示す。受信機101は、受信部201と、出力部202と、鍵メモリ203と、認証部204と、ID番号メモリ205と、コンテンツメモリ206と、コンテンツ取得部207と、鍵解除部208と、実行処理部209と、端末通信部210と、ネットワーク通信部211とを有する。
以下、各構成要素の機能を説明する。受信部201は、映像・音声・データ放送を含むディジタル放送を受信する。出力部202は、ディジタル放送をディスプレイ等に出力する。鍵メモリ203は、ゲーム等のコンテンツを取得し実行するため復号化用のコンテンツ鍵情報を蓄積する。また鍵メモリ203は、コンテンツIDも保持する。認証部204は、販売会社104からコンテンツ鍵情報を取得するために販売会社104に機器IDやユーザの個人情報(後述)などを送る。
ID番号メモリ205は、携帯端末ID番号を保持する。この携帯端末ID番号とは携帯端末ごとに与えられた固有の番号である。またID番号メモリ205は、自らの機器ID番号も保持する。
コンテンツメモリ206は取得したコンテンツを保存する。コンテンツ取得部207は、コンテンツをディジタル放送から取得する。鍵解除部208は、取得されたコンテンツを、コンテンツ鍵を利用して解除し実行可能にする。実行処理部209はコンテンツを実行する。端末通信部210は、携帯端末との双方向に通信する。ネットワーク通信部211は、インターネットを介して、販売会社の応答サーバ123や通信機能を有する他の機器と通信する。
次に、図3を参照しながら、受信機101が携帯端末102のコンテンツを取得する手順を説明する。以下では、ユーザが、受信機101の本体ボタンやリモコン(図示せず)等を操作してディジタル放送(データ放送)によって紹介されたコンテンツを購入する例を考える。
図3は、受信機101においてコンテンツを取得し、実行する手順を示す。まずステップS301において、コンテンツの購入決済処理が行われる。具体的には以下のとおりである。すなわち、認証部204は、インターネットを介して販売会社104と通信する。ユーザは、リモコンを利用して、コンテンツ購入に必要な個人情報、例えば住所、氏名、電話番号を入力する。
認証部204はこれらの情報とともに、ID番号メモリ205に格納されている自らの機器ID番号を販売会社104へ送信する。販売会社104は、ユーザおよび機器の認証が完了すると、該当するコンテンツ用のコンテンツIDとコンテンツ鍵とを受信機101に送信する。認証部204は、このコンテンツID/鍵を鍵メモリ203に保存する。
なお、個人情報としてユーザが携帯端末ID番号を入力したときは、認証部204は、携帯端末ID番号とコンテンツID番号との対応表を鍵メモリ203に格納してもよい。図4は、鍵メモリ203に格納された対応表の例を示す。この対応表を保持することにより、受信機101の他の利用者が、コンテンツの著作権者に無断でそのコンテンツを携帯端末にダウンロードできないように防止できる。図4に示す例では、コンテンツID番号1334が付されたコンテンツは、受信機101から携帯端末ID番号090−000−0001をもつ携帯端末にしかダウンロードされることはない。よって、携帯端末ID番号090−000−0002の携帯端末を有する他のユーザは、その携帯端末にコンテンツをダウンロードできない。後者の携帯端末には、コンテンツID番号5991が付されたコンテンツがダウンロードできるのみである。機器ID番号のみではコンテンツを利用する携帯端末を区別できないため、上述の対応表を用いた実装がより好ましいといえる。
次に、ステップS302において、コンテンツ取得部207は、受信部201によって受信されたディジタル放送の中から、鍵メモリ203に保存されたコンテンツIDに基づいて目的のコンテンツを取得する。
コンテンツの取得処理は、より具体的には以下の手順で行われる。すなわち、ディジタル放送は複数のTSパケットから構成されたMPEG−2トランスポートストリームとして送信されている。そして各TSパケットには放送番組、データ番組などの最小単位ごとに異なる識別子(パケットID)が与えられている。例えば、ゲームプログラムのコンテンツは、複数パケットから成るセクションとして送信されているとしたとき、鍵メモリ203に保存されたコンテンツIDとしてセクションIDが利用可能である。コンテンツ取得部207は、受信されたディジタル放送の中から、そのセクションIDを持つTSパケット群を抽出して、送信直後のコンテンツを取得することができる。なお、ここでいう送信直後のコンテンツとは、いまだ暗号化された状態である。コンテンツ取得部207は、取得したコンテンツを暗号化されているままコンテンツメモリ206に保存する。
なお、他の取得処理を行うこともできる。たとえばディジタル放送のストリームには、送信されている情報の種別(ジャンル)を示す情報IDが付加されている。情報IDは、ストリーム中のDDI(DownloadInfoIndiation)メッセージの中のInfo記述子フィールドに記述されている。コンテンツ取得部207は、受信されたディジタル放送のInfo記述子フィールドを参照して、ゲームコンテンツを意味する情報IDが付加されているか否かを判定する。そして、その情報IDを検出したときには、受信されたディジタル放送のデータに、鍵メモリ203に保存されたコンテンツIDが含まれているか否かを判定する。含まれている場合には、受信中のデータが購入したコンテンツであることを意味する。よってコンテンツ取得部207はそのデータを取得してコンテンツメモリ206に保存する。なお、このコンテンツもまたいまだ暗号化された状態である。
コンテンツの暗号化方式は、例えば一般的によく使用されている秘密鍵方式を使用することができる。この方式の特徴は、暗号化に使用する鍵と復号化に使用する鍵が共通することである。なお、公開鍵方式等の他の方式を利用してもよい。
ステップS303では、鍵解除部208は、コンテンツメモリ206に保存された暗号化されたままのコンテンツを、鍵メモリ203に蓄積されている復号化のためのコンテンツ鍵を使って解除し復号化する。
そしてステップS304において、実行処理部209は、コンテンツを実行し出力部202を利用してディスプレイ画面に表示させる。この結果、視聴者は、リモコンなどを利用してコンテンツ(ゲーム)を楽しむことができる。
なお、この実行処理部209には、例えば機器依存の少ないプログラムJava(登録商標;以下同じ)を実行するJava仮想マシンが組み込まれている。このため、携帯端末102と同様のコンテンツ(Javaプログラム)を実行可能である。これにより携帯端末と同様に受信機101に接続されたディスプレイでもゲーム等が楽しめる。
以上のように、本実施形態による受信機101は、ディジタル放送に連動したデータ放送で紹介・広告されたコンテンツの購入のみならず、そのコンテンツを取得し実行できる。視聴者は、携帯端末102を利用してコンテンツ販売会社104にアクセスする必要はないので、携帯端末を用いた煩わしい入力操作から解放されるとともに、携帯端末102による通信料金が発生することもない。
なお、本実施形態では、Java仮想マシンが組み込まれているとしたが、Java以外のプログラムを実行できるような仮想マシンが組み込まれていてもよい。上述した携帯端末102と同様にプログラムが実行できれば、同様の効果が得られる。
本実施形態においては、受信機101は、販売会社104へ送信するデータに自動的に機器ID番号を付加するとした。しかし、視聴者がリモコン等の入力部を用いて入力してもよい。これにより、例えば家庭においてコンテンツを実行可能な複数の機器がネットワークを介して接続されている場合には、他の機器IDを入力することも可能になる。
本実施形態においては、コンテンツを実行するごとにコンテンツをコンテンツ鍵により解除・復号化するとした。しかし、コンテンツを取得したら直ぐ解除し、復号化した状態のコンテンツをコンテンツメモリ206に保存してもよい。これによりコンテンツ実行時の手順が少なくなり、実行時間を短縮できる。
上述のステップS301におけるコンテンツ購入処理に関し、携帯端末ID番号、氏名、住所、機器ID等のコンテンツ購入に必要な情報は、ユーザが受信機101を購入後、チャンネル設定等の初期設定において、あらかじめ受信機101のID番号メモリ205等に登録しておくことも可能である。また、購入決済のため、リモコンを用いて入力したときに、ID番号メモリ205に登録しておくことも可能である。視聴者がコンテンツの購入をリモコンで指示した場合、認証部204はこれら予め登録してあった情報を付加して販売会社104へ送信する。また、コンテンツ購入に必要な情報は、予め販売会社104へユーザ登録しておいてもよい。このとき、認証部204は、携帯端末ID番号および/または機器IDを販売会社104へ送信する。これらの方法を用いることにより、視聴者は入力の手間を省くことが可能である。
次に、図5を参照しながら、受信機101によって取得されたコンテンツを携帯端末102との間で送受信する手順を説明する。
図5は、受信機101が取得したコンテンツを、携帯端末102に送信する手順を示す。ステップS501において、受信機101の端末通信部210は、携帯端末102から携帯端末ID番号を取得する。携帯端末ID番号の取得には、携帯端末102と受信機101との間の通信に利用される専用アプリケーションが利用される。携帯端末ID番号の伝送は、例えば携帯端末の赤外線通信機能が利用される。
携帯端末は、専用アプリケーションを用いて自己の端末ID番号を送信する。端末通信部210は、たとえば受信機101の赤外線受光部として設けられ、赤外線を利用して携帯端末から送信されたデータを受信する。この結果、受信機101は携帯端末ID番号を取得できる。
ステップS502において、端末通信部210は、ID番号メモリ205を参照して、取得した携帯端末ID番号が登録された番号であるかどうか判別する。
ステップS502において、取得した携帯端末ID番号が登録されていないと判別すると、端末通信部210は、コンテンツの送信はできないとして処理を終了する。すなわち、その携帯端末へのコンテンツの送信が制限される。登録されている番号であればステップS503へと進む。
ステップS503において、端末通信部210はコンテンツメモリ205に登録されているコンテンツを携帯端末102に送信する。上述の処理の結果、携帯端末102からコンテンツ販売会社104にアクセスすることなく、携帯端末102にコンテンツを取得できる。ユーザは取得したゲームコンテンツを携帯端末102において楽しむことができる。
次に、図6および図7を参照しながら、本実施形態の応用例を説明する。
近年、ディジタル放送に対応した受信機器が普及しており、1家庭に複数台の受信機器が設置され始めている。このような傾向は今後ますます増加すると考えられる。さらに、現在は携帯電話に代表される携帯機器が非常に広く普及しており、1家庭に複数台の携帯機器が存在することがもはや一般的といえる。そこで以下では、このような状況にも対応できるコンテンツ提供システムを説明する。
図6は、コンテンツ提供システムの変形例の構成を示す。このコンテンツ提供システムは、複数台のディジタル放送受信機101aおよび101b、および、複数台の携帯端末102a〜102dを含んでいる。受信機101aおよび101bは、たとえば1軒の家に設置されているとする。受信機101aおよび101bの各々は、特に言及する機能を除き、原則として図2に示す受信機101と同じ機能および構成を有するとする。
また図6に示されるコンテンツ提供システムは、コンテンツデータベース111を有する放送局103と、販売会社104を含む。放送局103および販売会社104についても、特に言及する機能を除いては、原則として図1に示す受信機101と同じ機能および構成を有するとする。
このコンテンツ提供システムでは、ユーザは販売会社104との契約に従ってコンテンツを利用できる。契約は、たとえば「特定の機器IDを有するディジタル放送受信機を用いて、特定の携帯端末ID番号を有するN台の携帯端末でコンテンツを利用する」という内容であるとする。以下、具体的な契約内容を例示して説明する。なお、契約対象のコンテンツは契約においてコンテンツIDによって特定されるとする。
受信機101aは、まず図3に従ったコンテンツの購入決済処理を行う。すなわち受信機101aの認証部204はインターネットを介して販売会社104と通信し、ユーザによって入力された個人情報を入力する。
認証部204はこれらの情報とともに、ID番号メモリ205に格納されている受信機101aの機器ID番号(「DMR1110」とする)を販売会社104に申請し、販売会社104に登録を受ける。さらに認証部204は、携帯端末102aおよび102bの各携帯端末ID番号(それぞれ「090−0000−0001」および「090−0000−0003」とする)を販売会社104に申請し、販売会社104に登録を受ける。販売会社104は、ユーザおよび機器の認証が完了すると、該当するコンテンツのコンテンツIDとコンテンツ鍵とを受信機101に送信する。認証部204は、このコンテンツID/鍵を鍵メモリ203に保存する。これにより、コンテンツは受信機101aを用いてダウンロードされ、2台の携帯端末102aおよび102bにおいてのみ利用可能とされる。
なお受信機101aのID番号メモリ205には、携帯端末102aおよび102bの各携帯端末ID番号が保持される。
次に、ユーザは受信機101bから販売会社104にアクセスし、受信機101bの機器ID(「DMR1120」とする)を登録する。さらにユーザは、携帯端末102cの携帯端末ID番号(「090−0000−0002」とする)を販売会社104に申請し、販売会社104に登録を受ける。これにより、コンテンツは受信機101bを用いてダウンロードされ、1台の携帯端末102cにおいて利用可能となる。なお、携帯端末102dにおいてコンテンツを利用したい場合には、その携帯端末ID番号の登録を受ければよい。受信機101bのID番号メモリ205には、携帯端末102cの各携帯端末ID番号が保持される。
上述の登録が行われた結果、販売会社104の機器ID認証部122は携帯端末ID番号と機器ID番号との対応表を生成し、保持する。図7は、機器ID認証部122に作成され、保持された対応表を示す。この対応表を用いた処理は後述する。
ディジタル放送のデータチャンネルからコンテンツを取得する処理は、先に説明したとおりである。ディジタル放送のデータチャンネルで送信されたコンテンツのコンテンツIDが、鍵メモリ203に保存されたコンテンツIDと一致したとき、そのデータチャンネルのデータ(コンテンツ)が取得される。コンテンツの取得に際しては、ユーザは取得するための操作を必要としない。
ディジタル放送によるコンテンツの配信はプッシュ型である。契約後、所定時間が経過すればコンテンツのダウンロードが自動的に完了し、利用可能になる。ユーザは、ディジタル放送の電子番組表などによって、コンテンツがいつ配信されるかを容易に特定できる。
プッシュ型配信の利点は、コンテンツが改良され、新しいバージョンのコンテンツがリリースされたときでも、ユーザは常に最新のコンテンツを利用できることである。ユーザは契約手続きを一旦完了すれば、その後はコンテンツを取得する手続きおよび更新する手続きを取る必要はない。
なお、ユーザがPC等を用いてコンテンツを購入するときには、コンテンツはユーザからの要求がなければ配信されない。すなわち、PC等を用いたコンテンツの配信は、プル型配信である。ユーザは自ら希望するコンテンツを探し、配信のための操作を行う必要がある。よって、ディジタル放送によるコンテンツの配信は、ユーザにとって非常に便利である。
コンテンツを携帯端末に送信する処理もまた、先に説明したとおりである。主として図5の手順にしたがってコンテンツを携帯端末に送信される。上述のように、受信機101aおよび101bの各ID番号メモリ205内には販売会社104と契約した携帯端末の携帯端末ID番号が保持されている。したがって、端末通信部210がID番号メモリ205を参照して、取得した携帯端末ID番号が登録された番号であるかどうか判別すればよい。
本実施形態においては、携帯端末102と受信機101とは、それぞれ双方向の通信が可能である。そこで、たとえば携帯端末102においてゲームを途中まで実行した後、受信機101にコンテンツIDを含むそのコンテンツに関連する情報を送信することもできる。
たとえば、携帯端末102がゲームの進行度や得点などに関する履歴情報を送信することにより、受信機101は履歴情報をコンテンツメモリ206に格納できる。次のゲーム再開時において、受信機101または携帯端末102が履歴情報を参照することにより、ユーザは、中断した個所からゲームの続きを実行できる。
さらに、受信機101と販売会社104ともそれぞれ双方向の通信が可能であるため、受信機101に送信された履歴情報を販売会社104のサーバ123に送信してもよい。販売会社104はその履歴情報を参照して、端末IDごとにそのコンテンツのゲームに関する得点の集計や、そのゲームの最高点などを把握できる。たとえば販売会社104が応答サーバ123を利用してその統計データを公開することにより、ユーザはいつでも自分の順位を知ることができる。
また販売会社104は、履歴情報に基づいてユーザに新たなコンテンツを提供するか否かを判断することもできる。新たなコンテンツとは、たとえばユーザが実行していたコンテンツの次の難易度のコンテンツ、または次のストーリーのコンテンツである。
ただし販売会社104は、そのコンテンツを使用できない非契約ユーザからの履歴情報の送信を遮断する必要がある。そこで、まず履歴情報の受信を受信機101に遮断させる。
具体的には、受信機101のネットワーク通信部211は、ID番号メモリ205に登録されていない携帯端末からの履歴情報の受信を拒否すればよい。その携帯端末がID番号メモリ205に登録されていたときには、ネットワーク通信部211は、鍵メモリ203に格納されている携帯端末ID番号とコンテンツID番号との対応表を参照し、その携帯端末ID番号と履歴情報に関連するコンテンツのコンテンツIDとがその対応表において記述されているかを確認すればよい。
その上で、販売会社104の機器ID認証部122は、受信機101に対してその受信機101の機器ID番号と、携帯端末ID番号とを、履歴情報とともに送信させればよい。ここでいう携帯端末ID番号は、受信機101にその履歴情報を送信した携帯端末のID番号である。
販売会社104の機器ID認証部122は、送信された機器ID番号および携帯端末ID番号の組が、図7に示す対応表に記述されているか否かを判定する。記述されているときは、正当な契約ユーザの履歴情報であるとして処理し、記述されていないときはそのような履歴情報を破棄すればよい。
上述のように、受信機101を介して販売会社104と契約した各携帯端末102のみとの間でコンテンツの情報が授受できるため、新たなコンテンツの提供方法を実現することができる。
なお上述の販売会社104とユーザとの契約内容は例であり、他の契約内容を適用してもよい。たとえば、「特定の機器IDを有するディジタル放送受信機を用いて、N台の携帯端末でコンテンツを利用する」という契約を結ぶこともできる。このような契約では、コンテンツを利用する携帯端末の携帯端末ID番号には制限はなく、利用する携帯端末の台数のみが制限される。
受信機101はコンテンツの送信可能回数を示すカウンタを保持しており、コンテンツが携帯端末にダウンロードされるたびにそのカウンタ値を減少させる。そして、たとえばその値が0になった後は、そのコンテンツの送信を禁止すればよい。
このようなコンテンツの出力は「チェックアウト」とよばれることもある。ユーザは、チェックアウトされたコンテンツを、送信したその受信機101に戻すことができる。このとき、それまで携帯端末において実行可能であったコンテンツは、使用不能化される。このような手続きは「チェックイン」と呼ばれる。1回チェックインが行われると、上述のカウンタ値は1増加される。
図6に示す実施例においては、受信機101aは携帯端末102aおよび102bを販売会社104に申請し登録を受けるとした。しかし、登録を受ける機器は携帯端末に限られない。たとえば受信機101bであってもよいし、ディジタル放送の受信機能がない据え置き型の機器であってもよい。コンテンツは登録を受けた機器において実行される。
本実施形態によれば、受信機101から携帯端末102への転送の際、受信機101は携帯端末ID番号を使用して転送の可否を判断する。これにより、ディジタル放送機器から購入した視聴者以外の第三者が、コンテンツを携帯端末に受信する行為を防ぐことができる。
なお本実施形態では、受信機101と携帯端末102との間の通信を赤外線通信とした。しかしケーブルを利用して直接受信機101と携帯端末102とを接続してもよいし、赤外線通信以外の無線通信を行うこともできる。
また本実施形態においては、受信機101は複数種類のメモリ(鍵メモリ203、ID番号メモリ205、コンテンツメモリ206)を有するとした。しかし、これらのメモリは物理的には1つのメモリによって実現されてもよい。
本実施形態では、受信機101から携帯端末102への送信について説明したが、携帯端末102から受信機101への送信についても同様の手順で行うことができる。これは、たとえばユーザが、携帯端末102よりも操作しやすい環境で、かつ、より大画面でコンテンツを楽しみたいときに有用である。携帯端末102から受信機101への送信処理は以下のとおりである。まず携帯端末102は、図5のステップS501およびS502と同じ処理を行って、携帯端末ID番号を取得しID番号メモリ205を参照して、その携帯端末ID番号が登録されているか否かを判別する。そして、その携帯端末ID番号が登録されているときのみ、その携帯端末102からのコンテンツの受信を受け付ける。受信機101は受け取ったコンテンツを、ユーザの指示に基づいて実行する。これにより、ユーザは受信機101の操作性のよいリモコン等を利用して、比較的大きいサイズのディスプレイ画面等でコンテンツを楽しむことができる。また、登録されていない携帯端末利用者が、受信機101を用いてコンテンツを実行することを防止できる。
上述の受信機101は、コンピュータプログラムを実行することにより、上述の処理を行うことができる。そのようなコンピュータプログラムは、例えば図3および図5に示すフローチャートに規定された処理を実行する命令を含んでいる。コンピュータプログラムは、光ディスクに代表される光記録媒体、SDメモリカード、EEPROMに代表される半導体記録媒体、フレキシブルディスクに代表される磁気記録媒体等の記録媒体に記録される。
本発明によれば、ディジタル放送受信機を操作することによって、携帯端末で楽しむコンテンツを取得できる。コンテンツ販売会社の応答サーバに複数回アクセスすることがないため通信料金を削減することが可能である。また、取得したコンテンツは、安全に携帯端末と送受信することが可能である。
本発明は、コンテンツを取得する技術に関する。より具体的には、本発明は通信回線を通じて決済処理を行ったコンテンツをディジタル放送のデータ通信を介して取得し、携帯端末において利用可能にする技術に関する。
近年普及しつつあるディジタル放送には、放送局から視聴者側の受信機にテレビ番組(映像および音声)を送信するチャンネルのみならず、テレビ番組に関連したデータや、テレビ番組とは別の独立したデータのみを送信するチャンネル(データチャンネル)が設けられている。データチャンネルでは、文字、静止画のデータなどが送信されている。
近年、ディジタル放送と連動したコンテンツ提供サービスが実用化されつつある。このサービスは、コンテンツ販売会社がディジタル放送のデータチャンネルを利用して、自社ウェブサイトのアドレス(URL)が記載されたコンテンツを広告し、その後、携帯端末により、そのアドレスにアクセスしてきた視聴者にコンテンツを提供するものである。携帯端末利用者は、携帯端末を通じてコンテンツ販売会社に対して決済を終了すると、希望するコンテンツを携帯端末上に取得することができる。
図8は、ディジタル放送を利用したコンテンツ提供システムの構成を示している。このシステムにおいては、提供されるコンテンツは、携帯電話等の携帯端末において視聴し、または実行されるゲームなどを想定している。コンテンツ提供システムは、ディジタル放送受信機701、携帯端末702、放送局703およびコンテンツ販売会社704から構成される。
ディジタル放送受信機701(以下「受信機701」と記述する)は、放送局703からディジタル放送等の放送波を受信する機能、および、標準プロトコル(例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol))を利用して通信回線(インターネット等)を介してコンテンツ販売会社704とデータを送受信する機能を有する。携帯端末702は、一般的な通話機能とともにコンテンツ販売会社704とデータを送受信する機能をもつ。
コンテンツ販売会社704(以下「販売会社704」と記述する)は、携帯端末702から通信によってアクセスされた場合に応答する応答サーバ123、携帯端末702を認証する認証部722、認証した携帯端末702を携帯キャリアに問い合わせて決済方式を決定し課金する決済システム121、およびコンテンツが蓄積されているコンテンツデータベース721を有する。
受信機701は、放送局703から送出されるディジタル放送波を受信して番組チャンネルから映像および音声のデータを取得する。さらに受信機701は、この番組に関連して送出されているデータチャンネル上のデータ(コンテンツ販売会社704の応答サーバ123のアドレス情報)を受信する。
視聴者は、番組視聴中に受信機701のリモコン(図示せず)を操作することにより、応答サーバ123のアドレス情報を知ることができる。そして取得したアドレス情報に基づいて、携帯端末702からコンテンツ販売会社704の応答サーバ123へアクセスし、氏名、住所、電話番号等の個人情報を応答サーバ123に送信する。すると販売会社704は視聴者の個人情報に基づいて認証処理を行い、ユーザが希望するコンテンツの購入決済処理を行う。このコンテンツは、例えば携帯端末向けのコンテンツであり、携帯端末に適した画面サイズ、データ量になるように調整されている。決済は、一般的には携帯端末702の通信料金に加算されて請求される。クレジットカード番号を入力したクレジットカード決済も可能である。決済処理が終わった後、視聴者はコンテンツを携帯端末702にダウンロードし、コンテンツを楽しむことができる。
視聴者は、受信機701から、取得した応答サーバ123のアドレス情報に基づいて販売会社704へアクセスすることもできる。このときは、視聴者は受信機701を利用して個人情報を販売会社704へ送信する。その後、視聴者は改めて携帯端末702から応答サーバにアクセスして認証を受け、コンテンツをダウンロードする。これにより視聴者は携帯端末でコンテンツを楽しむことができる。
特開2003−209542号公報
上述のコンテンツ提供システムでは、視聴者は必ず携帯端末でコンテンツ販売会社へアクセスしなければならない。そのため、視聴者は入力操作がしづらい携帯端末を利用したURL入力や決済処理に非常に手間をかけなければならない。さらに、ディジタル放送受信機および携帯端末から複数回インターネットに接続する必要があるため、接続する度に接続料金または電話料金の支払いが必要になる。
本発明の目的は、携帯端末からコンテンツ販売会社の応答サーバにアクセスすることなく、携帯端末で楽しむコンテンツを取得することである。
本発明によるディジタル放送受信装置は、固有の端末IDを有する1以上の外部端末にコンテンツのデータを送信する。前記ディジタル放送受信装置は、ディジタル放送波を受信する受信部と、前記ディジタル放送波からコンテンツのデータを取得する取得部と、1以上の外部端末の端末IDを予め格納したメモリと、外部端末と通信して前記外部端末固有の端末IDを取得する通信部とを備えている。前記通信部は、取得した前記端末IDが前記メモリに格納された端末IDと一致したときに、前記外部端末に前記コンテンツのデータを送信する。
前記通信部は、取得した前記端末IDが前記メモリに格納されている端末IDと一致しないときは、前記外部機器への前記コンテンツの送信を制限してもよい。
前記メモリは、前記1以上の外部端末の端末IDごとに、送信可能なコンテンツを特定するコンテンツIDを関連付けて格納しており、前記通信部は、コンテンツを送信する前に送信先の外部機器の端末IDを取得し、送信対象のコンテンツIDと前記端末IDとが前記メモリにおいて関連付けられているときに、前記外部機器に前記コンテンツを送信してもよい。
前記通信部は、送信対象のコンテンツIDと前記端末IDとが前記メモリにおいて関連付けられていないときは、前記外部機器への前記コンテンツの送信を制限してもよい。
前記ディジタル放送受信装置は、前記コンテンツの販売者のサーバと通信するネットワーク通信部、および、暗号化されたコンテンツの暗号を解除する解除部をさらに備えていてもよい。前記ネットワーク通信部は、ユーザから入力された契約情報を前記サーバに送信し、前記契約情報に基づいて提供された、前記コンテンツを復号化するための鍵データを前記サーバから受信し、前記取得部は、暗号化されたコンテンツのデータを取得し、前記解除部は、前記鍵データに基づいて、暗号化された前記コンテンツの暗号を解除してもよい。
前記取得部は、購入手続きが完了した前記コンテンツのコンテンツIDに基づいて、前記ディジタル放送波に含まれているコンテンツを取得してもよい。
前記ディジタル放送受信装置は、前記コンテンツの販売者のサーバと通信するネットワーク通信部をさらに備えていてもよい。前記通信部は、前記外部端末から前記コンテンツに関連する情報を受信し、前記ネットワーク通信部は、受信された前記情報を前記サーバに送信してもよい。
前記通信部は、取得した前記端末IDが前記メモリに格納された端末IDと一致したときに、前記外部端末から前記情報を受信してもよい。
前記通信部は、さらに前記情報に対応するコンテンツのコンテンツIDと前記端末IDとが前記メモリにおいて関連付けられているときに、前記外部端末から前記情報を受信してもよい。
本発明によれば、ディジタル放送受信機に対して購入決済のための認証を行うため、ディジタル放送受信機や携帯端末等で楽しむコンテンツをディジタル放送受信機で取得することができる。これにより視聴者は、データ放送の広告等で購買意欲を刺激されたコンテンツを、ディジタル放送受信機に対する操作だけですぐに取得することができる。よって、操作しづらい携帯端末を利用してコンテンツを取得する必要がなくなる。
ディジタル放送受信機を利用して取得したコンテンツは、携帯端末との双方向の通信機能によって、携帯端末にダウンロードすることが可能である。これにより、携帯端末でコンテンツを取得するときに通信料金が発生せず、わずらわしい手間を省くことができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明によるコンテンツ提供システムの実施形態を説明する。
図1は、本実施形態によるコンテンツ提供システムの構成を示す。コンテンツ提供システムは、ディジタル放送受信機101、携帯端末102、放送局103およびコンテンツ販売会社104を含んでいる。
このコンテンツ提供システムでは、コンテンツ販売会社104(以下、「販売会社104」と記述する)は、ディジタル放送に連携したデータ放送を利用して視聴者(ユーザ)にコンテンツを紹介する。そしてユーザが決済したコンテンツをそのユーザに提供する。
本実施形態においては、「コンテンツ」とは携帯電話や携帯情報端末(いわゆるPDA)などの携帯端末やディジタル放送受信機においても実行することが可能なゲームであるとする。ただしこれは例であり、ゲーム以外にも、動画や音声(例えばテレビ番組)、文字情報、スケジュール管理を行うアプリケーション等であってもコンテンツとして扱うことができる。
ディジタル放送受信機101(以下、「受信機101」と記述する)は、あるユーザの家庭に設置され、データ放送を含むディジタル放送等の放送波を放送局から受信する。また受信機101は、インターネット等の通信回線を介して販売会社104とデータを送受信することができる。
受信機101と携帯端末102とは、相互にデータを送受信することができる。以下に説明するように、送受信の対象となるのはコンテンツのデータ(ゲームのプログラム)である。なお、以下では、「コンテンツのデータ」であっても、単に「コンテンツ」と記述する。
放送局103は、コンテンツデータベース111を保有しており、ディジタル放送や連動したデータチャンネルを利用して、コンテンツデータベース111に蓄積されているコンテンツを送出する。これは、コンテンツ販売会社がコンテンツデータベースを保有していた従来のシステムと異なる点である。
販売会社104は、放送局103にコンテンツを提供するとともに、特定の期間および日時にそのコンテンツをディジタル放送のデータチャンネルで送信するように契約をする。放送局103は、販売会社104からコンテンツを受け取り、コンテンツデータベース111に保有する。
販売会社104は、決済システム121と、機器ID認証部122と、応答サーバ123とを有する。決済システム121は、認証した機器を携帯キャリアに問い合わせて決済方式を決定し課金する。機器ID認証部122は、受信機101を認証するために設けられており、具体的には、ディジタル放送の受信機器1台ごとに与えられた固有の番号(機器ID番号)に基づいて認証する。応答サーバ123は、外部からのアクセスに応答するWWWサーバであり、決済や機器を認証する際のインターフェースを提供する。
図2は、本実施形態における受信機101の機能ブロックの構成を示す。受信機101は、受信部201と、出力部202と、鍵メモリ203と、認証部204と、ID番号メモリ205と、コンテンツメモリ206と、コンテンツ取得部207と、鍵解除部208と、実行処理部209と、端末通信部210と、ネットワーク通信部211とを有する。
以下、各構成要素の機能を説明する。受信部201は、映像・音声・データ放送を含むディジタル放送を受信する。出力部202は、ディジタル放送をディスプレイ等に出力する。鍵メモリ203は、ゲーム等のコンテンツを取得し実行するため復号化用のコンテンツ鍵情報を蓄積する。また鍵メモリ203は、コンテンツIDも保持する。認証部204は、販売会社104からコンテンツ鍵情報を取得するために販売会社104に機器IDやユーザの個人情報(後述)などを送る。
ID番号メモリ205は、携帯端末ID番号を保持する。この携帯端末ID番号とは携帯端末ごとに与えられた固有の番号である。またID番号メモリ205は、自らの機器ID番号も保持する。
コンテンツメモリ206は取得したコンテンツを保存する。コンテンツ取得部207は、コンテンツをディジタル放送から取得する。鍵解除部208は、取得されたコンテンツを、コンテンツ鍵を利用して解除し実行可能にする。実行処理部209はコンテンツを実行する。端末通信部210は、携帯端末との双方向に通信する。ネットワーク通信部211は、インターネットを介して、販売会社の応答サーバ123や通信機能を有する他の機器と通信する。
次に、図3を参照しながら、受信機101が携帯端末102のコンテンツを取得する手順を説明する。以下では、ユーザが、受信機101の本体ボタンやリモコン(図示せず)等を操作してディジタル放送(データ放送)によって紹介されたコンテンツを購入する例を考える。
図3は、受信機101においてコンテンツを取得し、実行する手順を示す。まずステップS301において、コンテンツの購入決済処理が行われる。具体的には以下のとおりである。すなわち、認証部204は、インターネットを介して販売会社104と通信する。ユーザは、リモコンを利用して、コンテンツ購入に必要な個人情報、例えば住所、氏名、電話番号を入力する。
認証部204はこれらの情報とともに、ID番号メモリ205に格納されている自らの機器ID番号を販売会社104へ送信する。販売会社104は、ユーザおよび機器の認証が完了すると、該当するコンテンツ用のコンテンツIDとコンテンツ鍵とを受信機101に送信する。認証部204は、このコンテンツID/鍵を鍵メモリ203に保存する。
なお、個人情報としてユーザが携帯端末ID番号を入力したときは、認証部204は、携帯端末ID番号とコンテンツID番号との対応表を鍵メモリ203に格納してもよい。図4は、鍵メモリ203に格納された対応表の例を示す。この対応表を保持することにより、受信機101の他の利用者が、コンテンツの著作権者に無断でそのコンテンツを携帯端末にダウンロードできないように防止できる。図4に示す例では、コンテンツID番号1334が付されたコンテンツは、受信機101から携帯端末ID番号090−000−0001をもつ携帯端末にしかダウンロードされることはない。よって、携帯端末ID番号090−000−0002の携帯端末を有する他のユーザは、その携帯端末にコンテンツをダウンロードできない。後者の携帯端末には、コンテンツID番号5991が付されたコンテンツがダウンロードできるのみである。機器ID番号のみではコンテンツを利用する携帯端末を区別できないため、上述の対応表を用いた実装がより好ましいといえる。
次に、ステップS302において、コンテンツ取得部207は、受信部201によって受信されたディジタル放送の中から、鍵メモリ203に保存されたコンテンツIDに基づいて目的のコンテンツを取得する。
コンテンツの取得処理は、より具体的には以下の手順で行われる。すなわち、ディジタル放送は複数のTSパケットから構成されたMPEG−2トランスポートストリームとして送信されている。そして各TSパケットには放送番組、データ番組などの最小単位ごとに異なる識別子(パケットID)が与えられている。例えば、ゲームプログラムのコンテンツは、複数パケットから成るセクションとして送信されているとしたとき、鍵メモリ203に保存されたコンテンツIDとしてセクションIDが利用可能である。コンテンツ取得部207は、受信されたディジタル放送の中から、そのセクションIDを持つTSパケット群を抽出して、送信直後のコンテンツを取得することができる。なお、ここでいう送信直後のコンテンツとは、いまだ暗号化された状態である。コンテンツ取得部207は、取得したコンテンツを暗号化されているままコンテンツメモリ206に保存する。
なお、他の取得処理を行うこともできる。たとえばディジタル放送のストリームには、送信されている情報の種別(ジャンル)を示す情報IDが付加されている。情報IDは、ストリーム中のDDI(DownloadInfoIndiation)メッセージの中のInfo記述子フィールドに記述されている。コンテンツ取得部207は、受信されたディジタル放送のInfo記述子フィールドを参照して、ゲームコンテンツを意味する情報IDが付加されているか否かを判定する。そして、その情報IDを検出したときには、受信されたディジタル放送のデータに、鍵メモリ203に保存されたコンテンツIDが含まれているか否かを判定する。含まれている場合には、受信中のデータが購入したコンテンツであることを意味する。よってコンテンツ取得部207はそのデータを取得してコンテンツメモリ206に保存する。なお、このコンテンツもまたいまだ暗号化された状態である。
コンテンツの暗号化方式は、例えば一般的によく使用されている秘密鍵方式を使用することができる。この方式の特徴は、暗号化に使用する鍵と復号化に使用する鍵が共通することである。なお、公開鍵方式等の他の方式を利用してもよい。
ステップS303では、鍵解除部208は、コンテンツメモリ206に保存された暗号化されたままのコンテンツを、鍵メモリ203に蓄積されている復号化のためのコンテンツ鍵を使って解除し復号化する。
そしてステップS304において、実行処理部209は、コンテンツを実行し出力部202を利用してディスプレイ画面に表示させる。この結果、視聴者は、リモコンなどを利用してコンテンツ(ゲーム)を楽しむことができる。
なお、この実行処理部209には、例えば機器依存の少ないプログラムJava(登録商標;以下同じ)を実行するJava仮想マシンが組み込まれている。このため、携帯端末102と同様のコンテンツ(Javaプログラム)を実行可能である。これにより携帯端末と同様に受信機101に接続されたディスプレイでもゲーム等が楽しめる。
以上のように、本実施形態による受信機101は、ディジタル放送に連動したデータ放送で紹介・広告されたコンテンツの購入のみならず、そのコンテンツを取得し実行できる。視聴者は、携帯端末102を利用してコンテンツ販売会社104にアクセスする必要はないので、携帯端末を用いた煩わしい入力操作から解放されるとともに、携帯端末102による通信料金が発生することもない。
なお、本実施形態では、Java仮想マシンが組み込まれているとしたが、Java以外のプログラムを実行できるような仮想マシンが組み込まれていてもよい。上述した携帯端末102と同様にプログラムが実行できれば、同様の効果が得られる。
本実施形態においては、受信機101は、販売会社104へ送信するデータに自動的に機器ID番号を付加するとした。しかし、視聴者がリモコン等の入力部を用いて入力してもよい。これにより、例えば家庭においてコンテンツを実行可能な複数の機器がネットワークを介して接続されている場合には、他の機器IDを入力することも可能になる。
本実施形態においては、コンテンツを実行するごとにコンテンツをコンテンツ鍵により解除・復号化するとした。しかし、コンテンツを取得したら直ぐ解除し、復号化した状態のコンテンツをコンテンツメモリ206に保存してもよい。これによりコンテンツ実行時の手順が少なくなり、実行時間を短縮できる。
上述のステップS301におけるコンテンツ購入処理に関し、携帯端末ID番号、氏名、住所、機器ID等のコンテンツ購入に必要な情報は、ユーザが受信機101を購入後、チャンネル設定等の初期設定において、あらかじめ受信機101のID番号メモリ205等に登録しておくことも可能である。また、購入決済のため、リモコンを用いて入力したときに、ID番号メモリ205に登録しておくことも可能である。視聴者がコンテンツの購入をリモコンで指示した場合、認証部204はこれら予め登録してあった情報を付加して販売会社104へ送信する。また、コンテンツ購入に必要な情報は、予め販売会社104へユーザ登録しておいてもよい。このとき、認証部204は、携帯端末ID番号および/または機器IDを販売会社104へ送信する。これらの方法を用いることにより、視聴者は入力の手間を省くことが可能である。
次に、図5を参照しながら、受信機101によって取得されたコンテンツを携帯端末102との間で送受信する手順を説明する。
図5は、受信機101が取得したコンテンツを、携帯端末102に送信する手順を示す。ステップS501において、受信機101の端末通信部210は、携帯端末102から携帯端末ID番号を取得する。携帯端末ID番号の取得には、携帯端末102と受信機101との間の通信に利用される専用アプリケーションが利用される。携帯端末ID番号の伝送は、例えば携帯端末の赤外線通信機能が利用される。
携帯端末は、専用アプリケーションを用いて自己の端末ID番号を送信する。端末通信部210は、たとえば受信機101の赤外線受光部として設けられ、赤外線を利用して携帯端末から送信されたデータを受信する。この結果、受信機101は携帯端末ID番号を取得できる。
ステップS502において、端末通信部210は、ID番号メモリ205を参照して、取得した携帯端末ID番号が登録された番号であるかどうか判別する。
ステップS502において、取得した携帯端末ID番号が登録されていないと判別すると、端末通信部210は、コンテンツの送信はできないとして処理を終了する。すなわち、その携帯端末へのコンテンツの送信が制限される。登録されている番号であればステップS503へと進む。
ステップS503において、端末通信部210はコンテンツメモリ205に登録されているコンテンツを携帯端末102に送信する。上述の処理の結果、携帯端末102からコンテンツ販売会社104にアクセスすることなく、携帯端末102にコンテンツを取得できる。ユーザは取得したゲームコンテンツを携帯端末102において楽しむことができる。
次に、図6および図7を参照しながら、本実施形態の応用例を説明する。
近年、ディジタル放送に対応した受信機器が普及しており、1家庭に複数台の受信機器が設置され始めている。このような傾向は今後ますます増加すると考えられる。さらに、現在は携帯電話に代表される携帯機器が非常に広く普及しており、1家庭に複数台の携帯機器が存在することがもはや一般的といえる。そこで以下では、このような状況にも対応できるコンテンツ提供システムを説明する。
図6は、コンテンツ提供システムの変形例の構成を示す。このコンテンツ提供システムは、複数台のディジタル放送受信機101aおよび101b、および、複数台の携帯端末102a〜102dを含んでいる。受信機101aおよび101bは、たとえば1軒の家に設置されているとする。受信機101aおよび101bの各々は、特に言及する機能を除き、原則として図2に示す受信機101と同じ機能および構成を有するとする。
また図6に示されるコンテンツ提供システムは、コンテンツデータベース111を有する放送局103と、販売会社104を含む。放送局103および販売会社104についても、特に言及する機能を除いては、原則として図1に示す受信機101と同じ機能および構成を有するとする。
このコンテンツ提供システムでは、ユーザは販売会社104との契約に従ってコンテンツを利用できる。契約は、たとえば「特定の機器IDを有するディジタル放送受信機を用いて、特定の携帯端末ID番号を有するN台の携帯端末でコンテンツを利用する」という内容であるとする。以下、具体的な契約内容を例示して説明する。なお、契約対象のコンテンツは契約においてコンテンツIDによって特定されるとする。
受信機101aは、まず図3に従ったコンテンツの購入決済処理を行う。すなわち受信機101aの認証部204はインターネットを介して販売会社104と通信し、ユーザによって入力された個人情報を入力する。
認証部204はこれらの情報とともに、ID番号メモリ205に格納されている受信機101aの機器ID番号(「DMR1110」とする)を販売会社104に申請し、販売会社104に登録を受ける。さらに認証部204は、携帯端末102aおよび102bの各携帯端末ID番号(それぞれ「090−0000−0001」および「090−0000−0003」とする)を販売会社104に申請し、販売会社104に登録を受ける。販売会社104は、ユーザおよび機器の認証が完了すると、該当するコンテンツのコンテンツIDとコンテンツ鍵とを受信機101に送信する。認証部204は、このコンテンツID/鍵を鍵メモリ203に保存する。これにより、コンテンツは受信機101aを用いてダウンロードされ、2台の携帯端末102aおよび102bにおいてのみ利用可能とされる。
なお受信機101aのID番号メモリ205には、携帯端末102aおよび102bの各携帯端末ID番号が保持される。
次に、ユーザは受信機101bから販売会社104にアクセスし、受信機101bの機器ID(「DMR1120」とする)を登録する。さらにユーザは、携帯端末102cの携帯端末ID番号(「090−0000−0002」とする)を販売会社104に申請し、販売会社104に登録を受ける。これにより、コンテンツは受信機101bを用いてダウンロードされ、1台の携帯端末102cにおいて利用可能となる。なお、携帯端末102dにおいてコンテンツを利用したい場合には、その携帯端末ID番号の登録を受ければよい。受信機101bのID番号メモリ205には、携帯端末102cの各携帯端末ID番号が保持される。
上述の登録が行われた結果、販売会社104の機器ID認証部122は携帯端末ID番号と機器ID番号との対応表を生成し、保持する。図7は、機器ID認証部122に作成され、保持された対応表を示す。この対応表を用いた処理は後述する。
ディジタル放送のデータチャンネルからコンテンツを取得する処理は、先に説明したとおりである。ディジタル放送のデータチャンネルで送信されたコンテンツのコンテンツIDが、鍵メモリ203に保存されたコンテンツIDと一致したとき、そのデータチャンネルのデータ(コンテンツ)が取得される。コンテンツの取得に際しては、ユーザは取得するための操作を必要としない。
ディジタル放送によるコンテンツの配信はプッシュ型である。契約後、所定時間が経過すればコンテンツのダウンロードが自動的に完了し、利用可能になる。ユーザは、ディジタル放送の電子番組表などによって、コンテンツがいつ配信されるかを容易に特定できる。
プッシュ型配信の利点は、コンテンツが改良され、新しいバージョンのコンテンツがリリースされたときでも、ユーザは常に最新のコンテンツを利用できることである。ユーザは契約手続きを一旦完了すれば、その後はコンテンツを取得する手続きおよび更新する手続きを取る必要はない。
なお、ユーザがPC等を用いてコンテンツを購入するときには、コンテンツはユーザからの要求がなければ配信されない。すなわち、PC等を用いたコンテンツの配信は、プル型配信である。ユーザは自ら希望するコンテンツを探し、配信のための操作を行う必要がある。よって、ディジタル放送によるコンテンツの配信は、ユーザにとって非常に便利である。
コンテンツを携帯端末に送信する処理もまた、先に説明したとおりである。主として図5の手順にしたがってコンテンツを携帯端末に送信される。上述のように、受信機101aおよび101bの各ID番号メモリ205内には販売会社104と契約した携帯端末の携帯端末ID番号が保持されている。したがって、端末通信部210がID番号メモリ205を参照して、取得した携帯端末ID番号が登録された番号であるかどうか判別すればよい。
本実施形態においては、携帯端末102と受信機101とは、それぞれ双方向の通信が可能である。そこで、たとえば携帯端末102においてゲームを途中まで実行した後、受信機101にコンテンツIDを含むそのコンテンツに関連する情報を送信することもできる。
たとえば、携帯端末102がゲームの進行度や得点などに関する履歴情報を送信することにより、受信機101は履歴情報をコンテンツメモリ206に格納できる。次のゲーム再開時において、受信機101または携帯端末102が履歴情報を参照することにより、ユーザは、中断した個所からゲームの続きを実行できる。
さらに、受信機101と販売会社104ともそれぞれ双方向の通信が可能であるため、受信機101に送信された履歴情報を販売会社104のサーバ123に送信してもよい。販売会社104はその履歴情報を参照して、端末IDごとにそのコンテンツのゲームに関する得点の集計や、そのゲームの最高点などを把握できる。たとえば販売会社104が応答サーバ123を利用してその統計データを公開することにより、ユーザはいつでも自分の順位を知ることができる。
また販売会社104は、履歴情報に基づいてユーザに新たなコンテンツを提供するか否かを判断することもできる。新たなコンテンツとは、たとえばユーザが実行していたコンテンツの次の難易度のコンテンツ、または次のストーリーのコンテンツである。
ただし販売会社104は、そのコンテンツを使用できない非契約ユーザからの履歴情報の送信を遮断する必要がある。そこで、まず履歴情報の受信を受信機101に遮断させる。
具体的には、受信機101のネットワーク通信部211は、ID番号メモリ205に登録されていない携帯端末からの履歴情報の受信を拒否すればよい。その携帯端末がID番号メモリ205に登録されていたときには、ネットワーク通信部211は、鍵メモリ203に格納されている携帯端末ID番号とコンテンツID番号との対応表を参照し、その携帯端末ID番号と履歴情報に関連するコンテンツのコンテンツIDとがその対応表において記述されているかを確認すればよい。
その上で、販売会社104の機器ID認証部122は、受信機101に対してその受信機101の機器ID番号と、携帯端末ID番号とを、履歴情報とともに送信させればよい。ここでいう携帯端末ID番号は、受信機101にその履歴情報を送信した携帯端末のID番号である。
販売会社104の機器ID認証部122は、送信された機器ID番号および携帯端末ID番号の組が、図7に示す対応表に記述されているか否かを判定する。記述されているときは、正当な契約ユーザの履歴情報であるとして処理し、記述されていないときはそのような履歴情報を破棄すればよい。
上述のように、受信機101を介して販売会社104と契約した各携帯端末102のみとの間でコンテンツの情報が授受できるため、新たなコンテンツの提供方法を実現することができる。
なお上述の販売会社104とユーザとの契約内容は例であり、他の契約内容を適用してもよい。たとえば、「特定の機器IDを有するディジタル放送受信機を用いて、N台の携帯端末でコンテンツを利用する」という契約を結ぶこともできる。このような契約では、コンテンツを利用する携帯端末の携帯端末ID番号には制限はなく、利用する携帯端末の台数のみが制限される。
受信機101はコンテンツの送信可能回数を示すカウンタを保持しており、コンテンツが携帯端末にダウンロードされるたびにそのカウンタ値を減少させる。そして、たとえばその値が0になった後は、そのコンテンツの送信を禁止すればよい。
このようなコンテンツの出力は「チェックアウト」とよばれることもある。ユーザは、チェックアウトされたコンテンツを、送信したその受信機101に戻すことができる。このとき、それまで携帯端末において実行可能であったコンテンツは、使用不能化される。このような手続きは「チェックイン」と呼ばれる。1回チェックインが行われると、上述のカウンタ値は1増加される。
図6に示す実施例においては、受信機101aは携帯端末102aおよび102bを販売会社104に申請し登録を受けるとした。しかし、登録を受ける機器は携帯端末に限られない。たとえば受信機101bであってもよいし、ディジタル放送の受信機能がない据え置き型の機器であってもよい。コンテンツは登録を受けた機器において実行される。
本実施形態によれば、受信機101から携帯端末102への転送の際、受信機101は携帯端末ID番号を使用して転送の可否を判断する。これにより、ディジタル放送機器から購入した視聴者以外の第三者が、コンテンツを携帯端末に受信する行為を防ぐことができる。
なお本実施形態では、受信機101と携帯端末102との間の通信を赤外線通信とした。しかしケーブルを利用して直接受信機101と携帯端末102とを接続してもよいし、赤外線通信以外の無線通信を行うこともできる。
また本実施形態においては、受信機101は複数種類のメモリ(鍵メモリ203、ID番号メモリ205、コンテンツメモリ206)を有するとした。しかし、これらのメモリは物理的には1つのメモリによって実現されてもよい。
本実施形態では、受信機101から携帯端末102への送信について説明したが、携帯端末102から受信機101への送信についても同様の手順で行うことができる。これは、たとえばユーザが、携帯端末102よりも操作しやすい環境で、かつ、より大画面でコンテンツを楽しみたいときに有用である。携帯端末102から受信機101への送信処理は以下のとおりである。まず携帯端末102は、図5のステップS501およびS502と同じ処理を行って、携帯端末ID番号を取得しID番号メモリ205を参照して、その携帯端末ID番号が登録されているか否かを判別する。そして、その携帯端末ID番号が登録されているときのみ、その携帯端末102からのコンテンツの受信を受け付ける。受信機101は受け取ったコンテンツを、ユーザの指示に基づいて実行する。これにより、ユーザは受信機101の操作性のよいリモコン等を利用して、比較的大きいサイズのディスプレイ画面等でコンテンツを楽しむことができる。また、登録されていない携帯端末利用者が、受信機101を用いてコンテンツを実行することを防止できる。
上述の受信機101は、コンピュータプログラムを実行することにより、上述の処理を行うことができる。そのようなコンピュータプログラムは、例えば図3および図5に示すフローチャートに規定された処理を実行する命令を含んでいる。コンピュータプログラムは、光ディスクに代表される光記録媒体、SDメモリカード、EEPROMに代表される半導体記録媒体、フレキシブルディスクに代表される磁気記録媒体等の記録媒体に記録される。
本発明によれば、ディジタル放送受信機を操作することによって、携帯端末で楽しむコンテンツを取得できる。コンテンツ販売会社の応答サーバに複数回アクセスすることがないため通信料金を削減することが可能である。また、取得したコンテンツは、安全に携帯端末と送受信することが可能である。
101 ディジタル放送受信機
102 携帯端末
103 放送局
104 コンテンツ販売会社
102 携帯端末
103 放送局
104 コンテンツ販売会社
Claims (9)
- 固有の端末IDを有する1以上の外部端末にコンテンツのデータを送信するディジタル放送受信装置であって、
ディジタル放送波を受信する受信部と、
前記ディジタル放送波からコンテンツのデータを取得する取得部と、
1以上の外部端末の端末IDを予め格納したメモリと、
外部端末と通信して前記外部端末固有の端末IDを取得する通信部と、
を備え、前記通信部は、取得した前記端末IDが前記メモリに格納された端末IDと一致したときに、前記外部端末に前記コンテンツのデータを送信する、ディジタル放送受信装置。 - 前記通信部は、取得した前記端末IDが前記メモリに格納されている端末IDと一致しないときは、前記外部機器への前記コンテンツの送信を制限する、請求項1に記載のディジタル放送受信装置。
- 前記メモリは、前記1以上の外部端末の端末IDごとに、送信可能なコンテンツを特定するコンテンツIDを関連付けて格納しており、
前記通信部は、コンテンツを送信する前に送信先の外部機器の端末IDを取得し、送信対象のコンテンツIDと前記端末IDとが前記メモリにおいて関連付けられているときに、前記外部機器に前記コンテンツを送信する、請求項1に記載のディジタル放送受信装置。 - 前記通信部は、送信対象のコンテンツIDと前記端末IDとが前記メモリにおいて関連付けられていないときは、前記外部機器への前記コンテンツの送信を制限する、請求項3に記載のディジタル放送受信装置。
- 前記コンテンツの販売者のサーバと通信するネットワーク通信部、および、
暗号化されたコンテンツの暗号を解除する解除部をさらに備え、
前記ネットワーク通信部は、ユーザから入力された契約情報を前記サーバに送信し、前記契約情報に基づいて提供された、前記コンテンツを復号化するための鍵データを前記サーバから受信し、
前記取得部は、暗号化されたコンテンツのデータを取得し、
前記解除部は、前記鍵データに基づいて、暗号化された前記コンテンツの暗号を解除する、請求項1に記載のディジタル放送受信装置。 - 前記取得部は、購入手続きが完了した前記コンテンツのコンテンツIDに基づいて、前記ディジタル放送波に含まれているコンテンツを取得する、請求項5に記載のディジタル放送受信装置。
- 前記コンテンツの販売者のサーバと通信するネットワーク通信部をさらに備え、
前記通信部は、前記外部端末から前記コンテンツに関連する情報を受信し、
前記ネットワーク通信部は、受信された前記情報を前記サーバに送信する、請求項1に記載のディジタル放送受信装置。 - 前記通信部は、取得した前記端末IDが前記メモリに格納された端末IDと一致したときに、前記外部端末から前記情報を受信する、請求項7に記載のディジタル放送受信装置。
- 前記通信部は、さらに前記情報に対応するコンテンツのコンテンツIDと前記端末IDとが前記メモリにおいて関連付けられているときに、前記外部端末から前記情報を受信する、請求項8に記載のディジタル放送受信装置。
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