JPWO2006062055A1 - 情報処理システム、情報出力装置、およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報出力装置、およびプログラム Download PDF

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    • G06F3/03545Pens or stylus

Abstract

【課題】従来の教育システムでは、動画と電子ペンを使用した教育システムについては、考慮されていなかった。【解決手段】第一媒体と、電子ペンと、情報出力装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、第一媒体は、教育コンテンツに関連する情報である関連情報を指定する領域である関連情報領域を1以上有し、電子ペンは、第一媒体に記載された情報を取得し、当該情報を情報出力装置に送信し、情報出力装置は、送信装置から教育コンテンツを受信するコンテンツ受信部と、電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、ペン情報受信部が受信した情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得部と、教育コンテンツおよび関連情報を出力する情報出力部を具備し、送信装置は格納している教育コンテンツを送信する情報処理システムにより、教育コンテンツに関連する情報が容易に取得できる。【選択図】図2

Description

本発明は、電子ペンを利用して教育等を支援する情報処理システム等に関するものである。
従来の第一の技術として、電子ペン(非特許文献1参照)を利用して、教育を支援するシステムであり、文字等の練習を行う情報処理システムがある。
本システムは、インクペンユニット、学習者が漢字練習用紙に漢字を記入した場合に当該漢字練習用紙から漢字を書いた際の書き順に関するストロークデータを取得するストロークデータ取得ユニット、及び取得されたストロークデータを無線通信により送信する送信ユニット、を少なくとも備える電子ペンと、前記電子ペンから送信されたストロークデータを受信する受信手段と、各漢字の正しい書き順に関する書き順データが記録されている書き順記録データベースと、前記電子ペンから受信したストロークデータと、前記書き順記録データベースに記録された書き順データを比較して、学習者の漢字の書き順が正しい書き順であるか否かを判定する判定手段と、を備えることを特徴とする漢字書き順学習システムである(特許文献1参照)。
また、従来の第二の技術として、教育番組を、片方向で放送するシステムがある。
特開2004−45844(第1頁、第1図等) アノト日本株式会社ホームページ、インターネット<URL:http://www.anoto.jp/tsuite.html>
しかし、従来の第一の技術においては、漢字の書き順を正しく修得することを目的としており、動画の教育コンテンツ(放送される動画ストリームなども含む)を視聴しながら、電子ペンを使用する教育システムについては、考慮されていなかった。
また、従来の第二の技術においても、同様に、動画の教育コンテンツ(放送される動画ストリームなども含む)を視聴しながら、電子ペンを使用する教育システムについては、考慮されていなかった。
本第一の発明の情報処理システムは、第一媒体と、電子ペンと、情報出力装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、前記第一媒体は、前記情報出力装置で出力するコンテンツに関連する情報である関連情報を指定する領域である関連情報領域を1以上有し、前記電子ペンは、前記第一媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した情報を前記情報出力装置に送信する送信部を具備し、前記情報出力装置は、前記送信装置からコンテンツを受信するコンテンツ取得部と、前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、前記ペン情報受信部が受信した情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得部と、前記コンテンツおよび前記関連情報を出力する情報出力部を具備し、前記送信装置は、コンテンツを格納しているコンテンツ格納部と、前記コンテンツを送信するコンテンツ送信部を具備する情報処理システムである。
かかる構成により、コンテンツを視聴している際に、当該視聴しているコンテンツに関連する情報を容易に取得できる。具体的には、例えば、教育コンテンツを視聴している場合に、ユーザは、電子ペンを用いて容易に、分からない用語を調べることができる。
また、本第二の発明の情報処理システムは、第一の発明に対して、前記第一媒体の前記関連情報を指定する領域または当該領域付近には、前記コンテンツに関連する用語が記載されており、前記関連情報は、前記用語についての説明または訳を示す情報である請求項1記載の情報処理システムである。
かかる構成により、例えば、教育コンテンツを視聴している場合に、ユーザは、電子ペンを用いて容易に、分からない用語を調べることができる。
また、本第三の発明の情報処理システムは、第一、第二の発明に対して、前記関連情報取得部は、前記ペン情報受信部が前記電子ペンから、前記第一媒体に記載された情報を受信した場合に、ただちに前記関連情報格納部から関連情報を取得し、前記情報出力部は、前記関連情報取得部が関連情報を取得した場合に、ただちに関連情報を出力する情報処理システムである。
かかる構成により、例えば、教育コンテンツの視聴中に、ユーザは、電子ペンを用いて容易に、分からない用語を即座に調べることができる。
また、本第四の発明の情報処理システムは、第一媒体と、第二媒体と、電子ペンと、情報出力装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、前記第一媒体は、前記情報出力装置で出力するコンテンツに関連する情報である関連情報を指定する領域である関連情報領域を1以上有し、前記第二媒体は、教育に出席をしていること示す情報を記載する領域である出席領域と、前記情報出力装置に出力するコンテンツを選択する情報である選択指示を記載する領域である選択領域と、第一の解答を記載する領域である第一解答領域と、第二の解答を記載する領域である第二解答領域を有し、前記電子ペンは、前記第一媒体または前記第二媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した情報を前記情報出力装置に送信する送信部を具備し、前記情報出力装置は、前記送信装置から教育に関するコンテンツである教育コンテンツを受信するコンテンツ取得部と、前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、前記ペン情報受信部が受信した情報の中の前記第一媒体に記載された情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得部と、前記ペン情報受信部が受信した情報のうちの少なくとも一部の情報を前記送信装置に送信するペン情報送信部と、出席に関する情報である出席情報を前記送信装置から受信する授業出席情報受信部と、前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザではない第三者が記載した情報に関する情報である他人第一解答情報を前記送信装置から受信する他人第一解答情報受信部と、前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザが記載した情報に関する情報である自己第一解答情報を前記送信装置から受信する自己第一解答情報受信部と、前記電子ペンを使用して前記第二解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザまたは/および第三者が記載した情報に関する情報である自他第二解答情報を前記送信装置から受信する第二解答情報受信部と、前記電子ペンを使用して記載された選択指示に基づいて、前記教育コンテンツまたは/および他人第一解答情報または/および自己第一解答情報または/および自他第二解答情報を出力し、かつ前記関連情報取得部が取得した関連情報を出力する情報出力部を具備し、前記送信装置は、教育コンテンツを格納している教育コンテンツ格納部と、前記教育コンテンツを送信する教育コンテンツ送信部と、前記情報出力装置から前記電子ペンを使用して前記出席領域に記載された情報を受信する出席情報受信部と、前記情報出力装置から前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報を受信する第一解答情報受信部と、前記情報出力装置から前記電子ペンを使用して前記第二解答領域に記載された情報を受信する第二解答情報受信部と、1以上の情報出力装置から受信した前記出席領域に記載された情報に基づいて、出席情報を構成する出席情報構成部と、1以上の情報出力装置から受信した前記第一解答領域に記載された情報に基づいて、他人第一解答情報または/および自己第一解答情報を構成する第一解答情報構成部と、1以上の情報出力装置から受信した前記第二解答領域に記載された情報に基づいて、自他第二解答情報を構成する自他第二解答情報構成部と、前記出席情報構成部が構成した出席情報を前記情報出力装置に送信する出席情報送信部と、前記第一解答情報構成部が構成した他人第一解答情報または/および自己第一解答情報を送信する第一解答情報送信部と、前記自他第二解答情報構成部が構成した自他第二解答情報を送信する自他第二解答情報送信部を具備する情報処理システムである。
かかる構成により、効果的な教育システムを提供できる。具体的には、受講者は、教育コンテンツを視聴しながら、電子ペンでノートを記載でき、かつ他人または/および自分のノートを画面で確認することができる。また、受講者は、テストの点数なども即座に知ることができる。さらに、受講者は、教育コンテンツなどのコンテンツを視聴しながら、当該コンテンツに関連する情報である関連情報(例えば、分からない用語の意味など)を簡単に知ることができる。この機能によって、コンテンツが教育コンテンツの場合、教育効果が大幅に向上する。
また、本第五の発明の情報処理システムは、第四の発明に対して、前記関連情報取得部は、前記ペン情報受信部が前記電子ペンから、前記第一媒体に記載された情報を受信した場合に、ただちに関連情報を取得し、前記情報出力部は、前記関連情報取得部が関連情報を取得した場合に、ただちに関連情報を出力する情報処理システムである。
かかる構成により、ユーザは、コンテンツの視聴中に、即座にわからない用語の意味などを知ることができ、教育効果が大幅に向上する。
また、本第六の発明の情報処理システムは、第一媒体と、電子ペンと、中継装置と、番組受信装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、前記第一媒体は、前記番組受信装置が受信し出力する番組についての情報である番組情報が記載された番組欄とチャンネル番号が記載されたチャンネル番号欄と時間の情報が記載された時間欄を有する番組表が記載されており、前記電子ペンは、前記第一媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した情報を前記中継装置に送信する送信部を具備し、前記中継装置は、前記電子ペンから前記第一媒体に記載された情報を受信する記載情報受信部と、前記記載された情報と、前記番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、前記記載情報受信部が受信した情報に対応する1以上の命令信号を、前記1以上の変換情報から取得する命令信号取得部と、前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号を、前記番組受信装置に送信する命令信号送信部を具備し、前記番組受信装置は、前記送信装置から番組を受信するコンテンツ受信部と、前記コンテンツ受信部が受信した番組を出力する情報出力部と、前記中継装置から1以上の命令信号を受信する命令信号受信部と、前記命令信号受信部が受信した1以上の命令信号に従って動作する動作部を具備し、前記送信装置は、番組を格納している番組格納部と、前記番組を送信する番組送信部を具備する情報処理システムである。
かかる構成により、電子ペンを用いた番組受信装置の制御ができる。
また、本第七の発明の情報処理システムは、第六の発明に対して、前記第一媒体に記載された番組表を構成する各番組欄は録画を指示するための欄である録画指示欄を有し、前記中継装置の変換情報格納部は、前記録画指示欄に対して前記電子ペンで記載された情報と、前記番組受信装置に対する録画予約の命令であり、前記録画指示欄に対応する番組欄の番組を録画予約する命令である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を格納している情報処理システムである。
かかる構成により、媒体上の番組表に、電子ペンを用いてチェック等することにより、録画予約ができる。
また、本第八の発明の情報処理システムは、第六の発明に対して、前記中継装置の変換情報格納部は、前記番組欄に対して前記電子ペンで記載された情報と、前記番組受信装置に対する録画予約の命令であり、前記番組欄の番組を録画予約する命令である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を格納している情報処理システムである。
かかる構成により、媒体上の番組表に、電子ペンを用いてチェック等することにより、録画予約ができる。
また、本第九の発明の情報処理システムは、第六の発明に対して、前記中継装置の変換情報格納部は、前記チャンネル番号欄に対して電子ペンで記載された情報と、前記番組受信装置に対するチャネル変更の命令である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を格納している情報処理システムである。
かかる構成により、媒体上の番組表のチャンネル番号欄に、電子ペンを用いてチェック等することにより、チャネル変更ができる。
また、本第十の発明の情報処理システムは、第一媒体と、電子ペンと、中継装置と、番組受信装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、前記第一媒体は、前記番組受信装置を操作するリモコンの少なくとも一部のボタン図柄が記載されており、前記電子ペンは、前記ボタン図柄に対して記載された情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した情報を前記中継装置に送信する送信部を具備し、前記中継装置は、前記電子ペンから前記第一媒体に記載された情報を受信する記載情報受信部と、前記記載された情報と、前記番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、前記記載情報受信部が受信した情報に対応する1以上の命令信号を取得する命令信号取得部と、前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号を、前記番組受信装置に送信する命令信号送信部を具備し、前記番組受信装置は、前記送信装置から番組を受信するコンテンツ受信部と、前記コンテンツ受信部が受信した番組を出力する情報出力部と、前記中継装置から1以上の命令信号を受信する命令信号受信部と、前記命令信号受信部が受信した1以上の命令信号に従って動作する動作部を具備し、前記送信装置は、番組を格納している番組格納部と、前記番組を送信する番組送信部を具備する情報処理システムである。
かかる構成により、電子ペンを用いた番組受信装置の制御ができる。
また、本第十一の発明の情報処理システムは、第十の発明に対して、前記ボタン図柄は、電源のオンまたは/およびオフのボタンの図柄であり、前記動作部は、前記番組受信装置の電源をオンまたはオフにする情報処理システムである。
かかる構成により、媒体上の番組表の電源ボタン欄に、電子ペンを用いてチェック等することにより、電源をオンまたはオフにすることができる。
また、本第十二の発明の情報処理システムは、第十の発明に対して、前記ボタン図柄は、音量のアップまたはダウンのボタンの図柄であり、前記動作部は、前記番組受信装置の音量をアップまたはダウンする情報処理システムである。
かかる構成により、媒体上の番組表の音量ボタン欄に、電子ペンを用いてチェック等することにより、音量をアップまたはダウンにすることができる。
また、本第十三の発明の情報処理システムは、第六から第十二いずれかの発明に対して、前記第一媒体は、前記番組受信装置の1以上の製造メーカーに関する情報が記載されたメーカー欄がさらに記載され、前記中継装置において、前記変換情報格納部は、前記製造メーカーを識別するメーカー識別子ごとに異なる命令信号を有する変換情報を格納しており、前記記載情報受信部が受信した情報が、前記メーカー欄に対して前記電子ペンで記載された情報である場合に、当該メーカー欄に対応する製造メーカーについての情報であるメーカー識別子を蓄積するメーカー識別子蓄積部をさらに具備し、前記命令信号取得部は、前記記載情報受信部が受信した情報に対応し、前記メーカー識別子蓄積部が蓄積したメーカー識別子に対応する1以上の命令信号を取得する情報処理システムである。
かかる構成により、番組受信装置の製造メーカーに対応した番組受信装置の制御ができる。
また、本第十四の発明の情報処理システムは、第一媒体と、電子ペンと、番組受信装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、前記第一媒体は、前記番組受信装置が受信し出力する番組についての情報である番組情報が記載された番組欄とチャンネル番号が記載されたチャンネル番号欄と時間の情報が記載された時間欄を有する番組表が記載されており、前記電子ペンは、前記第一媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、前記記載された情報と、前記番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、前記情報取得部が取得した情報に対応する1以上の命令信号を、前記1以上の変換情報から取得する命令信号取得部と、前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号を、前記番組受信装置に送信する命令信号送信部を具備し、前記番組受信装置は、前記送信装置から番組を受信するコンテンツ受信部と、前記コンテンツ受信部が受信した番組を出力する情報出力部と、前記電子ペンから1以上の命令信号を受信する命令信号受信部と、前記命令信号受信部が受信した1以上の命令信号に従って動作する動作部を具備し、前記送信装置は、番組を格納している番組格納部と、前記番組を送信する番組送信部を具備する情報処理システムである。
かかる構成により、電子ペンを用いて番組受信装置を制御できる。
また、本第十五の発明の情報処理システムは、第一媒体と、電子ペンと、番組受信装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、前記第一媒体は、前記番組受信装置を操作するリモコンの少なくとも一部のボタン図柄が記載されており、前記電子ペンは、前記ボタン図柄に対して記載された情報を取得する情報取得部と、前記記載された情報と、前記番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、前記情報取得部が取得した情報に対応する1以上の命令信号を取得する命令信号取得部と、前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号を、前記番組受信装置に送信する命令信号送信部を具備し、前記番組受信装置は、前記送信装置から番組を受信するコンテンツ受信部と、前記コンテンツ受信部が受信した番組を出力する情報出力部と、前記電子ペンから1以上の命令信号を受信する命令信号受信部と、前記命令信号受信部が受信した1以上の命令信号に従って動作する動作部を具備し、前記送信装置は、番組を格納している番組格納部と、前記番組を送信する番組送信部を具備する情報処理システムである。
かかる構成により、電子ペンを用いて番組受信装置を制御できる。
また、本第十六の発明の情報処理システムは、第一媒体と、電子ペンと、番組受信装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、前記第一媒体は、前記番組受信装置が受信し出力する番組についての情報である番組情報が記載された番組欄とチャンネル番号が記載されたチャンネル番号欄と時間の情報が記載された時間欄を有する番組表が記載されており、前記電子ペンは、前記第一媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した情報を前記番組受信装置に送信する送信部を具備し、前記番組受信装置は、前記送信装置から番組を受信するコンテンツ受信部と、前記コンテンツ受信部が受信した番組を出力する情報出力部と、前記電子ペンから前記第一媒体に記載された情報を受信する記載情報受信部と、前記記載された情報と、前記番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、前記記載情報受信部が受信した情報に対応する1以上の命令信号を、前記1以上の変換情報から取得する命令信号取得部と、前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号に従って動作する動作部を具備し、前記送信装置は、番組を格納している番組格納部と、前記番組を送信する番組送信部を具備する情報処理システムである。
かかる構成により、電子ペンを用いて番組受信装置を制御できる。
また、本第十七の発明の情報処理システムは、第一媒体と、電子ペンと、番組受信装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、前記第一媒体は、前記番組受信装置を操作するリモコンの少なくとも一部のボタン図柄が記載されており、前記電子ペンは、前記ボタン図柄に対して記載された情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した情報を前記中継装置に送信する送信部を具備し、前記番組受信装置は、前記送信装置から番組を受信するコンテンツ受信部と、前記コンテンツ受信部が受信した番組を出力する情報出力部と、前記電子ペンから前記第一媒体に記載された情報を受信する記載情報受信部と、前記記載された情報と、前記番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、前記記載情報受信部が受信した情報に対応する1以上の命令信号を取得する命令信号取得部と、前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号に従って動作する動作部を具備し、前記送信装置は、番組を格納している番組格納部と、前記番組を送信する番組送信部を具備する情報処理システムである。
かかる構成により、電子ペンを用いて番組受信装置を制御できる。
本発明による情報処理システムによれば、コンテンツを視聴している際に、電子ペンを用いて当該視聴しているコンテンツに関連する情報を容易に取得できる。
以下、情報処理システム等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における情報処理システムの概念図である。情報処理システムは、第一媒体11、電子ペン12、情報出力装置13、送信装置14を具備する。第一媒体11は、情報出力装置13で出力するコンテンツに関連する情報である関連情報を指定する領域である関連情報領域1101を1以上有する。通常、コンテンツは、教育に関するコンテンツである教育コンテンツであるが、他のコンテンツ、例えば、娯楽やスポーツ等の番組などでも良い。また、本情報処理システムは、動画のコンテンツを視聴する場合に、特に有効であるが、静止画のみ、または音声のみ等のコンテンツを視聴する場合に用いられても良い。第一媒体11は、例えば、コンテンツに関連する用語を集めたノート(ここでは、「単語辞書ノート」という。)である。なお、教育コンテンツとは、音声を含む動画ストリームであることが好適であるが、音声を含む動画コンテンツや、音声を含まない動画や、静止画の集合等でも良い。
情報出力装置13は、ユーザがコンテンツを視聴するために用いるパソコンやテレビや携帯端末等である。
送信装置14は、コンテンツを送信する装置である。送信装置14は、例えば、放送局の放送装置や、コンテンツを配信するサーバ装置などである。
本情報処理システムを利用するユーザは、通常、動画および音声を有するコンテンツを視聴しならが、当該コンテンツに関して分からない用語等がある場合に、電子ペン12で第一媒体11の関連情報領域1101をチェックする。すると、以下に説明する動作により、情報出力装置13に関連情報(例えば、用語の説明など)が表示される。
図2は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。情報処理システムは、第一媒体11と、電子ペン12と、情報出力装置13と、送信装置14を具備する。なお、図2のブロック図において、第一媒体11は省略している。
第一媒体11は、関連情報領域1101を1以上有する。第一媒体11は、例えば、特殊ドットパターンが印刷されている媒体である。また、第一媒体11は、通常、紙で出来ているが、電子ペンで文字等を記述でき、例えば、特殊ドットパターンが印刷されていれば、プラスチック等、その材質は何でも良い。
電子ペン12は、情報取得部1201、送信部1202を具備する。
情報出力装置13は、コンテンツ取得部1301、関連情報格納部1302、ペン情報受信部1303、関連情報取得部1304、情報出力部1305を具備する。
送信装置14は、コンテンツ格納部1401、コンテンツ送信部1402を具備する。
関連情報領域1101は、情報出力装置13で出力するコンテンツに関連する情報である関連情報を指定する領域である。例えば、関連情報領域1101または当該関連情報領域1101付近には、コンテンツに関連する用語が記載されている。例えば、関連情報領域1101の真横に、コンテンツで登場する用語が記載さている。かかる場合、例えば、関連情報は、当該用語についての説明または訳を示す情報である。ただし、関連情報は、用語説明や訳に限らず、コンテンツの一部の情報をさらに詳細に説明する情報など、コンテンツに関連する情報であれば良い。
情報取得部1201は、第一媒体11に記載された情報を取得する。当該情報は、例えば、第一媒体11の中の相対的な位置を特定する情報である座標情報(以下、適宜「位置情報」という。)を1以上有する。情報取得部1201が座標情報を取得する方法について説明する。座標情報を取得する方法として、例えば、以下の方法がある。第一媒体11に図3に示す特殊ドットパターンが印刷されている場合に、情報取得部1201は、特殊ドットパターンによる座標検出技術で実現され得る。具体的には、例えば、図3のような構成になる。図3の構成は、CCDカメラ301、パターン認識と解析を行うプロセッサ302で構成される。特殊ドットパターンは、0.3mmピッチのグリッドに沿ってドットを示し、そのドットの配置をRight/Left/Up/Downの4パターンで振り分けることでコード化を図る。そして、CCDカメラより、特殊ドットパターンを60フレーム/秒で撮影し、入力する。そして、撮影した画像情報を解析することにより、入力装置であるCCDカメラの移動(すなわち撮影されるドットパターンの変化)を検出することができる。CCDカメラの移動を検出することにより、静的物体中の相対的な座標情報を取得できる。なお、情報取得部1201の別の手段として、以下のものが考えられる。第一媒体11の表面に、座標情報を示すバーコードが印刷されており、情報取得部1201は、当該バーコードを読み込み、座標情報を得るバーコードリーダーで実現される。
送信部1202は、情報取得部1201が取得した情報を情報出力装置13に送信する。なお、情報取得部1201が取得した情報と送信部1202が送信する情報は、一致しなくても良い。送信部1202は、情報取得部1201が取得した情報に基づいて加工された情報を送信しても良い。かかる場合も、送信部1202は、情報取得部1201が取得した情報を情報出力装置13に送信する、ということとする。さらに、送信部1202は、予め格納されている受講者ID(受講者を識別する情報であり、かつ電子ペン12を特定する情報である。)を付加して、情報を情報出力装置13に送信する。送信部1202は、通常、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信手段で実現されるが、他の無線手段や有線の通信手段や放送手段でも実現可能である。
コンテンツ取得部1301は、送信装置14からコンテンツを受信する。コンテンツは、通常、動画と音声を含むが、静止画等の情報でも良い。コンテンツは、例えば、何らかの教育のために使用される教育コンテンツである。コンテンツ取得部1301は、放送手段、または、無線や有線の通信手段等で実現される。なお、コンテンツ取得部1301は、教育コンテンツを図示しない記録媒体から読み出しても良い。かかる場合、送信装置14から教育コンテンツを受信しない。つまり、コンテンツ取得部1301は、コンテンツを取得する。ここで、取得とは、受信や、記録媒体からの読み出しである。
関連情報格納部1302は、コンテンツに関連する情報である関連情報を1以上格納している。関連情報格納部1302は、例えば、座標情報と関連情報の対を1組以上有する。この座標情報は、第一媒体11上の関連情報領域1101に対応する座標情報であり、例えば、関連情報領域1101の左上座標(x1,y1)、右下座標(x2,y2)を有する。関連情報格納部1302は、ハードディスク等の不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。なお、関連情報格納部1302の関連情報は、外部装置(関連情報を格納しているDBを具備する装置)から受信した情報であっても良い。また、情報出力装置13は、ユーザの電子ペン12による関連情報領域1101のチェックの情報を受信する毎に、かかる関連情報を外部装置から受信するようにしても良い。また、関連情報は、送信装置14からコンテンツとともに送信された情報であっても良い。かかる場合、関連情報は、コンテンツに関連付けられて、送信装置14から送信される。例えば、コンテンツと関連情報が重畳されて、送信装置14から送信される。
ペン情報受信部1303は、電子ペン12から情報を受信する。かかる情報は、例えば、電子ペンの第一媒体11上を移動した軌跡の情報である。軌跡の情報は、座標情報の集合である。ペン情報受信部1303は、通常、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信手段で実現されるが、他の無線手段や有線の通信手段や放送を受信する手段でも実現可能である。
関連情報取得部1304は、ペン情報受信部1303が受信した情報に基づいて、関連情報格納部1302から関連情報を取得する。なお、関連情報取得部1304は、ペン情報受信部1303が電子ペン12から、第一媒体11に記載された情報を受信した場合に、ただちに関連情報格納部1302、または外部装置から関連情報を取得することが好適である。関連情報取得部1304は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。関連情報取得部1304の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
情報出力部1305は、コンテンツ取得部1301が受信したコンテンツおよび関連情報取得部1304が取得した関連情報を出力する。出力とは、ディスプレイへの表示、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積等を含む概念である。情報出力部1305は、コンテンツおよび関連情報を同時に出力しても良いし、切り換えて出力しても良い。ただし、情報出力部1305は、コンテンツと関連情報を同時に出力し、かつコンテンツの視聴を妨げないように、関連情報を、例えば、画面の右下に表示することは好適である。情報出力部1305は、関連情報を出力した場合に、所定の時間経過後に、自動的に関連情報の表示を停止する(未表示にする)ことが好適である。所定の時間は、関連情報毎に異なっていても良いし、全関連情報において同一でも良い。所定の時間が関連情報毎に異なっている場合、例えば、関連情報格納部1302が、関連情報と対に表示時間も保持している。また、情報出力部1305は、関連情報のデータ量に応じて、表示時間を決定しても良い。
コンテンツ格納部1401は、コンテンツを格納している。コンテンツ格納部1401は、ハードディスク等の不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
コンテンツ送信部1402は、コンテンツ格納部1401のコンテンツを送信する。コンテンツを送信するタイミングは、ユーザ指示でも良いし、予め決められているスケジュール(番組表によるスケジュール)に従ったものでも良い。コンテンツの送信は、通常、マルチキャストであるが、オンデマンド等でも良い。また、コンテンツの送信は、放送(地上波アナログ放送、地上波デジタル放送、衛星放送、CATVなどの放送を含む。)や、インターネット等の通信網を使用した配信、その他の専用回線を利用した配信等、何でも良い。つまり、その送信手段は問わない。コンテンツ送信部1402は、無線または有線の通信手段や、放送手段で実現され得る。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、電子ペン12の動作について説明する。
電子ペン12において、情報取得部1201が座標情報を次々と取得し、送信部1202は、情報取得部1201が取得した情報を情報出力装置13に送信する。情報取得部1201が取得する座標情報は、電子ペン12が第一媒体11上を移動した軌跡を示す情報である。また、情報取得部1201は、取得した複数の座標情報を蓄えておき、送信部1202は、蓄えられた複数の座標情報を一度に情報出力装置13に送信しても良い。
次に、情報出力装置13の動作について、図4、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)コンテンツ取得部1301は、送信装置14からコンテンツを受信したか否かを判断する。コンテンツを受信すればステップS402に行き、コンテンツを受信しなければステップS401に戻る。
(ステップS402)情報出力部1305は、ステップS401で受信したコンテンツを出力する。
(ステップS403)ペン情報受信部1303は、電子ペン12から情報を受信したか否かを判断する。電子ペン12から情報を受信すればステップS404に行き、電子ペン12から情報を受信しなければステップS401に戻る。
(ステップS404)関連情報取得部1304は、ステップS403で受信した情報に基づいて、関連情報格納部1302から関連情報を取得する。関連情報を取得するアルゴリズムの例については、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS405)情報出力部1305は、ステップS404で取得した関連情報を出力する。ステップS401に戻る。
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、関連情報取得処理の動作について図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)関連情報取得部1304は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS502)関連情報取得部1304は、関連情報格納部1302にi番目の関連情報が存在するか否かを判断する。i番目の関連情報が存在すればステップS503に行き、i番目の関連情報が存在しなければ上位関数にリターンする。
(ステップS503)関連情報取得部1304は、i番目の関連情報に対応する座標情報((x1,y1),(x2,y2))を関連情報格納部1302から取得する。なお、ここでは、関連情報格納部1302は、座標情報と関連情報の対を1組以上有する、とする。また、(x1,y1)は矩形である関連情報領域1101の左上の座標値、(x2,y2)は矩形である関連情報領域1101の右下の座標値である。
(ステップS504)関連情報取得部1304は、ペン情報受信部1303が受信した情報の中の所定の点(座標(x,y))の情報を取得する。ここでは、ペン情報受信部1303が受信した情報は、複数の座標情報を有する座標情報群であるとする。所定の点は、座標情報群(例えば、50の座標情報が存在する場合)の中の真中の点(例えば、25番目の点)であっても良い。また、関連情報取得部1304は、座標情報群の全点の中のXmin(全点の中のX座標の最小値)、Xmax(全点の中のX座標の最大値)、Ymin(全点の中のY座標の最小値)、Ymax(全点の中のY座標の最大値)を取得し、((Xmin+Xmax)/2,(Ymin+Ymax)/2)を所定の点としても良い。
(ステップS505)関連情報取得部1304は、ステップS504で取得した所定の点の座標(x,y)が、関連情報領域1101((x1,y1),(x2,y2))に含まれるか否かを判断する。所定の点が関連情報領域に含まれる場合はステップS506に行き、所定の点が関連情報領域に含まれない場合ステップはS507に飛ぶ。
(ステップS506)関連情報取得部1304は、関連情報格納部1302からi番目の関連情報を取得する。上位関数にリターンする。
(ステップS507)関連情報取得部1304は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS502に戻る。
なお、関連情報取得処理の動作は、図5のフローチャートにおける動作に限らない。
次に、送信装置14の動作について説明する。送信装置14のコンテンツ送信部1402は、コンテンツを送信するタイミングになった場合に、コンテンツ格納部1401からコンテンツを取得し、配信する。コンテンツ送信部1402は、例えば、ストリームを配信する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図1である。ここで、送信装置14から配信されるコンテンツは、経営に関する教育コンテンツである。
図6は、第一媒体11の例である。第一媒体11は、経営に関する教育コンテンツを用いて説明される用語が記載された単語辞書ノートである。ユーザは、経営に関する教育コンテンツを視聴しながら、例えば、分からない用語がある場合に、当該用語に対応する関連情報領域1101を、電子ペン12でチェックする。すると、情報出力装置13に、当該チェックした用語に対応する関連情報(用語の意味)が表示される。ユーザが、以上のサービスを享受するための情報処理システムの動作について、以下に、具体的に説明する。
図7は、関連情報格納部1302の関連情報管理表である。関連情報管理表は、「ID」「座標情報」「関連情報」を有するレコードを1以上管理している。「ID」は、レコードを識別する情報であり、表におけるレコード管理のために存在する。「座標情報」は、電子ペン12でチェックされた関連情報領域1101を特定するための座標の情報である。「座標情報」は、関連情報領域1101の左上座標、右下座標を有する。「関連情報」は、教育コンテンツで登場する用語の説明が記載されている。なお、第一媒体11において、関連情報に対応する用語が関連情報領域1101の左側に印刷されている。
かかる場合、例えば、図示しない手段によるユーザの指示により、情報出力装置13は、コンテンツを受信し、出力している、とする(図8参照)。
かかる場合、ユーザが、電子ペン12で、図6の単語辞書ノートの「ISO14000」に対応する関連情報領域1102をチェックした、とする(図9参照)。次に、電子ペン12は、電子ペン12が通過した軌跡を示す座標情報群を取得する。そして、電子ペン12は、図示しない手段により保持している電子ペン識別子(上記の受講者IDと同じである。)を読み出す。この電子ペン識別子は電子ペンを識別する情報である。次に、電子ペン12は、電子ペン識別子と電子ペン12が通過した軌跡を示す座標情報群に基づいて、図10に示すような情報を構成する。そして、電子ペン12は、図10の情報を情報出力装置13に送信する。電子ペン12が図10の情報を送信するトリガーは、通常、ユーザの指示によるが、電子ペン12がチェックの完了を検知し、情報を送信しても良い。なお、ユーザの指示は、例えば、電子ペン12の図示しないボタンの押下による。また、図10において、必ずしも電子ペン識別子は存在しなくても良い。
次に、情報出力装置13は、コンテンツを出力中に、電子ペン12から図10の情報を取得する。
そして、情報出力装置13の関連情報取得部1304は、関連情報格納部1302から1番目の座標情報「(100,50)、(130,70)」を読み出す。次に、関連情報取得部1304は、図10の座標情報群からXmin(全点の中のX座標の最小値)、Xmax(全点の中のX座標の最大値)、Ymin(全点の中のY座標の最小値)、Ymax(全点の中のY座標の最大値)を取得する、とする。ここで「Xmin=103、Xmax=129、Ymin=72、Ymax=88」であった、とする。そして、関連情報取得部1304は、((Xmin+Xmax)/2,(Ymin+Ymax)/2)を計算し、(116,80)を得る。そして、関連情報取得部1304は、点(116,80)が、1番目の座標情報「(100,50)、(130,70)」が示す関連情報領域に含まれるか否かを判断する。ここで、点(116,80)が、1番目の座標情報「(100,50)、(130,70)」が示す関連情報領域に含まれないので、関連情報取得部1304は、2番目の座標情報「(100,70)、(130,90)」を読み出す。次に、関連情報取得部1304は、点(116,80)が、2番目の座標情報「(100,70)、(130,90)」が示す関連情報領域に含まれるか否かを判断する。ここで、点(116,80)が、2番目の座標情報「(100,70)、(130,90)」が示す関連情報領域に含まれるので、関連情報取得部1304は、2番目の関連情報「ISO14000とは: ....」を関連情報格納部1302から取得する。次に、情報出力部1305は、2番目の関連情報「ISO14000とは: ....」を出力する。図11は、関連情報の出力例である。図11において、関連情報は、コンテンツにオーバーラップして小さく出力されている。なお、関連情報の出力態様は、図11に限定されないことは言うまでもない。関連情報の出力の際に、コンテンツの映像の出力を停止しても良いし(かかる場合、音声のみ出力されている)、コンテンツのウィンドウを小さくし、コンテンツのウィンドウの横の別ウィンドウに関連情報を表示しても良い(図12参照)。関連情報の出力は、通常、表示であるが、音声出力によっても良い。
以上、本実施の形態によれば、ユーザは、教育コンテンツなどのコンテンツを視聴しながら、当該コンテンツに関連する情報である関連情報(例えば、分からない用語の意味など)を簡単に知ることができる。この機能によって、コンテンツが教育コンテンツの場合、教育効果が大幅に向上する。
なお、本実施の形態によれば、コンテンツが主として教育コンテンツであったが、教育コンテンツに限らないことは言うまでもない。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
また、本実施の形態の具体例における第一媒体は単語辞書ノートであり、関連情報はコンテンツに登場する用語の意味情報であったが、他のものでも良い。例えば、第一媒体は番組表であり、関連情報は番組の補助説明や番組の出演者の情報などでも良い。また、例えば、コンテンツが放送されている番組であり、第一媒体は番組の出演者などの情報が印刷され、関連情報は出演者の情報などでも良い。本実施の形態において、コンテンツを受信するコンテンツ取得ステップと、前記コンテンツを出力するステップと、前記コンテンツの出力中に、電子ペンを用いて媒体に記載された情報に基づいて取得された関連情報を出力するステップを具備する情報出力方法をユーザに提供できれば良い。かかることも、他の実施の形態においても同様である。
また、本実施の形態によれば、関連情報取得部は、関連情報格納部から関連情報を取得したが、外部装置から関連情報を取得する構成でも良い。つまり、情報出力装置は、コンテンツを受信するコンテンツ取得部と、前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、前記ペン情報受信部が受信した情報に基づく関連情報を取得する関連情報取得部と、前記コンテンツおよび前記関連情報を出力する情報出力部を具備する情報出力装置であれば良い。かかることも、他の実施の形態においても同様である。そして、情報出力装置で以下の情報出力方法が実現できれば良い。つまり、コンテンツを受信するコンテンツ取得ステップと、前記コンテンツを出力するステップと、前記コンテンツの出力中に、電子ペンを用いて媒体に記載された情報に基づいて取得された関連情報を出力するステップを具備する情報出力方法である。
また、本実施の形態によれば、第一媒体11の関連情報領域1101をチェックとは、電子ペン12で第一媒体11上に、何らかの図形等を、残るかたちで記載する必要は必ずしもない。電子ペン12がほぼ第一媒体11上を移動するだけでも良い。また、チェックとは、レやマル等、種々の図形や文字などを記載することを含む。なお、電子ペン12で第一媒体11上に記載したチェック等が残れば、ユーザは、知らなかった用語(チェックした用語)が、第一媒体11を見るだけで直ちに分かり、学習効果が向上する。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報出力装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、前記コンテンツを出力するステップと、前記コンテンツの出力中に、電子ペンを用いて媒体に記載された情報に基づいて取得された関連情報を出力するステップを実行させるためのプログラム、である。また、前記関連情報を出力した後、所定の時間経過後に自動的に前記関連情報を未表示とするステップをさらに実行させるためのプログラムも好適である。
(実施の形態2)
本実施の形態において、コンテンツを視聴しながら、ノートを記載したり、テストを行なったりし、かつ、分からない用語などを簡単に調べることができるシステムについて説明する。
図13は、本実施の形態における情報処理システムの概念図である。情報処理システムは、第一媒体11、第二媒体131、電子ペン12、情報出力装置133、送信装置134を具備する。
本情報処理システムを利用するユーザは、通常、動画および音声を有する教育コンテンツを視聴し、電子ペン12で第二媒体131をノートとして、ユーザが教育コンテンツを視聴した内容を記載しながら、または/およびテストの解答を記載する。また、ユーザは、教育コンテンツを視聴しながら、第一媒体11を電子ペン12でチェックすることにより、必要な関連情報を得ることができる。また、ユーザは、教育コンテンツを視聴しながら、画面で自分のノートや他人のノートを見ることができる。
第二媒体131は、第一媒体11と同様、特殊ドットパターンが印刷されている媒体である。また、第二媒体131は、授業に出席をしている(教育コンテンツを視聴している)こと示す情報を記載する領域である出席領域13101と、情報出力装置133に出力するコンテンツを選択する情報である選択指示を記載する領域である選択領域13102と、第一の解答を記載する領域である第一解答領域13103と、第二の解答を記載する領域である第二解答領域13104を有する。また、第二媒体131は、通常、紙で出来ているが、電子ペンで文字等を記述でき、特殊ドットパターンが印刷されていれば、プラスチック等、その材質は何でも良い。
図14は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。情報出力装置133は、コンテンツ取得部1301、関連情報格納部1302、ペン情報受信部1303、関連情報取得部1304、情報出力部13306、ペン情報送信部13301、授業出席情報受信部13302、他人第一解答情報受信部13303、自己第一解答情報受信部13304、第二解答情報受信部13305を具備する。
送信装置134は、コンテンツ格納部1401、コンテンツ送信部1402、出席情報受信部13403、第一解答情報受信部13404、第二解答情報受信部13405、出席情報構成部13406、第一解答情報構成部13407、自他第二解答情報構成部13408、出席情報送信部13409、第一解答情報送信部13410、自他第二解答情報送信部13411を具備する。
ペン情報送信部13301は、ペン情報受信部1303が受信した情報のうちの少なくとも一部の情報を送信装置14に送信する。なお、ペン情報受信部1303が受信した情報と、ペン情報送信部13301が送信する情報の構造は一致する必要は必ずしもない。ペン情報送信部13301は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
授業出席情報受信部13302は、出席に関する情報である出席情報を送信装置134から受信する。なお、出席情報は、電子ペン12により、第二媒体131の出席領域13101に記載された情報に基づく情報である。出席情報は、例えば、教育コンテンツを視聴する(講義に参加する)者の人数である。また、出席情報は、例えば、教育コンテンツを視聴する者の氏名や、受講者ID等である。授業出席情報受信部13302は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。受講者IDとは、受講者を特定するIDであり、かつ、電子ペン12を特定する電子ペン識別子でもある。受講者IDは、通常、電子ペン12が保持している。電子ペン12は、情報を送信する場合に、受講者IDを付加して送信する。
他人第一解答情報受信部13303は、電子ペン12を使用して第一解答領域13103に記載された情報であり、当該電子ペン12のユーザではない第三者が記載した情報に関する情報である他人第一解答情報を送信装置134から受信する。他人第一解答情報とは、例えば、他人のノートの記載情報(他人のノートの情報)である。かかる場合、第一解答領域13103は、ノートの領域である。また、他人第一解答情報とは、例えば、他人のテストの解答の情報である。かかる場合、第一解答領域13103は、テストの領域である。他人第一解答情報受信部13303は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
自己第一解答情報受信部13304は、電子ペン12を使用して第一解答領域13103に記載された情報であり、当該電子ペン12のユーザが記載した情報に関する情報である自己第一解答情報を送信装置134から受信する。自己第一解答情報受信部13304は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
第二解答情報受信部13305は、電子ペン12を使用して第二解答領域13104に記載された情報であり、当該電子ペン12のユーザまたは/および第三者が記載した情報に関する情報である自他第二解答情報を送信装置134から受信する。自他第二解答情報は、例えば、自分のテストの点数や偏差値である。自他第二解答情報は、例えば、授業の参加者のテストの平均点である。
なお、授業出席情報受信部13302、他人第一解答情報受信部13303、自己第一解答情報受信部13304、第二解答情報受信部13305等は、通常、一の受信手段で実現される。また、授業出席情報受信部13302、他人第一解答情報受信部13303、自己第一解答情報受信部13304、第二解答情報受信部13305等は、それぞれ、受信した情報が、出席情報であるか、自己第一解答情報であるか等、対応する情報であるかを判断するものでも良い。
情報出力部13306は、電子ペン12を使用して記載された選択指示に基づいて、教育コンテンツまたは/および他人第一解答情報または/および自己第一解答情報または/および自他第二解答情報を出力し、かつ関連情報取得部1304が取得した関連情報を出力する。情報出力部13306は、通常、関連情報取得部1304が関連情報を取得した場合に、ただちに関連情報を出力する。また、関連情報取得部1304は、ペン情報受信部1303が電子ペン12から、第一媒体11に記載された情報を受信した場合に、ただちに関連情報を取得する。情報出力部13306は、選択指示に基づいて、出力するコンテンツを切り換えても良いし、出力するウィンドウの大きさを変えても良いし、表示する際のウィンドウの枠の色や配置を変えても良い。つまり、情報出力部13306は、電子ペン12を使用して記載された選択指示に基づいて、上記のコンテンツの出力態様を変更する。また、情報出力部13306は、教育コンテンツまたは/および他人第一解答情報または/および自己第一解答情報または/および自他第二解答情報を、決められたウィンドウに、固定的に出力しても良い。ここで、出力とは、通常、ディスプレイへの表示、音出力であるが、プリンタへの印字、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積等を含む概念である。情報出力部13306は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。情報出力部13306は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。なお、情報出力部13306は、関連情報を出力した後、所定の時間経過後に自動的に前記関連情報を未表示とすることが好適である。ユーザは、所定の時間で、調べたかった用語の意味等が理解でき、その時間経過後は、関連情報の出力は、教育コンテンツの視聴の妨げになる場合もあるからである。
出席情報受信部13403は、電子ペン12を使用して出席領域13101に記載された情報を情報出力装置133から受信する。出席情報受信部13403は、電子ペン12を識別する電子ペン識別子(電子ペン識別子は「受講者ID」と同じ。)を受信しても良い。出席情報受信部13403が電子ペン識別子を受信することにより、出席者が特定され得る。また、出席領域13101に記載された情報は、例えば、座標情報の集合である。出席情報受信部13403は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
第一解答情報受信部13404は、電子ペン12を使用して第一解答領域13103に記載された情報を情報出力装置133から受信する。第一解答領域13103に記載された情報は、例えば、座標情報の集合である。第一解答情報受信部13404は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
第二解答情報受信部13405は、電子ペン12を使用して第二解答領域13104に記載された情報を情報出力装置133から受信する。第二解答領域13104に記載された情報は、例えば、座標情報の集合である。第二解答情報受信部13405は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
なお、出席情報受信部13403、第一解答情報受信部13404、および第二解答情報受信部13405は、通常、一の受信手段で実現される。さらに、出席情報受信部13403、第一解答情報受信部13404、および第二解答情報受信部13405は、それぞれ、受信した情報が出席領域13101、第一解答領域13103、第二解答領域13104に記載された情報であるか否かを判断する処理を行っても良い。
出席情報構成部13406は、1以上の情報出力装置133から受信した出席領域13101に記載された情報に基づいて、出席情報を構成する。出席情報とは、出席している受講者を識別する受講者IDの集合や、出席者数など、出席に関する情報である。出席情報構成部13406は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。出席情報構成部13406の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
第一解答情報構成部13407は、1以上の情報出力装置133から受信した第一解答領域13103に記載された情報に基づいて、他人第一解答情報または/および自己第一解答情報を構成する。第一解答情報構成部13407は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。第一解答情報構成部13407の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
自他第二解答情報構成部13408は、1以上の情報出力装置133から受信した第二解答領域13104に記載された情報に基づいて、自他第二解答情報を構成する。自他第二解答情報構成部13408は、は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。自他第二解答情報構成部13408の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出席情報送信部13409は、出席情報構成部13406が構成した出席情報を情報出力装置133に送信する。出席情報送信部13409が出席情報を送信するタイミングは問わない。出席情報送信部13409は、例えば、授業の開始前に、出席者数を示す出席情報を、全情報出力装置133に送信する。また、出席情報送信部13409は、例えば、情報出力装置133から出席領域13101に記載された情報を受信した場合(通常、かかる場合は、出席者に変動があった場合)、出席情報を送信する。出席情報送信部13409は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
第一解答情報送信部13410は、第一解答情報構成部13407が構成した他人第一解答情報または/および自己第一解答情報を送信する。第一解答情報送信部13410が他人第一解答情報または/および自己第一解答情報を送信するタイミングは問わない。第一解答情報送信部13410は、情報出力装置133からの指示に基づいて送信しても良いし、定期的に送信しても良い。他人第一解答情報と自己第一解答情報は、通常、同じ構造であるが、異なる構造でも良い。他人第一解答情報は、例えば、受講者IDと解答に関する情報を有し、当該受講者IDに基づいて、情報出力装置133が他人第一解答情報か自己第一解答情報かを判断する構成でも良い。第一解答情報送信部13410は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
自他第二解答情報送信部13411は、自他第二解答情報構成部13408が構成した自他第二解答情報を送信する。自他第二解答情報送信部13411が自他第二解答情報を送信するタイミングは問わない。自他第二解答情報送信部13411は、情報出力装置133からの指示に基づいて送信しても良いし、定期的に送信しても良い。自他第二解答情報送信部13411は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。電子ペン12の動作については説明済みである。
次に、情報出力装置133の動作について図15のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1501)コンテンツ取得部1301は、送信装置14から教育コンテンツを受信したか否かを判断する。教育コンテンツを受信すればステップS1502に行き、教育コンテンツを受信しなければステップS1503に飛ぶ。
(ステップS1502)情報出力部13306は、ステップS1501で受信した教育コンテンツを出力する。ステップS1501に戻る。
(ステップS1503)ペン情報受信部1303は、電子ペン12から情報を受信したか否かを判断する。電子ペン12から情報を受信すればステップS1504に行き、電子ペン12から情報を受信しなければステップS1515に飛ぶ。
(ステップS1504)関連情報取得部1304は、ステップS1503で受信した情報が関連情報の取得を指示する情報であるか否かを判断する。関連情報の取得を指示する情報であればステップS1505に行き、関連情報の取得を指示する情報でなければステップS1507に飛ぶ。受信した情報が関連情報の取得を指示する情報であるか否かの判断方法の例は、実施の形態1で説明した。
(ステップS1505)関連情報取得部1304は、ステップS1503で受信した情報に基づいて、関連情報格納部1302から関連情報を取得する。関連情報を取得するアルゴリズムの例については、図5のフローチャートで説明済みである。
(ステップS1506)情報出力部1305は、ステップS1505で取得した関連情報を出力する。ステップS1501に戻る。
(ステップS1507)情報出力部13306は、ステップS1503で受信した情報が、電子ペン12を使用して記載された選択指示(選択領域13102に記載された指示)であるか否かを判断する。選択指示であればステップS1508に行き、選択指示でなければステップS1514に飛ぶ。なお、情報出力部13306は、通常、受信した情報が含む座標情報(x,y)から、電子ペン12で記載された指示が選択領域13102に記載された指示であるか否かを判断できる。情報出力部13306は、図示しない手段により、選択領域13102を特定する座標情報群を保持している。詳細は後述する。
(ステップS1508)情報出力部13306は、ステップS1503で受信した情報が、他人第一解答情報の出力指示であるか否かを判断する。他人第一解答情報の出力指示であればステップS1509に行き、他人第一解答情報の出力指示でなければステップS1510に飛ぶ。
(ステップS1509)情報出力部13306は、格納している他人第一解答情報を出力する。なお、情報出力装置133が他人第一解答情報を、送信装置134から受信していない場合、例えば、予め格納されているエラーメッセージが出力されたり、選択指示が無視されたりする。また、他人第一解答情報は、教育コンテンツの出力を隠すように出力されても良いし、教育コンテンツとオーバーラップして出力されても良いし、教育コンテンツとは別ウィンドウでオーバーラップしない態様で出力されても良い。他人第一解答情報の出力態様は問わない。ステップS1501に戻る。
(ステップS1510)情報出力部13306は、ステップS1503で受信した情報が、自己第一解答情報の出力指示であるか否かを判断する。自己第一解答情報の出力指示であればステップS1511に行き、自己第一解答情報の出力指示でなければステップS1512に飛ぶ。情報出力部13306は、送信装置14から受信した情報が自己第一解答情報であるか否かは、例えば、自己第一解答情報のヘッダー情報として付加されている受講者IDと情報出力装置13に予め格納されている受講者IDが一致しているか否かにより判断する。なお、受講者IDは受講者を識別する情報であり、通常、電子ペン12を識別する情報と一致し、電子ペンに格納されている情報である。また、電子ペン12から情報(通常、座標情報群)が送信される場合、当該情報には受講者IDが付加されている。
(ステップS1511)情報出力部13306は、格納している自己第一解答情報を出力する。なお、情報出力装置133が自己第一解答情報を、送信装置134から受信していない場合の処理、および自己第一解答情報の出力態様は、他人第一解答情報の処理等と同様である。ステップS1501に戻る。
(ステップS1512)情報出力部13306は、ステップS1503で受信した情報が、自他第二解答情報の出力指示であるか否かを判断する。自他第二解答情報の出力指示であればステップS1513に行き、自他第二解答情報の出力指示でなければステップS1501に戻る。
(ステップS1513)情報出力部13306は、格納している自他第二解答情報を出力する。なお、情報出力装置133が自他第二解答情報を、送信装置134から受信していない場合の処理、および自他第二解答情報の出力態様は、他人第一解答情報の処理等と同様である。ステップS1501に戻る。
(ステップS1514)ペン情報送信部13301は、ステップS1503で受信した情報のうちの少なくとも一部の情報を送信装置134に送信する。少なくとも一部とは、例えば、選択指示に関する情報は送信しない、という意味である。ただし、ペン情報送信部13301は、ステップS1503で受信したすべての情報を送信装置134に送信しても良い。
(ステップS1515)授業出席情報受信部13302は、出席に関する情報である出席情報を送信装置134から受信したか否かを判断する。出席情報を受信すればステップS1516に行き、出席情報を受信しなければステップS1517に飛ぶ。
(ステップS1516)情報出力部13306は、出席情報を出力する。ステップS1501に戻る。
(ステップS1517)他人第一解答情報受信部13303、自己第一解答情報受信部13304、第二解答情報受信部13305は、それぞれ、他人第一解答情報、自己第一解答情報、自他第二解答情報を受信したか否かを判断する。情報を受信すればステップS1518に行き、情報を受信しなければステップS1501に戻る。
(ステップS1518)他人第一解答情報受信部13303、自己第一解答情報受信部13304、第二解答情報受信部13305は、それぞれ、受信した情報を蓄積する。ステップS1501に戻る。
なお、図15のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、送信装置134の動作について図16から図18のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1601)コンテンツ送信部1402は、コンテンツ格納部1401に送信すべき教育コンテンツが存在するか否かを判断する。教育コンテンツが存在すればステップS1602に行き、教育コンテンツが存在しなければ処理を終了する。なお、教育コンテンツは、例えば、予め決められた時刻に送信が開始され、一の教育コンテンツ(動画、音声を含むストリーム)の送信が完了するまで、教育コンテンツが存在する、とする。
(ステップS1602)コンテンツ送信部1402は、コンテンツ格納部1401から次に送信する教育コンテンツの一部を取得する。
(ステップS1603)コンテンツ送信部1402は、ステップS1602で取得した教育コンテンツを送信する。
(ステップS1604)出席情報受信部13403、または第一解答情報受信部13404、または第二解答情報受信部13405がそれぞれ、出席領域13101、第一解答領域13103、第二解答領域13104に記載された情報を受信したか否かを判断する。情報を受信すればステップS1605に行き、情報を受信しなければステップS1618に飛ぶ。
(ステップS1605)出席情報受信部13403は、電子ペン12を使用して出席領域13101に記載された情報を情報出力装置133から受信したか否かを判断する。出席領域13101に記載された情報を受信した場合はステップS1606に行き、出席領域13101に記載された情報を受信しなかった場合はステップS1608に飛ぶ。
(ステップS1606)出席情報構成部13406は、受信した情報から受講者IDを取得する。受講者IDは、例えば、受信した情報のヘッダー部(例えば、情報の0byte目から20byte目)に存在する。
(ステップS1607)出席情報構成部13406は、ステップS1606で取得した受講者IDと受信した情報に基づいて出席情報を構成し、蓄積する。出席情報構成部13406は、例えば、ステップS1606で取得した受講者IDを、格納している出席情報に追記して、全受講者のIDを含む出席情報を構成する。出席情報構成部13406は、例えば、受講者数を示す出席情報に1を加えて、出席情報を構成する。かかる場合、出席情報は、受講者数である。ステップS1601に戻る。
(ステップS1608)第一解答情報受信部13404は、電子ペン12を使用して第一解答領域13103に記載された情報を情報出力装置133から受信したか否かを判断する。第一解答領域13103に記載された情報を受信すればステップS1609に行き、第一解答領域13103に記載された情報を受信しなければステップS1614に飛ぶ。
(ステップS1609)第一解答情報構成部13407は、受信した情報から受講者IDを取得する。
(ステップS1610)第一解答情報構成部13407は、第一解答情報を構成する。第一解答情報を構成するアルゴリズムの例は、図17のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1611)第一解答情報構成部13407は、ステップS1609で取得した受講者IDと、ステップS1610で構成した第一解答情報を対にして蓄積する。
(ステップS1612)第一解答情報送信部13410は、自己第一解答情報を構成する。第一解答情報送信部13410は、例えば、情報のヘッダー部に受講者IDを書き込み、本体部に第一解答情報を書き込む。
(ステップS1613)第一解答情報送信部13410は、ステップS1612で構成した自己第一解答情報を送信する。かかる送信は、通常、マルチキャストである。なお、この自己第一解答情報は、ヘッダー部に記載されている受講者IDで識別される受講者にとっての自己第一解答情報であり、他の人にとっては他人第一解答情報である。ステップS1601に戻る。
(ステップS1614)自他第二解答情報送信部13411は、電子ペン12を使用して第二解答領域13104に記載された情報を情報出力装置133から受信したか否かを判断する。第二解答領域13104に記載された情報を受信すればステップS1615に行き、第二解答領域13104に記載された情報を受信しなければステップS1601に戻る。
(ステップS1615)自他第二解答情報構成部13408は、受信した情報から受講者IDを取得する。
(ステップS1616)自他第二解答情報構成部13408は、採点処理を行う。第二解答領域13104に記載される情報がテストの解答であり、採点処理とは、かかるテストの採点を行なうことをいう。採点処理のアルゴリズム例は、後述する。また、採点処理の結果、テストの点数が得られる、とする。
(ステップS1617)自他第二解答情報構成部13408は、ステップS1615で取得した受講者IDと、ステップS1616で得た点数を対にして蓄積する。ステップS1601に戻る。
(ステップS1618)第一解答情報送信部13410は、他人一解答情報を送信するタイミングであるか否かを判断する。他人一解答情報を送信するタイミングであればステップS1619に行き、他人一解答情報を送信するタイミングでなければステップS1621に飛ぶ。なお。他人一解答情報を送信するタイミングであるか否かを判断するアルゴリズムは問わない。例えば、所定数(例えば、100)以上の第一解答情報を得た場合に、他人一解答情報を送信するタイミングであると判断しても良いし、全受講生の第一解答情報を得た場合に、他人一解答情報を送信するタイミングであると判断しても良いし、処理の開始から所定時間経過した段階で他人一解答情報を送信するタイミングであると判断しても良い。
(ステップS1619)第一解答情報送信部13410は、1以上の第一解答情報を取得する。第一解答情報送信部13410は、例えば、最も情報数(情報のデータ量)の多い第一解答情報を1つ取得しても良いし、すべての第一解答情報を取得しても良い。その他、第一解答情報送信部13410がどのような第一解答情報を、どのようなアルゴリズムで取得するかは問わない。なお、ここで取得する1以上の第一解答情報は、ステップS1611で蓄積された第一解答情報である。
(ステップS1620)第一解答情報送信部13410は、ステップS1619で取得した第一解答情報を送信する。ステップS1601に戻る。なお、ここで送信する第一解答情報は、通常、他人第一解答情報であるが、ある受講者にとっては、自己第一解答情報である場合もある。
(ステップS1621)自他第二解答情報送信部13411は、自他第二解答情報を送信するタイミングであるか否かを判断する。自他第二解答情報を送信するタイミングであればステップS1622に行き、自他第二解答情報を送信するタイミングでなければステップS1601に戻る。
(ステップS1622)自他第二解答情報送信部13411は、自他第二解答情報を取得する。自他第二解答情報送信部13411は、自分の第二解答領域に記載された情報(テスト)の点数でも良いし、全受講生の第二解答領域に記載された情報(テスト)の平均点でも良い。自他第二解答情報が平均点の場合は、自他第二解答情報送信部13411は、全点数の平均値を求める処理を行なう。
(ステップS1623)自他第二解答情報送信部13411は、ステップS1622で取得した自他第二解答情報を送信する。かかる送信は、通常、マルチキャストである。ステップS1601に戻る。
次に、第一解答情報を構成するアルゴリズムの例について図17のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1701)第一解答情報構成部13407は、予め保持している第一解答情報を構成するためのひな型を読み出す。ひな型とは、教育コンテンツを視聴する際に受講者が作製するノートの枠や、完成イメージのノートのうちの所定の割合の文字が記載されたノート等である。
(ステップS1702)第一解答情報構成部13407は、電子ペン12で記載された情報であり、受信した情報のうち、第一解答領域13103に記載された情報(通常、複数の座標情報)から文字コードを生成する。ここでは、例えば、第一解答領域13103に記載された情報を、1文字を構成する情報に分割し、当該1文字を構成する情報ごとに、文字コードを生成する。また、第一解答情報構成部13407は、電子ペン12で記載された情報であり、受信した情報のうち、第一解答領域13103に記載された情報(通常、複数の座標情報)からビットマップデータ(背景が透明であることが好ましい)を構成しても良い。なお、複数の座標情報から文字コード等を生成する技術は、公知技術であるのでここでの詳細な説明は省略する。
(ステップS1703)第一解答情報構成部13407は、第一解答領域13103に記載された情報の先頭の座標情報(左上の座標情報)と、ステップS1702で生成した文字コードを対応付けて一時蓄積する。ここで、文字の数だけ、先頭の座標情報と文字コードの対の情報が蓄積される。
(ステップS1704)第一解答情報構成部13407は、ステップS1701で読み出したひな型に、ステップS1703で一時蓄積した全文字コード、またはビットマップをマッピングする。マッピングの際に、文字コードと対になる先頭の座標情報が示す位置に、当該文字コードを配置する。以上の処理により、第一解答情報を構成できる。上位関数にリターンする。
次に、採点処理のアルゴリズムの例について図18のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1801)自他第二解答情報構成部13408は、変数「点数」に0を代入する。
(ステップS1802)自他第二解答情報構成部13408は、電子ペン12で記載された情報であり、受信した情報のうち、第二解答領域13104に記載された情報(通常、複数の座標情報)が存在するか否かを判断する。第二解答領域13104に記載された情報が存在すればステップS1803に行き、第二解答領域13104に記載された情報が存在しなければ上位関数にリターンする。
(ステップS1803)自他第二解答情報構成部13408は、電子ペン12で記載された情報であり、受信した情報(通常、複数の座標情報)のうち、一連の座標情報を取得する。一連の座標情報とは、例えば、1問の問題に対する解答を示す座標情報である。一連の座標情報とは、具体的には、例えば、複数の座標情報(x,y)のうちの、所定の範囲のy座標値を有する複数の座標情報のみである。
(ステップS1804)自他第二解答情報構成部13408は、ステップS1803で取得した情報から問題を識別する問題IDを決定する。例えば、自他第二解答情報構成部13408は、予め、問題IDと、当該問題IDの解答が記載される枠の左上座標(x1,y1)、右下座標(x2,y2)の対を格納しており、ステップS1803で取得した情報のうちの1点(x,y)が、左上座標(x1,y1)、右下座標(x2,y2)で識別される矩形内の点であるか否かを判断し、1点(x,y)が当該矩形内の点であれば、当該矩形に対応する問題IDを取得する。
(ステップS1805)自他第二解答情報構成部13408は、自他第二解答情報構成部13408は、ステップS1803で取得した情報から、ユーザの解答を決定する。かかる処理は、ステップS1803で取得した情報から文字コードを取得する処理であっても良いし、ステップS1803で取得した情報から選択した解答を決定する処理であっても良い。かかる処理は、公知技術であるので詳細な説明は省略する。
(ステップS1806)自他第二解答情報構成部13408は、ステップS1804で取得した問題IDに対応する正解の情報を取得する。自他第二解答情報構成部13408は、例えば、問題IDと正解の情報を対にして保持している。
(ステップS1807)自他第二解答情報構成部13408は、ステップS1805で決定したユーザの解答とステップS1806で取得した正解が合致するか否かを判断する。合致すればステップS1808に行き、合致しなければステップS1802に戻る。
(ステップS1808)自他第二解答情報構成部13408は、変数「点数」に、問題IDに対応する正解時の点数を加算する。問題IDに対応する正解時の点数は、問題ごとに異なっていても良いし、すべての問題で同一でも良い。ステップS1802に戻る。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図13である。
図19は、第二媒体131の例である。図19において、第二媒体131は、出席領域13101と、選択領域13102と、第一解答領域13103と、第二解答領域13104と、送信指示領域13105と、メモ領域13106を有する。第一解答領域13103は、教育コンテンツの理解を促進するために、ノートを記載するための領域である。第一解答領域13103は、重要なキーワードを記入するような、ノートの領域である。第一解答領域13103は、ノートのひな型である。
また、第二解答領域13104は、教育コンテンツの配信における授業の終了後に、行なわれるテストの解答を記載する領域である。また、第二解答領域13104は、テストの解答をチェックする、または丸で囲んで正解を選択する領域である。さらに、第二解答領域13104は、テストの開始を知らせるための開始領域131041、テストの終了を知らせるための終了領域131042を有する。ユーザが、電子ペン12で開始領域131041をチェックすると、テストを開始したことを送信装置134等が認識し、ユーザが、電子ペン12で終了領域131042をチェックすると、テストを終了したことを送信装置134等が認識する。
また、送信指示領域13105は、出席領域13101に記載された情報等を送信する指示を行なうための領域である。ユーザが、電子ペン12で送信指示領域13105をチェックすると、電子ペン12は、格納している情報(電子ペン12の通過した軌跡の座標情報群)を情報出力装置133に送信する。メモ領域13106は、教育コンテンツの視聴中などに、ユーザが、自由に記載できる領域である。
選択領域13102において、ユーザが「1」の領域を電子ペン12でチェックすると、教育コンテンツのみが情報出力装置133に出力される。また、ユーザが「2」の領域を電子ペン12でチェックすると、ユーザ自身のノート(第一解答領域13103に記載した情報)が情報出力装置133に表示される。また、ユーザが「3」の領域を電子ペン12でチェックすると、他のユーザのノート(他人が第一解答領域13103に記載した情報)が情報出力装置133に表示される。また、ユーザが「4」の領域を電子ペン12でチェックすると、模範となるノートが情報出力装置133に表示される。さらに、ユーザが「マルチ表示」の領域を電子ペン12でチェックすると、教育コンテンツ、ユーザ自身のノート、他人のノート、模範となるノートが4分割で情報出力装置133に表示される。なお、模範となるノートの情報は、例えば、送信装置134が予め保持しており、予め情報出力装置133に配信している、とする。ただし、送信装置134が、模範となるノートの情報を配信するタイミングは問わない。
今、ユーザ(受講者)が、経営に関する教育コンテンツを視聴する、とする。なお、教育コンテンツの視聴のトリガーは問わない。
そして、ユーザは、教育コンテンツを視聴しながら、電子ペン12で第二媒体131にノートをとる。また、ユーザは、教育コンテンツの視聴後、テストを行なうためのコンテンツを視聴し、テストの解答を行なう。さらに、ユーザが、教育コンテンツを視聴している間に分からない用語等がある場合に、第一媒体11の関連情報領域1101を、電子ペン12でチェックする。すると、情報出力装置133にチェックした関連情報領域1101に対応する関連情報が表示される。ユーザが、以上のサービスを享受するための情報処理システムの動作について、以下に、具体的に説明する。
まず、送信装置134のコンテンツ送信部1402は、コンテンツ格納部1401に格納されている経営に関して教育するための教育コンテンツを読み出し、順次、配信する。
次に、情報出力装置133のコンテンツ取得部1301は、教育コンテンツを受信する。そして、情報出力部13306は、受信した教育コンテンツを出力する(図8参照)。ここでの出力は、通常、映像と音声の出力である。
そして、この映像、音声の出力によって、ユーザに、電子ペン12を用いて、第二媒体131の出席領域13101にチェックするように促す。次に、指示通りに、ユーザは、第二媒体131の出席領域13101にチェックする。すると、電子ペン12は、ユーザのチェックした軌跡を示す複数の座標情報を取得する。次に、電子ペン12は、格納している電子ペンを識別する情報である受講者IDを取得する。そして、電子ペン12は、受講者IDと複数の座標情報から情報出力装置133に送信する情報を構成する。かかる電子ペン12が情報出力装置133に送信する情報の例を図20に示す。
次に、ユーザは、第二媒体131の送信指示領域13105をチェックする。すると、電子ペン12は、ユーザのチェックした軌跡を示す複数の座標情報を取得する。そして、電子ペン12は、送信指示領域13105がチェックされたことを認識し、図20に示す情報を、情報出力装置133に送信する。
図21は、情報出力装置133が管理している出力制御管理表である。出力制御管理表は、情報出力装置133が出力する情報を制御するための表である。なお、ここでは、出力され得る情報は、教育コンテンツ、自分のノート、他人のノート、模範ノートの4種類である、とする。自分のノートは、視聴者が第一解答領域13103に記載して作成したノートである。他人のノートは、他の視聴者が第一解答領域13103に記載して作成したノートである。模範ノートは、予め容易されている模範的なノートである。なお、本明細書において、視聴者、受講者、ユーザは同様の意味である。
出力制御管理表は、「ID」「選択指示」「座標情報」「アクション」を有するレコードを1以上格納している。「ID」は、レコードを識別する情報であり、表におけるレコード管理のために存在する。「選択指示」は、選択領域13102のうちの一部の領域を識別する情報であり、選択領域13102に記載されている情報である。「座標情報」は、選択指示で識別される領域を特定する情報であり、領域の左上座標、右下座標を有する。「アクション」は、対応する領域がチェックされた場合に行なわれる動作である。「アクション」内には、「show」という関数が記載されている。関数「show」は、引数のウィンドウに、引数の情報を表示することを示している。「主ウィンドウ」は、画面の全面である。「サブ1ウィンドウ」は、画面の左上のウィンドウである。「サブ2ウィンドウ」は、画面の右上のウィンドウである。「サブ3ウィンドウ」は、画面の左下のウィンドウである。「サブ4ウィンドウ」は、画面の右下のウィンドウである。サブウィンドウを図22に示す。「show(サブ1ウィンドウ,教育コンテンツ)」は、サブ1ウィンドウに教育コンテンツを出力する関数である。
図23は、送信装置134が保持している受講者管理表である。受講者管理表は、受講者を管理するための表である。受講者が電子ペン12で、第二媒体131の出席領域13101をチェックした後、送信指示領域13105をチェックすれば、図20に示すような情報が、電子ペン12から情報出力装置133を経由して送信装置134に送信される。そして、送信装置134の出席情報受信部13403が情報を受信する。次に、出席情報構成部13406が図20の情報から受講者IDを取り出し、受講者管理表に追記する。なお、ここでは、出席情報構成部13406は、受講者管理表から受講者数(受講者管理表のレコード数と一致する)を算出する処理も行う、とする。
図24は、送信装置134が保持しているひな型である。このひな型は、第一解答情報を構成するための情報である。
図25は、送信装置134が保持している問題解答情報管理表である。問題解答情報管理表は、第二媒体131の第二解答領域13104に記載されるテストの問題と解答に関する情報を管理する表である。問題解答情報管理表は、「ID」「問題ID」「問題領域情報」「正解」「正解領域情報」を有するレコードを1以上保持している。「問題ID」は、問題を識別する情報である。「問題領域情報」は、問題IDに対応する問題に対する解答を記載する領域を識別する情報である。解答を記載する領域は、第二媒体131の第二解答領域13104中の領域である。「問題領域情報」は、解答を記載する領域の左上座標、右下座標の情報を有する。「正解」は、問題の正解を示す情報である。「正解領域情報」は、第二解答領域13104中で、正解が記載されている領域を示す情報であり、左上座標、右下座標の情報を有する。なお、第二解答領域13104の一の問題において、複数の解答候補が印刷されており、ユーザは、解答候補に対してチェックする、丸を付けるなどの処理により解答を選択する。そして、送信装置134は、電子ペン12から情報出力装置13経由で、電子ペン12の軌跡である座標情報群を受信し、どの解答が選択されたかを判断する。そして、送信装置134は、選択された解答と正解とが合致するかどうか判断し、合致すれば、所定の点数、例えば、20点を変数「点数」に加算する。
そして、情報出力装置133が教育コンテンツを受信して出力している時(情報出力装置133の画面が図20の場合)に、ユーザが、第二媒体131の選択領域13102の「3」の領域を、電子ペン12でチェックした、とする。そして、電子ペン12は、その軌跡を示す座標情報群を取得し、受講者IDを付与して、情報出力装置133に送信する。すると、情報出力装置133は、図21の出力制御管理表の「座標情報」と受信した座標情報から、選択指示「3」で特定されるアクション「show(主ウィンドウ,他人のノート)」を実行する。かかる実行前に、他人のノートの情報が、送信装置134から情報出力装置133に配信されている、とする。なお、受講者が電子ペン12で第一解答領域13103に記載した情報が、情報出力装置133経由で送信装置134に送信され、送信装置134がひな型と第一解答領域13103に記載された情報を合成して、他人のノートを構成し、情報出力装置133に配信済みである、とする。
そして、情報出力装置133は、「show(主ウィンドウ,他人のノート)」の実行により、図26に示すように、画面の全面に他人のノートを表示できる。かかる処理により、受講生に他人の学習状況が分かり、強い刺激を受けると共に、授業の視聴に一層、熱が入る。なお、教育コンテンツが表示されていない場合でも、通常は、教育コンテンツが有する音声は出力されている、とする。
次に、ユーザが、第二媒体131の選択領域13102の「マルチ表示」の領域を、電子ペン12でチェックした、とする。そして、電子ペン12は、その軌跡を示す座標情報群を取得し、受講者IDを付与して、情報出力装置13に送信する。すると、情報出力装置133は、図21の出力制御管理表の「座標情報」と受信した座標情報から、選択指示「マルチ表示」で特定されるアクション「show(サブ1ウィンドウ,教育コンテンツ)、show(サブ2ウィンドウ,自分のノート)、・・・・」を取得し、実行する。かかる実行前に、自分のノート、他人のノート、模範ノートの情報が、送信装置134から情報出力装置133に配信されている、とする。そして、情報出力装置133の画面は、図27に示すような画面に切り替わる。かかる画面によれば、ユーザは、教育コンテンツを視聴しながら、自分のノート、他人のノート、模範ノートを見ることができる。したがって、ユーザは、より受講に熱心になり、かつ授業の理解度に関する他人と自分の比較も容易にできる。
なお、「マルチ表示」の領域を、電子ペン12でチェックした場合に、図27の表示の代わりに、図28に示すような表示でも良い。つまり、情報出力装置133の画面を、どのようなウィンドウに区分しても良いし、オーバーラップしても良い。また、図28において、出席情報である受講者数を表示している。これは、送信装置134が受信した出席に関する情報に基づいて、受講者数を算出し、情報出力装置133に配信した結果である。図28において、例えば、「ノート1」のウィンドウには自分のノートを表示し、「ノート2」のウィンドウには他人のノートを表示し、「ノート3」のウィンドウには模範ノートを表示する。
また、送信装置134は、受信した出席に関する情報に基づいて、図29に示す情報を構成し、情報出力装置133に配信しても良い。図29に示す情報は、出席情報の一種である受講者数、第一解答領域13103に記載されたノートに関する成績である、受講者のノート点、第二解答領域13104に記載されたミニテストの解答から算出されたミニテストの点数、ノート点の平均点、ミニテストの点数の平均点である。かかる数値の算出は、公知技術により可能である。なお、送信装置134は、図29に示す情報を教育コンテンツとして情報出力装置133に配信しても良いし、出席情報等として、教育コンテンツとは別に情報出力装置133に送信しても良い。
さらに、実施の形態1で説明したように、情報出力装置133が、例えば、図20のコンテンツを出力中に、ユーザが、電子ペン12で、図6の単語辞書ノートの「ISO14000」に対応する関連情報領域1102をチェックした、とする(図9参照)。すると、実施の形態1で説明した動作により、情報出力装置133は、図11または図12等の画面を表示する。
以上、本実施の形態によれば、効果的な教育システムを提供できる。具体的には、受講者は、教育コンテンツを視聴しながら、電子ペンでノートを記載でき、かつ他人または/および自分のノートを画面で確認することができる。また、受講者は、テストの点数なども即座に知ることができる。さらに、受講者は、教育コンテンツなどのコンテンツを視聴しながら、当該コンテンツに関連する情報である関連情報(例えば、分からない用語の意味など)を簡単に知ることができる。この機能によって、コンテンツが教育コンテンツの場合、教育効果が大幅に向上する。
なお、本実施の形態によれば、情報出力装置が選択指示を判断し、情報出力装置が出力する情報を切り換えた。しかし、情報出力装置は、選択領域に記載された電子ペンの軌跡の情報も送信装置に送信し、送信装置が選択指示を判断して、当該選択指示に基づいた出力制御指示を情報出力装置に送信しても良い。かかる場合、送信装置は、情報出力装置から電子ペンを使用して選択領域に記載された情報を受信する選択情報受信部と、選択情報受信部が受信した情報に基づいて出力制御指示を取得する出力制御指示取得部と、出力制御指示取得部が取得した出力制御指示を情報出力装置に送信する出力制御指示送信部をさらに具備する構成である。また、情報出力装置は、コンテンツの出力切り替えの指示である出力制御指示を受信する出力制御指示受信部をさらに具備する構成である。つまり、選択領域に記載された情報をどの装置が解釈しても良い。ユーザが媒体の選択領域に記載した情報に基づいて、出力される情報や出力態様が変更されれば良い。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
また、本実施の形態によれば、電子ペンで記載した情報は、情報出力装置経由で送信装置に送信されたが、電子ペンから直接送信装置に送信されても良いし、他の装置経由で送信装置に送信されても良い。かかることも、他の実施の形態においても同様である。
さらに、本実施の形態における情報出力装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、教育に関するコンテンツである教育コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信ステップと、前記ペン情報受信ステップで受信した情報の中の前記第一媒体に記載された情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得ステップと、前記教育コンテンツ、または/および前記ペン情報受信ステップで受信した情報の中の情報で、前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報に関する情報である自己第一解答情報、または/および前記関連情報取得ステップで取得した関連情報を出力する情報出力ステップを実行させるためのプログラム、である。
また、情報出力装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、教育コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信ステップと、前記ペン情報受信ステップで受信した情報の中の第一媒体に記載された情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得ステップと、前記ペン情報受信ステップで受信した情報のうちの少なくとも一部の情報を送信装置に送信するペン情報送信ステップと、前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザではない第三者が記載した情報に関する情報である他人第一解答情報を受信する他人第一解答情報受信ステップと、前記教育コンテンツ、または/および前記他人第一解答情報、または/および前記関連情報取得部が取得した関連情報を出力する情報出力ステップを実行させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムにおける情報出力ステップは、前記電子ペンを使用して記載された選択指示に基づいて、出力する情報を変更することは好適である。
さらに、情報出力装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、教育コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信ステップと、前記ペン情報受信ステップで受信した情報の中の第一媒体に記載された情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得ステップと、前記ペン情報受信ステップで受信した情報のうちの少なくとも一部の情報を送信するペン情報送信ステップと、出席に関する情報である出席情報を前記送信装置から受信する授業出席情報受信ステップと、前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザではない第三者が記載した情報に関する情報である他人第一解答情報を前記送信装置から受信する他人第一解答情報受信ステップと、前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザが記載した情報に関する情報である自己第一解答情報を前記送信装置から受信する自己第一解答情報受信ステップと、前記電子ペンを使用して前記第二解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザまたは/および第三者が記載した情報に関する情報である自他第二解答情報を前記送信装置から受信する第二解答情報受信ステップと、前記電子ペンを使用して記載された選択指示に基づいて、前記教育コンテンツまたは/および他人第一解答情報または/および自己第一解答情報または/および自他第二解答情報を出力し、かつ前記関連情報取得ステップで取得した関連情報を出力する情報出力ステップを実行させるためのプログラム、である。
(実施の形態3)
本実施の形態において、実施の形態2の送信装置134が2つの装置に分かれている態様について説明する。つまり、実施の形態2の送信装置134が行なっていた教育コンテンツの配信を送信装置14が行い、送信装置134が行なっていたペン情報の各種処理をサーバ装置3101が行う態様である。ペン情報とは、電子ペンで記載された情報から得られた情報(座標情報群)を含む情報である。
図30は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。本情報処理システムは、第一媒体11、第二媒体131、電子ペン12、情報出力装置133、送信装置14、サーバ装置3101を具備する。なお、図30のブロック図において、第一媒体11、第二媒体131は省略されている。
サーバ装置3101は、出席情報受信部13403、第一解答情報受信部13404、第二解答情報受信部13405、出席情報構成部13406、第一解答情報構成部13407、自他第二解答情報構成部13408、出席情報送信部13409、第一解答情報送信部13410、自他第二解答情報送信部13411を具備する。
電子ペン12、情報出力装置133、送信装置14の動作は説明済みである。また、サーバ装置3101は、送信装置134の機能を分割した一部の機能を果たすだけであるので、サーバ装置3101の動作についての説明も省略する。
以上、本実施の形態によれば、効果的な教育システムを提供できる、具体的には、受講者は、教育コンテンツを視聴しながら、電子ペンでノートを記載でき、かつ他人または/および自分のノートを画面で確認することができる。また、テストの点数なども即座に知ることができる。さらに、受講者は、教育コンテンツなどのコンテンツを視聴しながら、当該コンテンツに関連する情報である関連情報(例えば、分からない用語の意味など)を簡単に知ることができる。この機能によって、コンテンツが教育コンテンツの場合、教育効果が大幅に向上する。
(実施の形態4)
本実施の形態において、第一媒体に番組表が記載されている。ユーザは、番組表を電子ペンでチェック等することにより、番組受信装置を操作したり、番組や出演者の詳細情報を番組受信装置に表示させたりすることができる。また、本実施の形態において、電子ペンで取得された情報を、命令信号に変換する処理は、中継装置が行う。命令信号とは、番組受信装置を操作するための信号である。ここで、操作とは、番組受信装置の電源切り替え、表示の切り替え、チェンネル変更、音量変更などであり、種々の操作があり得る。
図34は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。
本情報処理システムは、第一媒体341、電子ペン12、中継装置342、番組受信装置343、送信装置14を具備する。なお、図34のブロック図において、第一媒体341は省略している。
第一媒体341は、番組表が記載されている。第一媒体341は、通常、紙である。ただし、第一媒体341は、プラスチック等、その材質は何でも良い。番組表の記載とは、印刷や、凹凸による型どりなどである。また、第一媒体341は、例えば、特殊ドットパターンが印刷されている。第一媒体341は、例えば、従来技術におけるアノト社のペーパーである。また、第一媒体341は、新聞紙の一部であっても良いし、雑誌の一部であっても良いし、独立した媒体でも良い。また、番組表は、番組についての情報である番組情報が記載された番組欄と、チャンネル番号が記載されたチャンネル番号欄と、時間の情報が記載された時間欄を有する。また、番組表は、番組受信装置343を操作するリモコンのボタン図柄を有しても良い。ボタン図柄とは、例えば、電源オン/OFFの電源ボタンの図柄、音量のアップまたはダウンのボタンの図柄、チャネル変更の図柄、チャネル番号を示す図柄、録画のボタンの図柄などである。
中継装置342は、変換情報格納部34201、記載情報受信部34202、メーカー識別子蓄積部34203、命令信号取得部34204、命令信号送信部34205を具備する。
変換情報格納部34201は、1以上の変換情報を格納している。変換情報とは、電子ペン12で記載された情報と、1以上の命令信号との対応を示す情報である。電子ペン12で記載された情報とは、例えば、電子ペン12から送信される座標情報群の情報である。変換情報は、例えば、領域の情報(例えば、矩形を構成する左上の座標情報(x1,y1)と右下の座標情報(x2,y2))と、1以上の命令信号を対に有する情報である。また、変換情報は、例えば、領域の情報と、メーカー識別子と、1以上の命令信号を対に有する情報である。なお、命令信号とは、番組受信装置を操作するための信号であり、例えば、リモコン信号である。リモコン信号は、例えば、番組受信装置のメーカーに対応して、異なる信号が決められている。なお、命令信号や変換情報やメーカー識別子のデータ構造や、割り当てられているデータ等は問わない。変換情報格納部34201は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
記載情報受信部34202は、電子ペン12から第一媒体341に記載された情報を受信する。記載情報受信部34202は、無線の通信手段が好適であるが、放送を受信する手段や有線の通信手段でも実現可能である。記載情報受信部34202は、例えば、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信手段で実現されることが好適である。
メーカー識別子蓄積部34203は、記載情報受信部34202が受信した情報が、1以上のメーカー欄のいずれか一のメーカー欄に対して電子ペンで記載された情報である場合に、当該一のメーカー欄に対応付けられた情報であるメーカー識別子を蓄積する。メーカー識別子蓄積部34203は、さらに具体的には、メーカー欄の領域を示す情報(例えば、矩形のメーカー欄の左上座標と右下座標の情報)とメーカー識別子の対を1対以上格納している。そして、メーカー識別子蓄積部34203は、電子ペンで記載された情報(例えば、座標情報群)から、どのメーカー欄が指示されたかを決定し、当該メーカー欄と対になるメーカー識別子を読み出す。そして、メーカー識別子蓄積部34203は、読み出したメーカー識別子を、少なくともメモリに一時格納する。メーカー識別子蓄積部34203は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。メーカー識別子蓄積部34203の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
命令信号取得部34204は、記載情報受信部34202が受信した情報に対応する1以上の命令信号を、1以上の変換情報から取得する。さらに具体的には、命令信号取得部34204は、記載情報受信部34202が受信した情報(例えば、座標情報群)に基づいて、変換情報が有する領域情報(例えば、矩形を示す左上座標、右下座標)を検索し、受信した情報(座標情報群)が含まれる領域の領域情報を決定する。次に、命令信号取得部34204は、当該領域情報と対になる1以上の命令信号を示す情報を読み出す。
また、命令信号取得部34204は、好ましくは、記載情報受信部34202が受信した情報に対応し、かつメーカー識別子蓄積部34203が蓄積したメーカー識別子に対応する1以上の命令信号を取得する。かかる場合、変換情報は、メーカー識別子ごとに、異なる命令信号を有する。つまり、例えば、音量アップの命令信号でも、メーカー識別子ごとに異なる。命令信号取得部34204は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。命令信号取得部34204の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
命令信号送信部34205は、命令信号取得部34204が取得した1以上の命令信号を、番組受信装置343に送信する。命令信号送信部34205は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。命令信号送信部34205は、好ましくは、赤外線通信を行う。命令信号送信部34205は、さらに具体的には、テレビに附属するリモコンの赤外線のリモコン発信部である。
番組受信装置343は、コンテンツ取得部34301、情報出力部34302、命令信号受信部34303、動作部34304、関連情報格納部1302、関連情報取得部1304を具備する。番組受信装置343は、例えば、地上波や衛星放送や、CATVの放送を受信し、出力するテレビである。番組受信装置343は、例えば、インターネット放送を受信するパーソナルコンピュータである。番組を受信する装置(例えば、STB)と、番組を表示する装置(ディスプレイ)が分離しており、かかる分離した2つの装置が番組受信装置343であっても良い。
コンテンツ取得部34301は、送信装置14から番組または/および関連情報を受信する。関連情報とは、ここでは、番組に関連する情報であり、例えば、番組の内容を説明する情報や、番組の出演者の情報(プロフィールや行動予定の情報など)である。また、コンテンツ取得部34301は、番組と関連情報が対応付けられている状態で、受信することが好適である。例えば、番組と関連情報は重畳されて、送信装置14から送信される。ただし、コンテンツ取得部34301は、番組を放送受信し、関連情報をインターネット等の通信手段で受信しても良い。また、コンテンツ取得部34301は、記録媒体からコンテンツを読み出しても良い。コンテンツ取得部34301は、放送を受信する手段や通信手段で実現可能である。
情報出力部34302は、コンテンツ取得部34301が取得した番組または/および関連情報を出力する。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、音出力、外部の装置への送信等を含む概念である。情報出力部34302は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。情報出力部34302は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
命令信号受信部34303は、中継装置342から1以上の命令信号を受信する。命令信号受信部34303が受信する1以上の命令信号は、通常、所定の機能を実行する一連の命令信号である。命令信号受信部34303は、無線の通信手段が好適であるが、有線の通信手段でも実現可能である。命令信号受信部34303は、赤外線信号を受信する赤外線受光部であることは好適である。
動作部34304は、命令信号受信部34303が受信した1以上の命令信号に従って動作する。動作とは、電源のオンまたはオフ、音量のアップまたはダウン、チャンネル変更、番組の録画、番組の録画予約の設定など、番組受信装置343が行う動作のいずれでも良い。動作部34304は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。動作部34304の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
次に、情報処理システムの動作について説明する。
まず、送信装置14の動作について説明する。送信装置14のコンテンツ送信部1402は、番組と番組の内容の詳細や出演者のプロフィールなどの情報である関連情報を対応付けて送信する。また、送信装置14のコンテンツ送信部1402は、電子番組表も送信しても良い。
次に、中継装置342の動作について図35、図36のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS3501)記載情報受信部34202は、電子ペン12から第一媒体341に記載された情報を受信したか否かを判断する。情報を受信すればステップS3502に行き、情報を受信しなければステップS3501に戻る。
(ステップS3502)メーカー識別子蓄積部34203は、ステップS3501で受信した情報が、第一媒体341のメーカー欄に、電子ペン12で記載された情報であるか否かを判断する。メーカー欄に記載された情報であればステップS3503に行き、メーカー欄に記載された情報でなければステップS3505に行く。
(ステップS3503)メーカー識別子蓄積部34203は、ステップS3501で受信した情報から、どのメーカー欄が指示されたかを決定し、メーカー識別子を取得する。具体的には、例えば、メーカー識別子蓄積部34203は、ステップS3501で受信した情報(例えば、座標情報群)が含まれる領域に対応するメーカー識別子を取得する。
(ステップS3504)メーカー識別子蓄積部34203は、ステップS3503で取得したメーカー識別子を、図示しない記録媒体に一時蓄積する。ステップS3501に戻る。
(ステップS3505)命令信号取得部34204は、図示しない記録媒体に記録されているメーカー識別子を読み出す。
(ステップS3506)命令信号取得部34204は、1以上の命令信号を、変換情報格納部34201から取得する。命令信号取得部34204の処理の詳細について、図36のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS3507)命令信号送信部34205は、ステップS3506で命令信号が取得できたか否かを判断する。命令信号が取得できていればステップS3508に行き、命令信号が取得できていなければステップS3501に戻る。
(ステップS3508)命令信号送信部34205は、命令信号取得部34204が取得した1以上の命令信号を、番組受信装置343に送信する。ステップS3501に戻る。
なお、図35のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、中継装置342のステップS3506における命令信号取得処理について、図36のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS3601)命令信号取得部34204は、記載情報受信部34202が受信した情報(例えば、座標情報群)から、電子ペンで指示された第一媒体341上の領域を決定し、当該領域に対応する命令信号を、変換情報格納部34201から検索し、取得する。なお、命令信号取得部34204は、記載情報受信部34202が受信した情報(例えば、座標情報群)と、ステップS3505をキーとしてメーカー識別子を検索し、取得することは好適である。
(ステップS3602)命令信号取得部34204は、ステップS3601で取得した命令信号が関連情報の出力指示か否かを判断する。関連情報の出力指示であればステップS3603に行き、関連情報の出力指示でなければステップS3604に行く。
(ステップS3603)命令信号取得部34204は、番組受信装置343に送信する命令(関連情報の出力命令)を構成する。かかる場合、命令信号取得部34204は、ステップS3601で関連情報の出力命令の命令識別子のみを取得し、かつ記載情報受信部34202が受信した情報(例えば、座標情報群)から、どの用語(番組名や出演者名や番組の内容など)が指示されたかを決定する。そのために、ここでは、例えば、変換情報は、1以上の座標情報と番組表内の用語を対応づけた情報を有する。なお、構成した関連情報の出力命令の例は、「関連情報出力(番組名)」や「関連情報出力(出演者名)」などである。上位関数にリターンする。
(ステップS3604)命令信号取得部34204は、ステップS3601で取得した命令信号が録画予約の指示であるか否かを判断する。録画予約の指示であればステップS3605に行き、録画予約の指示でなければ上位関数にリターンする。なお、上位関数にリターンする場合、ステップS3601で取得した命令信号が、通常、中継装置342が取得した命令信号である。
(ステップS3605)命令信号取得部34204は、録画の対象の番組を識別する情報を取得する。録画の対象の番組を識別する情報とは、番組名やGコードなどの番組識別子でも良いし、チャネル番号と時間帯の組の情報でも良い。かかる場合、例えば、変換情報は、1以上の座標情報と番組を識別する情報を対に有する。
(ステップS3606)命令信号取得部34204は、メーカー識別子をキーとして録画予約の命令信号を検索する。そして、命令信号取得部34204は、録画予約する番組を特定した命令信号を構成する。なお、構成した命令信号の例は「録画予約(2,6:00−7:00)」や「録画予約(Gコード)」や「録画予約(番組名)」などである。なお、既にメーカー識別子をキーとして録画予約の命令信号を取得している場合、本ステップでは、録画予約する番組を特定した命令信号を構成するだけでよい。上位関数にリターンする。
なお、命令信号を取得するアルゴリズムは、図36のアルゴリズムに限られないことは言うまでもない。命令信号取得部34204は、ステップS3601で命令信号を取得し、ただちに番組受信装置343に命令信号を送信する場合もあり得る。かかる場合、変換情報は、領域情報と、番組受信装置343が解釈できる(実行できる)命令信号を対に有する。
次に、番組受信装置343の動作について図37のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS3701)コンテンツ取得部34301は、送信装置14から番組または/および関連情報または/および電子番組表(EPG)の情報を有するコンテンツを受信したか否かを判断する。なお、電子番組表(EPG)の情報とは、例えば、いわゆるSI情報である。
(ステップS3702)コンテンツ取得部34301は、受信したコンテンツを、番組、関連情報、EPG等に分離する。なお、コンテンツ取得部34301が一種類の情報のみ(例えば、番組のみ)を受信した場合は、本ステップの処理は不要となる。
(ステップS3703)コンテンツ取得部34301は、ステップS3702で分離した情報の中に関連情報が含まれる場合、当該関連情報を関連情報格納部1302に蓄積する。また、コンテンツ取得部34301は、ステップS3702で分離した情報の中にEPGの情報が含まれる場合、当該EPGの情報を図示しない記録媒体(メインメモリでも可)に蓄積する。
(ステップS3704)情報出力部34302は、ステップS3702で分離した番組を出力する。
(ステップS3705)命令信号受信部34303は、命令信号を受信したか否かを判断する。命令信号を受信すればステップS3706に行き、命令信号を受信しなければステップS3701に戻る。
(ステップS3706)関連情報取得部1304は、ステップS3705で受信した命令信号が関連情報の出力指示であるか否かを判断する。関連情報の出力指示であればステップS3707に行き、関連情報の出力指示でなければステップS3709に行く。
(ステップS3707)関連情報取得部1304は、ステップS3705で受信した命令信号に従って、関連情報格納部1302から関連情報を検索する。
(ステップS3708)情報出力部34302は、ステップS3707で検索した関連情報を出力する。なお、関連情報は、例えば、番組とともに出力される。さらに具体的には、関連情報と番組は、それぞれ、ディスプレイを2分する2つのウィンドウに出力されることは好適である。
(ステップS3709)動作部34304は、ステップS3705で受信した命令信号に従った動作を行う。この動作とは、例えば、録画予約、チャンネル変更、ボリュームアップ/ダウン、電源オン/オフなどである。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図38である。
図38において、電子ペン12は、ブルートゥースの近距離無線通信手段により座標情報群(電子ペン12の軌跡を示す情報)を中継装置342に送信する。中継装置342は、例えば、ブルートゥースの近距離無線通信手段により、電子ペン12から座標情報群を受信し、当該座標情報群を命令信号に変換し、命令信号を赤外線通信により、番組受信装置343に送信する。番組受信装置343は、例えば、デジタルテレビである。送信装置14は、例えば、地上波または衛星によるデジタル放送装置である。また、第一媒体341には、番組表の情報、および番組受信装置343を操作するためのボタンの図柄(電源オン/オフのボタンの図柄、ボリュームアップ/ダウンのボタンの図柄、チャンネルアップ/ダウンのボタンの図柄、チャンネル番号選択のボタンの図柄など)が印刷されている。ここでは、第一媒体341は、紙である。第一媒体341は、新聞紙の番組欄を拡張したものでも良いし、テレビガイド関連の雑誌のページを構成するものでも良い。
かかる場合、第一媒体341の具体例を図39に示す。図39において、番組表は、時間の情報が記載された時間欄3901、チャンネル番号が記載されたチャンネル番号欄3902、番組受信装置343が受信し出力する番組についての情報である番組情報が記載された番組欄3903を有する。また、番組欄3903は、番組名の関連情報を出力するための番組名チェックボックス39031、出演者の関連情報を出力するための出演者チェックボックス39032、録画するための録画チェックボックス39033も印刷されている。ユーザは、電子ペン12で、番組名チェックボックス39031をチェックすると、番組の関連情報が番組受信装置343に出力される。また、ユーザは、電子ペン12で、出演者チェックボックス39032をチェックすると、出演者の関連情報が番組受信装置343に出力される。また、ユーザは、電子ペン12で、録画チェックボックス39033をチェックすると、番組受信装置343に対応する番組の録画がされる、または録画予約の設定がされる。また、ユーザは、電子ペン12で、チャンネル番号欄3902をチェックすると、当該チャンネルに変更される。
また、ここでは、第一媒体341には、番組受信装置343を操作するためのボタンの図柄の集合であるリモコン図柄が印刷されている。リモコン図柄として、第一媒体341には、電源オン/オフのボタンの図柄である電源図柄3904、ボリュームアップ/ダウンのボタンの図柄であるボリューム図柄3905、チャンネルアップ/ダウンのボタンの図柄であるチャンネル図柄3906、チャンネル番号選択のボタンの図柄であるチャンネル番号図柄3907、番組受信装置343のメーカーを指定するためのチェックボックスであるメーカーチェックボックス3908がある。
なお、第一媒体341は、番組表とリモコン図柄が分離されていても良い。かかる場合、リモコン図柄は、例えば、図40である。図40において、第一媒体341上に、テレビのリモコンと同様の図柄が描かれている。かかる場合、番組表は、例えば、図39の番組表からリモコンのボタン等の図柄(電源オン/オフのボタンの図柄、ボリュームアップ/ダウンのボタンの図柄、チャンネルアップ/ダウンのボタンの図柄、チャンネル番号選択のボタンの図柄、メーカー欄の表示など)を除いたものである。
また、中継装置342の変換情報格納部34201には、図41に示す変換情報管理表が格納されている。変換情報管理表は、「ID」「領域(x1,y1)(x2,y2)」「命令信号」「意味」を有するレコードを1以上管理している。「ID」は、レコードを識別する情報であり、表におけるレコード管理のために存在する。「領域(x1,y1)(x2,y2)」は、第一媒体341上の領域を特定するための座標情報であり、ここでは、領域は矩形であり、左上座標(x1,y1)および右上座標(x2,y2)により特定される。「命令信号」は、番組受信装置343に送信される命令である。「命令信号」は、例えば、赤外線信号である。ただし、「命令信号」は、他の命令を識別する信号でも良い。「意味」は、明瞭にするために記載しているだけで、中継装置342は保持していなくても良い。図41に示す変換情報管理表において、「領域(x1,y1)(x2,y2)」が示す矩形内に、電子ペン12で記載された(チェックされた等)場合に、「命令信号」の属性値である命令信号が、中継装置342から番組受信装置343に送信されることを示す。
また、番組受信装置343の関連情報格納部1302は、図42から図44に示す関連情報を保持している。かかる関連情報は、送信装置14から送信されたものであっても良いし、記録媒体から読み出されたものであっても良いし、図示しない送信から送信されたものであっても良い。
図42は、番組情報管理表である。番組情報管理表は、「ID」「CH」「時間帯」「番組名」「番組情報」の属性値を有するレコードを1以上管理している。「CH」は、チャンネル番号、「時間帯」は時間帯の情報、「番組名」は番組名、「番組情報」は番組名またはチャンネルと時間帯で特定される番組の詳細情報である。番組情報管理表は、番組に関連する情報、例えば、番組の内容を詳細に説明する情報を管理している。
図43は、出演者情報管理表である。出演者情報管理表は、「ID」「CH」「時間帯」「出演者ID」「出演者情報」の属性値を有するレコードを1以上管理している。「出演者ID」は、チャンネルと時間帯で特定される番組の出演者の中での識別子である。「出演者情報」は、出演者のプロフィール等の詳細情報である。出演者情報管理表は、番組の出演者に関連する情報、例えば、番組の出演者のプロフィールの情報を管理している。
図44は、内容詳細情報管理表である。内容詳細情報管理表は、「ID」「CH」「時間帯」「内容ID」「内容詳細情報」の属性値を有するレコードを1以上管理している。「内容ID」は、チャンネルと時間帯で特定される番組で放送される各内容(項目やサブタイトルと同意義)の中での識別子である。「内容詳細情報」は、番組で放送される項目の詳細情報である。内容詳細情報管理表は、番組で放送される項目やコーナーやトピックスなどの詳細情報を管理している。
かかる場合、以下のように処理が行われる。
まず、ユーザは、電子ペン12を持って、図39の第一媒体341のメーカー欄のいずれかのメーカー識別子のチェックボックスをチェックする。このメーカー識別子は、番組受信装置343の製造メーカーを識別する情報である。ここで、ユーザは、「メーカーA」のチェックボックスを、電子ペン12でチェックした、とする。
次に、電子ペン12は、ユーザがチェックした軌跡を示す座標情報群を取得し、中継装置342に送信する。
次に、中継装置342の記載情報受信部34202は、座標情報群を受信する。そして、メーカー識別子蓄積部34203は、受信した座標情報群がメーカー欄に記載された情報であるか否かを判断する。ここで、メーカー識別子蓄積部34203は、図41のID「158」のレコードの属性値「領域」が示す矩形領域に座標情報群の座標情報が含まれることを検知し、座標情報群がメーカー欄に記載された情報である、と判断する。そして、メーカー識別子蓄積部34203は、図41の変換情報管理表から、命令信号「蓄積(メーカーA)」を取得する。次に、メーカー識別子蓄積部34203は、メーカー識別子「メーカーA」を図示しない記録媒体に一時蓄積する。なお、命令信号「蓄積(メーカーA)」は、引数「メーカーA」を蓄積する命令である。
次に、ユーザは、電子ペン12で、39031の番組名チェックボックスをチェックした、とする。そして、電子ペン12は、ユーザがチェックした軌跡を示す座標情報群を取得する。かかる座標情報群を、図45に示す。
次に、電子ペン12は、図45に示す座標情報群を、中継装置342に送信する。
中継装置342の記載情報受信部34202は、図45に示す座標情報群を受信する。そして、メーカー識別子蓄積部34203は、図45に示す座標情報群がメーカー欄に記載された情報であるか否かを判断する。メーカー欄(図39の3908などを含む領域)に記載された情報でないので、命令信号取得部34204は、図示しない記録媒体に格納されているメーカー識別子「メーカーA」を取得する。
次に、命令信号取得部34204は、図45の座標情報群をキーとして、図41の変換情報管理表を検索し、ID=「50」のレコードを取得する。そして、命令信号取得部34204は、ID=「50」のレコードが有する命令信号「番組情報出力(2,6:00)」を読み出す。
次に、命令信号送信部34205は、命令信号「番組情報出力(2,6:00)」を、番組受信装置343に送信する。
次に、番組受信装置343は、現在、番組「モーニング・ナウ」を出力中である、とする。つまり、現在、例えば、6時22分で、チャンネル「2」の番組がチューニングされ、出力されている、とする。
そして、番組受信装置343の命令信号受信部34303は、命令信号「番組情報出力(2,6:00)」を受信する。
次に、関連情報取得部1304は、命令信号「番組情報出力(2,6:00)」の「番組情報出力」から、関連情報の出力指示であると判断し、関連情報格納部1302から関連情報を検索する。具体的には、命令信号「番組情報出力(2,6:00)」の引数「2」に合致する「CH」であり、「6:00」を含む「時間帯」のレコードを、図42の番組情報管理表から検索し、ID=「1」のレコードの「番組情報」を読み出す。
そして、情報出力部34302は、番組情報「渡辺X、田中Yがお届けする時事問題を中心とした・・・・」を出力する。かかる場合、情報出力部34302は、例えば、図42(a)の表示から、図42(b)の表示に変更する。つまり、情報出力部34302は、番組のみを表示している状態から、番組と番組情報を表示するように変更する。
次に、ユーザは、第一媒体341の39033(a)の録画チェックボックスを、電子ペン12でチェックした、とする。
次に、電子ペン12は、39033(a)の録画チェックボックスをチェックした軌跡を示す座標情報群を取得し、中継装置342に送信する。
次に、中継装置342の記載情報受信部34202は、座標情報群を受信する。そして、命令信号取得部34204は、格納されているメーカー識別子「メーカーA」を読み出す。次に、命令信号取得部34204は、受信した座標情報群をキーとして、図41の変換情報管理表を検索しID=「85」のレコードを取得する。そして、命令信号取得部34204は、メーカー識別子「メーカーA」に対応する、ID=「85」のレコードが有する命令信号「録画コードA(4,7:00−8:00)」を読み出す。
次に、命令信号送信部34205は、命令信号「録画コードA(4,7:00−8:00)」を、番組受信装置343に送信する。
そして、番組受信装置343の命令信号受信部34303は、命令信号「録画コードA(4,7:00−8:00)」を受信する。
次に、番組受信装置343の動作部34304は、命令信号「録画コードA(4,7:00−8:00)」に従った動作を行い、番組「朝ドラマX」の録画予約を設定する。
そして、例えば、情報出力部34302は、図47(a)に示す、番組のみを出力している状態から、図47(b)に示すような、録画予約の設定が完了した旨の出力を行う。
なお、録画予約の設定が完了した旨の出力は、一定時間出力した後、自動的に未表示になることが好適である。
以上、本実施の形態によれば、電子ペンを用いた番組受信装置の制御ができる。さらに具体的には、媒体に記載された番組表や、媒体に記載されたリモコンの図柄を、電子ペンでチェック等することにより、録画予約できたり、チェンネル変更や音量のアップ/ダウン等ができる。
また、本実施の形態によれば、中継装置が電子ペンの情報から番組受信装置に与える命令信号に変換するので、公知の電子ペンや番組受信装置(テレビなど)の構成を変更する必要がない。また、電子ペンの構成が簡単になる結果、中継装置が1台あれば、多数の電子ペンで番組受信装置を制御できる。つまり、一つの中継装置で、多人数が自分の電子ペンを使用して、番組受信装置を制御できる。
また、本実施の形態によれば、紙媒体の番組表をチェックするだけで録画予約等が可能であるので、番組受信装置が非常に使いやすくなる。
また、本実施の形態によれば、電子ペンで媒体(紙など)の番組表をチェックするだけで録画予約が可能になり、録画予約した番組が媒体上に残り、何が録画予約されたかが非常に分かり易い。
また、本実施の形態によれば、電子ペンで媒体の番組表が有するチェックボックスをチェックするだけで、関連情報が出力されるので、ユーザが興味を持った内容が媒体上に残り、好適である。
また、本実施の形態によれば、ユーザは、番組の各種情報を見ながら(番組表を見ながら)、番組受信装置を制御できる。
なお、本実施の形態によれば、第一媒体341は、新聞の番組表であることは好適である。かかる場合、非常に使い易い、使い捨てのリモコンが提供でき、リモコンが家庭に溢れる、という問題や、リモコンを紛失する、という問題も少なくなる。新聞は、無くなっても翌日には届くからである。かかることは、後述する実施の形態でも同様である。なお、第一媒体341は、雑誌のページを構成するものでも良い。
また、本実施の形態において、番組等のコンテンツは、送信装置14から送信されたが、番組受信装置343は記録媒体からコンテンツを読み出す構成でも良い。かかることも、後述する実施の形態でも同様である。
また、本実施の形態において、対象とする番組受信装置のメーカーが決まっている場合、または、メーカー共通の番組受信装置の制御コードが存在する場合など、メーカー識別子蓄積部が必要ない場合もあり得る。かかることも、後述する実施の形態でも同様である。
また、本実施の形態において、第一媒体に記載されている番組表やリモコンの図柄は、他の機能のボタン等(たとえば、記録媒体のコンテンツを再生したり、早送りや、巻き戻しや、コマ送りなどのボタン)が記載されていても良いことは言うまでもない。かかることも、後述する実施の形態でも同様である。
また、本実施の形態において、第一媒体(媒体)は、番組受信装置が受信し出力する番組についての情報である番組情報が記載された番組欄とチャンネル番号が記載されたチャンネル番号欄と時間の情報が記載された時間欄を有し、電子ペンで記載される欄を有し、前記電子ペンで当該欄に記載されることにより、前記番組受信装置を制御できる媒体である。番組受信装置の制御とは、上述した録画予約、チャンネル変更、音量変更、電源切り替え等である。
また、本実施の形態の具体例において、電子ペンで第一媒体に記載するのは、チェックボックスをチェックであった。しかし、他の記載方法で、番組や出演者や、録画予約の動作等を指示しても良い。例えば、ユーザは、丸の図形で番組欄を囲む記載を電子ペンで行った場合、当該丸で囲まれた番組の録画予約を行うようにしても良い。丸の図形で番組欄を囲む記載を行った場合、電子ペンは、当該丸の軌跡の座標情報群を取得し、電子ペンや中継装置や番組受信装置等で、どの番組が指示されたかを決定し、番組受信装置が当該番組の録画予約を行う。なお、ユーザが2以上の番組を一つの丸で囲む記載を電子ペンで行った場合、番組受信装置は、当該2以上の番組をまとめて、録画予約する処理をしても良い。かかる場合、ユーザは、電子ペンを用いて、例えば、2以上の番組を、1つの丸で囲む。
さらに、本実施の形態における中継装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、電子ペンから第一媒体に記載された情報を受信する記載情報受信ステップと、前記記載情報受信ステップで受信した情報に対応する1以上の命令信号を、格納している1以上の変換情報から取得する命令信号取得ステップと、前記命令信号取得ステップで取得した1以上の命令信号を、前記番組受信装置に送信する命令信号送信ステップを実行させるためのプログラム、である。
(実施の形態5)
本実施の形態において、第一媒体に番組表が記載されている。ユーザは、番組表を電子ペンでチェック等することにより、番組受信装置を操作したり、番組や出演者の詳細情報を番組受信装置に表示させたりすることができる。また、本実施の形態において、電子ペンで取得された情報を、番組受信装置を操作するための命令信号に変換する処理は、電子ペンが行う。したがって、本実施の形態において、中継装置は存在しない。
図48は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。
情報処理システムは、第一媒体341、電子ペン481、番組受信装置343、送信装置14を具備する。なお、図48のブロック図において、第一媒体341は省略している。
電子ペン481は、情報取得部1201、変換情報格納部34201、メーカー識別子蓄積部34203、命令信号取得部34204、命令信号送信部34205を具備する。電子ペン481を構成する各構成要素について、上記の実施の形態で説明したので、ここでの説明は省略する。
次に、情報処理システムを構成する電子ペン481の動作について、図49のフローチャートを用いて説明する。図49のフローチャートにおいて、図35のフローチャートと異なるステップについてのみ説明する。
(ステップS4901)情報取得部1201が情報(例えば、座標情報群)を取得したか否かを判断する。この判断のタイミングは、一のストロークが完了した場合である。情報を取得すればステップS3502に行き、情報を取得しなければステップS4901に戻る。
また、番組受信装置343、送信装置14の動作については説明済みである。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図50である。
図38において、電子ペン481は、例えば、赤外線信号やブルートゥースの近距離無線通信手段により命令信号を番組受信装置343に送信する。
今、第一媒体341の例は、図39である。また、電子ペン481の変換情報格納部34201には、図41に示す変換情報管理表が格納されている。
また、番組受信装置343の関連情報格納部1302は、図42から図44に示す関連情報を保持している。
かかる場合、まず、ユーザは、電子ペン481を持って、図39の第一媒体341のメーカー欄の「メーカーA」のチェックボックスをチェックした、とする。
次に、電子ペン481は、ユーザがチェックした軌跡を示す座標情報群を取得する。
そして、メーカー識別子蓄積部34203は、図41の変換情報管理表から、命令信号「蓄積(メーカーA)」を取得する。次に、メーカー識別子蓄積部34203は、メーカー識別子「メーカーA」を図示しない記録媒体に一時蓄積する。
次に、ユーザは、電子ペン481で、39031の番組名チェックボックスをチェックした、とする。そして、電子ペン481は、図45に示す座標情報群を取得する。
そして、命令信号取得部34204は、図45の座標情報群をキーとして、図41の変換情報管理表を検索し、ID=「50」のレコードを取得する。そして、命令信号取得部34204は、ID=「50」のレコードが有する命令信号「番組情報出力(2,6:00)」を読み出す。
次に、電子ペン481の命令信号送信部34205は、命令信号「番組情報出力(2,6:00)」を、番組受信装置343に送信する。
そして、番組受信装置343は、実施の形態4の具体例として述べた動作を行う。つまり、番組受信装置343は、図46(b)に示すような出力を行う。
次に、ユーザは、第一媒体341の39033(a)の録画チェックボックスを、電子ペン481でチェックした、とする。
次に、電子ペン481は、39033(a)の録画チェックボックスをチェックした軌跡を示す座標情報群を取得する。
そして、命令信号取得部34204は、格納されているメーカー識別子「メーカーA」を読み出す。次に、命令信号取得部34204は、受信した座標情報群をキーとして、図41の変換情報管理表を検索しID=「85」のレコードを取得する。そして、命令信号取得部34204は、メーカー識別子「メーカーA」に対応する、ID=「85」のレコードが有する命令信号「録画コードA(4,7:00−8:00)」を読み出す。
次に、命令信号送信部34205は、命令信号「録画コードA(4,7:00−8:00)」を、番組受信装置343に送信する。
そして、番組受信装置343は、実施の形態4の具体例として述べた動作を行う。つまり、番組受信装置343の動作部34304は、命令信号「録画コードA(4,7:00−8:00)」に従った動作を行い、番組「朝ドラマX」の録画予約を設定する。
以上、本実施の形態によれば、電子ペンを用いて番組受信装置を制御できる。さらに具体的には、媒体に記載された番組表や、媒体に記載されたリモコンの図柄を、電子ペンでチェック等することにより、録画予約できたり、チェンネル変更や音量のアップ/ダウン等ができる。
また、本実施の形態によれば、媒体の番組表をチェックするだけで録画予約等が可能であるので、番組受信装置が非常に使いやすくなる。
また、本実施の形態によれば、電子ペンで媒体の番組表をチェックするだけで録画予約が可能になり、録画予約した番組が紙上に残り、何が録画予約されたかが非常に分かり易い。
さらに、本実施の形態における電子ペンを実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、第一媒体に記載された情報を取得する情報取得ステップと、前記情報取得ステップで取得した情報に対応する1以上の命令信号を、格納している1以上の変換情報から取得する命令信号取得ステップと、前記命令信号取得ステップで取得した1以上の命令信号を、番組受信装置に送信する命令信号送信ステップを実行するためのプログラム、である。
(実施の形態6)
本実施の形態において、第一媒体に番組表が記載されている。ユーザは、番組表を電子ペンでチェック等することにより、番組受信装置を操作したり、番組や出演者の詳細情報を番組受信装置に表示させたりすることができる。また、本実施の形態において、電子ペンで取得された情報を、番組受信装置を操作するための命令信号に変換する処理は、番組受信装置が行う。したがって、本実施の形態において、中継装置は存在しない。
図51は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。
情報処理システムは、第一媒体341、電子ペン12、番組受信装置513、送信装置14を具備する。なお、図51のブロック図において、第一媒体341は省略している。
番組受信装置513は、変換情報格納部34201、記載情報受信部34202、命令信号取得部34204、コンテンツ取得部34301、情報出力部34302、動作部34304、関連情報格納部1302、関連情報取得部1304を具備する。番組受信装置513を構成する各構成要素について、上記の実施の形態で説明したので、ここでの説明は省略する。
次に、情報処理システムを構成する番組受信装置513の動作について、図52のフローチャートを用いて説明する。図52のフローチャートにおいて、図35、図37のフローチャートのステップを組み合わせた処理となるので、説明を省略する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図53である。
図53において、電子ペン12は、例えば、赤外線信号やブルートゥースの近距離無線通信手段により記載された情報(例えば、座標情報群)を番組受信装置343に送信する。
今、第一媒体341の例は、図39である。また、番組受信装置513の変換情報格納部34201には、図41に示す変換情報管理表が格納されている。
また、番組受信装置513の関連情報格納部1302は、図42から図44に示す関連情報を保持している。
かかる場合、まず、ユーザは、電子ペン12を持って、39031の番組名チェックボックスをチェックした、とする。
次に、電子ペン12は、ユーザがチェックした軌跡を示す図45の座標情報群を取得し、番組受信装置513に送信する。
次に、番組受信装置513の記載情報受信部34202は、座標情報群を受信する。
次に、番組受信装置513の命令信号取得部34204は、図45の座標情報群をキーとして、図41の変換情報管理表を検索し、ID=「50」のレコードを取得する。そして、命令信号取得部34204は、ID=「50」のレコードが有する命令信号「番組情報出力(2,6:00)」を読み出す。
次に、関連情報取得部1304は、命令信号「番組情報出力(2,6:00)」の「番組情報出力」から、関連情報の出力指示であると判断し、関連情報格納部1302から関連情報を検索する。具体的には、命令信号「番組情報出力(2,6:00)」の引数「2」に合致する「CH」であり、「6:00」を含む「時間帯」のレコードを、図42の番組情報管理表から検索し、ID=「1」のレコードの「番組情報」を読み出す。
そして、情報出力部34302は、番組情報「渡辺X、田中Yがお届けする時事問題を中心とした・・・・」を出力する。かかる場合、情報出力部34302は、例えば、図42(a)の表示から、図42(b)の表示に変更する。つまり、情報出力部34302は、番組のみを表示している状態から、番組と番組情報を表示するように変更する。
次に、ユーザは、第一媒体341の39033(a)の録画チェックボックスを、電子ペン12でチェックした、とする。
次に、電子ペン12は、39033(a)の録画チェックボックスをチェックした軌跡を示す座標情報群を取得し、番組受信装置513に送信する。
そして、記載情報受信部34202は、座標情報群を受信する。
次に、命令信号取得部34204は、受信した座標情報群をキーとして、図41の変換情報管理表を検索しID=「85」のレコードを取得する。そして、命令信号取得部34204は、ID=「85」のレコードが有する命令信号「録画コードA(4,7:00−8:00)」を読み出す。
次に、番組受信装置343の動作部34304は、命令信号「録画コードA(4,7:00−8:00)」に従った動作を行い、番組「朝ドラマX」の録画予約を設定する。
そして、例えば、情報出力部34302は、図47(a)に示す、番組のみを出力している状態から、図47(b)に示すような、録画予約の設定が完了した旨の出力を行う。
なお、録画予約の設定が完了した旨の出力は、一定時間出力した後、自動的に未表示になることが好適である。
以上、本実施の形態によれば、電子ペンを用いた番組受信装置の制御ができる。さらに具体的には、媒体に記載された番組表や、媒体に記載されたリモコンの図柄を、電子ペンでチェック等することにより、録画予約できたり、チェンネル変更や音量のアップ/ダウン等ができる。
また、本実施の形態によれば、媒体の番組表をチェックするだけで録画予約等が可能であるので、番組受信装置が非常に使いやすくなる。
また、本実施の形態によれば、電子ペンで媒体の番組表をチェックするだけで録画予約が可能になり、録画予約した番組が紙上に残り、何が録画予約されたかが非常に分かり易い。
さらに、本実施の形態における番組受信装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、送信装置から番組を受信するコンテンツ取得ステップと、前記コンテンツ取得ステップで受信した番組を出力する情報出力ステップと、電子ペンから第一媒体に記載された情報を受信する記載情報受信ステップと、前記記載情報受信ステップで受信した情報に対応する1以上の命令信号を、格納している1以上の変換情報から取得する命令信号取得ステップと、前記命令信号取得ステップで取得した1以上の命令信号に従って動作する動作ステップを実行させるためのプログラム、である。
なお、上記実施の形態の記載で分かるように、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。上記実施の形態において、コンテンツを受信するコンテンツ取得ステップと、前記コンテンツを出力するステップと、前記コンテンツの出力中に、電子ペンを用いて媒体に記載された情報に基づいて取得された関連情報を出力するステップを具備する情報出力方法を実現できれば良い。
なお、本明細書の実施の形態によれば、第二媒体は、例えば、図19に示すものであったが、図31から図33に示す媒体でも良い。受講者のレベルに応じて、第一解答領域を変更することは好適である。
また、本明細書の実施の形態によれば、第二媒体は、ノートの第一解答領域、テストの第二解答領域を有したが、どちらか一方の解答領域でも良い。また、媒体は、図19に示す領域以外の領域を有しても良いし、図19に示す領域の一部の領域のみ有する構成でも良い。
また、本明細書の実施の形態における教育コンテンツは、以下の構成が望ましい。つまり、第一部で講義の目的や受講方法が説明される。この第一部で、出席領域にチェックすることなどが、視聴者に促される。第二部で本題の講義に入る。第三部で模範ノートや他人のノートや自分のノートを見るように促す。かかる場合、集中できるBGMを流すことは好適である。第四部でテストを行なう。映像または/および音声で問題を説明する。さらに、ユーザは、媒体の第二解答領域にテストの解答を電子ペンで記載していく。第五部で点数の表示、ランキングの表示、平均点の表示をすることは好適である。
また、本明細書の実施の形態によれば、コンテンツは主として教育用のコテンツであったが、教育用のコンテンツに限らない。つまり、本明細書において、受信したコンテンツの出力中に、電子ペンを用いて媒体に記載された情報に基づいて取得された関連情報(コンテンツに関連する情報)を出力する出力方法を提案している。コンテンツは、料理のコンテンツでも良いし、自作の撮影画像でも良いし、その他動画を含むコンテンツであれば良い。
また、上記で述べたプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信するステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記各実施の形態において、第一媒体11、第二媒体131は、紙以外の媒体でも良い。例えば、第一媒体11、第二媒体131は、プラスチックなどでも良い。また、第一媒体11と第二媒体131の材質が異なっていても良い。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(送信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において一の装置から他の装置への情報の送受信は、直接的であっても、間接的(第三の装置を介して)であっても良い。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理システムは、コンテンツを視聴している際に、当該視聴しているコンテンツに関連する情報を容易に取得できるという効果を有し、教育用のコンテンツサービスや情報出力装置等として有用である。
実施の形態1における情報処理システムの概念図 同情報処理システムのブロック図 同座標検出技術を説明する図 同情報出力装置の動作について説明するフローチャート 同情報出力装置の動作について説明するフローチャート 同第一媒体の例を示す図 同関連情報管理表を示す図 同情報出力装置の出力例を示す図 同第一媒体の使用例を示す図 同電子ペンが情報出力装置に送信する情報の例を示す図 同関連情報の出力例を示す図 同関連情報の出力例を示す図 実施の形態2における情報処理システムの概念図 同情報処理システムのブロック図 同情報出力装置の動作について説明するフローチャート 同送信装置の動作について説明するフローチャート 同送信装置の動作について説明するフローチャート 同送信装置の動作について説明するフローチャート 同第二媒体の例を示す図 同電子ペンが情報出力装置に送信する情報の例を示す図 同出力制御管理表を示す図 同サブウィンドウの例を示す図 同受講者管理表を示す図 同送信装置が保持しているひな型の例を示す図 同問題解答情報管理表を示す図 同情報出力装置の出力例を示す図 同情報出力装置の出力例を示す図 同情報出力装置の出力例を示す図 同情報出力装置の出力例を示す図 実施の形態3における情報処理システムのブロック図 同媒体の例を示す図 同媒体の例を示す図 同媒体の例を示す図 実施の形態4における情報処理システムのブロック図 同中継装置の動作について説明するフローチャート 同中継装置の動作について説明するフローチャート 同番組受信装置の動作について説明するフローチャート 同情報処理システムの概念図を示す図 同第一媒体の具体例を示す図 同第一媒体の具体例を示す図 同変換情報管理表を示す図 同番組情報管理表を示す図 同出演者情報管理表を示す図 同内容詳細情報管理表を示す図 同座標情報群の例を示す図 同番組受信装置の出力例を示す図 同番組受信装置の出力例を示す図 実施の形態5における情報処理システムのブロック図 同電子ペンの動作について説明するフローチャート 同情報処理システムの概念図を示す図 実施の形態6における情報処理システムのブロック図 同番組受信装置の動作について説明するフローチャート 同情報処理システムの概念図を示す図

Claims (64)

  1. 第一媒体と、電子ペンと、情報出力装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、
    前記第一媒体は、
    前記情報出力装置で出力するコンテンツに関連する情報である関連情報を指定する領域である関連情報領域を1以上有し、
    前記電子ペンは、
    前記第一媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報を前記情報出力装置に送信する送信部を具備し、
    前記情報出力装置は、
    前記送信装置からコンテンツを受信するコンテンツ取得部と、
    前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、
    前記ペン情報受信部が受信した情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得部と、
    前記コンテンツおよび前記関連情報を出力する情報出力部を具備し、
    前記送信装置は、
    コンテンツを格納しているコンテンツ格納部と、
    前記コンテンツを送信するコンテンツ送信部を具備する情報処理システム。
  2. 前記第一媒体の前記関連情報領域または当該関連情報領域付近には、前記コンテンツに関連する用語が記載されており、
    前記関連情報は、
    前記用語についての説明または訳を示す情報である請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記関連情報取得部は、
    前記ペン情報受信部が前記電子ペンから、前記第一媒体に記載された情報を受信した場合に、ただちに関連情報を取得し、
    前記情報出力部は、
    前記関連情報取得部が関連情報を取得した場合に、ただちに関連情報を出力する請求項1または請求項2いずれか記載の情報処理システム。
  4. 第一媒体と、第二媒体と、電子ペンと、情報出力装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、
    前記第一媒体は、
    前記情報出力装置が出力するコンテンツに関連する情報である関連情報を指定する領域である関連情報領域を1以上有し、
    前記第二媒体は、
    第一の解答を記入する領域である第一解答領域を有し、
    前記電子ペンは、
    前記第一媒体または前記第二媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報を前記情報出力装置に送信する送信部を具備し、
    前記情報出力装置は、
    前記送信装置から教育に関するコンテンツである教育コンテンツを受信するコンテンツ取得部と、
    前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、
    前記ペン情報受信部が受信した情報の中の前記第一媒体に記載された情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得部と、
    前記教育コンテンツ、または/および前記ペン情報受信部が受信した情報の中の情報で、前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報に関する情報である自己第一解答情報、または/および前記関連情報取得部が取得した関連情報を出力する情報出力部を具備し、
    前記送信装置は、
    教育コンテンツを格納している教育コンテンツ格納部と、
    前記教育コンテンツを送信する教育コンテンツ送信部を具備する情報処理システム。
  5. 第一媒体と、第二媒体と、電子ペンと、情報出力装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、
    前記第一媒体は、
    前記情報出力装置が出力するコンテンツに関連する情報である関連情報を指定する領域である関連情報領域を1以上有し、
    前記第二媒体は、
    前記情報出力装置が出力するコンテンツを選択する領域である選択領域と、第一の解答を記入する領域である第一解答領域を有し、
    前記電子ペンは、
    前記第一媒体または前記第二媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報を前記情報出力装置に送信する送信部を具備し、
    前記情報出力装置は、
    前記送信装置から教育に関するコンテンツである教育コンテンツを受信するコンテンツ取得部と、
    前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、
    前記ペン情報受信部が受信した情報の中の前記第一媒体に記載された情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得部と、
    前記ペン情報受信部が受信した情報のうちの少なくとも一部の情報を前記送信装置に送信するペン情報送信部と、
    前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザではない第三者が記載した情報に関する情報である他人第一解答情報を受信する他人第一解答情報受信部と、
    前記教育コンテンツ、または/および前記他人第一解答情報、または/および前記関連情報取得部が取得した関連情報を出力する情報出力部を具備し、
    前記送信装置は、
    教育コンテンツを格納している教育コンテンツ格納部と、
    前記教育コンテンツを送信する教育コンテンツ送信部と、
    前記情報出力装置から前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報を受信する解答情報受信部と、
    前記解答情報受信部が受信した情報に基づいて、他人第一解答情報を構成する他人第一解答情報構成部と、
    前記他人第一解答情報構成部が構成した他人第一解答情報を前記情報出力装置に送信する他人第一解答情報送信部を具備する情報処理システム。
  6. 前記第二媒体は、
    前記情報出力装置に出力する情報を選択する情報である選択指示を記載する領域である選択領域をさらに有し、
    前記情報出力部は、
    前記電子ペンを使用して記載された選択指示に基づいて、出力する情報を変更する請求項4または請求項5記載の情報処理システム。
  7. 第一媒体と、第二媒体と、電子ペンと、情報出力装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、
    前記第一媒体は、
    前記情報出力装置で出力するコンテンツに関連する情報である関連情報を指定する領域である関連情報領域を1以上有し、
    前記第二媒体は、
    教育に出席をしていること示す情報を記載する領域である出席領域と、
    前記情報出力装置に出力するコンテンツを選択する情報である選択指示を記載する領域である選択領域と、
    第一の解答を記載する領域である第一解答領域と、
    第二の解答を記載する領域である第二解答領域を有し、
    前記電子ペンは、
    前記第一媒体または前記第二媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報を前記情報出力装置に送信する送信部を具備し、
    前記情報出力装置は、
    前記送信装置から教育に関するコンテンツである教育コンテンツを受信するコンテンツ取得部と、
    前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、
    前記ペン情報受信部が受信した情報の中の前記第一媒体に記載された情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得部と、
    前記ペン情報受信部が受信した情報のうちの少なくとも一部の情報を前記送信装置に送信するペン情報送信部と、
    出席に関する情報である出席情報を前記送信装置から受信する授業出席情報受信部と、
    前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザではない第三者が記載した情報に関する情報である他人第一解答情報を前記送信装置から受信する他人第一解答情報受信部と、
    前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザが記載した情報に関する情報である自己第一解答情報を前記送信装置から受信する自己第一解答情報受信部と、
    前記電子ペンを使用して前記第二解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザまたは/および第三者が記載した情報に関する情報である自他第二解答情報を前記送信装置から受信する第二解答情報受信部と、
    前記電子ペンを使用して記載された選択指示に基づいて、前記教育コンテンツまたは/および他人第一解答情報または/および自己第一解答情報または/および自他第二解答情報を出力し、かつ前記関連情報取得部が取得した関連情報を出力する情報出力部を具備し、
    前記送信装置は、
    教育コンテンツを格納している教育コンテンツ格納部と、
    前記教育コンテンツを送信する教育コンテンツ送信部と、
    前記情報出力装置から前記電子ペンを使用して前記出席領域に記載された情報を受信する出席情報受信部と、
    前記情報出力装置から前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報を受信する第一解答情報受信部と、
    前記情報出力装置から前記電子ペンを使用して前記第二解答領域に記載された情報を受信する第二解答情報受信部と、
    1以上の情報出力装置から受信した前記出席領域に記載された情報に基づいて、出席情報を構成する出席情報構成部と、
    1以上の情報出力装置から受信した前記第一解答領域に記載された情報に基づいて、他人第一解答情報または/および自己第一解答情報を構成する第一解答情報構成部と、
    1以上の情報出力装置から受信した前記第二解答領域に記載された情報に基づいて、自他第二解答情報を構成する自他第二解答情報構成部と、
    前記出席情報構成部が構成した出席情報を前記情報出力装置に送信する出席情報送信部と、
    前記第一解答情報構成部が構成した他人第一解答情報または/および自己第一解答情報を送信する第一解答情報送信部と、
    前記自他第二解答情報構成部が構成した自他第二解答情報を送信する自他第二解答情報送信部を具備する情報処理システム。
  8. 前記情報出力装置は、
    コンテンツの出力切り替えの指示である出力制御指示を受信する出力制御指示受信部をさらに具備し、
    前記情報出力部は、
    前記出力制御指示に基づいて、出力する情報または/および出力する態様を変更し、
    前記送信装置は、
    前記情報出力装置から前記電子ペンを使用して前記選択領域に記載された情報を受信する選択情報受信部と、
    前記選択情報受信部が受信した情報に基づいて出力制御指示を取得する出力制御指示取得部と、
    前記出力制御指示取得部が取得した出力制御指示を前記情報出力装置に送信する出力制御指示送信部をさらに具備する請求項4から請求項7いずれか記載の情報処理システム。
  9. 前記関連情報取得部は、
    前記ペン情報受信部が前記電子ペンから、前記第一媒体に記載された情報を受信した場合に、ただちに関連情報を取得し、
    前記情報出力部は、
    前記関連情報取得部が関連情報を取得した場合に、ただちに関連情報を出力する請求項7または請求項8いずれか記載の情報処理システム。
  10. 前記情報出力装置は、
    前記コンテンツに関連する情報である関連情報を1以上格納している関連情報格納部をさらに具備し、
    前記関連情報取得部は、
    前記ペン情報受信部が受信した情報に基づいて、前記関連情報格納部から関連情報を取得する請求項1から請求項9いずれか記載の情報処理システム。
  11. 前記情報出力部は、
    前記関連情報を出力した後、所定の時間経過後に、自動的に未表示にする請求項1から請求項10いずれか記載の情報処理システム。
  12. コンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
    電子ペンから情報を受信するペン情報受信部と、
    前記ペン情報受信部が受信した情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得部と、
    前記コンテンツおよび前記関連情報を出力する情報出力部を具備する情報出力装置。
  13. 電子ペンを使用して第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザではない第三者が記載した情報に関する情報である他人第一解答情報を受信する他人第一解答情報受信部をさらに具備し、
    前記情報出力部は、
    前記コンテンツまたは/および前記関連情報または/および前記他人第一解答情報を出力する請求項12記載の情報出力装置。
  14. 電子ペンを使用して第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザが記載した情報に関する情報である自己第一解答情報を受信する自己第一解答情報受信部をさらに具備し、
    前記情報出力部は、
    前記コンテンツまたは/および前記関連情報または/および前記自己第一解答情報を出力する請求項12記載の情報出力装置。
  15. 電子ペンを使用して第二解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザまたは/および第三者が記載した情報に関する情報である自他第二解答情報を受信する第二解答情報受信部をさらに具備し、
    前記情報出力部は、
    前記コンテンツまたは/および前記関連情報または/および前記自他第二解答情報を出力する請求項12記載の情報出力装置。
  16. 電子ペンを使用して第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザではない第三者が記載した情報に関する情報である他人第一解答情報を受信する他人第一解答情報受信部と、
    電子ペンを使用して第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザが記載した情報に関する情報である自己第一解答情報を受信する自己第一解答情報受信部と、
    電子ペンを使用して第二解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザまたは/および第三者が記載した情報に関する情報である自他第二解答情報を受信する第二解答情報受信部をさらに具備し、
    前記情報出力部は、
    前記コンテンツまたは/および前記関連情報または/および前記他人第一解答情報または/および前記自己第一解答情報または/および前記自他第二解答情報を出力する請求項12記載の情報出力装置。
  17. 前記情報出力部は、
    前記電子ペンを使用した前記選択領域の選択指示に基づいて、出力する情報または、出力する態様を変更する請求項12から請求項16いずれか記載の情報出力装置。
  18. 前記コンテンツに関連する情報である関連情報を1以上格納している関連情報格納部をさらに具備し、
    前記関連情報取得部は、
    前記ペン情報受信部が受信した情報に基づいて、前記関連情報格納部から関連情報を取得する請求項12から請求項17いずれか記載の情報出力装置。
  19. 前記情報出力部は、
    前記関連情報を出力した後、所定の時間経過後に自動的に前記関連情報を未表示とする請求項12から請求項18いずれか記載の情報出力装置。
  20. 請求項1から請求項11いずれか記載の情報処理システムを構成する第一媒体。
  21. 請求項1から請求項11いずれか記載の情報処理システムを構成する電子ペン。
  22. 請求項1から請求項11いずれか記載の情報処理システムを構成する情報出力装置。
  23. 請求項1から請求項11いずれか記載の情報処理システムを構成する送信装置。
  24. 請求項4から請求項11いずれか記載の情報処理システムを構成する第二媒体。
  25. 第一媒体と、電子ペンと、中継装置と、番組受信装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、
    前記第一媒体は、
    前記番組受信装置が受信し出力する番組についての情報である番組情報が記載された番組欄とチャンネル番号が記載されたチャンネル番号欄と時間の情報が記載された時間欄を有する番組表が記載されており、
    前記電子ペンは、
    前記第一媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報を前記中継装置に送信する送信部を具備し、
    前記中継装置は、
    前記電子ペンから前記第一媒体に記載された情報を受信する記載情報受信部と、
    前記記載された情報と、前記番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、
    前記記載情報受信部が受信した情報に対応する1以上の命令信号を、前記1以上の変換情報から取得する命令信号取得部と、
    前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号を、前記番組受信装置に送信する命令信号送信部を具備し、
    前記番組受信装置は、
    前記送信装置から番組を受信するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツ取得部が受信した番組を出力する情報出力部と、
    前記中継装置から1以上の命令信号を受信する命令信号受信部と、
    前記命令信号受信部が受信した1以上の命令信号に従って動作する動作部を具備し、
    前記送信装置は、
    番組を格納している番組格納部と、
    前記番組を送信する番組送信部を具備する情報処理システム。
  26. 前記第一媒体に記載された番組表を構成する各番組欄は録画を指示するための欄である録画指示欄を有し、
    前記中継装置の変換情報格納部は、
    前記録画指示欄に対して前記電子ペンで記載された情報と、前記番組受信装置に対する録画予約の命令であり、前記録画指示欄に対応する番組欄の番組を録画予約する命令である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を格納している請求項25記載の情報処理システム。
  27. 前記中継装置の変換情報格納部は、
    前記番組欄に対して前記電子ペンで記載された情報と、前記番組受信装置に対する録画予約の命令であり、前記番組欄の番組を録画予約する命令である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を格納している請求項25記載の情報処理システム。
  28. 前記中継装置の変換情報格納部は、
    前記チャンネル番号欄に対して電子ペンで記載された情報と、前記番組受信装置に対するチャネル変更の命令である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を格納している請求項25記載の情報処理システム。
  29. 第一媒体と、電子ペンと、中継装置と、番組受信装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、
    前記第一媒体は、
    前記番組受信装置を操作するリモコンの少なくとも一部のボタン図柄が記載されており、
    前記電子ペンは、
    前記ボタン図柄に対して記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報を前記中継装置に送信する送信部を具備し、
    前記中継装置は、
    前記電子ペンから前記第一媒体に記載された情報を受信する記載情報受信部と、
    前記記載された情報と、前記番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、
    前記記載情報受信部が受信した情報に対応する1以上の命令信号を取得する命令信号取得部と、
    前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号を、前記番組受信装置に送信する命令信号送信部を具備し、
    前記番組受信装置は、
    前記送信装置から番組を受信するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツ取得部が受信した番組を出力する情報出力部と、
    前記中継装置から1以上の命令信号を受信する命令信号受信部と、
    前記命令信号受信部が受信した1以上の命令信号に従って動作する動作部を具備し、
    前記送信装置は、
    番組を格納している番組格納部と、
    前記番組を送信する番組送信部を具備する情報処理システム。
  30. 前記ボタン図柄は、電源のオンまたは/およびオフのボタンの図柄であり、
    前記動作部は、前記番組受信装置の電源をオンまたはオフにする請求項29記載の情報処理システム。
  31. 前記ボタン図柄は、音量のアップまたはダウンのボタンの図柄であり、
    前記動作部は、前記番組受信装置の音量をアップまたはダウンする請求項29記載の情報処理システム。
  32. 前記第一媒体は、
    前記番組受信装置の1以上の製造メーカーに関する情報が記載されたメーカー欄がさらに記載され、
    前記中継装置において、
    前記変換情報格納部は、
    前記製造メーカーを識別するメーカー識別子ごとに異なる命令信号を有する変換情報を格納しており、
    前記記載情報受信部が受信した情報が、前記メーカー欄に対して前記電子ペンで記載された情報である場合に、当該メーカー欄に対応する製造メーカーについての情報であるメーカー識別子を蓄積するメーカー識別子蓄積部をさらに具備し、
    前記命令信号取得部は、
    前記記載情報受信部が受信した情報に対応し、前記メーカー識別子蓄積部が蓄積したメーカー識別子に対応する1以上の命令信号を取得する請求項25から請求項31いずれか記載の情報処理システム。
  33. 第一媒体と、電子ペンと、番組受信装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、
    前記第一媒体は、
    前記番組受信装置が受信し出力する番組についての情報である番組情報が記載された番組欄とチャンネル番号が記載されたチャンネル番号欄と時間の情報が記載された時間欄を有する番組表が記載されており、
    前記電子ペンは、
    前記第一媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記記載された情報と、前記番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、
    前記情報取得部が取得した情報に対応する1以上の命令信号を、前記1以上の変換情報から取得する命令信号取得部と、
    前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号を、前記番組受信装置に送信する命令信号送信部を具備し、
    前記番組受信装置は、
    前記送信装置から番組を受信するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツ取得部が受信した番組を出力する情報出力部と、
    前記電子ペンから1以上の命令信号を受信する命令信号受信部と、
    前記命令信号受信部が受信した1以上の命令信号に従って動作する動作部を具備し、
    前記送信装置は、
    番組を格納している番組格納部と、
    前記番組を送信する番組送信部を具備する情報処理システム。
  34. 前記第一媒体に記載された番組表を構成する各番組欄は録画を指示するための欄である録画指示欄を有し、
    前記電子ペンの変換情報格納部は、
    前記録画指示欄に対して前記電子ペンで記載された情報と、前記番組受信装置に対する録画予約の命令であり、前記録画指示欄に対応する番組欄の番組を録画予約する命令である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を格納している請求項33記載の情報処理システム。
  35. 前記電子ペンの変換情報格納部は、
    前記番組欄に対して前記電子ペンで記載された情報と、前記番組受信装置に対する録画予約の命令であり、前記番組欄の番組を録画予約する命令である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を格納している請求項33記載の情報処理システム。
  36. 前記電子ペンの変換情報格納部は、
    前記チャンネル番号欄に対して電子ペンで記載された情報と、前記番組受信装置に対するチャネル変更の命令である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を格納している請求項33記載の情報処理システム。
  37. 第一媒体と、電子ペンと、番組受信装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、
    前記第一媒体は、
    前記番組受信装置を操作するリモコンの少なくとも一部のボタン図柄が記載されており、
    前記電子ペンは、
    前記ボタン図柄に対して記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記記載された情報と、前記番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、
    前記情報取得部が取得した情報に対応する1以上の命令信号を取得する命令信号取得部と、
    前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号を、前記番組受信装置に送信する命令信号送信部を具備し、
    前記番組受信装置は、
    前記送信装置から番組を受信するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツ取得部が受信した番組を出力する情報出力部と、
    前記電子ペンから1以上の命令信号を受信する命令信号受信部と、
    前記命令信号受信部が受信した1以上の命令信号に従って動作する動作部を具備し、
    前記送信装置は、
    番組を格納している番組格納部と、
    前記番組を送信する番組送信部を具備する情報処理システム。
  38. 前記ボタン図柄は、電源のオンまたは/およびオフのボタンの図柄であり、
    前記動作部は、前記番組受信装置の電源をオンまたはオフにする請求項37記載の情報処理システム。
  39. 前記ボタン図柄は、音量のアップまたはダウンのボタンの図柄であり、
    前記動作部は、前記番組受信装置の音量をアップまたはダウンする請求項37記載の情報処理システム。
  40. 前記第一媒体は、
    前記番組受信装置の1以上の製造メーカーに関する情報が記載されたメーカー欄がさらに記載され、
    前記電子ペンにおいて、
    前記変換情報格納部は、
    前記製造メーカーを識別するメーカー識別子ごとに異なる命令信号を有する変換情報を格納しており、
    前記電子ペンが取得した情報が、前記メーカー欄に対して前記電子ペンで記載された情報である場合に、当該メーカー欄に対応する製造メーカーについての情報であるメーカー識別子を蓄積するメーカー識別子蓄積部をさらに具備し、
    前記命令信号取得部は、
    前記電子ペンが取得した情報に対応し、前記メーカー識別子蓄積部が蓄積したメーカー識別子に対応する1以上の命令信号を取得する請求項33から請求項39いずれか記載の情報処理システム。
  41. 第一媒体と、電子ペンと、番組受信装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、
    前記第一媒体は、
    前記番組受信装置が受信し出力する番組についての情報である番組情報が記載された番組欄とチャンネル番号が記載されたチャンネル番号欄と時間の情報が記載された時間欄を有する番組表が記載されており、
    前記電子ペンは、
    前記第一媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報を前記番組受信装置に送信する送信部を具備し、
    前記番組受信装置は、
    前記送信装置から番組を受信するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツ取得部が受信した番組を出力する情報出力部と、
    前記電子ペンから前記第一媒体に記載された情報を受信する記載情報受信部と、
    前記記載された情報と、前記番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、
    前記記載情報受信部が受信した情報に対応する1以上の命令信号を、前記1以上の変換情報から取得する命令信号取得部と、
    前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号に従って動作する動作部を具備し、
    前記送信装置は、
    番組を格納している番組格納部と、
    前記番組を送信する番組送信部を具備する情報処理システム。
  42. 前記第一媒体に記載された番組表を構成する各番組欄は録画を指示するための欄である録画指示欄を有し、
    前記番組受信装置の変換情報格納部は、
    前記録画指示欄に対して前記電子ペンで記載された情報と、前記番組受信装置に対する録画予約の命令であり、前記録画指示欄に対応する番組欄の番組を録画予約する命令である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を格納している請求項17記載の情報処理システム。
  43. 前記番組受信装置の変換情報格納部は、
    前記番組欄に対して前記電子ペンで記載された情報と、前記番組受信装置に対する録画予約の命令であり、前記番組欄の番組を録画予約する命令である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を格納している請求項41記載の情報処理システム。
  44. 前記番組受信装置の変換情報格納部は、
    前記チャンネル番号欄に対して電子ペンで記載された情報と、前記番組受信装置に対するチャネル変更の命令である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を格納している請求項41記載の情報処理システム。
  45. 第一媒体と、電子ペンと、番組受信装置と、送信装置を具備する情報処理システムであって、
    前記第一媒体は、
    前記番組受信装置を操作するリモコンの少なくとも一部のボタン図柄が記載されており、
    前記電子ペンは、
    前記ボタン図柄に対して記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報を前記中継装置に送信する送信部を具備し、
    前記番組受信装置は、
    前記送信装置から番組を受信するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツ取得部が受信した番組を出力する情報出力部と、
    前記電子ペンから前記第一媒体に記載された情報を受信する記載情報受信部と、
    前記記載された情報と、前記番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、
    前記記載情報受信部が受信した情報に対応する1以上の命令信号を取得する命令信号取得部と、
    前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号に従って動作する動作部を具備し、
    前記送信装置は、
    番組を格納している番組格納部と、
    前記番組を送信する番組送信部を具備する情報処理システム。
  46. 前記ボタン図柄は、電源のオンまたは/およびオフのボタンの図柄であり、
    前記動作部は、前記番組受信装置の電源をオンまたはオフにする請求項5記載の情報処理システム。
  47. 前記ボタン図柄は、音量のアップまたはダウンのボタンの図柄であり、
    前記動作部は、前記番組受信装置の音量をアップまたはダウンする請求項5記載の情報処理システム。
  48. 請求項25から請求項47いずれか記載の情報処理システムを構成する第一媒体。
  49. 請求項25から請求項47いずれか記載の情報処理システムを構成する電子ペン。
  50. 請求項25から請求項47いずれか記載の情報処理システムを構成する番組受信装置。
  51. 請求項25から請求項47いずれか記載の情報処理システムを構成する送信装置。
  52. 請求項25から請求項32いずれか記載の情報処理システムを構成する中継装置。
  53. 電子ペンから第一媒体に記載された情報を受信する記載情報受信部と、
    前記記載された情報と、番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、
    前記記載情報受信部が受信した情報に対応する1以上の命令信号を、前記1以上の変換情報から取得する命令信号取得部と、
    前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号を、前記番組受信装置に送信する命令信号送信部を具備する中継装置。
  54. 第一媒体に記載された情報を取得する情報取得部と、
    前記記載された情報と、番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、
    前記情報取得部が取得した情報に対応する1以上の命令信号を、前記1以上の変換情報から取得する命令信号取得部と、
    前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号を、前記番組受信装置に送信する命令信号送信部を具備する電子ペン。
  55. 送信装置から番組を受信するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツ取得部が受信した番組を出力する情報出力部と、
    電子ペンから前記第一媒体に記載された情報を受信する記載情報受信部と、
    前記記載された情報と、番組受信装置に対する命令についての情報である1以上の命令信号との対応を示す変換情報を1以上格納している変換情報格納部と、
    前記記載情報受信部が受信した情報に対応する1以上の命令信号を、前記1以上の変換情報から取得する命令信号取得部と、
    前記命令信号取得部が取得した1以上の命令信号に従って動作する動作部を具備する番組受信装置。
  56. コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
    前記コンテンツを出力するステップと、
    前記コンテンツの出力中に、電子ペンを用いて媒体に記載された情報に基づいて取得された関連情報を出力するステップを具備する情報出力方法。
  57. コンピュータに、
    コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
    前記コンテンツを出力するステップと、
    前記コンテンツの出力中に、電子ペンを用いて媒体に記載された情報に基づいて取得された関連情報を出力するステップを実行させるためのプログラム。
  58. コンピュータに、
    前記関連情報を出力した後、所定の時間経過後に自動的に前記関連情報を未表示とするステップをさらに実行させるための請求項57記載のプログラム。
  59. コンピュータに、
    教育コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
    前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信ステップと、
    前記ペン情報受信ステップで受信した情報の中の第一媒体に記載された情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得ステップと、
    前記教育コンテンツ、または/および前記ペン情報受信ステップで受信した情報の中の情報で、前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報に関する情報である自己第一解答情報、または/および前記関連情報取得ステップで取得した関連情報を出力する情報出力ステップを実行させるためのプログラム。
  60. コンピュータに、
    教育コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
    前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信ステップと、
    前記ペン情報受信ステップで受信した情報の中の第一媒体に記載された情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得ステップと、
    前記ペン情報受信ステップで受信した情報のうちの少なくとも一部の情報を送信するペン情報送信ステップと、
    前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザではない第三者が記載した情報に関する情報である他人第一解答情報を受信する他人第一解答情報受信ステップと、
    前記教育コンテンツ、または/および前記他人第一解答情報、または/および前記関連情報取得部が取得した関連情報を出力する情報出力ステップを実行させるためのプログラム。
  61. 情報出力ステップは、
    前記電子ペンを使用して記載された選択指示に基づいて、出力する情報を変更する請求項28または請求項29記載のプログラム。
  62. コンピュータに、
    教育コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
    前記電子ペンから情報を受信するペン情報受信ステップと、
    前記ペン情報受信ステップで受信した情報の中の第一媒体に記載された情報に基づいて、関連情報を取得する関連情報取得ステップと、
    前記ペン情報受信ステップで受信した情報のうちの少なくとも一部の情報を送信するペン情報送信ステップと、
    出席に関する情報である出席情報を受信する授業出席情報受信ステップと、
    前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザではない第三者が記載した情報に関する情報である他人第一解答情報を受信する他人第一解答情報受信ステップと、
    前記電子ペンを使用して前記第一解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザが記載した情報に関する情報である自己第一解答情報を受信する自己第一解答情報受信ステップと、
    前記電子ペンを使用して前記第二解答領域に記載された情報であり、当該電子ペンのユーザまたは/および第三者が記載した情報に関する情報である自他第二解答情報を受信する第二解答情報受信ステップと、
    前記電子ペンを使用して記載された選択指示に基づいて、前記教育コンテンツまたは/および他人第一解答情報または/および自己第一解答情報または/および自他第二解答情報を出力し、かつ前記関連情報取得ステップで取得した関連情報を出力する情報出力ステップを実行させるためのプログラム。
  63. 番組受信装置が受信し出力する番組についての情報である番組情報が記載された番組欄とチャンネル番号が記載されたチャンネル番号欄と時間の情報が記載された時間欄を有し、電子ペンで記載される欄を有し、前記電子ペンで当該欄に記載されることにより、前記番組受信装置を制御できる媒体。
  64. 前記番組欄は録画を指示するための欄である録画指示欄を有し、前記電子ペンで当該録画指示欄に記載されることにより、前記番組受信装置に対して録画指示を行える請求項63記載の媒体。
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