JPWO2006059796A1 - 符号化装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

デコード側において表示待ちが生じないようにピクチャを符号化することができる。符号化順が入れ替わった再符号化が行われる。その結果、ピクチャB3が、ピクチャI1(ピクチャNd)から第2番目にデコードされるピクチャNa+1(第11図A)として検出されるので、{I1,P2,B3}のピクチャ列に、ピクチャP3(ピクチャNa+2)(ピクチャI1から第2番目に表示されるピクチャ)が含まれているようになり、第11図Cおよび第11図Dに示すように、ピクチャB3のデコードが、ピクチャB3の表示時刻に対応する時刻に行われ、ピクチャB3をその表示時刻に表示することができるようになる。

Description

本発明は、符号化装置および方法、並びにプログラムに関し、デコード側において表示待ちが生じないようにピクチャを符号化することができる符号化装置および方法、並びにプログラムに関する。
第1図を参照して、動画像圧縮技術符号化標準であるAVC(Advanced Video Coding)規格での、エンコードおよびデコードの関係を簡単に説明する。
エンコーダ2は、ビデオカメラ1等により取り込まれたビデオ信号を、双方向動き補償フレーム間予測の原理に基づいて符号化し、ビットストリームを生成する。
デコード側のバッファ5がオーバフローしたりアンダフローして破綻してしまうと、ビットストリームを正しく復号することができなくなるので、エンコーダ2は、このバッファ5を破綻させないように、ビットストリームを生成する必要がある。
そこでこれを実現するために、符号化において、仮想のバッファを含むデコーダ6の振る舞いを仮想的にモデル化した仮想デコーダという概念が導入されている。
仮想デコーダには、デコードされる前のビットストリームを保存するバッファ(CPB:Coded Picture Buffer)と、デコードされたピクチャを保存するバッファ(DPB:Decoded Picture Buffer)の2個のバッファが規定されている。CPBとDPBのバッファサイズは、レベルに応じて規定されている。
例えば、ビデオデータの1フレームまたは1フィールドのピクチャをデコード処理単位であるアクセスユニットとすると、アクセスユニットは、予め定められた到着時刻にCPBに入力される。第2図Aは、CPBのデコード時刻に対応する時刻である、CPBリムーバルタイムを表している。アクセスユニットは、CPBリムーバルタイムで定義された時刻にCPBから瞬時に取り出されて、仮想デコーダによって瞬時にデコードされる。デコードされたピクチャは、CPBリムーバルタイムの時刻にDPBに入力される。
デコードされてDPBに入力されたピクチャは、表示時刻順に入れ替えられてDPBに保存される。第2図Bは、DPBの表示時刻に対応する時刻であるDPBアウトプットを表している。アクセスユニットは、DPBアウトプットタイムで定義された時刻にDPBから出力され、表示される。
なおCPBリムーバルタイムおよびDPBアウトプットタイムは、例えば16msec(tc)間隔で定義されている。
エンコーダ2は、例えばアクセスユニットをペイロードとして、第3図に示すように、PES(Packetized Elementary Stream)パケットを生成する。AVCのビットストリームでは、CPBリムーバルタイムやDPBアウトプットタイムは、各ピクチャのヘッダ情報として格納されているため、この場合にはペイロード中に格納される。
PESパケットのヘッダ情報には、当該PESパケットにランダムアクセスした際にビデオデータ、オーディオデータ、字幕データの同期を取るのために用いられる表示時刻情報(PTS:Presentation Time Stamp)などが格納される。
エンコーダ2は、第2図Aや第2図Bに示すような、ピクチャ毎のCPBリムーバルタイムやDPBアウトプットタイムなどの規則に従って、これらのバッファが破綻しないようにエンコードを行う。実際のデコード処理の際に従うべき規則となるピクチャ毎のCPBリムーバルタイムやDPBアウトプットタイムの値は、第3図のペイロードに格納されるAVCアクセスユニット内に含まれる。
エンコードされたビットストリームは、実際のプレーヤにおいて、第2図Cに示す時刻にデコード処理が行われ、第2図Dに示す時刻に表示される。実際のデコード処理の際には、第3図のペイロードに格納されるAVCアクセスユニット内に含まれるDPBアウトプットタイムに基づいて、例えば毎秒30フレームといったように、指定された時間にピクチャを表示していく。AVC規格では、ピクチャのヘッダ情報に仮想デコーダのCPBリムーバルタイムおよびDPBアウトプットタイムが記述されている。
なお、第2図Cおよび第2図Dに示す、実際のデコード処理におけるデコード時刻および表示時刻は、第2図Aおよび第2図Bに示す仮想デコーダのCPBリムーバルタイムおよびDPBアウトプットタイムと同様に、tc間隔で示されている。
エンコーダ2により生成されたビットストリームは、伝送バッファ3に入力されて蓄積され、例えばトランスポートストリームやプログラムストリームとして伝送路4に出力されたり、図示しない記録媒体に記録されたりする。
伝送路4または図示されない記録媒体を介して伝送されたトランスポートストリームまたはプログラムストリームは、デコーダ側のバッファ5に入力される。デコーダ6は、このバッファ5からビットストリームを取り出して、各ピクチャについて、第2図Cに示すように、仮想デコーダによるCPBリムーバルタイムが示すデコード順序(第2図A)と同じ順序(第2図A)で、DPBアウトプットタイム(第2図B)に対応する時刻に合わせてデコード処理を行う(非特許文献1「H.264/AVC(ISO/IEC 14496−10),Annex C」参照)。
デコーダ6は、デコード処理の結果得られた画像を、DPBアウトプットタイム(第2図B)に応じた時刻に、表示部7に表示する。
しかしながら、実際のデコード処理は、上述したように、仮想デコーダにより定められているCPBリムーバルタイムが示す時刻ではなく、DPBアウトプットタイムが示す時刻に対応する時刻(第2図B)に、仮想デコーダによるデコードと同じ順序(第2図A)で行われる、そのため、デコード順と表示順が異なるピクチャの復号が、そのピクチャの表示時刻までに行われない場合がある。
例えば、第2図Bで第3番目に表示されるピクチャBは、第2図Aに示すように第4番目にデコードされる。一方、実際のデコード側のピクチャBのデコード時刻は、第2図Cに示すように、ピクチャBの表示時刻(第2図D)の後の、本来第4番目に表示されるピクチャPの表示時刻(第2図B)に対応する時刻になる。そのため、第2図Dに示すように、ピクチャBを、本来の表示時刻(第2図B)に表示することができなくなる。第2図D中、第2図BのDPBアウトプットタイムに応じて“B”が表示されるべき時刻に×が付されているのは、表示されないことを意味している。この場合、実際のデコード処理では、第2図Dのように、ピクチャBの表示待ちが生じる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、デコード側において表示待ちが生じないようにピクチャを符号化することができるようにするものである。
本発明の符号化装置は、ランダムアクセスを可能にするピクチャ群毎に、ピクチャ群を構成するピクチャそれぞれの復号が、そのピクチャの表示時刻までに行われるように、ピクチャの符号化を行うように構成された符号化部を備えることを特徴とする。
符号化部は、ピクチャ群の中で最初に表示されるピクチャの表示時刻以降で最初に復号されるピクチャを検出するように構成された第1の検出部と、ピクチャ群の中で、第m番目に表示されるピクチャを検出するように構成された第2の検出部と、ピクチャ群の中で、第1の検出部により検出されたピクチャから第m番目に復号されるピクチャを検出するように構成された第3の検出部と、第3の検出部により検出されたピクチャが復号されるまでに、第2の検出部により検出されたピクチャが復号される符号化処理を実行するように構成された実行部を備えることができる。
本発明の符号化方法は、ランダムアクセスを可能にするピクチャ群毎に、ピクチャ群を構成するピクチャそれぞれの復号が、そのピクチャの表示時刻までに行われるように、ピクチャの符号化を行う符号化ステップを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、ランダムアクセスを可能にするピクチャ群毎に、ピクチャ群を構成するピクチャそれぞれの復号が、そのピクチャの表示時刻までに行われるように、ピクチャの符号化を行う符号化ステップを含むことを特徴とする。
本発明の装置および方法、並びにプログラムにおいては、ランダムアクセスを可能にするピクチャ群毎に、ピクチャ群を構成するピクチャそれぞれの復号が、そのピクチャの表示時刻までに行われるように、ピクチャの符号化が行われる。
本発明によれば、デコード側において表示待ちが生じないように動画像を符号化することができる。
第1図は、エンコードとデコードの一例の関係を示す図、第2図A、第2図B、第2図Cおよび第2図Dは、仮想デコーダモデルに基づく符号化装置の動作と、実際のプレーヤにおける動作とを説明する一例のタイミングチャート、第3図は、PESパケットのデータ構造を示す図、第4図は、本発明を適用した符号化装置の構成例を示すブロック図、第5図Aおよび第5図Bは、RIP単位毎のデコードと表示の順番を説明する図、第6図は、第4図のビデオエンコーダ26の構成例を示すブロック図、第7図は、第4図の符号化装置の機能的構成例を示すブロック図、第8図は、第4図の符号化装置の動作を説明するフローチャート、第9図Aおよび第9図Bは、第4図の符号化装置により符号化されたピクチャ群の実際のプレーヤにおけるデコード及び表示のタイミングチャート、第10図Aおよび第10図Bは、第4図の符号化装置により符号化されたピクチャ群の実際のプレーヤにおけるデコード及び表示のタイミングチャート、第11図A、第11図B、第11図Cおよび第11図Dは、第4図の符号化装置により符号化されたピクチャ群の実際のプレーヤにおけるデコード及び表示のタイミングチャート、第12図A、第12図B、第12図Cおよび第12図Dは、第4図の符号化装置により符号化されたピクチャ群の実際のプレーヤにおけるデコード及び表示のタイミングチャート、第13図A、第13図B、第13図Cおよび第13図Dは、第4図の符号化装置により符号化されたピクチャ群の実際のプレーヤにおけるデコード及び表示のタイミングチャート、第14図A、第14図B、第14図Cおよび第14図Dは、第4図の符号化装置により符号化されたピクチャ群の実際のプレーヤにおけるデコード及び表示のタイミングチャート、第15図A、第15図B、第15図Cおよび第15図Dは、第4図の符号化装置により符号化されたピクチャ群の実際のプレーヤにおけるデコード及び表示のタイミングチャート、第16図A、第16図B、第16図Cおよび第16図Dは、第4図の符号化装置により符号化されたピクチャ群の実際のプレーヤにおけるデコード及び表示のタイミングチャートである。
符号の説明
11 符号化装置
21 バス
22 CPU
23 メモリ
24 ビデオ信号入力インタフェース
25 制御信号入力インタフェース
26 ビデオエンコーダ
27 ビデオデータ出力インタフェース
51 制御信号入力制御部
52 ビデオ信号入力制御部
53 エンコード制御部
54 ビデオエンコーダ制御部,
55 ビデオデータ出力制御部
S1 ピクチャの表示時刻を取得する
S2 所定の符号化順に、ピクチャを符号化する(デコード時刻の決定)
S3 RIPを選択する {No,・・・,Ne}
S4 RIPを構成するピクチャの表示時刻を読み取る
S5 RIPを構成するピクチャのデコード時刻を読み取る
S6 最初に表示されるピクチャNaの表示時刻以降にデコードされるRIPのピクチャの中で、最初にデコードされるピクチャNdを検出する
S7 m=1
S8 ピクチャNa+mとピクチャNd+mを検出する
S9 ピクチャNd+mは、ピクチャNeより前のフレーム?
S10 {No,・・・,Nd+m}にピクチャNa+mが含まれているか?
S11 m←m+1
S12 再符号化を行う
S13 {ピクチャNo,・・・,Ne}にピクチャNa+mが含まれているか?
S14 再符号化を行う
S15 すべてのRIPを選択したか?
S16 表示待ちが解消されているか?
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が本明細書に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現、追加される発明の存在を否定するものではない。
請求の範囲1に記載の符号化装置は、
ランダムアクセスを可能にするピクチャ群毎に、前記ピクチャ群を構成するピクチャそれぞれの復号が、そのピクチャの表示時刻までに行われるように、前記ピクチャの符号化を行うように構成された符号化部(例えば、第7図のエンコード制御部53)
を備えることを特徴とする。
請求の範囲4に記載の符号化装置は、
前記符号化部は、
前記ピクチャ群の中で最初に表示されるピクチャの表示時刻以降で最初に復号されるピクチャを検出するように構成された第1の検出部(例えば、第8図のステップS6の処理を行う第7図のエンコード制御部53)と、
前記ピクチャ群の中で、第m番目に表示されるピクチャを検出するように構成された第2の検出部(例えば、第8図のステップS8の処理を行う第7図のエンコード制御部53)と、
前記ピクチャ群の中で、前記第1の検出部により検出された前記ピクチャから第m番目に復号されるピクチャを検出するように構成された第3の検出部(例えば、第8図のステップS8の処理を行う第7図のエンコード制御部53)と、
前記第3の検出部により検出された前記ピクチャが復号されるまでに、前記第2の検出部により検出されたピクチャが復号される符号化処理を実行するように構成された実行部(例えば、第8図のステップS10乃至S12の処理を行う第7図のエンコード制御部53)と
を備えることを特徴とする。
本発明の符号化方法およびプログラムは、
ランダムアクセスを可能にするピクチャ群毎に、前記ピクチャ群を構成するピクチャそれぞれの復号が、そのピクチャの表示時刻までに行われるように、前記ピクチャの符号化を行う符号化ステップ(例えば、第8図の処理を行う第7図のエンコード制御部53)
を含むことを特徴とする。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
第4図は、本発明を適用した符号化装置11の構成例を示している。
この符号化装置11は、H.264/AVCの規格に準拠して動画像圧縮符号化を行うが、ランダムアクセスを可能とするために、第5図Aおよび第5図Bに示すような所定枚数のピクチャからなる組(以下、RIP:Recovery Point Interval Picturesと称する)内のピクチャの情報のみでデコードが完結する符号化を行う。第5図Aは、デコードの順番を、第5図Bは、表示の順番をそれぞれ示す。
バス21には、CPU(Central Processing Unit)22、メモリ23、ビデオ信号入力インタフェース24、制御信号入力インタフェース25、ビデオエンコーダ26、およびビデオデータ出力インタフェース27等が接続されている。
CPU22およびメモリ23は、コンピュータシステムを形成している。即ち、CPU22は、メモリ23に記憶されたプログラムを実行し、装置全体を制御するとともに、後述する処理を行う。メモリ23は、CPU22が実行するプログラムを記憶している。また、メモリ23は、CPU22の動作上必要なデータを一時的に記憶する。なお、メモリ23は、不揮発性メモリのみ、または揮発性メモリと不揮発性メモリとの組み合わせで構成することが可能である。また、第4図の装置に、ハードディスクを設け、そのハードディスクに、CPU22が実行するプログラムを格納しておく場合には、メモリ23は、揮発性メモリのみで構成することが可能である。
ここで、CPU22が実行するプログラムは、ディスク、さらには、ディスク以外のフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、MO(Magneto Optical)ディスク、磁気ディスク、メモリカードなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、メモリ23にあらかじめ記憶させておくこと、あるいは、上述したようなリムーバブル記録媒体から装置にインストールすることができる。また、プログラムは、ダウンロードサイトから、ディジタル衛星放送用の人工衛星を介して、ディスク装置に無線で転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、ディスク装置に有線で転送し、ディスク装置では、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するメモリ23にインストールすることができる。
さらに、プログラムは、1のCPUにより処理されるものであっても良いし、複数のCPUによって分散処理されるものであっても良い。
ビデオ信号入力インタフェース24は、CPU22の制御の下、ビデオカメラ等から供給されたビデオ信号を入力し、バス21を介して、CPU22や、メモリ23、ビデオエンコーダ26などに供給する。
制御信号入力インタフェース25は、図示せぬキー(ボタン)や、リモコン(リモートコントロールコマンダ)がユーザに操作されることによって供給される制御信号を入力し、バス21を介して、CPU22に供給する。なお、制御信号入力インタフェース25は、その他、例えば、モデム(ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデムを含む)や、NIC(Network Interface Card)などの通信インタフェースとしても機能する。
ビデオエンコーダ26は、ビデオ信号入力インタフェース24を介して入力されたビデオ信号を符号化し、その結果得られたビデオデータを、バス21を介して、CPU22に供給する。
ビデオデータ出力インタフェース27は、CPU22によりビデオデータがパケット化されて得られたビデオトランスポートストリームを出力する。
第6図は、ビデオエンコーダ26の構成例を示している。
A/D変換部31は、そこに供給されるピクチャをA/D(Analog/Digital)変換することにより、ディジタル信号に変換して、2−3検出部32に供給する。なおここではA/D変換部31には、2−3プルダウンによって得られたNTSC方式のピクチャの画像信号が、フィールド単位で供給されるものとする。
2−3検出部32は、A/D変換部31からのピクチャの、2つのフィールド同士の差分であるフィールド間差分情報等を用いて、2−3韻律の検出を行う。
即ち、2−3プルダウンでは、映画フィルムの各フレームが、NTSC方式の2フィールドと3フィールドに交互に変換されるので、NTSC方式のピクチャのシーケンスは、映画フィルムの順次走査の1フレームから得られた2フィールドの組と、映画フィルムの順次走査の1フレームから得られた3フィールドの組とが交互に繰り返される、いわば2−3韻律を有する。2−3検出部32では、この2フィールドの組と3フィールドの組の検出が行われる。
2−3検出部32は、検出した2フィールドのピクチャの組または3フィールドのピクチャの組から、1フレームの順次走査のピクチャを構成し、画面並べ替えバッファ3に供給する。なお第2図A、第2図B、第2図Cおよび第2図Dは、2−3プルダウンされている場合のピクチャの例を示している。すなわち表示時刻の間隔が、3tcの場合と2tcの場合が存在する。
画面並べ替えバッファ33は、ピクチャを一時的に記憶し、その記憶したピクチャを、あらかじめ決まっている符号化順にしたがって並べ替え、符号化対象の注目ピクチャ(以下、単に「注目ピクチャ」と記述する)として、マクロブロック単位で、加算器34に供給する。
注目ピクチャが、イントラ符号化されるイントラ符号化ピクチャである場合には、加算器34は、その注目ピクチャを、そのまま、直交変換部35に供給する。
また、注目ピクチャが、インター符号化されるインター符号化ピクチャである場合には、加算器34は、注目ピクチャから、動き予測/補償部42から供給される予測画像を減算し、直交変換部35に供給する。
即ち、動き予測/補償部42は、画面並べ替えバッファ33に記憶されたピクチャの動きベクトルを検出するとともに、フレームメモリ41から、既に符号化されて復号された、注目ピクチャの参照画像となるピクチャを読み出し、その参照画像に対して、動きベクトルに基づく動き補償を施すことで、最適な予測モードによる、注目ピクチャの予測画像を生成する。そして、動き予測/補償部42は、その予測画像を、加算器34に供給し、加算器34は、このようにして動き予測/補償部42から供給される予測画像を、注目ピクチャから減算して、直交変換部35に供給する。
直交変換部35は、加算器34から供給される注目ピクチャ、または注目ピクチャから予測画像を減算した減算結果である差分画像に対して、例えば、離散コサイン変換等の直交変換を施し、その結果得られる変換係数を、量子化部36に供給する。
量子化部36は、後述するレート制御部43からの制御にしたがった量子化ステップで、直交変換部35からの変換係数を量子化し、その結果得られる量子化係数を、可逆符号化部37と逆量子化部39に供給する。
可逆符号化部37は、量子化部36からの量子化係数、さらには、動き予測/補償部42で検出された動きベクトルなどに対して、例えば、可変長符号化や算術符号化等の可逆符号化を施して多重化し、その結果得られる符号化データを、蓄積バッファ38に供給する。
なお、可逆符号化部37において、動きベクトルなどは、符号化データの、いわゆるヘッダ部分に挿入される。
蓄積バッファ38は、可逆符号化部37からの符号化データを一時記憶し、所定のレートで出力する。
また、蓄積バッファ38の符号化データの記憶量は、レート制御部43に供給されるようになっており、レート制御部43は、蓄積バッファ38の記憶量に基づき、蓄積バッファ38がオーバフローまたはアンダフローしないように、量子化部36の量子化ステップをフィードバック制御する。
一方、逆量子化部39は、量子化部36から供給される変換係数を、量子化部36における量子化ステップと同一の量子化ステップで逆量子化し、その結果得られる変換係数を、逆直交変換部40に供給する。逆直交変換部40は、逆量子化部39からの変換係数に逆直交変換処理を施し、これにより、元のイントラ符号化ピクチャを復号、または元のインター符号化ピクチャから予測画像を減算した差分画像を復号して、フレームメモリ41に供給する。
フレームメモリ41は、符号化ピクチャを復号したものを記憶する。また、フレームメモリ41においては、差分画像を復号したものに対して、その差分画像を得るのにインター符号化ピクチャから減算した予測画像を、動き予測/補償部42から得て加算することにより、インター符号化ピクチャを復号して記憶する。
動き予測/補償部42では、以上のようにしてフレームメモリ41に記憶されたピクチャを参照画像として、予測画像が生成される。
第7図は、第4図に示すCPU22が実行する符号化処理に関する機能的構成例を示している。
制御信号入力制御部51は、制御信号入力インタフェース25(第4図)を介して入力された指示を、エンコード制御部53に通知する。
ビデオ信号入力制御部52は、ビデオ信号入力インタフェース24(第4図)を介して入力されたビデオ信号を、ビデオエンコーダ26(第4図)に供給する。
エンコード制御部53は、制御信号入力制御部51から供給された指令に応じて、各部を制御して、後述するように、ビデオ信号入力インタフェース24(第4図)を介して入力されたビデオ信号を符号化させる。
ビデオエンコーダ制御部54は、エンコード制御部53の制御の下、ビデオエンコーダ26(第4図)を制御して、ビデオ信号インタフェース24(第4図)を介して入力されたビデオ信号を符号化させる。
ビデオデータ出力制御部55は、エンコード制御部53の制御の下、ビデオデータ出力インタフェース27(第4図)を制御して、ビデオエンコーダ26により生成されたビットストリームをパケット化し、その結果得られたトランスポートストリームを出力する。
次に、符号化装置11における符号化処理の動作を、第8図のフローチャートを参照して説明する。なおはじめに符号化処理の概略を説明し、その後具体例に基づいて詳細に説明する。
ステップS1において、エンコード制御部53は、ビデオ信号入力インタフェース24により入力された順番に応じて、符号化するピクチャの表示時刻を取得する。
次にステップS2において、エンコード制御部53は、表示時刻に応じた所定の符号化順を、ビデオエンコーダ制御部54に通知する。ビデオエンコーダ制御部54は、ビデオエンコーダ26を制御して、その符号化順に、ビデオ信号入力インタフェース24により入力されたビデオ信号を符号化させる。
ステップS3において、エンコード制御部53は、ビデオエンコーダ26により符号化された各ピクチャ列から、1個のRIPを選択する。なお以下において、RIPにおいてデコード順に並ぶピクチャの最初のピクチャを、ピクチャNと称し、最後のピクチャを、ピクチャNeと称する。
ステップS4において、エンコード制御部53は、ステップS3で選択したRIPを構成するピクチャのDPBアウトプットタイムを読み取るとともに、ステップS5において、CPBリムーバルタイムを読み取る。
次にステップS6において、エンコード制御部53は、ステップS3で選択したRIPのピクチャの中で最初に表示されるピクチャ(以下、適宜、ピクチャNaと称する)の表示時刻以降にデコードされる、RIPのピクチャの中で最初にデコードされるピクチャ(以下、適宜、このピクチャNdと称する)を検出する。
そしてステップS7において、エンコード制御部53は、後の処理で利用する係数mを値1に初期化する。
ステップS8において、エンコード制御部53は、ステップS6で検出した、ピクチャNaからm番目に表示されるピクチャ(以下、適宜、ピクチャNa+mと称する)と、ピクチャNdからm番目にデコードされるピクチャ(以下、適宜、ピクチャNd+mと称する)を検出する。
次にステップS9において、エンコード制御部53は、ステップS8で検出したピクチャNd+mは、RIPの最後のピクチャNeより前のピクチャであるか否かを判定し、前のピクチャであると判定した場合、ステップS10に進む。
ステップS10において、エンコード制御部53は、デコード順における{N,・・・・,Nd+m}のピクチャ列に、ピクチャNa+mが含まれているか否かを判定し、含まれていると判定した場合、ステップS11に進み、係数mの値を1だけインクリメントして、ステップS8に戻る。
一方ステップS10で、ピクチャNa+mが含まれないと判定された場合、ステップS12に進み、エンコード制御部53は、例えばステップS3において選択しているRIP内での符号化の順番を変更して、ビデオエンコーダ制御部54を制御して、再符号化させる。
ステップS12における再符号化の一つの手段としては、リオーダにより表示待ちが発生している場合、表示順とデコード順でピクチャの並びがなるべく同等の並びになるように、RIP内でのピクチャのデコード順の並びを変更することが可能である。例えば、Na+mが表示されるタイミングにおいて、{N,・・・,Nd+m}に含まれるピクチャで表示タイミングがNa+m以降の表示タイミングを持つピクチャとデコード順の並びを入れ替えることにより、Na+mに該当するピクチャが{N,・・・,Nd+m}に含まれるように変更する。また、デコード順の並びを変更することによって、前後の動き補償の参照関係が変更される為、符号化効率向上の為に割り当てるピクチャタイプを適応的に変更することも可能である。
ステップS12で再符号化がなされると、次のステップS16において、表示待ちが解消されているか否かを判定し、解消されていると判定された場合は、順番を入れ替えたことによりピクチャ並びが変更された箇所からステップS4に戻り、再帰的にそれ以降の処理が同様に行われる。
また、ステップS12における再符号化のもう一つの手段として、RIP内のピクチャの並びを変更せずに、RIP内のピクチャの全てのデコード時刻を表示時刻に対して相対的に早めることも可能である。例えば、ピクチャヘッダ内に格納されているピクチャの表示時刻であるDPBアウトプットタイムに対して、相対的に、デコード時刻であるCPBリムーバルタイムを早めることにより、NdとなるピクチャをRIP内のデコード並びで数ピクチャ先に進んだピクチャに変更する。例えば、変更前にNd+mに相当するピクチャが、変更後にはNdとなる。ここで、当該RIPの先頭デコード時刻は、ストリームにおける直前のRIPの最終デコード時刻(直前のRIPのNeとなるピクチャ)より大きい時刻でなければならない為、デコード時刻を表示時刻に対して相対的に早める場合の制約となる。
次にステップS16において、表示待ちが解消されているか否かを判定し、解消されていると判定された場合は、ステップS4に戻り、それ以降の処理が同様に行われる。
ステップS16において、直前のRIPとのデコード間隔が、デコード時刻を相対的に早め、表示待ちを発生させない為に十分でない等の理由により、表示待ちが解消されていないと判定される場合も考えられる。このような場合、ステップS3に戻り、ストリーム先頭のRIPを選択し、ストリーム先頭からデコード時刻を表示時刻に対して相対的に早めることにより、表示待ち発生を回避する方法がある。
係数mの値がステップS11で繰り返しインクリメントされて、ステップS9でピクチャNd+mが、ピクチャNeより前のフレームではないと判定されたとき、ステップS13に進む。
ステップS13において、エンコード制御部53は、{N,・・・,Ne}のピクチャ列(RIP)にピクチャNa+mが含まれているか否かを判定し、含まれていないと判定した場合、ステップS14に進む。
ステップS14において、エンコード制御部53は、例えばステップS3において選択しているRIP内での符号化の順番を変更して、ビデオエンコーダ制御部54を制御して、再符号化させる。
その後、ステップS13に戻る。
ステップS13で、{N,・・・,Ne}のピクチャ列にピクチャNa+mが含まれていると判定された場合、ステップS15に進み、エンコード制御部53は、ステップS3ですべてのRIPが選択されたか否かを判定し、すべてのRIPが選択されていないと判定した場合、ステップS3に戻り、次のRIPを選択して、ステップS4以降の処理を同様に実行する。
ステップS15で、すべてのRIPが選択されたと判定された場合、処理は終了する。
次に上述した符号化処理を、第9図Aおよび第9図B、第10図Aおよび第10図B、ならびに、第11図A、第11図B、第11図Cおよび第11図Dの例を参照して詳細に説明する。この例では、第9図B、第10図Bおよび第11図Bのように仮想デコーダにおけるDPBアウトプットタイムの示す順番に表示されるRIPの最初から4枚分のピクチャが(ステップS1)、第9図A、図10Aおよび図11Aのように仮想デコーダにおけるCPBリムーバルタイムの示す順番にデコードされるように符号化されている(ステップS2)。
なお第9図Aは、第2図Aが示す同じピクチャのCPBリムーバルタイムを表し、第9図Bは、第2図Bが示す同じピクチャのDPBアウトプットタイムを表している(m=1)。図10A、図11A、図10Bおよび図11Bも同様である(m=2)。
すなわちこのRIPの中で最初に表示されるピクチャI(ピクチャNa)の表示時刻以降にデコードされるRIPのピクチャの中で最初にデコードされるピクチャI(ピクチャNd)が検出される(ステップS4,S5,S6)。
次にm=1となり(ステップS7)、ピクチャI(ピクチャNa)から第1番目に表示されるピクチャP(ピクチャNa+1)(第9図B)と、ピクチャIから第1番目にデコードされるピクチャP(ピクチャNd+1)(第9図A)が検出される(ステップS8)。
ピクチャP(ピクチャNd+1)は、このRIPのデコード順における最後のピクチャであるピクチャNeより前のピクチャなので(ステップS9)、デコード順におけるピクチャNからピクチャNd+1までのピクチャ列、すなわち{I,P}のピクチャ列に、表示順におけるピクチャNa+1のピクチャPが含まれているか否かが判定され(ステップS10)、この場合、含まれているので、係数m=2となる(ステップS11)。
そして今度は、m=2なので、ピクチャI(ピクチャNd)から第2番目にデコードされるピクチャP(ピクチャNd+2)(第10図A)と、ピクチャI(ピクチャNa)から第2番目に表示されるピクチャB(ピクチャNa+2)(第10図B)とが検出される(ステップS8)。
ピクチャP(ピクチャNd+2)は、このRIPのデコード順における最後のピクチャであるピクチャNeより前のピクチャなので(ステップS9)、デコード順におけるピクチャNからピクチャNd+mまでのピクチャ列、すなわち{I,P,P}のピクチャ列に、表示順におけるピクチャNa+2のピクチャBが含まれていないと判定される(ステップS10)。
このように、表示順におけるピクチャNa+mのピクチャ(m=2の場合、ピクチャB)が、デコード順におけるピクチャNからピクチャNd+mまでのピクチャ列(m=2の場合、{I,P,P}のピクチャ列)に含まれていない場合、この例では、ピクチャBのデコード時刻は、第2図Cに示したように、ピクチャBの表示時刻(第2図D)の後の、本来第4番目に表示されるピクチャPの表示時刻(第2図B)に対応する時刻になる。そのため、第2図Dに示したように、ピクチャBは、本来の表示時刻に表示されない。
そこでこの場合、例えば、第11図Aに示すように、第9図Aおよび第10図Aの場合に対してピクチャBとピクチャPの仮想デコーダにおけるCPBリムーバルタイムが入れ替わった再符号化が行われる(ステップS12)。
その結果、m=2の場合でも、ピクチャBが、RIPの中で最初にデコードされるピクチャNd(ピクチャI)から第2番目にデコードされるピクチャNd+2(第11図A)として検出されるので(ステップS8)、デコード順におけるピクチャNからピクチャNd+2までのピクチャ列{I,P,B})に、表示順におけるNa+2番目のピクチャ(再符号化前と同様にピクチャB)が含まれているようになる(ステップS10)。これにより、実際のプレーヤにおいては、第2図Cおよび第2図Dに示すように、デコーダ側で表示待ちが起こらない。第11図Cおよび第11図Dに示すように、ピクチャBのデコードが、ピクチャBの表示時刻に対応する時刻に行われ、ピクチャBをその表示時刻に表示することができるようになる。
このような処理がピクチャNa+mがRIPの最後のピクチャNeとなるまで繰り返し行われる。
なお以上においては、符号化順を変更して再符号化する場合を例として説明したが(ステップS12)、他の符号化条件を変更するようにしてもよい。
例えば、第12図Aおよび第12図Bに示す仮想デゴーダモデルにおける規則に従って符号化された場合、第2番目に表示されるピクチャB(第12図B)は、第3番目にデコードされる(第12図A)。一方、デコード側のピクチャBのデコード時刻は、第12図Cに示すように、ピクチャB2の表示時刻(第12図D)の後の、本来第3番目に表示されるピクチャPの表示時刻(第12図B)に対応する時刻になる。そのため、ピクチャBを、本来の表示時刻(第12図B)に表示することができない。
すなわちm=1のとき、ピクチャNd+1は、ピクチャPであり(第12図A)、ピクチャNa+1は、ピクチャBとなり(第12図B)、表示順におけるNa+1番目のピクチャであるピクチャBは、デコード順におけるピクチャNからピクチャNd+1までのピクチャ列である{I,P}のピクチャ列に含まれない。
そこでこの場合、第13図Bに示すように、DPBアウトプットタイミングを1tcだけ遅らせるようにして再符号化することにより(ステップS12)、第13図Aに示すようにm=1のとき、ピクチャNd+1は、ピクチャBとなるので、表示順におけるNa+1番目のピクチャであるピクチャBは、デコード順におけるピクチャNからピクチャNd+1までのピクチャ列である{I,P,B}のピクチャ列に含まれるようになる。すなわち、実際のデコード処理において、第13図Cおよび第13図Dに示すように、ピクチャBのデコードが、ピクチャBの表示時刻に合わせて行われるので、ピクチャBを、本来の表示時刻に表示することができるようになる。
また、同様に、例えば、第14図Aおよび第14図Bに示す、仮想デコーダモデルにおける規則に従って符号化された場合、第3番目に表示されるピクチャB(第14図B)は、第4番目にデコードされる(第14図A)。一方、実際のデコード側のピクチャBのデコード時刻は、第14図Cに示すように、ピクチャBの表示時刻(第14図D)の後の、本来第4番目に表示されるピクチャPの表示時刻(第14図B)に対応する時刻になる。そのため、第14図Dに示すように、ピクチャBを、本来の表示時刻(第14図B)に表示することができない。
すなわちm=2のとき、デコード順におけるピクチャNd+2は、ピクチャPであり(第14図A)、表示順におけるピクチャNa+2は、ピクチャBとなるため(第14図B)、表示順におけるピクチャNa+2であるピクチャBは、デコード順におけるピクチャNからピクチャNd+2までのピクチャ列である{I,P,P}のピクチャ列に含まれない。
そこでこの場合、第15図Bに示すように、DPBアウトプットタイミングを1tcだけ遅らせるようにして再符号化することにより(ステップS12)、第15図Aに示すようにm=2のとき、デコード順におけるピクチャNd+2は、ピクチャBとなるので、表示順におけるピクチャNa+1であるピクチャB(ピクチャNa+1)は、デコード順におけるピクチャNからピクチャNd+2までのピクチャ列である{I,P,P,B}のピクチャ列に含まれるようになる。すなわち第15図Cおよび第15図Dに示すように、実際のデコード処理において、ピクチャBのデコードが、ピクチャBの表示時刻に合わせて行われるので、ピクチャBは、本来の表示時刻に表示されるようになる。
以上のように、表示時刻に同期してデコードされる場合において、ランダムアクセスを可能とするために、所定枚数のピクチャからなる組であるRIPを定義し、仮想デコーダにおいてそのRIP毎に、最初に表示されるピクチャNaの表示時刻以降で最初にデコードされるピクチャNdから第m番目までに、第m番目に表示されるピクチャNa+mがデコードされるようにピクチャを符号化するようにしたので、実際のデコード側におけるピクチャの表示待ちを防止することができる。
なお、トップフィールドのピクチャ(例えば、第16図A、第16図B、第16図Cおよび第16図DにおけるP2t)と、ボトムフィールドのピクチャ(例えば、第16図A、第16図B、第16図Cおよび第16図DにおけるP2b)が存在する場合がある。この場合、ピクチャNdの検出においては、第1フィールドのピクチャ(例えば、第16図A、第16図B、第16図Cおよび第16図Dの場合はP2t)のCPBリムーバルタイムが参照される。一方、ピクチャNd+mおよびピクチャNa+mの検出等においては、ピクチャP2tおよびピクチャP2bは、合わせて1つのピクチャとして扱われる。すなわち、ピクチャNd+mおよびピクチャNa+mの検出を行う際には、デコード順におけるピクチャNd+1は、Pであり、表示順におけるピクチャNa+1は、P2tとP2bである、
なお、この例では、実際のデコード処理はフレーム単位またはペアになったフィールド単位で行われるため、第16図Cおよび第16図Dでは、P2tとP2bは、合わせてP2(t+b)として示されている。
なお、本明細書において、記録媒体により提供されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。

Claims (6)

  1. 復号装置が表示時刻に対応する時刻に復号するピクチャを符号化する符号化装置において、
    ランダムアクセスを可能にするピクチャ群毎に、前記ピクチャ群を構成するピクチャそれぞれの復号が、そのピクチャの表示時刻までに行われるように、前記ピクチャの符号化を行うように構成された符号化部
    を備えることを特徴とする符号化装置。
  2. 前記符号化部は、
    前記ピクチャ群を構成するピクチャの符号化順を変更して前記符号化するようにした
    ことを特徴とする請求の範囲1に記載の符号化装置。
  3. 前記符号化部は、
    前記ピクチャ群を構成するピクチャそれぞれの前記表示時刻を一定値だけ遅らせて前記符号化するようにした
    ことを特徴とする請求の範囲1に記載の符号化装置。
  4. 前記符号化部は、
    前記ピクチャ群の中で最初に表示されるピクチャの表示時刻以降で最初に復号されるピクチャを検出するように構成された第1の検出部と、
    前記ピクチャ群の中で、第m番目に表示されるピクチャを検出するように構成された第2の検出部と、
    前記ピクチャ群の中で、前記第1の検出部により検出された前記ピクチャから第m番目に復号されるピクチャを検出するように構成された第3の検出部と、
    前記第3の検出部により検出された前記ピクチャが復号されるまでに、前記第2の検出手段により検出されたピクチャが復号される符号化処理を実行するように構成された実行部と
    ことを特徴とする請求の範囲1に記載の符号化装置。
  5. 復号装置が表示時刻に対応する時刻に復号するピクチャを符号化する符号化方法において、
    ランダムアクセスを可能にするピクチャ群毎に、前記ピクチャ群を構成するピクチャそれぞれの復号が、そのピクチャの表示時刻までに行われるように、前記ピクチャの符号化を行う符号化ステップ
    を含むことを特徴とする符号化方法。
  6. 復号装置が表示時刻に対応する時刻に復号するピクチャを符号化する符号化装置を制御するプロセッサに実行させるプログラムにおいて、
    ランダムアクセスを可能にするピクチャ群毎に、前記ピクチャ群を構成するピクチャそれぞれの復号が、そのピクチャの表示時刻までに行われるように、前記ピクチャの符号化を行う符号化ステップ
    を含むことを特徴とするプログラム。
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