JPWO2006043577A1 - フェニルエタノールアミン化合物の製造方法及びその中間体 - Google Patents
フェニルエタノールアミン化合物の製造方法及びその中間体 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2006043577A1 JPWO2006043577A1 JP2006543023A JP2006543023A JPWO2006043577A1 JP WO2006043577 A1 JPWO2006043577 A1 JP WO2006043577A1 JP 2006543023 A JP2006543023 A JP 2006543023A JP 2006543023 A JP2006543023 A JP 2006543023A JP WO2006043577 A1 JPWO2006043577 A1 JP WO2006043577A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvate
- compound represented
- general formula
- hydroxyphenyl
- chlorophenyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- FTULKYHSUGCZTF-UHFFFAOYSA-N OCC(CNCCC1CC(CCCc2ccccc2)CCC1)c1ccccc1 Chemical compound OCC(CNCCC1CC(CCCc2ccccc2)CCC1)c1ccccc1 FTULKYHSUGCZTF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- DOMWQPFAOUDENF-UHFFFAOYSA-N CCOC(COc1cc(C(CCC2)CC2N)ccc1)=O Chemical compound CCOC(COc1cc(C(CCC2)CC2N)ccc1)=O DOMWQPFAOUDENF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C213/00—Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
- C07C213/04—Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton by reaction of ammonia or amines with olefin oxides or halohydrins
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C213/00—Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
- C07C213/06—Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton from hydroxy amines by reactions involving the etherification or esterification of hydroxy groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C215/00—Compounds containing amino and hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
- C07C215/46—Compounds containing amino and hydroxy groups bound to the same carbon skeleton having hydroxy groups bound to carbon atoms of at least one six-membered aromatic ring and amino groups bound to acyclic carbon atoms or to carbon atoms of rings other than six-membered aromatic rings of the same carbon skeleton
- C07C215/64—Compounds containing amino and hydroxy groups bound to the same carbon skeleton having hydroxy groups bound to carbon atoms of at least one six-membered aromatic ring and amino groups bound to acyclic carbon atoms or to carbon atoms of rings other than six-membered aromatic rings of the same carbon skeleton with rings other than six-membered aromatic rings being part of the carbon skeleton
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C2601/00—Systems containing only non-condensed rings
- C07C2601/12—Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
- C07C2601/14—The ring being saturated
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
Description
で示される化合物に対し、直接的かつ高選択的にフェノール性水酸基をアルキル化(アルコキシカルボニルアルキル化を含む)可能な反応が望まれていた。さらにアルコキシカルボニルアルキル化反応においては、反応の後処理工程においてエステルの加水分解反応が進行しないよう、水を用いることなく所望の生成物を与える反応が望まれていた。
で示されるフェニルエタノールアミン化合物の新規な製造方法及び新規なその製造中間体を提供することにある。
(2)不斉炭素αの絶対配置がR配置である(1)に記載の溶媒和物。
(3)不斉炭素βの絶対配置がR配置である(1)又は(2)に記載の溶媒和物。
(4)不斉炭素γの絶対配置がR配置である(1)〜(3)のいずれかに記載の溶媒和物。
(5)(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物である(1)〜(4)のいずれかに記載の溶媒和物。
(6)(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物である(1)〜(4)のいずれかに記載の溶媒和物。
(7)結晶である(1)〜(6)のいずれかに記載の溶媒和物。
(8)(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物の結晶である(1)〜(5)又は(7)のいずれかに記載の溶媒和物。
(9)(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物の結晶である(1)〜(4)、(6)又は(7)のいずれかに記載の溶媒和物。
(10)下記式
(11)下記式
で示される化合物を酢酸エチルで処理することによって得られることを特徴とする(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物の結晶の製造方法。
(12)下記一般式(I)
で示される化合物を、そのアミノ基を保護することなく、下記一般式(II)
R2−X (II)
(式中、R2はアルコキシカルボニル基で置換されていても良いアルキル基、Xはハロゲン原子を示す。)
で示される化合物と反応させることを特徴とする、下記一般式(III)
で示される化合物若しくはその薬理学的に許容される塩又はそれらの水和物若しくは溶媒和物の製造方法。
(13)一般式(I)で示される化合物が、下記一般式(IV)
(14)一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物と一般式(II)で示される化合物とを炭酸塩の存在下で反応させることを特徴とする(12)又は(13)に記載の製造方法。
(15)一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物と一般式(II)で示される化合物とを炭酸カリウムの存在下で反応させることを特徴とする(12)〜(14)のいずれかに記載の製造方法。
(16)一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物と一般式(II)で示される化合物とを微細に粉砕した炭酸カリウムの存在下で反応させることを特徴とする(12)〜(15)のいずれかに記載の製造方法。
(17)一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物と一般式(II)で示される化合物とをカルボニル基を有する溶媒中で反応させることを特徴とする(12)〜(16)のいずれかに記載の製造方法。
(18)一般式(I)で示される化合物と一般式(II)で示される化合物とをメチルエチルケトン中で反応させることを特徴とする(12)〜(17)のいずれかに記載の製造方法。
(19)R1がハロゲン原子である(12)〜(18)のいずれかに記載の製造方法。
(20)R1が塩素原子である(12)〜(19)のいずれかに記載の製造方法。
(21)R2が1個の炭素数2〜5のアルコキシカルボニル基で置換されたメチル基である(12)〜(20)のいずれかに記載の製造方法。
(22)R2がエトキシカルボニルメチル基である(12)〜(21)のいずれかに記載の製造方法。
(23)不斉炭素αの絶対配置がR配置である(12)〜(22)のいずれかに記載の製造方法。
(24)不斉炭素βの絶対配置がR配置である(12)〜(23)のいずれかに記載の製造方法。
(25)不斉炭素γの絶対配置がR配置である(12)〜(24)のいずれかに記載の製造方法。
(26)一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物が(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノールの溶媒和物である(12)〜(25)のいずれかに記載の製造方法。
(27)一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物が(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物である(12)〜(26)のいずれかに記載の製造方法。
(28)一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物が(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物である(12)〜(26)のいずれかに記載の製造方法。
(29)一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物が(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノールの溶媒和物の結晶である(12)〜(28)のいずれかに記載の製造方法。
(30)一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物が(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物の結晶である(12)〜(27)又は(29)のいずれかに記載の製造方法。
(31)一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物が(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物の結晶である(12)〜(26)、(28)又は(29)のいずれかに記載の製造方法。
(32)一般式(III)で示される化合物の薬理学的に許容される塩がマレイン酸塩である(12)〜(31)のいずれかに記載の製造方法。
(33)(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物の結晶を原料とし、メチルエチルケトン中で、炭酸カリウム存在下、ブロモ酢酸エチルと反応させた後、マレイン酸を加えることを特徴とする(12)〜(27)、(29)、(30)又は(32)のいずれかに記載の製造方法。
(34)(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物の結晶を原料とし、メチルエチルケトン中で微細に粉砕された炭酸カリウム存在下、ブロモ酢酸エチルと反応させた後、マレイン酸を加えることを特徴とする(12)〜(27)、(29)、(30)、(32)又は(33)のいずれかに記載の製造方法。
(35)(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物の結晶を原料とし、メチルエチル中で、炭酸カリウム存在下、ブロモ酢酸エチルと反応させた後、マレイン酸を加えることを特徴とする(12)〜(26)、(28)、(29)、(31)又は(32)に記載の製造方法。
(36)(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物の結晶を原料とし、メチルエチルケトン中で、微細に粉砕された炭酸カリウム存在下、ブロモ酢酸エチルと反応させた後、マレイン酸を加えることを特徴とする(12)〜(26)、(28)、(29)、(31)、(32)又は(35)のいずれかに記載の製造方法。
(37)反応終了後の反応溶液のHPLC分析において、一般式(I)で示される化合物若しくはその溶媒和物、(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物、又は(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物に由来するピークの相対面積百分率が約1.0%以下である(12)〜(36)のいずれかに記載の製造方法。
(38)炭酸塩又は炭酸カリウムがジェットミルにより粉砕されていることを特徴とする(14)〜(37)のいずれかに記載の製造方法。
(39)炭酸塩又は炭酸カリウムの平均粒子径が約10マイクロメートル以下であることを特徴とする(14)〜(38)のいずれかに記載の製造方法。
で示される化合物のフェノール性水酸基に対する直接的かつ高選択的なアルキル化(アルコキシカルボニルアルキル化を含む)を可能にしたこと及び単離精製が容易な結晶性の良い中間体を得ることができたことによるものである。
(実施例1)
(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール1/3トルエン和物結晶の製造
トルエン10ml、(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミン1.92g、(R)−3−クロロスチレンオキサイド1.55gの混合液を4時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後,種晶を接種し、そのまま30分攪拌した。析出結晶をろ取した後50℃で2.5時間通風乾燥し表題化合物を2.42g得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.40−1.89
(8H,m)、2.36(1H,s)、2.65−3.06(4H,m)、4.72−4.77(1H,m)、6.64−6.77(3H,m)、7.12−7.26(5.67H,m)、7.37(1H,m)
元素分析用サンプルの調製
粗(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール1/3トルエン和物4.0gをカラムクロマトグラフィーで精製して得られた油状物をトルエン15mlを加えて加熱した。冷却して析出した結晶をろ取した後、50℃で通風乾燥、60℃で減圧乾燥して目的の化合物を1.39g得た。
(測定値)C;71.23%,H;7.20%,N;3.48%
(計算値)C;71.23%,H;7.14%,N;3.72%
(実施例2)
エチル 3−[(1R,3R)−3−[(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルアミノ]シクロへキシル]フェノキシ アセテート マレイン酸塩の製造
(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物 60g、メチルエチルケトン450ml、ジェットミルで粉砕した炭酸カリウム66.1gの混合液を1時間加熱還流した。本混合液へ加熱下ブロム酢酸エチル31.9gのメチルエチルケトン30ml溶液を滴下しさらに5時間加熱還流した。冷却後セライトでろ過し、得られた溶液へマレイン酸18.9gのメチルエチルケトン270ml溶液を投入し、氷冷却下1時間攪拌した。析出した結晶をろ取し、さらに結晶をメチルエチルケトンで洗浄後、減圧乾燥することにより、表題化合物粗結晶を63.2g得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.19(3H,t,J=7.02Hz)、1.51−2.04(8H,m)、2.98−3.43(4H,m)、4.15(2H,q,J=7.02Hz)、4.74(2H,s)、4.93−4.96(1H,m)、6.03(2H,s)、6.73−6.91(3H,m)、7.20−7.49(5H,m)
(実施例3)
(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール1/3酢酸エチル和物結晶の製造
(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物 0.50gを酢酸エチル10mlに溶解し、溶媒を減圧留去した。さらに同様の操作を2回繰り返し、得られた結晶を減圧乾燥して、表題化合物を0.37g得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.26(1H,t,J=7.20Hz)、1.40−1.90(8H,m)、2.05(1H,s)、2.65−3.06(4H,m)、4.12(0.67H,q,J=7.20Hz)、4.72-4.75(1H,m)、6.65−6.78(3H,m)、7.12−7.26(4H、m)、7.38(1H,s)
(実施例4)炭酸塩の粉砕法による反応への影響の検討
処理法の異なる炭酸カリウム2種(1種は購入品((和光純薬)をそのまま使用し、もう1種はメノウ乳鉢で粉砕した炭酸カリウム)を用いて以下に記載する製造法に従って得られた反応液又は結晶について、(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール(原料)とエチル 3−[(1R,3R)−3−[(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルアミノ]シクロへキシル]フェノキシ アセテート(目的物)の含有率をHPLC(相対面積百分率法)を用いて検討した。ここで、相対面積百分率法とは、検出されたピーク面積値の総和のうち、目的ピークの面積がどの程度の割合かを百分率で表現した値である。ただし、ここではマレイン酸のピークは除いて計算した。
反応実施例
(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物 1当量、炭酸カリウム2.0〜3.0当量のメチルエチルケトン混合液を加熱還流した。本混合液へ加熱下ブロム酢酸エチル1.0〜1.2当量のメチルエチルケトン溶液を滴下しさらに3〜4時間加熱還流した。ここで反応液を一部採取し、HPLC分析に付した。冷却後セライトでろ過し、得られた溶液へマレイン酸1.0当量のメチルエチルケトン溶液を投入し、攪拌した。析出した結晶をろ取し、通風乾燥してエチル 3−[(1R,3R)−3−[(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルアミノ]シクロへキシル]フェノキシ アセテート マレイン酸塩を得た。得られた結晶をHPLC分析に付して、結晶中の(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール(原料)とエチル 3−[(1R,3R)−3−[(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルアミノ]シクロへキシル]フェノキシ アセテート(目的物)の含有率を上述の相対面積百分率法を用いて測定した。
(HPLC条件)
HPLC:島津社製CLASS−VPシリーズ
カラム:CAPCELLPAK UG−120(4.6xφ150mm)(資生堂)
溶媒:アセトニトリル:50mM リン酸二水素アンモニウム水溶液=40:60
流速:1.0ml/分
カラム温度:35度
検出波長:220nm
(実施例5) 反応に用いる微粉末炭酸塩の検討
購入した微粉末炭酸カリウム3種とジェットミルで粉砕した炭酸カリウム1種を用いて以下に記載する製造法に従って得られた結晶について、(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール(原料)とエチル 3−[(1R,3R)−3−[(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルアミノ]シクロへキシル]フェノキシ アセテート(目的物)の含有率をHPLC(相対面積百分率法)を用いて検討した。
反応実施例
(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物 1当量、炭酸カリウム3.0当量のメチルエチルケトン混合液を2時間加熱還流した。本混合液へ加熱下ブロム酢酸エチル1.2当量のメチルエチルケトン溶液を滴下しさらに3時間加熱還流した。ここで反応液を一部採取し、HPLC分析に付した。冷却後セライトでろ過し、得られた溶液へマレイン酸1.0当量のメチルエチルケトン溶液を投入し、室温で30分、氷冷却下で30分攪拌した。析出した結晶をろ取し、さらに結晶をメチルエチルケトンで洗浄後、通風乾燥してエチル 3−[(1R,3R)−3−[(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルアミノ]シクロへキシル]フェノキシ アセテート マレイン酸塩を得た。得られた結晶をHPLC分析に付して、結晶中の(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール(原料)とエチル 3−[(1R,3R)−3−[(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチルアミノ]シクロへキシル]フェノキシ アセテート(目的物)の含有率を上述の相対面積百分率法を用いて測定した。
(注)日本曹達社製と旭硝子社製の炭酸カリウムは微粉末として市販されているのでそのまま使用した。ジェットミル粉砕品は市販の顆粒状の炭酸カリウム(国産化学社製)をジェットミル(セイシン企業社製ジェットミル粉砕装置、CP−10型)を用いて以下の条件で粉砕した。
5−6Kg/cm2の空気圧下、縦形トラックミル中に炭酸カリウムを15−20g/分の速度で投入し粉砕した。
HPLC:島津社製CLASS−VPシリーズ
カラム:CAPCELLPAK UG−120(4.6xφ150mm)(資生堂)
溶媒:アセトニトリル:10mM リン酸二水素アンモニウム水溶液=40:60
流速:1.0ml/分
カラム温度:35度
検出波長:220nm
(平均粒子径の測定法)
炭酸カリウム10-15mgをn-BuOH 40mlに添加後、超音波を照射しながら1分後に測定を実施した。
本出願は、日本で出願された特願2004−305296を基礎としており、その内容は本明細書にすべて包含されるものである。
Claims (39)
- 不斉炭素αの絶対配置がR配置である請求項1に記載の溶媒和物。
- 不斉炭素βの絶対配置がR配置である請求項1又は2に記載の溶媒和物。
- 不斉炭素γの絶対配置がR配置である請求項1〜3のいずれかに記載の溶媒和物。
- (1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物である請求項1〜4のいずれかに記載の溶媒和物。
- (1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物である請求項1〜4のいずれかに記載の溶媒和物。
- 結晶である請求項1〜6のいずれかに記載の溶媒和物。
- (1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物の結晶である請求項1〜5又は7のいずれかに記載の溶媒和物。
- (1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物の結晶である請求項1〜4、6又は7のいずれかに記載の溶媒和物。
- 一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物と一般式(II)で示される化合物とを炭酸塩の存在下で反応させることを特徴とする請求項12又は13に記載の製造方法。
- 一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物と一般式(II)で示される化合物とを炭酸カリウムの存在下で反応させることを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の製造方法。
- 一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物と一般式(II)で示される化合物とを微細に粉砕した炭酸カリウムの存在下で反応させることを特徴とする請求項12〜15のいずれかに記載の製造方法。
- 一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物と一般式(II)で示される化合物とをカルボニル基を有する溶媒中で反応させることを特徴とする請求項12〜16のいずれかに記載の製造方法。
- 一般式(I)で示される化合物と一般式(II)で示される化合物とをメチルエチルケトン中で反応させることを特徴とする請求項12〜17のいずれかに記載の製造方法。
- R1がハロゲン原子である請求項12〜18のいずれかに記載の製造方法。
- R1が塩素原子である請求項12〜19のいずれかに記載の製造方法。
- R2が1個の炭素数2〜5のアルコキシカルボニル基で置換されたメチル基である請求項12〜20のいずれかに記載の製造方法。
- R2がエトキシカルボニルメチル基である請求項12〜21のいずれかに記載の製造方法。
- 不斉炭素αの絶対配置がR配置である請求項12〜22のいずれかに記載の製造方法。
- 不斉炭素βの絶対配置がR配置である請求項12〜23のいずれかに記載の製造方法。
- 不斉炭素γの絶対配置がR配置である請求項12〜24のいずれかに記載の製造方法。
- 一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物が(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノールの溶媒和物である請求項12〜25のいずれかに記載の製造方法。
- 一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物が(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物である請求項12〜26のいずれかに記載の製造方法。
- 一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物が(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物である請求項12〜26のいずれかに記載の製造方法。
- 一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物が(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノールの溶媒和物の結晶である請求項12〜28のいずれかに記載の製造方法。
- 一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物が(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物の結晶である請求項12〜27又は29のいずれかに記載の製造方法。
- 一般式(I)で示される化合物又はその溶媒和物が(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物の結晶である請求項12〜26、28又は29のいずれかに記載の製造方法。
- 一般式(III)で示される化合物の薬理学的に許容される塩がマレイン酸塩である請求項12〜31のいずれかに記載の製造方法。
- (1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物の結晶を原料とし、メチルエチルケトン中で、炭酸カリウム存在下、ブロモ酢酸エチルと反応させた後、マレイン酸を加えることを特徴とする請求項12〜27、29、30又は32のいずれかに記載の製造方法。
- (1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物の結晶を原料とし、メチルエチルケトン中で微細に粉砕された炭酸カリウム存在下、ブロモ酢酸エチルと反応させた後、マレイン酸を加えることを特徴とする請求項12〜27、29、30、32又は33のいずれかに記載の製造方法。
- (1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物の結晶を原料とし、メチルエチル中で、炭酸カリウム存在下、ブロモ酢酸エチルと反応させた後、マレイン酸を加えることを特徴とする請求項12〜26、28、29、31、又は32に記載の製造方法。
- (1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物の結晶を原料とし、メチルエチルケトン中で、微細に粉砕された炭酸カリウム存在下、ブロモ酢酸エチルと反応させた後、マレイン酸を加えることを特徴とする請求項12〜26、28、29、31、32又は35のいずれかに記載の製造方法。
- 反応終了後の反応溶液のHPLC分析において、一般式(I)で示される化合物若しくはその溶媒和物、(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3トルエン和物、又は(1R)−1−(3−クロロフェニル)−2−[(1R,3R)−3−(3−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシルアミノ]エタノール 1/3酢酸エチル和物に由来するピークの相対面積百分率が約1.0%以下である請求項12〜36のいずれかに記載の製造方法。
- 炭酸塩又は炭酸カリウムがジェットミルにより粉砕されていることを特徴とする請求項14〜37のいずれかに記載の製造方法。
- 炭酸塩又は炭酸カリウムの平均粒子径が約10マイクロメートル以下であることを特徴とする請求項14〜38のいずれかに記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006543023A JP4889501B2 (ja) | 2004-10-20 | 2005-10-19 | フェニルエタノールアミン化合物の製造方法及びその中間体 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004305296 | 2004-10-20 | ||
JP2004305296 | 2004-10-20 | ||
JP2006543023A JP4889501B2 (ja) | 2004-10-20 | 2005-10-19 | フェニルエタノールアミン化合物の製造方法及びその中間体 |
PCT/JP2005/019176 WO2006043577A1 (ja) | 2004-10-20 | 2005-10-19 | フェニルエタノールアミン化合物の製造方法及びその中間体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2006043577A1 true JPWO2006043577A1 (ja) | 2008-05-22 |
JP4889501B2 JP4889501B2 (ja) | 2012-03-07 |
Family
ID=36202991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006543023A Expired - Fee Related JP4889501B2 (ja) | 2004-10-20 | 2005-10-19 | フェニルエタノールアミン化合物の製造方法及びその中間体 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7544841B2 (ja) |
EP (1) | EP1806335A4 (ja) |
JP (1) | JP4889501B2 (ja) |
WO (1) | WO2006043577A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5116349B2 (ja) * | 2007-04-18 | 2013-01-09 | 株式会社ダイセル | ビニルエーテル化合物の製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS565444A (en) * | 1979-06-16 | 1981-01-20 | Beecham Group Ltd | Ethanamine derivative* its manufacture and its medicinal composition |
JPS6466152A (en) * | 1987-08-12 | 1989-03-13 | Sanofi Sa | O-alkylation of n-(hydroxy) aralkylphenyl ethanol amines |
WO1997015549A1 (fr) * | 1995-10-26 | 1997-05-01 | Tokyo Tanabe Company Limited | COMPOSES DE PHENYLETHANOLAMINE UTILES EN TANT QUE β3 AGONISTES, LEURS PROCEDE ET INTERMEDIAIRES DE PRODUCTION |
JPH1180099A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-03-23 | Dsm Nv | (1s,2r)−1−アミノ−2−インダノール−(r,r)−タートレート メタノール溶媒和物の調製方法 |
JP2004530638A (ja) * | 2000-10-19 | 2004-10-07 | テバ ファーマシューティカル インダストリーズ リミティド | 結晶性ベンラファクシン塩基、及び新規なベンラファクシン塩酸塩多型形状、ならびにその調製方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2538792A (en) * | 1951-01-23 | Preparation of phenylserinoii | ||
US5149874A (en) * | 1991-04-15 | 1992-09-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method for manufacturing 3-amino-2-cyclohexene-1-one, and a novel polymer ingredient and its preparation |
-
2005
- 2005-10-19 JP JP2006543023A patent/JP4889501B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2005-10-19 EP EP05795663A patent/EP1806335A4/en not_active Withdrawn
- 2005-10-19 WO PCT/JP2005/019176 patent/WO2006043577A1/ja active Application Filing
- 2005-10-19 US US11/577,652 patent/US7544841B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS565444A (en) * | 1979-06-16 | 1981-01-20 | Beecham Group Ltd | Ethanamine derivative* its manufacture and its medicinal composition |
JPS6466152A (en) * | 1987-08-12 | 1989-03-13 | Sanofi Sa | O-alkylation of n-(hydroxy) aralkylphenyl ethanol amines |
WO1997015549A1 (fr) * | 1995-10-26 | 1997-05-01 | Tokyo Tanabe Company Limited | COMPOSES DE PHENYLETHANOLAMINE UTILES EN TANT QUE β3 AGONISTES, LEURS PROCEDE ET INTERMEDIAIRES DE PRODUCTION |
JPH1180099A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-03-23 | Dsm Nv | (1s,2r)−1−アミノ−2−インダノール−(r,r)−タートレート メタノール溶媒和物の調製方法 |
JP2004530638A (ja) * | 2000-10-19 | 2004-10-07 | テバ ファーマシューティカル インダストリーズ リミティド | 結晶性ベンラファクシン塩基、及び新規なベンラファクシン塩酸塩多型形状、ならびにその調製方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1806335A4 (en) | 2008-12-03 |
EP1806335A1 (en) | 2007-07-11 |
US7544841B2 (en) | 2009-06-09 |
US20070287864A1 (en) | 2007-12-13 |
JP4889501B2 (ja) | 2012-03-07 |
WO2006043577A1 (ja) | 2006-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6371768B2 (ja) | インダカテロールおよび薬学的に許容されるその塩の製造方法 | |
EP0529462A1 (de) | Benzodioxanderivate | |
PL199351B1 (pl) | Związki pochodne fenylopiperazyny, zawierająca je kompozycja farmaceutyczna i ich zastosowanie | |
TWI438188B (zh) | 用於合成醫藥品之中間化合物的製造方法 | |
EP2890684B1 (en) | Urea compounds and their use as enzyme inhibitors | |
KR20070062520A (ko) | 이소인돌 유도체의 제조방법 | |
DE69427283T2 (de) | Propenon-derivate | |
US20130116441A1 (en) | Intermediates and process for preparing a thrombin specific inhibitor | |
CA2134630A1 (en) | 1-[2h-1-benzopyran-2-one-8-yl]-piperazine derivatives | |
AU617988B2 (en) | Hydrogenated 1-benzooxacycloalkylpyridinecarboxylic acid compounds | |
KR20140079346A (ko) | 4-{3-〔시스-헥사히드로시클로펜타〔c〕피롤-2(1h)-일〕프로폭시}벤즈아미드 히드로클로라이드의 합성 방법, 및 이의 결정형, 및 이를 함유하는 약학적 조성물 | |
JP4889501B2 (ja) | フェニルエタノールアミン化合物の製造方法及びその中間体 | |
JP2020535193A (ja) | 結晶のリナグリプチン中間体およびリナグリプチンの調製のためのプロセス | |
WO2004009547A1 (de) | In 6-stellung substituierte indolinonderivate, ihre herstellung und ihre verwendung als arzneimittel | |
ITMI20100740A1 (it) | Processo di preparazione di ritodrina cloridrato | |
US20060009640A1 (en) | Preparation of (-)-galantamine hydrobromide | |
CA3011662A1 (en) | An improved process for the preparation of regorafenib | |
US8278484B2 (en) | Process for preparing a benzoylbenzeneacetamide derivative | |
NO174198B (no) | Analogifremgangsm}te for fremst.av den terapeutisk aktiveforbindelse 3-metoksy-4-(1-metyl-5-(2-metyl-4,4,4-trifluorbutylkarbamoyl)indol-3-ylmetyl)-N-(2-metylfenyl-sulfonyl)benzamid, eller et farmas!ytisk akseptabelt salt derav | |
EP2669281A1 (en) | Method for producing di(arylamino)aryl compound, and synthetic intermediate therefor | |
AU646587B2 (en) | Pharmaceutical agents | |
JP2001278872A (ja) | 新規アミノチアゾール誘導体 | |
CN112830919B (zh) | 苯并哌啶衍生物可药用盐及其制备方法 | |
WO2020261160A1 (en) | Methods and intermediates for preparing hydrochloride salt of 5-[3-(3-hydroxyphenoxy)azetidin-1-yl]-5-methyl-2,2-diphenylhexanamide | |
CA3214107A1 (en) | New process for the synthesis of 5-{5-chloro-2-[(3s)-3- [(morpholin-4-yl)methyl]-3,4-dihydroisoquinoline-2(1h)- carbonyl]phenyl}-1,2-dimethyl-1h-pyrrole-3-carboxylic acid derivatives and its application for the production of pharmaceutical compounds |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080905 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20110530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110823 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111129 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |