JP5116349B2 - ビニルエーテル化合物の製造方法 - Google Patents
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で表されるビニルエステル化合物と、下記式(2)
で表されるヒドロキシ化合物とを反応させて、対応する下記式(3)
で表される基を示す。ただし、k個のR6のうち少なくとも1つは式(4)で表される基である]
で表されるビニルエーテル化合物を生成させることを特徴とするビニルエーテル化合物の製造方法を提供する。
本発明では遷移元素化合物(遷移元素の単体を含む)を触媒として用いる。遷移元素化合物は単独で又は2以上を組み合わせて使用できる。遷移元素には、ランタン、セリウムなどのIIIA族元素(特にランタノイド元素);チタン、ジルコニウムなどのIVA族元素;バナジウムなどのVA族元素;クロム、モリブデン、タングステンなどのVIA族元素;マンガンなどのVIIA族元素;鉄、コバルト、ニッケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金などのVIII族元素;銅、銀などのIB族元素が含まれる。これらの中でもVIII族元素が好ましく、特に白金族元素(ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム及び白金)、とりわけイリジウムが好ましい。
式(1)で表されるビニルエステル化合物において、R1、R2、R3、R4は、それぞれ、水素原子又は有機基を示す。有機基としては、本反応を阻害しないような有機基(例えば、本方法における反応条件下で非反応性の有機基)であればよく、例えば、ハロゲン原子、炭化水素基、複素環式基、置換オキシカルボニル基(アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、シクロアルキルオキシカルボニル基など)、カルボキシル基、置換又は無置換カルバモイル基、シアノ基、ニトロ基、硫黄酸基、硫黄酸エステル基、アシル基(アセチル基等の脂肪族アシル基;ベンゾイル基等の芳香族アシル基など)、アルコキシ基(メトキシ基、エトキシ基等のC1-6アルコキシ基など)、N,N−ジ置換アミノ基(N,N−ジメチルアミノ基、ピペリジノ基など)など、及びこれらが2以上結合した基などが挙げられる。前記カルボキシル基などは有機合成の分野で公知乃至慣用の保護基で保護されていてもよい。前記ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素原子が挙げられる。これらの有機基のなかでも、炭化水素基、複素環式基などが好ましい。
本発明の製造法では、反応成分として広範囲のヒドロキシ化合物(アルコール及びフェノール類等)を用いることができる。式(2)中、R5における有機基としては、本反応を阻害しないような有機基(例えば、本方法における反応条件下で非反応性の有機基)であればよく、例えば、前記R1、R2、R3、R4における有機基と同様のものが例示される。代表的な有機基には炭化水素基及び複素環式基が含まれる。炭化水素基、複素環式基としては、前記R1、R2、R3、R4における炭化水素基、複素環式基と同様のものを例示できる。前記炭化水素基及び複素環式基には、置換基を有する炭化水素基及び複素環式基(これらに環が縮合している場合も含む)も含まれる。置換基としては反応を阻害しないものであれば特に制限はなく、例えば、前記R1等における炭化水素基及び複素環式基が有していてもよい置換基と同様のものを例示できる。kはR5に結合しているヒドロキシル基の個数を意味し、自然数を示す。kは、通常1〜20であり、好ましくは1〜15、さらに好ましくは1〜10程度である。
で表される何れかの環式基を示し、W1は2価の炭化水素基を示す。nは0又は1を示し、mは1〜8の整数を示す。mが2以上の場合、括弧内の基は同一であってもよく異なっていてもよい]
で表される脂環式炭素骨格又はラクトン骨格を有するヒドロキシ化合物が含まれる。
で表される基が含まれる。
で表される芳香族系ビニルエーテル化合物が含まれる。
(a)w=0、s=0である化合物:ハイドロキノン、レゾルシノール、カテコール、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン、1,5−ジヒドロキシナフタレンなど
(b)w=0、s=1、u=1である化合物:(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)ベンゼン、1−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−4−メチルベンゼン、1−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)ナフタレンなど
(c)w=0、s=1、u=2〜6である化合物:1,2−(又は1,3−、1,4−)ビス(ヒドロキシメチル)ベンゼン、1,2−(又は1,3−、1,4−)ビス(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)ベンゼン、1,2−(又は1,3−、1,4−)ビス(1−ヒドロキシ−1−フェニルエチル)ベンゼン、1,2,3−(又は1,2,4−、1,3,5)トリス(ヒドロキシメチル)ベンゼン、1,5−ビス(ヒドロキシメチル)ナフタレン、1,5−ビス(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)ナフタレンなど
(d)w=0、s=2〜4の整数である化合物:2−ヒドロキシエチルベンゼン、3−ヒドロキシプロピルベンゼンなど
(e)w=1、s=t=0である化合物:3,3′,5,5′−テトラキス(ヒドロキシ)ビフェニル、ビス(3,5−ジヒドロキシフェニル)メタン、2,2−ビス(3,5−ジヒドロキシフェニル)プロパン、(2,4−ジヒドロキシフェニル)−フェニル−ケトン、ビス(2−ヒドロキシフェニル)ケトン、4,4′−(ジヒドロキシ)ジフェニルスルホン、4,4′−(ジヒドロキシ)ジフェニルスルホン、(2,4−ジヒドロキシフェニル)−(4−ヒドロキシフェニル)−ケトン、ビス(2,4−ジヒドロキシフェニル)ケトン、2,2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフタレンなど
(f)w=1で且つs及びtが1〜4の整数である化合物:4,4′−ビス(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)ビフェニル、ビス[4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]メタン、2,2−ビス[4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]プロパン、ビス[4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]エーテル、ビス[4−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル]ケトンなど
本発明に係る反応は無機塩基の存在下で行われる。無機塩基としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウムなどのアルカリ金属水酸化物;水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウムなどのアルカリ土類金属水酸化物;炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウムなどのアルカリ金属炭酸塩;炭酸マグネシウムなどのアルカリ土類金属炭酸塩;炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素セシウムなどのアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどのアルカリ金属の炭酸塩又は炭酸水素塩が好ましく、なかでも、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムがより好ましい。炭酸ナトリウムとしては、軽灰炭酸ナトリウムを好ましく用いることができる。
式(1)で表されるビニルエステル化合物と式(2)で表されるヒドロキシ化合物との反応は、溶媒の存在下又は非存在下で行われる。前記溶媒としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタンなどの脂肪族炭化水素;シクロヘキサンなどの脂環式炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼンなどの芳香族炭化水素;クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素;ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル;アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチルなどのエステル;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドなどのアミド;アセトニトリル、プロピオニトリル、ベンゾニトリルなどのニトリルなどが挙げられる。これらの溶媒は単独で又は2種以上を混合して用いられる。
(1)重灰炭酸ナトリウム
粒子径分布:500μm以上;5重量%
250μm以上500μm未満;60重量%
150μm以上250μm未満;30重量%
75μm以上150μm未満;4重量%
75μm未満;1重量%
(2)軽灰炭酸ナトリウム
粒子径分布:250μm以上;3重量%
150μm以上250μm未満;15重量%
75μm以上150μm未満;50重量%
75μm未満;32重量%
なお、上記の粒子径分布は、60メッシュ(250μm)、100メッシュ(150μm)、200メッシュ(75μm)のふるいを用いて仕分けた後、それぞれの重量を測定することにより算出した。
(1)ジ−μ−クロロビス(1,5−シクロオクタジエン)二イリジウム(I):[Ir(cod)Cl]2
(1)1,4−シクロヘキサンジオール
(2)5−ヒドロキシメチル−7−オキサ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オール:「HOBHO」と称する場合がある
(3)イソソルバイド
(1)プロピオン酸ビニル
(2)酢酸ビニル
冷却管、及び、凝縮液を分液させて有機層を反応容器に戻し水層を系外に排出するためのデカンターを取り付けた1000ml反応容器に、ジ−μ−クロロビス(1,5−シクロオクタジエン)二イリジウム(I)[Ir(cod)Cl]2(839mg、1.25mmol)、軽灰炭酸ナトリウム(12.7g、0.12mol)、1,4−シクロヘキサンジオール(58g、0.5mol)、プロピオン酸ビニル(125g、1.25mol)、及びトルエン(300ml)を仕込んだ後、表面積が10cm2の攪拌羽根を用い回転数を250rpmに設定し、攪拌しながら徐々に温度を上げて還流させた。還流下、副生する水をデカンターで除去しながら、5時間反応させた。反応液をガスクロマトグラフィーにより分析したところ、1,4−シクロヘキサンジオールの転化率は100%であり、1,4−シクロヘキサンジオールを基準として1,4−シクロヘキサンジオールジビニルエーテルが81%、1,4−シクロヘキサンジオールモノビニルエーテルが4%の収率で生成していた。
冷却管、及び、凝縮液を分液させて有機層を反応容器に戻し水層を系外に排出するためのデカンターを取り付けた1000ml反応容器に、ジ−μ−クロロビス(1,5−シクロオクタジエン)二イリジウム(I)[Ir(cod)Cl]2(839mg、1.25mmol)、軽灰炭酸ナトリウム(12.7g、0.12mol)、1,4−シクロヘキサンジオール(58g、0.5mol)、及びトルエン(300ml)を仕込んだ後、表面積が10cm2の攪拌羽根を用い回転数を250rpmに設定し、攪拌しながら徐々に温度を上げて還流させた。その後、反応温度が95〜100℃となるように、酢酸ビニル(108g、1.25mol)を間欠的に投入し、還流下、副生する水をデカンターで除去しながら、5時間反応させた。反応液をガスクロマトグラフィーにより分析したところ、1,4−シクロヘキサンジオールの転化率は100%であり、1,4−シクロヘキサンジオールを基準として1,4−シクロヘキサンジオールジビニルエーテルが80%、1,4−シクロヘキサンジオールモノビニルエーテルが4%の収率で生成していた。
冷却管、及び、凝縮液を分液させて有機層を反応容器に戻し水層を系外に排出するためのデカンターを取り付けた1000ml反応容器に、ジ−μ−クロロビス(1,5−シクロオクタジエン)二イリジウム(I)[Ir(cod)Cl]2(839mg、1.25mmol)、軽灰炭酸ナトリウム(12.7g、0.12mol)、及びトルエン(300ml)を仕込んだ後、表面積が10cm2の攪拌羽根を用い回転数を250rpmに設定し、攪拌しながら徐々に温度を上げて還流させた。その後、反応温度が95〜100℃となるように、酢酸ビニル(108g、1.25mol)を間欠的に投入し、1,4−シクロヘキサンジオール(58g、0.5mol)を30分おきに6分割して投入し、還流下、副生する水をデカンターで除去しながら、5時間反応させた。反応液をガスクロマトグラフィーにより分析したところ、1,4−シクロヘキサンジオールの転化率は100%であり、1,4−シクロヘキサンジオールを基準として1,4−シクロヘキサンジオールジビニルエーテルが90%、1,4−シクロヘキサンジオールモノビニルエーテルが2%の収率で生成していた。
冷却管、及び、凝縮液を分液させて有機層を反応容器に戻し水層を系外に排出するためのデカンターを取り付けた1000ml反応容器に、軽灰炭酸ナトリウム(12.7g、0.12mol)、及びトルエン(300ml)を仕込んだ後、表面積が10cm2の攪拌羽根を用い回転数を250rpmに設定し、攪拌しながら徐々に温度を上げて還流させた。その後、プロピオン酸(7.4g、0.1mol)を加え、反応温度が95〜100℃となるように、酢酸ビニル(108g、1.25mol)を間欠的に投入し、イソソルバイド(73g、0.5mol)を30分おきに6分割して投入し、さらにジ−μ−クロロビス(1,5−シクロオクタジエン)二イリジウム(I)[Ir(cod)Cl]2(839mg、1.25mmol)を30分おきに8分割して投入し、還流下、副生する水をデカンターで除去しながら、5時間反応させた。反応液をガスクロマトグラフィーにより分析したところ、イソソルバイドを基準としてイソソルバイドジビニルエーテルが84%の収率で生成していた。
冷却管、及び、凝縮液を分液させて有機層を反応容器に戻し水層を系外に排出するためのデカンターを取り付けた1000ml反応容器に、ジ−μ−クロロビス(1,5−シクロオクタジエン)二イリジウム(I)[Ir(cod)Cl]2(839mg、1.25mmol)、軽灰炭酸ナトリウム(12.7g、0.12mol)、及びトルエン(300ml)を仕込んだ後、表面積が10cm2の攪拌羽根を用い回転数を250rpmに設定し、攪拌しながら徐々に温度を上げて還流させた。その後、プロピオン酸(7.4g、0.1mol)を加え、反応温度が95〜100℃となるように、酢酸ビニル(108g、1.25mol)を間欠的に投入し、5−ヒドロキシメチル−7−オキサ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オール(73g、0.5mol)を30分おきに6分割して投入し、還流下、副生する水をデカンターで除去しながら、5時間反応させた。反応液をガスクロマトグラフィーにより分析したところ、5−ヒドロキシメチル−7−オキサ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オールを基準として5−ヒドロキシメチル−7−オキサ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オールジビニルエーテルが80%の収率で生成していた。
冷却管、及び、凝縮液を分液させて有機層を反応容器に戻し水層を系外に排出するためのデカンターを取り付けた1000ml反応容器に、軽灰炭酸ナトリウム(12.7g、0.12mol)、及びトルエン(300ml)を仕込んだ後、表面積が10cm2の攪拌羽根を用い回転数を250rpmに設定し、攪拌しながら徐々に温度を上げて還流させた。その後、プロピオン酸(7.4g、0.1mol)を加え、反応温度が95〜100℃となるように、酢酸ビニル(108g、1.25mol)を間欠的に投入し、5−ヒドロキシメチル−7−オキサ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オール(73g、0.5mol)を30分おきに6分割して投入し、さらにジ−μ−クロロビス(1,5−シクロオクタジエン)二イリジウム(I)[Ir(cod)Cl]2(839mg、1.25mmol)を30分おきに8分割して投入し、還流下、副生する水をデカンターで除去しながら、5時間反応させた。反応液をガスクロマトグラフィーにより分析したところ、5−ヒドロキシメチル−7−オキサ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オールを基準として5−ヒドロキシメチル−7−オキサ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オールジビニルエーテルが89%の収率で生成していた。
軽灰炭酸ナトリウム(12.7g、0.12mol)の代わりに重灰炭酸ナトリウム(12.7g、0.12mol)を用いた以外は実施例1と同様の方法により反応を行い、反応液を得た。反応液をガスクロマトグラフィーにより分析したところ、1,4−シクロヘキサンジオールの転化率は100%であり、1,4−シクロヘキサンジオールを基準として1,4−シクロヘキサンジオールジビニルエーテルが67%、1,4−シクロヘキサンジオールモノビニルエーテルが5%の収率で生成していた。
軽灰炭酸ナトリウム(12.7g、0.12mol)の代わりに重灰炭酸ナトリウム(12.7g、0.12mol)を用いた以外は実施例2と同様の方法により反応を行い、反応液を得た。反応液をガスクロマトグラフィーにより分析したところ、1,4−シクロヘキサンジオールの転化率は100%であり、1,4−シクロヘキサンジオールを基準として1,4−シクロヘキサンジオールジビニルエーテルが54%、1,4−シクロヘキサンジオールモノビニルエーテルが4%の収率で生成していた。
Claims (1)
- 有機イリジウム錯体触媒、及び、粒子径150μm未満の粒子を10重量%以上含有する軽灰炭酸ナトリウムの存在下、下記式(1)
で表されるビニルエステル化合物と、下記式(2)
で表されるヒドロキシ化合物とを反応させて、対応する下記式(3)
で表される基を示す。ただし、k個のR6のうち少なくとも1つは式(4)で表される基である]
で表されるビニルエーテル化合物を生成させることを特徴とするビニルエーテル化合物の製造方法。
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