JPWO2006030554A1 - 携帯電子機器収納ケース - Google Patents

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Abstract

画面を備えた携帯電子機器を載置可能な基台部と、画面を拡大できるよう基台部の上方に支持された画面拡大手段(例えば樹脂レンズ)と、基台部に対して画面拡大手段を支持する支持手段とを備え、基台部と画面拡大手段との間に携帯電子機器を収納可能とした収納ケースである。支持手段は、基台部から略垂直に起立する支柱本体部と、画面拡大手段から略垂直に立ち下がる支持脚部と、支柱本体部に装着可能な第一嵌合部及び支持脚部に装着可能な第二嵌合部を有する中間部材とを含み、この中間部材を支柱本体部と支持脚部との間に介在させることにより基台部と画面拡大手段との距離を変更可能とした。支持手段を伸縮自在としても良い。

Description

本発明は、携帯電子機器収納ケースに係り、特に、携帯ゲーム機のようなディスプレイを備えた電子機器を持ち運ぶときにこれを収容するとともに、該機器を使用するときに当該ケースをそのまま使用して画面を拡大することを可能とする器具に関する。
近年、携帯ゲーム機や、動画・静止画を再生する画像再生装置、PDA、電子手帳などディスプレイを備えた各種の携帯電子機器が提供されており、場所や時を選ばず様々なコンテンツを楽しむことを可能としている。
ところで、携帯型の電子機器は、携帯性を高めるため小型化すれば、自ずと画面は小さくならざるを得ず、例えば文字を読む場合には小さくなって読み難く、画像を鑑賞する場合には迫力に欠ける場合がある。このため、このような携帯機器に装着してその画面を拡大することを可能とする補助器具の提案がなされている(例えば実用新案登録第2525699号公報,特許第3545719号公報)。
ところが、これら従来の補助器具では、画面の拡大率が十分でなく画像の迫力に欠けるうえ、携帯機器(例えばゲーム機)を操作する場合に当該補助器具の装着安定性や携帯機器自体の操作性が十分良好であるとは言えず、改良の余地を残している。
また、かかる携帯電子機器を持ち運ぶ場合にこれを収納して保護するケースが提供されることがあるが、このようなケースは電子機器を使用するときには当然のように不要となり、邪魔にさえなる。
したがって、本発明の目的は、携帯電子機器を持ち運ぶときにこれを収納するとともに、当該電子機器を使用するときにはそのまま収納ケースを利用して大きな画面映像を良好な安定性と操作性を保持しつつ楽しむことを可能とする点にある。
上記課題を解決し目的を達成するため、本発明に係る携帯電子機器収納ケースは、表示画面を備えた携帯電子機器を載置可能な基台部と、前記表示画面を拡大できるよう前記基台部の上方に支持された画面拡大手段と、前記基台部に対して前記画面拡大手段を支持する支持手段とを備え、前記基台部と前記画面拡大手段との間に前記携帯電子機器を収納可能とした。
本発明に係る携帯電子機器収納ケースでは、携帯電子機器を前記基台部に載置し、該基台部と画面拡大手段との間に当該電子機器を収容することによりこれを持ち運ぶことが出来るとともに、電子機器を使用するにあたっては、基台部への載置状態でそのまま画面拡大手段によって拡大された画面を見て、当該機器を使用することが可能となる。
上記携帯電子機器としては、例えば携帯ゲーム機が挙げられるが、これに限定されるものではなく、携帯電話機、動画・静止画を再生可能な各種の画像再生装置、PDA、電子手帳その他、ディスプレイを備えた各種の携帯電子機器が含まれる。
上記支持手段は、基台部の一側部に起立して画面拡大手段を片持ち梁状に支持し、かつ基台部に対する画面拡大手段の支持距離を変更できるように構成することが望ましい。
ゲーム機を含む各種の電子機器では、機器表面に様々な操作ボタンを備えることが多いが、上記のように支持手段が基台部の一側部に起立して画面拡大手段を片持ち梁状に支持する構造とすれば、収納ケースがかかる操作ボタンの操作を邪魔し、機器の操作性を低下させることを防ぐことができ、当該電子機器単体(電子機器をケースに収納したり、何らかの補助器具等を装着することのない裸の状態)と略同レベルの操作性を確保することが可能となる。また、収納される電子機器は基台部に載せられて安定して支持されるから、当該電子機器の操作性も良好である。
さらに、基台部に対する画面拡大手段の支持距離を変更可能とすることで、電子機器の収納時にはケース全体を薄くして携帯性を良好することができ、一方、電子機器の使用時には基台部と画面拡大手段との距離を大きくして大きく拡大された画面を楽しむことが出来る。
さらに上記支持手段を、基台部の周面(例えば背面や側面等)に固定することがある。このようにすれば、当該収納ケースの全体の厚さ寸法を小さく抑えて薄くすることが出来る一方、電子機器の使用時には基台部と画面拡大手段との距離を大きくして画面を拡大することが可能となる。特に、後に述べるように基台部に収納部を形成する場合には、基台部の厚さ寸法(したがって収納ケースの全体厚)がその分大きくなりやすいから、上記のように基台部周面に支持手段を固定する構造とすることが、収納ケースを薄くする観点から好ましい。
前記支持手段は、前記基台部から略垂直に起立するように前記基台部に固定された支柱本体部と、前記画面拡大手段から略垂直に立ち下がるように前記画面拡大手段に固定されかつ前記支柱本体部に対し上下動可能に係合される支持脚部とを有することがある。
このような収納ケースでは、上記支柱本体部に対し支持脚部を相対的に移動させる(例えば引き出て伸ばす)ことにより、収納した電子機器の画面を大きく拡大することが出来る一方、支柱本体部に対し支持脚部を相対的に移動させる(例えば押し入れて縮める)ことにより、収納ケース全体を薄くして電子機器を持ち運ぶことが可能となる。
前記支柱本体部は、当該支柱本体部に装着可能な嵌合部を有しかつ上面側から前記支持脚部を上下動可能に支持可能な延長部材を装着可能とされ、この延長部材を装着することにより、前記基台部上面と前記画面拡大手段との距離を延長可能とされている場合がある。
このように延長部材を装着できるようにすれば、電子機器の画面と画面拡大手段との距離をより大きくとることが出来るから、画面をより大きく拡大することが可能となる。尚、上記延長部材は、上下方向に2個以上繋げて装着できるようにしても良く、このような構成によれば、画面の拡大率をより一層向上させることが出来る。
また、支持手段として支柱本体部と支持脚部とを含む上記収納ケースでは、弾性を有しかつ前記支柱本体部と前記支持脚部とを係合させたときに当該支柱本体部と支持脚部との係合面に介在されて押し潰される小突起を、前記支柱本体部と前記支持脚部のいずれか一方または双方に、前記支持脚部の上下動方向に亘って複数設ける場合がある。
このようなケース構造によれば、支柱本体部から支持脚部を引いて所望量引き伸ばした位置で支持脚部を良好に停止させ、画面拡大手段を所望の高さ位置に、より確実に支持することが可能となる。したがって、電子機器の使用中に画面拡大手段が使用者の意に反して下がってしまったり、携帯中に不用意に支持脚部が飛び出すようなことを防ぐことが出来る。
一方、前記支持手段は、前記基台部から略垂直に起立するように前記基台部に固定された支柱本体部と、前記画面拡大手段から略垂直に立ち下がるように前記画面拡大手段に固定される支持脚部と、前記支柱本体部に装着可能な第一嵌合部および前記支持脚部に装着可能な第二嵌合部を有する中間部材とを含み、前記中間部材を前記支柱本体部と前記支持脚部との間に介在させることにより前記基台部と前記画面拡大手段との距離を変更可能としても良い。
このような構成によっても上述した支持手段の構造と同様に、収納時にケース全体を薄くする一方、電子機器使用時には画面を大きく拡大することが可能となる。
さらに、上記前記支柱本体部には、電子機器に対しデータを伝送する伝送媒体が通過可能な切欠部または貫通孔を設けても良い。
携帯電子機器には、赤外線や電気信号などの各種のデータ伝送媒体の入出力を可能とするポート(例えば赤外線ポートやUSBポート)が設けられることが多いが、上記切欠部または貫通孔を通じてこれらポートへのアクセスを可能とするためである。
さらに、前記支柱本体部、支持脚部、延長部材および中間部材のうちの少なくともいずれか1つに広告記載を配しても良い。広告記載とは、宣伝広告に関連した各種の記載を言い、例えば商標や商品名、社名、メッセージなどを表す文字や記号、図形、マーク、画像などを含む。
前記画面拡大手段は、平板状の樹脂製レンズを含むことがある。
また、前記画面拡大手段は、透光性を有する樹脂板を含み、前記樹脂製レンズは、該樹脂板に貼り付けられていることがある。
このように樹脂製レンズを樹脂板に貼り付けて支持する構造とすれば、樹脂製レンズが薄い場合であっても、その撓みを防止し、より鮮明な拡大画像を得ることが出来る。さらに、樹脂製レンズを樹脂板の下面に配置すれば、携帯中に樹脂製レンズが傷つくことを防ぐことが出来る。
また、前記画面拡大手段は、2枚以上の平板状の樹脂製レンズと、1枚以上の透光性を有する樹脂板とを含み、該樹脂板の上面と下面とに前記樹脂製レンズを貼り付けても良く、このような構成によれば、画面の拡大率をより大きくすることが出来る。
前記画面拡大手段が、上面が凸面で下面が略平面であるレンズを含むようにしても良い。これによれば、より大きな画面拡大率を得ることが出来るとともに、画面拡大手段の下面が平坦であるから、収納時に画面拡大手段を基台部(電子機器)に近接させてコンパクトに電子機器を収納することが可能となる。
前記画面拡大手段が、前記表示画面を拡大するレンズと、当該レンズを支持するフレームとを備えるようにしても良い。レンズをより確実に支持可能とするためである。この場合、レンズとフレームとを樹脂により一体成形して形成する場合がある。これによれば、ケースを持ち歩いているときにレンズが脱落する危険性を防止することが出来る。
また、前記画面拡大手段は、前記表示画面を拡大するレンズと、当該レンズを支持するフレームとを備え、前記レンズは、上面および下面が共に凸面であり、かつ当該レンズが前記フレームの下面から下方へ突出しないように前記フレームに支持されていることがある。このような構造によれば、より大きな拡大率を確保し、かつフレーム下面にレンズが突出しないから収納時に画面拡大手段を基台部(電子機器)に近接させてコンパクトに電子機器を収納することが出来る。
また、上記レンズの周面の少なくとも一部を略垂直に起立する平面とすることがある。 このようにレンズの周面に略垂直に起立する平面を形成することで、当該平面からレンズ内に光を取り入れ、基台部上に置かれた電子機器の画面をより明るく見やすくすることが出来る。上記フレームによりレンズを支持する構造を採る場合には、当該略垂直に起立する平面がフレームの上面より上方に位置させるようにすることが望ましい。より光を取り入れやすくするためである。
本発明の携帯電子機器収納ケースでは、前記基台部と前記画面拡大手段とが略同一の平面形状を有するものとすることがある。電子機器を収納して持ち運ぶときに、当該電子機器を覆って保護しかつケース全体としてこれを把持しやすくするためである。
前記基台部の上面部には、少なくとも基台部上面に平行な方向への携帯電子機器の移動を規制する係止手段を設けることがある。当該電子機器の使用中あるいは携帯中に該電子機器を固定するためである。
かかる係止手段としては、例えば、携帯電子機器の四隅部をそれぞれ保持する4個のストッパ片を含むもの、あるいは携帯電子機器の対向する一対の側面をそれぞれ保持する2個のストッパ片を含むものとすることが出来る。
上記ストッパ片は、基台部に対し着脱自在に設けられ、かつ基台部上面において設置位置を変更可能に構成しても良く、このような構成によれば、大きさの異なる複数種類の携帯電子機器を基台部の上面に収容することが出来る。
より具体的には、ストッパ片は、その下面部に、前記基台部上面に対し該ストッパ片を設置可能とする支持脚を有し、前記基台部の上面には、該ストッパ片の支持脚を嵌挿可能な嵌合穴を設け、前記嵌合穴として、第一の携帯電子機器を係止できるよう該第一の携帯電子機器の外形寸法に対応した位置に形成された一群の嵌合穴と、前記第一の携帯電子機器と大きさの異なる第二の携帯電子機器を係止できるよう該第二の携帯電子機器の外形寸法に対応した位置に形成された一群の嵌合穴とを備えるものとすることが出来る。
さらに、前記第一の携帯電子機器の外形寸法に対応した位置に形成された一群の嵌合穴の内壁を、第一の色彩を有するものとし、前記第二の携帯電子機器の外形寸法に対応した位置に形成された一群の嵌合穴の内壁を、前記第一の色彩とは異なる第二の色彩を有するものとしも良く、前記ストッパ片として、前記第一の色彩が施された一群のストッパ片と、前記第二の色彩が施された一群のストッパ片とを備えるよう構成することも出来る。
このようなケース構造によれば、収納しようとする電子機器に対応したストッパ片と嵌合穴とを一見して判別することが可能となり、即座にストッパ片を対応する(同色の)嵌合穴に取り付け、電子機器を収納することが出来る。
また、前記基台部の上面に載置される前記携帯電子機器の横滑りを防止する樹脂製の滑り止めを前記基台部の上面に配しても良い。
さらに、前記基台部下面の左右方向に関する略中央部に、当該携帯電子機器収納ケースを立て掛けるスタンドと係合可能な凹部を形成しても良い。電子機器を収納して収納ケースごと適当なスタンドに立て掛けて画面を観賞することを可能とするためである。
前記基台部には、前記延長部材または前記中間部材を収納可能な収納部を設けても良い。前記延長部材または前記中間部材を収納して携帯性を向上させるためである。
さらに前記基台部に、前記携帯電子機器で使用される付属品を収納可能な収納部を設けても良い。付属品とは、具体的には、当該電子機器で使用可能なバッテリ(充電池や乾電池等)、ヘッドフォン、ゲームソフト等を格納した記憶媒体(カセット、ディスク等)等の物品をいう。電子機器(例えばゲーム機)は、高機能化、画面の大型・高輝度化等により、消費電力が年々増大しているが、上記収納部を設け、例えば予備のバッテリを格納可能とすれば、バッテリ切れに速やかに対応することが出来る。また、本収納ケースに電子機器とその周辺付属品を総てあるいは略総て収納して持ち運べるようにすることができ、その利便性を向上させることが出来る。
また前記基台部には、当該携帯電子機器から伝送される音声信号を入力可能なスピーカを設けることも可能である。
本発明に係る携帯電子機器収納ケースによれば、携帯電子機器を持ち運ぶときにこれを収納するとともに、該機器を使用するときにはそのまま当該ケースを利用して大きな画面を楽しむことが可能となる。
本発明の他の目的、特徴および利点は、図面に基づいて述べる以下の本発明の実施の形態の説明により明らかにする。尚、各図中、同一の符号は、同一又は相当部分を示す。
本発明の第一の実施形態に係る携帯電子機器収納ケースを示す斜視図(背面側から見た図)である。 前記第一実施形態に係る収納ケースを示す分解斜視図である。 前記第一実施形態に係る収納ケースを示す端面図である。 前記第一実施形態に係る収納ケース(開蓋状態)を示す底面図である。 前記第一実施形態に係る収納ケースを示す断面図(図2のA−A矢視断面/ストッパ片およびゲーム機は省略している)である。 (a)から(d)は、前記第一実施形態におけるレンズ部の構成例を示す図である。 前記第一実施形態に係る収納ケースの変形例を示す分解斜視図である。 前記第一実施形態の変形例に係る収納ケースの端面図である。 本発明の第二の実施形態に係る携帯電子機器収納ケース(ベース部)を示す斜視図である。 前記第一ないし第二の実施形態に係る収納ケースのベース部の別の構成例を示す底面図である。 前記第一ないし第二の実施形態に係る収納ケースのベース部のさらに別の構成例を示す底面図である。 本発明の第三の実施形態に係る携帯電子機器収納ケースを示す分解斜視図である。 前記第三実施形態の携帯電子機器収納ケース(収納部を開けた状態)を示す斜視図である。 前記第三実施形態の携帯電子機器収納ケース(電子機器収納状態)を示す斜視図である。 前記第三実施形態の携帯電子機器収納ケース(電子機器使用状態)を示す斜視図である。 前記第三実施形態の携帯電子機器収納ケースで使用する中間部材の内部構造を示す断面図である。 前記第三実施形態に係る携帯電子機器収納ケースの使用状態の一例を示す斜視図である。 前記第三実施形態に係る携帯電子機器収納ケースに使用可能なスタンドの一例を示す側面図である。 前記第三実施形態に係る携帯電子機器収納ケースの変形例を示す正面図である。 前記図19の変形例に係る収納ケースを示す底面図である。 前記第三実施形態に係る携帯電子機器収納ケースのさらに別の変形例を示す背面図である。 前記図21の変形例に係る収納ケースを示す側面図である。 前記第三実施形態に係る携帯電子機器収納ケースのさらに別の変形例を示す分解斜視図である。 前記第三実施形態に係る携帯電子機器収納ケースにおけるレンズ板の別の構成例を示す正面図である。
〔第1実施形態〕
図1から図8は、本発明の第一の実施の形態に係る携帯電子機器収納ケースを示すものである。これらの図に示すように、この携帯電子機器収納ケース11は、携帯ゲーム機1を収納するのに適するよう構成したもので、ゲーム機1を載せるベース部12と、該ベース部12の上方に所定の間隔を隔てて略水平に支持したレンズ部21と、レンズ部21を支持する支柱部31とを備えている。尚、本発明の収納ケースは、必ずしもゲーム機用のものに限定されず、表示画面を備えた他の電子機器にも適用することが可能であることは、既に述べたとおりである。
ベース部12は、直方体の全体形状を呈し、ゲーム機1を載せることが可能な平面略長方形の平坦な上面13を有する。ベース部12の上面13には、ゲーム機1の四隅を保持し、ベース部12にゲーム機1を係止する4個のストッパ片14a,14b,14c,14dを設けてある。ストッパ片14a〜14dは、ゲーム機1の隅角部を支えることが出来るように略L字状の平面形状を持ち、ゲーム機1に当接する内側面に弾性材料(例えばウレタン等の弾性樹脂材料)からなるクッション部Sを備えるとともに、底面に円柱状の脚tを備えている。
一方、ベース部12の上面13には、ストッパ片14a〜14dの脚tを受け入れる嵌合穴15,16を設けてあり、脚tを該嵌合穴15,16に差し込むことにより、ストッパ片14a〜14dをベース部12の上面13に装着することが出来る。嵌合穴としてこの実施形態では、第一の外形サイズを有するゲーム機1を収納するための一組(4つ)の嵌合穴15と、該ゲーム機1より小さな外形サイズを有するゲーム機(図示せず)を収納可能とするもう一組(4つ)の嵌合穴16と設けてある。
したがって使用者は、各ストッパ片14a〜14dを第一の組の嵌合穴15から第二の組の嵌合穴16に付け替えることにより、他機種のゲーム機を収納することが出来る。尚、この例では、2種類の大きさの電子機器を収納できるようにしたが、さらに多数組の嵌合穴を設けることにより、3種類以上の機器を収納できるようにすることも可能である。
また嵌合穴15,16には、上記第一の組を構成する嵌合穴15と、第二の組を構成する嵌合穴16とで、それらの内壁に異なる色を施してある。すなわち、第一の組に属する嵌合穴15の内壁は、例えば赤色とし、第二の組に属する嵌合穴16の内壁は、例えば黄色に着色しておく(これらの色は、なに色でも良い)。
また、嵌合穴15,16の色に合わせてストッパ片14a〜14dに色彩を施しておいても良い。例えば、上記例では、第一のゲーム機1を係止するストッパ片として嵌合穴15の色に合わせた赤色のものと、第二のゲーム機を係止するストッパ片として嵌合穴16に合わせた黄色のものとをそれぞれ用意する。このような着色を施すことにより、デザイン性を高めることが出来るとともに、種々のゲーム機を収容するときに、各ゲーム機を係止する嵌合穴とストッパ片をひと目で判別可能とすることが出来る。
ベース部12には、底面側に複数(この例の場合3つ)の収納部18(18a,18b,18c)を設けてあり、この中にゲーム機用の予備バッテリ4(充電池/例えばリチウムイオンバッテリ)と、後に述べる延長部材41を収納することが可能である。具体的には、図4に示すようにベース部12の底に3個の窪みを設けて収納部18a,18b,18cを形成し、バッテリ4および延長部材41を収納可能としてある。
また、ベース部12の底には、収納部18a,18b,18cを塞ぐ底蓋17を設けてあり、底蓋17はベース部12の左右方向(図4紙面の縦方向)にスライドさせることにより開閉することが可能である。収納部18の大きさ、形状および数(2つ以下でも4つ以上設けても良い)は、特に限定されないが、収納すべき付属品(例えばバッテリ、延長部材)が隙間なく納まる大きさとすれば、持ち運ぶときにベース部12の中で収納した付属品が動いて不快音を立てる(カタカタ鳴る)ことを防ぐことが出来る。
尚、収納部18は、バッテリのほかにも、ヘッドフォンや接続コード、ACアダプタ,充電アダプタ,ゲームソフト等を格納した記憶媒体(カセット、ディスク等)など様々な周辺物品を収納するようにすることが可能である。また、収納部18の構造やその開閉を行う蓋の形状、開閉機構等は、この例のほかにも様々な構造とすることが出来る。例えば、上記実施形態では蓋をベース部12の底面に設けたが、ベース部12の周面(例えば前面、背面または側面)に設けるようにしても良い。また、スライドして開閉する蓋でなく、回動動作により開閉する蓋(扉)としたり、あるいはベース部から引き出すことが出来る引出しを設けてその中に上記付属品を収納できるようにしても構わない。
さらに、図10に示すようにベース部12には、ゲーム機1から出力される音声信号を入力可能なスピーカ45を設けることもでき、スピーカ45の前段にアンプを設けて音声信号を増幅し、より大迫力の音声によってゲームや音楽、映画など各種のコンテンツを楽しめるようにすることも可能である。
また、図11に示すようにベース部12の例えば底面に太陽電池パネル55を設け、該太陽電池から収納した電子機器に接続コードを通じて電力を供給するようにすることも可能である。この場合、太陽電池によって作り出された電力を直接電子機器に供給するのではなく、当該電子機器用の充電池に供給して該充電池を充電するようにしても良い。
支柱部31は、ベース部12の背面12aに固定しベース部12の底面の高さレベルから略垂直に上方に立ち上がる鞘部32と、鞘部32に嵌合し上下動可能に挿入される摺動脚部33とからなる。鞘部32は、その幅寸法W1を、ベース部12の幅Wより狭くかつゲーム機1の画面2の幅寸法と同程度の幅寸法とし、ベース部12の背面12aでかつベース部12の幅方向の略中央位置に固定してある。これにより次のような利点が得られる(後述の他の実施形態においても同様)。
携帯ゲーム機1は、両手で持って操作できるよう筐体の左右に操作ボタン3が設けられることが多いが、本実施形態のように支柱部31をベース部12の(したがってゲーム機1の)背面側の中央部に設ければ、ゲーム機1の操作性を低下させることなく(ボタン操作3を邪魔することなく)、画面2を拡大することが可能となる。
さらに、本発明ではベース部12(基台部)の上面から立ち上げるように支柱部31(支持手段)を設けることも可能であるが(このような構成も本発明の範囲内である)、支柱部31をベース部12の背面12aに固定すれば、収納ケース11全体の厚さ(高さ)Hを小さく抑えつつ摺動脚部33の上下動ストロークをより長くとって画面2の拡大率を大きくすることが可能となる。
また、摺動脚部33の左右両側面には、上下方向に亘って配列させた複数の突起34を設けてある。これらの突起34は、弾性を有し摺動脚部33を鞘部32に挿入したときに鞘部32の内壁に当接して潰れ、摺動脚部33を所望の位置でしっかりと鞘部32に係止することを可能とするものである。したがって、ゲーム中にレンズ部21が下方にずり落ちてきたり、持ち運び中に不用意に摺動脚部33が飛び出すようなアクシデントを防ぐことが出来る。
摺動脚部33の上端面には、略水平にレンズ部21を固定してある。このレンズ部21は、摺動脚部33と略直交してベース部12の上面13と略平行となるように摺動脚部33に固定した透光性を有する樹脂板(例えばアクリル板)23と、樹脂板23の下面に貼着した板状の樹脂レンズ22とからなる。レンズ22を樹脂板23の下面に設けることで、レンズ22に傷が付くことを防止することが出来る。尚、本実施形態では、前記ベース部12および支柱部31についても、透光性を有する樹脂板(例えばアクリル板)により形成することが可能である。
樹脂板23の表面には、反射防止膜を設けても良い。このような構成によれば、屋外や天井から照明される室内などにおいて、太陽光や照明光が樹脂板23の表面で反射されて画面が見難くなるようなことを防ぐことが出来る。かかる反射防止膜の形成は、例えば蒸着や塗布、フィルムの貼着などの方法で行うことが出来る。
支柱部31を最も縮めたときのレンズ部21の支持高さ(ベース部上面13からの鞘部32の突出高)は、摺動脚部33を鞘部32に収容して支柱部31を最も縮めたときに、レンズ22とベース部12との間にゲーム機1をほぼちょうど収容できる高さ寸法とする。これにより、収納ケース11を薄くして携帯性を良好にすることが出来る。
図6はレンズ部21の構成例を示すものである。同図(a)は、上記実施形態のレンズ部を示すもので、樹脂板23の下面にレンズ22を配してある。このレンズ部は、同図(b)に示すように樹脂板23の上面にレンズ22を配した構造としたり、拡大率を上げるため、同図(c)に示すように樹脂板23の両面にそれぞれレンズ22を配したり、あるいは同図(d)に示すように複数枚の樹脂板23と複数枚のレンズ22を多層に重ねて配することも可能である。
さらに上記実施形態では、画面の拡大倍率をさらに高めるため、レンズ22の支持高さをさらに高くする延長部材を支柱部31に使用することが可能である。すなわち、図7および図8に示すようにこの延長部材41は、上面から摺動脚部33を上下動可能に収容することが可能で、鞘部32と略同様の構造を有しているが、下面部に鞘部32の上面開口32aに嵌合させることが可能な差込脚部41bを備えている。そして、この差込脚部41bを鞘部32に挿入して該鞘部32の上に立ち上がるように取り付けるとともに、上面開口41aから摺動脚部33を差し込むことにより、レンズ22の支持高さをさらに高くすることが出来る。また、かかる延長部材41を2個以上上方に繋げることにより、さらにレンズを高く支持して拡大率を増大させることも可能である。
本実施形態の収納ケース11は、携帯時には、ゲーム機1をベース部12上に収納するとともに支柱部31を縮めてケース厚Hを小さくして持ち運ぶことが出来る。一方、ゲームをするときには、摺動脚部33を引き出すことによりレンズ22を持ち上げ、該レンズ22により拡大された画面2を見ながらプレイをすることが出来る。画面2の拡大量は、レンズ22の支持高さを変えることにより調節することが可能である。また、ゲーム機1の前面側および左右両側面側にレンズ22を支える支柱などがなく開放されているから、ボタン3の操作性も良好である。さらに、収納ケース11をそのまま画面拡大装置として使用することが出来るから、ゲーム機の使用中にケースが邪魔になることもない。また、複数機種、複数種類の電子機器に対してひとつのケースで収納および画面拡大を行うことが可能である。さらに、ゲーム機に使用可能な予備のバッテリを収納することが出来るから、バッテリ切れにも即座に対応することができ利便性が高い。
〔第2実施形態〕
図9は、本発明の第二の実施の形態に係る携帯電子機器収納ケース(ベース部)を示すものである。同図に示すようにこの実施形態は、ゲーム機(電子機器)をベース部上に係止するストッパ片として、ゲーム機の前面と背面に当接してゲーム機を前後から挟むように挟持するストッパ片44a,44bを備えたもので、他の構成は前記第一実施形態と同様である。
本実施形態においてベース部12の前縁部に配したストッパ片44bは、ベース部12の上面13から略垂直に立ち上がるように設置してある。一方、ベース部後縁部のストッパ片44aは、同じくベース部12の上面13から略垂直に立ち上がるように設けてあるが、支柱部(鞘部32)の前面に貼着してあり、ゲーム機を良好に保持できるよう弾性材料(例えばウレタン等の弾性樹脂材料)により形成してある。尚、ベース部前縁のストッパ片44bについても、後縁のストッパ片44aと同様に弾性材料により形成しても良い。
さらに、上記ストッパ片44a,44bは、前記第一の実施形態と同様に、ベース部12に対して着脱可能とし、その設置位置を変更できるように構成すること(例えばベース部前縁のストッパ片44bを後方へずらすことが出来るようにして両ストッパ片44a,44bの間隔を変更可能とするなど)も可能である。このような構成によれば、奥行きの異なる複数種類の機器をベース部12上に係止して本ケースに収納することが可能となる。
〔第3実施形態〕
図12から図15は、本発明の第三の実施の形態に係る携帯電子機器収納ケースを示すものである。これらの図に示すようにこの携帯電子機器収納ケース101は、携帯ゲーム機1を収納するのに適するよう構成したもので、ゲーム機1を載せるベース部112と、ベース部112の上方に間隔を隔てて略水平に支持されるレンズ板120と、ベース部112の背面に立設した支柱部132と、支柱部132とレンズ板120との間に接続してレンズ板120の支持高さを大きくする中間部材141とを備えている。
ベース部112は、収納するゲーム機1の外形形状に合わせて左右両端部を円弧形状とした平面略長方形の全体形状を呈し(レンズ板120も同様の平面形状とした)、上面に載せたゲーム機1を挟持できるように当該ベース部112の前縁部に当該ベース部112の上面113から略垂直に立ち上がるようにストッパ板115を設けている。ゲーム機1は、このストッパ板115と支柱部132との間に挟持されることにより係止されるが、当該ゲーム機1の横ずれを防いで当該ゲーム機1をより確実に固定するため、ストッパ板115と支柱部132の各内側面には、ゲーム機1の周面(前面及び後面)に形成された凹部または穴部に嵌入する係止突起116,134を設けてある。尚、上記のようにベース部112の左右両端部を円弧形状とすることで、ゲーム中における当該ケース(ベース部)及びゲーム機のホールド性(両手で把持しやすくなる)を向上させることが出来る。
さらにベース部112の上面には、例えばゲーム中に当該ゲーム機1の横ずれを防ぐ滑り止め114又は114aを設けても良い。この滑り止め114,114aは、例えばゴムやその他の樹脂により形成することが出来る。形状および配設位置は様々なものであって良く特に問わない。また、ストッパ板115や支柱部132の内側面にも同様の滑り止めを設けても良い。
支柱部132は、ベース部112の背面に固定しベース部112の底面の高さレベルから略垂直に上方に立ち上がる鞘部からなり、この鞘部132の上面部には中間部材141の下端部に設けた脚部142を差し込んで係止することが可能である。また鞘部132の中央部には切欠部135を設け、中間部材141を装着しても孔が形成されるようにしてある。ゲーム機1には赤外線や電気信号などの各種のデータ伝送媒体の入出力を可能とするポート(例えば赤外線ポートやUSBポート)が設けられることが多いが、この切欠部135(孔)は当該ポートを使用可能とする(例えばUSBポートに差し込むケーブルを通すことを可能とする)ものである。また、例えば赤外線ポート等を使用可能とするため、他にも切欠部や孔を適宜設けて良い。
中間部材141は、図16にも示すように下端部に一定の間隔を隔てて下方に延びる2本の脚部142を備える一方、上端部にはレンズ板120の脚部123(後述する)を差し込むことが可能な開口部146を有する。開口部146の内部には、U字状の係止アーム144を設けてあり、この係止アーム144の両先端部外側面には突起145を形成してある。これらの突起145は、レンズ板120の脚部123に設けた凹部124に嵌合して当該脚部123(レンズ板120)を中間部材141に係止可能とするものである。一方、中間部材141の2本の脚部142の内側面にはそれぞれ、互いに対向するようにレンズ板120の脚部123に設けた凹部124と同様の凹部143を設けてある。
また前記支柱部132の内部にも、上記中間部材141の開口部146内に設けた係止アーム144と同様の機構(係止アーム)を設けて良く、中間部材141の脚部142を挿入したときに当該係止アームの突起に中間部材脚部142の凹部143が係止されるようにすることが出来る。さらに後に述べるレンズ板120は、上記中間部材141の脚部142と同様の脚部123を有しており、これらの脚部123を中間部材141の開口部146に挿入することにより脚部123の凹部124が開口部146内の係止アーム144の先端の突起145に係合してレンズ板120が中間部材141に係止される。
このように支柱部132(鞘部)と中間部材141との間の係合構造と、中間部材141とレンズ板120との間の係合構造とを同様の構造としてあるから、図14に示すようにレンズ板120の脚部123を支柱部132(鞘部)に差し込んでケース全体を薄くしてゲーム機1を持ち歩くことが出来る一方、図15に示すように支柱部132(鞘部)に中間部材141を差し込み、さらにこの中間部材141にレンズ板120の脚部123を差し込むことによりゲーム機1の画面の上方に距離を隔ててレンズ板120を支持して画面2を大きく拡大して見ることが可能となる。尚、ベース部112は、図13に示すように引出し状の収納部117を備えており、ゲーム機1を使用しないときにはこの収納部117に中間部材141を収納しておくことが可能である。
尚、上記支柱部132や中間部材141の背面には、例えば商標や商品名、社名、メッセージなどを表す文字や記号、図形、マーク、画像などの広告記載を配しても良い。
レンズ板120は、この実施形態では、樹脂レンズ121と、この樹脂レンズ121の周囲を支持するフレーム122とからなり、樹脂レンズ121は、凸状の上面と平坦な下面を持ち、略長方形の平面形状を有する。樹脂レンズ121の4つの周面は、略垂直に切り立つ側面121aとしてあり、これら側面121aの下端部を利用して当該樹脂レンズ121をフレーム122内に支持するとともに上部をフレーム122の上面よりさらに上方に突出させてこれにより当該側面121aからレンズ121内に光を取り入れることが出来るようにしてある。また、樹脂レンズ121の下面は、フレーム122の下面から下方に突出しないようにフレーム122の下面と略面一としてある。ゲーム機1の使用時には出来るだけ画面2を大きく拡大する一方、ゲーム機携帯時にはレンズ板120をゲーム機1に近接させてケース全体を出来るだけ薄くできるようにするためである。
尚、レンズによる拡大率をさらに高めるため、図24に示すようにレンズ221の下面を凸面221aとすることも可能である。この場合、レンズ221が収納時にゲーム機1に当接することを防ぐため、レンズ221の下面221aがフレーム122の下面122aから突出しないようにレンズ221をフレーム122に固定することが望ましい。
フレーム122は、後部側に略垂直に下方に立ち下がる2本の脚部123を有する。これら2本の脚部123は、前記中間部材141が備える脚部142と同様の構造を有するもので、前記支柱部132(鞘部)または中間部材141の開口部146に挿入して当該レンズ板120を支柱部132(鞘部)または中間部材141に支持可能とするものである。尚、フレーム122とレンズ121とを一体成形により構成しても良い。またフレームは透光性(例えば透明または半透明)を有する樹脂により形成することができ、このようなフレーム構造によれば、当該ケースのデザイン性を高めることが出来る。
図17は、上記第三実施形態に係る携帯電子機器収納ケース101の使用状態の一例を示すものであり、図18はこの使用例に係るスタンド201を示す側面図である。これらの図に示すように本実施形態の収納ケース101は、当該ケース101と別に構成したスタンド201に載せかつ立て掛けることにより、画面2を拡大して観賞することが可能である。このスタンド201は、図18から明らかなように、収納ケース101を載せて斜めに立て掛けることが出来る略V字状の中間部202と、この中間部202の前後に斜めに外方に張り出し中間部202を支持する脚部203,204とを有して、側面略M字状の全体形状を有する。ケース101を支持するには、図17に示すように中間部202に立て掛けるようにケース101を載せれば良い。
さらに、図19及び図20は、このようなスタンド201を使用するのに好適な上記第三実施形態の変形例を示すものである。これらの図に示すようにベース部112の底面に上記スタンド201が嵌まるような凹部118を形成すれば、ケース101の横ずれを防いでより安定してスタンド201にケース101を保持させることが可能となる。
図21及び図22はそれぞれ、上記第三実施形態に係る携帯電子機器収納ケースのさらに別の変形例を示す背面図と側面図である。これらの図に示すように支柱部132の背面にゲーム機で使用可能な記憶媒体(例えばメモリカード等)138を収納可能な収納部137を設けても良い。
さらに図23は、上記第三実施形態に係る携帯電子機器収納ケースのさらに別の変形例を示す分解斜視図であるが、この図に示すようにベース部112およびレンズ板120を略長方形の平面形状を有するものとしても良いし、他の形状とすることも可能である。ただし、ベース部112(基台部)とレンズ板120(画面拡大手段)とを略同一の平面形状とすることが、ケースを抱えて持ちやすくする点から好ましい。尚、この図23に示した例では、前記第二実施形態と同様に、支柱部132の前面に貼着した弾性材料からなるストッパ片44aを設けている。上記図12等に示した例でも同様の弾性材料からなるストッパ片によりゲーム機1を挟持できるようにしても良い。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の変更を行うことができることは当業者に明らかである。
例えば、ケース各部(ベース部、支柱部およびレンズ部)の形状、寸法および配置位置等は、図面に基づいて説明した上記実施形態のほかにも様々に変更することが可能である。また、第一の実施形態では、支柱部を一つの鞘部と一つの摺動脚部とにより構成したが、鞘部と摺動脚部を入れ子状に多段に設けてアンテナのように多段に伸びる支柱部を形成することも可能である。さらに支柱部を2個以上(例えば背面側だけでなく前面側にも)設けることも出来る。また上記実施形態では、基台部側に鞘部を、レンズ側に鞘部に挿入される脚部を設けたが、これとは逆に、レンズ側に鞘部を、基台部側に鞘部に嵌挿される脚部を備えるようにしても良い。また、上記各実施形態に開示した各部構成を適宜組み合わせて上記第一から第三実施形態以外のケースを構成することも可能である。
符号の説明
1…携帯ゲーム機
2…画面(液晶ディスプレイ)
3…ゲーム機の操作ボタン
4…予備バッテリ
11,101…携帯電子機器収納ケース
12,112…ベース部
14a,14b,14c,14d,44a,44b…ストッパ片
15,16…嵌合穴
17…底蓋
18,18a,18b,18c…収納部
21…レンズ部
22…板状樹脂レンズ
23…樹脂板(アクリル板)
31,32,132…鞘部(支柱部)
33…摺動脚部
34…突起
41…延長部材
45…スピーカ
55…太陽電池
114,114a…滑り止め
115…ストッパ板
116,134…係止突起
117…引出状収納部
120…レンズ板
121…レンズ
121a…レンズ側面
123,142…脚部
124,143…凹部
135…切欠部
137…記憶媒体収納部
141…中間部材
144…係止アーム
145…突起
146…開口部
201…スタンド

Claims (32)

  1. 表示画面を備えた携帯電子機器を載置可能な基台部と、
    前記表示画面を拡大できるよう前記基台部の上方に支持された画面拡大手段と、
    前記基台部に対して前記画面拡大手段を支持する支持手段と、
    を備え、
    前記基台部と前記画面拡大手段との間に前記携帯電子機器を収納可能とした
    ことを特徴とする携帯電子機器収納ケース。
  2. 前記支持手段は、前記基台部の一側部に起立して前記画面拡大手段を片持ち梁状に支持し、かつ、前記基台部と前記画面拡大手段との距離を変更可能に前記画面拡大手段を支持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器収納ケース。
  3. 前記支持手段を、前記基台部の周面に固定した
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器収納ケース。
  4. 前記支持手段は、
    前記基台部から略垂直に起立するように前記基台部に固定された支柱本体部と、
    前記画面拡大手段から略垂直に立ち下がるように前記画面拡大手段に固定されかつ前記支柱本体部に対し上下動可能に係合される支持脚部と、
    を有することを特徴とする請求項2または3に記載の携帯電子機器収納ケース。
  5. 前記支柱本体部は、当該支柱本体部に装着可能な嵌合部を有しかつ上面側から前記支持脚部を上下動可能に支持可能な延長部材を装着可能とされており、
    この延長部材を装着することにより、前記基台部上面と前記画面拡大手段との距離を延長可能とされている
    ことを特徴とする請求項4に記載の携帯電子機器収納ケース。
  6. 弾性を有しかつ前記支柱本体部と前記支持脚部とを係合させたときに当該支柱本体部と支持脚部との係合面に介在されて押し潰される小突起を、前記支柱本体部と前記支持脚部のいずれか一方または双方に、前記支持脚部の上下動方向に亘って複数設けた
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の携帯電子機器収納ケース。
  7. 前記支持手段は、
    前記基台部から略垂直に起立するように前記基台部に固定された支柱本体部と、
    前記画面拡大手段から略垂直に立ち下がるように前記画面拡大手段に固定される支持脚部と、
    前記支柱本体部に装着可能な第一嵌合部および前記支持脚部に装着可能な第二嵌合部を有する中間部材と、
    を含み、
    前記中間部材を前記支柱本体部と前記支持脚部との間に介在させることにより前記基台部と前記画面拡大手段との距離を変更可能とした
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の携帯電子機器収納ケース。
  8. 前記携帯電子機器に対しデータを伝送する伝送媒体が通過可能な切欠部または貫通孔を前記支柱本体部に設けた
    ことを特徴とする請求項4から7のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  9. 前記支柱本体部、支持脚部、延長部材および中間部材のうちの少なくともいずれか1つに広告記載を配した
    ことを特徴とする請求項4から8のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  10. 前記画面拡大手段は、平板状の樹脂製レンズを含む
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  11. 前記画面拡大手段は、透光性を有する樹脂板を含み、
    前記樹脂製レンズは、該樹脂板に貼り付けられている
    ことを特徴とする請求項10に記載の携帯電子機器収納ケース。
  12. 前記樹脂製レンズを、前記樹脂板の下面に配した
    ことを特徴とする請求項11に記載の携帯電子機器収納ケース。
  13. 前記画面拡大手段は、
    2枚以上の平板状の樹脂製レンズと、
    1枚以上の透光性を有する樹脂板と、
    を含み、
    該樹脂板の上面と下面とに前記樹脂製レンズを貼り付けた
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  14. 前記画面拡大手段は、上面が凸面で下面が略平面であるレンズを含む
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  15. 前記画面拡大手段は、前記表示画面を拡大するレンズと、当該レンズを支持するフレームとを備える
    ことを特徴とする請求項14に記載の携帯電子機器収納ケース。
  16. 前記レンズと前記フレームとが樹脂により一体成形されている
    ことを特徴とする請求項15に記載の携帯電子機器収納ケース。
  17. 前記画面拡大手段は、前記表示画面を拡大するレンズと、当該レンズを支持するフレームとを備え、
    前記レンズは、上面および下面が共に凸面であり、かつ当該レンズが前記フレームの下面から下方へ突出しないように前記フレームに支持されている
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  18. 前記レンズの周面の少なくとも一部を略垂直に起立する平面とした
    ことを特徴とする請求項14から17のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  19. 前記レンズの周面の少なくとも一部を略垂直に起立する平面とし、
    この略垂直に起立する平面は、前記フレームの上面より上方に位置している
    ことを特徴とする請求項15から17のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  20. 前記基台部と前記画面拡大手段とが略同一の平面形状を有する
    ことを特徴とする請求項1から19のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  21. 少なくとも基台部上面に平行な方向への前記携帯電子機器の移動を規制する係止手段を前記基台部の上面部に設けた
    ことを特徴とする請求項1から20のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  22. 前記係止手段は、前記携帯電子機器の四隅部をそれぞれ保持する4個のストッパ片を含む
    ことを特徴とする請求項1から21のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  23. 前記係止手段は、前記携帯電子機器の対向する一対の側面をそれぞれ保持する2個のストッパ片を含む
    ことを特徴とする請求項1から21のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  24. 前記ストッパ片は、前記基台部に対し着脱自在に設けられ、かつ基台部上面において設置位置を変更可能になされており、
    これにより大きさの異なる複数種類の携帯電子機器を前記基台部の上面に収容可能とした
    ことを特徴とする請求項22または23に記載の携帯電子機器収納ケース。
  25. 前記ストッパ片は、その下面部に、前記基台部上面に対し該ストッパ片を設置可能とする支持脚を有し、
    前記基台部の上面には、該ストッパ片の支持脚を嵌挿可能な嵌合穴が設けられ、
    前記嵌合穴として、
    第一の携帯電子機器を係止できるよう該第一の携帯電子機器の外形寸法に対応した位置に形成された一群の嵌合穴と、
    前記第一の携帯電子機器と大きさの異なる第二の携帯電子機器を係止できるよう該第二の携帯電子機器の外形寸法に対応した位置に形成された一群の嵌合穴と、
    を備えることを特徴とする請求項24に記載の携帯電子機器収納ケース。
  26. 前記第一の携帯電子機器の外形寸法に対応した位置に形成された一群の嵌合穴の内壁を、第一の色彩を有するものとし、
    前記第二の携帯電子機器の外形寸法に対応した位置に形成された一群の嵌合穴の内壁を、前記第一の色彩とは異なる第二の色彩を有するものとした
    ことを特徴とする請求項25に記載の携帯電子機器収納ケース。
  27. 前記ストッパ片として、
    前記第一の色彩が施された一群のストッパ片と、
    前記第二の色彩が施された一群のストッパ片と、
    を備えることを特徴とする請求項26に記載の携帯電子機器収納ケース。
  28. 前記基台部の上面に載置される前記携帯電子機器の横滑りを防止する樹脂製の滑り止めを前記基台部の上面に配した
    ことを特徴とする請求項1から27のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  29. 前記基台部下面の左右方向に関する略中央部に、当該携帯電子機器収納ケースを立て掛けるスタンドと係合可能な凹部を形成した
    ことを特徴とする請求項1から28のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  30. 前記基台部は、前記延長部材または前記中間部材を収納可能な収納部を有する
    ことを特徴とする請求項5または7に記載の携帯電子機器収納ケース。
  31. 前記基台部は、前記携帯電子機器で使用される付属品を収納可能な収納部を有する
    ことを特徴とする請求項1から30のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
  32. 前記基台部は、前記携帯電子機器から伝送される音声信号を入力可能なスピーカを備える
    ことを特徴とする請求項1から31のいずれか一項に記載の携帯電子機器収納ケース。
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