JPWO2006027838A1 - 誤り訂正符号化装置および誤り訂正復号装置 - Google Patents

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Abstract

誤り訂正符号化装置に、入力された情報系列データを、符号化を行う単位に相当するフレームバッファ上にバッファリングするフレーム生成部と、2つ以上のフレームバッファ内で、情報系列データを並べ替える第1のインタリーブ部と、第1のインタリーブ部により並べ替えられた情報系列データをフレームバッファ単位で符号化し、生成した誤り訂正符号をそのフレームバッファにバッファリングする第1の符号化部と、第1の符号化部で符号化されたフレームバッファ上の符号語系列データを第1のインタリーブ部と逆の手順により並べ替える第1のデインタリーブ部と、第1のデインタリーブ部により並べ替えられた符号語系列データを伝送情報として出力する多重化部を備える。

Description

この発明は、光伝送システムにおける誤り訂正符号化装置および誤り訂正復号装置に関するものである。
特許文献1に示されたITU−T勧告G.975による誤り訂正符号化方法では、送信側において、直列の順序で入力される送信情報系列をFEC(Forward Error Correction)多重分離回路により128並列の情報系列に変換する。この変換は、深さ128のインタリーブ処理とみなすことができる。その128並列の情報系列にオーバヘッドを付加し、FECパリティ部分に対応した速度変換を実施する。
その後、縦8並列、横239時点を1つの単位として、RS(Reed Solomon)符号により符号化する。この符号化処理は16並列で実施され、符号化後は横255時点の系列になる。この、縦128並列、横255時点の符号語系列全体を1単位としたものをFECフレームと称する。
RS符号化後、128並列のFECフレームをFEC多重化回路により直列の順序で出力・送信される符号語系列へ変換する。この変換は、深さ128のデインタリーブ処理とみなすことができる。
受信側では、光通信路を通って雑音の混入した直列の順序の受信系列を、送信側と同様の構成のFEC多重分離回路により128並列の受信系列に変換する。その128並列の受信系列に対し、縦8並列、横239時点を単位としたRS符号の復号処理を実施する。さらに、RS復号後の128並列の系列を、速度変換機およびオーバヘッド分離回路に通して、128並列の推定情報系列へ変換する。その系列を、送信側と同様の構成のFEC多重化回路により、直列の順序で出力される推定情報系列へ変換する。
また、特許文献1に記載された技術では、第1のインタリーブ回路によって情報の順序を組み替え、RS(239,223)符号化回路によって第1の誤り訂正符号を生成し、第1のデインタリーブ回路によって元の順序に組み直し、RS(255,239)符号化回路によって第2の誤り訂正符号を生成する。復号時には、RS(255,239)復号回路によって第2の誤り訂正符号を復号して情報の誤りを訂正し、第2のインタリーブ回路によって情報の順序を組み替え、RS(239,223)復号回路によって第1の誤り訂正符号を復号して情報の残留した誤りを訂正し、第2のデインタリーブ回路によって元の順序に組み直す。
特開2001−168734号公報
従来の誤り訂正符号化装置は以上のように構成されているので、符号化処理および送信処理をFECフレーム単位で処理する必要があり、それぞれの処理がFECフレームの大きさで制約されている。よって、バーストエラーの訂正能力がFECフレームの大きさによって制約されるという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、FECフレーム、すなわち符号化処理の単位の大きさによる制約を受けずに、バーストエラーの訂正能力を向上させることを目的とする。
この発明に係る誤り訂正符号化装置は、入力された情報系列データを、符号化を行う単位に相当するフレームバッファ上にバッファリングするフレーム生成部と、2つ以上のフレームバッファ内で、情報系列データを並べ替える第1のインタリーブ部と、第1のインタリーブ部により並べ替えられた情報系列データをフレームバッファ単位で符号化し、生成した誤り訂正符号をそのフレームバッファにバッファリングする第1の符号化部と、第1の符号化部で符号化されたフレームバッファ上の符号語系列データを第1のインタリーブ部と逆の手順により並べ替える第1のデインタリーブ部と、第1のデインタリーブ部により並べ替えられた符号語系列データを伝送情報として出力する多重化部を備えたものである。
このことによって、符号化処理の単位の大きさによる制約を受けずに符号化処理を行うことができるので、バーストエラーの訂正能力を向上させることができる。
この発明に係る誤り訂正復号装置は、誤り訂正符号化装置から伝送された受信系列データを、符号化を行う単位に相当するフレームバッファ上にバッファリングする多重分離部と、2つ以上のフレームバッファ内で、受信系列データを並べ替える第2のインタリーブ部と、第2のインタリーブ部により並べ替えられた受信系列データをフレームバッファ単位で復号する第1の復号部と、第1の復号部で復号されたフレームバッファ上の推定符号語系列データを第2のインタリーブ部と逆の手順により並べ替える第2のデインタリーブ部と、第2のデインタリーブ部により並べ替えられた推定符号語系列データを推定情報系列データとして出力する情報系列生成部を備えたものである。
このことによって、符号化処理の単位の大きさによる制約を受けずに符号化処理を行うことができるので、バーストエラーの訂正能力を向上させることができる。
この発明の実施の形態1による、誤り訂正符号化装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による、誤り訂正復号装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による、FECフレームの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による、インタリーブの方法を示す図である。 この発明の実施の形態1による伝送システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2による、誤り訂正符号化装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2による、誤り訂正復号装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2による、FECフレームの構成を示す図である。 この発明の実施の形態2による、1回目のインタリーブの方法を示す図である。 この発明の実施の形態2による、2回目のインタリーブの方法を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による、誤り訂正符号化装置10の構成を示すブロック図である。図に示すように、誤り訂正符号化装置10は、第1の多重分離回路(フレーム生成部)11、第1の速度変換回路(フレーム生成部)12、第1のオーバヘッド(OH)挿入回路(フレーム生成部)13、第1のインタリーブ回路(第1のインタリーブ部)14、第1のFEC符号化回路(第1の符号化部)15、第1のデインタリーブ回路(第1のデインタリーブ部)16、第1の多重化回路(多重化部)17を備えている。
また、図2は、誤り訂正符号化装置10に対応する誤り訂正復号装置20の構成を示すブロック図である。図に示すように、誤り訂正復号装置20は、第2の多重分離回路(多重分離部)21、第2のインタリーブ回路(第2のインタリーブ部)22、第1のFEC復号回路(第1の復号部)23、第2のデインタリーブ回路(第2のデインタリーブ部)24、第1のOH除去回路(情報系列生成部)25、第2の速度変換回路(情報系列生成部)26、第2の多重化回路(情報系列生成部)27を備えている。
次に、動作について説明する。
図3は、誤り訂正符号化装置10および誤り訂正復号装置20で使用するFECフレームの構成の例を示す図である。
実施の形態1では、FECフレームに、単一FECフレームバッファ61を設定する。単一FECフレームバッファ61は、行数(row)m=128ビット、列数(column)n=255ビットで構成され、図中、矢印で示した順序に従ってバッファリングするための仮想領域である。また、単一FECフレームバッファ61は、オーバヘッド用領域62(0列目)、情報系列領域63(1〜238列目)、パリティ系列領域64(239〜254列目)から構成される。
単一FECフレームバッファ61においては、各列の行を8ビット毎に分割し、8ビット単位でガロア体GF(2)の1シンボルに割り当てられる。すなわち、各列は16シンボルに分割される。
誤り訂正符号化装置10に、2元の情報系列が直列の順序で入力されると、第1の多重分離回路11において、m並列の情報系列に変換される。具体的には、入力された情報系列を図3に示す単一FECフレームバッファ61の情報系列領域63に、図中の矢印で示した順序に従ってバッファリングし、m並列の情報系列として出力する。
次に、第1の速度変換回路12において、第1の多重分離回路11から出力されたm並列の情報系列の速度をn/(k−1)倍(kは、単一FECフレームバッファ61におけるオーバヘッド用領域62と情報系列領域63の列数の和)する。さらに、第1のOH挿入回路13においてオーバヘッドを追加する。この時、パリティ系列領域64にはダミーデータが挿入される。具体的には、例えば全領域に0が挿入される。
次に、第1のインタリーブ回路14において、複数のFECフレームに渡るインタリーブ処理(以下、ブロックインタリーブと記す。)を実施する。
図4は、実施の形態1による、インタリーブの方法を説明する図である。ここでは、ブロックインタリーブを行うフレーム数の単位fを4に設定している。fの数値には特に規定はないが、fを大きくすると、バーストエラーの訂正能力が上がる一方、処理遅延量やメモリ量が増加するというデメリットもあるので、他に通信システム上の制約等も含め総合的に判断した上でfを決定する。
図中左側(before)はブロックインタリーブを行う前の状態であり、4つの単一FECフレームバッファ61が並んでいる。この4つの単一FECフレームバッファ61について、オーバヘッド用領域62、情報系列領域63、およびパリティ系列領域64それぞれをインタリーブする。図中右側(after)はブロックインタリーブ後の状態であり、各列16シンボルを1単位として、ブロックインタリーブ前に左→右方向に並んでいた系列を上→下の順序に並び替えバッファリングする。この仮想領域のことを便宜的にインタリーブ後複数フレームバッファと呼ぶこととする。なお、これら複数フレームバッファは、インタリーブ方法の説明のために便宜的に用いている要素であり、実装方法に制限を課すものではない。
第1のインタリーブ回路14は、複数FECフレームバッファに対応する1つまたは複数のメモリ領域と、そのメモリ領域への入力端子、出力端子、およびアドレステーブルによって構成することができる。アドレステーブルはブロックインタリーブの変換方法に相当し、メモリ領域への入力アドレスと出力アドレスを制御することによりインタリーブ処理を実現する。
実施の形態1によるインタリーブ方法を数式を用いて説明する。
ここで、i(0〜1019)は、4つの単一FECフレームバッファ61の各列に一意に割り当てた番号であり、ブロックインタリーブ後の各列のアドレスを表す。addr_bf(i)(0〜1019)はiに相当する列のブロックインタリーブ前のアドレス、frame_af(i)(0〜3)は列iの属するフレーム番号、frame_bf(i)(0〜3)はiに相当する列のブロックインタリーブ前のフレーム番号、col_af(i)(0〜255)はiが属する単一FECフレームバッファ61中でのiの列番号、col_bf(i)(0〜255)はiに相当する列のブロックインタリーブ前の単一FECフレームバッファ61中での列番号である。
まず、frame_af(i)、col_af(i)を式(1)、(2)により求める。
frame_af(i)=[i/255] (1)
col_af(i)=i mod 255 (2)
ここで、[x]はxを越えない最大整数を表す。
また、「a mod b」は、aをbで割ったときの剰余を表す。
次に、col_af(i)の値によって場合分けを行う。
1.col_af(i)<239の場合
frame_bf(i)、col_bf(i)を式(3)、(4)により求める。
frame_bf(i)=[(col_af(i)×4+frame_af(i))/239] (3)
col_bf(i)=(col_af(i)×4+frame_af(i))mod239 (4)
また、addr_bf(i)を式(5)により求める。
addr_bf(i)=frame_bf(i)×255+col_bf(i) (5)
2.col_af(i)≧239の場合
frame_bf(i)=[(col_af(i)−239)/4] (6)
col_bf(i)={(col_af(i)−239)mod4}×4+frame_af(i)+239 (7)
また、addr_bf(i)を式(5)により求める。
なお、第1のインタリーブ回路14において、以下の条件のいずれかが満たされている場合にはパリティ系列領域64のインタリーブ処理は行わない。
条件1:後述する第1のFEC符号化回路15において、符号化の結果をパリティ系列領域64に上書きする場合。
条件2:第1の速度変換回路12において挿入するダミーデータが、インタリーブ処理単位毎(縦128ビット横1ビット)で同一の値の場合。
また、第1のインタリーブ回路14におけるインタリーブの開始点の同期を取るため、インタリーブ前複数フレームバッファの先頭オーバヘッド領域に同期用ユニークパターンを付加しておく。このユニークパターンの付加は第1のOH挿入回路13において実施する。
次に第1のFEC符号化回路15において符号化処理を実施する。
実施の形態1では、誤り訂正符号として、ブロック符号の一種である、符号長n=255シンボル、情報長k=239シンボル、1シンボルあたりのビット数p=8のRS符号を用いるものとする。以下、この符号をRS(255,239)と記す。なお、誤り訂正符号はこれ以外でも、FECフレームに適用可能なパラメータであれば利用することができる。
第1のFEC符号化回路15は、まずインタリーブ後の複数フレームバッファにおいて、127行目と128行目を分割、255行目と256行目を分割、というように、それらを複数の単一FECフレームバッファ61に分割する。これらの単一FECフレームバッファ61は、インタリーブ処理前の単一FECフレームバッファ61とバッファの形状は同一であるが、ビットの並び順が異なっている。次に、単一FECフレームバッファ61ごとに、RS(255,239)符号化処理を実施する。これにより生成したパリティ系列は、それぞれのパリティ系列領域64にバッファリングする。
第1のFEC符号化回路15においてRS符号化した後、第1のデインタリーブ回路16において、インタリーブ後の複数フレームバッファに対してデインタリーブ処理を実施する。具体的には、第1のインタリーブ回路14におけるインタリーブ処理とは逆順で、図4に示すインタリーブ後複数フレームバッファの系列を、インタリーブ前複数フレームバッファに並び替えてバッファリングする。
第1のデインタリーブ回路16は、例えば複数FECフレームバッファに対応する1つまたは複数のメモリ領域と、そのメモリ領域への入力端子、出力端子、およびアドレステーブルによって構成することができる。アドレステーブルによってメモリ領域への入力アドレスと出力アドレスを制御し、入力アドレスと出力アドレスを第1のインタリーブ回路14とは逆にして、RS符号語系列をメモリ領域に書き込む。
なお、第1のインタリーブ回路14における処理前のインタリーブ前複数フレームバッファと第1のデインタリーブ回路16における処理後のインタリーブ前複数フレームバッファが、実装上同一のメモリ領域を共有するようにしてもよい。この場合には、オーバヘッド用領域62および情報系列領域63のデータについてはメモリ領域の更新をする必要はない。
次に、第1の多重化回路17において、m並列の符号語系列を直列の系列に変換する。この処理は、図3に示した単一FECフレームバッファ61において、m並列の符号語系列を入力順に左→右へ並べていき、1FECフレーム分たまった時点で、上→下、左→右の順序で直列の系列として出力することにより行う。
次に、誤り訂正復号装置20の動作について説明する。
誤り訂正復号装置20に、2元の量子化受信系列が直列の順序で入力されると、第2の多重分離回路21において、m並列の系列に変換される。具体的には、入力された受信系列を図3に示す単一FECフレームバッファ61に、図中の矢印の方向にバッファリングし、m並列の系列として出力する。
次に、第2のインタリーブ回路22においてブロックインタリーブを実施する。ここでのブロックインタリーブは、第1のインタリーブ回路14と同様に行う。
第2のインタリーブ回路22は、例えば複数FECフレームバッファに対応する1つまたは複数のメモリ領域と、そのメモリ領域への入力端子、出力端子、およびアドレステーブルによって構成することができる。アドレステーブルはブロックインタリーブの変換方法に相当し、メモリ領域への入力アドレスと出力アドレスを制御することによりインタリーブ処理を実現する。
第1のFEC復号回路23は、RS(255,239)の復号処理を実施する。まず、インタリーブ後複数フレームバッファにおいて、127行目と128行目を分割、255行目と256行目を分割、というように、インタリーブ後複数フレームバッファを複数の単一FECフレームバッファ61に分割する。これらの単一FECフレームバッファ61は、インタリーブ処理前の単一FECフレームバッファ61とバッファの形状は同一であるが、ビットの並び順が異なっている。次に、単一FECフレームバッファ61ごとに、RS(255,239)復号処理を実施する。これにより生成した推定符号語系列は、それぞれの単一FECフレームバッファ61に上書きする。
第1のFEC復号回路23においてRS復号処理した後、第2のデインタリーブ回路24にて、インタリーブ後の複数フレームバッファに対してデインタリーブ処理を実施する。具体的には、第2のインタリーブ回路22におけるインタリーブ処理とは逆順で、インタリーブ後複数フレームバッファの系列を、インタリーブ前複数フレームバッファに並び替えてバッファリングする。
第2のデインタリーブ回路24は、例えば複数FECフレームバッファに対応する1つまたは複数のメモリ領域と、そのメモリ領域への入力端子、出力端子、およびアドレステーブルによって構成することができる。アドレステーブルによってメモリ領域への入力アドレスと出力アドレスを制御し、入力アドレスと出力アドレスを第2のインタリーブ回路22とは逆にして、推定RS符号語系列をメモリ領域に書き込む。
なお、第2のインタリーブ回路22における処理前のインタリーブ前複数フレームバッファと第2のデインタリーブ回路24における処理後のインタリーブ前複数フレームバッファが、実装上同一の領域を共有している場合には、RS復号処理で反転された2元のビットのみを書き換えればよい。
さらに、第1のOH除去回路25において、第1のOH挿入回路13で追加されたオーバヘッドを除去する。次に、第2の速度変換回路26において、m並列の系列の速度を(k−1)/n倍する。
第2の多重化回路27は、m並列の推定符号語系列を直列の系列に変換する。この処理は、図3の単一FECフレームバッファ61において、m並列の推定符号語系列を入力順に左→右へ並べていき、1FECフレーム分たまった時点で、上→下、左→右の順序で直列の系列として出力することにより行う。
図5に、実施の形態1による誤り訂正符号化装置10および誤り訂正復号装置20を用いた伝送システム30の構成例を示す。伝送システム30は、符号化器31、変調器32、通信路33、復調器34、A/D変換器35、復号器36を備え、符号化器31は、実施の形態1による誤り訂正符号化装置10と同一の装置であり、復号器36は、実施の形態1による誤り訂正復号装置20と同一の装置である。変調器32、通信路33、復調器34、A/D変換器35は、それぞれ一般的に利用されている装置である。
以上のように、実施の形態1によれば、誤り訂正符号化装置10および誤り訂正復号装置20は、第1のインタリーブ回路14および第2のインタリーブ回路22において複数のFECフレームに渡るブロックインタリーブ処理を行うようにしたので、符号化処理および送信処理がFECフレームの大きさで制約されていても、バーストエラーの訂正能力をFECフレームの大きさによって制約されずに向上させることができる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2による誤り訂正符号化装置40の構成を示すブロック図である。図1と同一の符号は相当する構成要素を表している。図に示すように、誤り訂正符号化装置40は、第1−1のインタリーブ回路(第1のインタリーブ部)41、第1−2のインタリーブ回路(第3のインタリーブ部)42、第2のFEC符号化回路(第1の符号化部)43、第1−2のデインタリーブ回路(第3のデインタリーブ部)44、第1−1のデインタリーブ回路(第1のデインタリーブ部)45、第3のFEC符号化回路(第2の符号化部)46を備えている。
また、図7は、この発明の実施の形態2による誤り訂正復号装置50の構成を示すブロック図である。図2と同一の符号は相当する構成要素を表している。図に示すように、誤り訂正復号装置50は、第3のFEC復号回路(第2の復号部)51、第2−1のインタリーブ回路(第2のインタリーブ部)52、第2−2のインタリーブ回路(第4のインタリーブ部)53、第2のFEC復号回路(第1の復号部)54、第2−2のデインタリーブ回路(第4のデインタリーブ部)55、第2−1のデインタリーブ回路(第2のデインタリーブ部)56を備えている。
次に動作について説明する。
図8は、誤り訂正符号化装置40および誤り訂正復号装置50で使用するFECフレームの構成の例を示す図である。実施の形態2では、誤り訂正符号として、ブロック符号の一種である、符号長n=239シンボル、情報長k=233シンボル、1シンボルあたりのビット数p=8のRS符号を外符号として用いるものとする。以下、この符号をRS(239,233)と記す。また、符号長n=144ビット、情報長k=128ビットのBCH符号(BCH(144,128))と符号長n=256ビット、情報長k=239ビットのBCH符号(BCH(256,239))との2次元符号化による積符号を内符号として用いるものとする。
このFECフレームの構成の例では、行数m’(=k)ビット、列数n’(=k−1)ビットで並び替えられた情報系列を、行数m(=n)ビット、列数n(=n)ビットの符号語系列に符号化する。
なお、誤り訂正符号は、これ以外にも外符号と内符号との連接化がなされており、FECフレームに適用可能なパラメータであれば利用することができる。
実施の形態2において、第1の速度変換回路12では、第1の多重分離回路11から出力されたm’並列の情報系列の速度を、m並列でクロック速度n/n’倍して出力する。この場合、全体のデータ出力速度は(n×m)/(m’×n’)倍になる。
実施の形態2では、インタリーブ処理およびデインタリーブ処理を2段階で行う。図9は、第1−1のインタリーブ回路41による1回目のインタリーブの方法を示す図である。ここでは、ブロックインタリーブを行うフレーム数の単位fを4に設定している。第1−1のインタリーブ回路41は、図9の左側に示すインタリーブ前複数フレームバッファの状態から、図9の右側に示すインタリーブ後複数フレームバッファの状態へ変換するブロックインタリーブ処理を実施する。
第1−1のインタリーブ回路41は、例えば複数FECフレームバッファに対応する1つまたは複数のメモリ領域と、そのメモリ領域への入力端子、出力端子、およびアドレステーブルによって構成することができる。アドレステーブルはブロックインタリーブの変換方法に相当し、メモリ領域への入力アドレスと出力アドレスを制御することによりインタリーブを行う。
第1−1のインタリーブ回路41によるインタリーブ方法を数式を用いて説明する。
ここで、i(0〜1023)は、4つの単一FECフレームバッファ61の各列に一意に割り当てた番号であり、ブロックインタリーブ後の各列のアドレスを表す。addr_bf(i)(0〜1023)はiに相当する列のブロックインタリーブ前のアドレス、frame_af(i)(0〜3)は列iの属するフレーム番号、frame_bf(i)(0〜3)はiに相当する列のブロックインタリーブ前のフレーム番号、col_af(i)(0〜255)はiが属する単一FECフレームバッファ61中でのiの列番号、col_bf(i)(0〜255)はiに相当する列のブロックインタリーブ前の単一FECフレームバッファ61中での列番号である。
まず、frame_af(i)、col_af(i)を式(8)、(9)により求める。
frame_af(i)=[i/256] (8)
col_af(i)=i mod 256 (9)
ここで、[x]はxを越えない最大整数を表す。
また、「a mod b」は、aをbで割ったときの剰余を表す。
次に、col_af(i)の値によって場合分けを行う。
1.col_af(i)<233の場合
frame_bf(i)、col_bf(i)を式(10)、(11)により求める。
frame_bf(i)=[(col_af(i)×4+frame_af(i))/233] (10)
col_bf(i)=(col_af(i)×4+frame_af(i))mod233 (11)
また、addr_bf(i)を式(12)により求める。
addr_bf(i)=frame_bf(i)×256+col_bf(i) (12)
2.233≦col_af(i)<239の場合
addr_bf(i)を図9により求める。
3.239≦col_af(i)の場合
addr_bf(i)を式(13)により求める。
addr_bf(i)=i (13)
次に、第1−2のインタリーブ回路42において2回目のインタリーブを行う。第1−2のインタリーブ回路42は、第1−1のインタリーブ回路41によってインタリーブされた情報系列を第2のFEC符号化回路43に入力する前に、さらにRSシンボル単位で順序を変換する。この変換は、単一FECフレームバッファ61毎に行う。またこの変換は、外符号RS(239,233)の含まれる領域(行数16シンボル、列数239シンボル)のみで実施する。第2のFEC符号化回路43は、第1−2のインタリーブ回路42から出力される情報系列に対して、外符号RS(239,233)の符号化処理をm’/P並列で実施する。
図10は、2回目のインタリーブの方法の例を示す図である。第1−2のインタリーブ回路42へのRSシンボルの入力順を0,1,2,...とすると、第2のFEC符号化回路43において、図に示すように、RS code No.0:0,31,46,61,...,3721,p7,p22,...,p82、RS code No.1:1,16,47,62,...,3722,p8,p23,...,p83のように斜め方向に符号化される。第1−2のデインタリーブ回路44からの出力時には各RSシンボルの位置は不変であり、0,1,2,...,3728,p0,p1,...,p95の順で出力される。
第1−2のインタリーブ回路42は、例えば複数FECフレームバッファに対応する1つまたは複数のメモリ領域と、そのメモリ領域への入力端子、出力端子、およびアドレステーブルによって構成することができる。アドレステーブルはインタリーブの変換方法に相当し、メモリ領域への入力アドレスと出力アドレスを制御することによりインタリーブを行う。
第1−2のデインタリーブ回路44は、第2のFEC符号化回路43でRS符号化された符号語系列に対してデインタリーブ処理を実施する。具体的には、第1−2のインタリーブ回路42におけるインタリーブ処理とは逆順で、インタリーブ後複数フレームバッファの内部でRS符号語系列の順序を並び替えてバッファリングする。
第1−2のデインタリーブ回路44は、例えば複数FECフレームバッファに対応する1つまたは複数のメモリ領域と、そのメモリ領域への入力端子、出力端子、およびアドレステーブルによって構成することができる。アドレステーブルによってメモリ領域への入力アドレスと出力アドレスを制御し、入力アドレスと出力アドレスを第1−2のインタリーブ回路42とは逆にして、RS符号語系列をメモリ領域に書き込む。
なお、第1−2のインタリーブ回路42における処理前のインタリーブ前複数フレームバッファと第1−2のデインタリーブ回路44における処理後のインタリーブ前複数フレームバッファが、実装上同一のメモリ領域を共有するようにしてもよい。この場合には、オーバヘッド用領域62および情報系列領域63のデータについてはインタリーブ処理を実施する必要はない。
また、第1−2のインタリーブ回路42および第1−2のデインタリーブ回路44のメモリ領域であるが、論理的にはRAM(Random Access Memory)による構成の他に、FIFO(First−In First−Out)による構成も可能である。FIFOによる構成では、第2のFEC符号化回路43への入出力アドレス(RSシンボルの行番号)をクロックごとにシフトさせればよい。また、実装上確保すべきメモリ領域としては、必ずしも複数FECフレームバッファに対応する分である必要はない。単一FECフレームバッファ分のメモリ領域とメモリアクセス制御で実装は可能である。
次に、第1−1のデインタリーブ回路45は、第1−2のデインタリーブ回路44により並び替えられたインタリーブ後複数フレームバッファに含まれるRS符号語系列に対して、デインタリーブ処理を実施する。具体的には、第1−1のインタリーブ回路41におけるインタリーブ処理とは逆順で、インタリーブ後複数フレームバッファの系列を、インタリーブ前複数フレームバッファに並び替えてバッファリングする。
第1−1のデインタリーブ回路45は、例えば複数FECフレームバッファに対応する1つまたは複数のメモリ領域と、そのメモリ領域への入力端子、出力端子、およびアドレステーブルによって構成することができる。アドレステーブルによってメモリ領域への入力アドレスと出力アドレスを制御し、入力アドレスと出力アドレスを第1−1のインタリーブ回路41とは逆にして、RS符号語系列をメモリ領域に書き込む。
なお、第1−1のインタリーブ回路41における処理前のインタリーブ前複数フレームバッファと第1−1のデインタリーブ回路45における処理後のインタリーブ前複数フレームバッファが、実装上同一のメモリ領域を共有するようにしてもよい。この場合には、オーバヘッド用領域62および情報系列領域63のデータについてはインタリーブ処理を実施する必要はない。
第3のFEC符号化回路46は、第1−1のデインタリーブ回路45で処理されたインタリーブ前複数フレームバッファに含まれる系列を、単一FECフレームバッファ61ごとに内符号の積符号にて符号化する。
次に、誤り訂正復号装置50の動作について説明する。
誤り訂正復号装置50に、送信シンボル1ビットあたりqビットに量子化された量子化受信系列がq並列の順序で入力されると、第2の多重分離回路21において、m×q並列の系列に変換される。具体的には、入力された量子化受信系列を図8に示す単一FECフレームバッファ(行数144ビット、列数256ビット)において、送信シンボル1ビットあたりqビットを割り当てて、図中の上→下、左→右の方向へバッファリングし、m×q並列の系列として出力する。
第3のFEC復号回路51において、受信系列を単一FECフレーム毎に内符号の積符号に対する復号処理を実施する。この復号処理では、限界距離復号や、一般化最小距離復号、軟判定繰り返し復号など、さまざまな積符号に対する復号方法を適用することが可能である。
単一FECフレーム毎に積符号の復号処理された系列は、第2−1のインタリーブ回路52において、インタリーブ処理される。ここでのインタリーブは、第1−1のインタリーブ回路41と同様に行う。
第2−2のインタリーブ回路53は、第2−1のインタリーブ回路52でインタリーブされた系列を、第2のFEC復号回路54に入力する前に、さらにRSシンボル単位で順序を変換する。この変換は、単一FECフレームバッファ61毎に行う。ここでのインタリーブは、第1−2のインタリーブ回路42と同様に行う。
第2のFEC復号回路54は、第2−2のインタリーブ回路53から出力される復号対象の系列に対して、外符号RS(239,233)の復号処理をm’/p並列で実施する。
第2−2のデインタリーブ回路55は、第2のFEC復号回路54によってRS復号された符号語系列をデインタリーブする。具体的には、第2−2のインタリーブ回路53におけるインタリーブ処理とは逆順で、インタリーブ後複数フレームバッファの内部でRS符号語系列の順序を並び替えてバッファリングする。
第2−2のデインタリーブ回路55は、例えば複数FECフレームバッファに対応する1つまたは複数のメモリ領域と、そのメモリ領域への入力端子、出力端子、およびアドレステーブルによって構成することができる。アドレステーブルによってメモリ領域への入力アドレスと出力アドレスを制御し、入力アドレスと出力アドレスを第2−2のインタリーブ回路53とは逆にして、RS符号語系列をメモリ領域に書き込む。
なお、第2−2のインタリーブ回路53における処理前のインタリーブ後複数フレームバッファと第2−2のデインタリーブ回路55における処理後のインタリーブ後複数フレームバッファが、実装上同一の領域を共有している場合には、RS復号処理で反転された2元のビットのみを書き換えればよい。
また、第2−2のインタリーブ回路53および第2−2のデインタリーブ回路55のメモリ領域であるが、論理的にはRAMによる構成の他に、FIFOによる構成も可能である。FIFOによる構成では、第2のFEC復号回路54への入出力アドレス(RSシンボルの行番号)をクロックごとにシフトさせればよい。また、実装上確保すべきメモリ領域としては、必ずしも複数FECフレームバッファに対応する分である必要はない。単一FECフレームバッファ分のメモリ領域とメモリアクセス制御で実装は可能である。
第2−1のデインタリーブ回路56は、第2−2のデインタリーブ回路55により並び替えられたインタリーブ後複数フレームバッファに含まれる推定符号語系列をデインタリーブする。具体的には、第2−1のインタリーブ回路52におけるインタリーブ処理とは逆順で、インタリーブ後複数フレームバッファの系列を、インタリーブ前複数フレームバッファに並び替えてバッファリングする。
第2−1のデインタリーブ回路56は、例えば複数FECフレームバッファに対応する1つまたは複数のメモリ領域と、そのメモリ領域への入力端子、出力端子、およびアドレステーブルによって構成することができる。アドレステーブルによってメモリ領域への入力アドレスと出力アドレスを制御し、入力アドレスと出力アドレスを第2−1のインタリーブ回路52とは逆にして、RS符号語系列をメモリ領域に書き込む。
以上のように、実施の形態2によれば、誤り訂正符号化装置40および誤り訂正復号装置50は、第1−1のインタリーブ回路41、第1−2のインタリーブ回路42、および第2−1のインタリーブ回路52、第2−2のインタリーブ回路53において複数のFECフレームに渡る、外符号の前後でのブロックインタリーブを行うようにしたので、符号化処理および送信処理がFECフレームの大きさで制約されていても、バーストエラーの訂正能力がFECフレームの大きさによって制約されずに向上させることができる。さらに、外符号の前後でインタリーブを2段階に渡って掛けるため、内符号の復号で残留した格子状エラーを分散させ、外符号の復号で復号させることができる。
以上のように、この発明に係る誤り訂正符号化装置および誤り訂正復号装置は、FECフレームの大きさによる制約を受けずにバーストエラーの訂正能力を向上させることに適している。

Claims (8)

  1. 入力された情報系列データを、符号化を行う単位に相当するフレームバッファ上にバッファリングするフレーム生成部と、
    2つ以上の上記フレームバッファ内で、上記情報系列データを並べ替える第1のインタリーブ部と、
    上記第1のインタリーブ部により並べ替えられた情報系列データを上記フレームバッファ単位で符号化し、生成した誤り訂正符号をそのフレームバッファにバッファリングする第1の符号化部と、
    上記第1の符号化部で符号化されたフレームバッファ上の符号語系列データを上記第1のインタリーブ部と逆の手順により並べ替える第1のデインタリーブ部と、
    上記第1のデインタリーブ部により並べ替えられた符号語系列データを伝送情報として出力する多重化部を備えた誤り訂正符号化装置。
  2. 上記第1のインタリーブ部は、上記フレームバッファの行方向にバッファリングされている情報系列データを2つ以上のフレームバッファにまたがる列方向に並べ替えることを特徴とする請求項1記載の誤り訂正符号化装置。
  3. 上記第1のデインタリーブ部により並べ替えられた符号語系列データを上記フレームバッファ単位で符号化し、生成した誤り訂正符号を上記第1の符号化部が生成した誤り訂正符号と連接してそのフレームバッファにバッファリングする第2の符号化部を備え、
    多重化部は、上記第2の符号化部で符号化された符号語系列データを伝送情報として出力することを特徴とする請求項1記載の誤り訂正符号化装置。
  4. 上記第1のインタリーブ部により並べ替えられた情報系列データを単一のフレームバッファ内で並べ替える第3のインタリーブ部と、
    上記第1の符号化部で符号化されたフレームバッファ上の符号語系列データを上記第3のインタリーブ部と逆の手順により並べ替える第3のデインタリーブ部を備え、
    上記第1の符号化部は、上記第3のインタリーブ部により並べ替えられた情報系列データを上記フレームバッファ単位で符号化し、生成した誤り訂正符号をそのフレームバッファにバッファリングすることを特徴とする請求項3記載の誤り訂正符号化装置。
  5. 上記第3のインタリーブ部は、上記フレームバッファ上の情報系列データを、斜め方向の順序で上記第1の符号化部に供給することを特徴とする請求項4記載の誤り訂正符号化装置。
  6. 請求項1に記載の誤り訂正符号化装置から伝送された受信系列データを、符号化を行う単位に相当するフレームバッファ上にバッファリングする多重分離部と、
    2つ以上の上記フレームバッファ内で、上記受信系列データを並べ替える第2のインタリーブ部と、
    上記第2のインタリーブ部により並べ替えられた受信系列データを上記フレームバッファ単位で復号する第1の復号部と、
    上記第1の復号部で復号されたフレームバッファ上の推定符号語系列データを上記第2のインタリーブ部と逆の手順により並べ替える第2のデインタリーブ部と、
    上記第2のデインタリーブ部により並べ替えられた推定符号語系列データを推定情報系列データとして出力する情報系列生成部を備えた誤り訂正復号装置。
  7. 上記多重分離部によってバッファリングされた受信系列データを上記フレームバッファ単位で復号する第2の復号部を備え、
    上記第2のインタリーブ部は、上記第2の復号部で復号された推定符号語系列データを2つ以上の上記フレームバッファ内で並べ替えることを特徴とする請求項6記載の誤り訂正復号装置。
  8. 上記第2のインタリーブ部により並べ替えられた推定符号語系列データを単一のフレームバッファ内で並べ替える第4のインタリーブ部と、
    上記第1の復号部で復号されたフレームバッファ上の推定符号語系列データを上記第4のインタリーブ部と逆の手順により並べ替える第4のデインタリーブ部を備え、
    上記第1の復号部は、上記第4のインタリーブ部により並べ替えられた推定符号語系列データを上記フレームバッファ単位で復号することを特徴とする請求項7記載の誤り訂正復号装置。
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