JPWO2006025115A1 - 発光ルアー - Google Patents

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Abstract

図1に示す如く、発光ルアーAは、頭部11および胴部12を有する魚態ハウジング1(透光樹脂製)と、魚態ハウジング1の各所に配設されるアイ金具21、22、23と、胴部12の空所10内に封入される圧電発光体3とを備える。そして、発光ルアーAが動くと不規則に発光するので、対象魚の本能を刺激し、釣針24、25に食い付くので釣ることができる。

Description

本発明は、ルアーフィッシングで使用する発光ルアーに関する。
夜間や深場等で、縄張り意識が強いルアーフィッシングの対象魚(バス等の肉食魚)を釣る場合には、発光式のルアーが適していることが知られている。
[特許文献1]実開平6−13466号公報
[特許文献2]特開2000−201578号公報
[特許文献3]特開平11−253071号公報
[特許文献4]特開2004−215609号公報
[特許文献5]特開2003−204735号公報
特許文献1の発光部付きルアーでは、化学発光体をルアー本体の透明空洞部に入れている。この技術では、ルアーが動いても発光強度が変化しないとともに発光位置が変わらないので対象魚の注意を引き難い。また、化学反応しなくなると化学発光体を取り替える必要がある。
特許文献2の発光ルアーでは、電池の電力で発光ダイオードを発光させている。この技術では、電池が消耗する毎に電池を交換する必要がある。
特許文献3のルアーでは、ガイドの内部に回動自在に収容した衝撃体が打撃する圧電素子が発電する電力で発光ダイオードを発光させている。この技術では、発光位置が変わらないので、対象魚の注意を引き難い。
特許文献4の発光ルアーでは、長手方向の一端が固定され、空洞部に屈曲自在に配置されたバイモルフ素子が発電する電力で発光ダイオードを発光させている。この技術では、発光位置が変わらないので、対象魚の注意を引き難い。
特許文献5では、錘の振動で発電する圧電素子が発電する電力で発光ダイオードを発光させている。この技術では、発光位置の変化が上下方向であるので、対象魚の注意を引き難い。
本発明の目的は、電池が不要であり、対象魚の本能を刺激する様に発光する破損し難い発光ルアーの提供にある。
(請求項1に係る発明について)
発光ルアーの柱状ハウジング(透光樹脂製)には、気密性を有する空所が長手方向に設けられている。
この柱状ハウジングの適所には、道糸および釣針を取り付けるたのアイ金具が配設されている。
また、柱状ハウジングの空所には、発光ダイオードおよびバイモルフを樹脂でモールドした板状の圧電発光体が封入されている。
発光ルアーをキャストしたり、道糸をリトリーブすると、圧電発光体が柱状ハウジングの空所内で不規則に動いて空所内壁に激突するのでバイモルフに衝撃が加わる。なお、発光ダイオードおよびバイモルフが樹脂でモールドされているので、空所内壁へ激突しても極めて破損し難い。
そして、加わった衝撃に応じてバイモルフにパルス状の起電力が発生し、発生した起電力に対応して発光ダイオードが光る。
この際、圧電発光体が空所内壁に激突するタイミングや激突位置は不規則に変化するので、発光ダイオードの発光タイミングや、発光ダイオードが発光する空所内の位置も不規則に変化する。
発光ルアーは、上記不規則な発光動作を行うので、対象魚の本能を刺激する。そして、対象魚は、発光ルアーを他の魚や餌と勘違し、思わず釣針に食い付くので釣られる。
(請求項2に係る発明について)
モールド体の側端面から発光部が突出する様に発光ダイオードをバイモルフとともに樹脂でモールドして板状の圧電発光体とすると、柱状ハウジングの軸に対して略垂直の方向(柱状ハウジングの側面、下面、上面)に放光することができる。この場合は、発光ルアーの前後方向以外(上、下、横方向)に対象魚が泳いでいても、発光を見せることができ、対象魚の本能を刺激することができる。
また、モールド体の前端面や後端面から発光部が突出する様に発光ダイオードをバイモルフとともに樹脂でモールドして板状の圧電発光体とすると、バイモルフと発光ダイオードとの電気接続を容易に行うことができる。なお、放光は、柱状ハウジングの略軸方向となり、発光ルアーの前後方向で泳いでいる対象魚に発光を見せることができる。
(請求項3に係る発明について)
発光ルアーは、発光ダイオードが発光した光を空所内へ戻すための反射部と、発光した光を外部(水中)に出すための放光部とを柱状ハウジングに形成(空所内壁面、透光樹脂内部、柱状ハウジングの外壁)している。
このため、発光ダイオードが発光した光を、水中の所望の方向へ強力に放光することができ、対象魚に効果的に発光を見せることができる。
(請求項4に係る発明について)
発光ルアーは、複数個の柱状ハウジング(透光樹脂製)を変位可能に連結している。なお、全ての柱状ハウジングに、気密性を有する空所を長手方向に設け、これら空所に圧電発光体を封入するのが好ましい。
各柱状ハウジングが独立して動くので、生きている魚が泳いでいる様に見せることができ、対象魚の注意を引き易い。
(請求項5に係る発明について)
発光ルアーの魚態ハウジング(透光樹脂製)には、気密性を有する断面円形の空所が長手方向に設けられている。
この魚態ハウジングの前端には、道糸を取り付けるための第1アイ金具が配設されている。また、釣針を垂設するための第2アイ金具が魚態ハウジングの下面に配設されている。
また、魚態ハウジングの空所には、発光部が前端面から突出する様に発光ダイオードがバイモルフとともに樹脂でモールドした板状の圧電発光体が封入されている。
発光ルアーをキャストしたり、道糸をリトリーブすると、圧電発光体が魚態ハウジングの空所内で不規則に動いて空所内壁に激突するのでバイモルフに衝撃が加わる。なお、発光ダイオードおよびバイモルフが樹脂でモールドされているので、空所内壁へ激突しても極めて破損し難い。
そして、加わった衝撃に応じてバイモルフにパルス状の起電力が発生し、この起電力に対応して発光ダイオードの発光部が光る。
この際、圧電発光体が空所内壁に激突するタイミングや激突位置は不規則に変化するので、発光ダイオードの発光タイミングや、発光ダイオードが発光する空所内の位置も不規則に変化する。
発光ルアーは、上記不規則な発光動作を行うので、対象魚の本能を刺激する。そして、対象魚は、発光ルアーを他の魚や餌と勘違し、思わず釣針に食い付くので釣られる。
モールド体の前端面から発光部が突出する様に発光ダイオードをバイモルフとともに樹脂でモールドして板状の圧電発光体としているので、バイモルフと発光ダイオードとの電気接続を容易に行うことができる。なお、放光は、魚態ハウジングの前方向となり、発光ルアーの前方を泳いでいる対象魚に発光を見せることができる。(請求項6に係る発明について)
魚態ハウジング(透光樹脂製)は、円錐状の頭部および円柱状の胴部を有し、気密性を有する断面円形の空所を長手方向に設け、頭部に前方下がりの傾斜板を取り付けている。
魚態ハウジングの頭部には、道糸を取り付けるための第1のアイ金具が配設されている。また、胴部の前部下面および後部下面には、釣針を垂設するための第2、第3のアイ金具が配設されている。
また、魚態ハウジングの空所には、発光部が前端面から突出する様に発光ダイオードがバイモルフとともに樹脂でモールドした板状の圧電発光体が封入されている。
更に、発光ルアーは、頭部と胴部との境の空所に透光性の隔壁を設け、空所の後部に圧電発光体の径方向の動きを抑制する突部を設けている。
魚態ハウジングの頭部に前方下がりの傾斜板を取り付けているので、道糸をリトリーブすると、発光ルアーが水中に潜って本物の魚の様に泳ぐ。この様に道糸をリトリーブしたり、発光ルアーをキャストすると、圧電発光体が魚態ハウジングの空所内で不規則に動いて空所内壁に激突するのでバイモルフに衝撃が加わる。
頭部と胴部との境の空所に透光性の隔壁を設けているので圧電発光体が隔壁で阻止され、頭部の方へ行かない。また、空所の後部に突部を設けているので、圧電発光体の径方向の動きを抑制できる。
空所内に設けた隔壁と突部とにより、圧電発光体の空所内での過剰な動きを防止できる。更に、発光ダイオードおよびバイモルフが樹脂でモールドされているので、空所内壁へ激突しても極めて破損し難い。
そして、加わった衝撃に応じてバイモルフにパルス状の起電力が発生し、この起電力に対応して発光ダイオードの発光部が光る。
この際、圧電発光体が空所内壁に激突するタイミングや激突位置は不規則に変化するので、発光ダイオードの発光タイミングや、発光ダイオードが発光する空所内の位置も不規則に変化する。
発光ルアーは、上記不規則な発光動作を行うので、対象魚の本能を刺激する。そして、対象魚は、発光ルアーを他の魚や餌と勘違し、思わず釣針に食い付くので釣られる。
モールド体の前端面から発光部が突出する様に発光ダイオードをバイモルフとともに樹脂でモールドして板状の圧電発光体としているので、バイモルフと発光ダイオードとの電気接続を容易に行うことができる。なお、隔壁を透過して魚態ハウジングの前方向に放光されるので、発光ルアーの前方を泳いでいる対象魚に発光を見せることができる。
図1は、実施例1に係る発光ルアーの構造を示す説明図である。
図2は、その発光ルアーを分解した構造を示す説明図である。
図3は、その発光ルアーが光る原理を説明するための説明図である。
図4は、その発光ルアーの水中での挙動を示す説明図である。
図5は、実施例2に係る発光ルアーの構造を示す説明図である。
図6は、実施例3に係る発光ルアーの構造を示す説明図である。
本発明の実施例1(請求項1、2、5、6に対応)に係る発光ルアーAを図1〜図4に基づいて説明する。
図1および図2に示す如く、発光ルアーAは、頭部11および胴部12を有する魚態ハウジング1(透光樹脂製)と、魚態ハウジング1の各所に配設されるアイ金具21、22、23(第1、第2、第3のアイ金具)と、胴部12の空所10(断面円形)内に封入される圧電発光体3とを備える。
頭部11は、円錐状を呈し、魚の頭に似せて作られ、目玉(図示せず)が描かれている。頭部11の先端には道糸(図示せず)を結ぶためのアイ金具21が配設され、アイ金具21の下方には、前方下がりの傾斜板13が一体形成されている。
胴部12は、円柱状を呈し、魚の胴体に似せて作られている。胴部12の前部下面にはアイ金具22が配設され、胴部12の後部下面にはアイ金具23が配設されている。このアイ金具22、23は、釣針24、25を取り付けるためのものである。
頭部11と胴部12との境の空所10には透光性の隔壁14が設けられ、空所10の後部には、圧電発光体3の径方向の動きを抑制するための断面略U字状の突部15が設けられている。また、16は圧電発光体3を傾斜状態に保持するためのガイドである。
板状を呈する圧電発光体3(重量4.5g)は、発光部31、31がモールド体30(3.4mm〜5mm×12mm×42mm)の前端面から突出する様に発光ダイオード32、32(赤色;超高輝度タイプ)をバイモルフ(図示せず)とともに樹脂でモールドしたものである。なお、発光色は、赤色以外に、青色、白色、黄色、緑色等でも良い(二色可)。
バイモルフ(パラレル形)であり、シム材(燐青銅板)を挟む様に、二枚の圧電セラミック板を貼り合わせて形成され、モールド体30内で発光ダイオード32、32を異なる極性に電気接続している。
つぎに、発光ルアーAの使い方および利点を説明する。
まず、アイ金具21に道糸4を結び、所望の釣針24、25をアイ金具22、23に取り付ける。なお、ルアー釣りでは、釣針24、25に餌を付けない。
つぎに、釣り竿を操作して発光ルアーAを所望のポイントへキャストし、釣り竿を動かしたり、道糸をリトリーブしたりして発光ルアーAを水中で泳がせる。なお、魚態ハウジング1の頭部11に、前方下がりの傾斜板13が一体形成されているので発光ルアーAが水中で本物の魚の様に蛇行しながら不規則に泳ぐ(図4参照)。
発光ルアーAが水中で泳ぐと、圧電発光体3が魚態ハウジング1の胴部12の空所10内で不規則に動き、主にモールド体30の後端が、胴部後部の空所内壁に激突を繰り返すのでバイモルフに衝撃が加わる(図3参照)。
そして、加わった衝撃に応じてバイモルフにパルス状の起電力が発生し、この起電力に対応して発光ダイオード32、32の発光部31、31が不規則に光る。そして、発光した光5は、主に、隔壁14を透過して魚態ハウジング1の前方向に放光されるので、発光ルアーAの前方を泳いでいる対象魚に発光を見せることができる。
この時、胴部後部の空所内壁にモールド体30が激突するタイミングや激突位置は不規則に変化するので、発光ダイオード32、32の発光タイミングや、発光ダイオード32、32が発光する位置も不規則に変化する。
発光ルアーAは、上記不規則な発光動作を行うので、対象魚の本能を刺激する。そして、対象魚は、発光ルアーAを他の魚や餌と勘違し、思わず釣針24、24に食い付くので釣られる。
実施例1の発光ルアーAは、モールド体30の前端面から発光部31、31が突出する様に発光ダイオード32、32をバイモルフとともに樹脂でモールドして板状の圧電発光体3としているので、バイモルフと発光ダイオード32、32との電気接続を容易に行うことができる。
頭部11と胴部12との境の空所10に透光性の隔壁14を設けているので、圧電発光体3の頭部11内への進入が阻止される。また、空所10の後部に突部15を設けているので、圧電発光体3の径方向の過剰な動きが抑制される、更に、発光ダイオード32、32およびバイモルフを樹脂でモールドしているので機械的な強度が確保される。
実施例1の発光ルアーAは、上記構造であるので、キャストやリトリーブ等によって圧電発光体3の各部が空所内壁に激突した際に、発光ダイオード32、32およびバイモルフに過剰な力が加わらないので破損を防止することができる。
つぎに、本発明の実施例2(請求項1、2、3に対応)に係る発光ルアーBを図5に基づいて説明する。
図5に示す如く、発光ルアーBは、下記の構成が発光ルアーAと異なる。
実施例2の発光ルアーBは、発光ダイオード32、32が発光した光5を空所10内へ戻すための反射部41、41と、光5を外部に出すための放光部42、42とを胴部12の空所内壁面に形成している。
反射部41、41は、透光樹脂製の魚態ハウジング1の胴部側面の空所内壁面に金属粒子を蒸着して光が反射する様に鏡面処理されている。また、放光部42、42は、金属粒子の蒸着を行わない箇所(胴部上下面)であり、透光樹脂のままの状態である。
つぎに、発光ルアーBの利点を説明する。
釣り竿を動かしたり、道糸をリトリーブしたりして発光ルアーBを水中で不規則に泳がせて発光部31、31が不規則に光る。
実施例2の発光ルアーBは、胴部12の空所内壁面に反射部41と放光部42とを形成しているので、前方以外に、魚態ハウジング1の胴部12の上下方向にも放光することができ、発光ルアーBの前方、上方、および下方を泳いでいる対象魚に発光を見せることができ、対象魚の本能を刺激する。そして、対象魚は、発光ルアーBを他の魚や餌と勘違し、思わず釣針24、25に食い付くので釣られる。
また、実施例2の発光ルアーBは、発光ルアーAと同様に、バイモルフと発光ダイオード32、32との電気接続を容易に行うことができるとともに、衝撃による破損を防止することができる。
つぎに、本発明の実施例3(請求項1、2、4に対応)に係る発光ルアーCを図6に基づいて説明する。
図6に示す如く、発光ルアーCは、下記の構成が発光ルアーA、Bと異なる。
実施例3の発光ルアーCは、魚態ハウジング1と円柱状のハウジング6とを変位可能に鎖7で連結してなる。
そして、各ハウジングの空所(断面円形)には、板状の圧電発光体3、3を封入している。
実施例3の発光ルアーCは、各ハウジングが独立して動くので、より一層、生きている魚が泳いでいる様に見せることができ、対象魚の注意を引き易い。
発光ルアーを使用すれば、湖、川、海等で、夜間に、ルアーフィッシングの対象魚を容易に釣ることができる。
【0002】
撃体が打撃する圧電素子が発電する電力で発光ダイオードを発光させている。この技術では、発光位置が変わらないので、対象魚の注意を引き難い。
特許文献4の発光ルアーでは、長手方向の一端が固定され、空洞部に屈曲自在に配置されたバイモルフ素子が発電する電力で発光ダイオードを発光させている。この技術では、発光位置が変わらないので、対象魚の注意を引き難い。
特許文献5では、錘の振動で発電する圧電素子が発電する電力で発光ダイオードを発光させている。この技術では、発光位置の変化が上下方向であるので、対象魚の注意を引き難い。
本発明の目的は、電池が不要であり、対象魚の本能を刺激する様に発光する破損し難い発光ルアーの提供にある。
【発明の開示】
(請求項1に係る発明について)
発光ルアーの柱状ハウジング(透光樹脂製)には、気密性を有する空所が長手方向に設けられ、柱状ハウジングの適所には、道糸および釣針を取り付けるためのアイ金具が配設されている。
この空所は、発光ルアーをキャストしたり、道糸をリトリーブすると、空所内に封入した板状の圧電発光体が不規則に動いて空所内壁に激突する大きさである。
なお、圧電発光体は、発光ダイオードおよびバイモルフを樹脂でモールドしたものである。
発光ルアーをキャストしたり、道糸をリトリーブすると、圧電発光体が柱状ハウジングの空所内で不規則に動いて空所内壁に激突するのでバイモルフに衝撃が加わる。なお、発光ダイオードおよびバイモルフが樹脂でモールドされているので、空所内壁へ激突しても


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【0003】
極めて破損し難い。
そして、加わった衝撃に応じてバイモルフにパルス状の起電力が発生し、発生した起電力に対応して発光ダイオードが光る。
この際、圧電発光体が空所内壁に激突するタイミングや激突位置は不規則に変化するので、発光ダイオードの発光タイミングや、発光ダイオードが発光する空所内の位置も不規則に変化する。
発光ルアーは、上記不規則な発光動作を行うので、対象魚の本能を刺激する。そして、対象魚は、発光ルアーを他の魚や餌と勘違し、思わず釣針に食い付くので釣られる。
(請求項2に係る発明について)
モールド体の側端面から発光部のみが突出する様に、発光ダイオードをバイモルフとともに樹脂でモールドして板状の圧電発光体とすると、柱状ハウジングの軸に対して略垂直の方向(柱状ハウジングの側面、下面、上面)に放光することができる。この場合は、発光ルアーの前後方向以外(上、下、横方向)に対象魚が泳いでいても、発光を見せることができ、対象魚の本能を刺激することができる。
また、モールド体の前端面や後端面から発光部のみが突出する様に、発光ダイオードをバイモルフとともに樹脂でモールドして板状の圧電発光体とすると、バイモルフと発光ダイオードとの電気接続を容易に行うことができる。なお、放光は、柱状ハウジングの略軸方向となり、発光ルアーの前後方向で泳いでいる対象魚に発光を見せることができる。
(請求項3に係る発明について)
発光ルアーは、発光ダイオードが発光した光を空所内へ戻すための反射部と、発光した光を外部(水中)に出すための放光部とを柱


3/1
【0004】
状ハウジングの外壁、透光樹脂内部(内部)、または空所内壁面に形成している。
このため、発光ダイオードが発光した光を、水中の所望の方向へ強力に放光することができ、対象魚に効果的に発光を見せることができる。
(請求項4に係る発明について)
発光ルアーは、複数個の柱状ハウジング(透光樹脂製)を変位可能に鎖で連結している。なお、全ての柱状ハウジングに、気密性を有する空所を長手方向に設け、これら空所に圧電発光体を封入するのが好ましい。
各柱状ハウジングが独立して動くので、生きている魚が泳いでいる様に見せることができ、対象魚の注意を引き易い。
(請求項5に係る発明について)
発光ルアーの魚態ハウジング(透光樹脂製)には、気密性を有する断面円形の空所が長手方向に設けられている。
この魚態ハウジングの前端には、道糸を取り付けるための第1アイ金具が配設されている。また、釣針を垂設するための第2アイ金具が魚態ハウジングの下面に配設されている。
断面円形の空所は、発光ルアーをキャストしたり、道糸をリトリーブすると、空所内に封入した板状の圧電発光体が不規則に動いて空所内壁に激突する大きさである。なお、圧電発光体は、発光部のみが前端面から突出する様に、発光ダイオードをバイモルフとともに樹脂でモールドしたものである。
発光ルアーをキャストしたり、道糸をリトリーブすると、圧電発光体が魚態ハウジングの空所内で不規則に動いて空所内壁に激突するのでバイモルフに衝撃が加わる。なお、発光ダイオードおよびバイモルフが樹脂でモールドされているので、空所内壁へ激突しても


4/1
【0005】
極めて破損し難い。
そして、加わった衝撃に応じてバイモルフにパルス状の起電力が発生し、この起電力に対応して発光ダイオードの発光部が光る。
この際、圧電発光体が空所内壁に激突するタイミングや激突位置は不規則に変化するので、発光ダイオードの発光タイミングや、発光ダイオードが発光する空所内の位置も不規則に変化する。
発光ルアーは、上記不規則な発光動作を行うので、対象魚の本能を刺激する。そして、対象魚は、発光ルアーを他の魚や餌と勘違し、思わず釣針に食い付くので釣られる。
モールド体の前端面から発光部のみが突出する様に発光ダイオードをバイモルフとともに樹脂でモールドして板状の圧電発光体としているので、バイモルフと発光ダイオードとの電気接続を容易に行うことができる。なお、放光は、魚態ハウジングの前方向となり、発光ルアーの前方を泳いでいる対象魚に発光を見せることができる。
(請求項6に係る発明について)
魚態ハウジング(透光樹脂製)は、円錐状の頭部および円柱状の胴部を有し、気密性を有する断面円形の空所を長手方向に設け、頭部に前方下がりの傾斜板を取り付けている。
魚態ハウジングの頭部には、道糸を取り付けるための第1のアイ金具が配設されている。また、胴部の前部下面および後部下面には、釣針を垂設するための第2、第3のアイ金具が配設されている。
また、魚態ハウジングの空所には、発光部が前端面から突出する様に発光ダイオードがバイモルフとともに樹脂でモールドした板状の圧電発光体が封入されている。
更に、発光ルアーは、頭部と胴部との境の空所に透光性の隔壁を


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Claims (6)

  1. 気密性を有する空所を長手方向に設けた透光樹脂製の柱状ハウジングと、
    道糸および釣針を取り付けるため前記柱状ハウジングの適所に配設されるアイ金具と、
    発光ダイオードおよびバイモルフを樹脂でモールドし、前記空所に封入される板状の圧電発光体とを備える発光ルアー。
  2. 前端面、後端面、または側端面から発光部が突出する様に前記発光ダイオードをモールドしたことを特徴とする請求項1記載の発光ルアー。
  3. 前記発光ダイオードが発光した光を空所内へ戻すための反射部と、前記光を外部に出すための放光部とを前記柱状ハウジングに形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光ルアー。
  4. 複数個の柱状ハウジングを変位可能に連結したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の発光ルアー。
  5. 気密性を有する断面円形の空所を長手方向に設けた透光樹脂製の魚態ハウジングと、
    道糸を取り付けるため前記魚態ハウジングの前端に配設される第1アイ金具、釣針を垂設するため前記魚態ハウジングの下面に配設される第2アイ金具と、
    発光部が前端面から突出する様に発光ダイオードをバイモルフとともに樹脂でモールドし、空所内に封入される板状の圧電発光体とを備える発光ルアー。
  6. 円錐状の頭部および円柱状の胴部を有し、気密性を有する断面円形の空所を長手方向に設け、前記頭部に前方下がりの傾斜板を取り付けた透光樹脂製の魚態ハウジングと、
    道糸を取り付けるため前記頭部に配設される第1のアイ金具、釣針を垂設するため前記胴部の前部下面および後部下面に配設される第2、第3のアイ金具と、
    発光部が前端面から突出する様に発光ダイオードをバイモルフとともに樹脂でモールドし、前記胴部の空所内に封入される板状の圧電発光体とを備え、
    前記頭部と前記胴部との境の空所に透光性の隔壁を設け、前記空所の後部に前記圧電発光体の径方向の動きを抑制する突部を設けたことを特徴とする発光ルアー。
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