JPWO2006011272A1 - 隙間清掃用フィン及び隙間清掃具 - Google Patents

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Abstract

操作具(14)のヘッド(7)に固定されて隙間の汚れを除去するために使用される、撓み弾性材料からなる隙間清掃用フィン(F)である。このフィン(F)は、ヘラ状先端部(3)と、前記ヘッド(7)に固定される一対の底辺部(4,5)と、前記ヘラ状先端部(3)と前記各底辺部(4,5)とを互いに連結する一対の側壁(1,2)と、を備え、該一対の側壁(1,2)は、相互間に前記ヘラ状先端部(3)に近づくにつれて狭くなる中空部(13)を形成する。

Description

本発明は、歯間その他の狭い隙間の汚れを除去するための隙間清掃用フィン及び該フィンを使用した隙間清掃具に関する。
従来、歯間の歯垢や食べかす等の汚れを除去し、虫歯、歯周病等を予防するために、様々な形態の歯ブラシが提供されている。
例えば、毛先をU字状に並べたブラシをブラシヘッド上にほぼ歯の巾で配置した食べ滓除去ブラシ(特許文献1参照)や、歯間に入り込む非変形性のフィンを含む歯ブラシ(特許文献2参照)が提案されている。その他、電動歯ブラシ、超音波歯ブラシ、さらには、楊枝、糸楊枝、歯間ブラシ等が提供されている。
各種の刷毛ブラシタイプの歯ブラシも提供されているが、使用者によって歯型が異なり、また、前歯と奥歯では歯の形状が全く異なっており、全ての人の歯に適合する刷毛形状のブラシを作り出すことは極めて困難である。
また、前記フィンを含む歯ブラシにおいては、前記フィンが、曲げに抵抗できる程度の剛性を備え、且つ、狭い歯間に進入できる程度に薄い構造でなければならない、とされており、歯間とフィンの厚み形状は一致しないので、擦過運動ではフィンと接触した歯の側面の一部分だけが磨け、接触しない部分の歯垢は取り残されていた。
電動歯ブラシや超音波歯ブラシは、高速振動による水流やキャビテーション現象を利用して、刷毛先があたらなくても歯垢がとれる実験データを公表しているが、口の中を実験と同じ効果が得られる水浸し状態にすることは大変に困難なことで、条件が異なる部分では効果も発揮されず、刷毛先を確実にあてる方が安定した効果が得られる。
楊枝は、先端形状が歯間の形状と一致していないと歯の側面を磨くことができない。糸楊枝は、細線の束を狭い隙間の噛み合わせ側から入れるので、歯茎側の広い隙間の中では遊んでしまい、曲面の歯の側面を磨くには技術が必要である。歯間ブラシは、使用のために広い隙間を必要とするので、狭い隙間や歯周ポケットには使えないなどの問題を有する。
実開平7−13229号公報 特表2002−507926号公報
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、歯間等の狭い隙間に溜まった汚れを確実に効率良く掻き取ることができる隙間清掃用フィン及び該フィンを使用した隙間清掃具を提供することを目的とする。
本発明に係る隙間清掃用フィンは、操作具のヘッドに固定されて隙間の汚れを除去するために使用される撓み弾性材料からなるフィンである。該フィンは、ヘラ状先端部と、前記ヘッドに固定される一対の底辺部と、前記ヘラ状先端部と前記各底辺部とを互いに連結する一対の側壁と、を備え、該一対の側壁は、相互間に前記ヘラ状先端部に近づくにつれて狭くなる中空部を有することを特徴とする。
前記フィンは、前記一対の底辺部同士の間に間隔を開けて、且つ、前記一対の側壁同士の間に前記中空部を設けて、前記ヘッド上に起立するように、前記一対の底辺部を前記ヘッドに固定される。該ヘッドへの取付状態において、前記フィンは、前記側壁の面と交差する水平方向へは撓み易く、前記底辺部の長さ方向に沿う方向へは、容易には変形しない。よって、前記ヘラ状先端部が隙間に直角な向きで当たらなくても、前記フィンの前記方向への撓み易さにより、前記ヘラ状先端部が隙間に入り込み易い。また、前記ヘラ状先端部を隙間に入り込ませた状態で、前記フィンを撓み難い前記方向へと動かすことにより、隙間の汚れを強い力で確実に掻き出すことができる。前記ヘラ状先端部が隙間から脱すると、前記側壁の弾性変形性により、前記フィンは直立状態に復帰する。
また、前記フィンは、前記中空部を備えているので、隙間に挿入した場合にも、隙間を無理に押し広げることがない。前記中空部の変形により、少ない抵抗で隙間に無理なく挿入することができる。
実施の一形態として、前記ヘラ状先端部の弾性的な支持を確実なものにするため、前記一対の底辺部のそれぞれの長さは、前記ヘラ状先端部の幅より長いことが好ましい。
他の好適な実施の一形態として、前記ヘラ状先端部を複数備えたものとすることもできる。この場合、複数のヘラ状先端部の内の一つだけを使用することもできるし、また、複数のヘラ状先端部を同時に使用することもできる。同時に使用すれば、広い曲面や凸凹面を効率よく清掃することができる。
実施の一形態として、前記ヘラ状先端部の厚さは、前記一対の側壁の厚さの合計値より小さいことが好ましい。これにより、前記ヘラ状先端部が隙間に入り易くなり、且つ、前記側壁には良好な弾性を持たせることができる。
次に、本発明に係る隙間清掃具は、把持部とヘッドとを有する操作具と、撓み弾性材料からなるフィンと、を備え、前記フィンは、肉厚がごく薄のヘラ状先端部と、一対の底辺部と、前記ヘラ状先端部と前記各底辺部とを互いに連結する一対の側壁と、を備え、前記フィンは、前記一対の底辺部同士の間に間隔を開けて、且つ、前記一対の側壁同士の間に前記ヘラ状先端部に近づくにつれて狭くなる中空部を有して、前記一対の底辺部を前記ヘッドに固定されて該ヘッド上に起立している。
使用者は、前記把持部を手に持って、隙間に対する前記フィンの位置や角度を操作しながら前記ヘラ状先端部を動かすことによって、隙間の清掃を行うことができる。
好適な実施の一形態として、前記フィンが、前記ヘッドに対して着脱自在とされたものとすることもできる。このようにすれば、前記フィンの交換が可能となるので、前記操作具を長期間使用できて経済的である。また、様々な形態のフィンを適宜付け替えて使用できるので、隙間の形態に応じた効果的な清掃を行うことができる。
本発明の実施の一形態に係る隙間清掃用フィンの斜視図である。 他の実施の形態に係る隙間清掃具用フィンの斜視図である。 さらに他の実施の形態に係る隙間清掃具用フィンの斜視図である。 図2に示したフィンを操作具に取り付けることで形成された隙間清掃具の一部省略斜視図である。 フィンの着脱自在機構の一例を示す一部省略斜視図である。 隙間清掃具の他の実施例を示す一部省略斜視図である。
本発明に係る隙間清掃用フィンFは、適宜の形状の操作具に取り付けて使用することにより、様々な隙間に溜まった汚れを掻き出すことができるフィンであるが、以下の実施の形態は、一例として、人の歯と歯の間の隙間を清掃するための清掃具について、本発明を適用した例である。
本実施の形態に係る隙間清掃用フィンFは、全体を弾性材料で形成することができる。図1〜図3に示すように、前記フィンFは、所定の幅Wを有するヘラ状先端部3と、該ヘラ状先端部3の幅W方向に沿って延びる一対の底辺部4,5と、前記ヘラ状先端部3と前記各底辺部4,5とを互いに連結する一対の側壁1,2と、を備えている。該一対の側壁1,2は、良好な撓み弾性を備え、相互間に、前記ヘラ状先端部3に近づくにつれて狭くなる中空部13を形成する。前記一対の側壁1,2の有する撓み弾性により、前記ヘラ状先端部3は弾力的に支持されている。前記ヘラ状先端部3の弾力的な支持を確実なものにするため、前記底辺部4,5のそれぞれの長さLが、前記ヘラ状先端部3の幅Wより長いことが好ましい。前記ヘラ状先端部3は、使用時において歯と歯の間の隙間に入り込むことにより、該隙間の汚れを掻き出す作用を奏する。詳しくは後述するが、前記フィンFは、図4に示すように、前記底辺部4,5同士の間に約3mm程度の間隔を開けてブラシヘッド7の上面に起立させた状態で、前記底辺部4,5を前記ブラシヘッド7に固定して使用することができる。
図1〜図3は、前記フィンFの具体的な形状を例示したものである。図1のフィンFは、前記ヘラ状先端部3を一つだけ有している例である。図2のフィンFは、前記ヘラ状先端部3を二つ備えている例である。二つのヘラ状先端部3,3同士の間には、それらを隔てるV字状の切り込み8が形成されている。図3のフィンFは、前記ヘラ状先端部3を多数備えている例である。互いに隣接するヘラ状先端部3,3同士の間には、縦方向の切り込み8が互いに平行に形成されている。図2のフィンと図3のフィンにおいては、前記ヘラ状先端部3の一つ一つが撓み弾性を有し、それぞれのヘラ状先端部3が独立して、又は協働して、歯間の清掃を行うことができる。
図3のフィンFにおいては、前記各底辺部4,5に到達するまで前記切り込み8を入れてしまうと、各ヘラ状先端部3の弾力的な支持が弱くなってしまうので、前記切り込み8の深さは、前記各底辺部4,5に到達しない深さとするのが好ましい。前記切り込み8が浅いほど、前記各ヘラ状先端部3の弾力性が大きくなる。よって、図3に示すように、前記切り込み8の深さに差をつけることで、各ヘラ状先端部3の弾力性に変化を持たせることができる。
前記フィンFは、頂部3a,3bと底辺部4,5とを有する二枚の薄板1,2の前記頂部3a,3b同士を重ね合わせて接合することによって、形成することができる。前記頂部3a,3b同士の接合部が、前記ヘラ状先端部3となる。前記フィンFにおいて、前記ヘラ状先端部3以外の部分は非接合状態である。
前記各側壁1,2は、曲げに対して良好な弾性変形性を有する薄い樹脂板、例えば、約0.1mm程度の樹脂板で形成することができる。前記各側壁1,2は、同形同大であるのが普通であり、その上下長さは、前記ブラシヘッド7への取り付け状態で該ブラシヘッド7の上面から10〜15mmの高さとなる程度とすることができる。前記各側壁1,2の前記底辺部4,5は、前記へラ状先端部3の幅Wより長く、例えば、10mm程度とすることができる。
前記頂部3a,3bは、互いに重ね合わされて、加熱加圧等の方法により、肉薄の状態で互いに接合される。接合により形成される前記ヘラ状先端部3の厚さは、歯と歯の間の狭い隙間にも少ない抵抗で入り込み易いように、前記二枚の薄板1,2の厚さの合計値より小さくするのが好ましく、例えば、約0.05mm程度にごく薄くする。さらに、前記ヘラ状先端部3は、先端に近づくほど肉薄の先薄テーパ状に形成されている。これらの特徴により、前記ヘラ状先端部3は、歯と歯の間の隙間に直角に当たらなくても、歯の表面に沿って容易に変形して前記隙間へ少ない抵抗で入り込むことができる。前記ヘラ状先端部3の表面の摩擦係数は、小さければ小さいほど好ましい。
また、前記ヘラ状先端部3は、歯茎を傷付けることが無いように、先鋭にはせず、所定の幅W、例えば、約1mmの幅を有し、且つ、角部に丸みを持たせる等して形成するのが好ましい。同様の理由により、前記ヘラ状先端部3は、端面が鋭利にならない熱処理や化学処理をしてあることが好ましい。
他の製造方法として、前記フィンFは、前記二枚分の薄板1,2をそれらの頂部3a,3b同士が連結された状態で打ち抜き、それを二つ折りにして折り曲げ部を加熱加圧することにより製造してもよい。
前記中空部13は、横から見て前記ヘラ状先端部3に近づくにつれて狭くなっている。前記フィンFは、前記中空部13を備えているので、前記ヘラ状先端部3が歯間の隙間に進入する時に、隙間の両側の歯と歯を無理に押し開くように作用することはない。また、前記中空部13は、前記底辺部4,5に近づくにつれて広くなっているので、広い隙間の歯間でも、隙間の広さに変化のある歯間でも、適当な深さまで挿し込むことで、効果的に清掃することができる。通常、歯と歯の間の縦長の隙間又は溝は、平行ではない。また、歯並びは、人によっても違うし、同一人でも場所によって、歯並びが良いところと悪いところがある。このような様々な形状の隙間のいずれに対しても、前記中空部13を有する前記フィンFは、良好に対応することができる。
前記フィンFには、弾性変形し易い方向とし難い方向とがある。すなわち、図1〜4に示すように、前記ヘラ状先端部3は、前記側壁1,2の面と交差する水平方向Aへは撓み易く、前記底辺部4,5の長さ方向に沿う方向へは、容易には変形しない。よって、前記ヘラ状先端部3が歯間に直角な向きで当たらなくても、前記A方向への前記フィンFの撓み易さにより、前記ヘラ状先端部3が歯の曲面や凹凸面に良好に追従して歯間に入り込み易い。また、前記ヘラ状先端部3を歯間に入り込ませた状態で、前記フィンFを撓み難い前記B方向へと動かすことにより、歯間の汚れを強い力で確実に掻き出すことができる。前記ヘラ状先端部3が隙間から脱すると、前記側壁1,2の弾性変形性により、前記フィンは直立状態に復帰する。
前記フィンFは、歯間の清掃だけでなく、歯と歯茎の境目の清掃にも便利である。この場合、歯と歯茎の境目に前記ヘラ状先端部3を当て、前記A方向へと前記ヘラ状先端部3が撓むように前記フィンFを前記境目の延び方向に沿って動かす。前記フィンFが適度に撓むので、歯茎を傷付けることがない。また、前記ヘラ状先端部3には、爪楊枝の先端部等とは違って所定の幅Wがあるので、歯と歯茎の境目の汚れを掻き取るのに適している。特に、図2のフィンFは、前記ヘラ状先端部3を相互間に間隔を開けて二つ有しているので、清掃すべき部位に当て易い方のヘラ状先端部3を使って、歯と歯茎の境目を清掃することができる。また、図3のフィンFは、前記ヘラ状先端部3を相互間に間隔なしで多数有しているので、歯と歯茎の境目とともに、歯面の凹凸や曲面に広い範囲で柔軟にあてることができる。
図1〜図3の各フィンFは、図4に示すように、毛のない歯ブラシ状の操作具14に取り付けることにより、隙間清掃具としての歯間清掃具を形成する。前記操作具14は、把持部6と、該把持部6の先端に形成された基材としてのブラシヘッド7を備えている。該ブラシヘッド7の上面に、前記フィンFの前記底辺部4,5が固定される。取り付け状態において、前記底辺部4,5は、前記ブラシヘッド7の幅方向に沿って延びており、且つ、前記底辺部4,5同士の間には、約3mm程度の所定の間隔が開いている。このため、前記二枚の薄板1,2同士の間には、横から見て縦長の略三角形状の前記中空部13が存在する。該中空部13の頂角は、鋭角となっている。使用者は、前記操作具14の把持部6を持って、自分の歯に対する前記フィンFの位置や角度を操作しながら前記ヘラ状先端部3を動かすことによって、歯間や、歯と歯茎の境目等の汚れ落としを行うことができる。
図5は、前記ブラシヘッド7に対する前記フィンFの取付部を着脱自在に構成した実施例である。すなわち、図5において、フィンFは、両端に係止段部9を有するブロック10に予め固定されている。前記ブラシヘッド7には、前記ブロック10がちょうど嵌り込む適合溝部11が形成され、該適合溝部11の両端部には、前記ブロック10の前記各係止段部9に係合する可撓性係止爪12が形成されている。前記フィンF付きの前記ブロック10を前記適合溝部11に嵌め込むと、該各係止爪12が自然に前記各係止段部9に係合し、前記ブロック10が前記ブラシヘッド7に抜け落ち不能に固定される。前記各係止爪12の可撓性を利用して、該各係止爪12と前記各係止段部9との係合を解除すれば、前記ブロック10を前記ブラシヘッド7から取り外すことができる。図5の変形例として、前記適合溝部11を、前記把持部6の長さ方向に沿って延びるように形成することもできる。
前記フィンFを着脱自在に構成すると、該フィンFが摩耗、損傷等した場合に、フィンFを交換して前記操作具14をそのまま継続使用することができて経済的である。また、前記操作具14を共用にして個人ごとに、あるいは用途ごとに、最適な形態のフィンFを容易に付け替えて使用できる利点がある。
また、図6は、図1,図2及び図3に示した各隙間清掃用フィンFを前記ブラシヘッド7にそれぞれ組み合わせて取り付けた実施例である。この実施例によれば、それぞれのフィンFを用途に合わせて使用することができ、複数の清掃用具を揃える必要がない。また、前述の着脱自在機構(図5参照)と組み合わせれば、用途に応じた様々な形態のフィンFを、前記把持部6と直角にでも平行にでも前記ブラシヘッド7に付けたり外したりすることができ、清掃場所に応じて最適な形態の清掃用具にして清掃できる。
他の実施例として、前記フィンFと前記ブラシヘッド7との間に、前記フィンの根元部分を前記ブラシヘッド7上で往復動させたり、あるいは超音波振動させたりする機構を介在させることもできる。
さらに、前記ブラシヘッド7の上面に対して直角な前記ブラシヘッド7の先端面7aにも前記フィンFの着脱自在機構を設けることにより、さまざまな角度の複雑な形状の狭い隙間も、前記把持部6を持ってペンで描く感覚で清掃することができる。
本実施の形態では、歯間清掃に用いるフィン及び清掃具について説明したが、前記フィンFや前記操作具14の仕様は、用途に応じて適宜に決定すれば良い。
例えば、歯間と同様に、台所などの狭い隙間や各種機器の隙間も、形状、幅及び深さがまちまちであるが、本発明に係るフィンFを用いれば、良好に対応することができる。

Claims (6)

  1. 操作具(14)のヘッド(7)に固定されて隙間の汚れを除去するために使用される撓み弾性材料からなる隙間清掃用フィン(F)であって、ヘラ状先端部(3)と、前記ヘッド(7)に固定される一対の底辺部(4,5)と、前記ヘラ状先端部(3)と前記各底辺部(4,5)とを互いに連結する一対の側壁(1,2)と、を備え、該一対の側壁(1,2)は、相互間に前記ヘラ状先端部(3)に近づくにつれて狭くなる中空部(13)を有する、隙間清掃用フィン。
  2. 前記一対の底辺部(4,5)のそれぞれが、前記ヘラ状先端部(3)の幅(W)より長い長さ(L)を有している、請求項1に記載の隙間清掃用フィン。
  3. 前記ヘラ状先端部(3)を複数備えている、請求項1又は2に記載の隙間清掃用フィン。
  4. 前記ヘラ状先端部(3)の厚さが、前記一対の側壁(1,2)の厚さの合計値より小さい、請求項1,2又は3に記載の隙間清掃用フィン。
  5. 把持部(6)とヘッド(7)とを有する操作具(14)と、撓み弾性材料からなるフィン(F)と、を備え、前記フィン(F)は、ヘラ状先端部(3)と、一対の底辺部(4,5)と、前記ヘラ状先端部(3)と前記各底辺部(4,5)とを互いに連結する一対の側壁(1,2)と、を備え、前記フィン(F)は、前記一対の底辺部(4,5)同士の間に間隔を開けて、且つ、前記一対の側壁(1,2)同士の間に前記ヘラ状先端部(3)に近づくにつれて狭くなる中空部(13)を有して、前記一対の底辺部(4,5)を前記ヘッド(7)に固定されて該ヘッド(7)上に起立している、隙間清掃具。
  6. 前記フィン(F)が、前記ヘッド(7)に対して着脱自在とされている、請求項5に記載の隙間清掃具。
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