JPWO2005003562A1 - ベーンポンプ - Google Patents
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Abstract
カムリング8内に回転自在に収容されたベーンロータ9と、該ベーンロータの外周部に円周方向のほぼ等間隔位置に放射方向に沿って形成された複数のスロット15内から出没自在に保持されたベーン16とを備えている。隣接する両スロット形成部17、17間の肉抜き部18の円周方向の長さLを、各スロット形成部の円周方向の長さL1よりも大きく設定して、パーツフィーダ上で、隣接する各ベーンロータの肉抜き部とスロット形成部とが嵌合しても、緊密嵌合ではなく遊嵌状態となるようにした。これによって、パーツフィーダで搬送される各ロータの互いの連結を防止して、自動組み付け作業能率の低下を防止できる。
Description
本発明は、車両のパワーステアリングの油圧供給源等に用いられるベーンポンプに関する。
この種の車両に用いられ従来のベーンポンプとしては、従来から種々提供されているが、その1つとして日本国特許庁発行の特開平9−324767号公報に記載されたものが知られている。
このベーンポンプは、ポンプハウジングの内部にカムリングが収容されていると共に、該カムリング内に、外周面とカムリングの内周面との間に圧力室を形成するベーンロータが回転自在に設けられている。
また、このベーンロータの外周部には、円周方向のほぼ等間隔位置に放射方向に沿って複数のスロットが形成されており、この各スロットの内部には、薄板状のベーンが前記カムリングの内周面方向へ出没自在に保持されている。また、前記ロータは、ポンプハウジング内に挿通された駆動軸に連結されている。この駆動軸には、外端部側に取り付けられたドリブンプーリを介して機関のクランクシャフトからタイミングベルトによって回転力が伝達されるようになっている。
そして、前記駆動軸の回転駆動に伴いベーンロータが回転すると、各ベーンは背圧室の圧力によりスロットから突出しつつ各ベーン先端部がカムリングの内周面に摺接しながら回転する。これによって、ポンプハウジング内に形成されている吸入ポートから各ベーン間のポンプ室内に流入した油圧が各ベーンによって圧縮されながら吐出ポートに吐出されてポンプ作用が行われるようになっている。
ところで、前記従来のようなベーンポンプにあっては、近時、前記ロータの外周部の前記各スロットが形成されるスロット形成部以外の外周面に間欠的に切欠部を形成して、例えば焼結合金によって形成されるローラの材料削減によるコストの低減化の要請を満足すると共に、圧力室の容積の拡大化を図ることによってポンプの脈動低減効果を発揮させるようにしたものがある。
しかしながら、ロータの外周面に間欠的に切欠部を形成したものにあっては、該各切欠部の円周方向の長さと、凸状のスロット形成部の円周方向の長さがほぼ同一になっている場合は、焼結加工された多くのロータが製造ライン上でパーツフィーダーに載せられて互いに同一平面上で軽く干渉しながら搬送されている最中に、一つのロータの切欠部内に隣接した他方のスロット形成部が緊密に嵌合して互いに連結された状態になってしまう。
このため、パーツフィーダ上で互いに連結されたロータが自動組み付け装置へ搬送されてしまい、自動組み付け作業性の悪化を招いていた。
このベーンポンプは、ポンプハウジングの内部にカムリングが収容されていると共に、該カムリング内に、外周面とカムリングの内周面との間に圧力室を形成するベーンロータが回転自在に設けられている。
また、このベーンロータの外周部には、円周方向のほぼ等間隔位置に放射方向に沿って複数のスロットが形成されており、この各スロットの内部には、薄板状のベーンが前記カムリングの内周面方向へ出没自在に保持されている。また、前記ロータは、ポンプハウジング内に挿通された駆動軸に連結されている。この駆動軸には、外端部側に取り付けられたドリブンプーリを介して機関のクランクシャフトからタイミングベルトによって回転力が伝達されるようになっている。
そして、前記駆動軸の回転駆動に伴いベーンロータが回転すると、各ベーンは背圧室の圧力によりスロットから突出しつつ各ベーン先端部がカムリングの内周面に摺接しながら回転する。これによって、ポンプハウジング内に形成されている吸入ポートから各ベーン間のポンプ室内に流入した油圧が各ベーンによって圧縮されながら吐出ポートに吐出されてポンプ作用が行われるようになっている。
ところで、前記従来のようなベーンポンプにあっては、近時、前記ロータの外周部の前記各スロットが形成されるスロット形成部以外の外周面に間欠的に切欠部を形成して、例えば焼結合金によって形成されるローラの材料削減によるコストの低減化の要請を満足すると共に、圧力室の容積の拡大化を図ることによってポンプの脈動低減効果を発揮させるようにしたものがある。
しかしながら、ロータの外周面に間欠的に切欠部を形成したものにあっては、該各切欠部の円周方向の長さと、凸状のスロット形成部の円周方向の長さがほぼ同一になっている場合は、焼結加工された多くのロータが製造ライン上でパーツフィーダーに載せられて互いに同一平面上で軽く干渉しながら搬送されている最中に、一つのロータの切欠部内に隣接した他方のスロット形成部が緊密に嵌合して互いに連結された状態になってしまう。
このため、パーツフィーダ上で互いに連結されたロータが自動組み付け装置へ搬送されてしまい、自動組み付け作業性の悪化を招いていた。
本発明は、前記従来の技術的課題に鑑みて案出されたもので、第1の発明は、とりわけ、ロータの外周面のスロットが形成されるスロット形成部以外の部位に、切欠部を形成すると共に、前記隣接する両スロット形成部間の前記切欠部の円周方向の長さを、前記各スロット形成部の円周方向の長さよりも大きく設定したことを特徴としている。
この発明によれば、切欠部の円周方向の長さをスロット形成部の円周方向の長さよりも大きく設定したため、焼結成形された多くのロータをパーツフィーダーに載せて搬送している際に、各ロータが互いに接近して軽く干渉しながら1つのロータの切欠部に、隣接する他のロータのスロット形成部が嵌合したとしても、緊密な嵌合ではなくいわゆる遊嵌状態になることから、互いのロータが連結することがなくなり、互いにばらばらの状態で搬送される。
この結果、各ロータはパーツフィーダによってスムーズに自動組み付け装置へ搬送されることになり、組付作業性の低下を防止できる。
第2の発明は、前記スロット形成部の円周方向の長さを前記スロットの開口長さの少なくとも3倍以上に設定したことを特徴としている。
この発明によれば、各ロータの外周面に形成された切欠部によってスロット形成部の円周方向の長さを可及的に小さくするとしても、その長さをスロットの開口長さの3倍以上としたことから、該スロット形成部の剛性が十分に確保される。したがって、ロータの回転に伴う各ベーンの掻き出し作用(ポンプ作用)により該ベーンに作用する回転方向と反対方向への大きな負荷に対して十分に対抗することが可能になり、スロット形成部の変形などの発生を防止できる。
第3の発明は、前記各切欠部よって凸状に形成された各スロット形成部のロータ回転方向及び該回転方向と反対側の各外端縁に第1面取り部を形成すると共に、前記スロット形成部の基部と前記切欠部との連結部との間に第2面取り部を形成し、該第2面取り部の曲率半径を第1面取り部よりも大きく設定したことを特徴としている。
この発明によれば、前述したように、各ロータのパーツフィーダによる搬送中において、互いに隣接するロータ同士が切欠部とスロット形成部とが嵌合した際に、1つのロータの第1面取り部が他方のロータの第2面取り部と接触しても、この第2面取り部の曲率半径が第1面取り部よりも大きいことから、互いに緊密に嵌合することなく、常に簡単に離間し得る状態になっている。したがって、自動組み付け作業がさらに容易になる。
第4の発明は、前記スロット形成部の前記スロットを中心としたロータ回転方向と反対側の部位の長さを、ロータ回転方向側の部位の長さよりも大きく設定したことを特徴としている。
この発明によれば、ロータ回転方向と反対側の部位の剛性がより大きくなることから、前記各ベーンによる回転方向と反対方向の大きな負荷に対して十分に対抗支持することが可能になり、ロータの耐久性が向上する。
この発明によれば、切欠部の円周方向の長さをスロット形成部の円周方向の長さよりも大きく設定したため、焼結成形された多くのロータをパーツフィーダーに載せて搬送している際に、各ロータが互いに接近して軽く干渉しながら1つのロータの切欠部に、隣接する他のロータのスロット形成部が嵌合したとしても、緊密な嵌合ではなくいわゆる遊嵌状態になることから、互いのロータが連結することがなくなり、互いにばらばらの状態で搬送される。
この結果、各ロータはパーツフィーダによってスムーズに自動組み付け装置へ搬送されることになり、組付作業性の低下を防止できる。
第2の発明は、前記スロット形成部の円周方向の長さを前記スロットの開口長さの少なくとも3倍以上に設定したことを特徴としている。
この発明によれば、各ロータの外周面に形成された切欠部によってスロット形成部の円周方向の長さを可及的に小さくするとしても、その長さをスロットの開口長さの3倍以上としたことから、該スロット形成部の剛性が十分に確保される。したがって、ロータの回転に伴う各ベーンの掻き出し作用(ポンプ作用)により該ベーンに作用する回転方向と反対方向への大きな負荷に対して十分に対抗することが可能になり、スロット形成部の変形などの発生を防止できる。
第3の発明は、前記各切欠部よって凸状に形成された各スロット形成部のロータ回転方向及び該回転方向と反対側の各外端縁に第1面取り部を形成すると共に、前記スロット形成部の基部と前記切欠部との連結部との間に第2面取り部を形成し、該第2面取り部の曲率半径を第1面取り部よりも大きく設定したことを特徴としている。
この発明によれば、前述したように、各ロータのパーツフィーダによる搬送中において、互いに隣接するロータ同士が切欠部とスロット形成部とが嵌合した際に、1つのロータの第1面取り部が他方のロータの第2面取り部と接触しても、この第2面取り部の曲率半径が第1面取り部よりも大きいことから、互いに緊密に嵌合することなく、常に簡単に離間し得る状態になっている。したがって、自動組み付け作業がさらに容易になる。
第4の発明は、前記スロット形成部の前記スロットを中心としたロータ回転方向と反対側の部位の長さを、ロータ回転方向側の部位の長さよりも大きく設定したことを特徴としている。
この発明によれば、ロータ回転方向と反対側の部位の剛性がより大きくなることから、前記各ベーンによる回転方向と反対方向の大きな負荷に対して十分に対抗支持することが可能になり、ロータの耐久性が向上する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るベーンポンプを示す縦断面図である。
図2は図1の図1のA−A線断面図である。
図3は本実施形態に供されるベーンロータとカムリングの正面図である。
図4は図3のB−B線断面図である。
図5は図3のC部拡大図である。
図6は本発明の第2の実施形態を示す要部拡大図である。
図2は図1の図1のA−A線断面図である。
図3は本実施形態に供されるベーンロータとカムリングの正面図である。
図4は図3のB−B線断面図である。
図5は図3のC部拡大図である。
図6は本発明の第2の実施形態を示す要部拡大図である。
以下、本発明にかかるベーンポンプの実施形態を図面に基づいて詳述する。
このベーンポンプは、車両のパワーステアリング装置等の油圧機器に油圧を供給する供給源としてポンプに適用されたもので、図1に示すように、内燃機関のシリンダブロックなどにボルトによって固定されたポンプハウジング1と、該ポンプハウジング1内に配置されたポンプ本体2と、一端部側がポンプハウジング1の内部に挿通した駆動軸3とから主として構成されている。
前記ポンプハウジング1は、図1及び図2に示すように、吸入通路4と吐出通路5を有するブロック状のポンプボディ6と、そのポンプボディ6に結合されたポンプカバー7とから成り、このポンプボディ6とポンプカバー7の間にポンプ本体2を収容する空間部が設けられている。
前記ポンプ本体2は、図1〜図3に示すように、前記ポンプカバー7の内部に収容配置されたカムリング8と、該カムリング8の内側に回転自在に設けられたベーンロータ9と、前記カムリング8の両側に配置された一対のサイドプレート10,11とを備えている。
前記カムリング8は、図3に示すように外周面のほぼ180°位置に形成された一対の小半円形状のピン受け溝8b、8cに嵌合したロケートピン13、13によってポンプハウジング1に内周方向の位置決めがなされていると共に、内周面8aがほぼ楕円形状に形成されている。
前記ベーンロータ9は、焼結合金によってほぼ円盤状に一体に成形されて、外周面とカムリング8の内周面8aとの間にほぼ円環状のポンプ室14を隔成している。また、ベーンロータ9の中央には、前記サイドプレート10,11を貫通する前記駆動軸3の一端部12aがセレーション結合するセレーション孔9aが貫通形成されていると共に、外周部には、10個のスロット15が円周方向の等間隔位置に放射状に形成されている。また、この各スロット15は、内部に薄肉板状のベーン16をそれぞれ放射方向へ摺動自在に保持していると共に、底部には各ベーン16を突出する方向、先端部16aがスロット15の開口端15aからカムリング8の内周面8a方向へ突出させる背圧室15aが形成されている。
また、このベーンロータ9は、図3〜図6に示すように外周面の前記各スロット15が形成される該スロット形成部17以外の部位に切欠部である円弧状の肉抜き部18が形成されている。
前記各スロット形成部17は、図5にも示すように、各肉抜き部18の存在によってそれぞれ凸状に形成されていると共に、前記隣接する両スロット形成部17,17間の各肉抜き部18の円周方向の長さLが前記各スロット形成部17の円周方向の長さL1よりも大きく設定されている。
また、スロット形成部17は、その円周方向の全体の長さL1が前記スロット15の開口長さL2の少なくとも3倍以上に設定されている。また、前記スロット形成部17の円周方向のほぼ中心位置に前記スロット15が形成されて、該スロット15を中心としたベーンロータ9の回転方向と反対側の部位17aと回転方向側の部位17bのそれぞれの円周方向の長さL3,L4がほぼ同一になっている。
また、ベーンロータ9は、図5に示すように、前記各スロット形成部17のベーンロータ回転方向(矢印方向)及び回転方向と反対側の各外端縁に円弧状の第1面取り部17cが形成されていると共に、前記スロット形成部17の基部と前記肉抜き部18との連結部との間に円弧状の第2面取り部17dが形成されており、この第2面取り部17dの曲率半径Rが第1面取り部17cの曲率半径よりも大きく設定されている。
さらに、ベーンロータ9は、外周部の前記スロット形成部17や肉抜き部18よりも内側の円周方向に、該ベーンロータ9を焼結成形する際に発生し易いバリの発生を防止するための円環状の第3面取り部17eが形成されている。
前記駆動軸3は、ポンプボディ6から突出した他端部に駆動伝達用のプーリ19が取付けられ、このプーリ19に巻回された図外のベルトを通してエンジンの動力が伝達されるようになっている。
前記一方側のサイドプレート10は、ポンプボディ6の端面に圧接され、その圧接部において、図2に示すように、ポンプ本体2側に形成された左右一対の吸入ポート20がポンプボディ6に有する吸入通路4に接続されている。
また、ポンプ本体2の外周面とポンプカバー7の内周面との間には、ポンプ本体2に形成された吐出ポート21から吐出された作動油が流れ込む圧力室22が設けられている。この圧力室22は、ポンプボディ6に設けられた吐出通路5と該吐出通路5と径方向の反対側に形成されたドレーン通路24に並列に接続されている。
前記吐出通路5には、可変絞り機構25が設けられている一方、ドレーン通路24の上流端には、可変絞り機構25の前後差圧に応動するドレーン弁26が設けられている。
前記可変絞り機構25は、ポンプボディ6の圧力室22側の端面に形成されたスプール収容穴27と、このスプール収容穴27に進退自在に収容され、その進退位置に応じて吐出通路5の開口面積を増減変化させるスプール28と、そのスプール28を圧力室22側に付勢するスプリング29とを備えている。
そして、この可変絞り機構25は、スプール28の一端に作用する圧力室22の油圧とスプリング29のばね力とのバランスによって進退作動すると共に、スプール28がサイドプレート10に当接する初期位置において吐出通路5の開口面積が最大になるように設定されている。尚、ポンプ本体2に形成された一つの吐出ポート21は、サイドプレート10のうちの、スプール28の端面に対向する位置に開口している。
一方、ドレーン弁26は、ポンプボディ6の圧力室22側の端面に形成されたスプール収容穴30と、このスプール収容穴30に進退自在に収容されたスプール31と、そのスプール31を圧力室22側に付勢するスプリング32と、スプール31が後退したときにその後退量に応じて圧力室22に開口し、かつ前記ドレン通路24の開口端を構成するドレンポート33とを備えている。
前記スプール収容穴30の底部30a側には、可変絞り機構25の下流側の圧力が圧力導入通路23を介して導入されるようになっている。前記スプール31の一端は圧力室22側に面し、これによってスプール31の前後には前記可変絞り機構25の前後の圧力が作用するため、ドレーン弁26はその前後の差圧に応じてドレーンポート33からドレン通路24への排出流量を増減制御するようになっている。
したがって、この実施形態によれば、駆動軸3(ベーンロータ9)の回転速度が低い間は、可変絞り機構25が吐出通路5を最大に開いた状態でドレーン弁26がスプリング32の力によってドレーンポート33を閉じているため、回転速度の増大に応じて吐出通路5の供給流量も増大する。
そして、駆動軸3の回転速度がある程度高まり、可変絞り機構25の前後差圧が設定値を超えると、その前後差圧に応動してドレーン弁26のスプール31がドレーンポート33を開き、ドレーン通路24から作動油を排出することから、吐出通路5の供給流量の増大が抑制されるようになる。
さらに、この状態から駆動軸3の回転速度が増大すると、可変絞り機構25のスプール28が圧力室22側の作動油の油圧によってスプリング29のばね力に抗して後退し、吐出通路5の開口面積が次第縮小されるようになる。これにより、吐出通路5の供給流量は次第に減少し、所謂フローダウン特性が得られるようになる。
また、この実施形態によれば、ベーンロータ9の外周面に間欠的に複数の肉抜き部18が形成されていることから、金属材料の削減や脈動の低減化が図れる。
しかも、各肉抜き部18の円周方向の長さLを各スロット形成部17の円周方向の長さL1よりも大きく設定したため、焼結成形された多くのベーンロータ9をパーツフィーダーで搬送している最中に、1つのベーンロータ9の肉抜き部18に、隣接する他のベーンロータ9のスロット形成部17が嵌合したとしても、緊密な嵌合ではなくいわゆる遊嵌状態になることから、互いのベーンロータ9が連結することがなく、互いにばらばらの状態で搬送することができる。
この結果、各ロータパーツフィーダによってスムーズに自動組み付け装置へ搬送されることになり、組付作業性の低下を防止できる。
また、前記肉抜き部18によってスロット形成部17の円周方向の長さL1を可及的に小さくするとしても、その長さL1を、前記スロット15の開口長さL2の3倍以上に設定したため、該スロット形成部17の剛性を十分に確保することができる。
したがって、ベーンロータ9の回転に伴う各ベーン16の掻き出し作用(ポンプ作用)により該ベーン16に作用する回転方向と反対方向への大きな負荷に対して十分に対抗することが可能になり、ベーン16の支持強度が高くなると共に、スロット形成部17の変形などの発生を防止できる。
また、前記スロット形成部17の第2面取り部17dの曲率半径を第1面取り部17cよりも大きく設定したため、前述したように、各ベーンロータ9のパーツフィーダによる搬送中において、互いに隣接するベーンロータ9同士の肉抜き部18とスロット形成部17が嵌合した際に、互いに緊密に嵌合することなく、常に簡単に離間し得る状態になっている。したがって、その後の自動組み付け作業がさらに容易になる。
図6は第2の実施形態を示し、前記スロット形成部17の前記スロット15の形成位置を中心としたベーンロータ9の回転方向と反対側の部位17aの長さL3を、ベーンロータ9の回転方向側の部位17bの長さL4よりも大きく設定したものである。
したがって、ベーンロータ9の回転方向と反対側の部位17aの剛性がより大きくなることから、前記各ベーン16による回転方向と反対方向の大きな負荷に対して十分に対抗支持することが可能になり、ロータの耐久性が向上する。
本発明は前記各実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば肉抜き部18の深さや円周方向の長さを任意に変更することも可能である。
このベーンポンプは、車両のパワーステアリング装置等の油圧機器に油圧を供給する供給源としてポンプに適用されたもので、図1に示すように、内燃機関のシリンダブロックなどにボルトによって固定されたポンプハウジング1と、該ポンプハウジング1内に配置されたポンプ本体2と、一端部側がポンプハウジング1の内部に挿通した駆動軸3とから主として構成されている。
前記ポンプハウジング1は、図1及び図2に示すように、吸入通路4と吐出通路5を有するブロック状のポンプボディ6と、そのポンプボディ6に結合されたポンプカバー7とから成り、このポンプボディ6とポンプカバー7の間にポンプ本体2を収容する空間部が設けられている。
前記ポンプ本体2は、図1〜図3に示すように、前記ポンプカバー7の内部に収容配置されたカムリング8と、該カムリング8の内側に回転自在に設けられたベーンロータ9と、前記カムリング8の両側に配置された一対のサイドプレート10,11とを備えている。
前記カムリング8は、図3に示すように外周面のほぼ180°位置に形成された一対の小半円形状のピン受け溝8b、8cに嵌合したロケートピン13、13によってポンプハウジング1に内周方向の位置決めがなされていると共に、内周面8aがほぼ楕円形状に形成されている。
前記ベーンロータ9は、焼結合金によってほぼ円盤状に一体に成形されて、外周面とカムリング8の内周面8aとの間にほぼ円環状のポンプ室14を隔成している。また、ベーンロータ9の中央には、前記サイドプレート10,11を貫通する前記駆動軸3の一端部12aがセレーション結合するセレーション孔9aが貫通形成されていると共に、外周部には、10個のスロット15が円周方向の等間隔位置に放射状に形成されている。また、この各スロット15は、内部に薄肉板状のベーン16をそれぞれ放射方向へ摺動自在に保持していると共に、底部には各ベーン16を突出する方向、先端部16aがスロット15の開口端15aからカムリング8の内周面8a方向へ突出させる背圧室15aが形成されている。
また、このベーンロータ9は、図3〜図6に示すように外周面の前記各スロット15が形成される該スロット形成部17以外の部位に切欠部である円弧状の肉抜き部18が形成されている。
前記各スロット形成部17は、図5にも示すように、各肉抜き部18の存在によってそれぞれ凸状に形成されていると共に、前記隣接する両スロット形成部17,17間の各肉抜き部18の円周方向の長さLが前記各スロット形成部17の円周方向の長さL1よりも大きく設定されている。
また、スロット形成部17は、その円周方向の全体の長さL1が前記スロット15の開口長さL2の少なくとも3倍以上に設定されている。また、前記スロット形成部17の円周方向のほぼ中心位置に前記スロット15が形成されて、該スロット15を中心としたベーンロータ9の回転方向と反対側の部位17aと回転方向側の部位17bのそれぞれの円周方向の長さL3,L4がほぼ同一になっている。
また、ベーンロータ9は、図5に示すように、前記各スロット形成部17のベーンロータ回転方向(矢印方向)及び回転方向と反対側の各外端縁に円弧状の第1面取り部17cが形成されていると共に、前記スロット形成部17の基部と前記肉抜き部18との連結部との間に円弧状の第2面取り部17dが形成されており、この第2面取り部17dの曲率半径Rが第1面取り部17cの曲率半径よりも大きく設定されている。
さらに、ベーンロータ9は、外周部の前記スロット形成部17や肉抜き部18よりも内側の円周方向に、該ベーンロータ9を焼結成形する際に発生し易いバリの発生を防止するための円環状の第3面取り部17eが形成されている。
前記駆動軸3は、ポンプボディ6から突出した他端部に駆動伝達用のプーリ19が取付けられ、このプーリ19に巻回された図外のベルトを通してエンジンの動力が伝達されるようになっている。
前記一方側のサイドプレート10は、ポンプボディ6の端面に圧接され、その圧接部において、図2に示すように、ポンプ本体2側に形成された左右一対の吸入ポート20がポンプボディ6に有する吸入通路4に接続されている。
また、ポンプ本体2の外周面とポンプカバー7の内周面との間には、ポンプ本体2に形成された吐出ポート21から吐出された作動油が流れ込む圧力室22が設けられている。この圧力室22は、ポンプボディ6に設けられた吐出通路5と該吐出通路5と径方向の反対側に形成されたドレーン通路24に並列に接続されている。
前記吐出通路5には、可変絞り機構25が設けられている一方、ドレーン通路24の上流端には、可変絞り機構25の前後差圧に応動するドレーン弁26が設けられている。
前記可変絞り機構25は、ポンプボディ6の圧力室22側の端面に形成されたスプール収容穴27と、このスプール収容穴27に進退自在に収容され、その進退位置に応じて吐出通路5の開口面積を増減変化させるスプール28と、そのスプール28を圧力室22側に付勢するスプリング29とを備えている。
そして、この可変絞り機構25は、スプール28の一端に作用する圧力室22の油圧とスプリング29のばね力とのバランスによって進退作動すると共に、スプール28がサイドプレート10に当接する初期位置において吐出通路5の開口面積が最大になるように設定されている。尚、ポンプ本体2に形成された一つの吐出ポート21は、サイドプレート10のうちの、スプール28の端面に対向する位置に開口している。
一方、ドレーン弁26は、ポンプボディ6の圧力室22側の端面に形成されたスプール収容穴30と、このスプール収容穴30に進退自在に収容されたスプール31と、そのスプール31を圧力室22側に付勢するスプリング32と、スプール31が後退したときにその後退量に応じて圧力室22に開口し、かつ前記ドレン通路24の開口端を構成するドレンポート33とを備えている。
前記スプール収容穴30の底部30a側には、可変絞り機構25の下流側の圧力が圧力導入通路23を介して導入されるようになっている。前記スプール31の一端は圧力室22側に面し、これによってスプール31の前後には前記可変絞り機構25の前後の圧力が作用するため、ドレーン弁26はその前後の差圧に応じてドレーンポート33からドレン通路24への排出流量を増減制御するようになっている。
したがって、この実施形態によれば、駆動軸3(ベーンロータ9)の回転速度が低い間は、可変絞り機構25が吐出通路5を最大に開いた状態でドレーン弁26がスプリング32の力によってドレーンポート33を閉じているため、回転速度の増大に応じて吐出通路5の供給流量も増大する。
そして、駆動軸3の回転速度がある程度高まり、可変絞り機構25の前後差圧が設定値を超えると、その前後差圧に応動してドレーン弁26のスプール31がドレーンポート33を開き、ドレーン通路24から作動油を排出することから、吐出通路5の供給流量の増大が抑制されるようになる。
さらに、この状態から駆動軸3の回転速度が増大すると、可変絞り機構25のスプール28が圧力室22側の作動油の油圧によってスプリング29のばね力に抗して後退し、吐出通路5の開口面積が次第縮小されるようになる。これにより、吐出通路5の供給流量は次第に減少し、所謂フローダウン特性が得られるようになる。
また、この実施形態によれば、ベーンロータ9の外周面に間欠的に複数の肉抜き部18が形成されていることから、金属材料の削減や脈動の低減化が図れる。
しかも、各肉抜き部18の円周方向の長さLを各スロット形成部17の円周方向の長さL1よりも大きく設定したため、焼結成形された多くのベーンロータ9をパーツフィーダーで搬送している最中に、1つのベーンロータ9の肉抜き部18に、隣接する他のベーンロータ9のスロット形成部17が嵌合したとしても、緊密な嵌合ではなくいわゆる遊嵌状態になることから、互いのベーンロータ9が連結することがなく、互いにばらばらの状態で搬送することができる。
この結果、各ロータパーツフィーダによってスムーズに自動組み付け装置へ搬送されることになり、組付作業性の低下を防止できる。
また、前記肉抜き部18によってスロット形成部17の円周方向の長さL1を可及的に小さくするとしても、その長さL1を、前記スロット15の開口長さL2の3倍以上に設定したため、該スロット形成部17の剛性を十分に確保することができる。
したがって、ベーンロータ9の回転に伴う各ベーン16の掻き出し作用(ポンプ作用)により該ベーン16に作用する回転方向と反対方向への大きな負荷に対して十分に対抗することが可能になり、ベーン16の支持強度が高くなると共に、スロット形成部17の変形などの発生を防止できる。
また、前記スロット形成部17の第2面取り部17dの曲率半径を第1面取り部17cよりも大きく設定したため、前述したように、各ベーンロータ9のパーツフィーダによる搬送中において、互いに隣接するベーンロータ9同士の肉抜き部18とスロット形成部17が嵌合した際に、互いに緊密に嵌合することなく、常に簡単に離間し得る状態になっている。したがって、その後の自動組み付け作業がさらに容易になる。
図6は第2の実施形態を示し、前記スロット形成部17の前記スロット15の形成位置を中心としたベーンロータ9の回転方向と反対側の部位17aの長さL3を、ベーンロータ9の回転方向側の部位17bの長さL4よりも大きく設定したものである。
したがって、ベーンロータ9の回転方向と反対側の部位17aの剛性がより大きくなることから、前記各ベーン16による回転方向と反対方向の大きな負荷に対して十分に対抗支持することが可能になり、ロータの耐久性が向上する。
本発明は前記各実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば肉抜き部18の深さや円周方向の長さを任意に変更することも可能である。
Claims (4)
- ポンプハウジング内に収容配置されたカムリングと、
該カムリング内に回転自在に収容され、駆動軸によって回転駆動されるロータと、
該ロータの外周部に放射方向に沿って形成された複数のスロットと、
該各スロット内に前記カムリングの内周面方向へ出没自在に保持されたベーンとを備えたベーンポンプにおいて、
前記ロータの外周面の前記スロットが形成されるスロット形成部以外の部位に、切欠部を形成すると共に、前記隣接する両スロット形成部間の前記切欠部の円周方向の長さを、前記各スロット形成部の円周方向の長さよりも大きく設定したことを特徴とするベーンポンプ。 - 前記スロット形成部の円周方向の長さを、前記スロットの開口長さの少なくとも3倍以上に設定したことを特徴とする請求項1に記載のベーンポンプ。
- 前記各切欠部よって凸状に形成された各スロット形成部のロータ回転方向及び該回転方向と反対側の各外端縁に第1面取り部を形成すると共に、前記スロット形成部の基部と前記切欠部との連結部との間に第2面取り部を形成し、該第2面取り部の曲率半径を第1面取り部よりも大きく設定したことを特徴とする請求項1または2に記載のベーンポンプ。
- 前記スロット形成部の前記スロットを中心としたロータ回転方向と反対側の部位の長さを、ロータ回転方向側の部位の長さよりも大きく設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のベーンポンプ。
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