JPWO2004111821A1 - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

キーボード(100)は、6個のキーを備える。文字の入力は2ストロークで行われる。すなわち、ユーザは、1回目のタッチで所望の文字が含まれるグループを選択し、2回目のタッチで所望の文字を選択する。各キーのキートップには、グループを選択した場合に、各キーに割り当てられる文字が直観的に分かるように、キーの配置に対応して文字が表記されている。このようなキーボードにより、少ないキー数で文字の入力ができるので、ブラインドタッチによるキー入力を容易に行うことができる。

Description

この発明は文字入力技術に関し、とくにキーボードを利用して文字を入力するための技術に関する。
コンピュータに所定の指示を与えるための入力デバイスのひとつにキーボードがある。一般に、キーボードには複数のキーが設けられており、個々のキーにそれぞれひとつの文字が割り当てられている。こうしたキーボードは、タイプライターの延長として発達したものと考えられ、例えばアルファベット26文字を入力するために少なくとも26個のキーが設けられている。このように個々のキーにひとつの文字を割り当てると、キーの数が多くなるため、キーの配置を容易に覚えることは難しく、ブラインドタッチを習得するまでにかなりの時間を要していた。また、キーボードは大型になってしまい、持ち運びには不便である。そこで、少ないキー数で文字の入力を可能にするキーボードがある。(特開平7−200120号公報、特開昭60−231253号公報)
近年、ネットワーク技術の発達にともない、例えば電子メールやウェブサイトを利用するユーザが急激に増加している。これにともない、今までキーボードとは無縁だったユーザにも、キーボードを使用して文字を入力する機会が増えてきている。また、情報化社会においてキーボードの使用は必須になってきており、万人に対して容易な入力手段が必要になってきている。
本発明はこうした点に鑑みてなされたもので、その目的は、少ないキー数のキーボードで効率的な文字入力を可能にする技術の提供にある。
本発明のある態様は、入力装置である。この装置は、6個のキーと、6個のキーが押下されることにより所定の文字コードを出力する制御部とを備え、制御部は、所定の文字セットを6個以下の文字ずつ6個以下のグループに分け、6個のキーのうち、いずれかのキーにグループを割り当てるステップと、いずれかのグループが割り当てられたキーが押下された後、押下されたキーに割り当てられたグループに含まれる文字を、いずれかのキーに割り当てるステップと、いずれかの文字が割り当てられたキーが押下された場合に、その文字の文字コードを出力するステップとを実現する。これにより、6個のキーを利用して文字の入力が可能である。「所定の文字セット」は、例えばアルファベット、ハングル文字など所定の言語で利用される文字の組であってよい。
入力装置が備えるいずれかのキーには、グループを選択した後に、そのグループに含まれる個々の文字が割り当てられるキーを認識できるように、そのグループに含まれる文字が所定の規則に準じて表記されていてもよい。グループに含まれる文字は、当該キーの配置を模写して表記されていてもよい。「所定の規則」とは、例えばキーの配置を模写して表記されたり、グループに含まれる文字を一列に並べて表記し、その文字列の左端から右端までが、それぞれ、キーの上段の右端から左端、そして下段の右端から左端に対応するように表記されたりする等、表記された文字列からそれぞれの文字が割り当てられたキーを特定できるような表記上の規則である。
入力装置が備える6個のキーは、2行3列に配置されていてもよい。
本発明の別の態様も、入力装置である。この装置は、2行3列に配置された6個のキーにそれぞれ割り当てられた6種類の第1識別情報のいずれかを受け付ける入力部と、第1識別情報の組合せと、所定の文字を識別する第2識別情報とを対応付けて保持する格納部と、入力部が受け付けた第1識別情報の組合せに対応する第2識別情報を、入力部が受け付けた第1識別情報の組合せを検索キーにして格納部から検索する制御部と、検索した第2識別情報を出力する出力部とを備える。
入力部は、外部のキーボードから受け付けた文字コードを第1識別情報に変換してもよい。
本発明の更に別の態様は入力装置である。この装置は、複数のキーと、キーが押下されることにより所定の文字コードを出力する制御部とを備え、制御部は、所定の文字セットを所定の個数以下の文字ずつ、複数のグループに分け、複数のキーのうち、いずれかのキーにグループを割り当てるステップと、いずれかのグループが割り当てられたキーが押下された後、押下されたキーに割り当てられたグループに含まれる文字を、いずれかのキーに割り当てるステップと、いずれかの文字が割り当てられたキーが押下された場合に、その文字の文字コードを出力するステップとを実現する。
所定の個数は、当該入力装置が備える複数のキーの個数以下であってよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
図1(a)は、実施の形態に係るキーボードのキートップを示す図であり、図1(b)は第2グループの文字が各キーに割り当てられた状態を示す図である。
図2は、アルファベットの入力をキーボードの種類に応じて行った場合の調査結果を示す図である。
図3は、図1(a)および図1(b)を用いて説明したキーボードを実現する入力装置の内部構成図である。
図4は、図3の制御部における処理のフローチャートである。
図5は、第1バッファと第2バッファとに保持されたキーコードに基づいて、文字を特定するためのテーブルの一例を示す図である。
図6は、3回目のキーが押下されたことにより特定される文字を選択する際に制御部により参照されるテーブルの一例を示す図である。
図7は、入力文字毎のキーシーケンスを定義したハッシュテーブルの一例を示す図である。
図8(a)は、フルキーボードやテンキーなどの一部である4行3列のキー群を利用して、各キーに文字コードを割り当てた場合の一例を示す図であり、図8(b)は通常のテンキーの配列に切り替わった状態を示す図である。
図9は、実施の形態に係る他のキーボード100のキートップを示す図である。
図10は、特殊文字を入力するためのキーシーケンスの一例を示す図である。
図11は、特殊キーを入力するためのキーシーケンスの一例を示す図である。
図1(a)は、実施の形態に係るキーボード100のキートップを示す図である。本実施の形態におけるキーボード100は、第1キー101、第2キー102、第3キー103、第4キー104、第5キー105、及び第6キー106の合計6個のキーを縦方向に3列、横方向に2行に並べて備えている。それぞれのキーは、直線状に並べられ、格子状に配置されていてもよいし、指の移動の軌線に沿うように配置されていてもよく、人差し指、中指、薬指の3本の指で無理なく押下できるように配置されていることが好ましい。これら3本の指は、親指や小指と比べると誰もが自由に動かすことができる。そこで、手首をほぼ固定した状態で、この3本の指で無理なく打てるキー数とキー配置として、本実施の形態のキーボード100は2行3列にキーが配置されている。
図2は、アルファベットの入力をキーボードの種類に応じて行った場合の調査結果を示す図である。本発明者は、ブラインドタッチを行う場合の適切なキー数を、この調査結果に基づいて割り出した。この調査は、小学生から老人までを対象に、27キー、3キー、6キー、及び9キーのキーボードを操作してもらい、「キーの個数」、「ブラインドタッチの容易性」、「記憶の容易性」、「表示の簡易性」、「1文字当たりのキータッチの数」、「操作の習熟性」、および「マウスとの操作性」について、それぞれを5段階に評価してもらった。図2は、それぞれの平均値とその合計値をまとめた図である。
「記憶の容易性」は、各キーに割り当てられた文字の記憶のし易さである。「表示の簡易性」は、各キーに割り当てた文字の見やすさである。「1文字当たりのキータッチの数」は、所望の文字を入力するまでに必要なキータッチの数である。一般的に文字の入力は1つのキーでも可能であり、例えばキーの接触時間の長短を区別することでモールス符号となり全ての文字の入力ができる。また、時間的要因を取り除くと、2つのキーで全ての文字を入力できる。その方式を大別するとNタッチ方式と拡張キー方式とになる。Nタッチ方式では、5タッチで1文字が決定すると2の5乗、即ち、32キーとなりアルファベットが入力できる。一方、拡張キー方式では、Rを拡張キーとし、Lを終了キーとすると、例えば、右のキーをR、左のキーをLとして、キー入力は、L,RL,RRL、RRRL、....、RRR....RRRLとなる。即ち、Rの出現回数により任意の文字を対応させることが可能となる。数少ないキーで文字を入力しようとする試みがあるが、いずれもこれらの組合せや変形が主である。
一般に、キーの数が少ないほど、1文字当たりのキータッチの数が多くなる。「操作の習熟性」は、ブラインドタッチの習熟が容易か困難かの程度である。これらの要因を世代毎に調査することで、キーボードの評価を行った結果、6キーのキーボードの合計が最も高くなった。この調査結果からも、発明者は、6キーのキーボードがブラインドタッチには適切であると考えた。こうしたことから、本発明者は、6キーでアルファベットの入力が可能な図1(a)のキーボードを創作するに至った。
キーボード100は、6キーで全てのアルファベットの入力を可能にするために、2ストロークでひとつの文字を入力する。2ストロークでの入力を可能にするため、各キーにはアルファベットを6個以下の文字ずつ、6個以下のグループに分け、各キーには各グループが割り当てられている。そして、第1のキータッチで、グループが選択される。グループが選択されると、選択されたグループに含まれる各文字が、6個のキーのいずれかに割り当てられる。そして、第2のキータッチで、各キーに割り当てられた文字が選択される。
図1(a)の第1キー101には、第1グループとして「A、B、H、I」が割り当てられ、第2キー102には、第2グループとして「C、D、E、J、K、L」が割り当てられている。同様に、第3キー103、第4キー104、第5キー105、及び第6キー106には、「F、G、M、N」、「O、P、V、W」、「Q、R、S、X、Y、Z」、並びに「T、U」がそれぞれグループとして割り当てられている。例えば「J」を入力する場合、ユーザは、まず第2グループが割り当てられている第2キー102を押下し、次に、第4キー104を押下する。内部的には、第2キー102が押下されると、第2グループ「C、D、E、J、K、L」が選択され、図1(b)のように第2グループの文字が、各キーに割り当てられる。つまり、「C」が第2キー102の左横の第1キー101に割り当てられ、「D」が第2キー102に割り当てられ、「E」が第2キー102の右横の第3キー103に割り当てられ、「J」が第2キー102の左斜め下の第4キー104に割り当てられ、「K」が第2キー102の下の第5キー105に割り当てられ、「L」が第2キー102の右斜め下の第6キー106に割り当てられる。そして、ユーザが第4キー104を押下すると、第4キー104に割り当てられている「J」が出力される。
各キーには、グループに含まれる文字と、グループ選択後にそのグループに含まれる文字が割り当てられるキーとを、ユーザが直観的に認識できるように文字が表記される。本図では、キーボード100におけるキーの配置を模写して、キーに対応する位置に押下により入力される文字が表記されている。本図では、第1キー101などのグループに含まれる文字が6個未満の場合、文字が割り当てられないキーに対応する部分は、空白として表記されている。これにより、ユーザは所望の文字を入力するために必要な、押下すべきキーを直観的に把握することができる。他の例では、空白を設けて表記しなくてもよい。この場合、左上に表記された文字が第1キー101に対応する等の規則に準じて文字がキーに割り当てられることが好ましい。
また、各キーに割り当てる文字を、一定の規則に従って割り当てることで、キー配列の記憶を容易にし、ブラインドタッチを習熟するまでの期間を短縮できる。すなわち、本図では、アルファベットを1列に7個ずつ並べ、それを2本の縦線と1本の横線とで、1つのグループに最大6個の文字が含まれるように6個のグループに分割したものである。他の例では、第1キー101に、「A、B、C、D」を割り当て、第2キー102に、「E、F、G、H、I、J」を割り当て、第3キー103に「K、L、M、N」を割り当て、第4キー104に「O、P、Q、R」を割り当て、第5キー105に「S、T、U、V、W、X」を割り当て、第6キー106に「Y、Z」を割り当ててもよい。
また、頻出する文字を人差し指、中指、薬指のうち、キーを押下し易い指で押下すべきキーに優先的に割り当ててもよい。例えば、一般的に人差し指が最もキーを押下し易いと考えられるため、第1キー101および第4キー104に頻出する文字を割り当ててよい。また、同一の指を連続して動かすより、交互に動かす方が指を動かしやすいため、頻出する文字を人差し指と中指とがそれぞれ押下すべき第1キー101、第4キー104、第2キー102、第6キー106に分散的に割り当ててもよい。いずれにしても文字の割り当ては任意であり、入力する言語の特性、言語における文字の入力頻度、利用者の運動特性などに応じて適宜設定されてよい。
図3は、図1(a)および図1(b)を用いて説明したキーボード100を実現する入力装置150の内部構成図である。入力装置150の各構成要素は、ハードウエアコンポーネントで言えば、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット等を中心に実現されるが、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。これから説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
キー入力部158は、図1(a)及び図1(b)を用いて説明したキーボード100である。キー入力部158は、可動式のキーであってもよいし、タッチパネル、タッチスクリーンなどを利用した非可動式のキーであってもよい。キー入力部158は、押下されたキーに割り当てられたキーコードを制御部152に出力する。「キーコード」は、キーに割り当てられた識別情報であり、例えば6個のキーをそれぞれ識別するための情報である。制御部152は、押下されたキーに基づいて、上述したキーボード100の動作を実現するための処理を行う。動作を実現するための処理は、いろいろと考えられるが、一例として本実施の形態では、1回目と2回目に押下されたキーを一時的に保持し、2回目の押下を契機に、キーの組合せから文字を特定する手法を説明する。
図4は、制御部152における処理のフローチャートである。入力装置150が起動すると、まず制御部152は、後段の処理に利用するバッファ等の初期化を行う(S10)。例えば制御部152は、1回目に押下されたキーのコードを保持するバッファ(以下、単に「第1バッファ」という)と、2回目に押下されたキーのコードを保持するバッファ(以下、単に「第2バッファ」という)の初期化をする。キー入力部158から、1回目の押下によるキーコードが供給された場合、制御部152はそれを第1バッファに格納する(S12)。次に、キー入力部158から2回目の押下によるキーコードが供給された場合、制御部152はそれを第2バッファに格納する(S14)。その後、制御部152は、第1バッファと第2バッファとに保持されたキーコードの組合せに基づいて、文字を特定する(S16)。
図5は、第1バッファと第2バッファとに保持されたキーコードに基づいて、文字を特定するためのテーブルの一例を示す図である。このテーブルは、図3の格納部156に保持されている。このテーブルを参照することにより、文字を特定することができる。例えば、第1バッファに、第1キー101のキーコードが保持され、第2バッファに第2キー102のキーコードが保持されている場合、制御部152は、文字「B」を選択し、図3の出力部154を介して文字「B」の文字コードを出力する。このように、2ストロークでアルファベットの文字入力が可能である。
6キーのキーボード100を通常のキーボードとして利用するためには、例えばバックスペース、改行、スペース、記号、小文字等の入力も行える必要がある。そのため、未設定の部分に、これらに該当する文字コードが割り当てられている。例えば、バックスペースは、第3キー103を押下した後に、第1キー101を押下することで入力が可能になっている。また、「case1」から「case8」は、それぞれ拡張キーの役割を有し、拡張キーの後に3回目のキーを押下することで文字が特定される。第6キー106を押下した後、第4キー104を押下することで特定される「case8」を、「TSK(Two Stroke Key)」として定義する。また、「TSK+ex」と表記した場合、「TSK」の後に「E」、「X」を順次入力することを意味し、キーの並びで表現すると「第6キー106」、「第4キー104」、「第2キー102」、「第3キー103」、「第5キー105」、「第4キー104」を順に押下することを示す。
図6は、3回目のキーが押下されたことにより特定される文字を選択する際に制御部152により参照されるテーブルを示す図である。このテーブルは、図3の格納部156に保持されている。例えば、「Enter」を入力する場合、第1キー101、第3キー103、および第1キー101を順次押下する。このように、拡張キーを定義することにより、6キーで入力できる文字の数を増やすことが可能となり、例えば109日本語キーボード等のフルキーボードで入力可能な文字の全てを入力できるようになる。
図4に戻り、制御部152は、拡張キーが押下されたか否かに基づいて、3回目のキー入力があるか否かを判定する(S18)。3回目のキーの押下が無い場合(S18のN)、制御部152は第1バッファおよび第2バッファをリセットして(S22)、次文字の入力のためにキーが押下されるまで待機する(A)。3回目のキーの押下がある場合(S18のY)、制御部152は、3回目のキーコードを待ち、1回目、2回目、3回目のキーコードの組合せで文字コードを特定する(S20)。このように、入力する文字毎にキーコードのシーケンスを一意に対応付けることで多くの文字の入力が可能になる。そのため、ステップ20では、一連のキーの押下が完了するまで、制御部152はキー入力部158から供給されるキーコードを待つ必要がある。この待機処理を効率的に行うために、例えばハッシュテーブルを利用することができる。ハッシュテーブルを利用することで、文字入力のための該当キーシーケンスと、打ち間違え等の非該当キーシーケンスとを効率的に判別することができる。
図7は、入力文字毎のキーシーケンスを定義したハッシュテーブルの一例を示す図である。本図で、「101」は第1キー101のキーコードを示し、「101、102」は、第1キー101を押下した後、第2キー102を押下することを示す。例えば「TSK+e」まで入力された場合、図3の制御部152は、次のキー入力を待つか否かを判定する必要がある。図7のハッシュテーブルには「TSK+ex」が登録されているため、制御部152は次のキー入力を待つ。また、「TSK+e」に続くシーケンスが登録されていない場合、制御部152は入力エラーとして判定する。このようにハッシュテーブルを利用することにより、制御部152は次のキー入力を待つか否かを効率的に判定できる。
図3に戻り、変更部160は、格納部156に保持されているテーブルの内容を変更する。これにより、入力装置150は、ユーザの指示に応じて文字毎のキーシーケンスを定義することができる。例えば、変更部160は、変更する文字を例えばモニタなどの表示部に提示し、その後にユーザに打ち込まれたキーのシーケンスをテーブルに登録してもよいし、他の方法により新たなキーシーケンスを登録してもよい。他の例では、変更部160は設けられていなくてもよい。
入力装置150は、キーボード・ドライバとしてプログラムを実行することで、所定のコンピュータに形成されてもよい。キーボード・ドライバによりコンピュータの内部に形成される場合、キー入力部158は、例えば、フルキーボードから文字コードを受け付け、それを第1キー101から第6キー106までのキーコードに変換して、制御部152に供給する。これにより、フルキーボードに含まれる6個のキーを利用して、上述した文字入力を行うことができる。6個のキーの割り当てを任意にできるように、フルキーボードからの文字コードと制御部152が利用するキーコードとのマッピングを変更できることが好ましい。また、キー入力部158は、マッピングされていない文字コードを受け付けた場合、制御部152には何も出力しない。また、キー入力部158は、警告音を出力したり、画面にその旨を表示したりする等して入力ミスをユーザに通知してもよい。
図8(a)は、フルキーボードやテンキーなどの一部である4行3列のキー群を利用して、各キーに文字コードを割り当てた場合の一例を示す図である。4行3列のキー群の上側に図1(a)を用いて説明したキーボード100が配置され、下側に、「TSK」、「SFT」、「CAP」、「BAK」、「NUM」などの利用頻度の高いキーが1ストロークで入力できるように割り当てられている。このように、主要な文字の入力に用いる6個のキー以外に、利用頻度の高いキーを設けることで、キータッチの回数を減らすことができるので、入力効率を高めることができる。ここで、「SFT」は「Shift」キーであり、次に入力されたアルファベット1文字を大文字または小文字にシフトする。「CAP」は、「Caps Lock」キーであり、押される毎にオン・オフを切り替える。「BAK」は「Back Space」であり、「NUM」は「Num Lock」キーである。「Num Lock」キーをONにすることで、フルキーボードのテンキー部分が図8(a)の配列に切り替わり、OFFにすることで図8(b)の通常のテンキーの配列に切り替わる。
また、非表示の制御コードを入力するために用いられる「Ctrl」キーは、この例における入力の一例として、「TSK+ct」を入力した後の1文字に対して働くようにできる。即ち、「^a」(Ctrl+a)を入力する場合、本例では、「TSK+ct+A」即ち、第6キー106、第4キー104、第2キー102、第1キー101、第6キー106、第2キー102、第1キー101、第1キー101を順に押下すると入力できる。また、マウスとの協調作業としても使われるが、2度続けて押すとオン・オフを切り替えることができる。
キートップの表記は任意であり、入力する言語等に応じて様々な形態に変えてもよい。図9は、キートップの他の一例を示す図である。このキートップは、アルファベットに加えて、一部の特殊文字が副文字群120として表記されている。例えば、第1キー101には、副文字群120として「(enter)、!、”、#、$、%」および「(Caps)、&、’、(、)、*」が、主文字群124「A、B、H、I」の上方に表記されている。この副文字群120は、拡張キーを利用することで入力可能になる。これらの文字は、図6の「case1」および「case2」のキーシーケンスにより入力される。副文字群120は、主文字群124の表記と区別して、ユーザが認識できるように表記される。例えば、副文字群120は、主文字群124より小さなサイズで表記されてもよいし、主文字群124より目立たないフォントで表記されてもよい。また、副文字群120は、主文字群124の上方、下方、右側方、左側方など主文字群124の視認性を妨げない位置に表記される。
区切りマーク122は、副文字群120を選択した後、各キーに割り当てられる文字をユーザが認識しやすくするために、左から3個目の文字と、4個目の文字の間に表記されている。つまり、本図では、「(enter)、!、”」がそれぞれ、第1キー101、第2キー102、第3キー103に割り当てられ、「#、$、%」がそれぞれ、第4キー104、第5キー105、第6キー106にそれぞれ割り当てられる。区切りマーク122の形状は任意であり、他の例では「|」以外であってもよい。また、他の例では、区切りマーク122は表記されていなくてもよい。
図10および図11は、それぞれ特殊文字ならびに特殊キーを入力するためのキーシーケンスを示す図である。例えば、「!」を入力する場合、キーシーケンスは「TSK+ex」になる。つまり、「!」を入力するには、第6キー106、第4キー104、第2キー102、第3キー103、第5キー105、第6キー106を順次押下すればよい。これらの特殊文字および特殊キーを入力するためのキーシーケンスは、重複しないように定義されており、図3の格納部156に保持されている。また、それぞれの文字の、キーシーケンスは、文字の名称の先頭部分や略称など、名称を短縮した名前を「TSK」に組み合わせて構成されている。例えば、「!」は「exclamation mark」と呼ぶが、そのキーシーケンスは、先頭2文字「ex」を「TSK」の後に続けたものになっている。これにより、ユーザが、それぞれの文字のキーシーケンスを覚えやすくなる。以上説明したキーシーケンスにより、アルファベット、特殊文字、特殊キーの全てを6個のキーを使って入力することができる。
また、実施の形態で説明したキーボードによれば、ユーザは手首をほぼ固定した状態で、片手の指の可動範囲内でキーを操作できるので、例えば身体に障害があり、指先しか体を動かせない人等の入力装置として利用することもできる。また、利用するキーの数が6個なので、キーのサイズを大きくしても、キーボード全体の大きさがあまり大きくならない。そこで、例えば個々のキーのサイズを20cm×20cm位にして、足を使って操作するためのキーボードや、頭、顎、口にくわえたペンなどを利用して操作するためのキーボードなど、入力に使う身体の特性に応じて、キーのサイズを適切な大きさにすることもできる。もちろん、キーのサイズは統一されていなくてもよく、異なるサイズのキーでキーボードが構成されていてもよい。このように、キーの数を減らすことにより、個々のキーのサイズに余裕ができ、キーボードの設計に自由度を持たせることができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明によれば、少ないキー数のキーボードで効率的に文字入力を可能にすることができる。
この発明は文字入力技術に関し、とくにキーボードを利用して文字を入力するための技術に関する。
コンピュータに所定の指示を与えるための入力デバイスのひとつにキーボードがある。一般に、キーボードには複数のキーが設けられており、個々のキーにそれぞれひとつの文字が割り当てられている。こうしたキーボードは、タイプライターの延長として発達したものと考えられ、例えばアルファベット26文字を入力するために少なくとも26個のキーが設けられている。このように個々のキーにひとつの文字を割り当てると、キーの数が多くなるため、キーの配置を容易に覚えることは難しく、ブラインドタッチを習得するまでにかなりの時間を要していた。また、キーボードは大型になってしまい、持ち運びには不便である。そこで、少ないキー数で文字の入力を可能にするキーボードがある。(特開平7−200120号公報、特開昭60−231253号公報)
近年、ネットワーク技術の発達にともない、例えば電子メールやウェブサイトを利用するユーザが急激に増加している。これにともない、今までキーボードとは無縁だったユーザにも、キーボードを使用して文字を入力する機会が増えてきている。また、情報化社会においてキーボードの使用は必須になってきており、万人に対して容易な入力手段が必要になってきている。
本発明はこうした点に鑑みてなされたもので、その目的は、少ないキー数のキーボードで効率的な文字入力を可能にする技術の提供にある。
本発明のある態様は、入力装置である。この装置は、6個のキーと、6個のキーが押下されることにより所定の文字コードを出力する制御部とを備え、制御部は、所定の文字セットを6個以下の文字ずつ6個以下のグループに分け、6個のキーのうち、いずれかのキーにグループを割り当てるステップと、いずれかのグループが割り当てられたキーが押下された後、押下されたキーに割り当てられたグループに含まれる文字を、いずれかのキーに割り当てるステップと、いずれかの文字が割り当てられたキーが押下された場合に、その文字の文字コードを出力するステップとを実現する。これにより、6個のキーを利用して文字の入力が可能である。「所定の文字セット」は、例えばアルファベット、ハングル文字など所定の言語で利用される文字の組であってよい。
入力装置が備えるいずれかのキーには、グループを選択した後に、そのグループに含まれる個々の文字が割り当てられるキーを認識できるように、そのグループに含まれる文字が所定の規則に準じて表記されていてもよい。グループに含まれる文字は、当該キーの配置を模写して表記されていてもよい。「所定の規則」とは、例えばキーの配置を模写して表記されたり、グループに含まれる文字を一列に並べて表記し、その文字列の左端から右端までが、それぞれ、キーの上段の右端から左端、そして下段の右端から左端に対応するように表記されたりする等、表記された文字列からそれぞれの文字が割り当てられたキーを特定できるような表記上の規則である。
入力装置が備える6個のキーは、2行3列に配置されていてもよい。
本発明の別の態様も、入力装置である。この装置は、2行3列に配置された6個のキーにそれぞれ割り当てられた6種類の第1識別情報のいずれかを受け付ける入力部と、第1識別情報の組合せと、所定の文字を識別する第2識別情報とを対応付けて保持する格納部と、入力部が受け付けた第1識別情報の組合せに対応する第2識別情報を、入力部が受け付けた第1識別情報の組合せを検索キーにして格納部から検索する制御部と、検索した第2識別情報を出力する出力部とを備える。
入力部は、外部のキーボードから受け付けた文字コードを第1識別情報に変換してもよい。
本発明の更に別の態様は入力装置である。この装置は、複数のキーと、キーが押下されることにより所定の文字コードを出力する制御部とを備え、制御部は、所定の文字セットを所定の個数以下の文字ずつ、複数のグループに分け、複数のキーのうち、いずれかのキーにグループを割り当てるステップと、いずれかのグループが割り当てられたキーが押下された後、押下されたキーに割り当てられたグループに含まれる文字を、いずれかのキーに割り当てるステップと、いずれかの文字が割り当てられたキーが押下された場合に、その文字の文字コードを出力するステップとを実現する。
所定の個数は、当該入力装置が備える複数のキーの個数以下であってよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
図1(a)は、実施の形態に係るキーボード100のキートップを示す図である。本実施の形態におけるキーボード100は、第1キー101、第2キー102、第3キー103、第4キー104、第5キー105、及び第6キー106の合計6個のキーを縦方向に3列、横方向に2行に並べて備えている。それぞれのキーは、直線状に並べられ、格子状に配置されていてもよいし、指の移動の軌線に沿うように配置されていてもよく、人差し指、中指、薬指の3本の指で無理なく押下できるように配置されていることが好ましい。これら3本の指は、親指や小指と比べると誰もが自由に動かすことができる。そこで、手首をほぼ固定した状態で、この3本の指で無理なく打てるキー数とキー配置として、本実施の形態のキーボード100は2行3列にキーが配置されている。
図2は、アルファベットの入力をキーボードの種類に応じて行った場合の調査結果を示す図である。本発明者は、ブラインドタッチを行う場合の適切なキー数を、この調査結果に基づいて割り出した。この調査は、小学生から老人までを対象に、27キー、3キー、6キー、及び9キーのキーボードを操作してもらい、「キーの個数」、「ブラインドタッチの容易性」、「記憶の容易性」、「表示の簡易性」、「1文字当たりのキータッチの数」、「操作の習熟性」、および「マウスとの操作性」について、それぞれを5段階に評価してもらった。図2は、それぞれの平均値とその合計値をまとめた図である。
「記憶の容易性」は、各キーに割り当てられた文字の記憶のし易さである。「表示の簡易性」は、各キーに割り当てた文字の見やすさである。「1文字当たりのキータッチの数」は、所望の文字を入力するまでに必要なキータッチの数である。一般的に文字の入力は1つのキーでも可能であり、例えばキーの接触時間の長短を区別することでモールス符号となり全ての文字の入力ができる。また、時間的要因を取り除くと、2つのキーで全ての文字を入力できる。その方式を大別するとNタッチ方式と拡張キー方式とになる。Nタッチ方式では、5タッチで1文字が決定すると2の5乗、即ち、32キーとなりアルファベットが入力できる。一方、拡張キー方式では、Rを拡張キーとし、Lを終了キーとすると、例えば、右のキーをR、左のキーをLとして、キー入力は、L,RL,RRL、RRRL、....、RRR....RRRLとなる。即ち、Rの出現回数により任意の文字を対応させることが可能となる。数少ないキーで文字を入力しようとする試みがあるが、いずれもこれらの組合せや変形が主である。
一般に、キーの数が少ないほど、1文字当たりのキータッチの数が多くなる。「操作の習熟性」は、ブラインドタッチの習熟が容易か困難かの程度である。これらの要因を世代毎に調査することで、キーボードの評価を行った結果、6キーのキーボードの合計が最も高くなった。この調査結果からも、発明者は、6キーのキーボードがブラインドタッチには適切であると考えた。こうしたことから、本発明者は、6キーでアルファベットの入力が可能な図1(a)のキーボードを創作するに至った。
キーボード100は、6キーで全てのアルファベットの入力を可能にするために、2ストロークでひとつの文字を入力する。2ストロークでの入力を可能にするため、各キーにはアルファベットを6個以下の文字ずつ、6個以下のグループに分け、各キーには各グループが割り当てられている。そして、第1のキータッチで、グループが選択される。グループが選択されると、選択されたグループに含まれる各文字が、6個のキーのいずれかに割り当てられる。そして、第2のキータッチで、各キーに割り当てられた文字が選択される。
図1(a)の第1キー101には、第1グループとして「A、B、H、I」が割り当てられ、第2キー102には、第2グループとして「C、D、E、J、K、L」が割り当てられている。同様に、第3キー103、第4キー104、第5キー105、及び第6キー106には、「F、G、M、N」、「O、P、V、W」、「Q、R、S、X、Y、Z」、並びに「T、U」がそれぞれグループとして割り当てられている。例えば「J」を入力する場合、ユーザは、まず第2グループが割り当てられている第2キー102を押下し、次に、第4キー104を押下する。内部的には、第2キー102が押下されると、第2グループ「C、D、E、J、K、L」が選択され、図1(b)のように第2グループの文字が、各キーに割り当てられる。つまり、「C」が第2キー102の左横の第1キー101に割り当てられ、「D」が第2キー102に割り当てられ、「E」が第2キー102の右横の第3キー103に割り当てられ、「J」が第2キー102の左斜め下の第4キー104に割り当てられ、「K」が第2キー102の下の第5キー105に割り当てられ、「L」が第2キー102の右斜め下の第6キー106に割り当てられる。そして、ユーザが第4キー104を押下すると、第4キー104に割り当てられている「J」が出力される。このように2タッチ入力は隣のキー(隣接キー)を押すようになっている。
各キーには、グループに含まれる文字と、グループ選択後にそのグループに含まれる文字が割り当てられるキーとを、ユーザが直観的に認識できるように文字が表記される。本図では、キーボード100におけるキーの配置を模写して、キーに対応する位置に押下により入力される文字が表記されている。本図では、第1キー101などのグループに含まれる文字が6個未満の場合、文字が割り当てられないキーに対応する部分は、空白として表記されている。これにより、ユーザは所望の文字を入力するために必要な、押下すべきキーを直観的に把握することができる。このように2タッチ入力は隣のキー(隣接キー)を押すようになっている。他の例では、空白を設けて表記しなくてもよい。この場合、左上に表記された文字が第1キー101に対応する等の規則に準じて文字がキーに割り当てられることが好ましい。
また、各キーに割り当てる文字を、一定の規則に従って割り当てることで、キー配列の記憶を容易にし、ブラインドタッチを習熟するまでの期間を短縮できる。すなわち、本図では、アルファベットを1列に7個ずつ並べ、それを2本の縦線と1本の横線とで、1つのグループに最大6個の文字が含まれるように6個のグループに分割したものである。他の例では、第1キー101に、「A、B、C、D」を割り当て、第2キー102に、「E、F、G、H、I、J」を割り当て、第3キー103に「K、L、M、N」を割り当て、第4キー104に「O、P、Q、R」を割り当て、第5キー105に「S、T、U、V、W、X」を割り当て、第6キー106に「Y、Z」を割り当ててもよい。
また、頻出する文字を人差し指、中指、薬指のうち、キーを押下し易い指で押下すべきキーに優先的に割り当ててもよい。例えば、一般的に人差し指が最もキーを押下し易いと考えられるため、第1キー101および第4キー104に頻出する文字を割り当ててよい。また、同一の指を連続して動かすより、交互に動かす方が指を動かしやすいため、頻出する文字を人差し指と中指とがそれぞれ押下すべき第1キー101、第4キー104、第2キー102、第6キー106に分散的に割り当ててもよい。いずれにしても文字の割り当ては任意であり、入力する言語の特性、言語における文字の入力頻度、利用者の運動特性などに応じて適宜設定されてよい。
図3は、図1(a)および図1(b)を用いて説明したキーボード100を実現する入力装置150の内部構成図である。入力装置150の各構成要素は、ハードウエアコンポーネントで言えば、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット等を中心に実現されるが、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。これから説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
キー入力部158は、図1(a)及び図1(b)を用いて説明したキーボード100である。キー入力部158は、可動式のキーであってもよいし、タッチパネル、タッチスクリーンなどを利用した非可動式のキーであってもよい。キー入力部158は、押下されたキーに割り当てられたキーコードを制御部152に出力する。「キーコード」は、キーに割り当てられた識別情報であり、例えば6個のキーをそれぞれ識別するための情報である。制御部152は、押下されたキーに基づいて、上述したキーボード100の動作を実現するための処理を行う。動作を実現するための処理は、いろいろと考えられるが、一例として本実施の形態では、1回目と2回目に押下されたキーを一時的に保持し、2回目の押下を契機に、キーの組合せから文字を特定する手法を説明する。
図4は、制御部152における処理のフローチャートである。入力装置150が起動すると、まず制御部152は、後段の処理に利用するバッファ等の初期化を行う(S10)。例えば制御部152は、1回目に押下されたキーのコードを保持するバッファ(以下、単に「第1バッファ」という)と、2回目に押下されたキーのコードを保持するバッファ(以下、単に「第2バッファ」という)の初期化をする。キー入力部158から、1回目の押下によるキーコードが供給された場合、制御部152はそれを第1バッファに格納する(S12)。次に、キー入力部158から2回目の押下によるキーコードが供給された場合、制御部152はそれを第2バッファに格納する(S14)。その後、制御部152は、第1バッファと第2バッファとに保持されたキーコードの組合せに基づいて、文字を特定する(S16)。
図5は、第1バッファと第2バッファとに保持されたキーコードに基づいて、文字を特定するためのテーブルの一例を示す図である。このテーブルは、図3の格納部156に保持されている。このテーブルを参照することにより、文字を特定することができる。例えば、第1バッファに、第1キー101のキーコードが保持され、第2バッファに第2キー102のキーコードが保持されている場合、制御部152は、文字「B」を選択し、図3の出力部154を介して文字「B」の文字コードを出力する。このように、2ストロークでアルファベットの文字入力が可能である。
6キーのキーボード100を通常のキーボードとして利用するためには、例えばバックスペース、改行、スペース、記号、小文字等の入力も行える必要がある。そのため、未設定の部分に、これらに該当する文字コードが割り当てられている。例えば、バックスペースは、第3キー103を押下した後に、第1キー101を押下することで入力が可能になっている。また、「case1」から「case8」は、それぞれ拡張キーの役割を有し、拡張キーの後に3回目のキーを押下することで文字が特定される。第6キー106を押下した後、第4キー104を押下することで特定される「case8」を、「TSK(Two Stroke Key)」として定義する。また、「TSK+ex」と表記した場合、「TSK」の後に「E」、「X」を順次入力することを意味し、キーの並びで表現すると「第6キー106」、「第4キー104」、「第2キー102」、「第3キー103」、「第5キー105」、「第4キー104」を順に押下することを示す。即ち、case1からcase8は隣接していないキー(跳びキー)になっている。
図6は、3回目のキーが押下されたことにより特定される文字を選択する際に制御部152により参照されるテーブルを示す図である。このテーブルは、図3の格納部156に保持されている。例えば、「Enter」を入力する場合、第1キー101、第3キー103、および第1キー101を順次押下する。このように、拡張キーを定義することにより、6キーで入力できる文字の数を増やすことが可能となり、例えば109日本語キーボード等のフルキーボードで入力可能な文字の全てを入力できるようになる。
図4に戻り、制御部152は、拡張キーが押下されたか否かに基づいて、3回目のキー入力があるか否かを判定する(S18)。3回目のキーの押下が無い場合(S18のN)、制御部152は第1バッファおよび第2バッファをリセットして(S22)、次文字の入力のためにキーが押下されるまで待機する(A)。3回目のキーの押下がある場合(S18のY)、制御部152は、3回目のキーコードを待ち、1回目、2回目、3回目のキーコードの組合せで文字コードを特定する(S20)。このように、入力する文字毎にキーコードのシーケンスを一意に対応付けることで多くの文字の入力が可能になる。そのため、ステップ20では、一連のキーの押下が完了するまで、制御部152はキー入力部158から供給されるキーコードを待つ必要がある。この待機処理を効率的に行うために、例えばハッシュテーブルを利用することができる。ハッシュテーブルを利用することで、文字入力のための該当キーシーケンスと、打ち間違え等の非該当キーシーケンスとを効率的に判別することができる。
図7は、入力文字毎のキーシーケンスを定義したハッシュテーブルの一例を示す図である。本図で、「101」は第1キー101のキーコードを示し、「101、102」は、第1キー101を押下した後、第2キー102を押下することを示す。例えば「TSK+e」まで入力された場合、図3の制御部152は、次のキー入力を待つか否かを判定する必要がある。図7のハッシュテーブルには「TSK+ex」が登録されているため、制御部152は次のキー入力を待つ。また、「TSK+e」に続くシーケンスが登録されていない場合、制御部152は入力エラーとして判定する。このようにハッシュテーブルを利用することにより、制御部152は次のキー入力を待つか否かを効率的に判定できる。
図3に戻り、変更部160は、格納部156に保持されているテーブルの内容を変更する。これにより、入力装置150は、ユーザの指示に応じて文字毎のキーシーケンスを定義することができる。例えば、変更部160は、変更する文字を例えばモニタなどの表示部に提示し、その後にユーザに打ち込まれたキーのシーケンスをテーブルに登録してもよいし、他の方法により新たなキーシーケンスを登録してもよい。他の例では、変更部160は設けられていなくてもよい。
入力装置150は、キーボード・ドライバとしてプログラムを実行することで、所定のコンピュータに形成されてもよい。キーボード・ドライバによりコンピュータの内部に形成される場合、キー入力部158は、例えば、フルキーボードから文字コードを受け付け、それを第1キー101から第6キー106までのキーコードに変換して、制御部152に供給する。これにより、フルキーボードに含まれる6個のキーを利用して、上述した文字入力を行うことができる。6個のキーの割り当てを任意にできるように、フルキーボードからの文字コードと制御部152が利用するキーコードとのマッピングを変更できることが好ましい。また、キー入力部158は、マッピングされていない文字コードを受け付けた場合、制御部152には何も出力しない。また、キー入力部158は、警告音を出力したり、画面にその旨を表示したりする等して入力ミスをユーザに通知してもよい。
図8(a)は、フルキーボードやテンキーなどの一部である4行3列のキー群を利用して、各キーに文字コードを割り当てた場合の一例を示す図である。4行3列のキー群の上側に図1(a)を用いて説明したキーボード100が配置され、下側に、「TSK」、「SFT」、「CAP」、「BAK」、「NUM」などの利用頻度の高いキーが1ストロークで入力できるように割り当てられている。このように、主要な文字の入力に用いる6個のキー以外に、利用頻度の高いキーを設けることで、キータッチの回数を減らすことができるので、入力効率を高めることができる。ここで、「SFT」は「Shift」キーであり、次に入力されたアルファベット1文字を大文字または小文字にシフトする。「CAP」は、「Caps Lock」キーであり、押される毎にオン・オフを切り替える。「BAK」は「Back Space」であり、「NUM」は「Num Lock」キーである。「Num Lock」キーをONにすることで、フルキーボードのテンキー部分が図8(a)の配列に切り替わり、OFFにすることで図8(b)の通常のテンキーの配列に切り替わる。
また、非表示の制御コードを入力するために用いられる「Ctrl」キーは、この例における入力の一例として、「TSK+ct」を入力した後の1文字に対して働くようにできる。即ち、「^a」(Ctrl+a)を入力する場合、本例では、「TSK+ct+A」即ち、第6キー106、第4キー104、第2キー102、第1キー101、第6キー106、第2キー102、第1キー101、第1キー101を順に押下すると入力できる。また、マウスとの協調作業としても使われるが、2度続けて押すとオン・オフを切り替えることができる。
キートップの表記は任意であり、入力する言語等に応じて様々な形態に変えてもよい。図9は、キートップの他の一例を示す図である。このキートップは、アルファベットに加えて、一部の特殊文字が副文字群120として表記されている。例えば、第1キー101には、副文字群120として「(enter)、!、”、#、$、%」および「(Caps)、&、’、(、)、*」が、主文字群124「A、B、H、I」の上方に表記されている。この副文字群120は、拡張キーを利用することで入力可能になる。これらの文字は、図6の「case1」および「case2」のキーシーケンスにより入力される。副文字群120は、主文字群124の表記と区別して、ユーザが認識できるように表記される。例えば、副文字群120は、主文字群124より小さなサイズで表記されてもよいし、主文字群124より目立たないフォントで表記されてもよい。また、副文字群120は、主文字群124の上方、下方、右側方、左側方など主文字群124の視認性を妨げない位置に表記される。
区切りマーク122は、副文字群120を選択した後、各キーに割り当てられる文字をユーザが認識しやすくするために、左から3個目の文字と、4個目の文字の間に表記されている。つまり、本図では、「(enter)、!、”」がそれぞれ、第1キー101、第2キー102、第3キー103に割り当てられ、「#、$、%」がそれぞれ、第4キー104、第5キー105、第6キー106にそれぞれ割り当てられる。区切りマーク122の形状は任意であり、他の例では「|」以外であってもよい。また、他の例では、区切りマーク122は表記されていなくてもよい。
図10および図11は、それぞれ特殊文字ならびに特殊キーを入力するためのキーシーケンスを示す図である。例えば、「!」を入力する場合、キーシーケンスは「TSK+ex」になる。つまり、「!」を入力するには、第6キー106、第4キー104、第2キー102、第3キー103、第5キー105、第6キー106を順次押下すればよい。これらの特殊文字および特殊キーを入力するためのキーシーケンスは、重複しないように定義されており、図3の格納部156に保持されている。また、それぞれの文字の、キーシーケンスは、文字の名称の先頭部分や略称など、名称を短縮した名前を「TSK」に組み合わせて構成されている。例えば、「!」は「exclamation mark」と呼ぶが、そのキーシーケンスは、先頭2文字「ex」を「TSK」の後に続けたものになっている。これにより、ユーザが、それぞれの文字のキーシーケンスを覚えやすくなる。以上説明したキーシーケンスにより、アルファベット、特殊文字、特殊キーの全てを6個のキーを使って入力することができる。
また、実施の形態で説明したキーボードによれば、ユーザは手首をほぼ固定した状態で、片手の指の可動範囲内でキーを操作できるので、例えば身体に障害があり、指先しか体を動かせない人等の入力装置として利用することもできる。また、利用するキーの数が6個なので、キーのサイズを大きくしても、キーボード全体の大きさがあまり大きくならない。そこで、例えば個々のキーのサイズを20cm×20cm位にして、足を使って操作するためのキーボードや、頭、顎、口にくわえたペンなどを利用して操作するためのキーボードなど、入力に使う身体の特性に応じて、キーのサイズを適切な大きさにすることもできる。もちろん、キーのサイズは統一されていなくてもよく、異なるサイズのキーでキーボードが構成されていてもよい。このように、キーの数を減らすことにより、個々のキーのサイズに余裕ができ、キーボードの設計に自由度を持たせることができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明によれば、少ないキー数のキーボードで効率的に文字入力を可能にすることができる。
図1(a)は、実施の形態に係るキーボードのキートップを示す図であり、図1(b)は第2グループの文字が各キーに割り当てられた状態を示す図である。
図2は、アルファベットの入力をキーボードの種類に応じて行った場合の調査結果を示す図である。
図3は、図1(a)および図1(b)を用いて説明したキーボードを実現する入力装置の内部構成図である。
図4は、図3の制御部における処理のフローチャートである。
図5は、第1バッファと第2バッファとに保持されたキーコードに基づいて、文字を特定するためのテーブルの一例を示す図である。
図6は、3回目のキーが押下されたことにより特定される文字を選択する際に制御部により参照されるテーブルの一例を示す図である。
図7は、入力文字毎のキーシーケンスを定義したハッシュテーブルの一例を示す図である。
図8(a)は、フルキーボードやテンキーなどの一部である4行3列のキー群を利用して、各キーに文字コードを割り当てた場合の一例を示す図であり、図8(b)は通常のテンキーの配列に切り替わった状態を示す図である。
図9は、実施の形態に係る他のキーボード100のキートップを示す図である。
図10は、特殊文字を入力するためのキーシーケンスの一例を示す図である。
図11は、特殊キーを入力するためのキーシーケンスの一例を示す図である。


Claims (9)

  1. 6個のキーと、
    前記6個のキーが押下されることにより所定の文字コードを出力する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    所定の文字セットを6個以下の文字ずつ6個以下のグループに分け、6個のキーのうち、いずれかのキーにグループを割り当てるステップと、
    いずれかのグループが割り当てられたキーが押下された後、押下されたキーに割り当てられたグループに含まれる文字を、いずれかのキーに割り当てるステップと、
    いずれかの文字が割り当てられたキーが押下された場合に、その文字の文字コードを出力するステップと、
    を実現することを特徴とする入力装置。
  2. いずれかのキーには、グループを選択した後に、そのグループに含まれる個々の文字が割り当てられるキーを認識できるように、そのグループに含まれる文字が所定の規則に準じて表記されていることを特徴とする請求の範囲1に記載の入力装置。
  3. 前記グループに含まれる文字は、当該キーの配置を模写して表記されていることを特徴とする請求の範囲2に記載の入力装置。
  4. 前記6個のキーは、2行3列に配置されていることを特徴とする請求の範囲1から3のいずれかに記載の入力装置。
  5. 2行3列に配置された6個のキーにそれぞれ割り当てられた6種類の第1識別情報のいずれかを受け付ける入力部と、
    第1識別情報の組合せと、所定の文字を識別する第2識別情報とを対応付けて保持する格納部と、
    前記入力部が受け付けた第1識別情報の組合せに対応する第2識別情報を、前記入力部が受け付けた第1識別情報の組合せを検索キーにして前記格納部から検索する制御部と、
    検索した第2識別情報を出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする入力装置。
  6. 前記入力部は、外部のキーボードから受け付けた文字コードを前記第1識別情報に変換することを特徴とする請求の範囲5に記載の入力装置。
  7. コンピュータに、
    6個のキーにそれぞれ割り当てられた6種類の第1識別情報のいずれかを受け付ける入力部と、
    第1識別情報の組合せと、所定の文字を識別する第2識別情報とを対応付けて保持する格納部と、
    前記入力部が受け付けた第1識別情報の組合せに対応する第2識別情報を、前記入力部が受け付けた第1識別情報の組合せをキーにして前記格納部から検索する制御部と、
    検索した第2識別情報を出力する出力部と、
    を実現させるためのプログラム。
  8. 複数のキーと、
    前記キーが押下されることにより所定の文字コードを出力する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    所定の文字セットを所定の個数以下の文字ずつ、複数のグループに分け、前記複数のキーのうち、いずれかのキーにグループを割り当てるステップと、
    いずれかのグループが割り当てられたキーが押下された後、押下されたキーに割り当てられたグループに含まれる文字を、いずれかのキーに割り当てるステップと、
    いずれかの文字が割り当てられたキーが押下された場合に、その文字の文字コードを出力するステップと、
    を実現することを特徴とする入力装置。
  9. 前記所定の個数は、当該入力装置が備える前記複数のキーの個数以下であることを特徴とする請求の範囲8に記載の入力装置。
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