JP2002236538A - 8種類の入力が可能な入力部を有する文字入力システム,および前記システムを実行させるプログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

8種類の入力が可能な入力部を有する文字入力システム,および前記システムを実行させるプログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002236538A
JP2002236538A JP2001077262A JP2001077262A JP2002236538A JP 2002236538 A JP2002236538 A JP 2002236538A JP 2001077262 A JP2001077262 A JP 2001077262A JP 2001077262 A JP2001077262 A JP 2001077262A JP 2002236538 A JP2002236538 A JP 2002236538A
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Koji Kobayashi
弘二 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明では,8種類の入力の組み合わせにて入
力が可能で,なおかつ入力効率が高く,さらに使用者が
その入力方法の習得が容易な文字入力システムを作成す
ることを目的とする. 【概要】清音の仮名を文字入力する時は2回の入力で,
濁音/半濁音の仮名を文字入力するときは3回の入力で
文字入力でき,なおかつ文字入力で使用する入力がお互
いに関連性が高くなり,さらに仮名入力方法として良く
用いられるローマ字入力と関連が高くなるように入力の
順番を定めた.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,8種類の入力が可
能な入力部を有する文字入力システム,および前記シス
テムを実行させるプログラムおよびコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に関する.
【0002】
【従来の技術】現在,多くのゲーム機において.ゲーム
機への入力装置としてジョイパッドやジョイスティック
と呼ばれる入力装置が用いられている.この入力装置
は,2次元方向を入力する入力部分(方向入力部と呼
ぶ),および単数/複数のボタンから構成される.この
装置で用いられる方向入力部は,構造が簡単であり,な
おかつ小型でありながら複数の入力が可能なため,ゲー
ム機以外にもさまざまな用途に用いられている.また,
携帯電話,PDA,電子手帳といった携帯端末は,その
寸法的制限より,方向入力部のような入力部の必要性が
高い.さらに,方向入力部は取り扱いが容易なため,そ
の操作は短時間で習得可能である.
【0003】多くの方向入力部は,8種類の入力が可能
である.しかし,従来の仮名文字入力装置は,使用者が
50音表に代表される5段10列(または11列)の仮
名文字の特性と絡めて入力方法を習得できるように,1
0種類以上の入力を処理するものであることを必要とし
た.例えば,10キー(濁音,半濁音を考慮した場合1
5キー程度)のそれぞれのキーに子音/母音の種類を割
り当て,子音に関連づけられたキー,母音に関連づけら
れたキーの順番に入力することで仮名文字を入力する
(文字の入力の事を文字入力と呼ぶ)入力方法である
(場合によっては,文字の濁音化,拗音化,小文字化な
どの特殊なキーを併用することもある).
【0004】方向入力部は,そのように8種類以上の入
力を効率良く入力することができないため,通常,仮名
文字を一覧にした表示部を用意し,一覧の中から方向入
力部を用いて仮名文字を選択し,あわせて用意されたボ
タンを押し下げる等することによって選択を確定してお
り,入力効率が悪かった.
【0005】
【発明が解決しようとする課題】今までの文字入力方法
には,方向入力部等で容易に処理可能な8種類の入力の
組み合わせにて文字入力が可能で,なおかつ文字入力効
率が高いものは存在しなかった.
【0006】また,50音表に代表される5段10列
(または11列.濁音/半濁音を考慮した場合は15
列)に分類される仮名文字の特性より,8種類の入力の
組み合わせにて文字入力が可能で,なおかつ使用者がそ
の文字入力方法の習得が容易な文字入力システムを作成
するのは困難だった.
【0007】本発明では,8種類の入力の組み合わせに
て文字入力が可能で,なおかつ文字入力効率が高く,さ
らに使用者がその文字入力方法の習得が容易な文字入力
システムを作成することを目的とする.
【0008】なお,ここで8種類の入力が可能な入力部
の例として方向入力部をあげたが,このような8種類の
入力が可能な入力部は方向入力部に限らない.例えば8
つのボタンを一組にした入力部でもいいし,タッチパネ
ルで指定可能な領域を8以上に分割したうちの8つの領
域でもいい.また,アナログスティック等,8方向以上
の入力が可能な入力部については,その入力内容を8つ
以上のグループに分け,その内の8つを8種類の入力と
して割り当ててもいい.また,入力は複数の入力の組み
合わせであってもいい.例えば,方向入力部に入力があ
る状態でボタンを押し下げられた時の入力を8種類の入
力として割り当ててもいい.
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明における文字入力システムは,入力1,入力
2,入力3,入力4,入力5,入力6,入力7,入力8
の8種類の入力が可能な入力部を有し,一連の入力の順
番から文字を識別する文字入力システムにおいて,入力
1〜8のいずれかであり,お互いに異なる入力である入
力a,入力b,入力c,入力d,入力e,入力f,入力
g,入力hについて,入力の順番が入力a,入力1〜5
のいずれか1つ,の場合あ行として,入力の順番が入力
b,入力1〜5のいずれか1つ,の場合か行として,入
力の順番が入力c,入力1〜5のいずれか1つ,の場合
さ行として,入力の順番が入力d,入力1〜5のいずれ
か1つ,の場合た行として,入力の順番が入力e,入力
1〜5のいずれか1つ,の場合な行として,入力の順番
が入力f,入力1〜5のいずれか1つ,の場合は行とし
て,入力の順番が入力g,入力1〜5のいずれか1つ,
の場合ま行として,入力の順番が入力h,入力1〜5の
いずれか1つ,の場合ら行として識別し,なおかつ,入
力6〜8のいずれか1つの入力である入力βについて,
入力の順番が入力b,入力β,入力1〜5のいずれか1
つ,の場合が行として,入力の順番が入力c,入力β,
入力1〜5のいずれか1つ,の場合ざ行として,入力の
順番が入力d,入力β,入力1〜5のいずれか1つ,の
場合だ行として,入力の順番が入力f,入力β,入力1
〜5のいずれか1つ,の場合ば行として識別し,なおか
つ,入力の順番が入力b,入力c,入力d,入力fのい
ずれか1つ,入力β,入力1,の場合,あるいは入力1
〜8のいずれか1つ,入力1,の場合,あ段として,入
力の順番が入力b,入力c,入力d,入力fのいずれか
1つ,入力β,入力2,の場合,あるいは入力1〜8の
いずれか1つ,入力2,の場合,い段として,入力の順
番が入力b,入力c,入力d,入力fのいずれか1つ,
入力β,入力3,の場合,あるいは入力1〜8のいずれ
か1つ,入力3,の場合,う段として,入力の順番が入
力b,入力c,入力d,入力fのいずれか1つ,入力
β,入力4,の場合,あるいは入力1〜8のいずれか1
つ,入力4,の場合,え段として,入力の順番が入力
b,入力c,入力d,入力fのいずれか1つ,入力β,
入力5,の場合,あるいは入力1〜8のいずれか1つ,
入力5,の場合,お段として識別することとした.
【0010】その結果,本発明による入力システムは,
あ行,か行,さ行,た行,な行,は行,ま行,ら行の清
音文字については,始めに50音表の行,次に50音表
の段を入力するというように,ローマ字入力と同じよう
に体系づけられているため,文字入力方法を記憶するの
が容易である.また,が行,ざ行,だ行,ば行の濁音文
字についても,か行,さ行,た行,は行を文字入力する
時に入力する2つの入力の間に入力βを入力すると体系
づけられているため,文字入力を記憶するのが容易であ
る.
【0011】さらに,本発明における文字入力システム
では,前記請求項1記載のシステムにおいて,入力の順
番が入力e,入力β,入力1の場合”ぱ”として,入力
の順番が入力e,入力β,入力2の場合”ぴ”として,
入力の順番が入力e,入力β,入力3の場合”ぷ”とし
て,入力の順番が入力e,入力β,入力4の場合”ぺ”
として,入力の順番が入力e,入力β,入力5の場合”
ぽ”として識別することとした.
【0012】その結果,本発明による文字入力システム
は,半濁音を入力するときは,50音表においてぱ行の
清音文字であるは行の隣にあるな行の同一母音文字を文
字入力する時に入力する2つの入力の間に入力βを入力
すると体系づけられているため,文字入力方法を記憶す
るのが容易である.
【0013】さらに,本発明における文字入力システム
では,入力6〜8のいずれか1つであり,なおかつ入力
βと異なる入力γについて,入力の順番が入力a,入力
γの場合”を”として,入力の順番が入力d,入力γの
場合”っ”として,入力の順番が入力e,入力γの場
合”ん”として,入力の順番が入力f,入力γの場合”
わ”として識別することとした.
【0014】その結果,本発明による文字入力システム
は,”を”を入力するときは,”を”と類似の発音をす
る”お”を文字入力する際に始めに入力する入力aを始
めに入力すると体系づけられているため,文字入力方法
を記憶するのが容易である.”っ”を入力するとき
は,”っ”と同形の”つ”を文字入力する際に始めに入
力する入力dを始めに入力すると体系づけられているた
め,文字入力方法を記憶するのが容易である.”ん”を
入力するときは,”ん”のローマ字である”N”を子音
として有するな行を文字入力する際に始めに入力する入
力eを始めに入力すると体系づけられているため,文字
入力方法を記憶するのが容易である.”わ”を入力する
ときは,”わ”と類似の発音をする助詞”は”を文字入
力する際に始めに入力する入力fを始めに入力すると体
系づけられているため,文字入力方法を記憶するのが容
易である.
【0015】さらに,本発明における文字入力システム
では,入力aが入力1,入力bが入力2,入力cが入力
3,入力dが入力4,入力eが入力5,入力fが入力
6,入力gが入力7,入力hが入力8であることとし
た.
【0016】その結果,本発明による文字入力システム
は,あ行,か行,さ行,た行,な行,は行,ま行,ら行
の清音文字を文字入力するための入力で,あ段を文字入
力するための入力1があ行を文字入力するための入力a
と一致し,文字入力方法を記憶するのが容易である.ま
た,あ行,か行,さ行,た行,な行を指定するための入
力の並びと,あ段,い段,う段,え段,お段を指定する
ための入力の並びが一致し,文字入力方法を記憶するの
が容易である.
【0017】さらに,本発明における文字入力システム
では,入力6〜8のいずれか1つであり,また入力β,
入力γと異なる入力αについて,入力の順番が入力1,
入力αの場合”ぁ”として,入力の順番が入力2,入力
αの場合”ぃ”として,入力の順番が入力3,入力αの
場合”ぅ”として,入力の順番が入力4,入力αの場
合”ぇ”として,入力の順番が入力5,入力αの場合”
ぉ”として識別することとした.
【0018】その結果,本発明による入力システム
は,”ぁぃぅぇぉ”を文字入力するときは,まず,あ
行,か行,さ行,た行,な行,は行,ま行,ら行を文字
入力する際に50音表の段を決めるのに使用した入力1
〜5を入力し,次に小文字を文字入力するための入力α
を入力すると体系づけられているため,文字入力方法を
記憶するのが容易である.
【0019】さらに,本発明における文字入力システム
では,入力g,入力6,の順番で入力された場合”や”
を,入力g,入力7,の順番で入力された場合”ゆ”
を,入力g,入力8,の順番で入力された場合”よ”
を,入力h,入力6,の順番で入力された場合”ゃ”
を,入力h,入力7,の順番で入力された場合”ゅ”
を,入力h,入力8,の順番で入力された場合”ょ”を
識別することとした.
【0020】その結果,本発明による入力システムは,
や行を文字入力するときは,50音表の隣にあるま行を
文字入力するために始めに入力する入力gを入力すると
体系づけられているため,文字入力方法を記憶するのが
容易である.また,”ゃゅょ”を入力するときも,50
音表の隣にあるら行を文字入力するために始めに入力す
る入力hを入力し,次に同形の”やゆよ”を文字入力す
るために2番目に入力する入力6〜8を入力すると体系
づけられているので,文字入力方法を記憶するのが容易
である.
【0021】さらに,本発明における文字入力システム
では,入力αが入力6,入力βが入力7,入力γが入力
8であることとした.その結果,始めに入力1〜5を入
力し,2番目に入力8,入力1〜5を入力すると清音文
字の文字入力が,入力6を入力すると母音小文字の文字
入力が,入力7を入力すると濁音化が行えるように体系
づけられている様になる.方向入力部は,入力8と入力
1を隣り合わせにすることが容易であるため,このよう
な関係にすることにより文字入力方法を記憶するのが容
易になる.
【0022】また,本発明における文字入力システムに
おいて,8種類の入力が可能な入力部が,ジョイスティ
ック,ジョイバッド,十字キーであることとすることに
より,取り扱いの容易な入力部を用い,なおかつ文字入
力方法が体系づけられているため記憶が容易な文字入力
システムとすることができる.
【0023】また,本発明における文字入力システム
は,文字入力のために必要な入力回数が,清音文字につ
いては2回,濁音/半濁音においては3回であるため,
効率的な文字入力を行うことができる.
【0024】また,本発明は文字入力に関するサブシス
テムである為,8種類の入力が可能な入力部を有するシ
ステムに搭載することにより,文字入力を実現する事が
可能である.
【0025】また,本発明は,上記の文字入力システム
を,8種類の入力が可能な入力部を有するコンピュータ
に実行させるプログラム,およびそのプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることが
ある.その結果,8種類の入力が可能な入力部を有する
コンピュータに,これらシステムを実行させることが可
能である.
【0026】なお,ここで言うコンピュータは,パソコ
ン/ノートブック型パソコン/モバイルパソコン/携帯
電話/電子手帳/携帯情報端末(PDA)/ゲーム機な
どの情報処理機器や,計測機器,制御機器,さらにはイ
ンターネットテレビ/FAXなどの家電用機器等,使用
者からの入力を処理することが可能で,なおかつプログ
ラムが実行可能なシステムとする.
【0027】
【発明の実施の形態】図7は,本発明による入力システ
ムを搭載した入力装置の一形態である.入力装置701
には8種類の入力が可能なジョイパッド711と,押下
げ/押上げが可能なボタン712が入力部として存在す
る.ジョイパッド711を上に入力すると入力1が,右
上に入力すると入力2が,右に入力すると入力3が,右
下に入力すると入力4が,下に入力すると入力5が,左
下に入力すると入力6が,左に入力すると入力7が,左
上に入力すると入力8が選択される.また,ジョイパッ
ド711を入力しながらボタン712を押すと,ジョイ
パッド711への入力によって選択された入力が確定さ
れるものとする.
【0028】なお,本例ではジョイパッド711のみで
操作する設定にすることで,ジョイパッド711を入力
すると直ちに入力が選択,確定される様にできるものと
する.
【0029】図2は,本例によるシステム801と接続
するシステムの関係を表したものである.システム80
1は仮名漢字変換システム802,アルファベット入力
システム803と接続している.システム801は,シ
ステム802とシステム803に,ジョイパッド711
/ボタン712の入力に対する制御を渡すことができ
る.入力の制御をシステム802またはシステム803
に渡している場合,システム801は入力を渡している
システムにそのまま渡す.
【0030】図9は,本例によるシステムの動作を表し
たフローチャート図である.本例では,文字以外にも,
記号,文字の削除/仮名漢字変換等の機能,を識別可能
だが,それらについてもあわせて文字と呼ぶ.以下に,
本例の動作を図に一致対応して説明する.本例は11の
ステップから構成される.なお,本システムは入力が確
定されるとステップ901より開始する.
【0031】ステップ901:システムには入力制御が
他のシステムに渡されているかを記憶する手段が用意さ
れている.ステップ901では,入力制御を他のシステ
ムに渡しているかが確認される.条件を満たす場合,ス
テップ911に移行する.満たさない場合,ステップ9
02に移行する.
【0032】ステップ902:システムには入力を記憶
する手段が用意されている.ステップ902では,記憶
した入力の最後に今回入力された入力を追加した一連の
入力によって文字を識別可能かどうかが判定される.条
件を満たす場合,ステップ906に移行する.満たさな
い場合,ステップ903に移行する.
【0033】ステップ903:今後の入力により文字を
識別する可能性があるかどうかが判定される.条件を満
たす場合,ステップ905に移行する.満たさない場
合,ステップ904に移行する.
【0034】ステップ904:入力を記憶する手段を用
いて記憶した入力を,全て消去する.入力を消去後,終
了する.
【0035】ステップ905:入力を記憶する手段を用
いて入力を記憶する.この入力を記憶する手段により,
入力は累積されて記憶される.入力を記憶後,終了す
る.
【0036】ステップ906:識別結果が,システム8
02に入力の制御を渡す機能かどうかが判定される.条
件を満たす場合,ステップ910に移行する.満たさな
い場合,ステップ907に移行する.
【0037】ステップ907:識別結果が,システム8
03に入力の制御を渡す機能かどうかが判定される.条
件を満たす場合,ステップ909に移行する.満たさな
い場合,ステップ908に移行する.
【0038】ステップ908:識別した文字をシステム
802に渡す.渡した後,ステップ904に移行する.
【0039】ステップ909:入力の制御をシステム8
03に渡す.入力の制御が他のシステムに渡されている
かを記憶する手段を用いて,システム803に入力の制
御を渡していることを記憶する.記憶後,ステップ90
4に移行する.なお,システム803から入力の制御が
戻される時は,システム803が,入力の制御が他のシ
ステムに渡されているかを記憶する手段を用いて,どの
システムにも入力の制御を渡していないことを記憶させ
る.
【0040】ステップ910:入力の制御をシステム8
02に渡す.入力の制御が他のシステムに渡されている
かを記憶する手段を用いて,システム802に入力の制
御を渡していることを記憶する.記憶後,ステップ90
4に移行する.なお,システム802から入力の制御が
戻される時は,システム802が,入力の制御が他のシ
ステムに渡されているかを記憶する手段を用いて,どの
システムにも入力の制御を渡していないことを記憶させ
る.
【0041】ステップ911:入力の制御を渡している
システムに入力を渡す.渡した後,終了する.
【0042】図1は,本例の文字入力について,入力の
順番と識別する文字または機能の関係をまとめた表であ
る.図1では,1番目の入力を行に,2番目以降の入力
を列にしている.ジョイパッド711に入力を行うと,
その入力によっては,この表で表される文字が識別され
る.なお,網掛けのついている部分は,1番目と2番目
の入力では識別される文字が確定できず,今後の入力に
よって文字が識別される可能性があることを表してい
る.網掛けに斜線がついている部分は,識別される文字
が存在しないことを表している.
【0043】このように,本例では,課題を解決するた
めの手段で示した,入力と識別する文字の関係を満たし
ている.
【0044】なお,本例では,前述した文字以外も文字
入力可能で,入力2,入力8の順番で入力を行った場
合,システム802に入力の制御を渡す機能を,入力
3,入力8の順番で入力を行った場合は”−”を,入力
7,入力1,入力3の順番で入力を行った場合”ヴ”を
識別するものとする.
【0045】図2は,1〜2番目に入力6が入力される
文字入力について,入力の順番と識別する文字の関係を
まとめた表である.1〜2番目の入力を行に,3番目の
入力を列にしている.ジョイパッド711に入力を行う
と,その入力によって,この表で表される文字が識別さ
れる.
【0046】すなわち,1〜2番目の入力が入力6,3
番目の入力が入力1の場合,文字削除の機能を,1〜2
番目の入力が入力6,3番目の入力が入力2の場合バッ
クスペース機能を1〜2番目の入力が入力6,3番目の
入力が入力3の場合” ”を,1〜2番目の入力が入力
6,3番目の入力が入力4の場合,改行を,1〜2番目
の入力が入力6,3番目の入力が入力5の場合,アルフ
ァベット入力システム803に入力制御を渡す機能を,
1〜2番目の入力が入力6,3番目の入力が入力7の場
合”,”を,1〜2番目の入力が入力6,3番目の入力
が入力8の場合”.”を識別するものとする.
【0047】図3は,入力1〜3に入力6が入力される
文字入力について,入力の順番と識別する文字の関係を
まとめた表である.1〜3番目の入力を行に,4番目の
入力を列にしている.ジョイパッド711に入力を行う
と,その入力によって,この表で表される文字が識別さ
れる.
【0048】すなわち,1〜3番目の入力が入力6,4
番目の入力が入力1の場合”(”を,1〜3番目の入力
が入力6,4番目の入力が入力2の場合”)”を,1〜
3番目の入力が入力6,4番目の入力が入力3の場
合”:”を,1〜3番目の入力が入力6,4番目の入力
が入力4の場合”;”を,1〜3番目の入力が入力6,
4番目の入力が入力5の場合”@”を,1〜3番目の入
力が入力6,4番目の入力が入力7の場合”?”を,1
〜3番目の入力が入力6,4番目の入力が入力8の場
合”!”を識別するものとする.
【0049】図4は,入力1〜4に入力6が入力される
文字入力について,入力の順番と識別する文字の関係を
まとめた表である.1〜4番目の入力を行に,5番目の
入力を列にしている.ジョイパッド711に入力を行う
と,その入力によって,この表で表される文字が識別さ
れる.
【0050】すなわち,1〜4番目の入力が入力6,5
番目の入力が入力1の場合”+”を,1〜4番目の入力
が入力6,5番目の入力が入力2の場合”−”を1〜4
番目の入力が入力6,5番目の入力が入力3の場合”
*”を,1〜4番目の入力が入力6,5番目の入力が入
力4の場合”/”を,1〜4番目の入力が入力6,5番
目の入力が入力5の場合”=”を,1〜4番目の入力が
入力6,5番目の入力が入力7の場合”<”を,1〜4
番目の入力が入力6,5番目の入力が入力8の場合”
>”を識別するものとする.
【0051】図5は,入力1〜5に入力6が入力される
文字入力について,入力の順番と識別する文字の関係を
まとめた表である.1〜5番目の入力を行に,6番目の
入力を列にしている.ジョイパッド711に入力を行う
と,その入力によって,この表で表される文字が識別さ
れる.
【0052】すなわち,1〜5番目の入力が入力6,7
番目の入力が入力1の場合”””を,1〜5番目の入力
が入力6,7番目の入力が入力2の場合”’”を1〜5
番目の入力が入力6,7番目の入力が入力3の場合”
 ̄”を,1〜5番目の入力が入力6,7番目の入力が入
力4の場合”`”を,1〜5番目の入力が入力6,7番
目の入力が入力5の場合”^”を,1〜5番目の入力が
入力6,7番目の入力が入力7の場合”¥”を,1〜5
番目の入力が入力6,7番目の入力が入力8の場合”
$”を識別するものとする.
【0053】図6は,入力1〜6に入力6が入力される
文字入力について,入力の順番と識別する文字の関係を
まとめた表である.1〜6番目の入力を行に,7番目の
入力を列にしている.ジョイパッド711に入力を行う
と,その入力によって,この表で表される文字が識別さ
れる.
【0054】すなわち,1〜6番目の入力が入力6,7
番目の入力が入力1の場合”#”を,1〜6番目の入力
が入力6,7番目の入力が入力2の場合”%”を1〜6
番目の入力が入力6,7番目の入力が入力3の場合”
&”を,1〜6番目の入力が入力6,7番目の入力が入
力7の場合” ”を,1〜6番目の入力が入力6,7番
目の入力が入力8の場合”|”を識別するものとする.
【0055】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
8種類の入力の組み合わせにて文字入力が可能で,なお
かつ文字入力効率が高く,さらに使用者がその文字入力
方法の習得が容易な文字入力システムとすることができ
る.
【0056】尚,実施例はあくまで例であり,特許範囲
は請求項で述べられている範囲に関わるものとし,この
例には限定されないものとする.
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による文字入力システムの例での入力
と認識する文字の関係
【図2】 1,2番目の入力が共に入力6の場合の入力
と認識する文字の関係
【図3】 1〜3番目の入力が共に入力6の場合の入力
と認識する文字の関係
【図4】 1〜4番目の入力が共に入力6の場合の入力
と認識する文字の関係
【図5】 1〜5番目の入力が共に入力6の場合の入力
と認識する文字の関係
【図6】 1〜6番目の入力が共に入力6の場合の入力
と認識する文字の関係
【図7】 本発明による文字入力システムを用いたシス
テム例の外観図
【図8】 本発明によるシステム例と接続するシステム
の関係図
【図9】 本発明による文字入力システムのフローチャ
ート
【符号の説明】
701 入力システム 711 ジョイパッド 712 ボタン 801 本発明によるシステム例 802 仮名漢字変換システム 803 アルファベット入力システム 901〜911 ステップ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力1,入力2,入力3,入力4,入力
    5,入力6,入力7,入力8の8種類の入力が可能な入
    力部を有し,一連の入力の順番から文字を識別する文字
    入力システムにおいて,入力1〜8のいずれかであり,
    お互いに異なる入力である入力a,入力b,入力c,入
    力d,入力e,入力f,入力g,入力hについて,入力
    の順番が入力a,入力1〜5のいずれか1つ,の場合あ
    行として,入力の順番が入力b,入力1〜5のいずれか
    1つ,の場合か行として,入力の順番が入力c,入力1
    〜5のいずれか1つ,の場合さ行として,入力の順番が
    入力d,入力1〜5のいずれか1つ,の場合た行とし
    て,入力の順番が入力e,入力1〜5のいずれか1つ,
    の場合な行として,入力の順番が入力f,入力1〜5の
    いずれか1つ,の場合は行として,入力の順番が入力
    g,入力1〜5のいずれか1つ,の場合ま行として,入
    力の順番が入力h,入力1〜5のいずれか1つ,の場合
    ら行として識別し,なおかつ,入力6〜8のいずれか1
    つの入力である入力βについて,入力の順番が入力b,
    入力β,入力1〜5のいずれか1つ,の場合が行とし
    て,入力の順番が入力c,入力β,入力1〜5のいずれ
    か1つ,の場合ざ行として,入力の順番が入力d,入力
    β,入力1〜5のいずれか1つ,の場合だ行として,入
    力の順番が入力f,入力β,入力1〜5のいずれか1
    つ,の場合ば行として識別し,なおかつ,入力の順番が
    入力b,入力c,入力d,入力fのいずれか1つ,入力
    β,入力1,の場合,あるいは入力1〜8のいずれか1
    つ,入力1,の場合,あ段として,入力の順番が入力
    b,入力c,入力d,入力fのいずれか1つ,入力β,
    入力2,の場合,あるいは入力1〜8のいずれか1つ,
    入力2,の場合,い段として,入力の順番が入力b,入
    力c,入力d,入力fのいずれか1つ,入力β,入力
    3,の場合,あるいは入力1〜8のいずれか1つ,入力
    3,の場合,う段として,入力の順番が入力b,入力
    c,入力d,入力fのいずれか1つ,入力β,入力4,
    の場合,あるいは入力1〜8のいずれか1つ,入力4,
    の場合,え段として,入力の順番が入力b,入力c,入
    力d,入力fのいずれか1つ,入力β,入力5,の場
    合,あるいは入力1〜8のいずれか1つ,入力5,の場
    合,お段として識別することを特徴とする文字入力シス
    テム
  2. 【請求項2】前記請求項1記載のシステムにおいて,入
    力の順番が入力e,入力β,入力1の場合”ぱ”とし
    て,入力の順番が入力e,入力β,入力2の場合”ぴ”
    として,入力の順番が入力e,入力β,入力3の場合”
    ぷ”として,入力の順番が入力e,入力β,入力4の場
    合”ぺ”として,入力の順番が入力e,入力β,入力5
    の場合”ぽ”として識別することを特徴とする文字入力
    システム
  3. 【請求項3】前記請求項1または2記載のシステムにお
    いて,入力6〜8のいずれか1つであり,なおかつ入力
    βと異なる入力γについて,入力の順番が入力a,入力
    γの場合”を”として,入力の順番が入力d,入力γの
    場合”っ”として,入力の順番が入力e,入力γの場
    合”ん”として,入力の順番が入力f,入力γの場合”
    わ”として識別することを特徴とする文字入力システム
  4. 【請求項4】前記請求項1〜3記載のシステムにおい
    て,入力aが入力1,入力bが入力2,入力cが入力
    3,入力dが入力4,入力eが入力5,入力fが入力
    6,入力gが入力7,入力hが入力8であることを特徴
    とする文字入力システム
  5. 【請求項5】前記請求項4記載のシステムにおいて,入
    力6〜8のいずれか1つであり,また入力β,入力γと
    異なる入力αについて,入力の順番が入力1,入力αの
    場合”ぁ”として,入力の順番が入力2,入力αの場
    合”ぃ”として,入力の順番が入力3,入力αの場合”
    ぅ”として,入力の順番が入力4,入力αの場合”ぇ”
    として,入力の順番が入力5,入力αの場合”ぉ”とし
    て識別することを特徴とする文字入力システム
  6. 【請求項6】前記請求項1〜5のいずれか1つに記載の
    システムにおいて,入力g,入力6,の順番で入力され
    た場合”や”を,入力g,入力7,の順番で入力された
    場合”ゆ”を,入力g,入力8,の順番で入力された場
    合”よ”を,入力h,入力6,の順番で入力された場
    合”ゃ”を,入力h,入力7,の順番で入力された場
    合”ゅ”を,入力h,入力8,の順番で入力された場
    合”ょ”を識別することを特徴とする文字入力システム
  7. 【請求項7】前記請求項1〜6記載のいずれか1つのシ
    ステムにおいて,入力αが入力6,入力βが入力7,入
    力γが入力8であることを特徴とする文字入力システム
  8. 【請求項8】前記請求項1〜7のいずれか1つに記載の
    システムにおいて,8種類の入力が可能な入力部が,ジ
    ョイスティック,ジョイバッド,十字キーであることを
    特徴とする文字入力システム.
  9. 【請求項9】前記請求項1〜8のいずれか1つに記載の
    システムを,8種類の入力が可能な入力部を有するコン
    ピュータに実行させるプログラム.
  10. 【請求項10】前記請求項9記載のプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体.
JP2001077262A 2001-02-10 2001-02-10 8種類の入力が可能な入力部を有する文字入力システム,および前記システムを実行させるプログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2002236538A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7230607B2 (en) 2003-06-12 2007-06-12 Katsuyasu Ono 6-key keyboard for touch typing
CN100365547C (zh) * 2003-06-12 2008-01-30 小野胜康 输入装置

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US7230607B2 (en) 2003-06-12 2007-06-12 Katsuyasu Ono 6-key keyboard for touch typing
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