JPWO2004107068A1 - 加工残し形状抽出装置、および抽出方法 - Google Patents
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Abstract
Description
例えばCAD、CAM、またはCAEシステムを用いて加工を行なうための従来技術として、次のような文献がある。
特許文献2には、製品形状モデルと移動軌跡モデルとから3次元の干渉モデルが作成され、その干渉モデルを3次元で表示する技術が開示されている。
しかしながらこのような従来技術においては、一般的に人間が加工形状、すなわち製品の形状と、工具の形状や工具軌跡、すなわち加工軌跡などの加工条件とによって、どの部分にどの程度加工残し、例えば削り残しが存在するかを判断するか、加工工具に対応する加工軌跡を生成して、加工軌跡と3次元製品形状との形状の差から削り残しを抽出するために、加工軌跡を生成することなしに削り残し量を抽出することができないという問題点があった。
また、加工残し形状を正確に把握するためには、加工軌跡を変更するたびに加工残し量を抽出することが必要となるため、効率が悪く、またその加工残し形状が加工軌跡に依存するという問題点もあった。
本発明の加工残し形状抽出装置は工具配置手段、距離検出手段、および3次元形状作成手段を備える。
工具配置手段は、3次元の製品形状モデルの表面上の任意の位置に対して、その製品形状モデルと加工工具との干渉をおこさせることなく、加工工具の先端を仮想配置するものであり、距離検出手段は、その任意の位置に対応する点と加工工具の先端との距離の最小値を求めるものであり、3次元形状作成手段はその距離の最小値に対応して、3次元加工形状を作成するものである。
本発明においては、3次元製品形状モデルの表面上に、前述の任意の位置として多くの点を配置し、その多くの点のそれぞれに対して加工工具の先端との距離の最小値を求める処理が繰り返され、その距離の最小値に対応して加工残しの3次元形状が抽出されることになる。
本発明の加工残し形状抽出方法においては、3次元製品形状モデルの表面上の任意の位置に対して、該製品形状モデルと加工工具との干渉をおこさせることなく、加工工具の先端を仮想配置し、該任意の位置に対応する点と加工工具の先端との距離を求め、該任意の点を移動させながら該距離の最小値を求め、該最小値に対応して3次元加工残し形状を作成する方法が用いられる。
以上のように本発明によれば、加工軌跡を生成することなく、加工残し形状が抽出される。
図2は、本発明の実施形態を説明するための加工形状と加工工具の例を示す図である。
図3は、加工形状の表面において削り残し量判定を行なう点を説明する図である。
図4は、加工工具が配置された点における削り残し量の説明図である。
図5は、加工形状と工具の干渉を示す図である。
図6は、干渉しない位置までの加工工具の移動を説明する図である。
図7は、工具を配置した点の周辺で削り残し量を判定すべき点の説明図である。
図8は、削り残し形状抽出処理の詳細フローチャートである。
図9は、3次元形状生成のための三角柱を説明する図である。
図10は、削り残し形状作成処理の詳細フローチャートである。
図11は、3次元形状可視化処理の詳細フローチャートである。
図12は、本発明におけるプログラムのコンピュータへのローディングを説明する図である。
工具配置部2は、3次元の製品形状モデルの表面上の任意の位置に対応して、その製品形状モデルと加工工具との干渉をおこさせることなく、加工工具の先端を仮想配置するものであり、例えばモデルの表面に対して垂直に、表面上の任意の位置に対応して、加工工具の先端が向くように仮想配置を行なう。
距離検出部3は、その任意の位置に対応する点と加工工具の先端との距離を求めるものであり、3次元形状作成部4は、任意の位置を動かしながら得られる距離の最小値、すなわち表面上の各点と加工工具の先端との距離の最小値に対応して、加工残し部の3次元形状を作成するものである。
加工残し形状抽出装置1は、更に3次元形状作成部4によって作成された3次元加工残し形状を可視化する3次元形状可視化部を備えることもできる。
次に本発明の加工残し形状抽出方法においては、3次元製品形状モデルの表面上の任意の位置に対応して、その製品形状モデルと加工工具との干渉をおこさせることなく、加工工具の先端を仮想配置し、その任意の位置に対応する点と加工工具の先端との距離を求め、表面上の任意の位置を動かしながら求められる表面上の各点と加工工具の先端との距離の最小値に対応して、3次元加工形状を作成する方法が用いられ、更にその作成された3次元加工残し形状を可視化する方法を用いることもできる。
また本発明におけるプログラム、および計算機読出し可能可搬型記憶媒体において、この方法を実現するためのプログラム、および記憶媒体を用いることができる。
次に図2以降の図面を用いて、本発明の実施形態について更に詳細に説明する。図2は本実施形態を説明するための加工形状、すなわち3次元製品形状モデルと加工工具との例を説明する図である。同図において加工形状10はZ軸方向に段のついた形状となっており、加工工具11を用いて切削加工を行なうことによって、この加工形状10の製品を製造するものとする。なお本発明が対象とする加工の方法は切削加工に限定されるものではなく、加工残しの形状を抽出可能であれば、どのような加工方法を用いることもできることは当然である。
図3は、図2の加工形状10に対する3面図と、切削加工における削り残し量判定を行なうべき任意の点の説明図である。同図において、加工形状の上側の面に格子状に削り残し量判定を行なうべき任意の点12がとられることが示されている。
図4は加工形状に対する加工工具の配列例の説明図である。同図において、加工形状10の表面上で、加工工具の先端の配置点15の上に加工工具11が配置された状態が示されている。ここでは加工工具11が加工形状10の表面に対して垂直に配置された状態を示しており、図3で説明した削り残し量判定を行なうべき任意の点の密度が大きければ、加工工具11の上から見て複数の任意の点が加工工具11に隠れる状態となり、加工工具の先端の配置点15以外にも、その周辺に工具の表面上で複数の任意の点が投影される点16が1つ以上存在することになる。この1つ以上の投影された点と、加工形状10上の対応する任意の点との間の距離が、削り残し量17として求められることになる。
図5は、図4と同様に加工工具11が加工形状10に対して配置された状態を示す。加工形状10と加工工具11との干渉20のために、加工工具を配置した点15においては実際には加工工具11と加工形状10との間の距離を0にすることはできないことを示している。
図6は、図5の状態から加工工具11を、加工形状10と干渉しない位置までZ軸方向に移動した状態を示す。このように移動させることによって加工工具11を配置した点を含め、その周辺の1つ以上の点で削り残し量17を求めることができる。
図7は、図4または図6において削り残し量を判定すべき点の説明図である。同図においては、工具外形に相当する円20の内部に、削り残し量を判定すべき9つの点が含まれることが示されている。中央の点21は、図4または図6で加工工具の先端を配置した点15と同じであり、その周囲の8個の点22は加工工具11の先端を配置した点21の周囲で、削り残し量を判定すべき点を示している。
図8は本実施形態における削り残し形状生成処理のフローチャートである。同図において処理が開始されると、まずステップS1で3次元加工形状、例えばCADシステムにおける3次元製品形状モデルの表面上に、任意の間隔で削り残し量判定を行なうべき点が指定される。その間隔については特に制限がなく、その配置も格子状である必要はない。但し一般的には、図4などで示したように、加工工具の先端の部分に複数の点が含まれるように間隔が設定される。
次にステップS2で、削り残しを検証するための工具の径やその種類が選択される。ここでは削り残しの3次元形状の抽出方法の説明に重点をおくため、この工具の選択についてはあまり詳しく説明しないが、例えば使用予定の工具の中で最も径の大きい工具を選択したり、加工形状の寸法、例えば図2においてX軸方向の長さの5%に近い径の工具を選択するなどの方法を用いることによって、荒い加工を行なった場合の削り残し量を抽出することができ、削り残しとなった部分については、より小さい径の工具を使用した加工を検討する手始めとすることができる。
続いて図3で説明した削り残し量判定を行なうべき表面上の各点の全てに対して、ステップS3〜S12の処理が繰り返される。まずステップS3で、図4で説明したように最初の点に加工工具が配置され、ステップS4でその点で図5で説明したような加工工具11と加工形状10との干渉が存在しないか否かが判定され、存在する場合には図6で説明したように、ステップS5で加工工具11が加工形状10と干渉しない位置までZ軸方向に移動された後に、また存在しない場合には直ちにステップS6の処理に移行する。
ステップS6では、加工工具の内側にある3次元加工形状の上の全ての点、すなわち図7で説明した9つの点がZ軸方向に加工工具の表面に投影され、ステップS7で投影された9つの点と3次元加工形状上の対応する点との距離が抽出される。
そしてステップS8において、ステップS7で距離が抽出された9つの点について、それぞれ以前に別の加工工具配置点に対応して抽出された距離があればその距離との比較が行なわれ、今回抽出された距離の方が短い点に対しては、ステップS9で今回抽出された距離がその点での距離情報とされ、前回までの距離情報が廃棄された後にステップS11の処理に移行する。
これに対して、9つの点に対応する距離のうちで以前に抽出された時より距離が短くない点に対しては、ステップS10で以前に抽出された距離、すなわち前回までの距離情報がその点での距離情報として保持され、今回抽出された距離が廃棄された後にステップS11に移行する。
ステップS11では、加工工具を配置すべき点が次の点に移動され、ステップS12でその点を含め、全ての点に加工工具が配置されていたか否かが判定され、全ての点に対する配置が終わっていない場合にはステップS3以降の処理が繰り返される。
ステップS12で全部の点に加工工具が配置されたと判定されると、ステップS13で3次元加工形状の上の点と加工工具表面に投影された点とを用いて3次元形状が生成され、ステップS14でその形状が可視化されて出力され、処理を終了する。ステップS13、14の処理については更に後述する。
図8のステップS12までの処理によって、図3で説明した削り残し量を判定すべき全ての点について、選択された加工工具を用いた場合の削り残し量に対応する最小距離が抽出される。例えば図4において加工工具11の先端を配置した点15における削り残し量は0となるが、その右と左の点における削り残し量、すなわち距離は0とはならない。しかしながら加工工具11を右側に移動することによって、加工工具11の先端が右側の点の真上にきた時には、この右側の点における削り残し量、すなわち距離は0となり、ステップS8とステップS9、またはS10で各点に対して最も小さい値が残されるために、図3で説明した削り残し量判定を行なうべき点12のそれぞれに対する最小距離が削り残し量として抽出されることになる。
図9は、図8のステップS13における3次元削り残し形状生成の具体例の説明図である。同図において下側のPn〜Pn+4の点は、例えば図6で加工形状10の表面上にある点であり、P’n〜P’n+4はこの3次元加工形状10の表面上の点を加工工具11の表面に投影した点を示す。これらの点を頂点とする立体図形として3次元削り残し形状が表現される。
本実施形態ではこのような立体形状を三角柱の集合として表現するものとし、ここでは最も左側の三角柱、すなわち頂点としてPn,Pn+1,Pn+2,P’n,P’n+1およびP’n+2を持つ三角柱を含め、3つの三角柱によって3次元削り残し形状が表現されるものとする。
図10はこの3次元削り残し形状作成処理の詳細フローチャートである。同図において処理が開始されると、まずステップS21で図9で説明した最も左側の三角柱が作成され、ステップS22で中央の三角柱が作成され、ステップS23でそれ以外の三角柱、図9では最も右側の三角柱が作成され、ステップS24で作成された全ての三角柱が結合されて3次元の削り残し形状が作成され、処理を終了する。
図11は図8のステップS14における3次元形状可視化処理の詳細フローチャートである。本実施形態では、図9で説明した立体図形の最も外側の表面上に形成される三角形の全てに対して着色を行うことによって、3次元削り残し形状の可視化を行なうものとする。
図11において処理が開始されると、図9の立体図形の下側の面で最も左側の三角形がステップS26で作成され、ステップS27で下側の中央の三角形が作成され、ステップS28でそれ以外の立体図形の表面上の三角形の全てが作成される。ステップS29で作成された全ての三角形に対して任意の色の着色がなされ、処理を終了する。
以上において本発明の加工残し形状抽出装置、および抽出方法についてその詳細を説明したが、この装置は当然一般的なコンピュータシステムを中心として構成することが可能である。図12はそのようなコンピュータシステム、すなわちハードウエア環境の構成ブロック図である。
図12においてコンピュータシステムは中央処理装置(CPU)30、リードオンリメモリ(ROM)31、ランダムアクセスメモリ(RAM)32、通信インタフェース33、記憶装置34、入出力装置35、可搬型記憶媒体の読み取り装置36、およびこれらの全てが接続されたバス37によって構成されている。
記憶装置34としてはハードディスク、磁気ディスクなど様々な形式の記憶装置を使用することができ、このような記憶装置34、またはROM31に図8,図10、および図11などのフローチャートに示されたプログラムや、本発明の特許請求の範囲の請求項5のプログラムなどが格納され、そのようなプログラムがCPU30によって実行されることにより、本実施形態における加工残し形状抽出やその形状の可視化などが可能となる。
このようなプログラムは、プログラム提供者38側からネットワーク39、および通信インタフェース33を介して、例えば記憶装置34に格納されることも、また市販され、流通している可搬型記憶媒体40に格納され、読み取り装置36にセットされて、CPU30によって実行されることも可能である。可搬型記憶媒体40としてはCD−ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVDなど様々な形式の記憶媒体を使用することができ、このような記憶媒体に格納されたプログラムが読み取り装置36によって読み取られることにより、本実施形態における加工残し形状抽出などが可能となる。
以上詳細に説明したように本発明によれば、加工軌跡を生成することなく、加工工具に対応して削り残し部を抽出し、3次元形状として可視化することによって、3次元形状設計者などもそれを確認して、加工しやすい形状を設計段階から把握することが容易となり、加工効率を考慮した形状設計を行なうことが可能となる。
また削り残し部を効果的に削るような部分的な加工軌跡を作成することも可能となり、最初から最終的な製品の3次元形状全てに対する加工軌跡を生成する場合に比べて、工程設計を効率的に行なうことが可能となる。また削り残し量が多い場所もあらかじめ把握できるために、例えば先端の細い工具を用いて負荷の大きな加工を行なうような加工軌跡の作成を防止することが可能となり、安全で効率的な加工工程の設計を行なうシステムを実現することができ、3次元加工システムの加工効率向上に寄与するところが大きい。
Claims (6)
- 製品加工時における製品形状に対する加工残しの形状を抽出する装置において、
3次元製品形状モデルの表面上の任意の位置に対応して、該製品形状モデルと加工工具との干渉をおこさせることなく、加工工具を仮想配置する工具配置手段と、
該任意の位置と加工工具との距離を求める距離検出手段と、
前記任意の位置を移動させた時に前記形状モデルの表面上の各点に対して求められる前記距離の最小値を用いて、3次元加工残し形状を作成する3次元形状作成手段とを備えることを特徴とする加工残し形状抽出装置。 - 前記加工残し形状抽出装置において、
前記作成された3次元加工残し形状を可視化する3次元形状可視化手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の加工残し形状抽出装置。 - 製品加工時における製品形状に対する加工残しの形状を抽出する方法において、
3次元製品形状モデルの表面上の任意の位置に対応して、該製品形状モデルと加工工具との干渉をおこさせることなく、加工工具を仮想配置し、
該任意の位置と加工工具との距離を求め、
前記任意の位置を移動させた時に前記形状モデルの表面上の各点に対して求められる前記距離の最小値を用いて、3次元加工残し形状を作成することを特徴とする加工残し形状抽出方法。 - 前記加工残し形状抽出方法において、
更に、前記作成された3次元加工残し形状を可視化することを特徴とする請求項3記載の加工残し形状抽出方法。 - 製品加工時における製品形状に対する加工残しの形状を抽出する計算機によって使用されるプログラムにおいて、
3次元製品形状モデルの表面上の任意の位置に対応して、該製品形状モデルと加工工具との干渉をおこさせることなく、加工工具を仮想配置する手順と、
該任意の位置と加工工具との距離を求める手順と、
前記任意の位置を移動させた時に前記形状モデルの表面上の各点に対して求められる前記距離の最小値を用いて、3次元加工残し形状を作成する手順とを計算機に実行させるためのプログラム。 - 製品加工時における製品形状に対する加工残しの形状を抽出する計算機によって使用される記憶媒体において、
3次元製品形状モデルの表面上の任意の位置に対応して、該製品形状モデルと加工工具との干渉をおこさせることなく、加工工具を仮想配置するステップと、
該任意の位置と加工工具との距離を求めるステップと、
前記任意の位置を移動させた時に前記形状モデルの表面上の各点に対して求められる前記距離の最小値を用いて、3次元加工残し形状を作成するステップとを計算機に実行させるプログラムを格納した計算機読出し可能可搬型記憶媒体。
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