JPWO2004092963A1 - 情報提供方法、情報提供プログラム、情報表示プログラム、情報提供装置および情報表示装置 - Google Patents
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Abstract
ネットワークを介して接続されたクライアント装置からの要求に応答して情報を提供する情報提供装置であって、提供する情報を記憶した情報記憶部からクライアント装置の要求する情報を取得する情報取得部と、各情報の利用履歴を利用履歴記憶部に蓄積し、蓄積した利用履歴を用いて各情報の利用比率を算定する利用履歴蓄積算定部と、利用比率を用いて情報の表示形態を変更する表示形態変更部と、利用者などから利用比率算定方式および表示形態変更方式の指定を受け、指定を受けた利用比率算定方式および表示形態変更方式を変更方式情報記憶部に記憶する変更方式指定部とを備える。
Description
この発明は、ネットワークを介して接続されたクライアント装置からの要求に応答して情報を提供する情報提供方法、情報提供プログラムおよび情報提供装置、ならびに利用者の要求に応答して情報を表示する情報表示プログラムおよび情報表示装置に関し、特に、よく利用される情報を見つけ易く表示し、利用者の情報利用効率を向上することができる情報提供方法、情報提供プログラム、情報提供装置、情報表示プログラムおよび情報表示装置に関するものである。
現在、ウェブサイト上やコンピュータシステム内には文書や図面を含む多数の情報が存在しており、さらに、1つの文書や図面の中にも多数の情報が存在している。また、HTML(Hyper Text Markup Language)に代表されるハイパーテキストは、1つの文章や図面の中の任意の項目に対して、同一文書内や図面内の別の項目あるいは他の文書や図面を、リンクを介して関連づけることを可能にし、その結果、様々な情報をリンクを辿って閲覧することが可能になった(非特許文献1参照。)。
さらに、様々な情報のディレクトリとして電話帳のような役割を果たすポータルサイトや、番号案内のような役割を果たす検索エンジンなど、膨大な情報の中で利用者が必要な情報を効率良く見つけ出す工夫がなされている。
また、頻繁に利用するウェブページを記憶したブックマークの表示を参照時間や参照頻度の順に自動的に並べ替え、情報検索効率を向上させることもおこなわれている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平10−334120号公報 特開兵10−187711号公報 ″HTML 4.0 Specification,″W3C Recommendation,revised on 24−Apr−1998、[平15年3月14日検索]、インターネット<URL:http://www.w3.org/TR/1998/REC−html40−19980424/>
さらに、様々な情報のディレクトリとして電話帳のような役割を果たすポータルサイトや、番号案内のような役割を果たす検索エンジンなど、膨大な情報の中で利用者が必要な情報を効率良く見つけ出す工夫がなされている。
また、頻繁に利用するウェブページを記憶したブックマークの表示を参照時間や参照頻度の順に自動的に並べ替え、情報検索効率を向上させることもおこなわれている(たとえば、特許文献1参照。)。
しかしながら,ポータルサイト内の各ページや検索されたページ内にも多くの情報が掲載されており、その中から利用者が必要な情報を見つけ出すだけでも大変であるという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、よく利用される情報を見つけ易く表示し、利用者の情報利用効率を向上することができる情報提供方法、情報提供プログラム、情報提供装置、情報表示プログラムおよび情報表示装置を提供することを目的としている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、よく利用される情報を見つけ易く表示し、利用者の情報利用効率を向上することができる情報提供方法、情報提供プログラム、情報提供装置、情報表示プログラムおよび情報表示装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、ネットワークを介して接続されたクライアント装置からの要求に応答して情報を提供する情報提供方法であって、提供する情報についての利用者の利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積工程と、前記利用履歴蓄積工程により蓄積された利用履歴に基づいて前記クライアント装置に提供する情報の表示形態を変更する表示形態変更工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたクライアント装置からの要求に応答して情報を提供する情報提供プログラムであって、提供する情報についての利用者の利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積手順と、前記利用履歴蓄積手順により蓄積された利用履歴に基づいて前記クライアント装置に提供する情報の表示形態を変更する表示形態変更手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたクライアント装置からの要求に応答して情報を提供する情報提供装置であって、提供する情報についての利用者の利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積手段と、前記利用履歴蓄積手段により蓄積された利用履歴に基づいて前記クライアント装置に提供する情報の表示形態を変更する表示形態変更手段と、を備えたことを特徴とする。
かかる発明によれば、提供する情報についての利用者の利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいてクライアント装置に提供する情報の表示形態を変更することとしたので、よく利用される情報を見つけ易く表示し、利用者の情報利用効率を向上することができる。
また、本発明は、利用者の要求に応答して情報を表示する情報表示プログラムであって、表示する情報についての利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積手順と、前記利用履歴蓄積手順により蓄積された利用履歴に基づいて前記情報の表示形態を変更する表示形態変更手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、利用者の要求に応答して情報を表示する情報表示装置であって、表示する情報についての利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積手段と、前記利用履歴蓄積手段により蓄積された利用履歴に基づいて前記情報の表示形態を変更する表示形態変更手段と、を備えたことを特徴とする。
かかる発明によれば、表示する情報についての利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいて情報の表示形態を変更することとしたので、よく利用される情報を見つけ易く表示し、利用者の情報利用効率を向上することができる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたクライアント装置からの要求に応答して情報を提供する情報提供プログラムであって、提供する情報についての利用者の利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積手順と、前記利用履歴蓄積手順により蓄積された利用履歴に基づいて前記クライアント装置に提供する情報の表示形態を変更する表示形態変更手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたクライアント装置からの要求に応答して情報を提供する情報提供装置であって、提供する情報についての利用者の利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積手段と、前記利用履歴蓄積手段により蓄積された利用履歴に基づいて前記クライアント装置に提供する情報の表示形態を変更する表示形態変更手段と、を備えたことを特徴とする。
かかる発明によれば、提供する情報についての利用者の利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいてクライアント装置に提供する情報の表示形態を変更することとしたので、よく利用される情報を見つけ易く表示し、利用者の情報利用効率を向上することができる。
また、本発明は、利用者の要求に応答して情報を表示する情報表示プログラムであって、表示する情報についての利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積手順と、前記利用履歴蓄積手順により蓄積された利用履歴に基づいて前記情報の表示形態を変更する表示形態変更手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、利用者の要求に応答して情報を表示する情報表示装置であって、表示する情報についての利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積手段と、前記利用履歴蓄積手段により蓄積された利用履歴に基づいて前記情報の表示形態を変更する表示形態変更手段と、を備えたことを特徴とする。
かかる発明によれば、表示する情報についての利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいて情報の表示形態を変更することとしたので、よく利用される情報を見つけ易く表示し、利用者の情報利用効率を向上することができる。
第1図は、本実施の形態1に係る情報表示形態変更の概念を説明するための説明図であり、第2図は、本実施の形態1に係る情報提供システムのシステム構成を示す機能ブロック図であり、第3図は、利用履歴記憶部が記憶する利用履歴の一例を示す図であり、第4図は、本実施の形態1に係る情報提供システムの処理手順を示すフローチャートであり、第5図は、第2図に示した利用履歴蓄積算定部による利用比率算定処理の処理手順を示すフローチャートであり、第6図は、第2図に示した変更方式指定部の処理手順を示すフローチャートであり、第7図は、本実施の形態1に係る他の表示形態変更例を示す図であり、第8図は、本実施の形態1に係る別の表示形態変更例を示す図であり、第9図は、本実施の形態1に係る別の表示形態変更の別の例を示す図であり、第10図は、本実施の形態1に係る情報提供システムの他のシステム構成を示す機能ブロック図であり、第11図は、本実施の形態2に係る情報表示装置による情報表示形態変更の一例を示す図であり、第12図は、本実施の形態2に係る情報表示装置の構成を示す機能ブロック図であり、第13図は、本実施の形態1および2に係る情報提供プログラム、利用履歴管理プログラムおよび情報表示プログラムを実行するコンピュータシステムを示す図である。
以下、添付図面を参照して、この発明に係る情報提供方法、情報提供プログラム、情報表示プログラム、情報提供装置および情報表示装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
まず、本実施の形態1に係る情報表示形態変更の概念について説明する。第1図は、本実施の形態1に係る情報表示形態変更の概念を説明するための説明図である。同図(a)は、従来のウェブページ表示を示し、同図(b)は、本実施の形態1に係るウェブページ表示を示している。
同図(a)に示すように、従来のウェブページ表示では、ウェブページ作成時にあらかじめ定められた文字の大きさや色で情報が表示される。したがって、多くの利用者に関心がある情報も、他の情報と同様にあらかじめ定められた文字の大きさや色で表示される。
一方、同図(b)に示すように、本実施の形態1に係るウェブページ表示では、多くの利用者が利用した情報は、大きな文字を使って表示する。たとえば、ニュースの中の3月13日の項目およびトピックスの中の3月10日の項目は、多くの利用者から利用されたため、他の項目と比較して大きな文字で表示されている。同様に、リンクAも多くの利用者から利用されたため、他のリンクと比較して大きな文字で表示されている。
このように、本実施の形態1に係るウェブページ表示では、各ウェブページの利用履歴を蓄え、多くの利用者から利用されたウェブページへのリンクを大きな文字で表示することによって、利用頻度の高い情報を見付け易くしている。また、ここでは、文字を大きくする場合のみを示したが、図形、文字、背景などの色を濃くしたり、線や文字を太くしたりすることもできる。
その他、本実施の形態1に係る情報表示では、不特定多数の利用者の利用履歴に基づいて表示形態を変更するだけでなく、利用者を複数のカテゴリに分類し、特定のカテゴリに属する利用者の利用履歴に基づいて表示形態を変更することもできる。
次に、本実施の形態1に係る情報提供システムのシステム構成について説明する。第2図は、本実施の形態1に係る情報提供システムのシステム構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この情報提供システムは、利用者に情報を提供する情報提供装置200と、インターネット300を介して利用者が情報提供装置200を利用するためのクライアント装置1001〜100nから構成される。
クライアント装置1001〜100nは、利用者に閲覧するウェブページを指定させる情報指定入力部110と、指定されたウェブページを表示する表示部120と、利用者に情報表示変更方式を指定させる変更方式入力部130と、インターネット300を介して情報提供装置200と通信する通信部140と、全体を制御する制御部150とを有する。なお、情報表示変更方式の詳細については後述する。
情報提供装置200は、情報取得部210と、利用履歴蓄積算定部220と、表示形態変更部230と、変更方式指定部240と、通信部250と、情報記憶部260と、利用履歴記憶部270と、変更方式情報記憶部280と、制御部290とを有する。
情報取得部210は、利用者が要求したウェブページを情報記憶部260から取得する処理部であり、取得したウェブページを表示形態変更部230に渡すとともに、どのウェブページが利用者に要求されて表示されるかを利用履歴蓄積算定部220に伝える。
利用履歴蓄積算定部220は、提供するウェブページの利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいて各ウェブページの利用比率を算定する処理部である。ここで、各ウェブページの利用比率は、(対象者が各ウェブページを一定期間内に利用した回数)/(全利用者が各ウェブページを一定期間内に利用した回数)であり、対象者とは、利用者を複数のカテゴリに分類し、ウェブページの表示を要求した利用者と同一カテゴリに属する利用者である。したがって、自分と同じカテゴリに属する利用者がよく利用するウェブページの利用比率は大きくなり、自分と同じカテゴリに属する利用者があまり利用しないウェブページの利用比率は小さくなる。
なお、カテゴリは、利用者の性別、年齢、既婚未婚、職業、趣味、年齢、住所、現在いる場所、アクセス経路などに基づいて利用者および情報提供装置200の管理者が作成することができる。
また、各ウェブページの利用比率としては、(対象者が先週各ウェブページを利用した回数)/(対象者が先々週各ウェブページを利用した回数)を用いることも可能であり、この利用比率は、対象者の時間的関心の推移を定量化している。その他、各ウェブページの利用比率としては、(対象者が各ウェブページを一定期間内に利用した回数)/(対象者が情報提供装置内の全ウェブページを一定期間内に利用した回数)を用いることも可能であり、この利用比率は、他のウェブページと比較した各ウェブページの利用頻度を定量化している。
さらに、これらの利用比率が使用する「利用した回数」の代わりに「利用した総時間」、「利用した回数×利用した総時間」、「利用した頻度」などを用いることもできる。また、「対象者」として、「特定のカテゴリに属する利用者」、「全利用者」を用いることもできる。ここで、「特定のカテゴリに属する利用者」として「特定の利用者」を用いることもできる。そして、利用者あるいは情報提供装置200の管理者は、情報表示変更方式を変更することによって、これらの中でどの利用比率を用いるかを変更することができる。
表示形態変更部230は、情報取得部210から受け取ったウェブページの表示形態を利用履歴蓄積算定部220が算定した利用比率に基づいて変更する処理部であり、表示するウェブページ内の各リンクの文字の大きさや色の濃さなどを変更する場合と表示するウェブページ全体の背景色の濃さなどを変更する場合がある。この表示形態変更部230が、利用履歴蓄積算定部220が算定した利用比率に基づいてウェブページの表示形態を変更することによって、利用者は、利用頻度の高い情報を効率良く見つけることができる。
変更方式指定部240は、情報表示変更方式、具体的には、利用比率算定方式および表示形態変更方式を利用者や情報提供装置200の管理者の指定に基づいて変更する処理部であり、指定された利用比率算定方式および表示形態変更方式に関する情報を変更方式記憶部270に格納する。
なお、表示形態変更方式としては、表示する文字や図の色、明るさ、濃さ、形、大きさ、線の太さなどや、表示する文字や図の背景の色、明るさ、濃さ、形、大きさ、線の太さなどがある。
通信部250は、クライアント装置1001〜100nとインターネット300を介して通信する処理部であり、クライアント装置1001〜100nからウェブページの指定、利用比率算定方式の指定、表示形態変更方式の指定などを受信し、クライアント装置1001〜100nにウェブページなどを送信する。
情報記憶部260は、利用者がクライアント装置1001〜100nから利用できる情報を記憶した記憶部であり、具体的には、URLで指定されるウェブページを記憶する。
利用履歴記憶部270は、情報記憶部260に記憶したウェブページの利用履歴を記憶した記憶部であり、利用履歴蓄積算定部220は、この利用履歴記憶部270に各ウェブページの利用履歴を格納し、格納した利用履歴を用いて各ウェブページの利用比率を算定する。
第3図は、利用履歴記憶部270が記憶する利用履歴の一例を示す図である。同図に示すように、この利用履歴は、各ウェブページに対して、URLと、内容と、各利用者の利用日時と、全利用者の利用合計(利用回数および利用総時間)と、各カテゴリに属する利用者の利用合計(利用回数および利用総時間)とを対応させて記憶している。
たとえば、URLが「A/a.html」で内容が「リンクA」である情報は、「利用者XXX1」によって「2002/03/01の12:34から12:35」までの間と「2002/03/03の13:45から13:47」までの間利用され、「利用者XXX2」によって「2002/03/02の09:11から09:17」までの間利用され、全利用者の利用回数および利用総時間は「800,000回」および「50,000時間」であり、「カテゴリ1」に属する利用者の利用回数および利用総時間は「200,000回」および「10,000時間」であり、「カテゴリk」に属する利用者の利用回数および利用総時間は「500,000回」および「20,000時間」であるなどを示している。
また、各利用者については、利用者の名前と、ユーザIDと、利用者を複数のカテゴリに分類するために使用する性別、既婚者か独身者かの区別、趣味、年齢、職業および住所を記憶している。たとえば、名前が「利用者XXX1」でユーザIDが「0000010」である利用者は、「23歳」の「独身」の「女性」であり、職業は「会社員」であり、趣味は「音楽鑑賞」であり、「大阪」に住んでいることを示している。
また、各カテゴリについては、カテゴリを特徴付ける情報を記憶している。たとえば、「カテゴリ1」に属する利用者は、「20代の独身女性」であり、「カテゴリk」に属する利用者は、「30代の既婚男性」であることを示している。
変更方式情報記憶部280は、利用者または情報提供装置200の管理者によって指定された利用比率算定方式および表示形態変更方式に関する情報を記憶した記憶部である。
制御部290は、情報提供装置200全体を制御する処理部であり、各処理部間の制御の受け渡しや、各処理部と各記憶部間のデータの受け渡しなどを制御する。
次に、本実施の形態1に係る情報提供システムの処理手順について説明する。第4図は、本実施の形態1に係る情報提供システムの処理手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、利用者がクライアント装置1001から情報提供要求をおこなう場合について説明する。
同図に示すように、この情報提供システムは、クライアント装置1001が利用者の入力したユーザIDを情報提供装置200に送信し(ステップS401)、ユーザIDを受け取った情報提供装置200は、利用者の属するカテゴリなどのユーザ情報を利用履歴記憶部270から取得する(ステップS402)。
そして、クライアント装置1001が利用者の入力したURLを情報提供装置200に送信すると(ステップS403)、情報提供装置200の情報取得部210が情報記憶部260からURLで指定されたウェブページを取得し(ステップS404)、利用履歴蓄積算定部220が現在表示しているウェブページの利用履歴を利用履歴記憶部270に蓄積する(ステップS405)。
なお、この利用履歴の蓄積処理は、情報提供装置200が提供するウェブページの中のいずれかのウェブページが最初に指定された際は、現在表示しているウェブページは管理対象外であるため、おこなわない。
そして、利用履歴蓄積算定部220が、URLで指定されたウェブページ内の各リンクに対して利用比率を算定し(ステップS406)、表示形態変更部230が、利用比率を用いて各リンクの表示形態を変更する(ステップS407)。そして、通信部250がウェブページの表示情報をクライアント装置1001に送信する(ステップS408)。
すると、クライアント装置1001は、受信したウェブページを表示し(ステップS409)、利用者からの次の入力を待つ。そして、利用者の入力がログアウトであるか否かを判定し(ステップS410)、ログアウトでない場合には、ステップ403に戻って、URLを情報提供装置200に送信する。
一方、利用者の入力がログアウトの場合には、クライアント装置1001は、情報提供装置200にログアウトを通知し(ステップS411)、情報提供装置200は、現在表示しているウェブページの利用履歴を利用履歴記憶部270に蓄積する(ステップS412)。
次に、第2図に示した利用履歴蓄積算定部220による利用比率算定処理について説明する。第5図は、第2図に示した利用履歴蓄積算定部220による利用比率算定処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、この利用比率算定処理は、第4図に示したステップS406の処理に対応する。
第5図に示すように、この利用比率算定処理は、情報取得部210が取得したウェブページからリンクを一つ選択し(ステップS501)、選択したリンクについて全ての利用者の利用回数Sを利用履歴記憶部270から取得する(ステップS502)。
また、選択したリンクについて、このウェブページの閲覧を要求した利用者と同じカテゴリに属する利用者の利用回数Tを利用履歴記憶部270から取得し(ステップS503)、選択したリンクについての利用比率T/Sを算定し(ステップS504)、表示形態変更部230が読み出せる記憶領域にリンク毎に格納する。
そして、全てのリンクについて利用比率を算定したか否かを判定し(ステップS505)、全てのリンクについて利用比率を算定した場合には、処理を終了し、全てのリンクについて利用比率を算定していない場合には、ステップS501に戻って他のリンクの利用比率を算定する。
このように、利用履歴蓄積算定部220が利用履歴記憶部270に記憶された各ウェブページに対する利用履歴を用いて利用比率を算定することによって、表示形態変更部230が利用履歴に基づく表示形態の変更をおこなうことができる。
次に、第2図に示した変更方式指定部240の処理について説明する。第6図は、第2図に示した変更方式指定部240の処理手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、情報提供装置200の管理者が利用比率算定方式および表示形態変更方式を変更する場合について説明するが、利用者がクライアント装置1001〜100nから変更することもできる。
同図に示すように、この変更方式指定部240は、管理者に利用比率算定方式の変更か表示形態変更方式の変更かを選択させ(ステップS601)、管理者が利用比率算定方式の変更を選択した場合には、利用比率の算定に使用するカテゴリの変更か利用データの変更かを選択させる(ステップS602)。
そして、管理者が利用比率の算定に使用するカテゴリの変更を選択した場合には、さらに、既にあるカテゴリの中から新たに使用するカテゴリを指定するのか、新たなカテゴリを作成するのかを選択させる(ステップS603)。
その結果、管理者が既にあるカテゴリの中から新たに使用するカテゴリを指定することを選択した場合には、カテゴリ一覧を表示し(ステップS604)、管理者に一覧表からカテゴリを選択させ(ステップS605)、選択されたカテゴリを変更方式情報記憶部280に格納する(ステップS606)。
一方、管理者が新たなカテゴリの作成を選択した場合には、管理者の指定にしたがって、新たなカテゴリを作成し(ステップS607)、作成したカテゴリを変更方式情報記憶部280に格納する(ステップS606)。
また、管理者が利用比率の算定に使用する利用データの変更を選択した場合には、利用データとして利用回数、利用時間またはそれらの積のいずれのデータを利用するかを管理者に選択させ(ステップS608)、選択されたデータを利用データとすることを変更方式情報記憶部280に格納する(ステップS609)。
また、管理者が表示形態変更方式の変更を選択した場合には、リンク表示変更形態の変更か背景表示変更形態の変更かを管理者に選択させる(ステップS610)。その結果、管理者がリンク表示変更形態の変更を選択した場合には、新たなリンク表示変更形態を指定させ(ステップS611)、指定されたリンク表示変更形態を変更方式情報記憶部280に格納する(ステップS612)。
一方、管理者が背景表示変更形態の変更を選択した場合には、新たな背景表示変更形態を指定させ(ステップS613)、指定されたリンク表示変更形態を変更方式情報記憶部280に格納する(ステップS612)。
このように、この変更方式指定部240が、情報提供装置200の管理者または利用者に利用比率算定方式および表示形態変更方式を選択させることによって、管理者および利用者のニーズに合った情報表示形態の変更が可能になる。
次に、本実施の形態1に係る他の表示形態変更例について説明する。第7図は、本実施の形態1に係る他の表示形態変更例を示す図である。同図は、ウェブサイトのサイトマップを示す図である。同図に示すように、本実施の形態1に係るサイトマップの表示では、よく利用されるリンクを表示する場合に、その周囲を濃い色に配色することによって、よく利用されるリンクを見つけ易くしている。すなわち、同図において、b.htmlはよく利用されるリンクを示し、文字列「b.html」の周囲を濃い色に配色し、次によく利用されるAの文字列「A」の周囲をやや濃い色に配色している。
第8図は、本実施の形態1に係る別の表示形態変更例を示す図である。同図は、複数のウェブページを利用比率に基づいて色の濃さを変更して表示した例を示す図である。同図に示すように、本実施の形態1に係るウェブページの表示では、よく利用されるウェブページを表示する場合に、そのウェブページを濃い色に配色することによって、よく利用されるウェブページを目立つようにしている。すなわち、同図において、A/b.htmlはよく利用されるウェブページを示し、このウェブページを最も濃く配色し、次によく利用されるウェブページAを次に濃い色に配色して表示している。
第9図は、本実施の形態1に係る別の表示形態変更例を示す図である。同図は、ウェブページ全体の表示形態を変更する例を示しており、よく利用されるウェブページを表示する場合に、そのページ全体の背景色を濃くしている。
上述したように、本実施の形態1では、利用履歴蓄積算定部220が、各ウェブページの利用履歴を利用履歴記憶部270に蓄積し、蓄積した利用履歴を用いて各ウェブページの利用比率を算定し、表示形態変更部230が、利用比率を用いてウェブページの表示形態を変更することとしたので、よく利用されるウェブページを見つけ易く表示することができる。
また、本実施の形態1では、変更方式指定部240が情報提供装置200の管理者および利用者から利用比率算定方式および表示形態変更方式の指定を受けて変更方式情報記憶部280に記憶し、利用履歴蓄積算定部220が変更方式情報記憶部280に記憶した方式にしたがって利用比率を算定し、表示形態変更部230が変更方式情報記憶部280に記憶した方式にしたがって表示形態を変更することとしたので、管理者や利用者のニーズに合わせて表示形態を変更することができる。
また、本実施の形態1では、情報提供装置200の管理者および利用者が表示形態変更方式を指定することとしたが、情報提供装置200が表示形態変更方式を決定することもできる。たとえば、ウェブページが多くの色を使って作成されている場合には、よく利用されるリンクの色を変えるよりは、文字の大きさを変えることが有効となる。一方、ウェブページが少ない色で様々な大きさの文字を使って作成されている場合には、よく利用されるリンクの色を変えることが有効となる。したがって、情報提供装置200がウェブページに使われている色や文字の大きさを調べ、そのウェブページに最適な表示形態の変更方式を決定することができる。
また、本実施の形態1では、全ての利用者に対して提供する情報の表示形態を変更して表示する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一部の利用者だけに対して表示形態を変更して表示する場合にも同様に適用することができる。ここで、一部の利用者としては、対象としているウェブサイトにログインしている利用者、特定の年齢や性別などのカテゴリに属する利用者、あるいは、エキスパート利用者などを指定することができる。このような、一部の利用者の指定は、たとえば、情報提供装置200の管理者がおこなうことができる。その際、情報を利用した利用者と、その利用履歴に基づいて表示形態を変更した情報を見せる利用者はまったく別であっても構わない。
なお、本実施の形態1では、情報を提供する情報提供装置200に利用履歴蓄積算定部220や表示形態変更部230などを設け、利用比率の算定および表示形態の変更をおこなうこととしたが、これらの機能構成部を情報提供装置200とは別の装置に設けることもできる。そこで、利用履歴蓄積算定部や表示形態変更部などを別の装置に設ける場合について説明する。
第10図は、本実施の形態1に係る情報提供システムの他のシステム構成を示す機能ブロック図である。なお、ここでは説明の便宜上、第2図に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
同図に示すように、この情報提供システムは、利用者に情報を提供する情報提供装置1010と、ウェブページの利用履歴を管理して表示形態を変更する利用履歴管理装置1020と、インターネット300を介して利用者が情報提供装置1010を利用するためのクライアント装置1001〜100nから構成される。
情報提供装置1010は、情報取得部1011と、通信部1012と、制御部1013と、情報記憶部260とを有する。情報取得部1011は、クライアント装置1001〜100nから指定されたウェブページを情報記憶部260から取得し、取得したウェブページを利用履歴管理装置1020に送る。通信部1012は、クライアント装置1001〜100nおよび利用履歴管理装置1020と通信をおこない、制御部1013は、情報提供装置1010全体を制御する。
利用履歴管理装置1020は、利用履歴蓄積算定部1021と、表示形態変更部1022と、変更方式指定部1023と、利用履歴記憶部1024と、変更方式情報記憶部1025と、通信部1026と、制御部1027とを有する。
利用履歴蓄積算定部1021は、情報提供装置1010が提供するウェブページの利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいて各表示情報の利用比率を算定する処理部であり、表示形態変更部1022は、情報提供装置1010から受け取った情報の表示形態を利用履歴蓄積算定部1021が算定した利用比率に基づいて変更する処理部である。
変更方式指定部1023は、利用比率算定方式および表示形態変更方式を利用者や情報提供装置1010の管理者の指定に基づいて変更する処理部であり、通信部1026は、クライアント装置1001〜100nおよび情報提供装置1010とインターネット300を介して通信する処理部である。
利用履歴記憶部1024は、情報提供装置1010が提供するウェブページの利用履歴を記憶した記憶部であり、変更方式情報記憶部1025は、利用者または情報提供装置1010の管理者によって指定された利用比率算定方式および表示形態変更方式に関する情報を記憶した記憶部である。制御部1027は、利用履歴管理装置1020全体を制御する処理部である。
このように、この情報提供システムでは、情報提供装置1010とは別の利用履歴管理装置1020が、情報提供装置1010が提供するウェブページの利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいてウェブページの表示形態を変更することとしたので、情報提供サービスとは独立に、利用履歴に基づく表示形態変更サービスを提供することができる。
実施の形態2.
ところで、上記実施の形態1では、インターネットを介して接続されたクライアント装置に情報提供装置が提供するウェブページの表示形態を利用履歴に基づいて変更する場合について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、単独で動作する情報表示装置が情報を表示する場合にも、同様に適用することができる。そこで、本実施の形態2では、利用履歴に基づいて情報表示形態を変更する情報表示装置について説明する。
まず、本実施の形態2に係る情報表示装置による情報表示形態変更の例について説明する。第11図は、本実施の形態2に係る情報表示装置による情報表示形態変更の一例を示す図である。同図は、フォルダの情報を表示した場合を示している。
同図に示すように、本実施の形態2に係る情報表示装置は、よく利用するフォルダや文書は濃く表示し、あまり利用しないフォルダや文書は薄く表示する。このように、よく利用するフォルダや文書を濃く表示することによって、よく利用する情報を見つけ易くすることができる。
次に、本実施の形態2に係る情報表示装置の構成について説明する。第12図は、本実施の形態2に係る情報表示装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この情報表示装置1200は、情報指定入力部1201と、情報取得部1210と、利用履歴蓄積算定部1220と、表示形態変更部1230と、変更方式指定部1240と、表示部1250と、情報記憶部1260と、利用履歴記憶部1270と、変更方式情報記憶部1280と、制御部1290とを有する。
情報指定入力部1201は、利用者が表示したい情報を指定する処理部であり、情報取得部1210は、利用者が指定した情報を情報記憶部1260から取得し、表示形態変更部1230に渡す。利用履歴蓄積算定部1220は、情報記憶部1260に記憶する情報の利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいて各表示情報の利用比率を算定する処理部であり、表示形態変更部1230は、情報取得部1210から受け取った情報の表示形態を利用履歴蓄積算定部1220が算定した利用比率に基づいて変更する処理部である。
変更方式指定部1240は、利用比率算定方式および表示形態変更方式を利用者の指定に基づいて変更する処理部である。ただし、この情報表示装置1200の利用者は一人であり、利用比率算定方式は、一人の利用者の利用履歴に基づくものとなる。したがって、利用比率としては、たとえば、(表示する各情報の利用回数)/(表示する各情報の利用回数の総合計)を用いる。
表示部1250は、利用者が指定した情報などを表示装置に表示する処理部であり、情報記憶部1260は、図面や文書などの情報を記憶した記憶部である。利用履歴記憶部1270は、情報記憶部1260が記憶した情報の利用履歴を記憶した記憶部であり、変更方式情報記憶部1280は、利用者によって指定された利用比率算定方式および表示形態変更方式に関する情報を記憶した記憶部である。制御部1290は、情報表示装置1200全体を制御する処理部である。
上述したように、本実施の形態2では、利用履歴蓄積算定部1220が、情報記憶部1260に記憶した情報の利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいて表示形態変更部1230が利用者の指定する情報の表示形態を変更することとしたので、よく利用される情報を見つけ易い表示形態で表示することができる。
なお、本実施の形態1および2では、情報提供装置、利用履歴管理装置および情報表示装置について説明したが、これらの情報提供装置、利用履歴管理装置および情報表示装置が有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する情報提供プログラム、利用履歴管理プログラムおよび情報表示プログラムを得ることができる。そこで、これらの情報提供プログラム、利用履歴管理プログラムおよび情報表示プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明する。
第13図は、本実施の形態1および2に係る情報提供プログラム、利用履歴管理プログラムおよび情報表示プログラムを実行するコンピュータシステムを示す図である。同図に示すように、このコンピュータシステム1300は、本体部1310と、本体部1310からの指示によって表示画面を表示する表示装置1320と、コンピュータシステム1300に種々の情報を入力するためのキーボード1330と、表示画面上の位置を指定するマウス1340とを有する。
また、本体部1310は、キャッシュを有するCPU1311と、RAM1312と、ROM1313と、ハードディスクドライブ(HDD)1314と、CD−ROM/DVDドライブ1315と、FDドライブ1316と、I/Oインタフェース1317と、LANインタフェース1318と、モデム1319とを有する。
そして、このコンピュータシステム1300は、LANインタフェース1318に接続されたLAN1350を介してほかのコンピュータシステム(PC)1351、サーバ1352、プリンタ1353などに接続することができ、モデム1319を介して公衆回線1360に接続することができる。
また、このコンピュータシステム1300において実行される情報提供プログラム、利用履歴管理プログラムおよび情報表示プログラムは、フロッピィディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスクおよびICカードなどの可搬型記憶媒体に記憶され、これらの記憶媒体から読み出されてコンピュータシステム1300にインストールされる。
あるいは、これらの情報提供プログラム、利用履歴管理プログラムおよび情報表示プログラムは、LANインタフェース1318を介して接続されたサーバ1352のデータベース、他のコンピュータシステム(PC)1351のデータベースおよび公衆回線1360を介して接続される他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータシステム1300にインストールされる。
そして、インストールされた情報提供プログラム、利用履歴管理プログラムおよび情報表示プログラムは、HDD1314に記憶され、RAM1312、ROM1313などを利用してCPU1311により実行される。
以上説明したように、本発明によれば、提供する情報についての利用者の利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいてクライアント装置に提供する情報の表示形態を変更するよう構成したので、よく利用される情報を見つけ易く表示し、利用者の情報利用効率を向上することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、表示する情報についての利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいて情報の表示形態を変更するよう構成したので、よく利用される情報を見つけ易く表示し、利用者の情報利用効率を向上することができるという効果を奏する。
実施の形態1.
まず、本実施の形態1に係る情報表示形態変更の概念について説明する。第1図は、本実施の形態1に係る情報表示形態変更の概念を説明するための説明図である。同図(a)は、従来のウェブページ表示を示し、同図(b)は、本実施の形態1に係るウェブページ表示を示している。
同図(a)に示すように、従来のウェブページ表示では、ウェブページ作成時にあらかじめ定められた文字の大きさや色で情報が表示される。したがって、多くの利用者に関心がある情報も、他の情報と同様にあらかじめ定められた文字の大きさや色で表示される。
一方、同図(b)に示すように、本実施の形態1に係るウェブページ表示では、多くの利用者が利用した情報は、大きな文字を使って表示する。たとえば、ニュースの中の3月13日の項目およびトピックスの中の3月10日の項目は、多くの利用者から利用されたため、他の項目と比較して大きな文字で表示されている。同様に、リンクAも多くの利用者から利用されたため、他のリンクと比較して大きな文字で表示されている。
このように、本実施の形態1に係るウェブページ表示では、各ウェブページの利用履歴を蓄え、多くの利用者から利用されたウェブページへのリンクを大きな文字で表示することによって、利用頻度の高い情報を見付け易くしている。また、ここでは、文字を大きくする場合のみを示したが、図形、文字、背景などの色を濃くしたり、線や文字を太くしたりすることもできる。
その他、本実施の形態1に係る情報表示では、不特定多数の利用者の利用履歴に基づいて表示形態を変更するだけでなく、利用者を複数のカテゴリに分類し、特定のカテゴリに属する利用者の利用履歴に基づいて表示形態を変更することもできる。
次に、本実施の形態1に係る情報提供システムのシステム構成について説明する。第2図は、本実施の形態1に係る情報提供システムのシステム構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この情報提供システムは、利用者に情報を提供する情報提供装置200と、インターネット300を介して利用者が情報提供装置200を利用するためのクライアント装置1001〜100nから構成される。
クライアント装置1001〜100nは、利用者に閲覧するウェブページを指定させる情報指定入力部110と、指定されたウェブページを表示する表示部120と、利用者に情報表示変更方式を指定させる変更方式入力部130と、インターネット300を介して情報提供装置200と通信する通信部140と、全体を制御する制御部150とを有する。なお、情報表示変更方式の詳細については後述する。
情報提供装置200は、情報取得部210と、利用履歴蓄積算定部220と、表示形態変更部230と、変更方式指定部240と、通信部250と、情報記憶部260と、利用履歴記憶部270と、変更方式情報記憶部280と、制御部290とを有する。
情報取得部210は、利用者が要求したウェブページを情報記憶部260から取得する処理部であり、取得したウェブページを表示形態変更部230に渡すとともに、どのウェブページが利用者に要求されて表示されるかを利用履歴蓄積算定部220に伝える。
利用履歴蓄積算定部220は、提供するウェブページの利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいて各ウェブページの利用比率を算定する処理部である。ここで、各ウェブページの利用比率は、(対象者が各ウェブページを一定期間内に利用した回数)/(全利用者が各ウェブページを一定期間内に利用した回数)であり、対象者とは、利用者を複数のカテゴリに分類し、ウェブページの表示を要求した利用者と同一カテゴリに属する利用者である。したがって、自分と同じカテゴリに属する利用者がよく利用するウェブページの利用比率は大きくなり、自分と同じカテゴリに属する利用者があまり利用しないウェブページの利用比率は小さくなる。
なお、カテゴリは、利用者の性別、年齢、既婚未婚、職業、趣味、年齢、住所、現在いる場所、アクセス経路などに基づいて利用者および情報提供装置200の管理者が作成することができる。
また、各ウェブページの利用比率としては、(対象者が先週各ウェブページを利用した回数)/(対象者が先々週各ウェブページを利用した回数)を用いることも可能であり、この利用比率は、対象者の時間的関心の推移を定量化している。その他、各ウェブページの利用比率としては、(対象者が各ウェブページを一定期間内に利用した回数)/(対象者が情報提供装置内の全ウェブページを一定期間内に利用した回数)を用いることも可能であり、この利用比率は、他のウェブページと比較した各ウェブページの利用頻度を定量化している。
さらに、これらの利用比率が使用する「利用した回数」の代わりに「利用した総時間」、「利用した回数×利用した総時間」、「利用した頻度」などを用いることもできる。また、「対象者」として、「特定のカテゴリに属する利用者」、「全利用者」を用いることもできる。ここで、「特定のカテゴリに属する利用者」として「特定の利用者」を用いることもできる。そして、利用者あるいは情報提供装置200の管理者は、情報表示変更方式を変更することによって、これらの中でどの利用比率を用いるかを変更することができる。
表示形態変更部230は、情報取得部210から受け取ったウェブページの表示形態を利用履歴蓄積算定部220が算定した利用比率に基づいて変更する処理部であり、表示するウェブページ内の各リンクの文字の大きさや色の濃さなどを変更する場合と表示するウェブページ全体の背景色の濃さなどを変更する場合がある。この表示形態変更部230が、利用履歴蓄積算定部220が算定した利用比率に基づいてウェブページの表示形態を変更することによって、利用者は、利用頻度の高い情報を効率良く見つけることができる。
変更方式指定部240は、情報表示変更方式、具体的には、利用比率算定方式および表示形態変更方式を利用者や情報提供装置200の管理者の指定に基づいて変更する処理部であり、指定された利用比率算定方式および表示形態変更方式に関する情報を変更方式記憶部270に格納する。
なお、表示形態変更方式としては、表示する文字や図の色、明るさ、濃さ、形、大きさ、線の太さなどや、表示する文字や図の背景の色、明るさ、濃さ、形、大きさ、線の太さなどがある。
通信部250は、クライアント装置1001〜100nとインターネット300を介して通信する処理部であり、クライアント装置1001〜100nからウェブページの指定、利用比率算定方式の指定、表示形態変更方式の指定などを受信し、クライアント装置1001〜100nにウェブページなどを送信する。
情報記憶部260は、利用者がクライアント装置1001〜100nから利用できる情報を記憶した記憶部であり、具体的には、URLで指定されるウェブページを記憶する。
利用履歴記憶部270は、情報記憶部260に記憶したウェブページの利用履歴を記憶した記憶部であり、利用履歴蓄積算定部220は、この利用履歴記憶部270に各ウェブページの利用履歴を格納し、格納した利用履歴を用いて各ウェブページの利用比率を算定する。
第3図は、利用履歴記憶部270が記憶する利用履歴の一例を示す図である。同図に示すように、この利用履歴は、各ウェブページに対して、URLと、内容と、各利用者の利用日時と、全利用者の利用合計(利用回数および利用総時間)と、各カテゴリに属する利用者の利用合計(利用回数および利用総時間)とを対応させて記憶している。
たとえば、URLが「A/a.html」で内容が「リンクA」である情報は、「利用者XXX1」によって「2002/03/01の12:34から12:35」までの間と「2002/03/03の13:45から13:47」までの間利用され、「利用者XXX2」によって「2002/03/02の09:11から09:17」までの間利用され、全利用者の利用回数および利用総時間は「800,000回」および「50,000時間」であり、「カテゴリ1」に属する利用者の利用回数および利用総時間は「200,000回」および「10,000時間」であり、「カテゴリk」に属する利用者の利用回数および利用総時間は「500,000回」および「20,000時間」であるなどを示している。
また、各利用者については、利用者の名前と、ユーザIDと、利用者を複数のカテゴリに分類するために使用する性別、既婚者か独身者かの区別、趣味、年齢、職業および住所を記憶している。たとえば、名前が「利用者XXX1」でユーザIDが「0000010」である利用者は、「23歳」の「独身」の「女性」であり、職業は「会社員」であり、趣味は「音楽鑑賞」であり、「大阪」に住んでいることを示している。
また、各カテゴリについては、カテゴリを特徴付ける情報を記憶している。たとえば、「カテゴリ1」に属する利用者は、「20代の独身女性」であり、「カテゴリk」に属する利用者は、「30代の既婚男性」であることを示している。
変更方式情報記憶部280は、利用者または情報提供装置200の管理者によって指定された利用比率算定方式および表示形態変更方式に関する情報を記憶した記憶部である。
制御部290は、情報提供装置200全体を制御する処理部であり、各処理部間の制御の受け渡しや、各処理部と各記憶部間のデータの受け渡しなどを制御する。
次に、本実施の形態1に係る情報提供システムの処理手順について説明する。第4図は、本実施の形態1に係る情報提供システムの処理手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、利用者がクライアント装置1001から情報提供要求をおこなう場合について説明する。
同図に示すように、この情報提供システムは、クライアント装置1001が利用者の入力したユーザIDを情報提供装置200に送信し(ステップS401)、ユーザIDを受け取った情報提供装置200は、利用者の属するカテゴリなどのユーザ情報を利用履歴記憶部270から取得する(ステップS402)。
そして、クライアント装置1001が利用者の入力したURLを情報提供装置200に送信すると(ステップS403)、情報提供装置200の情報取得部210が情報記憶部260からURLで指定されたウェブページを取得し(ステップS404)、利用履歴蓄積算定部220が現在表示しているウェブページの利用履歴を利用履歴記憶部270に蓄積する(ステップS405)。
なお、この利用履歴の蓄積処理は、情報提供装置200が提供するウェブページの中のいずれかのウェブページが最初に指定された際は、現在表示しているウェブページは管理対象外であるため、おこなわない。
そして、利用履歴蓄積算定部220が、URLで指定されたウェブページ内の各リンクに対して利用比率を算定し(ステップS406)、表示形態変更部230が、利用比率を用いて各リンクの表示形態を変更する(ステップS407)。そして、通信部250がウェブページの表示情報をクライアント装置1001に送信する(ステップS408)。
すると、クライアント装置1001は、受信したウェブページを表示し(ステップS409)、利用者からの次の入力を待つ。そして、利用者の入力がログアウトであるか否かを判定し(ステップS410)、ログアウトでない場合には、ステップ403に戻って、URLを情報提供装置200に送信する。
一方、利用者の入力がログアウトの場合には、クライアント装置1001は、情報提供装置200にログアウトを通知し(ステップS411)、情報提供装置200は、現在表示しているウェブページの利用履歴を利用履歴記憶部270に蓄積する(ステップS412)。
次に、第2図に示した利用履歴蓄積算定部220による利用比率算定処理について説明する。第5図は、第2図に示した利用履歴蓄積算定部220による利用比率算定処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、この利用比率算定処理は、第4図に示したステップS406の処理に対応する。
第5図に示すように、この利用比率算定処理は、情報取得部210が取得したウェブページからリンクを一つ選択し(ステップS501)、選択したリンクについて全ての利用者の利用回数Sを利用履歴記憶部270から取得する(ステップS502)。
また、選択したリンクについて、このウェブページの閲覧を要求した利用者と同じカテゴリに属する利用者の利用回数Tを利用履歴記憶部270から取得し(ステップS503)、選択したリンクについての利用比率T/Sを算定し(ステップS504)、表示形態変更部230が読み出せる記憶領域にリンク毎に格納する。
そして、全てのリンクについて利用比率を算定したか否かを判定し(ステップS505)、全てのリンクについて利用比率を算定した場合には、処理を終了し、全てのリンクについて利用比率を算定していない場合には、ステップS501に戻って他のリンクの利用比率を算定する。
このように、利用履歴蓄積算定部220が利用履歴記憶部270に記憶された各ウェブページに対する利用履歴を用いて利用比率を算定することによって、表示形態変更部230が利用履歴に基づく表示形態の変更をおこなうことができる。
次に、第2図に示した変更方式指定部240の処理について説明する。第6図は、第2図に示した変更方式指定部240の処理手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、情報提供装置200の管理者が利用比率算定方式および表示形態変更方式を変更する場合について説明するが、利用者がクライアント装置1001〜100nから変更することもできる。
同図に示すように、この変更方式指定部240は、管理者に利用比率算定方式の変更か表示形態変更方式の変更かを選択させ(ステップS601)、管理者が利用比率算定方式の変更を選択した場合には、利用比率の算定に使用するカテゴリの変更か利用データの変更かを選択させる(ステップS602)。
そして、管理者が利用比率の算定に使用するカテゴリの変更を選択した場合には、さらに、既にあるカテゴリの中から新たに使用するカテゴリを指定するのか、新たなカテゴリを作成するのかを選択させる(ステップS603)。
その結果、管理者が既にあるカテゴリの中から新たに使用するカテゴリを指定することを選択した場合には、カテゴリ一覧を表示し(ステップS604)、管理者に一覧表からカテゴリを選択させ(ステップS605)、選択されたカテゴリを変更方式情報記憶部280に格納する(ステップS606)。
一方、管理者が新たなカテゴリの作成を選択した場合には、管理者の指定にしたがって、新たなカテゴリを作成し(ステップS607)、作成したカテゴリを変更方式情報記憶部280に格納する(ステップS606)。
また、管理者が利用比率の算定に使用する利用データの変更を選択した場合には、利用データとして利用回数、利用時間またはそれらの積のいずれのデータを利用するかを管理者に選択させ(ステップS608)、選択されたデータを利用データとすることを変更方式情報記憶部280に格納する(ステップS609)。
また、管理者が表示形態変更方式の変更を選択した場合には、リンク表示変更形態の変更か背景表示変更形態の変更かを管理者に選択させる(ステップS610)。その結果、管理者がリンク表示変更形態の変更を選択した場合には、新たなリンク表示変更形態を指定させ(ステップS611)、指定されたリンク表示変更形態を変更方式情報記憶部280に格納する(ステップS612)。
一方、管理者が背景表示変更形態の変更を選択した場合には、新たな背景表示変更形態を指定させ(ステップS613)、指定されたリンク表示変更形態を変更方式情報記憶部280に格納する(ステップS612)。
このように、この変更方式指定部240が、情報提供装置200の管理者または利用者に利用比率算定方式および表示形態変更方式を選択させることによって、管理者および利用者のニーズに合った情報表示形態の変更が可能になる。
次に、本実施の形態1に係る他の表示形態変更例について説明する。第7図は、本実施の形態1に係る他の表示形態変更例を示す図である。同図は、ウェブサイトのサイトマップを示す図である。同図に示すように、本実施の形態1に係るサイトマップの表示では、よく利用されるリンクを表示する場合に、その周囲を濃い色に配色することによって、よく利用されるリンクを見つけ易くしている。すなわち、同図において、b.htmlはよく利用されるリンクを示し、文字列「b.html」の周囲を濃い色に配色し、次によく利用されるAの文字列「A」の周囲をやや濃い色に配色している。
第8図は、本実施の形態1に係る別の表示形態変更例を示す図である。同図は、複数のウェブページを利用比率に基づいて色の濃さを変更して表示した例を示す図である。同図に示すように、本実施の形態1に係るウェブページの表示では、よく利用されるウェブページを表示する場合に、そのウェブページを濃い色に配色することによって、よく利用されるウェブページを目立つようにしている。すなわち、同図において、A/b.htmlはよく利用されるウェブページを示し、このウェブページを最も濃く配色し、次によく利用されるウェブページAを次に濃い色に配色して表示している。
第9図は、本実施の形態1に係る別の表示形態変更例を示す図である。同図は、ウェブページ全体の表示形態を変更する例を示しており、よく利用されるウェブページを表示する場合に、そのページ全体の背景色を濃くしている。
上述したように、本実施の形態1では、利用履歴蓄積算定部220が、各ウェブページの利用履歴を利用履歴記憶部270に蓄積し、蓄積した利用履歴を用いて各ウェブページの利用比率を算定し、表示形態変更部230が、利用比率を用いてウェブページの表示形態を変更することとしたので、よく利用されるウェブページを見つけ易く表示することができる。
また、本実施の形態1では、変更方式指定部240が情報提供装置200の管理者および利用者から利用比率算定方式および表示形態変更方式の指定を受けて変更方式情報記憶部280に記憶し、利用履歴蓄積算定部220が変更方式情報記憶部280に記憶した方式にしたがって利用比率を算定し、表示形態変更部230が変更方式情報記憶部280に記憶した方式にしたがって表示形態を変更することとしたので、管理者や利用者のニーズに合わせて表示形態を変更することができる。
また、本実施の形態1では、情報提供装置200の管理者および利用者が表示形態変更方式を指定することとしたが、情報提供装置200が表示形態変更方式を決定することもできる。たとえば、ウェブページが多くの色を使って作成されている場合には、よく利用されるリンクの色を変えるよりは、文字の大きさを変えることが有効となる。一方、ウェブページが少ない色で様々な大きさの文字を使って作成されている場合には、よく利用されるリンクの色を変えることが有効となる。したがって、情報提供装置200がウェブページに使われている色や文字の大きさを調べ、そのウェブページに最適な表示形態の変更方式を決定することができる。
また、本実施の形態1では、全ての利用者に対して提供する情報の表示形態を変更して表示する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一部の利用者だけに対して表示形態を変更して表示する場合にも同様に適用することができる。ここで、一部の利用者としては、対象としているウェブサイトにログインしている利用者、特定の年齢や性別などのカテゴリに属する利用者、あるいは、エキスパート利用者などを指定することができる。このような、一部の利用者の指定は、たとえば、情報提供装置200の管理者がおこなうことができる。その際、情報を利用した利用者と、その利用履歴に基づいて表示形態を変更した情報を見せる利用者はまったく別であっても構わない。
なお、本実施の形態1では、情報を提供する情報提供装置200に利用履歴蓄積算定部220や表示形態変更部230などを設け、利用比率の算定および表示形態の変更をおこなうこととしたが、これらの機能構成部を情報提供装置200とは別の装置に設けることもできる。そこで、利用履歴蓄積算定部や表示形態変更部などを別の装置に設ける場合について説明する。
第10図は、本実施の形態1に係る情報提供システムの他のシステム構成を示す機能ブロック図である。なお、ここでは説明の便宜上、第2図に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
同図に示すように、この情報提供システムは、利用者に情報を提供する情報提供装置1010と、ウェブページの利用履歴を管理して表示形態を変更する利用履歴管理装置1020と、インターネット300を介して利用者が情報提供装置1010を利用するためのクライアント装置1001〜100nから構成される。
情報提供装置1010は、情報取得部1011と、通信部1012と、制御部1013と、情報記憶部260とを有する。情報取得部1011は、クライアント装置1001〜100nから指定されたウェブページを情報記憶部260から取得し、取得したウェブページを利用履歴管理装置1020に送る。通信部1012は、クライアント装置1001〜100nおよび利用履歴管理装置1020と通信をおこない、制御部1013は、情報提供装置1010全体を制御する。
利用履歴管理装置1020は、利用履歴蓄積算定部1021と、表示形態変更部1022と、変更方式指定部1023と、利用履歴記憶部1024と、変更方式情報記憶部1025と、通信部1026と、制御部1027とを有する。
利用履歴蓄積算定部1021は、情報提供装置1010が提供するウェブページの利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいて各表示情報の利用比率を算定する処理部であり、表示形態変更部1022は、情報提供装置1010から受け取った情報の表示形態を利用履歴蓄積算定部1021が算定した利用比率に基づいて変更する処理部である。
変更方式指定部1023は、利用比率算定方式および表示形態変更方式を利用者や情報提供装置1010の管理者の指定に基づいて変更する処理部であり、通信部1026は、クライアント装置1001〜100nおよび情報提供装置1010とインターネット300を介して通信する処理部である。
利用履歴記憶部1024は、情報提供装置1010が提供するウェブページの利用履歴を記憶した記憶部であり、変更方式情報記憶部1025は、利用者または情報提供装置1010の管理者によって指定された利用比率算定方式および表示形態変更方式に関する情報を記憶した記憶部である。制御部1027は、利用履歴管理装置1020全体を制御する処理部である。
このように、この情報提供システムでは、情報提供装置1010とは別の利用履歴管理装置1020が、情報提供装置1010が提供するウェブページの利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいてウェブページの表示形態を変更することとしたので、情報提供サービスとは独立に、利用履歴に基づく表示形態変更サービスを提供することができる。
実施の形態2.
ところで、上記実施の形態1では、インターネットを介して接続されたクライアント装置に情報提供装置が提供するウェブページの表示形態を利用履歴に基づいて変更する場合について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、単独で動作する情報表示装置が情報を表示する場合にも、同様に適用することができる。そこで、本実施の形態2では、利用履歴に基づいて情報表示形態を変更する情報表示装置について説明する。
まず、本実施の形態2に係る情報表示装置による情報表示形態変更の例について説明する。第11図は、本実施の形態2に係る情報表示装置による情報表示形態変更の一例を示す図である。同図は、フォルダの情報を表示した場合を示している。
同図に示すように、本実施の形態2に係る情報表示装置は、よく利用するフォルダや文書は濃く表示し、あまり利用しないフォルダや文書は薄く表示する。このように、よく利用するフォルダや文書を濃く表示することによって、よく利用する情報を見つけ易くすることができる。
次に、本実施の形態2に係る情報表示装置の構成について説明する。第12図は、本実施の形態2に係る情報表示装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この情報表示装置1200は、情報指定入力部1201と、情報取得部1210と、利用履歴蓄積算定部1220と、表示形態変更部1230と、変更方式指定部1240と、表示部1250と、情報記憶部1260と、利用履歴記憶部1270と、変更方式情報記憶部1280と、制御部1290とを有する。
情報指定入力部1201は、利用者が表示したい情報を指定する処理部であり、情報取得部1210は、利用者が指定した情報を情報記憶部1260から取得し、表示形態変更部1230に渡す。利用履歴蓄積算定部1220は、情報記憶部1260に記憶する情報の利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいて各表示情報の利用比率を算定する処理部であり、表示形態変更部1230は、情報取得部1210から受け取った情報の表示形態を利用履歴蓄積算定部1220が算定した利用比率に基づいて変更する処理部である。
変更方式指定部1240は、利用比率算定方式および表示形態変更方式を利用者の指定に基づいて変更する処理部である。ただし、この情報表示装置1200の利用者は一人であり、利用比率算定方式は、一人の利用者の利用履歴に基づくものとなる。したがって、利用比率としては、たとえば、(表示する各情報の利用回数)/(表示する各情報の利用回数の総合計)を用いる。
表示部1250は、利用者が指定した情報などを表示装置に表示する処理部であり、情報記憶部1260は、図面や文書などの情報を記憶した記憶部である。利用履歴記憶部1270は、情報記憶部1260が記憶した情報の利用履歴を記憶した記憶部であり、変更方式情報記憶部1280は、利用者によって指定された利用比率算定方式および表示形態変更方式に関する情報を記憶した記憶部である。制御部1290は、情報表示装置1200全体を制御する処理部である。
上述したように、本実施の形態2では、利用履歴蓄積算定部1220が、情報記憶部1260に記憶した情報の利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいて表示形態変更部1230が利用者の指定する情報の表示形態を変更することとしたので、よく利用される情報を見つけ易い表示形態で表示することができる。
なお、本実施の形態1および2では、情報提供装置、利用履歴管理装置および情報表示装置について説明したが、これらの情報提供装置、利用履歴管理装置および情報表示装置が有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する情報提供プログラム、利用履歴管理プログラムおよび情報表示プログラムを得ることができる。そこで、これらの情報提供プログラム、利用履歴管理プログラムおよび情報表示プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明する。
第13図は、本実施の形態1および2に係る情報提供プログラム、利用履歴管理プログラムおよび情報表示プログラムを実行するコンピュータシステムを示す図である。同図に示すように、このコンピュータシステム1300は、本体部1310と、本体部1310からの指示によって表示画面を表示する表示装置1320と、コンピュータシステム1300に種々の情報を入力するためのキーボード1330と、表示画面上の位置を指定するマウス1340とを有する。
また、本体部1310は、キャッシュを有するCPU1311と、RAM1312と、ROM1313と、ハードディスクドライブ(HDD)1314と、CD−ROM/DVDドライブ1315と、FDドライブ1316と、I/Oインタフェース1317と、LANインタフェース1318と、モデム1319とを有する。
そして、このコンピュータシステム1300は、LANインタフェース1318に接続されたLAN1350を介してほかのコンピュータシステム(PC)1351、サーバ1352、プリンタ1353などに接続することができ、モデム1319を介して公衆回線1360に接続することができる。
また、このコンピュータシステム1300において実行される情報提供プログラム、利用履歴管理プログラムおよび情報表示プログラムは、フロッピィディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスクおよびICカードなどの可搬型記憶媒体に記憶され、これらの記憶媒体から読み出されてコンピュータシステム1300にインストールされる。
あるいは、これらの情報提供プログラム、利用履歴管理プログラムおよび情報表示プログラムは、LANインタフェース1318を介して接続されたサーバ1352のデータベース、他のコンピュータシステム(PC)1351のデータベースおよび公衆回線1360を介して接続される他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータシステム1300にインストールされる。
そして、インストールされた情報提供プログラム、利用履歴管理プログラムおよび情報表示プログラムは、HDD1314に記憶され、RAM1312、ROM1313などを利用してCPU1311により実行される。
以上説明したように、本発明によれば、提供する情報についての利用者の利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいてクライアント装置に提供する情報の表示形態を変更するよう構成したので、よく利用される情報を見つけ易く表示し、利用者の情報利用効率を向上することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、表示する情報についての利用履歴を蓄積し、蓄積した利用履歴に基づいて情報の表示形態を変更するよう構成したので、よく利用される情報を見つけ易く表示し、利用者の情報利用効率を向上することができるという効果を奏する。
以上のように、本発明に係る情報提供方法、情報提供プログラム、情報表示プログラム、情報提供装置および情報表示装置は、インターネットを介して接続された利用者に情報を提供する情報提供システムおよび情報を記憶して表示する情報処理装置に適している。
Claims (20)
- ネットワークを介して接続されたクライアント装置からの要求に応答して情報を提供する情報提供方法であって、
提供する情報についての利用者の利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積工程と、
前記利用履歴蓄積工程により蓄積された利用履歴に基づいて前記クライアント装置に提供する情報の表示形態を変更する表示形態変更工程と、
を含んだことを特徴とする情報提供方法。 - 前記クライアント装置に提供する情報が過去に利用された利用量を前記利用履歴蓄積工程により蓄積された利用履歴を用いて算定する利用量算定工程をさらに含み、前記表示形態変更工程は、前記利用量算定工程により算定された利用量に基づいて前記クライアント装置に提供する情報の表示形態を変更することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報提供方法。
- 前記利用量算定工程が算定する利用量の算定方式を変更する算定方式変更工程をさらに含んだことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の情報提供方法。
- 前記利用者は複数の利用者であり、前記利用量算定工程は、該複数の利用者のうち所定の対象者の利用履歴に基づいて利用量を算定することを特徴とする請求の範囲第2項または第3項に記載の情報提供方法。
- 前記表示形態変更工程が表示形態を変更する方式を変更する変更方式変更工程をさらに含んだことを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一つに記載の情報提供方法。
- 前記表示形態変更工程は、表示形態変更の一つとして、表示する文字および図形の大きさを変更することを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一つに記載の情報提供方法。
- 前記表示形態変更工程は、表示形態変更の一つとして、表示する文字および図形の色の濃さを変更することを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一つに記載の情報提供方法。
- 前記表示形態変更工程は、表示形態変更の一つとして、表示する情報の背景の色の濃さを変更することを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一つに記載の情報提供方法。
- 利用者の要求に応答して情報を表示する情報表示プログラムであって、
表示する情報についての利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積手順と、
前記利用履歴蓄積手順により蓄積された利用履歴に基づいて前記情報の表示形態を変更する表示形態変更手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報表示プログラム。 - 前記表示形態変更手順が表示形態を変更する方式を変更する変更方式変更手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の情報表示プログラム。
- ネットワークを介して接続されたクライアント装置からの要求に応答して情報を提供する情報提供プログラムであって、
提供する情報についての利用者の利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積手順と、
前記利用履歴蓄積手順により蓄積された利用履歴に基づいて前記クライアント装置に提供する情報の表示形態を変更する表示形態変更手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報提供プログラム。 - 前記クライアント装置に提供する情報が過去に利用された利用量を前記利用履歴蓄積手順により蓄積された利用履歴を用いて算定する利用量算定手順をさらにコンピュータに実行させ、前記表示形態変更手順は、前記利用量算定手順により算定された利用量に基づいて前記クライアント装置に提供する情報の表示形態を変更することを特徴とする請求の範囲第11項に記載の情報提供プログラム。
- 前記利用者は複数の利用者であり、前記利用量算定手順は、該複数の利用者のうち所定の対象者の利用履歴に基づいて利用量を算定することを特徴とする請求の範囲第11項または第12項に記載の情報提供プログラム。
- 前記表示形態変更手順が表示形態を変更する方式を変更する変更方式変更手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求の範囲第11項または第12項に記載の情報提供プログラム。
- 利用者の要求に応答して情報を表示する情報表示装置であって、
表示する情報についての利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積手段と、
前記利用履歴蓄積手段により蓄積された利用履歴に基づいて前記情報の表示形態を変更する表示形態変更手段と、
を備えたことを特徴とする情報表示装置。 - 前記表示形態変更手段が表示形態を変更する方式を変更する変更方式変更手段をさらに備えたことを特徴とする請求の範囲第15項に記載の情報表示装置。
- ネットワークを介して接続されたクライアント装置からの要求に応答して情報を提供する情報提供装置であって、
提供する情報についての利用者の利用履歴を蓄積する利用履歴蓄積手段と、
前記利用履歴蓄積手段により蓄積された利用履歴に基づいて前記クライアント装置に提供する情報の表示形態を変更する表示形態変更手段と、
を備えたことを特徴とする情報提供装置。 - 前記クライアント装置に提供する情報が過去に利用された利用量を前記利用履歴蓄積手段により蓄積された利用履歴を用いて算定する利用量算定手段をさらに備え、前記表示形態変更手段は、前記利用量算定手段により算定された利用量に基づいて前記クライアント装置に提供する情報の表示形態を変更することを特徴とする請求の範囲第17項に記載の情報提供装置。
- 前記利用者は複数の利用者であり、前記利用量算定手段は、該複数の利用者のうち所定の対象者の利用履歴に基づいて利用量を算定することを特徴とする請求の範囲第17項または第18項に記載の情報提供装置。
- 前記表示形態変更手段が表示形態を変更する方式を変更する変更方式変更手段をさらに備えたことを特徴とする請求の範囲第17項または第18項に記載の情報提供装置。
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