JPWO2004067221A1 - 工作機械 - Google Patents
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Abstract
本発明は、所定方向に移動する移動体を備えた工作機械に関し、移動体は、ガス原子が溶解した溶融状態の金属を所定方向から徐々に冷却,凝固せしめることにより得られる金属であって、金属の温度低下に伴いガス原子の溶解量が低下してガス原子が析出することにより、多数の空隙Kが冷却方向に沿って細長く形成された金属、即ち、いわゆるポーラス金属から構成される。この工作機械は、移動体が軽量でしかも振動減衰性や熱特性などに優れており、高速加工に適している。
Description
本発明は、所定方向に移動する移動体を備えた工作機械に関する。
例えば、工作機械の一つであるマシニングセンタは、ベッド,コラム,主軸頭,主軸,サドルやテーブルといった各構造体から構成され、NC旋盤は、ベッド,主軸台,主軸,サドル,刃物台や心押し台といった構造体から構成される。
そして、これら各構造体には、適当な剛性や振動減衰性が求められ、このため、製造上の加工性やコストなども考慮して、従来、一般的には、鋳鉄や鋼などが用いられている。
一方、近年では、加工効率を高めるべく、その高速化が推進されており、上記構造体の内、適宜送り軸に沿って移動せしめられるコラム,主軸頭,サドル,テーブル,刃物台といった移動体については、上記高速化の要請に沿うべく、その軽量化が模索され、かかる移動体にアルミニウム合金やセラミックスといった材料の適用が試行されている。
しかしながら、アルミニウム合金については、線膨張係数が鋳鉄や鋼の約2倍であるため、熱変形し易いという問題があり、また、セラミックスは高価であるという問題がある。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、前記移動体が軽量でしかも振動減衰性や熱特性などに優れた性能を有する工作機械の提供をその目的とする。
そして、これら各構造体には、適当な剛性や振動減衰性が求められ、このため、製造上の加工性やコストなども考慮して、従来、一般的には、鋳鉄や鋼などが用いられている。
一方、近年では、加工効率を高めるべく、その高速化が推進されており、上記構造体の内、適宜送り軸に沿って移動せしめられるコラム,主軸頭,サドル,テーブル,刃物台といった移動体については、上記高速化の要請に沿うべく、その軽量化が模索され、かかる移動体にアルミニウム合金やセラミックスといった材料の適用が試行されている。
しかしながら、アルミニウム合金については、線膨張係数が鋳鉄や鋼の約2倍であるため、熱変形し易いという問題があり、また、セラミックスは高価であるという問題がある。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、前記移動体が軽量でしかも振動減衰性や熱特性などに優れた性能を有する工作機械の提供をその目的とする。
本発明は、所定方向に移動する移動体を備えた工作機械において、
前記移動体を、ガス原子が溶解した溶融状態の金属を所定方向から徐々に冷却,凝固せしめて得られる金属であって、該金属の温度低下に伴い前記ガス原子の溶解量が低下して該ガス原子が析出することにより、多数の空隙が前記方向に沿って細長く形成された金属から構成したことを特徴とする工作機械に係る。
上記のように、本発明に係る前記移動体は、ガス原子が溶解した溶融状態の金属を所定の方向から徐々に冷却,凝固させることで、その凝固過程で前記ガス原子が析出して多数の空隙が前記方向に沿って細長く形成された金属、即ち、所謂ポーラス金属から構成される。
一般に、溶融金属に溶解するガス原子の量は、当該ガスの圧力によって変動し、ガス原子は、当該ガスの圧力が高ければ多量に溶解する一方、圧力が低ければ少量しか溶解しない。ポーラス金属は、この性質に基づき所定圧力下でガス原子を溶解させた溶融金属の冷却,凝固状態を制御することで、即ち、前記溶融金属を所定の方向から徐々に冷却,凝固させることで、その凝固過程で析出したガス分子により、多数の空隙を前記方向に沿って細長く形成させるようにしたものである。
従来、金属中に不規則に形成された空隙は、強度などを低下させる欠陥であるとみなされていたが、上記のように、各空隙の長手方向が所定の方向に沿うように当該各空隙を規則的に形成させることで、金属の結晶組織が前記方向に沿うように形成され、前記空隙の形成方向に強度があり、且つ、同じ外形寸法の中実体に比べて軽量にすることができるのである。
また、このポーラス金属は、前記空隙により、中実体に比べて内部摩擦が大きいという特長を備えているため、振動を効果的に抑制することができ、更には、前記各空隙を介して当該ポーラス金属が有している熱を効果的に逃がすことができるという特質を備えている。
尚、ポーラス金属には、空隙が一方向に沿って形成されたものと、放射状に形成されたものとの2種類があり、前者は、溶融金属を一方からその反対側に向けて冷却することによって製造することができ、後者は、溶融金属をその周囲から中心部に向けて冷却することによって製造することができる。
斯くして、この発明によれば、工作機械の移動体をポーラス金属から構成することで、当該移動体の重量を軽量化して、例えば、NC指令に対する追従性を向上させること、また、振動抑制効果によりビビリ振動などを抑制すること、更には、排熱効果により熱変位を抑制することが可能となり、これにより、加工精度を大きく向上させることができる。また、移動体を軽量化することで、当該移動体を高速で移動させることができるとともに、移動に要する動力負荷を軽減することができ、消費電力を抑制することができる。
尚、前記移動体として、例えば、マシニングセンタの場合には、コラム、主軸頭、サドル、テーブルなどを挙げることができ、NC旋盤の場合には、サドルや刃物台などを挙げることができる。
ところで、前記移動体は、通常、これを構成する各構成部品が、ねじ類による締結や溶接などによって接合されて構成される。そして、溶接により各構成部品同士を接合する場合、前記金属中に含まれる炭素量に比例して、溶接部近傍が焼き入れ硬化によって硬く脆い機械的性質となり易く、当該部分に割れなどの欠陥を生じ易くなる。このため、前記金属は、炭素を少量しか含まない低炭素鋼とすることが好ましい。
また、前記金属を低炭素鋼とする場合、前記ガス原子には少なくとも窒素原子が含まれているのが好ましい。このようにすれば、前記空隙が形成される際に、当該空隙部の金属表層に、低炭素鋼を構成するアルミニウムやクロム、チタン原子などと窒素原子が反応して窒化物が生成され、この窒化物によって当該金属表層を硬化することができるという効果が得られる。斯くして、窒化されたポーラス金属は、空隙があるにもかかわらず、当該空隙に平行な方向の強度が同じ外形寸法の中実体と同等の強度を有する。
前記移動体を、ガス原子が溶解した溶融状態の金属を所定方向から徐々に冷却,凝固せしめて得られる金属であって、該金属の温度低下に伴い前記ガス原子の溶解量が低下して該ガス原子が析出することにより、多数の空隙が前記方向に沿って細長く形成された金属から構成したことを特徴とする工作機械に係る。
上記のように、本発明に係る前記移動体は、ガス原子が溶解した溶融状態の金属を所定の方向から徐々に冷却,凝固させることで、その凝固過程で前記ガス原子が析出して多数の空隙が前記方向に沿って細長く形成された金属、即ち、所謂ポーラス金属から構成される。
一般に、溶融金属に溶解するガス原子の量は、当該ガスの圧力によって変動し、ガス原子は、当該ガスの圧力が高ければ多量に溶解する一方、圧力が低ければ少量しか溶解しない。ポーラス金属は、この性質に基づき所定圧力下でガス原子を溶解させた溶融金属の冷却,凝固状態を制御することで、即ち、前記溶融金属を所定の方向から徐々に冷却,凝固させることで、その凝固過程で析出したガス分子により、多数の空隙を前記方向に沿って細長く形成させるようにしたものである。
従来、金属中に不規則に形成された空隙は、強度などを低下させる欠陥であるとみなされていたが、上記のように、各空隙の長手方向が所定の方向に沿うように当該各空隙を規則的に形成させることで、金属の結晶組織が前記方向に沿うように形成され、前記空隙の形成方向に強度があり、且つ、同じ外形寸法の中実体に比べて軽量にすることができるのである。
また、このポーラス金属は、前記空隙により、中実体に比べて内部摩擦が大きいという特長を備えているため、振動を効果的に抑制することができ、更には、前記各空隙を介して当該ポーラス金属が有している熱を効果的に逃がすことができるという特質を備えている。
尚、ポーラス金属には、空隙が一方向に沿って形成されたものと、放射状に形成されたものとの2種類があり、前者は、溶融金属を一方からその反対側に向けて冷却することによって製造することができ、後者は、溶融金属をその周囲から中心部に向けて冷却することによって製造することができる。
斯くして、この発明によれば、工作機械の移動体をポーラス金属から構成することで、当該移動体の重量を軽量化して、例えば、NC指令に対する追従性を向上させること、また、振動抑制効果によりビビリ振動などを抑制すること、更には、排熱効果により熱変位を抑制することが可能となり、これにより、加工精度を大きく向上させることができる。また、移動体を軽量化することで、当該移動体を高速で移動させることができるとともに、移動に要する動力負荷を軽減することができ、消費電力を抑制することができる。
尚、前記移動体として、例えば、マシニングセンタの場合には、コラム、主軸頭、サドル、テーブルなどを挙げることができ、NC旋盤の場合には、サドルや刃物台などを挙げることができる。
ところで、前記移動体は、通常、これを構成する各構成部品が、ねじ類による締結や溶接などによって接合されて構成される。そして、溶接により各構成部品同士を接合する場合、前記金属中に含まれる炭素量に比例して、溶接部近傍が焼き入れ硬化によって硬く脆い機械的性質となり易く、当該部分に割れなどの欠陥を生じ易くなる。このため、前記金属は、炭素を少量しか含まない低炭素鋼とすることが好ましい。
また、前記金属を低炭素鋼とする場合、前記ガス原子には少なくとも窒素原子が含まれているのが好ましい。このようにすれば、前記空隙が形成される際に、当該空隙部の金属表層に、低炭素鋼を構成するアルミニウムやクロム、チタン原子などと窒素原子が反応して窒化物が生成され、この窒化物によって当該金属表層を硬化することができるという効果が得られる。斯くして、窒化されたポーラス金属は、空隙があるにもかかわらず、当該空隙に平行な方向の強度が同じ外形寸法の中実体と同等の強度を有する。
第1図は、この発明にかかる好ましい工作機械の概略構成を示した斜視図である。第2図及び第3図は、ポーラス金属の製造装置の概略構成を示した断面図である。第4図及び第5図は、ポーラス金属の内部構造を説明するための説明図である。
以下、本発明をより詳細に説明するために、添付図面に基づいてこれを説明する。
第1図に示すように、本例の工作機械1は、立形マシニングセンタと呼ばれるタイプの工作機械であって、ベッド11と、ベッド11上に配設されたコラム12と、コラム12に支持され、Z軸方向に移動可能となった主軸頭13と、主軸頭13に回転自在に支持された主軸14と、ベッド11上に配設され、Z軸と直交するY軸方向に移動可能となったサドル15と、サドル15上に配設され、Z軸及びY軸の双方と直交するX軸方向に移動可能となったテーブル16などを備えて構成されており、前記主軸14には工具Tが装着され、前記テーブル16にはワークWが載置される。
また、前記工作機械1は、主軸頭13をZ軸方向に移動させるZ軸送り機構部(図示せず)と、サドル15をY軸方向に移動させるY軸送り機構部(図示せず)と、テーブル16をX軸方向に移動させるX軸送り機構部(図示せず)と、これらZ軸送り機構部(図示せず),Y軸送り機構部(図示せず)及びX軸送り機構部(図示せず)の各駆動モータ(図示せず)の作動を、NC指令に基づいてそれぞれ制御する制御装置(図示せず)とを備えており、主軸頭13,サドル15及びテーブル16が、各送り機構部(図示せず)によって各軸方向にそれぞれ移動せしめられることにより、工具TとワークWとの間で相対運動が行われ、当該ワークWが加工される。
そして、移動体たる前記主軸頭13,サドル15及びテーブル16は、これらの各構成部品が、いわゆるポーラス金属、即ち、ガス原子が溶解した溶融状態の金属が所定の方向から徐々に冷却,凝固せしめることにより得られる金属であって、当該金属の温度低下に伴い前記ガス原子の溶解量が低下して当該ガス原子が析出することにより、多数の空隙が前記冷却方向に沿って細長く形成された金属から構成される。
一般に、溶融金属に溶解するガス原子の量は、当該ガスの圧力によって変動し、ガス原子は、当該ガスの圧力が高ければ多量に溶解する一方、圧力が低ければ少量しか溶解しない。ポーラス金属は、この性質に基づき所定圧力下でガス原子を溶解させた溶融金属の冷却,凝固状態を制御することで、即ち、前記溶融金属を所定の方向から徐々に冷却,凝固させることで、その凝固過程で析出したガス分子により、多数の空隙を前記方向に沿って細長く形成させるようにしたものである。
具体的には、ポーラス金属は、これを、例えば、第2図に示すような製造装置2又は第3図に示すような製造装置3を用いて製造することができる。同第2図及び第3図に示すように、これら製造装置2,3は、閉塞空間をそれぞれ備えた加熱室A及び凝固室Bなどからなり、凝固室Bは、加熱室Aの下方に配置されて、同等に吸気真空及び給気加圧される。尚、第2図及び第3図において、同じ構成部分については、同じ符号を付すものとする。
前記加熱室Aには、底面中央部に貫通穴21aが形成されたるつぼ21と、るつぼ21を加熱する加熱装置22と、上端部が加熱室Aの上面から上方に突出する一方、下端部が前記貫通穴21aを閉塞する閉塞ロッド23と、るつぼ21の上方に設けられたガス吸気管24及びガス供給管25とが配設されている。
前記閉塞ロッド23は、適宜図示しない昇降装置によって上下方向に昇降せしめられるようになっており、その下限位置にあるときにその下端部が前記貫通穴21aを閉塞する。また、前記ガス吸気管24は、図示しない吸気装置に接続され、前記ガス供給管25は、図示しないガス供給装置に接続されている。
前記凝固室Bには、鋳型26と、鋳型26を冷却する冷却装置30の、第2図に示すような冷却部31、又は第3図に示すような冷却部35と、鋳型26の上方に設けられた圧力調整管27,28とが配設されている。
前記冷却部31は、鋳型26の下部に配設され、内部が中空に形成された冷却部材32と、冷却部材32にそれぞれ接続した給水管33及び排水管34とを備え、鋳型26の底面を冷却するように構成される一方、前記冷却部35は、鋳型26の周囲に配設され、内部が中空に形成された冷却部材36と、冷却部材36にそれぞれ接続した給水管37及び排水管38とを備え、鋳型26の周囲を冷却するように構成される。
そして、前記各冷却部材32,36内には、冷却装置30の冷却水循環装置(図示せず)から冷却水が給水管33,37を介してそれぞれ供給され、供給された冷却水は、排水管34,38を介して冷却水循環装置(図示せず)にそれぞれ還流される。また、前記圧力調整管27,28は、図示しない圧力調整装置にそれぞれ接続されている。
また、前記加熱室Aの底面と凝固室Bの上面とには、これらにまたがるように導入部材29が配設されており、この導入部材29には、上側開口部が前記るつぼ21の貫通穴21aと連通し、下側開口部が前記鋳型26の上方に開口した導入孔29aが形成されている。
このように構成されたポーラス金属製造装置2,3によれば、まず、固体の低炭素鋼がるつぼ21内に適宜搬入された後、ガス吸気管24を介して加熱室A内のガスが吸気装置(図示せず)により吸気されて、当該加熱室A内が真空状態とされる。また、凝固室B内の圧力が、圧力調整管27,28を介して圧力調整装置(図示せず)により所定の圧力に調整され、冷却水循環装置(図示せず)により各冷却部材32,36内に供給,循環される冷却水によって鋳型26が冷却されている。
ついで、加熱装置22によりるつぼ21内の固体の低炭素鋼が所定温度に加熱され、これにより、これが溶融して液状となる。そして、加熱室A内の圧力が所定の圧力となるように、当該加熱室A内に窒素ガスを含むガスがガス供給装置(図示せず)によりガス供給管25を介して供給され、供給されたガスが前記液状の低炭素鋼に溶解する。
次に、閉塞ロッド23が昇降装置(図示せず)により上昇せしめられると、るつぼ21内の低炭素鋼が、貫通穴21a及び導入孔29aを通って鋳型26内に流入し、流入した低炭素鋼は、冷却装置30により冷却されて凝固せしめられる。
尚、鋳型26内に流入した低炭素鋼が冷却,凝固される過程は、第2図に示した製造装置2の場合と、第3図に示した製造装置3の場合とで異なっており、製造装置2の場合、その冷却部31が、鋳型26の底面を冷却するように構成されていることから、低炭素鋼は、鋳型26の底面側からその上側にかけて徐々に冷却,凝固され、これにより、過飽和となったガスは、第4図に示すように、多数の空隙Kを鋳型26の上下方向に沿って細長く形成するように析出する。尚、第4図(a)は、当該ポーラス金属を示した平面図であり、第4図(b)は、その断面図である。
一方、製造装置3の場合、その冷却部35が、鋳型26の周囲を冷却するように構成されていることから、低炭素鋼は、鋳型26の周囲から中心に向かって徐々に冷却,凝固され、これにより、過飽和となったガスは、第5図に示すように、多数の空隙Kを放射状に細長く形成するように析出する。尚、第5図(a)は、当該ポーラス金属を示した断面図であり、第5図(b)は、その側面図である。
また、これら第4図及び第5図に示すように、空隙Kは、それぞれ各種の大きさのものが形成されており、これらの中には、相互に連通するように形成されたものもある。
そして、以上のようにして製造されたポーラス金属が、移動体たる前記主軸頭13,サドル15及びテーブル16の各構成部品に、適宜その性状に応じて使用される。即ち、製造した前記ポーラス金属を適宜加工して所望の形状の構成部品とした後、これらをねじ類による締結や溶接などによって接合して、前記主軸頭13,サドル15及びテーブル16としてそれぞれ組み立てる。
ところで、従来、素材材料である低炭素鋼中に不規則に形成された空隙は、強度などを低下させる欠陥であるとみなされていた。しかしながら、上記のように、各空隙の長手方向が所定の方向に沿うように当該各空隙を規則的に形成させることで、低炭素鋼の結晶組織が前記方向に沿うように形成され、前記各空隙の形成方向に強度があり、且つ、同じ外形寸法の中実体に比べて軽量にすることができる。
また、このポーラス金属は、空隙によって、中実体に比べて内部摩擦が大きいという特長を備えているため、振動を効果的に抑制することができ、更には、前記各空隙を介して当該ポーラス金属が有している熱を効果的に逃がすことができるという特質を備えている。
斯くして、本例の工作機械1によれば、当該工作機械1の主軸頭13,サドル15及びテーブル16といった移動体をポーラス金属から構成することで、当該移動体の重量を軽量化して、例えば、NC指令に対する追従性を向上させること、また、振動抑制効果によりビビリ振動などを抑制すること、更には、排熱効果により熱変位を抑制することが可能となり、これにより、加工精度を大きく向上させることができる。また、移動体を軽量化することで、当該移動体を高速で移動させることができるとともに、移動に要する動力負荷を軽減することができ、消費電力を抑制することができる。
また、本例におけるポーラス金属は低炭素鋼であるので、炭素含有量が少なく、前記移動体の各構成部品同士を溶接により接合しても、当該溶接部分に割れなどの欠陥を生じ難くい。
また、本例においては、溶融した低炭素鋼に窒素ガスを含むガスを溶解させるようにしているので、前記空隙Kが形成される際に、当該空隙K部の金属表層に、低炭素鋼を構成するアルミニウムやクロム、チタン原子などと窒素原子が反応して窒化物が生成され、この窒化物によって当該金属表層を硬化することができるという効果が得られ、前記ポーラス金属は空隙Kがあるにもかかわらず、当該空隙Kに平行な方向の強度が同じ外形寸法の中実体と同等の強度を有する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
例えば、上例では、立形マシニングセンタの移動体をポーラス金属から構成したが、これに限られるものではなく、横形マシニングセンタやNC旋盤など、各種の工作機械の移動体を前記ポーラス金属から構成することができる。
尚、移動体としては、横形マシニングセンタの場合には、コラムや主軸頭、テーブルなどを挙げることができ、NC旋盤の場合には、サドルや刃物台などを挙げることができる。
第1図に示すように、本例の工作機械1は、立形マシニングセンタと呼ばれるタイプの工作機械であって、ベッド11と、ベッド11上に配設されたコラム12と、コラム12に支持され、Z軸方向に移動可能となった主軸頭13と、主軸頭13に回転自在に支持された主軸14と、ベッド11上に配設され、Z軸と直交するY軸方向に移動可能となったサドル15と、サドル15上に配設され、Z軸及びY軸の双方と直交するX軸方向に移動可能となったテーブル16などを備えて構成されており、前記主軸14には工具Tが装着され、前記テーブル16にはワークWが載置される。
また、前記工作機械1は、主軸頭13をZ軸方向に移動させるZ軸送り機構部(図示せず)と、サドル15をY軸方向に移動させるY軸送り機構部(図示せず)と、テーブル16をX軸方向に移動させるX軸送り機構部(図示せず)と、これらZ軸送り機構部(図示せず),Y軸送り機構部(図示せず)及びX軸送り機構部(図示せず)の各駆動モータ(図示せず)の作動を、NC指令に基づいてそれぞれ制御する制御装置(図示せず)とを備えており、主軸頭13,サドル15及びテーブル16が、各送り機構部(図示せず)によって各軸方向にそれぞれ移動せしめられることにより、工具TとワークWとの間で相対運動が行われ、当該ワークWが加工される。
そして、移動体たる前記主軸頭13,サドル15及びテーブル16は、これらの各構成部品が、いわゆるポーラス金属、即ち、ガス原子が溶解した溶融状態の金属が所定の方向から徐々に冷却,凝固せしめることにより得られる金属であって、当該金属の温度低下に伴い前記ガス原子の溶解量が低下して当該ガス原子が析出することにより、多数の空隙が前記冷却方向に沿って細長く形成された金属から構成される。
一般に、溶融金属に溶解するガス原子の量は、当該ガスの圧力によって変動し、ガス原子は、当該ガスの圧力が高ければ多量に溶解する一方、圧力が低ければ少量しか溶解しない。ポーラス金属は、この性質に基づき所定圧力下でガス原子を溶解させた溶融金属の冷却,凝固状態を制御することで、即ち、前記溶融金属を所定の方向から徐々に冷却,凝固させることで、その凝固過程で析出したガス分子により、多数の空隙を前記方向に沿って細長く形成させるようにしたものである。
具体的には、ポーラス金属は、これを、例えば、第2図に示すような製造装置2又は第3図に示すような製造装置3を用いて製造することができる。同第2図及び第3図に示すように、これら製造装置2,3は、閉塞空間をそれぞれ備えた加熱室A及び凝固室Bなどからなり、凝固室Bは、加熱室Aの下方に配置されて、同等に吸気真空及び給気加圧される。尚、第2図及び第3図において、同じ構成部分については、同じ符号を付すものとする。
前記加熱室Aには、底面中央部に貫通穴21aが形成されたるつぼ21と、るつぼ21を加熱する加熱装置22と、上端部が加熱室Aの上面から上方に突出する一方、下端部が前記貫通穴21aを閉塞する閉塞ロッド23と、るつぼ21の上方に設けられたガス吸気管24及びガス供給管25とが配設されている。
前記閉塞ロッド23は、適宜図示しない昇降装置によって上下方向に昇降せしめられるようになっており、その下限位置にあるときにその下端部が前記貫通穴21aを閉塞する。また、前記ガス吸気管24は、図示しない吸気装置に接続され、前記ガス供給管25は、図示しないガス供給装置に接続されている。
前記凝固室Bには、鋳型26と、鋳型26を冷却する冷却装置30の、第2図に示すような冷却部31、又は第3図に示すような冷却部35と、鋳型26の上方に設けられた圧力調整管27,28とが配設されている。
前記冷却部31は、鋳型26の下部に配設され、内部が中空に形成された冷却部材32と、冷却部材32にそれぞれ接続した給水管33及び排水管34とを備え、鋳型26の底面を冷却するように構成される一方、前記冷却部35は、鋳型26の周囲に配設され、内部が中空に形成された冷却部材36と、冷却部材36にそれぞれ接続した給水管37及び排水管38とを備え、鋳型26の周囲を冷却するように構成される。
そして、前記各冷却部材32,36内には、冷却装置30の冷却水循環装置(図示せず)から冷却水が給水管33,37を介してそれぞれ供給され、供給された冷却水は、排水管34,38を介して冷却水循環装置(図示せず)にそれぞれ還流される。また、前記圧力調整管27,28は、図示しない圧力調整装置にそれぞれ接続されている。
また、前記加熱室Aの底面と凝固室Bの上面とには、これらにまたがるように導入部材29が配設されており、この導入部材29には、上側開口部が前記るつぼ21の貫通穴21aと連通し、下側開口部が前記鋳型26の上方に開口した導入孔29aが形成されている。
このように構成されたポーラス金属製造装置2,3によれば、まず、固体の低炭素鋼がるつぼ21内に適宜搬入された後、ガス吸気管24を介して加熱室A内のガスが吸気装置(図示せず)により吸気されて、当該加熱室A内が真空状態とされる。また、凝固室B内の圧力が、圧力調整管27,28を介して圧力調整装置(図示せず)により所定の圧力に調整され、冷却水循環装置(図示せず)により各冷却部材32,36内に供給,循環される冷却水によって鋳型26が冷却されている。
ついで、加熱装置22によりるつぼ21内の固体の低炭素鋼が所定温度に加熱され、これにより、これが溶融して液状となる。そして、加熱室A内の圧力が所定の圧力となるように、当該加熱室A内に窒素ガスを含むガスがガス供給装置(図示せず)によりガス供給管25を介して供給され、供給されたガスが前記液状の低炭素鋼に溶解する。
次に、閉塞ロッド23が昇降装置(図示せず)により上昇せしめられると、るつぼ21内の低炭素鋼が、貫通穴21a及び導入孔29aを通って鋳型26内に流入し、流入した低炭素鋼は、冷却装置30により冷却されて凝固せしめられる。
尚、鋳型26内に流入した低炭素鋼が冷却,凝固される過程は、第2図に示した製造装置2の場合と、第3図に示した製造装置3の場合とで異なっており、製造装置2の場合、その冷却部31が、鋳型26の底面を冷却するように構成されていることから、低炭素鋼は、鋳型26の底面側からその上側にかけて徐々に冷却,凝固され、これにより、過飽和となったガスは、第4図に示すように、多数の空隙Kを鋳型26の上下方向に沿って細長く形成するように析出する。尚、第4図(a)は、当該ポーラス金属を示した平面図であり、第4図(b)は、その断面図である。
一方、製造装置3の場合、その冷却部35が、鋳型26の周囲を冷却するように構成されていることから、低炭素鋼は、鋳型26の周囲から中心に向かって徐々に冷却,凝固され、これにより、過飽和となったガスは、第5図に示すように、多数の空隙Kを放射状に細長く形成するように析出する。尚、第5図(a)は、当該ポーラス金属を示した断面図であり、第5図(b)は、その側面図である。
また、これら第4図及び第5図に示すように、空隙Kは、それぞれ各種の大きさのものが形成されており、これらの中には、相互に連通するように形成されたものもある。
そして、以上のようにして製造されたポーラス金属が、移動体たる前記主軸頭13,サドル15及びテーブル16の各構成部品に、適宜その性状に応じて使用される。即ち、製造した前記ポーラス金属を適宜加工して所望の形状の構成部品とした後、これらをねじ類による締結や溶接などによって接合して、前記主軸頭13,サドル15及びテーブル16としてそれぞれ組み立てる。
ところで、従来、素材材料である低炭素鋼中に不規則に形成された空隙は、強度などを低下させる欠陥であるとみなされていた。しかしながら、上記のように、各空隙の長手方向が所定の方向に沿うように当該各空隙を規則的に形成させることで、低炭素鋼の結晶組織が前記方向に沿うように形成され、前記各空隙の形成方向に強度があり、且つ、同じ外形寸法の中実体に比べて軽量にすることができる。
また、このポーラス金属は、空隙によって、中実体に比べて内部摩擦が大きいという特長を備えているため、振動を効果的に抑制することができ、更には、前記各空隙を介して当該ポーラス金属が有している熱を効果的に逃がすことができるという特質を備えている。
斯くして、本例の工作機械1によれば、当該工作機械1の主軸頭13,サドル15及びテーブル16といった移動体をポーラス金属から構成することで、当該移動体の重量を軽量化して、例えば、NC指令に対する追従性を向上させること、また、振動抑制効果によりビビリ振動などを抑制すること、更には、排熱効果により熱変位を抑制することが可能となり、これにより、加工精度を大きく向上させることができる。また、移動体を軽量化することで、当該移動体を高速で移動させることができるとともに、移動に要する動力負荷を軽減することができ、消費電力を抑制することができる。
また、本例におけるポーラス金属は低炭素鋼であるので、炭素含有量が少なく、前記移動体の各構成部品同士を溶接により接合しても、当該溶接部分に割れなどの欠陥を生じ難くい。
また、本例においては、溶融した低炭素鋼に窒素ガスを含むガスを溶解させるようにしているので、前記空隙Kが形成される際に、当該空隙K部の金属表層に、低炭素鋼を構成するアルミニウムやクロム、チタン原子などと窒素原子が反応して窒化物が生成され、この窒化物によって当該金属表層を硬化することができるという効果が得られ、前記ポーラス金属は空隙Kがあるにもかかわらず、当該空隙Kに平行な方向の強度が同じ外形寸法の中実体と同等の強度を有する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
例えば、上例では、立形マシニングセンタの移動体をポーラス金属から構成したが、これに限られるものではなく、横形マシニングセンタやNC旋盤など、各種の工作機械の移動体を前記ポーラス金属から構成することができる。
尚、移動体としては、横形マシニングセンタの場合には、コラムや主軸頭、テーブルなどを挙げることができ、NC旋盤の場合には、サドルや刃物台などを挙げることができる。
以上のように、本発明にかかる工作機械は、移動体が軽量でしかも振動減衰性や熱特性などに優れており、高速加工に適している。
Claims (3)
- 所定方向に移動する移動体を備えた工作機械において、
前記移動体は、ガス原子が溶解した溶融状態の金属を所定方向から徐々に冷却,凝固せしめて得られる金属であって、該金属の温度低下に伴い前記ガス原子の溶解量が低下して該ガス原子が析出することにより、多数の空隙が前記方向に沿って細長く形成された金属から構成されてなることを特徴とする工作機械。 - 前記金属が低炭素鋼からなることを特徴とする請求の範囲第1項記載の工作機械。
- 前記ガス原子は少なくとも窒素原子を含み、前記空隙が形成される際に、該空隙部の金属表層に窒化物が生成されてなることを特徴とする請求の範囲第2項記載の工作機械。
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