JPWO2004005179A1 - エレベータの巻上装置 - Google Patents
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Abstract
トラクション式エレベータ装置の軽量化ができるエレベータの巻上装置を提供することを目的とする。目的を達成するための手段はエレベータの巻上装置において、ロープをシーブの外周面に押し付ける押付けローラを有し、前記押付けローラが非回転物に回転自在に支持されると共に、前記押付けローラを前記ロープに押圧する押圧手段を有し、前記押付けローラの外周が前記ロープに係合する円弧溝を有し、前記押付けローラの外周が弾性体で構成され、前記押付けローラが前記シーブの回転中心に対して略対称に配置された少なくとも一対からなり、前記押付けローラが前記ロープに対して移動可能であり、前記一対の押付けローラ間に巻き掛けられたベルトを備え、前記一対の押付けローラが、前記一対の押付けローラ間の前記ベルトを介して、前記ロープを前記シーブの外周面に押し付けた。
Description
本発明は、トラクション式エレベータの巻上装置に関する。詳しくは、モータに連結されて回転させられるシーブと、シーブの外周面に巻き掛けられてエレベータカーを昇降させるロープとを備えたエレベータの巻上装置に関する。
従来のトラクション式エレベータの巻上装置を図5で説明する。図5において、シーブ1はモータ(図示なし)に連結されて回転させられる。ロープ2はシーブ1の外周面に巻き掛けられている。エレベータカー3は懸架した一方のロープ2に接続されている。カウンターウエイト4は懸架した他方のロープ2に接続されている。
シーブ1はモータから減速機(図示なし)を介して回転させられる場合もある。
モータを回転駆動させると、エレベータカー3はシーブ1の回転及びロープ2の上下移動によって昇降できる。
そして、ロープ2へのモータの回転駆動力は、シーブ1の外周面及びロープ2の周面間の摩擦力のみを利用して伝達している。当該摩擦力は、シーブ1及びロープ2の摩擦係数、並びにエレベータカー3及びカウンターウエイト4による張力から得ている。
しかしながら、従来のトラクション式エレベータの巻上装置は叙上の如く、ロープ2へのモータの回転駆動力が、シーブ1の外周面及びロープ2の周面間の摩擦力のみに基づいて伝達されているから、シーブ1及びロープ2間で滑ってモータの回転駆動力がロープ2へ伝達されなくなることを防止するために、必要以上にエレベータカー3及びカウンターウエイト4の重量を増加させていた。従って、トラクション式エレベータ装置の軽量化が困難であった。
本発明は以上の点に鑑み、トラクション式エレベータ装置の軽量化ができるエレベータの巻上装置を提供することを目的とする。
シーブ1はモータから減速機(図示なし)を介して回転させられる場合もある。
モータを回転駆動させると、エレベータカー3はシーブ1の回転及びロープ2の上下移動によって昇降できる。
そして、ロープ2へのモータの回転駆動力は、シーブ1の外周面及びロープ2の周面間の摩擦力のみを利用して伝達している。当該摩擦力は、シーブ1及びロープ2の摩擦係数、並びにエレベータカー3及びカウンターウエイト4による張力から得ている。
しかしながら、従来のトラクション式エレベータの巻上装置は叙上の如く、ロープ2へのモータの回転駆動力が、シーブ1の外周面及びロープ2の周面間の摩擦力のみに基づいて伝達されているから、シーブ1及びロープ2間で滑ってモータの回転駆動力がロープ2へ伝達されなくなることを防止するために、必要以上にエレベータカー3及びカウンターウエイト4の重量を増加させていた。従って、トラクション式エレベータ装置の軽量化が困難であった。
本発明は以上の点に鑑み、トラクション式エレベータ装置の軽量化ができるエレベータの巻上装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によるエレベータの巻上装置は、モータに連結されて回転させられるシーブと、シーブの外周面に巻き掛けられてエレベータカーを昇降させるロープとを備えたエレベータの巻上装置において、ロープをシーブの外周面に押し付ける押付けローラを有することを特徴としている。即ち、押付けローラでシーブの外周面及びロープの周面間の摩擦力を増加させているから、エレベータカー3及びカウンターウエイト4の重量を低減できる。従って、トラクション式エレベータ装置の軽量化ができるエレベータの巻上装置を提供することができる。
また、押付けローラが非回転物に回転自在に支持されると共に、押付けローラをロープに押圧する押圧手段を有することを特徴としている。従って、押付けローラの回転が滑らかになり、ロープ及びシーブへの強い押圧力を発生することができる。
また、押付けローラの外周がロープに係合する円弧溝を有していることを特徴としている。従って、押付けローラのロープへの接触面積が増加して、押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
また、押付けローラの外周が弾性体で構成されていることを特徴としている。即ち、押付けローラの外周がロープの円周に倣って円弧に変形できる。従って、押付けローラのロープへの接触面積が増加して、押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
また、押付けローラがシーブの回転中心に対して略対称的に配置された少なくとも一対からなることを特徴としている。従って、押付けローラが1個の場合と比べて、押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
また、押付けローラがロープに対して移動可能であることを特徴としている。従って、種々のロープ径のものに対応にできる。
また、一対の押付けローラ間に巻き掛けられたベルトを備え、一対の押付けローラが、一対の押付けローラ間のベルトを介して、ロープをシーブの外周面に押し付けることを特徴としている。従って、ベルトを介した押付けローラのロープへの接触面積が増加して、ベルトを介した押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
また、押付けローラが非回転物に回転自在に支持されると共に、押付けローラをロープに押圧する押圧手段を有することを特徴としている。従って、押付けローラの回転が滑らかになり、ロープ及びシーブへの強い押圧力を発生することができる。
また、押付けローラの外周がロープに係合する円弧溝を有していることを特徴としている。従って、押付けローラのロープへの接触面積が増加して、押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
また、押付けローラの外周が弾性体で構成されていることを特徴としている。即ち、押付けローラの外周がロープの円周に倣って円弧に変形できる。従って、押付けローラのロープへの接触面積が増加して、押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
また、押付けローラがシーブの回転中心に対して略対称的に配置された少なくとも一対からなることを特徴としている。従って、押付けローラが1個の場合と比べて、押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
また、押付けローラがロープに対して移動可能であることを特徴としている。従って、種々のロープ径のものに対応にできる。
また、一対の押付けローラ間に巻き掛けられたベルトを備え、一対の押付けローラが、一対の押付けローラ間のベルトを介して、ロープをシーブの外周面に押し付けることを特徴としている。従って、ベルトを介した押付けローラのロープへの接触面積が増加して、ベルトを介した押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
第1図は、本発明の第1実施形態を示す図である。
第2図は、本発明の第1実施形態に係る押付けローラ部分の詳細断面図である。
第3図は、本発明に係る押付けローラの他の例の図である。
第4図は、本発明の第2実施形態を示す図である。
第5図は、従来のトラクション式エレベータの巻上装置を示す図である。
第2図は、本発明の第1実施形態に係る押付けローラ部分の詳細断面図である。
第3図は、本発明に係る押付けローラの他の例の図である。
第4図は、本発明の第2実施形態を示す図である。
第5図は、従来のトラクション式エレベータの巻上装置を示す図である。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2において、100はトラクション式エレベータ装置に用いられるエレベータの巻上装置である。固定部材10はトラクション式エレベータ装置の固定箇所に取り付けられる。モータ(図示なし)の回転は減速機(図示なし)を介してシーブ11の入力部111に伝達される。即ち、シーブ11はモータに連結されて回転させられる。
ロープ12はシーブ11の外周面13の溝部131に巻き掛けられてエレベータカー14を昇降させる。エレベータカー14は懸架した一方のロープ12に接続されている。カウンターウエイト15は懸架した他方のロープ12に接続されている一対の押付けローラ16はシーブ11の回転中心に対して略対称に配置され、ロープ12をシーブ11の外周面13に押し付ける。詳しくは、一対の押付けローラ16はシーブ11の回転中心を含む上下に対して略左右対称に配置されている。一対の押付けローラ16の外周はロープ11に係合する円弧溝17を有している。各押付けローラ16は軸18(非回転物)に一対の軸受19を介して回転自在に支持される。
ばね20(押圧手段)は各押付けローラ16をロープ12に押圧する。各ばね20は伸縮できるので、各押付けローラはロープ16に対して移動可能である。
また、固定部材10への押圧手段(ばね20)の固定部を固定部材10に対して移動可能にすることによって、各押付けローラ16のロープ12への押圧力を調整することができる。ばね20のばね常数を適宜設定することによって、各押付けローラ16のロープ12への押圧力を適宜に変更できる。
ばね20の一端は固定部材10に支持され、他端は軸18の円周溝21に連結されている。軸用止め輪23は、一対の軸受19の位置決め、並びに抜け止め防止のために用いられている。
次に、本発明の第1実施形態の作用について説明する。
一対の押付けローラ16は、ばね20によってロープ12をシーブ1の外周面に常に押し付けている。即ち、一対の押付けローラ16でシーブ1の外周面及びロープ12の周面間の摩擦力を増加させている。従って、エレベータカー3及びカウンターウエイト4の重量を低減できる。
(押付けローラの他の例)
本発明に係る一対の押付けローラの他の例を図面に基づいて説明する。図3おいて、各押付けローラ200は金属性のローラ本体201の外周に、ゴムやシリコン等の円筒状の弾性体202が保持されている。ローラ本体201は前記第1実施形態の押付けローラと同様に、軸203(非回転物)に一対の軸受204を介して回転自在に支持される。
押付けローラ200の外周は、前記第1実施形態のような円弧溝を形成していなくても、ロープ12の円周に倣って円弧に変形できる。従って、押付けローラ200のロープ12への接触面積(接触抵抗)が増加して、押付けローラ200及びロープ12間の摩擦力を増加(摩擦抵抗が大)できる。
押付けローラ200の外周に別個に弾性体202を保持せずに、ローラ本体201自体を円筒状の弾性体としても良い。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。図4において、300はトラクション式エレベータ装置に用いられるエレベータの巻上装置である。固定部材310はトラクション式エレベータ装置の固定箇所に取り付けられる。モータ(図示なし)の回転は減速機(図示なし)を介してシーブ311の入力部333に伝達される。即ち、シーブ311はモータに連結されて回転させられる。
ロープ312はシーブ311の外周面313の溝部(図示なし)に巻き掛けられてエレベータカー(図示なし)を昇降させる。エレベータカーは懸架した一方のロープ312に接続されている。カウンターウエイト(図示なし)は懸架した他方のロープ312に接続されている一対の押付けローラ316はシーブ311の回転中心に対して略対称に配置され、ロープ312をシーブ311の外周面313に押し付ける。詳しくは、一対の押付けローラ316はシーブ311の回転中心を含む上下に対して略左右対称に配置されている。一対の押付けローラ316の外周間には、ベルト317が巻き掛けられている。一対の押付けローラ316は、ベルト317を介して、ロープ312をシーブ311の外周面に押し付けている。
各押付けローラ316は前記の第1実施形態と同様に、軸318(非回転物)に一対の軸受(図示なし)を介して回転自在に支持される。
ばね320(押圧手段)は各押付けローラ316をロープ312に押圧する。各ばね320は伸縮できるので、各押付けローラ316はロープ312に対して移動可能である。
ばね320の一端は固定部材310に支持され、他端は軸318の円周溝(図示なし)に連結されている。
次に、本発明の第2実施形態の作用について説明する。
図4において、一対の押付けローラ316は、ばね320によってベルト317を介して、ロープ312をシーブ311の外周面に常に押し付けている。即ち、ベルト317を介した押付けローラ316のロープ312への接触面積(接触抵抗)が増加して、ベルト317を介した押付けローラ316及びロープ312間の摩擦力を増加(摩擦抵抗が大)できる。
なお、本発明の実施形態はローピング方式が1:1方式で説明したが、本発明は1:1のローピング方式に限定されない。
ロープ12はシーブ11の外周面13の溝部131に巻き掛けられてエレベータカー14を昇降させる。エレベータカー14は懸架した一方のロープ12に接続されている。カウンターウエイト15は懸架した他方のロープ12に接続されている一対の押付けローラ16はシーブ11の回転中心に対して略対称に配置され、ロープ12をシーブ11の外周面13に押し付ける。詳しくは、一対の押付けローラ16はシーブ11の回転中心を含む上下に対して略左右対称に配置されている。一対の押付けローラ16の外周はロープ11に係合する円弧溝17を有している。各押付けローラ16は軸18(非回転物)に一対の軸受19を介して回転自在に支持される。
ばね20(押圧手段)は各押付けローラ16をロープ12に押圧する。各ばね20は伸縮できるので、各押付けローラはロープ16に対して移動可能である。
また、固定部材10への押圧手段(ばね20)の固定部を固定部材10に対して移動可能にすることによって、各押付けローラ16のロープ12への押圧力を調整することができる。ばね20のばね常数を適宜設定することによって、各押付けローラ16のロープ12への押圧力を適宜に変更できる。
ばね20の一端は固定部材10に支持され、他端は軸18の円周溝21に連結されている。軸用止め輪23は、一対の軸受19の位置決め、並びに抜け止め防止のために用いられている。
次に、本発明の第1実施形態の作用について説明する。
一対の押付けローラ16は、ばね20によってロープ12をシーブ1の外周面に常に押し付けている。即ち、一対の押付けローラ16でシーブ1の外周面及びロープ12の周面間の摩擦力を増加させている。従って、エレベータカー3及びカウンターウエイト4の重量を低減できる。
(押付けローラの他の例)
本発明に係る一対の押付けローラの他の例を図面に基づいて説明する。図3おいて、各押付けローラ200は金属性のローラ本体201の外周に、ゴムやシリコン等の円筒状の弾性体202が保持されている。ローラ本体201は前記第1実施形態の押付けローラと同様に、軸203(非回転物)に一対の軸受204を介して回転自在に支持される。
押付けローラ200の外周は、前記第1実施形態のような円弧溝を形成していなくても、ロープ12の円周に倣って円弧に変形できる。従って、押付けローラ200のロープ12への接触面積(接触抵抗)が増加して、押付けローラ200及びロープ12間の摩擦力を増加(摩擦抵抗が大)できる。
押付けローラ200の外周に別個に弾性体202を保持せずに、ローラ本体201自体を円筒状の弾性体としても良い。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。図4において、300はトラクション式エレベータ装置に用いられるエレベータの巻上装置である。固定部材310はトラクション式エレベータ装置の固定箇所に取り付けられる。モータ(図示なし)の回転は減速機(図示なし)を介してシーブ311の入力部333に伝達される。即ち、シーブ311はモータに連結されて回転させられる。
ロープ312はシーブ311の外周面313の溝部(図示なし)に巻き掛けられてエレベータカー(図示なし)を昇降させる。エレベータカーは懸架した一方のロープ312に接続されている。カウンターウエイト(図示なし)は懸架した他方のロープ312に接続されている一対の押付けローラ316はシーブ311の回転中心に対して略対称に配置され、ロープ312をシーブ311の外周面313に押し付ける。詳しくは、一対の押付けローラ316はシーブ311の回転中心を含む上下に対して略左右対称に配置されている。一対の押付けローラ316の外周間には、ベルト317が巻き掛けられている。一対の押付けローラ316は、ベルト317を介して、ロープ312をシーブ311の外周面に押し付けている。
各押付けローラ316は前記の第1実施形態と同様に、軸318(非回転物)に一対の軸受(図示なし)を介して回転自在に支持される。
ばね320(押圧手段)は各押付けローラ316をロープ312に押圧する。各ばね320は伸縮できるので、各押付けローラ316はロープ312に対して移動可能である。
ばね320の一端は固定部材310に支持され、他端は軸318の円周溝(図示なし)に連結されている。
次に、本発明の第2実施形態の作用について説明する。
図4において、一対の押付けローラ316は、ばね320によってベルト317を介して、ロープ312をシーブ311の外周面に常に押し付けている。即ち、ベルト317を介した押付けローラ316のロープ312への接触面積(接触抵抗)が増加して、ベルト317を介した押付けローラ316及びロープ312間の摩擦力を増加(摩擦抵抗が大)できる。
なお、本発明の実施形態はローピング方式が1:1方式で説明したが、本発明は1:1のローピング方式に限定されない。
以上説明したように、本発明の請求項1によれば、トラクション式エレベータ装置の軽量化ができるエレベータの巻上装置を提供することができる。
本発明の請求項2によれば、押付けローラの回転が滑らかになり、ロープ及びシーブへの強い押圧力を発生することができる。
本発明の請求項3によれば、押付けローラのロープへの接触面積が増加して、押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
本発明の請求項4によれば、押付けローラのロープへの接触面積が増加して、押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
本発明の請求項5によれば、押付けローラが1個の場合と比べて、押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
本発明の請求項6によれば、種々のロープ径のものに対応にできる。
本発明の請求項7によれば、ベルトを介した押付けローラのロープへの接触面積が増加して、ベルトを介した押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
本発明の請求項2によれば、押付けローラの回転が滑らかになり、ロープ及びシーブへの強い押圧力を発生することができる。
本発明の請求項3によれば、押付けローラのロープへの接触面積が増加して、押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
本発明の請求項4によれば、押付けローラのロープへの接触面積が増加して、押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
本発明の請求項5によれば、押付けローラが1個の場合と比べて、押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
本発明の請求項6によれば、種々のロープ径のものに対応にできる。
本発明の請求項7によれば、ベルトを介した押付けローラのロープへの接触面積が増加して、ベルトを介した押付けローラ及びロープ間の摩擦力を増加できる。
Claims (7)
- モータに連結されて回転させられるシーブと、前記シーブの外周面に巻き掛けられてエレベータカーを昇降させるロープとを備えたエレベータの巻上装置において、前記ロープを前記シーブの外周面に押し付ける押付けローラを有することを特徴とするエレベータの巻上装置。
- 前記押付けローラが非回転物に回転自在に支持されると共に、前記押付けローラを前記ロープに押圧する押圧手段を有することを特徴とする請求項1記載のエレベータの巻上装置。
- 前記押付けローラの外周が前記ロープに係合する円弧溝を有していることを特徴とする請求項1又は2記載のエレベータの巻上装置。
- 前記押付けローラの外周が弾性体で構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のエレベータの巻上装置。
- 前記押付けローラが前記シーブの回転中心に対して略対称に配置された少なくとも一対からなることを特徴とする請求項1又は2記載のエレベータの巻上装置。
- 前記押付けローラが前記ロープに対して移動可能であることを特徴とする請求項1又は2記載のエレベータの巻上装置。
- 前記一対の押付けローラ間に巻き掛けられたベルトを備え、前記一対の押付けローラが、前記一対の押付けローラ間の前記ベルトを介して、前記ロープを前記シーブの外周面に押し付けることを特徴とする請求項5記載のエレベータの巻上装置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20060622 |