JPWO2003035996A1 - 手摺取付具及び手摺取付方法 - Google Patents

手摺取付具及び手摺取付方法 Download PDF

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Abstract

支柱の途中部分に手摺を掛け渡すようにして支柱と支柱の間に取り付けるような場合にも手摺の取り付け角度が自由に調整可能であり、また、手摺が同一直線上に又は取付位置の段差を生じさせずに連続して設置することが可能な手摺取付具及び手摺取付方法を提供する。手摺取付具は、互いに対向した状態で合体させることにより支柱5をしっかりと挟持する挟持部29を形成する挟持片21、21’を備えた半割状の挟持体20、20’が、手摺保持部11を有する手摺保持体10に可動可能に取着されて形成されており、また、手摺取付方法は、挟持体は手摺保持部を有する手摺保持体に挟持片の中心から偏心した位置で可動可能に取着され、そのような支柱5に挟持された手摺取付具1の手摺保持体10を可動させて手摺7の取り付け方向を調整する工程と、その手摺の取り付け方向の延長線上に第二の手摺取付具2の手摺保持体10に取着された手摺7が位置するように取着する工程とを含み構成される。

Description

技術分野
本発明は、手摺を支柱に取り付けるような場合に使用する手摺取付具に関し、さらに詳しくは、支柱の途中部分に手摺を掛け渡すようにして支柱と支柱の間に取り付るような場合に使用される手摺取付具に関する。
技術背景
従来、地面に立設された支柱と支柱の間にその高さの途中位置に手摺を掛け渡すようにして取り付ける場合に使用される手摺取付具の一つとして、例えば、特開2000−46019に示されているような割り型継手がある。この割り型継手100は、第8図に示すように、地面に立設される金属パイプや木の棒等の管材からなる縦材101(支柱)を挟持するT字頭部に相当する貫通型ソケット部102と、縦材101に横設される金属パイプや木の棒等の管材からなる横材101’(手摺)を挟持する貫通型ソケット部102と直交して位置するT字脚部相当する非貫通型ソケット部103とを備えた継手を、ソケット部の軸線に沿って2つに分割した各半割り状部材104、104’から構成されており、各半割り部材104、104’はソケット部102、103の間に縦材101及び横材101’を挟んだ状態で相互に合体させ、各半割り状部材104、104’の相互間に分割面と直交する方向から貫通させたボルト105をナット106へ締結することにより各半割り状部材104、104’を継手として組み立てると同時に、縦材101及び横材101’を合一に連結するように構成されている。
しかし、かかる従来の割り型継手にあっては、プレス成形加工によりソケット部102とソケット部103とが直交するT字形に形成されているので、縦材に相当する支柱に対して横材に相当する手摺を所定の傾斜角を有して設置する場合には使用できないという問題があった。この場合、ソケット部102とソケット部103とを予め設置すべき傾斜角度に傾斜させた状態で成形加工することが考えられるが、手摺の傾斜角度は設置すべき場所により一定ではないので予め準備することは困難である。一方、予め測量を行うことにより設置場所の形状に合わせた所定の傾斜角を備えた割り型継手を準備することが考えられるが割り型継手の準備作業が極めて煩雑であり、コスト的にも高くなるの欠点がある。
また、第9図に示すように、かかる従来の割り型継手100を用いて縦材101である支柱の両方向にその高さの途中位置に手摺を設置する場合には、手摺である横材101’と横材101’’とが同一線上に位置せず、手摺である横材101’と横材101’’がソケット部102の幅だけ段差を有して掛け渡されることとなり見た目にも好ましくない。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、支柱の途中部分に手摺を掛け渡すようにして支柱と支柱の間に取り付けるような場合に手摺の取り付け角度が自由に調整可能な手摺取付具及び手摺取付方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、支柱の途中部分に手摺を掛け渡すようにして支柱と支柱の間に取り付けるような場合に手摺が同一直線上に又は取付位置の段差を生じさせずに連続して設置することが可能な手摺取付具及び手摺取付方法を提供することを目的とする。
発明の開示
上記課題を解決するために請求の範囲第1項に記載の発明は、互いに対向した状態で合体させることにより支柱をしっかりと挟持する挟持部を形成する挟持片を備えた半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に可動可能に取着されて形成され、それによって設置すべき手摺の接続角度が調整可能とされていることを特徴とする手摺取付具を提供する。
上記課題を解決するために請求の範囲第2項に記載の発明は、互いに対向した状態で合体させることにより支柱をしっかりと挟持する挟持部を形成する挟持片を備えた半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に、挟持片の中心から偏心した位置で可動可能に取着されていることを特徴とする手摺取付具を提供する。
上記課題を解決するために請求の範囲第3項に記載の発明は、互いに対向した状態で合体させることにより支柱をしっかりと挟持する挟持部を形成する挟持片を備えた半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に、挟持片の一方側の開口頂面と同じ高さ位置で可動可能に取着されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求の範囲第4項に記載の発明は、請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載の手摺取付具において、挟持体は、手摺保持体に対して左右のいずれの方向からも取着可能に形成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求の範囲第5項に記載の発明は、請求範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載の手摺取付具において、挟持片の先端側の端面部には蟻形状の凹凸が形成され、合体時に互いに嵌合するようにして前記挟持部が形成されることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求の範囲第6項に記載の発明は、互いに対向した状態で合体させることにより支柱をしっかりと挟持する挟持部を形成する挟持片を備えた半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に、挟持片の中心から偏心した位置で可動可能に取着されて形成された第一の手摺取付具及び第二の手摺取付具のうち、第一の手摺取付具を支柱の所定位置に取着すると共に、手摺保持体を可動させて該手摺保持体に取着された手摺の取り付け方向を調整する工程と、第一の手摺取付具の手摺保持体に取着された手摺の取り付け方向の延長線上に第二の手摺取付具の手摺保持体に取着された手摺が位置するように第二の手摺取付具の手摺保持体を可動させて取着する工程とを含み構成される手摺取付方法を提供する。
上記課題を解決するために請求の範囲第7項に記載の発明は、請求の範囲第6項に記載の手摺取付方法において、第一の手摺取付具及び第二の手摺取付具の挟持体が、手摺保持体に、挟持片の一方側の開口頂面と同じ高さ位置で可動可能に取着されていることを特徴とする。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明に係る手摺取付具及び手摺取付方法の一実施形態について図面を参照しつつ、初めに本発明に係る手摺取付具の一実施形態について説明したのち、その動作と合わせて本発明に係る手摺取方法の一実施形態について説明する。ここで、第1図は本発明に係る手摺取付具の一実施形態の斜視図、第2図(a)はその平面図、第2図(b)はその側面図である。まず、第1図及び第2図に示された手摺取付具1は、概略として、設置すべき手摺7を保持する手摺保持部11を有する手摺保持体10と、支柱5を挟持してしっかりと固定される半割状の2つの挟持体20、20’とを備えて構成されている。
手摺保持体10は、ステンレスや合金等の金属製材料により形成され、第3図(a)(b)に示すように、略円筒状に形成された手摺保持部11と、後述する挟持体20、20’を取り付けるための取付部13を有している。手摺保持部11は、その内部に手摺7の端部側を受け入れる空間部を備えて形成され、その側面には挿入された手摺7をしっかりと固定するための図示しないビスを挿通するビス孔19が穿設されている。尚、手摺7を保持するための手摺保持部11の構造はこれに限るものではなく、例えば、手摺保持部11の内壁面にネジ溝を形成し、手摺7の端部をこれに螺合させることにより固定する構造でもよく、溶接により接合する構造であってもよく、各種の構造を採用することが可能である。また、手摺7の端部側に手摺保持体11を直接形成することもできる。さらに、手摺7は、通常金属パイプや木の棒等の管材が使用されるがもちろんこれに限るものではない。手摺7の断面形状も円形状でなく楕円形や矩形であっても構わないがこの場合には手摺保持部11の形状もそのような手摺7合わせた形状とすることが必要である。
手摺保持体11とは反対側の手摺保持体10には、後述する半割状の挟持体20、20’を取り付けるための略円盤状の取付部13が突出するようにして形成されている。取付部13は、第3図(b)に最もよく示されているように、その側面形状が略円形とされ、その両側面には挟持体20、20’に形成された円形状の凸部25、25’と嵌り合う大きさの円形状の溝15、15’が形成されている。そして、取付部13の中心には取付部13を挟むようにしてその両側に配置される挟持体20、20’を可動可能に取着するためのボルト31が挿通される挿通孔17が穿設されている。この構成により、取付部13を挟んで配置された挟持体20、20’をボルト31とナット31aにより取着すると手摺保持体10に取り付けられた挟持体20、20’はその凸部25が取付部13に形成された溝15内を沿うようにして案内されつつボルト31を中心とする回転運動を行うように可動可能とされる。
挟持体20、20’は、第4図及び第5図に示されているように、それぞれ互いに対向した状態で合体させることにより支柱5をしっかりと挟持する挟持部29を形成する断面が略半円状の挟持片21、21’と、手摺保持体10の取付部13に取着される側面形状が略円形状をした支持部23、23’とを有して形成されている。
挟持片21、21’の先端側の端面部には、それぞれ先端部が拡開するようにして突設された蟻形凸部27、27’とその蟻形凸部27、27’に嵌り合う形状をした蟻形凹部28、28’がいわゆる蟻形状に形成され、挟持体20、20’をそれぞれ対向させて合体させたときに互いにしっかりと嵌り合って挟持部29が形成されるようになっている。これにより、手摺7に大きな荷重がかかった場合に挟持片21、21’の嵌合部分が外れるの防止する。この形状も図示されたものに限られるものではなく、手摺7に大きな荷重がかかった場合に挟持片21、21’の嵌合部分がお互いに離脱しないよう阻止する形状を有していればよい。
本実施形態における挟持片21、21’の形状は円柱状の支柱5に挟持して固定するために断面が略半円状とされているが、支柱5の断面形状が円形状でなく楕円形や矩形状をなすものである場合にはその断面形状に合わせた形状とすればよい。このように、支柱5を挟持する挟持部29を半割状の挟持体20、20’を合体させることにより形成させる構造なので支柱5の途中位置に直接取り付けることが可能となる。従って、すでに設置された手摺であっても後から手摺を付加することができるというメリットがある。
支持部23、23’は、手摺保持体10の取付部13とほぼ同じ大きさの直径を有して形成された略円盤形状を有し、取付部13と密接される側の表面には溝15に嵌り合う形をした円状の凸部25、25’が形成されている。また、支持部23、23’の中心にはボルト31を挿通するための挿通孔26、26’が穿設されている。そして、取付部13を支持部23、23’で挟むように配置して挟持体20、20’をボルト31とナット31aにより取着すると手摺保持体10に取り付けられた挟持体20、20’はその凸部25が取付部13に形成された溝15内を沿うようにして案内されつつボルト31を中心とする回転運動を行うように可動可能とされる。また、挟持体20、20’は、手摺保持体10に対して左右のいずれの方向からも取着可能に形成されている。これにより、手摺7を支柱5に対して上下方向における所定の取付角度を有して取り付けることが可能となる。
ところで、支持部23、23’に設けられる挿通孔26、26’、すなわち、回転運動の中心は、挟持片21、21’の幅方向における中心から偏心した位置に設けられており、図示された実施形態においては、挿通孔26、26’は、それぞれ挟持片21、21’の一方側の開口頂面S、S’と同じ高さ位置に設けられている。すなわち、手摺保持部11に保持された手摺7の縦断面の中心位置と開口頂面S、S’とがほぼ同じ高さ位置になるような位置に形成されている。かかる構成を備えた第一の手摺取付具1と第6図(a)に示すような第二の手摺取付具2(但し、第一の手摺取付具1と第二の手摺取付具2とでは手摺保持体10への挟持片21、21’の取付方向が左右逆とされている)を、同一の支柱5の途中位置にそれぞれ開口頂面S1、S2を突き合わせるようにして密接させて取り付けると、第一の手摺取付具1及び第二の手摺取付具2の手摺保持部11、11のそれぞれに取着され支柱5に直交する手摺7、7’は同一直線上に配置することが可能となる。
また、第6図(b)に示すように、手摺7を所定の取付角度を有して支柱5に取着する場合には、支柱5の途中位置に取り付けられた第一の手摺取付具1の手摺保持部11に取着された手摺7の取り付け方向の延長線上に第二の手摺取付具2の手摺保持部11に取着された手摺7’が位置するように開口頂面S1とS2の間を所定の距離だけ離して第一の手摺取付具1を支柱5に取着する。これにより手摺7、7’を同一直線上に配置することができ、見た目にもとても美しく手摺を設置することができる。また、カーブする傾斜面や階段の折り返し部等に設置する場合のように手摺7と手摺7’の取付角度が同じであるがその取付方向が異なるような場合であっても段差を生じさせること無く手摺7、7’を取り付けることができる。
一方、支柱5に対する手摺7、7’の取付角度が大きい場合には、第6図(c)に示すように、第一の手摺取付具1と第二の手摺取付具2の開口頂面S1とS2とは反対側の面を対向するように支柱5に取着する。第一の手摺取付具1と第二の手摺取付具2の挟持体20、20’の回転中心となる挿通孔26、26’は、それぞれ挟持片21、21’の一方側の開口頂面S、S’と同じ高さ位置に設けられているので手摺保持体10、10はそれぞれ開口頂面S1、S2側に大きく屈曲する。これにより、第6図(a)(b)の場合と比べて手摺7、7’をより大きな角度を有して設置することが可能となる。
次に、本発明に係る手摺取方法の一実施形態について第7図を参照しつつ上述した実施形態における摺取付具の動作の説明と共に説明する。ここで、第7図に示すのは階段3に設置された手摺の斜視図である。まず、階段3には予め所定箇所に立設された支持柱5a、5b、5c、5d、5eの頂部に手摺連結具4、4が取着され、各手摺連結具4、4により各支持柱5a〜5eの頂部を繋ぐようにして手摺8、8が設置されている。
支柱5aの途中位置に手摺取付具2aを挟持体20、20’で支柱5aを挟持するようにして取り付け、手摺取付具2aの手摺保持体10を可動させて設置すべき手摺7aの取り付け方向を設置面と平行となるように調整し、手摺7aを取り付ける(ステップS1)。この支持柱5aに、第6図(a)に示すような状態で、手摺取付具2aをその開口頂面と手摺取付具1aの開口頂面とを対向させるようにして手摺取付具2aの挟持体20、20’により挟持する。次に、手摺取付具2aの手摺保持体10に取着された手摺7aの取り付け方向の延長線上に手摺取付具1aの手摺保持体10に取着された手摺7bが位置するように手摺取付具1aの手摺保持体10を可動させて取着する(ステップS2)。そして、手摺7bの端部に取着された手摺取付具2bを支柱5bの途中位置に手摺取付具2bの挟持体20、20’で支柱5bを挟持するようにして取り付けると共に、手摺取付具2bの手摺保持体10を可動させて手摺7bが手摺7aと同一直線上に位置するように調整し、手摺7aを取り付ける。
同様にして、支持柱5bに手摺取付具1bを第6図(b)に示すような状態で、その開口頂面と手摺取付具2bの開口頂面とを対向させるようにして手摺取付具1bの挟持体20、20’により挟持する。そして、手摺取付具1bの手摺保持体10に取着された手摺7cの取り付け方向を階段3の傾斜角度に合わせて手摺取付具1bの手摺保持体10を可動させて取着する。そして、手摺7cの端部に取着された手摺取付具2cを支柱5cの途中位置に手摺取付具2cの挟持体20、20’で支柱5cを挟持するようにして取り付けると共に、手摺取付具2cの手摺保持体10を可動させて手摺7cが階段3の傾斜に合わせた傾斜角度を有するように取り付ける。
次に、支持柱5cに手摺取付具1cを第6図(c)に示すような状態で、その開口頂面と手摺取付具2cの開口頂面とを対向するようにして手摺取付具1cの挟持体20、20’により挟持する。そして、手摺取付具1cの手摺保持体10に取着された手摺7dの取り付け方向を手摺7cの取り付け方向の延長線上に手摺取付具1cの手摺保持体10に取着された手摺7dが位置するように手摺取付具1cの手摺保持体10を可動させて取着する。そして、手摺7dの端部に取着された手摺取付具2dを支柱5dの途中位置に手摺取付具2dの挟持体20、20’で支柱5dを挟持するようにして取り付けると共に、手摺取付具2dの手摺保持体10を可動させて手摺7dが設置面と平行になるように調整し、手摺7eを取り付ける。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明に係る手摺取付具によれば、互いに対向した状態で合体させることにより支柱をしっかりと挟持する挟持部を形成する挟持片を備えた半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に可動可能に取着されて形成され、それによって設置すべき手摺の接続角度が調整可能とされているので、支柱の途中部分に手摺を掛け渡すようにして支柱と支柱の間に取り付けるような場合に手摺の取り付け角度が自由に調整することができるという効果がある。
また、本発明に係る手摺取付具によれば、さらに、半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に、挟持片の中心から偏心した位置で可動可能に取着されているので、支柱の途中部分に手摺を掛け渡すようにして支柱と支柱の間に取り付けるような場合に手摺が同一直線上に又は取付位置の段差を生じさせずに連続して設置することができという効果がある。
さらに、本発明に係る手摺取付方法によれば、支柱の途中部分に手摺を掛け渡すようにして支柱と支柱の間に取り付けるような場合に手摺が同一直線上に又は取付位置の段差を生じさせずに連続して設置することができという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る手摺取付具の一実施形態の斜視図である。
第2図(a)は第1図に示した手摺取付具の平面図、(b)はその側面図である。
第3図(a)は手摺保持体の平面図、(b)はその側面図である。
第4図は、挟持体の平面図である。
第5図は、挟持体の正面図である。
第6図(a)〜(c)は、手摺取付具の取り付け状態を示す側面図である。
第7図は、第1図に示す手摺取付具の使用状態を示す斜視図である。
第8図は、従来の割り型継手の分解斜視図である。
第9図は、従来の割り型継手の取り付け状態を示す側面図である。
【0002】
斜角度は設置すべき場所により一定ではないので予め準備することは困難である。一方、予め測量を行うことにより設置場所の形状に合わせた所定の傾斜角を備えた割り型継手を準備することが考えられるが割り型継手の準備作業が極めて煩雑であり、コスト的にも高くなるの欠点がある。
また、第9図に示すように、かかる従来の割り型継手100を用いて縦材101である支柱の両方向にその高さの途中位置に手摺を設置する場合には、手摺である横材101’と横材101’’とが同一線上に位置せず、手摺である横材101’と横材101’’がソケット部102の幅だけ段差を有して掛け渡されることとなり見た目にも好ましくない。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、支柱の途中部分に手摺を掛け渡すようにして支柱と支柱の間に取り付けるような場合に手摺の取り付け角度が自由に調整可能な手摺取付具及び手摺取付方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、支柱の途中部分に手摺を掛け渡すようにして支柱と支柱の間に取り付けるような場合に手摺が同一直線上に又は取付位置の段差を生じさせずに連続して設置することが可能な手摺取付具及び手摺取付方法を提供することを目的とする。
発明の開示
上記課題を解決するために請求の範囲第1項に記載の発明は、互いに対向した状態で合体させることにより支柱をしっかりと挟持する挟持部を形成する挟持片を備えた半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に形成された側面形状が略円盤状の取付部をその両側から挟むようにして、挟持体に形成された円形状の凸部が取付部の略円盤状の側面に形成された円形状の溝内を案内されつつ回転運動するように回転中心をボルトにより取着され、それによって設置すべき手摺の接続角度が調整可能とされていることを特徴とする手摺取付具を提供する。
上記課題を解決するために請求の範囲第2項に記載の発明は、互いに対向した状態で合体させることにより支柱をしっかりと挟持する挟持部を形成する挟持片を備えた半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に形成された側面形状が略円盤状の取付部をその両側から挟むようにして、挟持片の中心から偏心して位置するように挟持体に形成された円形状の凸部が取付部の略円盤状の側面に形成された円形状の溝内を案内されつつ回転運動するように回転中心をボルトにより取着され、それによって設置すべき手摺の接続角度が調整可能とされていることを特徴とする手摺取付具を提供する。
上記課題を解決するために請求の範囲第3項に記載の発明は、互いに対向した状態で合体させることにより支柱をしっかりと挟持する挟持部を形成する挟持片を備えた
【0003】
半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に形成された側面形状が略円盤状の取付部をその両側から挟むようにして、その中心が挟持片の一方側の開口頂面と同じ高さに位置するように挟持体に形成された円形状の凸部が取付部の略円盤状の側面に形成された円形状の溝内を案内されつつ回転運動するように回転中心をボルトにより取着され、それによって設置すべき手摺の接続角度が調整可能とされていることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求の範囲第4項に記載の発明は、請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載の手摺取付具において、挟持体は、手摺保持体に対して左右のいずれの方向からも取着可能に形成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求の範囲第5項に記載の発明は、請求範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載の手摺取付具において、挟持片の先端側の端面部には蟻形状の凹凸が形成され、合体時に互いに嵌合するようにして前記挟持部が形成されることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求の範囲第6項に記載の発明は、互いに対向した状態で合体させることにより支柱をしっかりと挟持する挟持部を形成する挟持片を備えた半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に形成された側面形状が略円盤状の取付部をその両側から挟むようにして、挟持片の中心から偏心して位置するように挟持体に形成された円形状の凸部が取付部の略円盤状の側面に形成された円形状の溝内を案内されつつ回転運動するように回転中心をボルトにより取着されて形成された第一の手摺取付具及び第二の手摺取付具のうち、前記第一の手摺取付具を前記支柱の所定位置に取着すると共に、前記手摺保持体を可動させて該手摺保持体に取着された手摺の取り付け方向を調整する工程と、前記第一の手摺取付具の手摺保持体に取着された手摺の取り付け方向の延長線上に前記第二の手摺取付具の手摺保持体に取着された手摺が位置するように前記第二の手摺取付具の前記手摺保持体を可動させて取着する工程とを含み構成される手摺取付方法を提供する。
上記課題を解決するために請求の範囲第7項に記載の発明は、請求の範囲第6項に記載の手摺取付方法において、第一の手摺取付具及び第二の手摺取付具の挟持体が、手摺保持体に、挟持片の一方側の開口頂面と同じ高さ位置で可動可能に取着されていることを特徴とする。
図面の簡単な説明
第1図は、本発明に係る手摺取付具の一実施形態の斜視図である。
第2図(a)は第1図に示した手摺取付具の平面図、(b)はその側面図である。
第3図(a)は手摺保持体の平面図、(b)はその側面図である。
第4図は、挟持体の平面図である。

Claims (7)

  1. 互いに対向した状態で合体させることにより支柱をしっかりと挟持する挟持部を形成する挟持片を備えた半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に可動可能に取着されて形成され、それによって設置すべき手摺の接続角度が調整可能とされていることを特徴とする手摺取付具。
  2. 互いに対向した状態で合体させることにより支柱をしっかりと挟持する挟持部を形成する挟持片を備えた半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に、前記挟持片の中心から偏心した位置で可動可能に取着されていることを特徴とする手摺取付具。
  3. 互いに対向した状態で合体させることにより支柱をしっかりと挟持する挟持部を形成する挟持片を備えた半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に、前記挟持片の一方側の開口頂面と同じ高さ位置で可動可能に取着されていることを特徴とする手摺取付具。
  4. 請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載の手摺取付具において、
    前記挟持体は、前記手摺保持体に対して左右のいずれの方向からも取着可能に形成されていることを特徴とする手摺取付具。
  5. 請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載の手摺取付具において、
    前記挟持片の先端側の端面部には蟻形状の凹凸が形成され、合体時に互いに嵌合するようにして前記挟持部が形成されることを特徴とする手摺取付具。
  6. 互いに対向した状態で合体させることにより支柱をしっかりと挟持する挟持部を形成する挟持片を備えた半割状の挟持体が、手摺保持部を有する手摺保持体に、前記挟持片の中心から偏心した位置で可動可能に取着されて形成された第一の手摺取付具及び第二の手摺取付具のうち、前記第一の手摺取付具を前記支柱の所定位置に取着すると共に、前記手摺保持体を可動させて該手摺保持体に取着された手摺の取り付け方向を調整する工程と、
    前記第一の手摺取付具の手摺保持体に取着された手摺の取り付け方向の延長線上に前記第二の手摺取付具の手摺保持体に取着された手摺が位置するように前記第二の手摺取付具の前記手摺保持体を可動させて取着する工程と、
    を含み構成される手摺取付方法。
  7. 請求の範囲第6項に記載の手摺取付方法において、
    前記第一の手摺取付具及び第二の手摺取付具の前記挟持体が、前記手摺保持体に、前記挟持片の一方側の開口頂面と同じ高さ位置で可動可能に取着されていることを特徴とする手摺取付方法。
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