JPWO2003001860A1 - 冷却装置、電子機器及び製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、電子機器の軽量化と低価格化を実現する冷却装置、電子機器及び製造方法を提供する。木発明の一側面としての冷却装置は、電子機器の発熱素子を冷却するための冷却装置であって、前記電子機器に対して前記発熱素子を冷却する冷却ファンが着脱可能なように前記電子機器の筐体に取り付けられたカバーを有する。

Description

技術分野
本発明は、一般に、冷却装置に係り、特に、電子機器の発熱性回路素子(発熱素子)を冷却するための冷却装置に関する。本発明は、例えば、機能を拡張するモジュールを受注に応じて選択的に取り付けて製造されるノート型パーソナルコンピュータ(PC)に好適である。但し、本発明の電子機器はノート型パソコンに限定されず、パーソナル・ディジタル・アシスタンツ(PDA)、携帯型ゲーム装置、各種ドライブなどの携帯型電子機器と、デスクトップPCやワープロとを含み、更に、プリンタ、コピー機等を広く含む。
技術背景
近年、ノート型PCは典型的な携帯型電子機器として小型化と共に軽量化、低価格化、カスタマイズ化がますます要求されるようになってきている。最近ではカスタマイズ化を実現するために、ユーザが所望するスペックを有する機能を後付けすべく、受注生産(BTO:Build to Order)と呼ばれる、ユーザからの注文に応じて機器を生産・販売する方法も行われている。BTOは、ユーザ側から見れば必要な機能を選択してカスタマイズ化を実現することができ、メーカ側から見れば無駄な在庫を抱える必要がないので、ユーザ及びメーカの双方に有益である。
ノート型パソコンは、一般的に、筐体内に設けられたマザーボード(又はメインボード)と呼ばれるプリント基板に、CPU、メモリ、チップセット等に加えて機能拡張モジュール(例えば、ネットワークモジュール、(FAX)モデム用モジュール等)を取り付け可能なソケットを有し、最近では機能拡張モジュールはBTO対応とされている。また、筐体内には発熱素子を冷却するための冷却機構も設けられている。
発明の開示
従来のノート型PCはBTOによりカスタマイズ化を実現できるようになってきたが、軽量化と低価格化の実現は容易ではなかった。本発明者は、かかる点を鋭意検討した結果、ノート型PCに予め設けられている冷却機構の冷却能力と発熱素子の発熱量が必ずしも対応していないことを発見した。
即ち、ノート型PCの発熱素子には常に実装されるCPU、メモリなどとBTOにより実装される機能拡張モジュールがあり、機能拡張モジュールにはネットワークカードなど、CPU等の発熱量よりもはるかに大きな発熱量を有するものが存在する。従来のノート型PCは、最大発熱量を有する機能拡張モジュールがBTOによって選択された場合に備えて、その冷却機構に冷却ファンを含めて最大の冷却能力に設定していた。かかる構成は、搭載され得る機能拡張モジュールに拘らず、ノート型PCを一つのパッケージとして予め生産しておくことを可能にするが、最大発熱量を有する機能拡張モジュールが搭載されない場合にはノート型PCの軽量化と低価格化を妨げることになる。
そこで、本発明は、このような従来の課題を解決する新規かつ有用な冷却装置、電子機器及び製造方法を提供することを本発明の概括的目的とする。
より特定的には、本発明は、電子機器の軽量化と低価格化を実現する冷却装置、電子機器及び製造方法を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての冷却装置は、電子機器の発熱素子を冷却するための冷却装置であって、前記電子機器に対して前記発熱素子を冷却する冷却ファンが着脱可能なように前記電子機器の筐体に取り付けられたカバーを有する。かかる冷却装置は、発熱素子に対して冷却を必要とされる電子機器に対して取り付け可能であることはいうまでもないが、冷却を必要としない電子機器に対してはカバーを取り外す、又はカバーより冷却ファンを取り外すことにより冷却装置を取り外すことができる。かかる冷却装置を有する電子機器は、必要としない構成要素を搭載することが無いので、電子機器の軽量化と低価格化に寄与する。
また、本発明の別の側面としての冷却装置は、電子機器の発熱素子を冷却するための冷却装置であって、前記発熱素子を冷却する冷却ファンと、前記電子機器に対して前記冷却ファンが着脱可能なように前記電子機器の筐体に取り付けられたカバーとを有する。かかる冷却装置によれば、筐体に取り付けられるカバー、又は当該カバーから冷却ファンを取り外すことで、自由に冷却装置を電子機器から取り外すことができる。かかる冷却装置は、発熱素子に対して冷却を必要とされる電子機器に対して取り付け可能であることはいうまでもないが、冷却を必要としない電子機器に対してはカバーを取り外す、又はカバーより冷却ファンを取り外すことにより冷却装置を取り外すことができる。かかる冷却装置を有する電子機器は、必要としない構成要素を搭載することが無いので、電子機器の軽量化と低価格化に寄与する。
上述した冷却装置において、前記カバーは前記冷却ファンを収納する筐体の一部、又は前記電子機器の筐体の一部により構成してもよい。また、前記冷却ファンは前記カバーに固定されていてもよいし、前記カバーに着脱可能に固定されていてもよい。
更に、本発明の別の側面としての電子機器は、筐体内に設けられて所定の処理を行う発熱素子と、当該発熱素子を冷却する冷却ファンと、前記筐体に対して前記冷却ファンが着脱可能になるように前記筐体に取り付けられたカバーとを有する。かかる電子機器によれば、上述した冷却装置を有し、かかる冷却装置と同様の作用を奏することができる。従来では、冷却を必要とされない電子機器にさえ冷却ファンが搭載されていたが、本発明の電子機器は、冷却ファンを取り外すことができるので、冷却装置を必要としない電子機器の軽量化に寄与する。また、本発明の電子機器によればかかる冷却ファンを取り外し可能であり消費電力の低減に寄与する。前記電子機器は前記発熱素子を着脱可能に収納するソケットを更に有し、前記カバーは前記ソケットのカバーとして機能する。これと同様に、前記電子機器は、前記発熱素子を着脱可能に収納するソケットと、前記発熱素子に接触することによる熱伝導を利用して当該発熱素子の放熱を行う放熱部材とを更に有し、前記カバーは前記ソケットのカバーとして機能すると共に前記放熱部材が取り付けられている。これにより、かかる電子機器はソケットに搭載されるモジュールを冷却することができる。なお、かかる形態において、本発明の電子機器はソケットに搭載されるモジュールに応じて冷却ファン及び/又は放熱部材を取り付けるか否かを判断することができる。また、本発明の電子機器は、冷却ファン及び/又は放熱部材より冷却方法を選択可能である。なお、かかるモジュールは発熱量が大きなものであるが、例示的に、ネットワークモジュールである。また、前記カバーはアルミニウム又はマグネシウムから構成される。
更に、本発明の別の側面としての電子機器の製造方法は、電子機器の筐体に当該電子機器の機能を拡張するモジュールが搭載されるかどうかを判断するステップと、前記モジュールが所定の発熱素子であると判断した場合に、前記モジュールを冷却する冷却ファンと、前記電子機器に対して前記冷却ファンが着脱可能なように前記電子機器の筐体に取り付けられたカバーとを有する冷却装置を前記電子機器に取り付けるステップとを有する。かかる電子記の製造方法によれば、電子機器の筐体にモジュールが搭載されるかどうかを判断するステップを有することで、かかるモジュールが所定の発熱素子であるが判断することができる。かかるステップにおいて所定の発熱素子であると判断されたなら、前記冷却装置を取り付ければよく、当然発熱素子の冷却機能を有する電子機器を製造することができる。一方、前記モジュールが前記所定の発熱素子ではないと判断した場合に、前記冷却ファンを取り付けずに前記カバーを前記筐体に取り付けるステップを有する。かかるステップにより、冷却ファンを搭載しない電子機器を製造することができ、上述したように電子機器の軽量化及び消費電力の低減に寄与する。なお、前記所定の発熱素子が搭載されると判断した場合に、前記モジュールに接触することによる熱伝導を利用して当該発熱素子の放熱を行う放熱部材を前記カバーに取り付けるステップを更に有してもよい。放熱部材は、冷却ファンと同様、モジュールに応じて選択可能に取り付けられても良く、よって、かかる製造方法は冷却方法の異なる電子機器を製造することもできる。
更に、本発明の別の側面としての電子機器の製造方法は、電子機器の筐体内の発熱量を予測するステップと、前記予測された発熱量が所定の発熱量を超えると判断した場合に、前記筐体の内部を冷却する冷却ファンと、前記電子機器に対して前記冷却ファンが着脱可能なように前記電子機器の筐体に取り付けられたカバーとを有する冷却装置を前記電子機器に取り付けるステップと、前記予測された発熱量が所定の発熱量を超えないと判断した場合に、前記冷却ファンを取り付けずに前記カバーを前記筐体に取り付けるステップとを有する。かかる電子機器の製造方法によれば、上述した製造方法における判断工程と同様、電子機器の筐体内の発熱量を予測するステップを有し、上述した方法と同様な作用を奏することができる。
更に、本発明の別の側面としての電子機器の製造方法は、電子機器の機能を拡張するモジュールを受注に応じて生産して前記電子機器に取り付け可能に構成するステップと、所定の発熱素子を冷却する冷却ファンと、前記電子機器に対して前記冷却ファンが着脱可能なように前記電子機器の筐体に取り付けられたカバーとを有する冷却装置を電子機器に着脱可能に構成するステップと、前記モジュールの受注がありかつ前記モジュールが前記所定の発熱素子である場合に、前記冷却装置を前記モジュールと共に前記電子機器に取り付けるステップとを有する。また、前記モジュールの受注がありかつ前記モジュールが前記所定の発熱素子ではない、又は、前記モジュールの注文がない場合に、前記冷却ファンを取り付けずに前記カバーを前記筐体に取り付けるステップを有する。かかる製造方法は、上述した2の製造方法を含む電子機器の製造方法であって、典型的、上述した方法と同様の作用を奏することができる。
本発明の他の目的と更なる特徴は、以下、添付図面を参照して説明される実施例において明らかになるであろう。
発明を実施するための最良の形態
以下、図1乃至図5を参照して、本発明の例示的一態様としての電子機器(ノート型パソコン)100を説明する。ここで、図1は、本発明の例示的一態様としての電子機器100を示す概略斜視図である。図2は、図1に示す電子機器100のベース130を底面側から示す概略斜視図である。図3は、図2に示すベース130のソケットカバー160及びその近傍を線AAに関し示した概略断面図である。図4は、図2に示すベース130からソケットカバー160を取外した状態を示す概略斜視図である。また、図5は、図4に示すソケットカバー160を示す分解斜視図である。なお、各図において同一の参照符号は同一部材を示し、重複説明は省略する。また、同一の参照符号にアルファベットを付したものは一般に変形例を示し、特に断らない限りアルファベットのない参照符号はアルファベットを付した参照符号の全てを総括するものとする。
本発明の電子機器100は、図1に良く示されるように、ノート型パソコン(以下、ノート型PC100)として具体化されている。しかし、本発明の電子機器はこれに限定されずPDA、デスクトップ型PC、携帯端末、プリンタ、複写機などを広く含むものである。また、ノート型パソコン100の大きさはA4サイズ、B5サイズ、その他サブノートサイズ、ミニノートサイズなどをカバーするものである。
ノート型パソコン100は、ヒンジ110によって接続された液晶ディスプレイ(LCD)ベゼルフレーム120と筐体(ベース)130とを有し、LCDベゼルフレーム120とベース130はヒンジ110を介し折りたたみ自在に構成されている。
LCDベゼルフレーム120にはLCD画面122が配置されている。LCDベゼルフレーム120は、LCD画面122を保持する実質的に矩形状を有している。なお、LCD画面122は、当業界周知のいかなる技術をも適用可能であり、ここでの詳細な説明は省略する。
ベース130は、典型的に、キーボードセクション140と、ポインティングデバイス150と、ソケットカバー160とを含み、後述するマザーボード10をその内部に格納している。キーボードセクション140並びにポインティングデバイス150はベース130の上面132に当該周知の方法を用いて設けられる。一方、ソケットカバー160はベース130の底面134に配置され、例えば、ネジ止め、接着等の方法を用いてユーザが容易に取り外せないように固定されている。
本実施形態において、ベース130は矩形の筐体であって、例えば、A4サイズの大きさを有する。しかしながら、ベース130の形状は、人間工学、美的要素、及び機能性を考慮して様々な形状を有することができる。例えば、ベース130は、上述したように携帯性を考慮しB5サイズを有したり、デザイン性を考慮し側面136の一部が曲率を有したり、ベース130をユーザ側に傾斜させるために(チルト機能)底面134の一部に突起を設けたりしてもよい。本実施形態において、ベース130はアルミダイキャスト又はマグネシウムダイキャスより形成されるが、プラスチック、セラミック、木材などのかかる金属材料以外の材料であってもよい。また、これらの材料より選択される複合材料であっても良い。
キーボードセクション140は、情報をタイプするセクションであって、キーボードの種類は、101、106、109、エルゴノミックなどを問わず、キーボード配列もQWERTY配列、DVORAK配列、JIS配列、新JIS配列、日本語入力コンソーシアム基準配列(NICOLA:Nihongo Nyuryoku COnthotium Layout)などを問わない。
ポインティングデバイス150は、マウスの機能の一部をエミュレートする機能を有し、図1に示す構造に関わらず、ポインティングデバイス150がマウス、トラックボール、トラックパッド、タブレット、ディジタイザー、ジョイスティック、ジョイパッド、タッチパネル、スタイラスペンなどを含んでもよい。
なお、上述したキーボードセクション140及びポインティングデバイス150は、当業界周知のいかなる技術をも適用可能であり、ここでの詳細な説明は省略する。
図2乃至図5を参照するに、ソケットカバー160はマザーボード10のソケット12にモジュール30を組み込むためにベース130に取り付けられたカバーである。よって、ソケットカバー160がベース130に取り付けられているとき、かかるソケットカバー160はベース130の一部として機能する。なお、本明細書において、ソケットカバー160は、製造時、製造者がモジュール30を搭載するためにソケットカバー160を取り外すことを可能とするが、ユーザが自由にソケットカバー160を取り外し可能とすることを意味するものではない(即ち、メーカはソケットカバー160を取り外すことをノート型PC100の機能(例えば、拡張性など)の一部として提供するものではない)。また、本発明においてソケットカバー160は、特徴的に、冷却装置としても機能している。
ソケットカバー160は、カバー本体162と、熱伝導ゴム170と、冷却ファン180とを有し、熱伝導ゴム170及び冷却ファン180がベース130内部に位置するよう固定されている。但し、本発明において、ソケットカバー160は熱伝導ゴム170及び冷却ファン180の両方が必ずしもカバー本体162に固定されることを必要とせず、取り付けられるモジュール30に応じてその組み合わせが決定されるものである。熱伝導ゴム170及び冷却ファン180の組み合わせは、後述するノート型PC100の製造方法においてより詳細に説明する。図に示すように、熱伝導ゴム170及び冷却ファン180は図4に示すY方向に沿って直線的に並んで固定されているが、後述するように熱伝導ゴム170及び冷却ファン180が同図のY方向に対し並列に固定されても良い。このように、熱伝導ゴム170と冷却ファン180はいかようにも配置する事が可能であるが、冷却ファン180により空気を外部に放出しやすいよう、冷却ファン180がベース130の側面136の近傍に配置されることが好ましい。また、モジュール30を取り付けるためのソケットカバー160としての機能からは外れるものの、後述するようにカバー本体162が分割され、冷却ファン164のみが独立して取り外し可能な構成であってもよい。
本実施形態において、冷却ファン180はネジ186により固定されており、冷却ファン180がカバー本体162に対して着脱可能に固定されている。なお、かかる固定方法は例示的であり、冷却ファン180とカバー本体162を着脱可能の固定するのであればその他の方法を排除するものではない。例えば、冷却ファン180とカバー本体162のどちらか一方に突起、爪部又はレールを設け、それと異なる一方に当該突起、爪部又はレールに対応する凹部又は溝を設け、お互いに係合させることで着脱可能に固定されても良い。但し、本発明は、冷却ファン180がカバー本体162に固定されることを排除するものではない。かかる場合において、冷却ファン180はカバー部材162と接着、溶接等の手段を用いて固定されるであろう。なお、発熱素子の発熱に伴い接着剤が融解しないよう、比較的高い融点を有する接着剤であることが好ましい。例えば、かかる接着剤は、シリコン系やエポキシ系等の樹脂系接着剤が考えられる。
カバー本体162は、マザーボード10のソケット12に対するカバーであると共に、熱伝導ゴム170及び冷却ファン180を固定する板材としての機能を有する。本実施形態においては、カバー本体162はベース130の底面134及び側面136の一部を構成しており、図3に良く示されるように、略L字形状に屈曲された板である。また、ノート型PC100の底面134よりカバー本体162を見たとき、当該カバー本体162は矩形となるが、その他に、L字、T字形状などであってもよい。なお、後述する別の実施形態のように、カバー本体162は、冷却ファン180を収納する筐体181の一部によって構成されても良く、また、熱伝導ゴム170と冷却ファン180とが各々独立に取り外し可能となるよう分離されても良い。カバー本体162はベース130と同一の材料、即ちアルミニウム又はマグネシウムより形成されることが好ましいが、これ以外の材料より形成されてもよい。
カバー本体162は、熱伝導ゴム170の熱を放熱するために設けられた複数の開口163、及び冷却ファン180によって放出される熱を排気するための複数の開口164とを有する。開口163及び164は切削又はプレス加工などの加工方法を用い成形可能であり、その形状及び数は任意に決定されてよい。
熱伝導ゴム170は、放熱部材として機能し、モジュール30の熱を放熱する。より詳細には、熱伝導ゴム170は、モジュール30の熱を熱伝導により開口163を介し外部へ放熱する。図3に良く示されるように、熱伝導ゴム170はモジュール30と略同一な形状及び大きさ、並びに十分な厚さを有するものとし、モジュール30に対し面接触するように配置されている。これにより、熱伝導ゴム170は効果的に放熱を行うことができる。放熱ゴム170はシリコン系の樹脂より成形することができるが、これに限定されるものではない。当然、かかる熱伝導ゴム170と同様の作用を奏する部材を広く使用することができる。しかし、モジュール30と面接触するため、ゴムなどの軟質な部材より構成されることが好ましい。
冷却ファン180は、モジュール30の熱を強制的に冷却する。冷却ファン180は、筐体181と、ファン182と、電源部184と、図示しない駆動装置を有し、上述したようにネジ186によってカバー本体162に着脱可能に取り付けられている。冷却ファン180は、ファン182の回転中心と図示しない駆動機構の回転軸が一致するように接続され、また図示しない駆動機構は電源部184を介し外部の電源に対し電気的に接続可能に構成されている。
筐体181は、ファン182及び図示しない駆動装置を収納するパッケージである。筐体181は矩形の箱型形状を有し、空気の流れを助ける図示しない通気口、及び、カバー本体162と接続するための図示しない取り付け穴などが設けられている。但し、筐体181の形状は自由に決定されて良く、上述の記載に限定されない。また、後述するように、冷却ファン180の筐体181は、ソケットカバー160のカバー本体162の一部又は全部として機能しても良い。かかる構成においては、ソケットカバー160のカバー本体162の一部又は全部は省略可能である。
ファン182は4枚羽根のプロペラであって、図3において空気を下側から上側に強制的に対流させる。なお、ファン182の形状及び羽根の枚数等は当業界周知のいかなる技術をも適用可能であり、ここでの詳細な説明は省略する。
電源部184は、ケーブル及びコネクタを有し、冷却ファン180を動作する電力を駆動装置に供給する。電源部184のケーブル及びコネクタは、マザーボード10の電源ソケット14に接続可能に構成される。図示しない駆動装置は、例えば、モータなどの回転機構を有する駆動装置であって、ファン182を回転する。かかる電源部184及び図示しない駆動装置についても、当業界周知のいかな技術をも適用可能であり、ここでの詳細な説明は省略する。
なお、冷却ファン180はサーモスタット等の温度センサを備えてもよい。もし、冷却ファン180にサーモスタットが設けられるのならば、温度センサはモジュール30の近傍に配置され、ON/OFFスイッチが電源部184に接続されるであろう。かかる構成において、冷却ファン180は、所定の温度に達したらファン182を駆動することができる。しかし、冷却ファン180を駆動させる方法は、ノート型PC100の後述するCPU20などによって制御させても良い。
また、後述するノート型PC100の製造方法で明らかとなるように、冷却ファン100は、冷却能力の異なる複数の冷却ファン180より選択可能に構成されても良い。
以上記載したように本発明においてソケットカバー160は、モジュール30を挿入するためのソケット12のカバーとして機能するだけでなく、冷却装置としての機能をも有する。かかるソケットカバー160によれば、ノート型PC100に取り付けられるソケットカバー160、又は当該ソケットカバー160から冷却ファン180を取り外すことで、自由に冷却ファン160を電子機器から取り外すことができる。例えば、ソケットカバー160は、モジュール160に対して冷却を必要とされるノート型PC100に対して冷却装置を有するソケットカバー160として機能することはいうまでもないが、冷却を必要としないノート型PC100に対してはソケットカバー160を取り外す、又はソケットカバー160のカバー本体162より冷却ファン180を取り外すことにより冷却装置(即ち、冷却ファン180)をノート型PC100から取り外すことができる。よって、ソケットカバー160はソケット12に挿入されるモジュール30に応じて熱伝導ゴム170と冷却ファン180の組み合わせを選択しカバー本体162に着脱すればよく、かかるソケットカバー160をベース130に設けるだけでよい。従来では冷却ファン180が固定されており、取り外し不可能(詳細には、ソケットカバー160にモジュール30を搭載する時点での取り外しが不可能)であったが、本発明はソケットカバー160に冷却ファン180を着脱可能に設けることで、かかる問題を解決している。よって、それはすなわち、ノート型PC100の軽量化と低価格化に寄与する。
図8及び図9を参照するに、本発明のソケットカバー160の変形例であるソケットカバー160aについて説明する。ここで、図8は、図4に示しソケットカバー160の変形例であるソケットカバー160aを示した概略斜視図である。図9は、図5に示すソケットカバー160の変形例であるソケットカバー160aを示した概略斜視図である。なお、同一な部材に関しては同一な参照符号をふすものとし、重複する説明については省略する。
ソケットカバー160aは、カバー本体162aと、熱伝導ゴム170aと、冷却ファン180aとを有し、熱伝導ゴム170a及び冷却ファン180aがベース130a内部に位置するよう固定されている。図8に示すように、熱伝導ゴム170a及び冷却ファン180aは図8に示すY方向に対し並列に並んで固定されている。
本変形例において、冷却ファン180aはネジ186により固定されており、冷却ファン180aがカバー本体162aに対して着脱可能に固定されている。しかし、かかる固定方法は例示的であり、冷却ファン180aとカバー本体162aを着脱可能に固定するのであればその他の方法を排除するものではない。また、冷却ファン180aがカバー本体162aに固定されることを排除するものではない。かかる場合において、冷却ファン180aはカバー部材162と接着、溶接等の手段を用いて固定されるであろう。
上述したように、ソケットカバー160aであっても、熱伝導ゴム170a及び冷却ファン180aの両方が必ずしもカバー本体162aに固定されることを必要とせず、後述するように取り付けられるモジュール30に応じてその組み合わせが決定されるものである。
カバー本体162aは、マザーボード10aのソケット12aに対するカバーであると共に、熱伝導ゴム170a及び冷却ファン180aを固定する板材としての機能を有する。本実施形態においては、カバー本体162aはベース130aの底面134a及び側面136aの一部を構成しており、図3に示した状態と同様に、略L字形状に屈曲された板である。また、ノート型PC100aの底面134aよりカバー本体162aを見たとき、当該カバー本体162aはL字形状となっている。
このように、モジュール30及びソケット12がベース130の側面136側に近接する構成のノート型PC100aであっても、本発明の冷却装置として機能するソケットカバー160を適用することができる(即ち、ソケットカバー160a)。カバー本体162aの形状は、上述した矩形、L字、T字等の自由度を有することが理解される。また、かかる自由度は、ひいてはノート型PCの設計の自由度を増すことにも繋がる。
次に、図10及び図11を参照するに、本発明のソケットカバー160の変形例であるソケットカバー160bについて説明する。ここで、図10は、図4に示すソケットカバー160の変形例であるソケットカバー160bを示した概略斜視図である。図11は、図5に示すソケットカバー160の変形例であるソケットカバー160bを示した概略斜視図である。なお、同一な部材に関しては同一な参照符号を付すものとし、重複する説明については省略する。
本発明のソケットカバー160は、上述したように、熱伝導ゴム170及び冷却ファン180の両方が必ずしもカバー本体162に固定されることを必要とせず、後述するように取り付けられるモジュール30に応じてその組み合わせが決定されるものである。従って、冷却ファン180に独立したカバーを設け、ノート型PC100に対し単独で着脱可能としても良い。
そこで、本変形例のソケットカバー160bは、第1のカバー165と、第1のカバー166と、図示しない熱伝導ゴムと、冷却ファン180bとを有し、熱伝導ゴム及び冷却ファン180bがベース130内部に位置している。
本変形例において、図示しない熱伝導ゴムは第1のカバー165に、上述したように接着等の手法により固定される。また、冷却ファン180bは第1のカバー166はネジ186により固定されており、冷却ファン180bが第1のカバー166に対して着脱可能に固定されている。しかし、かかる固定方法は例示的であり、冷却ファン180bと第1のカバー166を着脱可能に固定するのであればその他の方法を排除するものではない。また、冷却ファン180bが第1のカバー166に固定されることを排除するものではない。かかる場合において、冷却ファン180bは第1のカバー166と接着、溶接等の手段を用いて固定されるであろう。
上述したように、ソケットカバー160bであっても、熱伝導ゴム170a及び冷却ファン180aが第1のカバー165及び第1のカバー166に各々固定されることを必要とせず、後述するように取り付けられるモジュール30に応じてその組み合わせが決定されるものである。
第1のカバー165は、マザーボード10bのソケット12bに対するカバーであると共に、図示しない熱伝導ゴムを固定する板材としての機能を有する。本実施形態においては、第1のカバー165はベース130aの底面134bの一部を構成する平板である。
第1のカバー166は、冷却ファン180bを固定する板材としての機能を有する。本実施形態においては、第1のカバー166はベース130bの底面134b及び側面136bの一部を構成しており、図3に示した状態と同様に、略L字形状に屈曲された板である。また、第1のカバー166は冷却ファン180bを構成する筐体の一部により構成されてもよい。
以上説明した変形例であるソケットカバー160bであっても、上述したソケットカバー160及び160aと同様の作用及び効果を達成することができることが理解できるであろう。
再び図1を参照するに、ベース130は、更に、複数の種類の拡張ユニットが着脱可能に挿入可能な拡張スロット、USBなどのコネクタ等が設けられていても良く、また、その他当業者が想到し得るいかなる機能を有してもよい。
マザーボード10は、典型的にCPU20やメモリを取り付ける図示しないソケットや、拡張モジュール30を取り付けるスロット12が配置されている。制御部であるCPU20や主記憶部である図示しないメモリをマザーボード10に取り付けることで各パートとの電気的接続を可能にする(なお、CPU20を取り付けるソケットは、ソケット及びスロットの両者を含む意味であり、ソケットの形状の限定はない。同様にメモリのソケットも形状において限定を有するものではない)。なお、拡張モジュール30は、例えば、ネットワークモジュール、FAXモデムモジュール、モデムモジュール、サウンドモジュール、グラフィックモジュールなどである。更に、マザーボード10は図示しないハードディスク装置を含む補助記憶装置が接続されている。なお、マザーボード10は当業者によって容易に理解可能であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
また、マザーボード10はCPU20が取り付けられた状態において、CPU20の基板と対向する側に図示しないヒートシンク等の放熱機構を有していてもよい。ヒートシンクは熱的にCPU210に面接触される。ヒートシンクとCPUは、例えば、図示しないクリップ等によって固定される。ヒートシンクは、いかなる形状をも適用可能であり、ここでの詳細な説明は省略する。また、放熱効率を高めるために、ヒートシンクにファンを設けてもよい。
以下、図12を参照するに、ノート型PC100として具体化された電子機器の製造方法を説明する。ここで、図12は、本発明の電子機器の製造方法を説明するためのフローチャートである。以下、ノート型PC100はユーザの受注に応じて製品を製造するBTOに関するものである。なお、BTOにおいて、ユーザは所望とする機能を達成するモジュール30を選択可能とされている。かかる状態において、メーカはノート型PC100の注文を受けると共に、所望とする追加モジュールの注文も受ける。なお、かかる注文は、インターネット販売、カタログ販売、店頭におけるオーダー等によって広く受注することができる。
まず、受注を受けたら、製造者はモジュール30を搭載可能な状態まで、ノート型PC100を製造する(ステップ1000)。なお、モジュール30を搭載可能な状態とは、かかるノート型PC100にモジュール30を(選択的に)搭載し、上述したソケットカバー160を取り付けたら製品として出荷できる段階を意味するものとする。なお、ノート型PC100をかかる状態にまで製造する方法については当業者にとって容易であり、ここでの詳細な説明は省力する。また、ステップ1000は、受注を受ける前に予め生産し、在庫として抱えていても良い。
次に、製造者は、予め受けた注文と比較し、ノート型PC100にモジュール30が搭載されるか判断する(ステップ1005)。ステップ1005において、モジュール30が搭載されると判断する(即ち、Yes)と、次にそのモジュール30が所定のモジュールであるか判断する(ステップ1010)。なお、ステップ1005において、モジュールが搭載されないと判断する(即ち、No)と、製造者は、ステップ1015に移行する。ここで、ステップ1010において、所定のモジュール30とは、例えば、ネットワークモジュールのような発熱量の多いモジュールや、CPUやその他の要素と相まってノート型PC100内の発熱量が多くなると予想されるモジュールを指すものである。
ステップ1010において、上述した所定のモジュール30であると判断された場合、製造者はソケットカバー160をカバー本体162に熱伝導ゴム170及び冷却ファン180を固定し、それをノート型PC100に取り付ける(ステップ1015)。なお、熱伝送ゴム170及び冷却ファン180は様々な組み合わせにおいて予めカバー本体162に固定されてあってもよく、上述のステップ1015は、熱伝導ゴム170及び冷却ファン180を有するソケットカバー160を選択するステップに置換されても良い。かかる状態は、図3に示すように、熱伝導ゴム170及び冷却ファン180が搭載されたノート型PC100として完成される(ステップ1025)。
一方、ステップ1010において、所定のモジュール30でないと判断された場合は、製造者はモジュール30の発熱量、ノート型PC100内の発熱量を予測、又は予め計算されたマニュアルによって、熱伝導ゴム170又は冷却ファン180のいずれか一方をカバー本体162に固定、又は、両者をカバー本体162に固定しないで、ソケットカバー160をノート型PC100のベース130に取り付ける(ステップ1020)。かかる状態は、図6及び図7に、熱伝導ゴム170及び冷却ファン180のどちらか一方が搭載されたノート型PC100または、図示されないカバー本体162のみのソケットカバーをベース130の一部として有するノート型PC100として完成する(ステップ1025)。ここで、図6及び図7は、図1に示すノート型PC100の例示的一形態を示す図3に対応する断面図である。
上述したいずれかの形態を有するノート型PC100は、低価格及び軽量化を実現されたノート型PCとして製造することが可能となる。
以下、動作において、ノート型PC100はユーザがキーボード又はマウスを操作してハードディスク装置に格納されたプログラムを実行する。このとき、CPU20は図示しないハードディスク装置、ROM又はモジュール30から必要なデータをメモリにダウンロードする。この際、モジュール30から発生する熱は、熱結合された熱伝導ゴム170により熱伝導される。また、冷却ファン180が固定されたソケットカバー160を有するノート型PCにおいては、冷却ファン180の引き起こす対流によって、強制的に冷却される。この結果、モジュール30の発熱は放熱される。なお、このときモジュール30の発熱量と冷却装置の冷却能力がほぼ一致されており、発熱素子を効果的に冷却することが可能である。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
産業上の利用の可能性
本発明の冷却装置、電子機器及び製造方法によれば、電子機器の筐体に取り付けられるカバー、又は当該カバーから冷却ファンを取り外すことで、自由に冷却ファンを電子機器から取り外すことができる。例えば、かかる冷却装置は、発熱素子に対して冷却を必要とされる電子機器に対して取り付け可能であることはいうまでもないが、冷却を必要としない電子機器に対してはカバーを取り外す、又はカバーより冷却ファンを取り外すことにより冷却装置(即ち、冷却ファン)を取り外すことができる。よって、かかる冷却装置を有するノート型PCは、冷却ファンをソケットカバーに着脱可能に固定するので、ソケットに搭載されるモジュールに応じて冷却ファンの有無を決定することができる。かかるノート型PCは、特にユーザからの受注に応じて生産するBTOにおいて、低価格及び軽量化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の例示的一態様としての電子機器を示す概略斜視図である。
第2図は、図1に示す電子機器のベースを底面側から示す概略斜視図である。
第3図は、図2に示すソケットカバー及びその近傍を線AAに関し示した概略断面図である。
第4図は、図2に示すベースからソケットカバーを取り外した状態を示す概略斜視図である。
第5図は、図4に示すソケットカバーを示す分解斜視図である。
第6図は、図1に示すノート型PCの例示的一形態を示す図3に対応する断面図である。
第7図は、図1に示すノート型PCの例示的一形態を示す図3に対応する断面図である。
第8図は、図4に示しソケットカバーの変形例であるソケットカバーを示した概略斜視図である。
第9図は、図5に示すソケットカバーの変形例であるソケットカバーを示した概略斜視図である。
第10図は、図4に示しソケットカバーの変形例であるソケットカバーを示した概略斜視図である。
第11図は、図5に示すソケットカバーの変形例であるソケットカバーを示した概略斜視図である。
第12図は、本発明の電子機器の製造方法を説明するためのフローチャートである。

Claims (18)

  1. 電子機器の発熱素子を冷却するための冷却装置であって、
    前記電子機器に対して前記発熱素子を冷却する冷却ファンが着脱可能なように前記電子機器の筐体に取り付けられたカバーを有する冷却装置。
  2. 電子機器の発熱素子を冷却するための冷却装置であって、
    前記発熱素子を冷却する冷却ファンと、
    前記電子機器に対して前記冷却ファンが着脱可能なように前記電子機器の筐体に取り付けられたカバーとを有する冷却装置。
  3. 前記カバーは前記冷却ファンを収納する筐体の一部を構成する請求の範囲1又は2記載の冷却装置。
  4. 前記カバーは前記電子機器の前記筐体の一部を構成する請求の範囲1又は2記載の冷却装置。
  5. 前記冷却ファンは前記カバーに固定されている請求の範囲1又は2記載の冷却装置。
  6. 前記冷却ファンは前記カバーに着脱可能に固定されている請求の範囲1又は2記載の冷却装置。
  7. 筐体内に設けられて所定の処理を行う発熱素子と、
    当該発熱素子を冷却する冷却ファンと、
    前記筐体に対して前記冷却ファンが着脱可能になるように前記筐体に取り付けられたカバーとを有する電子機器。
  8. 前記電子機器は、前記発熱素子を着脱可能に収納するソケットを更に有し、
    前記カバーは前記ソケットのカバーとして機能する請求の範囲7記載の電子機器。
  9. 前記電子機器は、前記発熱素子を着脱可能に収納するソケットと、
    前記発熱素子に接触することによる熱伝導を利用して当該発熱素子の放熱を行う放熱部材とを更に有し、
    前記カバーは前記ソケットのカバーとして機能すると共に前記放熱部材が取り付けられている請求の範囲7記載の電子機器。
  10. 前記カバーはアルミニウムから構成される請求の範囲8又は9記載の電子機器。
  11. 前記カバーはマグネシウムから構成される請求の範囲8又は9記載の電子機器。
  12. 前記発熱素子はネットワークモジュールである請求の範囲7記載の電子機器。
  13. 電子機器の筐体に当該電子機器の機能を拡張するモジュールが搭載されるかどうかを判断するステップと、
    前記モジュールが所定の発熱素子であると判断した場合に、前記モジュールを冷却する冷却ファンと、前記電子機器に対して前記冷却ファンが着脱可能なように前記電子機器の筐体に取り付けられたカバーとを有する冷却装置を前記電子機器に取り付けるステップとを有する電子機器の製造方法。
  14. 前記モジュールが前記所定の発熱素子ではないと判断した場合に、前記冷却ファンを取り付けずに前記カバーを前記筐体に取り付けるステップを有する請求の範囲13記載の方法。
  15. 前記所定の発熱素子が搭載されると判断した場合に、前記モジュールに接触することによる熱伝導を利用して当該発熱素子の放熱を行う放熱部材を前記カバーに取り付けるステップを更に有する請求の範囲13記載の方法。
  16. 電子機器の筐体内の発熱量を予測するステップと、
    前記予測された発熱量が所定の発熱量を超えると判断した場合に、前記筐体の内部を冷却する冷却ファンと、前記電子機器に対して前記冷却ファンが着脱可能なように前記電子機器の筐体に取り付けられたカバーとを有する冷却装置を前記電子機器に取り付けるステップと、
    前記予測された発熱量が所定の発熱量を超えないと判断した場合に、前記冷却ファンを取り付けずに前記カバーを前記筐体に取り付けるステップとを有する電子機器の製造方法。
  17. 電子機器の機能を拡張するモジュールを受注に応じて生産して前記電子機器に取り付け可能に構成するステップと、
    所定の発熱素子を冷却する冷却ファンと、前記電子機器に対して前記冷却ファンが着脱可能なように前記電子機器の筐体に取り付けられたカバーとを有する冷却装置を電子機器に着脱可能に構成するステップと、
    前記モジュールの受注がありかつ前記モジュールが前記所定の発熱素子である場合に、前記冷却装置を前記モジュールと共に前記電子機器に取り付けるステップとを有する電子機器の製造方法。
  18. 前記モジュールの受注がありかつ前記モジュールが前記所定の発熱素子ではない、又は、前記モジュールの注文がない場合に、前記冷却ファンを取り付けずに前記カバーを前記筐体に取り付けるステップを有する請求の範囲13記載の方法。
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