JPWO2002080338A1 - 界磁制御コイルを備えた回転電機 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、永久磁石を用いて界磁を形成する形式の回転電機に関し、特にエンジン始動時にはスタータモータとして使用し、エンジン始動後には発電機として使用し得る始動発電機に適する回転電機に関する。
背景技術
車両のエンジンには、エンジン始動用のスタータモータと、エンジン始動後の発電用の発電機とが設けられており、それらを1台にまとめることにより、エンジン補機のコンパクト化かつ軽量化を促進することができる。このような観点から、モータを発電機として用いる構造とした始動発電機が種々提案されている。このような始動発電機は、限定的ではないが、特に小型軽量化を要求される小型自動二輪車に好適であり、また永久磁石を用いて界磁を形成する形式の回転電機からなるのが一般的である。
このような始動発電機に於いては、エンジン始動のためにスタータモータとして高トルクを確保するために、与えられた条件(サイズ、重量など)下に於いて可及的に大きな界磁を形成することが必要となるが、そのように大きな界磁のままでは、発電機として使用した際には発電量が過大となるという問題があった。そこで、界磁制御コイルを設けて、磁極を通る磁束の大きさを制御することが、例えば同一出願人による特開平7−59314に提案されている。界磁制御コイルにより形成される界磁により、永久磁石により形成される界磁を部分的に相殺し、発電機として使用した際の発電量を抑制するようにしている。
しかしながら、永久磁石と界磁制御コイルとは互いに異なる位置に配置され、必ずしも所望通りに界磁を制御することが可能でなく、モータとしてのトルクを最大化する効果及び発電機として使用した際の発電量の抑制する効果を高い次元で両立させることができないという問題があった。
発明の開示
このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的は、永久磁石を用いて界磁を形成する形式の回転電機に於いて、その特性を簡単に変更し得るように構成し、共通の部品からなる回転電機を種々の用途に適合し得るようにすることにある。
本発明の第2の目的は、界磁制御コイルを備えた上記形式の回転電機の特性の制御幅を一層拡大し得るように改良された回転電機を提供することにある。
本発明の第3の目的は、発電量の最大能力を好適に抑制し得るような発電機に適する回転電機を提供することにある。
本発明の第4の目的は、エンジン用の始動発電機に適する回転電機を提供することにある。
このような目的は、本発明によれば、コイルが巻装された複数のティースを有する固定子と、前記ティースに対向するように、交互に同心円状に配置された永久磁石極及び鉄極を有する回転子と、前記磁石極及び鉄極が前記ティースに対して供給する界磁に重畳されるべき磁束を発生する界磁制御コイルとを有する回転電機に於いて、前記界磁制御コイルが、前記磁石極及び鉄極が前記ティースに対して供給する界磁に、互いに異なる強度の磁束を重畳するべく適合されていることを特徴とする回転電機を提供することにより達成される。
このようにすることにより、磁束の飽和現象を利用して、与えられた供給電流について、界磁制御コイルにより可能な制御範囲を拡大することができる。従って、エンジン用の始動発電機に好適な回転電機が提供される。様々な手段により、前記磁石極及び鉄極が前記ティースに対して供給する界磁に、互いに異なる強度の磁束を重畳することができる。例えば、磁気回路中の磁気抵抗を適当に設定することにより磁束の強度を差別化することができる。磁気抵抗を変更することは、磁気回路中に介在する物質を選択したり、エアギャップを変更したり、磁路の大きさ、例えば、磁路を形成するヨークの部分の肉厚を減じたり、幅を狭めたりすることにより達成することができる。
特に、エンジン用の始動発電機の用途の場合には、磁石極に対応するエアギャップを鉄極に対応するエアギャップよりも大きくすることにより、スタータモータとしての出力トルクを最大化し、発電量の抑制効果を最大化することができる。そのような好適実施例によれば、前記ヨークの内周面の凹部に永久磁石を配置し、前記永久磁石により前記磁石極を形成し、前記永久磁石の隣接するもの同士の間の前記ヨークの部分により前記鉄極を形成し、前記永久磁石の内周面を、前記ヨーク部分に対して互いに異なる高さ位置、例えば前記ヨーク部分に対して低い位置を占めるようにすることをもって、前記磁石極及び鉄極が前記ティースに対して供給する界磁に、互いに異なる強度の磁束を重畳するようにしている。
更に、本発明の回転電機は、アウタロータ式回転電機にも、インナロータ式回転電機にも適用可能であり、その用途は、エンジン用の始動発電機に加えて、通常のモータ、発電機、スタータモータ等を含むものであって良い。
発明を実施するための最良の形態
添付の図面に示された具体例に基づいて本発明の実施の形態について以下に詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された始動発電機1を示す側断面図である。本始動発電機1はアウタロータ式回転電機からなり、例えば小型自動二輪車のエンジンEの端壁にブラケット2を介して固設された固定子3と、エンジンEのクランクシャフト4に固着された回転子5とにより構成されている。そして、エンジン始動時にはスタータモータとして使用し、始動後には図示されないバッテリ及びその他の負荷に対する電力供給用の発電機として使用される。
固定子3はブラケット2に固設されたコア6を有し、コア6には、半径方向外向きに放射状に一体的に突出する所定数のティース6aが設けられ、ティース6aには、それぞれステータコイル7が巻かれている。また、回転子5は、クランクシャフト4に同軸的に固着されたボス部材8と、ボス部材8の軸線方向突出端部(図の左端部)に同軸的に取り付けられた有底筒状をなすヨーク9とにより構成されている。そのヨーク9の内周面には所定数の永久磁石10が周方向に等分に配設されている。
さらに、本始動発電機1にあっては、ボス部材8を外囲する界磁制御コイル11がブラケット2に固設されており、界磁制御コイル11及び固定子3が、ヨーク9内に受容されるように設けられている。この界磁制御コイル11に電流を流すことにより、ボス部材8〜コア6(ティース6a)〜ヨーク9を通る磁束が発生する。
なお、本始動発電機は、ブラシレスモータとして機能するように構成されており、例えばボス部材8に図示されないセンサ永久磁石が設けられ、ブラケット2の対応する位置に図示されないホール素子が設けられて、一般的なブラシレスモータの制御を行うことができるようになっている。
また、本始動発電機にあっては、図2に示されるように、ヨーク9の内周面に永久磁石10が互いに間隔をおいて、同極が半径方向内向きとなるように配設されている。また、これら永久磁石10の内面により画定される磁石極10aと、隣接する永久磁石間のヨーク9の部分により画定される制御磁極としての鉄極9aとが等間隔で交互するように固定子3に対向している。鉄極9aは、図示されるようにヨーク9の一部を半径方向内向きに突出させるように形成しても良く、或いは別体の部材をヨーク9に固着して鉄極を形成しても良い。
このようにして、永久磁石10により発生する磁束は、例えば、図3の矢印H1により示されるように、ティース6aから磁石極10aに向けて流れ、一方に於いて、矢印H2により示されるように、ヨーク9〜鉄極9a〜ティース6a〜コア6〜ティース6a〜磁石極10aに至る閉ループを形成し、他方に於いて、矢印H3により示されるように、ヨーク9〜ボス部材8〜コア6〜ティース6a〜磁石極10aに至る閉ループを形成する。更に、界磁制御コイル11に電流を流すことにより、ボス部材8〜ヨーク9〜コア6(ティース6a)を通る磁束を発生するが、この磁束は、磁石極10a及び鉄極9aを通過する磁束H1、H2に重畳される磁束H4、H5を含む。後記するように、界磁制御コイル11に電流を流すことにより、永久磁石10により発生する磁束に重畳される磁束を発生し、界磁を所望に応じて制御することができる。
図3及び4を参照して、本実施例を更に詳しく説明する。界磁制御コイル11に電流が流されていない場合、ティース6aからは磁束H1が磁石極10aに向けて流れ、鉄極9aからは磁束H2がティース6aに向けて流れる。従って、界磁の磁束の振れ幅は(H1+H2)となる。この始動発電機をスタータ即ちモータとして作動させるべく、所定の向きの電流を界磁制御コイル11に供給した場合、ティース6aからは磁束(H1−H4)が磁石極10aに向けて流れ、鉄極9aからは磁束(H2+H5)がティース6aに向けて流れる。従って、界磁の磁束の振れ幅は(H1+H2−H4+H5)となる。この始動発電機を発電機として作動させるべく、前記とは逆の向きの電流(議論を単純化するために同一強度の逆方向の電流)を界磁制御コイル11に供給した場合、ティース6aからは磁束(H1+H4)が磁石極10aに向けて流れ、鉄極9aからは磁束(H2−H5)がティース6aに向けて流れる。しかしながら、設計上、必要な磁束強度についてコアなどが最小化されることを考慮すれば、コアを含む磁気回路が、ここでもっとも大きい磁束H1のレベルで飽和するのが一般的である。そこで、実際には、ティース6aから磁石極10aに向けて流れる磁束は、(H1+H4)ではなく、H1となる。従って、界磁の磁束の振れ幅は(H1+H2−H5)となる。
界磁磁束の振れ幅
モータ H1+H2−H4+H5
磁界コイル電流なし H1+H2
発電機 H1+H2−H5
従って、磁界コイル電流を反転させることにより得られる、界磁磁束の振れ幅の差は、(−H4+2H5)となる。ここで、界磁制御コイル11に供給される電流が、スタータモータ或いは発電機のいずれを選択するかに応じて、2つの同一強度の互いに逆方向の電流のいずれかを選択するものとしたが、実際には、電流の強度及び極性は、個別にかつ自由に選択することができる。
更に、本実施例に於いては、図2に示されているように、永久磁石10が、ティース6aに対向するヨーク9の内周面に凹設された窪み部分に設けられ、しかもティース6aと永久磁石10の内周面との間の空隙Dmが、ティース6aと鉄極9aとの間の空隙Dfよりも広くなっている。従って、永久磁石10〜ティース6a間の磁気抵抗Rmは、鉄極9a〜ティース6a間の磁気抵抗Rfよりも大きい。コア6とボス部材8との間の空隙Dsは、磁石極10aと鉄極9aとの間で共通であり、従ってそれぞれ等しい磁気抵抗Rsを引き起こすことになる。特に、磁気抵抗Rmと磁気抵抗Rfとの間に上記したような差が設けられていることから、H5はH4よりも実質的に大きい。従って、界磁磁束の振れ幅の差(−H4+2H5)は、それだけ大きくとることができる。
このように、磁界制御コイル11に所定の方向及び強度の電流を供給することにより、界磁磁束の振れ幅を大きくし、モータとしての出力を確保し、磁界制御コイル11に逆方向の電流を供給することにより、界磁磁束の振れ幅を小さくし、発電機としての出力を抑制することができる。従って、この回転電機を始動発電機として用いた場合には、磁界制御コイル11に供給される電流の極性及び強度を適宜選択することにより、スタータモータとして充分な出力を得る一方、発電機としての出力を所望に応じて抑制することができる。
また、回転電機をモータとして設計した場合でも、同じく磁界制御コイル11に供給される電流の極性及び強度を適宜選択することにより、広範囲の特性制御が可能となり、永久磁石を大型化することなく、小型、廉価かつ高トルクのモータを実現することができる。特に、同一のモータを磁界制御コイル11への通電量を変更することにより、種々の用途に適合させることができる。同様に、回転電機を発電機として設計した場合でも、広範囲の特性制御が可能となることから、レギュレータ回路に対する依存度を低くし、或いはレギュレータ回路を不要とすることが可能となる。特に、エンジンの発電機として用いられる場合など、騒音や燃費を改善することができる。更に、設計を変更することなく、仕様の変更に容易に対応することができる。同様に、エンジンのスタータモータとして用いられる場合など、同一のスタータモータを、異なるエンジンに対して容易に適合させることができる。
図5は、やや異なる形式のヨークを用いる発電機に適用された本発明の第2の実施例を示す。図5に於いては、前記実施例に対応する部分には同様の符号を付し、そのような部分の詳しい説明を省略する。この発電機は、回転子5側に設けられた、前記実施例と同様の第1ヨーク11に加えて、エンジン等のエンドブラケット2に固定された第2ヨーク12を備えている。第2ヨーク12は回転子5と同心状に配設され、中央にボス部材12aが一体に突設された有底円筒形状となっている。ボス部材12aは、回転子5の回転中心線に沿って延在し、ステータコア6の中央部内周に結合されており、ボス部材12aとステータコア6との間は磁気的に接続された状態となっている。
固定ボス部材12aの内周側には、回転子5側のボス部材8の先端部が収容されている。固定ボス部材12aの内周面と回転子5側のボス部材8の外周面との間には、両者の間を磁気的に絶縁する空隙が設けられている。また、固定ボス部材12aの先端と第1ヨーク9の底部との間にも、両者の間を磁気的に絶縁する空隙が設けられている。これにより、界磁制御コイル11からの磁束が回転子5側のボス部材8や第1ヨーク9の底部に流れてしまうのを防止している。第2ヨーク12の底部は、ボルトによってエンドブラケット2に固定されている。
また、第2ヨーク12の外側円筒部12bは、第1ヨーク9の外側円筒部外周を、第1ヨーク9とは反対側、すなわち図中右側から覆うように設けられている。この際、第1ヨーク9の外側円筒部の外周面と第2ヨーク12の外側円筒部12bの内周面との間にはエアギャップが形成される。これにより回転子は、第1ヨーク9の円筒部と共に、磁石極10aおよび鉄極9aが、第2ヨーク12の円筒部12bとステータコア6との間に収容された状態で配設される。すなわち、回転子5は回転子側のボス部材8が第2ヨーク12の固定ボス部材12a中央に挿入された状態で、クランクシャフト等によって駆動され、それに伴って第1ヨーク9の内周に配された磁石極10aおよび鉄極9a群が固定子の周囲を回転し得るように構成されていることになる。
ステータコア6の第1ヨーク9の反対側には、ステータコア6と第2ヨーク12の底部12aに挟まれる形で界磁制御コイル11が配設されている。界磁制御コイル11は固定ボス部材12aを外囲するように巻線されており、図示外の制御回路によって通電電流量や通電方向を適宜制御できるようになっている。なお、当該発電機では、図1、2のものと異なり、界磁制御コイル11に対してステータコア6を貫いて配線する必要がなく、従来に比して配線構造を簡略化することが可能となっている。
本実施例による発電機では、界磁制御コイル11による磁束は、第2ヨーク12の円筒部12bから第1ヨーク9の円筒部へと、エアギャップを介して直接伝播する一方、回転子5側のボス部材8と第2ヨーク12の固定ボス部材12aとの間は、空隙によって磁気的に絶縁されており、界磁制御コイル11による磁束は第1ヨーク9の底部を通らない。すなわち、従来第1ヨーク9が受け持っていた界磁制御コイル11を起磁源とする磁気回路の磁路形成の役目を、ここでは第2ヨーク12に担わせていることになる。従って、第1ヨーク9の底部や回転子5側のボス部材8はその役割から解放され、第1ヨーク9の板厚や回転子5側のボス部材8の寸法を従来の装置よりも小さくでき、回転子5の重量や慣性マスをハイブリッド界磁構成でない従来のものと同等にすることが可能となる。
このため、従来、慣性マス等の制限によって使用できなかった発電機にもハイブリッド界磁構成の装置を適用できるようになり、かかる装置でも界磁制御コイル11と鉄極6aを用いた特性制御が可能となる。さらに、第1ヨーク9や回転子5側のボス部材8を小さくできるため、製品全体の厚みを低減させることも可能となる。
加えて、当該発電機では、第1ヨーク9や回転子5側のボス部材8が界磁制御コイル11側の磁路として使用されないことから、これらをハイブリッド界磁構成でない従来の一般的な発電機の部品で構成することも可能である。すなわち、従来品では第1ヨーク9内周に全て永久磁石が配設されるところを、永久磁石と鉄極の組み合わせとするだけでそれらを流用することが可能である。従って、従来の装置のように、第1ヨーク9や回転子側のボス部材8を界磁制御コイル11に合わせて専用設計する必要がなく、従来の部品や生産設備をそのまま使用でき製品コストの低減を図ることが可能となる。
また、本実施例でも、永久磁石10が、ティース6aに対向するヨーク9の内周面に凹設された窪み部分に設けられ、しかもティース6aと永久磁石10の内周面(磁石極10a)との間の空隙Dmが、ティース6aと鉄極9aとの間の空隙Dfよりも広くなっている。従って、永久磁石10〜ティース6a間の磁気抵抗Rmは、鉄極9a〜ティース6a間の磁気抵抗Rfよりも大きい。従って、当該発電機における作用は、上記実施例と同様である。
図6は、ブラシレスモータに適用された本発明の第3の実施例を示す。図6に於いては、前記実施例に対応する部分には同様の符号を付し、そのような部分の詳しい説明を省略する。このブラシレスモータは、図5に示した第2実施例の発電機と同様の構造を有するが、第2ヨーク12がエンドブラケットを兼ねてモータの筐体を形成する形となっている。
当該モータでは、回転子5はモータシャフト4に固定され、アルミ等の非磁性材料からなるフロントブラケット13と、第2ヨークを兼ねたエンドブラケット12の内部に回転自在に収容されている。フロントブラケット13及びエンドブラケット12は、両部分から延出する円筒部12a、13a同士を互いにつき合わせた状態で、図示外の締結手段により互いに結合されている。フロントブラケット13にはベアリング16が、エンドブラケット12には非磁性材料からなるベアリングホルダ17に保持されたベアリング18が取り付けられている。そして、モータシャフト4は、両ベアリング16、18にて回転自在に支持された状態となっている。当該モータにおいても、回転子5側やフロントブラケット13などは従来のモータの部品をそのまま適用することができ、既存の生産設備等を有効活用することが可能となっている。モータは一製品としてアセンブリされた状態となっている。
本実施例でも、永久磁石10が、ティース6aに対向するヨーク9の内周面に凹設された窪み部分に設けられ、しかもティース6aと永久磁石10の内周面(磁石極10a)との間の空隙Dmが、ティース6aと鉄極9aとの間の空隙Dfよりも広くなっている。従って、永久磁石10〜ティース6a間の磁気抵抗Rmは、鉄極9a〜ティース6a間の磁気抵抗Rfよりも大きい。従って、当該モータにおける作用は、上記実施例と同様である。また、ハイブリッド界磁構成でありながら、重量や慣性マスを従来同様に抑えることができ、多様な制御が可能なモータを従来同様に使用することが可能となる。また、この構成を発電機にも適用し得ることは言うまでもない。
図7は、更に異なる形式のヨークを用いる発電機に適用された本発明の第4の実施例を示す。図7に於いては、前記実施例に対応する部分には同様の符号を付し、そのような部分の詳しい説明を省略する。図7に示すように、この発電機は、回転子5と固定子3とから構成されている。ここでは、回転子5は界磁子として、また固定子3は電機子としてそれぞれ機能し、前記実施例のものと同様に、界磁制御コイル11と制御磁極としての鉄極6aとを備えた、いわゆるハイブリッド界磁構造の発電機である。
回転子5は、例えばエンジンのクランクシャフト4を収容して固定する回転子側のボス部材8と、回転子側のボス部材8の外面に固着された第1ヨーク9とを有している。回転子5側のボス部材8は、鉄等の磁性部材で形成された円筒状をなしている。回転子側のボス部材8の内部には、適宜回り止めされた状態で、クランクシャフト4が嵌入されている。回転子側のボス部材8の左端部には外面にフランジ部が膨出形成され、フランジ部には第1ヨーク9を固着するため環状の接続溝が周設されている。
第1ヨーク9は鉄等の磁性部材で形成された有底の短尺円筒形状である。第1ヨーク9と回転子5側のボス部材8とは互いに同心状に配設されている。第1ヨーク9の底部の中心開口が接続溝に組付けられている。なお、第1ヨーク9と回転子側のボス部材8との組付け手段は任意である。第1ヨーク9の外側円筒部の内周面には、永久磁石10(磁石極10a)と、第1ヨーク9の部材によって形成された制御磁極としての鉄極9aとが周方向へ交互に複数配設されている。磁石極10aと鉄極9aとにより、回転子5における界磁子が構成される。すなわち、本実施の形態においても、界磁子に制御装置を設けたハイブリッド界磁構成が採用されている。更に、図2に示された実施例と同様に、永久磁石10が、ティース6aに対向するヨーク9の内周面に凹設された窪み部分に設けられ、しかもティース6aと永久磁石10の内周面との間の空隙Dmが、ティース6aと鉄極9aとの間の空隙Dfよりも広くなっている。従って、永久磁石10〜ティース6a間の磁気抵抗Rmは、鉄極9a〜ティース6a間の磁気抵抗Rfよりも大きい。
固定子3は、ステータコア(コア部材)6と、コアティース6aの外周に巻装されたステータコイル7と、ステータコア6の図中左端に重合され、同ステータコアに磁気的に接続された第2ヨーク14とを備えている。ステータコア6は、鉄等の磁性部材からなる薄板を多数積層することによって形成されている。ステータコア6の中心部には回転子側のボス部材8に空隙を介して磁気的に接続するための中心開口が穿設されている。そして、ステータコア6は、ボルト19の締結によって、ブラケット2に少なくとも3カ所で固定されている。
第2ヨーク14も、鉄等の磁性部材からなる薄板を多数積層することによって形成され、ボス部材8に空隙を介して対峙する小径の本体部と、最上層(図中左端)の薄板を断面L字状に延出してなる円板部15とを備えている。第2ヨーク14本体及び円板部15により画定される環状肩部に、界磁制御コイル11が、第2ヨーク14を外囲するように巻かれ、該コイルに通電することにより、永久磁石10により形成される界磁に重畳されるべき磁束を形成し得るようにしている。
円板部15の一方の面は第1ヨーク9の底部の内面に略平行に対向し、円板部15の一方の面と第1ヨーク9の底部の内面との間には平面状の空隙が設けられている。なお、この空隙の間隔は任意に設定可能である。このように、円板部15の一方の面と第1ヨーク9の底部の内面との配置関係によって、第2ヨーク14の円板部15から第1ヨーク9の底部へ至る磁束の伝播を、場所に依らずに略一定に保つことができる。
また、本実施例でも、永久磁石10が、ティース6aに対向するヨーク9の内周面に凹設された窪み部分に設けられ、しかもティース6aと永久磁石10の内周面(磁石極10a)との間の空隙Dmが、ティース6aと鉄極9aとの間の空隙Dfよりも広くなっている。従って、永久磁石10〜ティース6a間の磁気抵抗Rmは、鉄極9a〜ティース6a間の磁気抵抗Rfよりも大きい。従って、当該発電機における作用は、上記実施例と同様である。
図8は、更に異なる形式のヨークを用いる発電機に適用された本発明の第4の実施例を示す。図8に於いては、前記実施例に対応する部分には同様の符号を付し、そのような部分の詳しい説明を省略する。図8に示すように、本実施例の発電機は、図7のものと同様の第2ヨーク14を備えており、更に円板部15の外周縁(自由端)に連成された延設部15aを有している。延設部15aの一方の面は、第1ヨーク9の円筒部の内面と略平行に配置されている。延設部15aの一方の面と第1ヨーク9の円筒部の内面との間には所望の厚さの空隙が介在されている。なお、延設部15aの長さは、円板部15の外周縁からステータコア6に至るまの間で任意に設定可能である。言うまでもなく、延設部15aは、第2ヨーク14から第1ヨーク9の円筒部に至る磁束の流れを担うことにより、有効磁束量を低下させることなく維持した状態で、一層、回転子5側のボス部材8及び第1ヨーク9の軽量化を図ることができる。
産業上の利用可能性
上記実施形態においては、本発明を発電機やブラシレスモータに適用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、二輪車用の始動発電機や、携帯用発電機、バッテリレスの薬剤散布機など汎用エンジンを用いた各種作業用装置、アウタロータ形のファンモータなど、回転子側に永久磁石を配した回転電機全般に適用することが可能である。また、上記した実施例は、いずれもあらゆる回転電機に適用可能であり、回転電機としては、限定的でないが、アウタロータ式回転電機及びインナロータ式回転電機が含まれ、その種類としては、モータ、発電機、スタータモータ、或いは発電機及びスタータモータの機能を兼ねる始動発電機が含まれる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明が適用された始動発電機(第1実施例)を示す縦断面図である。
図2は、図1のII−II線について見た部分断面図である。
図3は、図1の始動発電機に於ける永久磁石による磁気回路を示す説明図である。
図4は、鉄極と磁石極との間に於ける有効磁束の分布を示すグラフである。
図5は、本発明が適用された、異なる形式の回転電機(第2実施例)を示す縦断面図である。
図6は、本発明が適用された、更に異なる形式の回転電機(第3実施例)を示す縦断面図である。
図7は、本発明が適用された、更に異なる形式の回転電機(第4実施例)を示す縦断面図である。
図8は、本発明が適用された、更に異なる形式の回転電機(第5実施例)を示す縦断面図である。
Claims (11)
- コイルが巻装された複数のティースを有する固定子と、前記ティースに対向するように、交互に同心円状に配置された永久磁石極及び鉄極を有する回転子と、前記磁石極及び鉄極が前記ティースに対して供給する界磁に重畳されるべき磁束を発生する界磁制御コイルとを有する回転電機に於いて、
前記界磁制御コイルが、前記磁石極及び鉄極が前記ティースに対して供給する界磁に、互いに異なる強度の磁束を重畳するべく適合されていることを特徴とする回転電機。 - 前記界磁制御コイルが前記磁石極及び鉄極を通過するように形成する磁路の磁気抵抗を、互いに異なるようにすることをもって、前記磁石極及び鉄極が前記ティースに対して供給する界磁に、互いに異なる強度の磁束を重畳するべく適合されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 前記磁路中のエアギャップを異なるものとすることにより、磁路の磁気抵抗を、互いに異なるようにすることを特徴とする請求項2に記載の回転電機。
- 前記磁石極に対応するエアギャップを前記鉄極に対応するエアギャップよりも大きくしたことを特徴とする請求項3に記載の回転電機。
- 当該回転電機がアウタロータ式回転電機からなり、前記回転子が、中心ボスと、該中心ボスに対して同軸的に結合された有底筒状のヨークとを有し、前記永久磁石極及び鉄極が前記ヨークの内周面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 前記ヨークの内周面の凹部に永久磁石を配置し、前記永久磁石により前記磁石極を形成し、前記永久磁石の隣接するもの同士の間の前記ヨークの部分により前記鉄極を形成し、前記永久磁石の内周面を、前記ヨーク部分に対して互いに異なる高さ位置を占めるようにすることをもって、前記磁石極及び鉄極が前記ティースに対して供給する界磁に、互いに異なる強度の磁束を重畳するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の回転電機。
- 前記永久磁石の内周面を、前記ヨーク部分に対して低い位置を占めるようにしたことを特徴とする請求項5に記載の回転電機。
- 当該回転電機がモータをなすことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 当該回転電機が発電機をなすことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 当該回転電機がスタータモータをなすことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 当該回転電機が始動発電機をなすことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
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