JPWO2002076128A1 - 無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法 - Google Patents
無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2002076128A1 JPWO2002076128A1 JP2002573464A JP2002573464A JPWO2002076128A1 JP WO2002076128 A1 JPWO2002076128 A1 JP WO2002076128A1 JP 2002573464 A JP2002573464 A JP 2002573464A JP 2002573464 A JP2002573464 A JP 2002573464A JP WO2002076128 A1 JPWO2002076128 A1 JP WO2002076128A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- wireless communication
- communication service
- antenna
- base station
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W16/00—Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
- H04W16/18—Network planning tools
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q30/00—Commerce
- G06Q30/02—Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q30/00—Commerce
- G06Q30/06—Buying, selling or leasing transactions
Abstract
ユーザがユーザ判定画面上で必要事項を入力して送信すると(ステップS3)、受付サーバ12は住所DB21から住所一覧を読み込み、ユーザに送信する(ステップS4)。ユーザは、該住所一覧より住所を選択して送信すると、エリア判定サーバ13は地図DB23から周辺地図を検索・読み込み、ユーザに送信する(ステップS6)。ユーザは、該周辺地図から通信希望位置の建物階数、アンテナの向きを入力して送信する(ステップS7)。エリア判定サーバ13は、基地局DB24から基地局情報を読み込み、前記アンテナと基地局との2点間の伝送特性を計算し、該2点間での通信の可否を判定する。通信可と判定された時には、加入申込を受け付ける。
Description
技術分野
本発明は、インターネットを用いた無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法に関し、特に通信サービス提供者が無線通信サービス利用希望者のパソコン等の通信機器設置位置に赴かなくても、自動的に通信の可否を判断でき、かつ無線通信サービス利用希望者の加入申し込みを受け付けることのできる方法に関する。
背景技術
従来、無線通信サービス利用希望者(以下、サービス利用希望者)が加入申し込みをする場合には、サービス利用希望者は、通信サービス提供者(以下、サービス提供者)が提供した通信可能地域を色分けした平面地図により通信可否を判断したり、またはサービス利用希望者がサービス提供者に対して問い合わせを行う等することにより、通信可能と判断されると、加入申し込みを行うようにしている。
また、サービス利用希望者が通信する位置を指定して加入申し込みをする場合には、サービス提供者は、加入申し込みに対して仮受け付けを行い、サービス利用希望者の無線通信機器(パソコン等)の設置希望位置ならびに通信の相手方となる無線基地局の2点間において、光学的見通し確認等の現地確認試験を行い、見通しが確認された場合に限り、加入申し込みに対して正式に受け付けるようにしている。
前記した通信可能地域を色分けした平面地図により通信可否を判定する方法では、例えばサービス利用希望者が同じ集合住宅の1階あるいは5階などの異なる階に住んでおり、これによって無線通信機器のアンテナ取り付け位置の高さが異なっていても、同一の判定結果となる。このため、該集合住宅とサービス提供者が提供する無線基地局のアンテナ(例えば、電柱上に設置)間に建物があり、建物遮蔽により1階の無線通信機器とは通信不可能、一方5階の無線通信機器とは通信可能であっても、この違いが判明しないという問題があった。
また、サービス利用希望者がサービス提供者に問い合わせを行う前記の方法では、サービス提供者は受付要員を確保しなければならず、人件費が必要になったり、問い合わせに対する誤入力が発生するという問題があった。
また、前記サービス利用希望者が通信する位置を指定して加入申し込みをする場合には、サービス提供者は、全ての加入申し込みに対して、光学的見通し確認等の現地確認試験を行わなければならず、該確認試験を行うための手間と時間と費用が発生するという問題があった。
本発明は、前記した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、サービス利用希望者のアンテナ設置高さを考慮に入れて通信可否を正確に判定でき、かつ入力を要することなく自動的に加入申し込み処理をすることができる無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法を提供することにある。
発明の開示
前記した目的を達成するために、本発明は、複数の無線基地局に設置されたアンテナの一つと利用者側に設置されたアンテナとを用いて無線通信サービスを行う無線通信サービス提供者のサーバと、地図情報および各無線基地局のアンテナの位置かつ地上高に関する基地局情報を少なくとも有するデータベースとを用い、ネットワーク上で、無線通信サービス利用希望者からの要求に基づき該利用希望者の加入申し込みを受け付ける方法であって、無線通信サービス利用希望者から前記ネットワークを介して送られてくる位置決定情報に関するデータを前記サーバで受信するステップと、該位置決定情報に関するデータを基に、前記データベースから地図情報を読みだし、複数の無線基地局から一つの無線基地局を決定するステップと、前記位置決定情報に関するデータを基に、前記データベースから地図情報を読みだし、前記無線通信サービス利用希望者側に設置されるべきアンテナの少なくとも地上高とアンテナの向きに関する設置位置情報を取得するステップと、前記取得された無線通信サービス利用希望者側のアンテナの前記設置位置情報と、前記決定された無線基地局のアンテナの前記基地局情報とから、前記2つのアンテナ間の通信可否判定を行うステップと、該通信可否判定により通信可と判定された時に、前記無線通信サービス利用希望者に、加入申し込みを許諾する情報を送信するステップとからなる点に第1の特徴がある。
発明を実施するための最良の形態
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明を実施するのに使用される通信システムの概略構成図である。
図において、1はサービス利用希望者が加入申し込みのために使用するパソコン(以下、ユーザパソコン)であり、該ユーザパソコン1はネットワーク、例えばインターネット2に接続されている。一方、サービス提供者は、ウェブ(Web)サーバ11、受付サーバ12、およびエリア判定サーバ13から構成され、これらのサーバは、前記インターネット2に接続されている。また、前記受付サーバ12には、住所データベース21、顧客データベース22が設けられ、またエリア判定サーバ13には、地図データベース23、基地局データベース24が備えられている。
前記ユーザパソコン1の一例としては、パソコンの販売店に設置された端末とすることができる。すなわち、該販売店にサインアップCD(加入申し込みサーバに自動接続できるソフトを書き込んだ無料CD)を置き、前記端末に該サインアップCDをインストールすることにより、エリア判定、通信可否判定および/または加入申し込みサイトに接続できるようにする。
また、他の例として、パソコンの販売店に通信可否判定システムにのみ接続可能な端末を設置する。これにより、パソコンの新規購入者は、パソコン購入時に、無線通信サービス利用可否判定を行い、可能と判定されればその場で加入申し込みできるようにする。
また前記地図データベース23には、後述するように、平面図地データが格納されており、基地局データベース24には基地局のアンテナ位置を示す座標系その地上高のデータが格納されている。
次に、本実施形態の動作を、図2のタイミングチャートを参照して説明する。まず、ステップS1では、ユーザパソコン1はウェブサーバ11へアクセスし、ユーザ判定画面を要求する。ステップS2では、受付サーバ12は、これに対してユーザパソコン1にユーザ判定画面を送信する。ステップS3では、ユーザは該ユーザ判定画面上で、氏名、メールアドレス、年齢、職業等を入力し、送信する。ステップS4では、受付サーバ12は、前記住所データベース21から住所一覧を読み込み、ユーザパソコン1に送信する。ステップS5では、ユーザは該住所一覧の中から自分の住所を選択して送信する。具体的には、都道府県、市町村、丁目、番地、マンション・アパート名、部屋号等を、それぞれプルダウンメニュー等で選択できるように表示し、それをユーザが選択することで自分の住所を送信する。例えば、「東京都」を選ぶと、次に区等が選択できるようになり、その中から「渋谷区」を選択すると次に渋谷区内の丁目等が選択可能となり、その中から「初台1丁目」を選択していく。このように、ユーザが住所を選択するだけで送信可能となるようにする。ステップS6では、エリア判定サーバ13は、前記地図データベース23を参照して、前記住所から、該住所を含む近辺の周辺地図を検索・読込を行い、ユーザ宛に送信する。なお、ユーザに自分の住所を入力させないで、上記のように住所一覧をユーザに提供してユーザに自分の住所を選ばせるようにしたのは、ユーザに自分の住所を入力させると、住所の表記の仕方が不統一になり、その後の処理が煩雑になったり間違いが起きたりする虞があるからである。
図3は、該地図データベース23の一例を示す。該地図データベース23には、図示されているような、平面地図データが保存されており、さらに、住所、建物、道路、海抜高等の各データを保存している。該建物データについては、建物形状と階数情報等が保存されている。
次に、ユーザパソコンの画面には、自分の住所の近辺の平面地図が表れ、該画面の一部に、例えば「アンテナ方向を入力して下さい」、「階数を入力して下さい」、「お住まいの階の部屋数を入力して下さい」、および「お住まいの部屋の位置を入力して下さい」といった表示がなされる。そこで、ユーザは、ステップS7にて、パソコン画面上で、自分の部屋が属している建物、アンテナを設置する部屋の階数、何号室等の利用室情報、アンテナの向きなどの、アンテナ設置位置情報を登録して、送信する。該登録がなされた時のパソコン画面の一例を、図4に示す。図4には、南方向、8階、4部屋、東方向から3部屋目、とが登録された例が示されており、パソコン画面上には、前記住所に該当する建物の3次元化した図と、8階、南の表示がなされる。これにより、アンテナ設置位置が明確にされる。なお、前記建物の3次元化した図は表示させてもさせなくても良い。
なお、ステップS5で送信された住所を基に、予めアンテナ設置位置を明確にしておいても良い。例えば、マンション・アパート等の部屋号に対応する階数、部屋の位置等が、予め地図データベースに登録されていれば、ステップS5で送信された住所から、アンテナ設置位置情報を取得可能である。この場合には、ステップS7におけるユーザによる入力を省略することが可能となる。
ステップS8では、エリア判定サーバ13は、受信した前記ステップS7のデータと、前記基地局データベース24から読み込んだ前記住所近辺の基地局情報とから、ユーザのアンテナと基地局のアンテナの2点間の通信可否判定をし、その結果を送信する。該通信可否判定は、2点間の見通し判定で行う。なお、該通信可否判定の信頼性を高めるには、2点間をある半径をもったパイプ(フレネルゾーン)での見通し判定、および/または反射、回折を考慮した受信レベル判定を併用することができる。
図5は、前記ステップS7で入力されたアンテナ設置位置を基準に、基地局データベース24により、通信の相手方となる無線基地局30を検索し、該無線基地局30のアンテナ位置、および地上高を得る。なお、一例として、建物の1階当たりの高さは4m、無線基地局のアンテナは電柱の頂部に設置されるので該アンテナの高さは15mとすることができる。
図6は、前記2点間の見通し判定の説明図であり、図5の平面図を、建物および無線基地局アンテナの高さのデータにより3次元化し、ユーザのアンテナと基地局のアンテナの2点を3次元座標に変換する。また、該2点周辺の建物形状を3次元化する。次に、該ユーザのアンテナから見て、伝搬損失を考慮して、通信可能範囲に基地局のアンテナが存在するか否かを判断し、基地局のアンテナが存在する場合には、該アンテナの2点間を結ぶ線を引く。次いで、通信を行う2点を結ぶ直線上に、遮蔽となる建物が存在するか否かを判定する。遮蔽となる建物が存在する場合には、該2点間を結ぶ通信は通信不可と判定する。一方、遮蔽する建物が存在しない場合には、通信可と判定する。通信の相手方となる無線基地局が複数存在する場合には、各無線基地局毎に、上記の判定を行う。
前記2点間の通信可否判定処理の一具体例を、図7のフローチャートを参照して説明する。ステップS21では、前記2点間を結ぶ直線の番号を表すnをn=1と置く。ステップS22では、サービス提供者が、事前に定めた送信機側の送信レベルと受信機側の最小受信可能レベルとの差から、最大通信可能距離rを算出する。次に、ステップS23では、サービス利用希望者が指定した点を中心に、半径rの円(または、球)を描く。ステップS24では、該半径rの円の中で、かつ指定された方向または該方向の所定角度の範囲内に、無線基地局が存在するか否かの判断をする。この判断が否定の時には、ステップS31に進んで、通信不可と判定する。一方、肯定の時には、ステップS25に進む。
ステップS25では、検索された基地局と、サービス利用希望者が指定した点とを結ぶ直線nを、個々に引く。全部で、N本引けたとする。ステップS26では、n>Nが成立するか否かの判断がなされ、この判断が否定の時にはステップS27にて、n番目の直線を選択し、ステップS28に進んで、n番目の直線上に遮蔽となる建物が存在するか否かの判断がなされる。この判断が肯定の時には、ステップS29に進んで、nに1を加算し、ステップS26に戻る。
上記の処理が繰り返し行われ、その間にステップS28の判断が否定になれば、ステップS30に進んで通信可能と判定する。一方、ステップS26の判断が肯定になるとステップS31に進み、通信不可と判定する。なお、図7の判定処理は、サーバでは簡単に行うことができる。
図2のステップS9では、受付サーバ12は、顧客データベース22にユーザ入力データ、および該判定結果を登録する。次に、通信が不可であればステップS10に進んで、ユーザパソコン1に、通信の可否判定結果、すなわち通信不可を通知する。一方、通信可であれば、ステップS11に進んで、申し込み案内をユーザパソコン1に送付する。ステップS12では、ユーザが申し込みを行うと、ステップS13に進んで、受付サーバ12は受付データを顧客データベース22に保存する。これにより、申し込みの受付が完了する。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。この実施形態は、図1の住所データベース21に代えて、電話番号データベースを用意する。そして、図8に示されているように、図2のステップS4、S5、およびS6に代えて、ステップS41、S51、およびS61を用いる。該電話番号データベースとしては、例えば自動車のナビゲーションシステムに使用されているものを使用することができる。
すなわち、ステップS3において、氏名、メールアドレス等に加え、電話番号を送信するようにし、ステップS41では、ステップS3から電話番号を受信すると、電話データベースより、電話番号一覧と照合し、入力された電話番号と一致した電話番号に対応する住所等のデータを送信する。ステップS51では、ユーザは、受信した住所等のデータが正しいか否か確認し、正しければ確定情報を送信し、誤っていれば訂正した後に確定情報を送信する。ステップS61では、エリア判定サーバ13は、確定された住所を基に、周辺地図の検索、読み込み、および発信をする。ステップS7では、前記したように、ユーザは建物の階、アンテナ方向を入力し、送信する。以後は、図2と同じであるので、説明を省略する。
また、アンテナを設置する位置の緯度経度をユーザが把握している場合には、上述の電話番号に代えて、緯度経度情報を送信することも可能である。この場合には、緯度経度データベースより緯度経度一覧と照合し、入力された緯度経度と一致した緯度経度に対応する住所等のデータを送信する。そして、ユーザは、受信した住所等のデータが正しいか否か確認し、正しければ確定情報を送信し、誤っていれば訂正した後に確定情報を送信するのは上述の例と同様である。
前記の説明から明らかなように、本発明によれば、サービス利用希望者の利用室の平面的位置だけではなく、地上高も考慮に入れて、通信の可否を判定することができるようになる。このため、本発明が、市街地に居住するユーザによる、無線LANシステムなどのインターネット加入申し込みに利用されると、その効果は大きい。
本発明によれば、通信可否の判定を自動的に行えるようになり、加入申し込み受付を自動的に行えるようになる。また、サービス利用希望者の利用室の平面的位置だけではなく、地上高も考慮に入れて、通信の可否を判定することができるようになるので、マンション等の中、高層住宅に居住するユーザに対しても、正確に通信可否の判定を行えるようになる。
また、サービス提供者は、サービス利用希望者の通信希望位置に要員を派遣して、光学的見通し確認等の現地確認試験を行う必要がなくなるため、該確認試験のための費用が不要になる。
また、サービス提供者は、サービス利用希望者からの通信申し込みを、ウェブに接続されたサーバで、自動的に処理できるので、サービス提供者は受付要員を確保する必要がなくなり、人件費が不要になったり、該申し込みに対する誤入力が発生しなくなる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明が適用される通信システムの概略構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の一実施形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図3は、平面地図データの一例の概念図である。
図4は、ユーザパソコン図面上に表示される建物の階層、アンテナ方向などの入力画面の一例を示す図である。
図5は、図4の画面に、無線基地局を読み込んだ画面を示す図である。
図6は、2点間見通し判定処理の概念図である。
図7は、2点間の通信可否判定処理の一具体例を示すフローチャートである。
図8は、本発明の第2実施形態の要部の動作を示すタイミングチャートである。
本発明は、インターネットを用いた無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法に関し、特に通信サービス提供者が無線通信サービス利用希望者のパソコン等の通信機器設置位置に赴かなくても、自動的に通信の可否を判断でき、かつ無線通信サービス利用希望者の加入申し込みを受け付けることのできる方法に関する。
背景技術
従来、無線通信サービス利用希望者(以下、サービス利用希望者)が加入申し込みをする場合には、サービス利用希望者は、通信サービス提供者(以下、サービス提供者)が提供した通信可能地域を色分けした平面地図により通信可否を判断したり、またはサービス利用希望者がサービス提供者に対して問い合わせを行う等することにより、通信可能と判断されると、加入申し込みを行うようにしている。
また、サービス利用希望者が通信する位置を指定して加入申し込みをする場合には、サービス提供者は、加入申し込みに対して仮受け付けを行い、サービス利用希望者の無線通信機器(パソコン等)の設置希望位置ならびに通信の相手方となる無線基地局の2点間において、光学的見通し確認等の現地確認試験を行い、見通しが確認された場合に限り、加入申し込みに対して正式に受け付けるようにしている。
前記した通信可能地域を色分けした平面地図により通信可否を判定する方法では、例えばサービス利用希望者が同じ集合住宅の1階あるいは5階などの異なる階に住んでおり、これによって無線通信機器のアンテナ取り付け位置の高さが異なっていても、同一の判定結果となる。このため、該集合住宅とサービス提供者が提供する無線基地局のアンテナ(例えば、電柱上に設置)間に建物があり、建物遮蔽により1階の無線通信機器とは通信不可能、一方5階の無線通信機器とは通信可能であっても、この違いが判明しないという問題があった。
また、サービス利用希望者がサービス提供者に問い合わせを行う前記の方法では、サービス提供者は受付要員を確保しなければならず、人件費が必要になったり、問い合わせに対する誤入力が発生するという問題があった。
また、前記サービス利用希望者が通信する位置を指定して加入申し込みをする場合には、サービス提供者は、全ての加入申し込みに対して、光学的見通し確認等の現地確認試験を行わなければならず、該確認試験を行うための手間と時間と費用が発生するという問題があった。
本発明は、前記した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、サービス利用希望者のアンテナ設置高さを考慮に入れて通信可否を正確に判定でき、かつ入力を要することなく自動的に加入申し込み処理をすることができる無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法を提供することにある。
発明の開示
前記した目的を達成するために、本発明は、複数の無線基地局に設置されたアンテナの一つと利用者側に設置されたアンテナとを用いて無線通信サービスを行う無線通信サービス提供者のサーバと、地図情報および各無線基地局のアンテナの位置かつ地上高に関する基地局情報を少なくとも有するデータベースとを用い、ネットワーク上で、無線通信サービス利用希望者からの要求に基づき該利用希望者の加入申し込みを受け付ける方法であって、無線通信サービス利用希望者から前記ネットワークを介して送られてくる位置決定情報に関するデータを前記サーバで受信するステップと、該位置決定情報に関するデータを基に、前記データベースから地図情報を読みだし、複数の無線基地局から一つの無線基地局を決定するステップと、前記位置決定情報に関するデータを基に、前記データベースから地図情報を読みだし、前記無線通信サービス利用希望者側に設置されるべきアンテナの少なくとも地上高とアンテナの向きに関する設置位置情報を取得するステップと、前記取得された無線通信サービス利用希望者側のアンテナの前記設置位置情報と、前記決定された無線基地局のアンテナの前記基地局情報とから、前記2つのアンテナ間の通信可否判定を行うステップと、該通信可否判定により通信可と判定された時に、前記無線通信サービス利用希望者に、加入申し込みを許諾する情報を送信するステップとからなる点に第1の特徴がある。
発明を実施するための最良の形態
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明を実施するのに使用される通信システムの概略構成図である。
図において、1はサービス利用希望者が加入申し込みのために使用するパソコン(以下、ユーザパソコン)であり、該ユーザパソコン1はネットワーク、例えばインターネット2に接続されている。一方、サービス提供者は、ウェブ(Web)サーバ11、受付サーバ12、およびエリア判定サーバ13から構成され、これらのサーバは、前記インターネット2に接続されている。また、前記受付サーバ12には、住所データベース21、顧客データベース22が設けられ、またエリア判定サーバ13には、地図データベース23、基地局データベース24が備えられている。
前記ユーザパソコン1の一例としては、パソコンの販売店に設置された端末とすることができる。すなわち、該販売店にサインアップCD(加入申し込みサーバに自動接続できるソフトを書き込んだ無料CD)を置き、前記端末に該サインアップCDをインストールすることにより、エリア判定、通信可否判定および/または加入申し込みサイトに接続できるようにする。
また、他の例として、パソコンの販売店に通信可否判定システムにのみ接続可能な端末を設置する。これにより、パソコンの新規購入者は、パソコン購入時に、無線通信サービス利用可否判定を行い、可能と判定されればその場で加入申し込みできるようにする。
また前記地図データベース23には、後述するように、平面図地データが格納されており、基地局データベース24には基地局のアンテナ位置を示す座標系その地上高のデータが格納されている。
次に、本実施形態の動作を、図2のタイミングチャートを参照して説明する。まず、ステップS1では、ユーザパソコン1はウェブサーバ11へアクセスし、ユーザ判定画面を要求する。ステップS2では、受付サーバ12は、これに対してユーザパソコン1にユーザ判定画面を送信する。ステップS3では、ユーザは該ユーザ判定画面上で、氏名、メールアドレス、年齢、職業等を入力し、送信する。ステップS4では、受付サーバ12は、前記住所データベース21から住所一覧を読み込み、ユーザパソコン1に送信する。ステップS5では、ユーザは該住所一覧の中から自分の住所を選択して送信する。具体的には、都道府県、市町村、丁目、番地、マンション・アパート名、部屋号等を、それぞれプルダウンメニュー等で選択できるように表示し、それをユーザが選択することで自分の住所を送信する。例えば、「東京都」を選ぶと、次に区等が選択できるようになり、その中から「渋谷区」を選択すると次に渋谷区内の丁目等が選択可能となり、その中から「初台1丁目」を選択していく。このように、ユーザが住所を選択するだけで送信可能となるようにする。ステップS6では、エリア判定サーバ13は、前記地図データベース23を参照して、前記住所から、該住所を含む近辺の周辺地図を検索・読込を行い、ユーザ宛に送信する。なお、ユーザに自分の住所を入力させないで、上記のように住所一覧をユーザに提供してユーザに自分の住所を選ばせるようにしたのは、ユーザに自分の住所を入力させると、住所の表記の仕方が不統一になり、その後の処理が煩雑になったり間違いが起きたりする虞があるからである。
図3は、該地図データベース23の一例を示す。該地図データベース23には、図示されているような、平面地図データが保存されており、さらに、住所、建物、道路、海抜高等の各データを保存している。該建物データについては、建物形状と階数情報等が保存されている。
次に、ユーザパソコンの画面には、自分の住所の近辺の平面地図が表れ、該画面の一部に、例えば「アンテナ方向を入力して下さい」、「階数を入力して下さい」、「お住まいの階の部屋数を入力して下さい」、および「お住まいの部屋の位置を入力して下さい」といった表示がなされる。そこで、ユーザは、ステップS7にて、パソコン画面上で、自分の部屋が属している建物、アンテナを設置する部屋の階数、何号室等の利用室情報、アンテナの向きなどの、アンテナ設置位置情報を登録して、送信する。該登録がなされた時のパソコン画面の一例を、図4に示す。図4には、南方向、8階、4部屋、東方向から3部屋目、とが登録された例が示されており、パソコン画面上には、前記住所に該当する建物の3次元化した図と、8階、南の表示がなされる。これにより、アンテナ設置位置が明確にされる。なお、前記建物の3次元化した図は表示させてもさせなくても良い。
なお、ステップS5で送信された住所を基に、予めアンテナ設置位置を明確にしておいても良い。例えば、マンション・アパート等の部屋号に対応する階数、部屋の位置等が、予め地図データベースに登録されていれば、ステップS5で送信された住所から、アンテナ設置位置情報を取得可能である。この場合には、ステップS7におけるユーザによる入力を省略することが可能となる。
ステップS8では、エリア判定サーバ13は、受信した前記ステップS7のデータと、前記基地局データベース24から読み込んだ前記住所近辺の基地局情報とから、ユーザのアンテナと基地局のアンテナの2点間の通信可否判定をし、その結果を送信する。該通信可否判定は、2点間の見通し判定で行う。なお、該通信可否判定の信頼性を高めるには、2点間をある半径をもったパイプ(フレネルゾーン)での見通し判定、および/または反射、回折を考慮した受信レベル判定を併用することができる。
図5は、前記ステップS7で入力されたアンテナ設置位置を基準に、基地局データベース24により、通信の相手方となる無線基地局30を検索し、該無線基地局30のアンテナ位置、および地上高を得る。なお、一例として、建物の1階当たりの高さは4m、無線基地局のアンテナは電柱の頂部に設置されるので該アンテナの高さは15mとすることができる。
図6は、前記2点間の見通し判定の説明図であり、図5の平面図を、建物および無線基地局アンテナの高さのデータにより3次元化し、ユーザのアンテナと基地局のアンテナの2点を3次元座標に変換する。また、該2点周辺の建物形状を3次元化する。次に、該ユーザのアンテナから見て、伝搬損失を考慮して、通信可能範囲に基地局のアンテナが存在するか否かを判断し、基地局のアンテナが存在する場合には、該アンテナの2点間を結ぶ線を引く。次いで、通信を行う2点を結ぶ直線上に、遮蔽となる建物が存在するか否かを判定する。遮蔽となる建物が存在する場合には、該2点間を結ぶ通信は通信不可と判定する。一方、遮蔽する建物が存在しない場合には、通信可と判定する。通信の相手方となる無線基地局が複数存在する場合には、各無線基地局毎に、上記の判定を行う。
前記2点間の通信可否判定処理の一具体例を、図7のフローチャートを参照して説明する。ステップS21では、前記2点間を結ぶ直線の番号を表すnをn=1と置く。ステップS22では、サービス提供者が、事前に定めた送信機側の送信レベルと受信機側の最小受信可能レベルとの差から、最大通信可能距離rを算出する。次に、ステップS23では、サービス利用希望者が指定した点を中心に、半径rの円(または、球)を描く。ステップS24では、該半径rの円の中で、かつ指定された方向または該方向の所定角度の範囲内に、無線基地局が存在するか否かの判断をする。この判断が否定の時には、ステップS31に進んで、通信不可と判定する。一方、肯定の時には、ステップS25に進む。
ステップS25では、検索された基地局と、サービス利用希望者が指定した点とを結ぶ直線nを、個々に引く。全部で、N本引けたとする。ステップS26では、n>Nが成立するか否かの判断がなされ、この判断が否定の時にはステップS27にて、n番目の直線を選択し、ステップS28に進んで、n番目の直線上に遮蔽となる建物が存在するか否かの判断がなされる。この判断が肯定の時には、ステップS29に進んで、nに1を加算し、ステップS26に戻る。
上記の処理が繰り返し行われ、その間にステップS28の判断が否定になれば、ステップS30に進んで通信可能と判定する。一方、ステップS26の判断が肯定になるとステップS31に進み、通信不可と判定する。なお、図7の判定処理は、サーバでは簡単に行うことができる。
図2のステップS9では、受付サーバ12は、顧客データベース22にユーザ入力データ、および該判定結果を登録する。次に、通信が不可であればステップS10に進んで、ユーザパソコン1に、通信の可否判定結果、すなわち通信不可を通知する。一方、通信可であれば、ステップS11に進んで、申し込み案内をユーザパソコン1に送付する。ステップS12では、ユーザが申し込みを行うと、ステップS13に進んで、受付サーバ12は受付データを顧客データベース22に保存する。これにより、申し込みの受付が完了する。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。この実施形態は、図1の住所データベース21に代えて、電話番号データベースを用意する。そして、図8に示されているように、図2のステップS4、S5、およびS6に代えて、ステップS41、S51、およびS61を用いる。該電話番号データベースとしては、例えば自動車のナビゲーションシステムに使用されているものを使用することができる。
すなわち、ステップS3において、氏名、メールアドレス等に加え、電話番号を送信するようにし、ステップS41では、ステップS3から電話番号を受信すると、電話データベースより、電話番号一覧と照合し、入力された電話番号と一致した電話番号に対応する住所等のデータを送信する。ステップS51では、ユーザは、受信した住所等のデータが正しいか否か確認し、正しければ確定情報を送信し、誤っていれば訂正した後に確定情報を送信する。ステップS61では、エリア判定サーバ13は、確定された住所を基に、周辺地図の検索、読み込み、および発信をする。ステップS7では、前記したように、ユーザは建物の階、アンテナ方向を入力し、送信する。以後は、図2と同じであるので、説明を省略する。
また、アンテナを設置する位置の緯度経度をユーザが把握している場合には、上述の電話番号に代えて、緯度経度情報を送信することも可能である。この場合には、緯度経度データベースより緯度経度一覧と照合し、入力された緯度経度と一致した緯度経度に対応する住所等のデータを送信する。そして、ユーザは、受信した住所等のデータが正しいか否か確認し、正しければ確定情報を送信し、誤っていれば訂正した後に確定情報を送信するのは上述の例と同様である。
前記の説明から明らかなように、本発明によれば、サービス利用希望者の利用室の平面的位置だけではなく、地上高も考慮に入れて、通信の可否を判定することができるようになる。このため、本発明が、市街地に居住するユーザによる、無線LANシステムなどのインターネット加入申し込みに利用されると、その効果は大きい。
本発明によれば、通信可否の判定を自動的に行えるようになり、加入申し込み受付を自動的に行えるようになる。また、サービス利用希望者の利用室の平面的位置だけではなく、地上高も考慮に入れて、通信の可否を判定することができるようになるので、マンション等の中、高層住宅に居住するユーザに対しても、正確に通信可否の判定を行えるようになる。
また、サービス提供者は、サービス利用希望者の通信希望位置に要員を派遣して、光学的見通し確認等の現地確認試験を行う必要がなくなるため、該確認試験のための費用が不要になる。
また、サービス提供者は、サービス利用希望者からの通信申し込みを、ウェブに接続されたサーバで、自動的に処理できるので、サービス提供者は受付要員を確保する必要がなくなり、人件費が不要になったり、該申し込みに対する誤入力が発生しなくなる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明が適用される通信システムの概略構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の一実施形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図3は、平面地図データの一例の概念図である。
図4は、ユーザパソコン図面上に表示される建物の階層、アンテナ方向などの入力画面の一例を示す図である。
図5は、図4の画面に、無線基地局を読み込んだ画面を示す図である。
図6は、2点間見通し判定処理の概念図である。
図7は、2点間の通信可否判定処理の一具体例を示すフローチャートである。
図8は、本発明の第2実施形態の要部の動作を示すタイミングチャートである。
Claims (13)
- 複数の無線基地局に設置されたアンテナの一つと利用者側に設置されたアンテナとを用いて無線通信サービスを行う無線通信サービス提供者のサーバと、地図情報および各無線基地局のアンテナの位置かつ地上高に関する基地局情報を少なくとも有するデータベースとを用い、ネットワーク上で、無線通信サービス利用希望者からの要求に基づき該利用希望者の加入申し込みを受け付ける方法であって、
無線通信サービス利用希望者から前記ネットワークを介して送られてくる位置決定情報に関するデータを前記サーバで受信するステップと、
該位置決定情報に関するデータを基に、前記データベースから地図情報を読みだし、複数の無線基地局から一つの無線基地局を決定するステップと、
前記位置決定情報に関するデータを基に、前記データベースから地図情報を読みだし、前記無線通信サービス利用希望者側に設置されるべきアンテナの少なくとも地上高とアンテナの向きに関する設置位置情報を取得するステップと、
前記取得された無線通信サービス利用希望者側のアンテナの前記設置位置情報と、前記決定された無線基地局のアンテナの前記基地局情報とから、前記2つのアンテナ間の通信可否判定を行うステップと、
該通信可否判定により通信可と判定された時に、前記無線通信サービス利用希望者に、加入申し込みを許諾する情報を送信するステップとからなることを特徴とする無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法。 - 前記データベースは、設置位置情報を有し、前記設置位置情報を取得するステップは、前記データベースから設置位置情報を取得することを特徴とする前記請求項6に記載の無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法。
- 前記設置位置情報を取得するステップは、前記位置決定情報に関するデータを基に、前記データベースから地図情報を読みだし、該地図情報と、前記無線通信サービス利用希望者側に設置されるべきアンテナの少なくとも地上高とアンテナの向きに関する設置位置情報の提供を求めるメッセージとを前記無線通信サービス利用希望者に送信することで、前記無線通信サービス利用希望者から設置位置情報を取得することを特徴とする前記請求項1に記載の無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法。
- 前記位置決定情報に関するデータを前記サーバで受信するステップの前に、前記サーバは、前記位置決定情報を選択するための情報を無線通信サービス利用希望者に提供することを特徴とする前記請求項1に記載の無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法。
- 前記位置決定情報が、前記無線通信サービス利用希望者の住所、電話番号、および緯度経度の、少なくとも一つであることを特徴とする前記請求項1に記載の無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法。
- 前記データベースは、顧客データベースを含み、さらに住所、電話番号および緯度経度のデータベースの少なくとも一つを含むことを特徴とする前記請求項1に記載の無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法。
- 前記2つのアンテナ間の通信可否判定は、前記顧客データベースに既に登録された無線通信サービス利用者を基に、行なわれることを特徴とする前記請求項6に記載の無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法。
- 前記地図情報は、2次元の地図情報であることを特徴とする前記請求項1に記載の無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法。
- 前記2次元の地図情報は、建物の総階数に関する情報を含み、該建物を必要に応じて3次元表示できることを特徴とする前記請求項8に記載の無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法。
- 前記2つのアンテナ間の通信可否判定は、前記無線通信サービス利用希望者側に設置されるべきアンテナの地上高およびアンテナの向きに関する設置位置情報と、前記無線基地局のアンテナの位置および地上高に関する基地局情報との3次元表示を基に、行われることを特徴とする前記請求項1に記載の無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法。
- 前記2つのアンテナが互いに見通せる時に、通信可と判定することを特徴とする前記請求項10に記載の無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法。
- 前記2つのアンテナ間の伝送特性を計算し、該計算結果により、該2つのアンテナ間に遮蔽となる建物の存在を判定することを特徴とする前記請求項10に記載の無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法。
- 前記2つのアンテナ間の通信可否判定により通信不可と判定された時、前記位置決定情報に関するデータを基に、前記データベースから地図情報を読みだし、複数の無線基地局から更に別の無線基地局を決定し、前記取得された無線通信サービス利用希望者側のアンテナの前記設置位置情報と、前記決定された別の無線基地局のアンテナの前記基地局情報とから、前記2つのアンテナ間の通信可否判定を行うことを特徴とする前記請求項1に記載の無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001080945 | 2001-03-21 | ||
JP2001080945 | 2001-03-21 | ||
PCT/JP2002/002728 WO2002076128A1 (fr) | 2001-03-21 | 2002-03-20 | Procede d'acceptation d'applications d'inscriptions de postulants desirant utiliser des services de radio communication |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2002076128A1 true JPWO2002076128A1 (ja) | 2004-12-24 |
Family
ID=18937132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002573464A Pending JPWO2002076128A1 (ja) | 2001-03-21 | 2002-03-20 | 無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7120466B2 (ja) |
EP (1) | EP1381246A4 (ja) |
JP (1) | JPWO2002076128A1 (ja) |
KR (1) | KR20030090681A (ja) |
CN (1) | CN1509580A (ja) |
AU (1) | AU2002239019B2 (ja) |
BR (1) | BR0208281A (ja) |
CA (1) | CA2447398A1 (ja) |
MX (1) | MXPA03008429A (ja) |
TW (1) | TW560210B (ja) |
WO (1) | WO2002076128A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7489670B2 (en) * | 2005-12-27 | 2009-02-10 | Celeno Communications Ltd. | Device, system and method of uplink/downlink communication in wireless network |
EP2482581B1 (en) * | 2011-01-28 | 2014-04-30 | Swisscom AG | User-controlled method and system for modifying the radiation of a wireless device in one or more user-selected volumes |
US20120252467A1 (en) * | 2011-03-30 | 2012-10-04 | Fujitsu Limited | Method and System for Planning, Designing, and Evaluating Wireless Networks |
US8718656B2 (en) * | 2011-03-30 | 2014-05-06 | Fujitsu Limited | Method and system for evaluating a wireless service network |
US20120253925A1 (en) * | 2011-03-30 | 2012-10-04 | Fujitsu Limited | Method and System for Promoting Femtocell Services |
US10223139B2 (en) * | 2013-03-15 | 2019-03-05 | The Trustees Of The University Of Pennsylvania | Dynamically deployable wireless infrastructure in cloud environment |
US10298293B2 (en) | 2017-03-13 | 2019-05-21 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Apparatus of communication utilizing wireless network devices |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09153867A (ja) | 1995-11-30 | 1997-06-10 | Fujitsu Ltd | 電波伝搬シミュレータ |
US6349119B1 (en) * | 1996-11-22 | 2002-02-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Transmission line presuming circuit and modem using the same |
GB9818745D0 (en) * | 1998-08-27 | 1998-10-21 | Northern Telecom Ltd | A cell radius estimation method |
EP1059737A4 (en) * | 1998-12-24 | 2006-04-05 | Sumitomo Electric Industries | ROAD / VEHICLE COMMUNICATION SYSTEM |
US6859649B1 (en) * | 1999-05-07 | 2005-02-22 | Cingular Wireless Ii, Inc. | Method for registering with a communication service |
US6735438B1 (en) * | 2000-08-14 | 2004-05-11 | Sprint Spectrum, L.P. | Antenna for air-to-ground communication |
US20020090944A1 (en) * | 2001-01-10 | 2002-07-11 | Johnny Shepherd | Virtual single cell with frequency reuse |
-
2002
- 2002-03-18 TW TW091105267A patent/TW560210B/zh not_active IP Right Cessation
- 2002-03-20 JP JP2002573464A patent/JPWO2002076128A1/ja active Pending
- 2002-03-20 MX MXPA03008429A patent/MXPA03008429A/es active IP Right Grant
- 2002-03-20 CA CA002447398A patent/CA2447398A1/en not_active Abandoned
- 2002-03-20 EP EP02705421A patent/EP1381246A4/en not_active Withdrawn
- 2002-03-20 US US10/472,354 patent/US7120466B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-03-20 WO PCT/JP2002/002728 patent/WO2002076128A1/ja not_active Application Discontinuation
- 2002-03-20 AU AU2002239019A patent/AU2002239019B2/en not_active Ceased
- 2002-03-20 KR KR10-2003-7012223A patent/KR20030090681A/ko not_active Application Discontinuation
- 2002-03-20 BR BR0208281-0A patent/BR0208281A/pt not_active IP Right Cessation
- 2002-03-20 CN CNA028102568A patent/CN1509580A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7120466B2 (en) | 2006-10-10 |
US20040147256A1 (en) | 2004-07-29 |
CA2447398A1 (en) | 2002-09-26 |
MXPA03008429A (es) | 2004-04-21 |
CN1509580A (zh) | 2004-06-30 |
AU2002239019B2 (en) | 2006-02-09 |
EP1381246A4 (en) | 2006-03-29 |
EP1381246A1 (en) | 2004-01-14 |
KR20030090681A (ko) | 2003-11-28 |
BR0208281A (pt) | 2004-04-13 |
TW560210B (en) | 2003-11-01 |
WO2002076128A1 (fr) | 2002-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11388549B2 (en) | Techniques for wireless position determination utilizing a collaborative database | |
US7696923B2 (en) | System and method for determining geographic location of wireless computing devices | |
KR101312294B1 (ko) | 실내지도 데이터베이스, 지도 서비스 제공장치 및 방법, 개방형 api를 이용한 실내지도 제공장치, 그리고 실내지도 제작장치 및 방법 | |
EP1182896A1 (en) | Position information informing method and mobile communication terminal | |
US6714865B2 (en) | Providing position information to a device | |
JPWO2002028137A1 (ja) | 相手の位置情報を提供する通信システム | |
CN101213864A (zh) | 用于定位系统的用户驱动校准 | |
JP2003036268A (ja) | 物理的な場所とそのウェブ表現との間の仮想的なリンクの生成 | |
CN102984155A (zh) | 用于处理位置信息访问请求的方法 | |
CN103297915A (zh) | 一种收集位置信息的方法及系统 | |
CN107528906A (zh) | 定位方法、终端、蓝牙节点、电子设备和存储介质 | |
KR20110030147A (ko) | 데이터베이스 서버 및 그의 데이터베이스 관리 방법 | |
JPWO2002076128A1 (ja) | 無線通信サービス利用希望者の加入申し込み受付方法 | |
WO2021175307A1 (zh) | 网络接入设备安装信息获取方法及装置 | |
JP2006285357A (ja) | 情報処理装置、アクセス管理方法及びアクセス管理プログラム | |
KR100726075B1 (ko) | 위치 정보를 포함하는 컨텐츠 제공 방법 및 시스템 | |
KR20120066196A (ko) | 단말기의 실제 위치 인증 시스템 및 그 방법 | |
JP2004221991A (ja) | 位置検知装置及び位置検知システム及び位置検知方法及び位置検知プログラム | |
CN109873850A (zh) | 一种信息推送方法、服务器及移动客户端 | |
JP3753152B2 (ja) | 測位ゲートウェイ装置、端末位置情報要求処理方法およびプログラム | |
JP3762249B2 (ja) | 環境判定サーバコンピュータ及び環境判定依頼端末及び環境判定システム及び環境判定方法及び環境判定依頼方法及び環境判定処理を環境判定サーバコンピュータに実行させるプログラム及び環境判定依頼処理を環境判定依頼端末に実行させるプログラム | |
JP2003153323A (ja) | 施設情報を無線伝送する方法及びこの方法を使用するコントロールセンタ | |
KR20130004849A (ko) | 통신 시스템에서 이동 단말기의 위치 추적 시스템 및 방법 | |
JP2004282406A (ja) | 位置依存型情報処理システム、サーバ及び装置 | |
JP2021149521A (ja) | 情報管理装置、情報管理方法及び位置情報提供システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040824 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070925 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080212 |