JPWO2002046989A1 - 取扱い情報登録中継システム - Google Patents

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Abstract

業務一般を監視し、品質や信頼や安全性を向上させる監視システムに関するものである。取り扱っているデータの当事者の当事者端末(4)と、データを取り込む取扱い者端末(5)と、前記情報の監督をおこなう監督者端末(7)とに通信網(8)を介して取扱い情報登録中継システム(1a)が接続されており、前記取扱い情報登録中継システム(1a)に、データの送受信を制御する送受信手段(12)と、前記取扱い者端末(5)からのデータを登録する取扱い情報登録手段(19)と、前記データを管理するデータベース管理手段(17)と、閲覧者の認証を行うアクセス権認証手段(16)を設けた。

Description

技術分野
本発明は,業務一般を監視し、品質や信頼や安全性を向上させる監視システムに関するものである。
背景技術
一定の品質や安全性を確保する為、品質保証システムの国際規格であるISO9000シリーズや環境管理システムの国際規格であるISO14000シリーズや各種マニュアルなどに則って行動を行い、ルールを守っているかどうかの為の検査を定期的に行っていた。また、監視モニターでビデオに録画して監視したりしていた。更に、平成12年11月9日の日本経済新聞(夕刊)第17面の記事にあるように、電子メールなどで受け付けた顧客からの苦情や意見をインターネットのホームページ上に掲載し、第三者に閲覧可能にしたりしていた。
規格による従来の管理方法では、監査を通す為に体裁を整えられた場合は、規格を遵守していないことを見抜くことが出来なかった。また、監視モニターでビデオに録画する方法の場合は、そのビデオテープが作業者の手元にあり、何時でも改竄する事が可能であったので、業務を規格やマニュアル通りに行っているかを監視することは非常に難しかった。また、電子メールなどで受け付けた顧客からの苦情や意見をインターネットのホームページ上に掲載する方法には、確かに顧客が企業を監視するという効果はあるが、悪意を持った顧客から言掛りをつけられて企業イメージをかえって悪くする危険性があった。更に、ライバル会社にも品質に関わる全ての情報を見られてしまうので、商品戦略や営業戦略で非常に不利になるという極めて重大な欠点があった。
そこで本発明は、規格やマニュアルを守っているかどうかをリアルタイムに監視するとともに、データの改竄を難しくしたシステムを提供することと、顧客が企業などを監視するという効果がありながら、悪意を持った顧客から言掛りをつけられる事も無く、ライバル会社などに品質に関わる情報を見られる事の無いシステムを提供することを目的とする。
発明の開示
上記目的を達成するために、取り扱っているデータの当事者の情報端末である当事者端末と、データを取り込む取扱い者端末と、前記情報の監督をおこなう監督者端末とに通信網を介して取扱い情報登録中継システムが接続されており、前記取扱い情報登録中継システムに、データの送受信を制御する送受信手段と、前記取扱い者端末からのデータを登録する取扱い情報登録手段と、前記データを管理するデータベース管理手段と、当事者端末および取扱い者端末および監督者端末からの閲覧要求に対し、閲覧者の認証を行うアクセス権認証手段と、前記データを閲覧可能にする取扱い情報閲覧手段と、前記送受信手段と取扱い情報登録手段とデータベース管理手段とアクセス権認証手段と取扱い情報閲覧手段を制御する制御手段を取り付けた。
発明を実施する為の最良の形態
(第1実施形態)
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1〜図4は本発明の第1の実施形態に係り、図1は取扱い情報登録中継システムの構成を示すブロック図、図2〜図4は図1の取扱い情報登録中継システムへのデータの記録や閲覧する動作を示すフローチャートである。
ここでは、自動車の修理業務に取扱い情報登録中継システムを用いた場合について説明する。図1に示すように、第三者機関で管理されたサーバーの機能を備えた取扱い情報登録中継システム1aには、自動車を修理に出した人が所有するファクシミリである当事者FAX2やパソコンや携帯電話などの情報端末装置である当事者パソコン3などである当事者端末4と、ディーラーや修理工場が所有するパソコンなどの取扱い者端末5と、製造会社が所有するパソコンなどの責任者端末6と、運輸省が所有するパソコンなどの監督者端末7が通信網8を介して接続されている。もう少し詳しく説明すれば、当事者FAX2は電話回線9によって、当事者パソコン3と取扱い者端末5はインターネット10によって、責任者端末6および監督者端末7は専用線や電話回線よりなる通信回線11a、通信回線11bによって取扱い情報登録中継システム1aのデータの送受信を行う送受信手段12に接続されている。
前記送受信手段12には、当事者FAX2の操作方法を案内する音声案内部13とFAXによる情報を送信するFAX情報送信部14と取扱い情報登録中継システム1a全体を制御する制御手段15が電気的に接続されている。
また、前記制御手段15には前記音声案内部13とFAX情報送信部14が接続されていて、更に当事者端末4や取扱い者端末5や責任者端末6や監督者端末7からのアクセス権の認証を行うアクセス権認証手段16と、責任者端末6と監督者端末7の回線番号および取扱い者端末5と責任者端末6と監督者端末7の端末IDおよび当事者端末4と取扱い者端末5と責任者端末6と監督者端末7のユーザーIDと当事者端末4の参照番号を記録したアクセス権情報データベース21と利用履歴を記録した利用情報データベース20と報告書の情報などを記録した取扱い情報データベース22とからなるデータベース管理手段17と、前記データベース管理手段17のデータの閲覧を管理する取扱い情報閲覧手段18と、前記データベース管理手段17へのデータの記録を管理する取扱い情報登録手段19も制御手段15に電気的に接続されている。
もう少し取扱い情報登録中継システム1aの構成を具体的に説明すると、送受信手段12が通信用コネクタを有する回路、制御手段15がCPU(中央演算処理装置)、データベース管理手段17がハードディスクで、音声案内部13とFAX情報送信部14とアクセス権認証手段16と取扱い情報閲覧手段18と取扱い情報登録手段19がROMやプログラムなどから構成される1台のコンピュータであったり、送受信手段12が通信端末、制御手段15がホストコンピュータ、データベース管理手段17がサーバーで、音声案内部13とFAX情報送信部14とアクセス権認証手段16と取扱い情報閲覧手段18と取扱い情報登録手段19が各種端末コンピュータから構成されるシステムであっても良い。
上述のように構成された取扱い情報登録中継システム1aの動作を図2〜図4のフローチャートに沿って説明する。まず、顧客から修理に出され自動車をディーラーが受け取った場合、ディーラーは報告書を作成し、取扱い者端末5を用いて前記報告書の内容を取扱い情報登録中継システム1aに登録する。登録の方法は、ディーラーが取扱い者端末5を操作してインターネット10を介して取扱い情報登録中継システム1aに接続する。この時、オペレーティングシステムなどの識別信号を取扱い情報登録中継システム1aの送受信手段12に送信する。送受信手段12は前記識別信号と回線番号を受け取る(S1)。ここで送受信手段12は識別信号を受信したと判断(S2)すると同時に、前記回線番号は制御手段15を介してアクセス権認証手段16に送られる。またアクセス権認証手段16は、制御手段15を介してアクセス権情報データベース21のデータを読み込んで、前記取扱い者端末からの回線番号が登録されている回線番号か比較する。この場合回線番号はアクセス権情報データベース21に登録されていないので、(S8)でNOと判断する。するとアクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、インターネット10を介して信号を送り、取扱い者端末5の画面に端末IDとユーザーIDと参照番号を入力する画面を表示する(S9)。ディーラーは、取扱い者端末5の端末IDと操作者本人のユーザーIDを入力する(S10)。
入力されたこれらのIDは、インターネット10、送受信手段12、制御手段15を介してアクセス権認証手段16に送られる。そしてアクセス権認証手段16は、制御手段15を介してアクセス権情報データベース21のデータを読み込んで登録されているIDか確認する。この場合取扱い者端末からのアクセスなので(S11)で、YESと判断し、(S30)の処理に移る。
そしてアクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、インターネット10を介して信号を送り、取扱い者端末5に何のデータに対して登録または閲覧を行うのかを問う選択画面を表示する(S31)。ここでディーラーは、報告書の登録を選ぶ(S32)と、(S33)でYESと判断し、取扱い者端末5にデータ入力の画面が表示される(S34)ので、報告書のデータを入力する(S35)。すると、入力されたデータはインターネット10、送受信手段12、制御手段15を介して取扱い情報登録手段19に送られ、取扱い情報登録手段19は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21に登録されていない参照番号を乱数により発行する(S101)。取扱い情報登録手段19は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21に発行された参照番号を記録するとともに取扱い情報データベース22に前記報告書のデータを記録し(S36)、利用情報データベース20に日付とどの端末から誰が何のデータを入力したのかを記録する(S37)。更に、取扱い情報登録手段19は制御手段15、送受信手段12、インターネット10を介して取扱い者端末5に発行された参照番号と入力した報告書のデータを表示する(S102)。そして、ディーラーは修理を持ち込んだ顧客に報告書の参照番号を教える。この参照番号は郵送や電子メールなどで伝えても良いし、その場で参照番号を書いた紙を渡しても良い。
次に、修理を持ち込んだ顧客が自分の車がどのように取り扱われたかを見る場合について説明する。
まず、電話つきファクシミリから接続する場合は、当事者FAX2から電話を取扱い情報登録中継システム1aにかけると、当事者FAX2は電話回線9を介して送受信手段12につながる。ここで送受信手段12は、回線番号と識別信号を読み取る(S1)。ファクシミリの場合は識別信号を送信しないので、(S2)でNOと判断し、送受信手段12は制御手段15を介して音声案内部13に信号を送り、音声案内部13を作動させる。音声案内部13からメッセージ信号が電話回線9を介して当事者FAX2に送信され、当事者FAX2では「ユーザーIDと参照番号を入力して下さい。」との案内が音声で流れる(S3)。そこで、顧客は当事者FAX2のボタンを操作してユーザーIDと参照番号を入力する(S4)。前記ユーザーIDと参照番号は電話回線9、送受信手段12、制御手段15を介してアクセス権認証手段16に送られる。またアクセス権認証手段16は、制御手段15を介してアクセス権情報データベース21のデータを読み込んで登録されているユーザーIDでなおかつそのユーザーの参照番号であるか確認し、アクセス権がある場合は(S5)でYESと判断し、前記参照番号が制御手段15を介して取扱い情報閲覧手段18に送られ、取扱い情報閲覧手段18は制御手段15を介して取扱い情報データベース22のデータを検索し、検出された前記参照番号のデータが制御手段15を介してFAX情報送信部14に送られ、ファックスの送信データ形式のデータに変換される。そして、前記変換された参照番号のデータは送受信手段12、電話回線9を介して当事者FAX2に送信される(S6)。FAX情報送信部14はデータを送信し終わると、送信完了の信号が制御手段15を介して取扱い情報閲覧手段18送られる。すると、取扱い情報閲覧手段18は先ほど取り込んだユーザーIDと参照番号を、制御手段15を介して利用した日付とともに利用情報データベース20に記録する(S7)。このようにして、顧客は自分の修理依頼などがどのように取り扱われたかを確認することが出来る。さらに、後で詳しく述べるが製造業者もこの報告書のデータに追加記入できるので、製造業者の回答を見ることも可能である。
次に、顧客がパソコンなどの当事者パソコン3から情報を取り出す場合は、インターネット10に接続するソフトを使って当事者パソコン3からインターネット10を介して送受信手段12に接続する。この時、当事者パソコン3からはオペレーティングシステムの情報などの識別信号が発信される。そして、送受信手段12は回線番号と識別番号を読み取り(S1)、(S2)でYESと判断し、アクセス権認証手段16は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21から登録されている回線番号を読み込み、当事者パソコン3からの回線番号が登録されているものかどうか認証し、回線番号は登録されていないので(S8)でNOと判断する。するとアクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、インターネット10を介して当事者パソコン3の画面に端末IDとユーザーIDと参照番号を入力する画面を表示する(S9)。ここで、顧客はユーザーIDと参照番号を入力する(S10)。すると、前記ユーザーIDと参照番号の情報はインターネット10、送受信手段12、制御手段15を介してアクセス権認証手段16に送られる。アクセス権認証手段16は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21から登録されているユーザーIDと参照番号を読み込み、登録されているユーザーIDでなおかつ参照番号が正しいか確認する。この場合取扱い者端末5からのアクセスでないので(S11)でNO、(S12)でYESと判断し、アクセス権認証手段16は制御手段15を介して取扱い情報閲覧手段18にユーザーIDと参照番号を送信する。そして、取扱い情報閲覧手段18は制御手段15を介して取扱い情報データベース22にアクセスして参照番号に該当するデータを制御手段15、送受信手段12、インターネット10を介して当事者パソコン3に送り、当事者パソコン3の画面に参照番号の情報を表示する(S13)。取扱い情報閲覧手段18はデータを送信し終わると、先ほど読み込んだユーザーIDと参照番号を、制御手段15を介して利用した日付とともに利用情報データベース20に記録する(S14)。このように当事者パソコン3からでも、顧客は自分の修理依頼などがどのように取り扱われたかを確認することが出来る。
次に、製造業者が報告書に対して回答する場合は、責任者端末6から通信回線11aを介して送受信手段12に接続する。この時、責任者端末6からはオペレーティングシステムの情報などの識別信号が発信される。そして、送受信手段12は回線番号と識別番号を読み取り(S1)、(S2)でYESと判断し、アクセス権認証手段16は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21から登録されている回線番号を読み込み、責任者端末6からの回線番号が登録されているものかどうか認証し、回線番号は登録されているので(S8)でYESと判断する。するとアクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、通信回線11aを介して責任者端末6の画面に端末IDとユーザーIDを入力する画面を表示する(S16)。ここで、製造業者は端末IDとユーザーIDを入力する(S17)。すると、前記端末IDとユーザーIDの情報は通信回線11a、送受信手段12、制御手段15を介してアクセス権認証手段16に送られる。アクセス権認証手段16は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21から登録されている端末IDとユーザーIDを読み込み、登録されているIDか確認する。この場合責任者端末6からのアクセスなので(S18)でNO、(S23)でYESと判断し、(S40)の処理に移る。
そしてアクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、通信回線11aを介して信号を送り、責任者端末6に何のデータに対して登録または閲覧を行うのかを問う選択画面を表示する(S41)。ここで製造業者は、報告書への追加登録を選ぶ(S42)と、(S43)でYESと判断し、責任者端末6にデータ入力の画面が表示される(S44)ので、どの報告書にデータを追加するのか選び、取扱い情報データベース22から制御手段15、送受信手段12、通信回線11aを介して読み込まれた現在登録されている報告書の内容を確認しながらデータを入力する(S45)。すると、入力されたデータは通信回線11a、送受信手段12、制御手段15を介して取扱い情報登録手段19に送られ、取扱い情報登録手段19は制御手段15を介して取扱い情報データベース22に報告書のデータを記録する(S46)とともに利用情報データベース20に日付とどの端末から誰が何のデータを入力したのかを記録する(S47)。
また、製造業者が報告書の情報を確認したい時は、(S41)で閲覧したいデータを選び、データの閲覧を選択する(S42)と、(S43)でNOと判断して、前述の選択したデータ情報は通信回線11a、送受信手段12、制御手段15を介して取扱い情報閲覧手段18に送信される。そして、取扱い情報閲覧手段18は制御手段15を介して取扱い情報データベース22にアクセスして選択したデータを制御手段15、送受信手段12、通信回線11aを介して責任者端末6に送り、責任者端末6の画面に該当する報告書の情報を表示する(S48)。そして、取扱い情報閲覧手段18はデータの送信が完了すると、(S17)で読み込んだ端末IDとユーザーIDを、制御手段15を介して利用した日付とともに利用情報データベース20に記録する(S49)。
次に、運輸省の監督者が修理などの報告書の内容を確認したい場合は、監督者端末7から通信回線11bを介して送受信手段12に接続する。この時、監督者端末7からはオペレーティングシステムの情報などの識別信号が発信される。そして、送受信手段12は回線番号と識別番号を読み取り(S1)、(S2)でYESと判断し、制御手段15を介してアクセス権認証手段16にデータを送るとともに、アクセス権認証手段16は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21から登録されている回線番号を読み込み、監督者端末7からの回線番号が登録されているものかどうか認証し、回線番号は登録されているので(S8)でYESと判断すると、アクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、通信回線11bを介して監督者端末7の画面に端末IDとユーザーIDを入力する画面を表示する(S16)。ここで、監督者は端末IDとユーザーIDを入力する(S17)。すると、前記端末IDとユーザーIDの情報は通信回線11b、送受信手段12、制御手段15を介してアクセス権認証手段16に送られる。アクセス権認証手段16は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21から登録されている端末IDとユーザーIDを読み込み、IDの確認を行う。この場合は監督者端末7からのアクセスなので(S18)でYESと判断する。
そしてアクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、通信回線11bを介して信号を送り、監督者端末7に何のデータ閲覧を行うのかを問う参照番号の入力画面を表示する(S19)。ここで監督者は、閲覧したいデータの参照番号を入力する(S20)と、前述の選択したデータ情報は通信回線11b、送受信手段12、制御手段15を介して取扱い情報閲覧手段18に送信される。そして、取扱い情報閲覧手段18は制御手段15を介して取扱い情報データベース22にアクセスして入力した参照番号のデータを制御手段15、送受信手段12、通信回線11bを介して監督者端末7に送り、監督者端末7の画面に入力した参照番号の報告書のデータを表示する(S21)。そして、取扱い情報閲覧手段18はデータの送信が完了すると、(S17)で読み込んだ端末IDとユーザーIDを、アクセス権認証手段16から制御手段15を介して利用した日付とともに利用情報データベース20に記録する(S22)。
次に、フローチャートの分岐で触れなかったフローについて説明する。(S31)でディーラーが報告書の内容を確認したい時は、閲覧したいデータを選び、データの閲覧を選択する(S32)と、(S33)でNOと判断して、前述の選択したデータ情報はインターネット10、送受信手段12、制御手段15を介して取扱い情報閲覧手段18に送信される。そして、取扱い情報閲覧手段18は制御手段15を介して取扱い情報データベース22にアクセスして選択したデータを制御手段15、送受信手段12、インターネット10を介して取扱い者端末5に送り、取扱い者端末5の画面に該当する報告書の情報を表示する(S38)。そして、取扱い情報閲覧手段18はデータの送信が完了すると、(S10)で読み込んだ端末IDとユーザーIDを、制御手段15を介して利用した日付とともに利用情報データベース20に記録する(S39)。
次に、フローチャートの(S4)で入力されたユーザーIDや参照番号に誤りがあった場合は、(S5)でNOと判断し、電話回線9の回線が切断される。そして、フローチャートの(S10)で入力された端末IDやユーザーIDや参照番号に誤りがあった場合は、(S11)と(S12)でNOと判断し、アクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、インターネット10を介して当事者パソコン3または取扱い者端末5に信号を送り、当事者パソコン3または取扱い者端末5の画面にアクセスが拒否されたことを示すメッセージを表示する(S15)。
また、フローチャートの(S17)で入力された端末IDやユーザーIDに誤りがあった場合は、(S18)と(S23)でNOと判断し、アクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、通信回線11aまたは制御手段15、送受信手段12、通信回線11bを介してそれぞれ責任者端末6または監督者端末7に信号を送り、責任者端末6または監督者端末7の画面にアクセスが拒否されたことを示すメッセージを表示する(S24)。
(効果)
即ち、上述のような情報管理を行うシステムを提供することにより、顧客がディーラーと話した内容と報告書の内容に大きな乖離があると判断した場合は、顧客はディーラーに対し抗議することが出来るし、製造業者の回答に不服がある場合は、顧客またはディーラーは製造業者に対して抗議することが出来るので、ディーラーや製造業者が不誠実な報告書や回答をすることが出来ない。また、顧客が重大だと考える故障なりクレームが発生した場合に、製造業者が取扱い情報登録中継システム1a上で認める回答をしながら、運輸省に虚偽の報告を行ったり報告を怠った場合は、重大な問題なので新聞やニュース等になるはずであるがその報道が無いということに顧客は疑問を持つことが出来るので、顧客は確認してもらいたい参照番号を運輸省に報告することにより、運輸省が取扱い情報登録中継システム1aにアクセスして、前記参照番号の報告書を参照し、顧客が訴えた報告書の内容を確認する。そして、リコールなどの重大な問題を含んでいる可能性があると運輸省が判断した場合は、この報告書に対する報告が製造業者からあったか確認し、もし報告書が提出されていなかったり、内容に大きな乖離があった場合は、運輸省は製造業者を指導することが出来る。このように、サービスを提供される者(顧客)とサービスを提供する者(ディーラーや製造業者)を指導する者(運輸省)が、サービスを提供する者が作成した信頼性の極めて高い同一の情報を見る事が出来るという画期的なシステムにより、不正の起こりにくい透明性のある経営および行政が行われることになり、このシステムを導入した製造会社やディーラーは、透明性のある経営をしていると言うことで、国民の信頼を得ることにもつながる。
また、運輸省は、回線番号、ユーザーIDおよび端末IDによる認証によって、全ての情報を閲覧する権限が発生するが、顧客から参照番号の提供がないと情報を見る事が出来ないという非常にユニークなシステムにしたことで、製造業者やディーラーの情報が必要以上に漏れる事もなく、かといって運輸省は指導するには十分な情報を見る事が出来るので、本目的を達成しながら、情報がライバル会社に不当に流出するという心配から製造業者やディーラーを開放する事ができる。
なお、本発明では説明の都合上当事者端末4と取扱い者端末5と責任者端末6と監督者端末7の端末をそれぞれ一台しか示してないが、それぞれ複数台ずつ接続されていても構わないので、複数の業種が一つのシステムを共有して使用する事も出来るし、各端末によってアクセスできる範囲を変えることが出来るようにしても良い。つまり、各端末に応じてアクセスできるデータを制限する手段を設けても良いと言うことである。このことにより、資源の節約を実現することが出来る。
また、集められたデータベース管理手段17内のデータの統計をとったり、有用なデータに加工するデータ解析手段を設けることにより、より便利な情報を提供する取扱い情報登録中継システム1aにしても良い。
本実施例では報告書の参照番号の発行を取扱い情報登録中継システム1a上で行ったが、予め製造業者やディーラーの番号を決めておき、その番号に取扱い者端末5で発行した各報告書の番号を付加した番号を参照番号としても良い。このことにより、参照番号が重複することも無く、取扱い情報登録中継システム1aの負荷を減らすことが実現できる。
また、本実施例では運輸省が情報を閲覧する場合に参照番号の入力を必要とするシステムにしたが、参照番号の換わりに顧客のユーザーIDを入力するようにしても良いし、顧客のユーザーIDと参照番号の入力を必要とするシステムにして、情報の流出に対するセキュリティを向上させても良い。また、運輸省の秘密保持能力が十分高ければ、運輸省が情報を閲覧する方法を、画面上に表示された情報の一覧から選択することにより情報を閲覧するシステムにして、操作性を向上させても良い。
また、当事者端末4から取扱い情報登録中継システム1aにアクセスした時に、当事者端末4の画面上にディーラーや製造業者や運輸省の電話番号やメールアドレス等の連絡先を表示するようにして、コミュニケーションの取りやすいシステムにしても良い。
本発明は以上述べた実施形態にのみ限定されるものではなく、病院のような診療行為にも適用することが出来る。この場合、当事者端末4の操作者が患者になり、取扱い者端末5の操作者が病院や診療所であり、責任者端末6の操作者が製薬会社や医療機器製造会社であり、監督者端末7の操作者が厚生省になる。このように、責任者端末6を操作する業種が複数にまたがっていても良いし、警察署のような販売活動をともなわない場面に取扱い情報登録中継システム1aを適用することも出来る。この場合、当事者端末4の操作者が警察に届け出た者になり、取扱い者端末5の操作者が交番や警察署であり、責任者端末6の操作者が警察庁長官であり、監督者端末7の操作者が国家公安委員会になる。そして、取り扱うデータは被害者届出等のデータになる。このように発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
(第2実施形態)
図5〜図7は本発明の第2実施形態に係わり、図5は取扱い情報登録中継システムの構成を示すブロック図、図6ないし図7は図5の取扱い情報登録中継システムへのデータの記録や閲覧する動作を示すフローチャートである。第2実施例の形態は、第1実施例の形態と同一の部分もあるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明を省略する。
ここでは、原子力発電所に取扱い情報登録中継システムを用いた場合について説明する。図5に示すように、第三者機関で管理されたサーバーを備えた取扱い情報登録中継システム1bには、地元住民が所有する当事者端末4が接続されており、さらに、核燃料を取り扱う機関のコンピュータである取扱い者端末5と、原子力発電所の責任者のパソコンなどである責任者端末6と、科学技術庁が所有するパソコンなどの監督者端末7が専用線や電話回線よりなる通信回線11a、通信回線11b、通信回線11cを介して接続されている。
さらに、前記取扱い者端末5には作業の監視装置である監視手段23が接続されていて、常時あるいは定期的に監視手段23のデータが取扱い者端末5に送信されている。前記監視手段23は、放射能測定器や温度計などの数値測定装置24や、機械の動作を監視する動作検出装置25や、現場の状況を撮影する監視モニター26より構成されている。
上述のように構成された取扱い情報登録中継システム1bの動作を図6および図7のフローチャートに沿って説明する。まず、取扱い者端末5が監視手段23のデータを取扱い情報登録中継システム1bに記録する動作について説明する。取扱い者端末5は回線番号と取扱い者端末信号を、通信回線11cを介して送受信手段12に送信する(S51)ので、(S52)および(S53)でYESと判断し、まだ記録信号は受信してないので(S54)でNOと判断し、(S54)の動作に戻る。そして、取扱い者端末5には計測値の異常値と機械の正常動作が設定されていて、前記異常値を数値測定装置24の計測値が超えた場合や、動作検出装置25からの機械の動作データが通常時と異なる場合や、操作者が取扱い者端末5に設けられた記録ボタン(図示しない)を押したときに、取扱い者端末5は取扱い情報登録中継システム1bの送受信手段12に対して記録信号と、数値測定装置24と動作検出装置25と監視モニター26のデータを送信し、(S54)でYES、(S55)でNOと判断し、前記数値測定装置24と動作検出装置25と監視モニター26のデータは取扱い情報登録手段19の命令により制御手段15を介して取扱い情報データベース22に記録される(S56)。
そして、前記データの記録は、数値測定装置24の測定値が正常値であり、動作検出装置25の動作が通常時であり、なおかつ操作者が取扱い者端末5の記録中止ボタン(図示しない)を押したとき、取扱い者端末5は復帰信号を通信回線11c、送受信手段12、制御手段15を介して取扱い情報登録手段19に送信し、(S55)でYESと判断した取扱い情報登録手段19は取扱い情報データベース22へのデータの書き込みを停止し、(S54)に戻り、再び記録信号を待つ待機状態になる。
次に、原子力発電所のある地元住民が、放射能の測定データなどを確認する方法について説明する。まず、電話機能の付いたファクシミリから接続する場合は、当事者FAX2から電話を取扱い情報登録中継システム1bにかけると、当事者FAX2は電話回線9を介して送受信手段12につながる。ここで送受信手段12は、回線番号と各種信号を読み取る(S51)。地元住民の電話回線は登録されていないので(S52)でNOと判断し、(S80)の処理に移る。そしてファクシミリの場合は識別信号を送信しないので、(S81)でNOと判断し、送受信手段12は制御手段15を介して音声案内部13に信号を送り、音声案内部13を作動させる。音声案内部13からメッセージ信号が送受信手段12、電話回線9を介して当事者FAX2に送信され、当事者FAX2では「ユーザーIDと参照する原発番号を入力して下さい。」との案内が音声で流れる(S82)。そこで、顧客は当事者FAX2のボタンを操作してユーザーIDと参照する地域の原子力発電所の原発番号を入力する(S83)。前記ユーザーIDと原発番号は電話回線9、送受信手段12、制御手段15を介してアクセス権認証手段16に送られる。またアクセス権認証手段16は、制御手段15を介してアクセス権情報データベース21のデータを読み込んで、登録されているユーザーIDでなおかつそのユーザーに権限のある原発番号であるか確認し、アクセス権がある場合は(S84)でYESと判断し、前記原発番号が制御手段15を介して取扱い情報閲覧手段18に送られ、取扱い情報閲覧手段18は制御手段15を介して取扱い情報データベース22のデータを検索し、検出された前記原発番号のデータは制御手段15を介してFAX情報送信部14に送られ、ファックスの送信データ形式のデータに変換される。そして、前記変換された原発番号のデータは送受信手段12、電話回線9を介して当事者FAX2に送信される(S85)。FAX情報送信部14がデータを送信し終わると、送信完了の信号が制御手段15を介して取扱い情報閲覧手段18送られる。すると、取扱い情報閲覧手段18は先ほど取り込んだユーザーIDと原発番号を、制御手段15を介して利用した日付とともに利用情報データベース20に記録する(S86)。このようにして、地元住民は自分たちの近隣の原子力発電所を監視することが出来る。
次に、地元住民がパソコンなどの当事者パソコン3から情報を取り出す場合は、インターネット10に接続するソフトを使って当事者パソコン3からインターネット10を介して送受信手段12に接続する。この時、当事者パソコン3からはオペレーティングシステムの情報などの識別信号が発信される。そして、送受信手段12は回線番号と識別番号を読み取り(S51)、アクセス権認証手段16は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21から登録されている回線番号を読み込み、当事者パソコン3からの回線番号が登録されているものかどうか認証し、(S52)でNOと判断し、(S80)の処理に移り、識別信号を受信しているので(S81)でYESと判断する。するとアクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、インターネット10を介して当事者パソコン3の画面にユーザーIDと原発番号を入力する画面を表示する(S87)。ここで、住民はユーザーIDと参照する地域の原子力発電所の原発番号を入力する(S88)。すると、前記ユーザーIDと原発番号の情報はインターネット10、送受信手段12、制御手段15を介してアクセス権認証手段16に送られる。アクセス権認証手段16は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21から登録されているユーザーIDと原発番号を読み込み、登録されているユーザーIDでなおかつそのユーザーに権限のある原発番号であるか確認する。そして、アクセス権があると確認されると、(S89)でYESと判断し、アクセス権認証手段16は制御手段15を介して取扱い情報閲覧手段18にユーザーIDと原発番号を送信する。そして、取扱い情報閲覧手段18は制御手段15を介して取扱い情報データベース22にアクセスして参照番号に該当するデータを制御手段15、送受信手段12、インターネット10を介して当事者パソコン3に送り、当事者パソコン3の画面に原発番号の情報を表示する(S90)。取扱い情報閲覧手段18はデータを送信し終わると、先ほど読み込んだユーザーIDと原発番号を、制御手段15を介して利用した日付とともに利用情報データベース20に記録する(S91)。このように当事者パソコン3を使うことによっても、地元住民は自分たちの近隣の原子力発電所を監視することが出来る。
また、原子力発電所の責任者が記録されている情報を確認したい時は、責任者端末6から通信回線11aを介して送受信手段12に接続する。そして、送受信手段12は回線番号を読み取り(S51)、アクセス権認証手段16は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21から登録されている回線番号を読み込み、責任者端末6からの回線番号が登録されているものかどうか認証し、回線番号は登録されているので(S52)でYESと判断し、取扱い者端末からのアクセスでないので(S53)でNOと判断する。するとアクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、通信回線11aを介して責任者端末6の画面に端末IDとユーザーIDを入力する画面を表示する(S57)。ここで、原子力発電所の責任者は端末IDとユーザーIDを入力する(S58)。すると、前記端末IDとユーザーIDの情報は通信回線11a、送受信手段12、制御手段15を介してアクセス権認証手段16に送られる。アクセス権認証手段16は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21から登録されている端末IDとユーザーIDを読み込み、登録されているIDか確認する。この場合は責任者端末6からのアクセスなので、(S59)でNO、(S65)でYESと判断される。
そしてアクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、通信回線11aを介して信号を送り、責任者端末6に何のデータを閲覧するのかを問う選択画面を表示する(S66)。ここで原子力発電所の責任者が、閲覧したいデータを選択する(S67)と、前述の選択したデータ情報は通信回線11a、送受信手段12、制御手段15を介して取扱い情報閲覧手段18に送信される。そして、取扱い情報閲覧手段18は制御手段15を介して取扱い情報データベース22にアクセスして選択したデータを制御手段15、送受信手段12、通信回線11aを介して責任者端末6に送り、責任者端末6の画面に該当するデータを表示する(S68)。そして、取扱い情報閲覧手段18はデータの送信が完了すると、(S58)で読み込んだ端末IDとユーザーIDを、制御手段15を介して利用した日付とともに利用情報データベース20に記録する(S69)。
次に、科学技術庁の監督者が原子力発電所の状況を確認したい場合は、監督者端末7から通信回線11bを介して送受信手段12に接続する。そして、送受信手段12は回線番号を読み取り(S51)、制御手段15を介してアクセス権認証手段16にデータを送るとともに、アクセス権認証手段16は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21から登録されている回線番号を読み込み、監督者端末7からの回線番号が登録されているものかどうか認証し、(S52)でYESと判断し、監督者端末7からのアクセスなので、(S53)でNOと判断する。するとアクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、通信回線11bを介して監督者端末7の画面に端末IDとユーザーIDを入力する画面を表示する(S57)。ここで、科学技術庁の監督者は端末IDとユーザーIDを入力する(S58)。すると、前記端末IDとユーザーIDの情報は通信回線11b、送受信手段12、制御手段15を介してアクセス権認証手段16に送られる。アクセス権認証手段16は制御手段15を介してアクセス権情報データベース21から登録されている端末IDとユーザーIDを読み込み、登録されているIDか確認する。この場合は監督者端末7からのアクセスなので、(S59)でYESと判断する。
そしてアクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、通信回線11bを介して信号を送り、監督者端末7に何のデータの閲覧を行うのかを問う選択画面を表示する(S60)。ここで監督者が、閲覧したいデータを選択する(S61)と、前述の選択した情報は通信回線11b、送受信手段12、制御手段15を介して取扱い情報閲覧手段18に送信される。そして、取扱い情報閲覧手段18は制御手段15を介して取扱い情報データベース22にアクセスして、選択したデータを制御手段15、送受信手段12、通信回線11bを介して監督者端末7に送り、監督者端末7の画面に該当するデータを表示する(S62)。そして、取扱い情報閲覧手段18はデータの送信が完了すると、(S58)で読み込んだ端末IDとユーザーIDを、制御手段15を介して利用した日付とともに利用情報データベース20に記録する(S63)。
次に、フローチャートの分岐で触れなかったフローについて説明する。フローチャートの(S83)で入力されたユーザーIDや原発番号に誤りがあった場合は、(S84)でNOと判断し、電話回線9の回線が切断される。そして、フローチャートの(S88)で入力されたユーザーIDや原発番号に誤りがあった場合は、(S89)でNOと判断し、アクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、インターネット10を介して当事者パソコン3に信号を送り、当事者パソコン3の画面にアクセスが拒否されたことを示すメッセージが表示される(S92)。
また、フローチャートの(S58)で入力された端末IDやユーザーIDに誤りがあった場合は、(S59)と(S65)でNOと判断し、アクセス権認証手段16は制御手段15、送受信手段12、通信回線11aまたは制御手段15、送受信手段12、通信回線11bを介してそれぞれ責任者端末6または監督者端末7に信号を送り、責任者端末6または監督者端末7の画面にアクセスが拒否されたことを示すメッセージが表示される(S70)。
(効果)
即ち、上述のような自動で情報を収集し、収集したデータを第三者機関で保管するシステムを提供することにより、製造現場での行動を市民が監視することが出来るので、不正の起こりにくい透明性のあるより安全な運営が行われることになる。また、このシステムを導入した原子力発電所および科学技術庁は、透明性のある運営をしていると言うことで、国民の信頼を得ることにもつながる。
また、集められたデータベース管理手段17内のデータの統計をとったり、有用なデータに加工するデータ解析手段を設けることにより、より便利な情報を提供する取扱い情報登録中継システムにしても良い。
なお、本発明では説明の都合上、当事者端末4と取扱い者端末5と責任者端末6と監督者端末7の端末をそれぞれ一台しか示してないが、それぞれ複数台ずつ接続されていても構わないので、複数の業種が一つのシステムを共有して使用する事も出来る。また、各端末によってアクセスできる範囲を変えることが出来るようにしても良いし、地元住民だけでなく国民全員が原子力発電所のデータを見る事が出来るようにしても良い。
さらに、本発明は以上述べた実施形態にのみ限定されるものではなく、一般の工場の製造現場にも適用することが出来る。この場合、当事者端末4の操作者が一般市民になり、取扱い者端末5の操作者が工場であり、責任者端末6の操作者が製造責任者であり、監督者端末7の操作者が監督官庁になる。このように発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
産業上の利用可能性
以上のように本発明は、品質管理体制の充実を図りたい企業や、顧客の信頼を獲得したいと考えている企業で用いるのに適している。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る取扱い情報登録中継システムの構成を説明する為のブロック図である。
図2は、図1の取扱い情報登録中継システムのへのデータの記録や閲覧する動作を示すフローチャートである。
図3は、図2の続きを示すフローチャートである。
図4は、図2の続きを示すフローチャートである。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る取扱い情報登録中継システムの構成を説明する為のブロック図である。
図6は、図5の取扱い情報登録中継システムのへのデータの記録や閲覧する動作を示すフローチャートである。
図7は、図6の続きを示すフローチャートである。

Claims (14)

  1. 取り扱っている情報の当事者の情報端末である当事者端末と、前記情報を入力する取扱い者端末と、前記情報の監督をおこなう監督者端末と、に通信網を介して接続される取扱い情報登録中継システムであって、前記当事者端末および取扱い者端末および監督者端末とのデータの送受信を制御する送受信手段と、前記取扱い者端末からのデータを記録する取扱い情報登録手段と、各種データをデータベースとして管理するデータベース管理手段と、前記データベースに対する前記当事者端末および/または取扱い者端末および/または監督者端末からのアクセスの認証を行うアクセス権認証手段と、データの閲覧を制御する取扱い情報閲覧手段と、前記送受信手段と取扱い情報登録手段とデータベース管理手段とアクセス権認証手段と取扱い情報閲覧手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする取扱い情報登録中継システム。
  2. 取扱い者端末から新しく当事者の取扱い情報を入力する場合に、アクセス権認証手段が情報の参照番号を不連続の番号として発行することを特徴とする請求の範囲第1項記載の取扱い情報登録中継システム。
  3. 取扱い者端末から新しく当事者の取扱い情報を入力する場合に、取扱い者端末に割振られた番号に取扱い者端末が発行した各報告書の番号を付加した番号を参照番号として発行することを特徴とする請求の範囲第1ないし2項記載の取扱い情報登録中継システム。
  4. 監督者端末からデータの閲覧を行う場合は、アクセス権認証手段が取り扱っている情報の当事者のアクセス権情報および/または参照番号の入力を要求することを特徴とする請求の範囲第1〜3項記載の取扱い情報登録中継システム。
  5. 装置を監視する監視手段を備えており、前記監視手段のデータを受け取る取扱い者端末と、前記データの監督をおこなう監督者端末とに通信網を介して接続される取扱い情報登録中継システムであって、前記取扱い者端末および監督者端末とデータの送受信を制御する送受信手段と、前記取扱い者端末からのデータを記録する取扱い情報登録手段と、各種データをデータベースとして管理するデータベース管理手段と、前記データベース管理手段に対する前記取扱い者端末および監督者端末からのアクセスの認証を行うアクセス権認証手段と、データの閲覧を制御する取扱い情報閲覧手段と、前記送受信手段と取扱い情報登録手段とデータベース管理手段とアクセス権認証手段と取扱い情報閲覧手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする取扱い情報登録中継システム。
  6. 前記監視手段が監視モニターおよび/または動作検出装置および/または数値測定装置よりなることを特徴とする請求の範囲第5項記載の取扱い情報登録中継システム。
  7. 前記取扱い者端末および/または前記監視手段に設けられた記録ボタンを押した場合および/または予め設定されている数値を測定値が超えた場合および/または予め設定されている動作と異なる動作を行った場合に監視手段で得たデータをデータベース管理手段に記録することを特徴とする請求の範囲第5ないし6項記載の取扱い情報登録中継システム。
  8. 一般の端末である当事者端末からデータの閲覧が出来るように通信網を介して取扱い情報登録中継システムに接続されていることを特徴とする請求の範囲第5〜7項記載の取扱い情報登録中継システム。
  9. 前記当事者端末がパソコンおよび/またはファクシミリおよび/または携帯情報端末などの情報端末装置よりなることを特徴とする請求の範囲第1〜4項および8項記載の取扱い情報登録中継システム。
  10. 前記取扱い情報登録中継システムが、監督をおこなう機関または第三者機関にて管理されていることを特徴とする請求の範囲第1〜9項記載の取扱い情報登録中継システム。
  11. 前記データベース管理手段内のデータの閲覧および/またはデータへの追加書き込みを行うことができる責任者端末が、通信網を介して取扱い情報登録中継システムに接続されていることを特徴とする請求の範囲第1〜10項記載の取扱い情報登録中継システム。
  12. 前記アクセス権認証手段が、アクセスしている前記当事者端末および/または取扱い者端末および/または責任者端末および/または監督者端末に応じて、データの閲覧や書き込める範囲に制限が加えられている事を特徴とする請求の範囲第1〜11項記載の取扱い情報登録中継システム。
  13. 前記データベース管理手段のデータを加工する解析手段を設けたことを特徴とする請求の範囲第1〜12項記載の取扱い情報登録中継システム。
  14. 前記データベース管理手段が、利用者の履歴を記録する利用情報データベースおよび/またはアクセス者の認証データを保存しているアクセス権情報データベースおよび/または種々の情報を記録する取扱い情報データベースより構成されていることを特徴とする請求の範囲第1〜13項記載の取扱い情報登録中継システム。
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