JP2000231543A - 情報提供方法、情報提供装置及び情報提供システム - Google Patents

情報提供方法、情報提供装置及び情報提供システム

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JP2000231543A
JP2000231543A JP11033172A JP3317299A JP2000231543A JP 2000231543 A JP2000231543 A JP 2000231543A JP 11033172 A JP11033172 A JP 11033172A JP 3317299 A JP3317299 A JP 3317299A JP 2000231543 A JP2000231543 A JP 2000231543A
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JP
Japan
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terminal device
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JP11033172A
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English (en)
Inventor
Hideki Takada
英希 高田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な公衆ネットワークを用いても機密保護
ができ、人的負担を軽減できる情報提供方法、情報提供
装置、及び情報提供システムを提供する。 【解決手段】 生産管理サーバ10は、社内端末装置か
ら随時送信される操業管理情報を受信し(S101)、
これに基づいて生産管理情報を生成し(S103)、情
報提供サーバ20へ送信する(S109)。情報提供サ
ーバ20は、生産管理情報を受信し(S203)、記録
し(S212)、端末装置30から生産管理情報の提供
を所望するアクセス要求があった場合(S301)、端
末装置30がアクセス権を有する権利端末であるか否か
(S302)、端末装置30の利用者がアクセス権を有
する権利者であるか否か(S307)、更に権利者が端
末装置30の正当な利用者であるか否かを確認し(S3
09)、全てが確認された場合にのみ情報を提供する
(S317)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータベースに蓄積
されている情報を端末装置に提供する情報提供方法、そ
の方法を実施するための情報提供装置及び製造業者にお
いて被生産物の生産管理情報をその発注元である顧客に
提供する情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】製造業者とその顧客との間では、顧客が
発注している被生産物の生産工程の進捗状況及び納期等
の生産管理情報を生産者側から顧客側へ提供することは
必要不可欠である。従来、生産者側から顧客側へ生産管
理情報を提供する方法としては、以下に示すような3つ
の方法が知られている。
【0003】第1の方法は、顧客側と生産者側の営業担
当者との間で電話又はファクシミリを用いて行なう方法
であり、顧客からの問い合わせに対して営業担当者が生
産管理情報のデータベースから顧客の要望に応じた情報
を検索し、必要な情報を提供している。なお現在では大
半がこの方法により生産管理情報を提供している。
【0004】第2の方法は、生産者側で管理するサーバ
コンピュータ(以下サーバという)及び顧客側で管理す
る端末装置を専用の通信回線により接続し、サーバに記
録されたデータベースを閲覧するという方法である。
【0005】第3の方法は、多くの顧客に対して生産管
理情報を提供する場合に、インターネット等の公衆ネッ
トワークを用いるもので、顧客側の端末装置から、WW
W(World Wide Web)サーバを経由して、生産者側のサー
バへ接続し、該サーバに記録されたデータベースを閲覧
するという方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
方法では生産者側の営業担当者が不在の場合、又は営業
担当者が業務に不慣れな場合、顧客に対して速やかな対
応をすることができないという問題がある。
【0007】第2の方法では顧客と生産者との関係が密
接な場合は有効であるが、一般的に用いるには専用の接
続回線等の設備に対する投資が必要なため、コスト面で
の問題がある。
【0008】第3の方法では情報を提供すべきでない相
手でも生産者側のサーバに接続することで生産管理情報
を閲覧することができるという機密保護についての問題
がある。この機密保護の問題については、情報を提供す
べき顧客を権利者としてユーザIDを発行し、権利者は
サーバにパスワードを登録して、アクセス時にユーザI
D及びパスワードを権利者からサーバへ送信し、それら
を登録されているユーザID及びパスワードと照合する
ことにより認証を行なう方法が一般的に用いられる。
【0009】たとえば、特開平9−114783号公報
には認証技術の応用として、アクセスしてきたユーザか
ら発行されたたとえばユーザID、パスワード等の情報
に応じて異なる情報を提供することにより、個々のユー
ザに対して変化に富んだ情報を提供するようにした情報
処理装置及び方法が開示されている。
【0010】ただし、この方法を用いてもユーザID及
びパスワードの漏洩に伴う機密保護の問題が発生する。
また大手商社等の全国展開している会社が顧客である場
合で、支社単位で提供すべき情報が異なり、支社間では
機密を保護したいときのように事業所及び部門毎の属性
に合わせた機密保護については考慮されていないという
問題がある。
【0011】更に第1の方法では顧客に応対することに
よる営業担当者の負担の問題があり、第2及び第3の方
法においても生産者側で随時発生する操業情報から、顧
客毎に提供すべき生産管理情報を生成し、情報提供用の
サーバへ提供すべき形式で生産管理情報を記録すること
によるシステム担当者の負担の問題があった。
【0012】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、アクセス権を予め付与されている権利者が特定
の端末装置を利用してアクセスした場合にのみ、データ
ベースに蓄積されている情報を提供することにより、安
価な公衆ネットワークを用いた場合でも機密を保護する
ことが可能であり、更に営業担当者及びシステム担当者
の負担を軽減することが可能な情報提供方法、情報提供
装置及び情報提供システムの提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報提供方
法は、コンピュータ内のデータベースに蓄積された情報
を端末装置からのアクセスに応じて提供する情報提供方
法であって、前記コンピュータに対するアクセス権を有
する端末装置を特定する識別情報と、端末装置から入力
されるべき所定の情報と、端末装置を特定する識別情報
とその端末装置から入力されるべき所定の情報との対応
関係とを予め登録しておき、端末装置からアクセス要求
があった場合に、その端末装置の識別情報が予め登録さ
れているか否かを判断し、アクセス要求を行なった端末
装置の識別情報が予め登録されていると判断された場合
に、その端末装置に対して情報の入力を要求し、アクセ
ス要求を行なった端末装置から情報が入力された場合
に、その情報が予め登録された所定の情報であるか否か
を判断し、予め登録された所定の情報が入力されたと判
断された場合に、その情報とアクセス要求を行なった端
末装置の識別情報とが予め登録された対応関係であるか
否かを判断し、アクセス要求を行なった端末装置の識別
情報と入力された情報とが予め登録された対応関係であ
ると判断された場合に、前記コンピュータへのアクセス
を許可することにより前記データベースに蓄積された情
報を提供することを特徴とする。
【0014】また本発明に係る情報提供方法は、上述の
方法において、前記データベースに、被生産物個々の生
産状況を表わす操業管理情報を収集して所定の加工を行
なうことにより生成された顧客別に分類した被生産物の
生産状況を表わす生産管理情報を蓄積してあることを特
徴とする。
【0015】更に本発明に係る情報提供方法は、上述の
方法において、前記コンピュータはURLが付与された
WWWサーバであり、コンピュータネットワークに接続
されていることを特徴とする。
【0016】本発明に係る情報提供装置は、データベー
スに蓄積された情報を端末装置からのアクセスに応じて
提供する情報提供装置であって、自身に対するアクセス
権を有する予め登録された端末装置を特定する識別情報
と、端末装置から入力されるべき予め登録された所定の
情報と、予め登録された端末装置を特定する識別情報と
その端末装置から入力されるべき所定の情報との予め登
録された対応関係とを記憶する記憶手段と、端末装置か
らアクセス要求があった場合に、その端末装置の識別情
報が予め登録されているか否かを前記記憶手段の記憶内
容に基づいて判断する手段と、アクセス要求を行なった
端末装置の識別情報が予め登録されていると判断された
場合に、その端末装置に対して情報の入力を要求する手
段と、アクセス要求を行なった端末装置から情報が入力
された場合に、その情報が予め登録された所定の情報で
あるか否かを前記記憶手段の記憶内容に基づいて判断す
る手段と、予め登録された所定の情報が入力されたと判
断された場合に、その情報とアクセス要求を行なった端
末装置の識別情報とが予め登録された対応関係であるか
否かを前記記憶手段の記憶内容に基づいて判断する手段
と、アクセス要求を行なった端末装置の識別情報と入力
された情報とが予め登録された対応関係であると判断さ
れた場合に、自身へのアクセスを許可することにより前
記データベースに蓄積された情報を提供する手段とを備
えたことを特徴とする。
【0017】また本発明に係る情報提供装置は、上述の
構成において、前記データベースは、被生産物個々の生
産状況を表わす操業管理情報を収集して所定の加工を行
なうことにより生成された顧客別に分類した被生産物の
生産状況を表わす生産管理情報を蓄積してなることを特
徴とする。
【0018】更に本発明に係る情報提供装置は、上述の
構成において、URLが付与されたWWWサーバであ
り、コンピュータネットワークに接続されていることを
特徴とする。
【0019】本発明に係る情報提供システムは、被生産
物の生産管理情報を蓄積したデータベースを有する生産
管理用コンピュータと、前記データベースに対するアク
セス権が付与されており、自身を特定する識別情報と、
アクセス権確認のために入力されるべき所定の情報と、
前記自身を特定する識別情報と前記入力されるべき所定
の情報との対応関係とが予め登録されており、被生産物
を特定すべき情報が入力される端末装置と、前記データ
ベースに対するアクセス権を有する予め登録された端末
装置を特定する識別情報と、端末装置から入力されるべ
き予め登録された所定の情報と、予め登録された端末装
置を特定する識別情報とその端末装置から入力されるべ
き所定の情報との予め登録された対応関係とを記憶する
記憶手段と、端末装置からアクセス要求があった場合
に、その端末装置の識別情報が予め登録されているか否
かを前記記憶手段の記憶内容に基づいて判断する手段
と、アクセス要求を行なった端末装置の識別情報が予め
登録されていると判断された場合に、その端末装置に対
して情報の入力を要求する手段と、アクセス要求を行な
った端末装置から情報が入力された場合に、その情報が
予め登録された所定の情報であるか否かを前記記憶手段
の記憶内容に基づいて判断する手段と、予め登録された
所定の情報が入力されたと判断された場合に、その情報
とアクセス要求を行なった端末装置の識別情報とが予め
登録された対応関係であるか否かを前記記憶手段の記憶
内容に基づいて判断する手段と、アクセス要求を行なっ
た端末装置の識別情報と入力された情報とが予め登録さ
れた対応関係であると判断された場合に、自身へのアク
セスを許可する手段と、アクセスが許可された端末装置
へ入力された被生産物を特定すべき情報をキーとして前
記データベースを検索する手段と、検索結果をアクセス
が許可された端末装置へ出力する手段とを備えた情報提
供用コンピュータとを含むことを特徴とする。
【0020】また本発明に係る情報提供システムは、上
述の構成において、前記生産管理用コンピュータは、被
生産物個々の生産状況を表わす操業管理情報を収集する
手段と、収集された操業管理情報に所定の加工を行なう
ことにより顧客別に分類した被生産物の生産状況を表わ
す生産管理情報を生成して前記データベースに蓄積する
手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】更に本発明に係る情報提供システムは、上
述の構成において、前記情報提供用コンピュータはUR
Lが付与されたWWWサーバであり、コンピュータネッ
トワークに接続されていることを特徴とする。
【0022】このような本発明の情報提供方法、情報提
供装置及び情報提供システムでは、アクセス権が予め付
与されている特定の端末装置を利用して予め登録されて
いる情報、たとえばパスワード等を入力してアクセスし
た場合にのみデータベースへのアクセスが可能になり、
情報の提供が許可される。従って、パスワード等が漏洩
しても機密の保護が可能であり、また複数の端末装置を
有する顧客に対して端末装置毎に提供する情報を制限す
ることが可能であり、更に機密に対する安全性が高い。
【0023】また本発明の情報提供方法、情報提供装置
及び情報提供システムでは、被生産物個々の生産状況を
表わす操業管理情報に対して所定の加工を行なうことに
よって顧客に提供するための生産管理情報をデータベー
スに蓄積して顧客からのアクセスを可能にしているた
め、顧客による検索が容易であり、また顧客が操業管理
情報を直接アクセスして機密が漏洩する可能性も低い。
【0024】更に本発明の情報提供方法、情報提供装置
及び情報提供システムでは、いわゆるインターネットを
利用して情報の提供を行なうことが可能になる。このた
め、専用の回線を設置する等の負担は不要であり、汎用
コンピュータによる利用が可能になるため、設備費,維
持費ともに安価になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照して詳述する。なお、以下の実施の形態
においては、記録媒体に記録されたコンピュータプログ
ラムを汎用コンピュータに読み取らせて本発明の情報提
供システムを構成する情報提供装置として使用する場合
について説明するが、専用の装置として実現することも
勿論可能である。
【0026】図1は本発明の情報提供システムの構成を
示すブロック図であり、図2は本発明の情報提供システ
ムにおける生産管理用コンピュータ、情報提供用コンピ
ュータ(情報提供装置)、及び顧客端末装置を示すブロ
ック図である。図中10は社内における生産管理情報を
管理する生産管理用コンピュータ(以下生産管理サーバ
という)であり、生産管理サーバ10はLAN(Local A
rea Network)等の社内ネットワーク40に接続されてい
る。
【0027】社内ネットワーク40には社内の各部署で
管理している社内端末装置(図示せず)が接続されてお
り、社内端末装置から各部署における被生産物の操業情
報が社内ネットワーク40を介して生産管理サーバ10
へ送信される。更に社内ネットワーク40には顧客に提
供する生産管理情報を管理する情報提供用コンピュータ
20(以下情報提供サーバという)が接続されており、
情報提供サーバ20はインターネット等のWWWサーバ
を経由する公衆ネットワーク(公衆交換回線網)50に
接続されている。
【0028】公衆ネットワーク50には顧客が管理する
アクセス権を有する端末装置(権利端末)である顧客端
末装置30,30,…が接続されており、各顧客端末装
置30,30,…は公衆ネットワーク50を介して情報
提供サーバ20と生産管理情報などの情報を送受信する
ことが可能である。
【0029】また公衆ネットワーク50には各顧客端末
装置30,30,…以外にも情報を提供すべきでない様
々な端末装置が接続されている。
【0030】生産管理サーバ10は、社内ネットワーク
40等の通信回線を介してデータの送受信を行なう通信
インターフェース11及び各種のプログラム及びデータ
を記録するハードディスク12等の機器を備え、ハード
ディスク12には被生産物の操業情報を現品単位のレコ
ードとして記録する操業管理データベース121、及び
操業情報に基づいて生成された生産管理情報を顧客番号
単位のレコードとして記録する第1生産管理データベー
ス122を有している。
【0031】図3は操業管理データベース121の記録
内容を示す概念図である。操業管理データベース121
には操業管理情報が、現品番号、工程実績、実績数量、
実績重量、顧客番号、製作番号、及びサイズ等の各項目
毎にデータを有する現品単位のレコードとして記録され
ている。
【0032】図4は第1生産管理データベース122の
記録内容を示す概念図である。第1生産管理データベー
ス122には生産管理情報が、顧客番号、サイズ、工程
実績、残工程、終了予定、物件コード、及び規格等の各
項目毎にデータを有する顧客番号単位のレコードとして
記録されている。
【0033】情報提供サーバ20は、社内ネットワーク
40及び公衆ネットワーク50等の通信回線を介してデ
ータの送受信を行なう通信インターフェース21及び各
種のプログラム及びデータを記録するハードディスク2
2等の機器を備え、ハードディスク22にはURL(Uni
form Resource Locator)で示される位置にあるHTML
(Hyper Text Markup Language)等のプログラム言語で作
成されたデータをHTTP(Hyper Text Transfer Proto
col)等のプロトコルで送信するWWWサーバとして利用
するためのプログラムがインストールされている。更に
ハードディスク22には公衆ネットワークを介して提供
するために文字属性を変換した生産管理情報を記録する
第2生産管理データベース221、顧客の情報を記録す
るユーザ情報管理データベース222、及び端末からの
アクセス状況を記録するアクセス履歴管理データベース
223を有している。
【0034】図5はユーザ情報管理データベース222
の記録内容を示す概念図である。ユーザ情報管理データ
ベース222にはアクセス権を有するユーザのユーザ情
報が、ユーザID、パスワード、IPアドレス、検索条
件、及びキーワード項目等の各項目毎にデータを有する
ユーザID単位のレコードとして記録されている。
【0035】図6はアクセス履歴管理データベース22
3の記録内容を示す概念図である。アクセス履歴管理デ
ータベース223にはアクセス履歴が、ユーザID、パ
スワード、IPアドレス及びアクセス年月日及びアクセ
ス時間等の各項目毎にデータを有するユーザID単位の
レコードとして記録されている。
【0036】アクセス年月日及びアクセス時間について
は、履歴世代管理として複数回のアクセス履歴を記録し
ているので、顧客管理の資料として用いることができ
る。またアクセス不許可の場合も不正情報として記録し
ているので、これをシステム運用担当者が把握すること
により、安全なシステム運用に利用できる。
【0037】顧客端末装置30,30…は、公衆ネット
ワーク50等の通信回線を介してデータの送受信を行な
う通信インターフェース31、ユーザID及びパスワー
ド等を入力するキーボード及びマウス等の入力手段3
2、提供された情報を確認するモニタ及びプリンタ等の
出力手段33及び各種のプログラム、データ、及び提供
された情報を記録するハードディスク34等の機器を備
えている。顧客端末装置30のハードディスク34には
WWWサーバにアクセスしてHTML等のプログラム言
語で作成されたデータを閲覧するWWWブラウザがイン
ストールされている。また各顧客端末装置30,30…
には固定されたIPアドレスが割り当てられている。
【0038】次に本発明の情報提供システムにおける生
産管理サーバ10による処理を図7に示すフローチャー
トを参照して説明する。生産管理サーバ10では、社内
の各部署で管理している社内端末装置から随時送信され
る被生産物の生産進捗状況を示す工程実績及び実績数量
等の操業管理情報を受信し(S101)、ハードディス
ク12の操業管理データベース121に記録する(S1
02)。
【0039】そして操業管理データベース121に操業
管理情報が新しく記録される都度、生産管理サーバ10
は操業管理情報に基づいて残工程及び終了予定等のデー
タを求め、各顧客に対する生産管理情報を生成し(S1
03)、ハードディスク12の第1生産管理データベー
ス122に記録することにより(S104)、操業管理
集約処理を行なう。
【0040】なおステップS101〜S104の処理は
新規情報の登録時のみならず、工程の進捗に伴う情報の
更新時、及び訂正時にも行なわれる。
【0041】そして生産管理サーバ10から生産管理情
報を送信すべく生産管理情報ファイルを生成し(S10
5)、次にこの生産管理情報ファイルに含まれる文字コ
ードを自身に対応する文字属性から情報提供サーバ20
に対応する文字属性に変換する属性変換処理を行ない
(S106)、更に送信時間の短縮を目的として圧縮す
ることにより生産管理情報圧縮ファイルを生成する(S
107)。
【0042】生成した生産管理情報圧縮ファイルを送信
するため、生産管理サーバ10は情報提供サーバ20の
受信プログラムの起動を指示し(S108)、生産管理
情報圧縮ファイルを送信する(S109)。
【0043】生産管理サーバ10は、自身が送信した生
産管理情報圧縮ファイルを情報提供サーバ20が受信す
る際に正常に受信したか否かを監視しており(S11
0)、情報提供サーバ20の受信処理が正常に完了した
ことを示す正常受信データを受信した場合に受信処理が
正常に行なわれたと判断し(S111で”YES")、処理
を完了する(S112)。以降の処理は情報提供サーバ
20に委ねられる。
【0044】但し、ステップS110において、情報提
供サーバ20の受信処理が異常であったことを示す異常
受信データを受信した場合、または所定時間以上にわた
っていずれの受信データも受信しなかった場合は、生産
管理サーバ10は受信処理に異常が発生したと判断し
(S111で”NO" )、異常が発生したことを示す信号
を出力し(S113)、異常対応処理を行なう(S11
4)。このように情報提供サーバ20での受信処理に異
常が発生した場合においても、生産管理サーバ10でそ
れを認識することができる。
【0045】次に本発明の情報提供システムにおける生
産管理情報受信時の情報提供サーバ20の処理を図8に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0046】情報提供サーバ20では、生産管理サーバ
10から受信プログラムの起動指示を受信すると受信プ
ログラムを起動し(S201,S202)、生産管理情
報圧縮ファイルを受信する(S203)。次に情報提供
サーバ20は、受信した生産管理情報圧縮ファイルを解
凍処理して生産管理情報ファイルに戻す(S204)。
そして、情報提供サーバ20はステップS201〜S2
04が正常に処理されたか否かを判断する状況監視処理
を行ない(S205)、異常が発生していた場合は(S
206で”NO" )、異常受信データを生産管理サーバ1
0へ送信し(S207)、異常対応処理を行なう(S2
08)。
【0047】ステップS205において正常に処理され
ていると判断された場合(S206で”YES")、情報提
供サーバ20は正常受信データを生産管理サーバ10へ
送信する(S209)。この後、情報提供サーバ20は
ハードディスク22の第2生産管理データベース221
を検索し(S210)、受信した生産管理情報の古い情
報が存在する場合は(S211:Y)、受信した生産管
理情報ファイルの内容に基づいて最新の生産管理情報に
書き換える更新処理を行なう(S212)。なお、ステ
ップS210において、受信した生産管理情報の古い情
報が存在しない場合は(S211で”NO" )、新規の生
産管理情報として新たに登録する処理を行なう(S21
3)。
【0048】次に本発明の情報提供システムにおける情
報提供時の情報提供サーバ20の処理を図9に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0049】情報提供サーバ20では、端末装置30か
ら生産管理情報の提供を所望するアクセス要求があった
場合(S301)、端末装置30のIPアドレスをハー
ドディスク22のユーザ情報管理データベース222に
記録されているデータと照合することによりアクセス権
を有する権利端末として登録されているか否かを確認す
る(S302)。ステップS302において端末装置3
0が権利端末ではないと判断された場合(S303で”
NO" )、情報提供サーバ20はハードディスク22のア
クセス履歴管理データベース223に不正情報として記
録し(S304)、その上でアクセスを拒否することに
より不正なアクセスを防止する(S305)。
【0050】ステップS302において端末装置30が
権利端末であると判断された場合(S303で”YE
S")、情報提供サーバ20はユーザID及びパスワード
の入力を要求する(S306)。これに対して端末装置
30からユーザID及びパスワードが入力されると、情
報提供サーバ20は端末装置30から入力されたユーザ
ID及びパスワードをユーザ管理情報データベースのデ
ータと照合することによりアクセス権を有するユーザで
ある権利者として登録されているか否かを確認する(S
307)。
【0051】ステップS307において権利者でないと
判断された場合(S308で”NO")、情報提供サーバ
20はアクセス履歴管理データベース223に不正情報
として記録し(S304)、その上でアクセスを拒否す
ることにより権利端末を利用した不正なアクセスを防止
する(S305)。
【0052】一方、ステップS307において権利者で
あると判断された場合(S308で”YES")、情報提供
サーバ20はユーザ管理情報データベースのデータと照
合することによりIPアドレス及びユーザIDが対応し
ているか否かを確認する(S309)。ステップS30
9においてIPアドレス及びユーザIDが対応していな
いと判断された場合(S310で”NO" )、情報提供サ
ーバ20はアクセス履歴管理データベース223に不正
情報として記録し(S304)、その上でアクセスを拒
否することにより権利者間の機密を保護する(S30
5)。
【0053】一方、ステップS309においてIPアド
レス及びユーザIDが対応していると判断された場合
(S310で”YES")、情報提供サーバ20はアクセス
履歴管理データベース223にアクセスがあったことを
記録し(S311)、その上でアクセスを許可する(S
312)。
【0054】このようにアクセスの許可/不許可のいず
れの場合でも、アクセス履歴管理データベース223に
状況を記録する自動監視処理が行なわれ、必要に応じて
アクセス履歴を閲覧することができる。そして、情報提
供サーバ20では、アクセスを許可した端末装置30に
対して、提供する情報を検索すべく検索項目へのデータ
入力を要求する(S313)。なおここでいう検索項目
とは、製作番号、納期及び規格等であり、ユーザ情報管
理データベース222に基づいて権利者毎に入力すべき
検索項目が設定されている。
【0055】端末装置30からデータが入力されると、
情報提供サーバ20は先ず入力されたデータをキーとし
て第2生産管理データベース221から該当するレコー
ドを検索し、更にユーザ情報管理データベース222に
設定されているキーワード項目をキーとして該当するレ
コードを検索する(S314)。なお、ここでのキーワ
ード項目には、顧客番号及びユーザID等の権利者を特
定する項目が設定されている。
【0056】図10はレコードの検索状態を示す概念図
であり、図10(a)はユーザ情報及び入力データを示
す概念図、図10(b)は第2生産管理データベース2
21のレコードに対し入力データをキーとした検索を示
す概念図及び図10(c)は第2生産管理データベース
221のレコードに対してキーワード項目をキーとした
検索を示す概念図である。図10ではユーザ情報管理デ
ータベース222に基づく検索項目として「規格」が設
定されており、検索データとして「KIKAKU-001」が入力
されおり、キーワード項目として「顧客番号」に「AAA
」が設定されている。
【0057】情報提供サーバ20はまず第2生産管理デ
ータベース221から図10(a)に示されている「KI
KAKU-001」をキーとして検索を行なうことにより図10
(b)に示されているように太線で囲まれたレコードを
見つけ出し、更にこの検索結果に対して図10(a)に
示されている「AAA 」をキーとして検索を行なうことに
より図10(b)に示されているように太線で囲むレコ
ードを見つけ出す。
【0058】そして、情報提供サーバ20は検索により
得られたレコードに基づいて情報提供ファイルを生成し
(S315)、更にそれをSSL(Secure Sockets Laye
r)等のプロトコルにより暗号化し(S316)、端末装
置30へ送信する(S317)。端末装置30では上述
のようにして暗号化された情報提供ファイルを情報提供
サーバ20から受信してそれを復号化することにより、
先に端末装置20から入力されたキーワードに対応する
生産管理情報を得ることができる。
【0059】ところで、上述のような本発明の情報提供
システムの内の情報提供装置としての情報提供サーバ2
0は専用の装置として構成することも勿論可能である
が、汎用コンピュータにコンピュータプログラムを読み
込ませることによっても実現可能である。
【0060】図11はそのような情報提供サーバ20を汎
用コンピュータであるパーソナルコンピュータで実現し
た場合の構成例を示す模式図である。図11において、パ
ーソナルコンピュータを利用した情報提供サーバ20
は、情報提供サーバ20として機能するためのコンピュ
ータプログラムPGが記録された記録媒体としてのフレキ
シブルディスク4MまたはCD-ROM5Mからその記録内容
(プログラムコード) を読み取るためのフレキシブルデ
ィスクドライブ(FDD)4及びCD-ROMドライブ(CDD)5等
を備えている。但し、フレキシブルディスク4M, CD-
ROM 5M以外の種々の記録媒体を利用してもよいことは
言うまでもない。
【0061】情報提供サーバ20には前述した如くハー
ドディスク装置(HDD) 22も内蔵されており、上述のフ
レキシブルディスク4MまたはCD-ROM5Mから読み取ら
れたコンピュータプログラムPGの各プログラムコードを
記憶する。
【0062】また情報提供サーバ20には、 CRTディス
プレイ2,入力手段及びポインティングデバイスとして
機能するキーボード6及びマウス7等も接続されてい
る。更に、図11には示されていないが、情報提供サーバ
20には図2に示されている通信インタフェイス21も
内蔵されており、社内ネットワーク40及び公衆ネット
ワーク50に接続されている。
【0063】FDD 4によりフレキシブルディスク4Mか
ら、またはCD-ROMドライブ5によりCD-ROM5Mから読み
取られたコンピュータプログラムPGのプログラムコード
はたとえばHDD 22に書き込まれて一旦記憶され、コン
ピュータプログラムPGが実行される際にはHDD 22から
読み出されて図示しないRAM 等の記憶手段へ転送されて
記憶され、実行される。但し、FDD 4またはCDD 5から
コンピュータプログラムPGのプログラムコードを読み出
して直接実行することも可能である。
【0064】このような情報提供サーバ20は、記録媒
体としてのフレキシブルディスク4MまたはCD-ROM5M
に記録されているコンピュータプログラムPGの各プログ
ラムコードにより図8及び図9に示されているフローチ
ャートに従って動作する。図12はそのような記録媒体、
たとえばフレキシブルディスク4Mに記録されているコ
ンピュータプログラムPGに含まれるプログラムコードの
内容を示す模式図である。
【0065】このフレキシブルディスク4Mに記録され
ているコンピュータプログラムPGは、第2生産管理デー
タベース221に蓄積された情報を端末装置30からの
アクセスに応じて端末装置30に対して情報提供サーバ
20に提供させるコンピュータプログラムである。
【0066】具体的にはフレキシブルディスク4Mに
は、それぞれ情報提供サーバ20に、情報提供サーバ2
0に対するアクセス権を有する予め登録された端末装置
30を特定するIPアドレスと、端末装置30から入力
されるべき予め登録されたユーザIDと、予め登録され
た端末装置30を特定するIPアドレスとその端末装置
30から入力されるべきユーザIDとの予め登録された
対応関係とを記憶させるプログラムコードPC11と、端末
装置30からアクセス要求があった場合に、その端末装
置30のIPアドレスが予め登録されているか否かを判
断させるプログラムコードPC12と、アクセス要求を行な
った端末装置30のIPアドレスが予め登録されている
と判断された場合に、その端末装置30に対してユーザ
IDの入力を要求させるプログラムコードPC13と、アク
セス要求を行なった端末装置30からユーザIDが入力
された場合に、そのユーザIDが予め登録されたユーザ
IDであるか否かを判断させるプログラムコードPC14
と、予め登録されたユーザIDが入力されたと判断され
た場合に、そのユーザIDとアクセス要求を行なった端
末装置30のIPアドレスとが予め登録された対応関係
であるか否かを判断させるプログラムコードPC15と、ア
クセス要求を行なった端末装置30のIPアドレスと入
力されたユーザIDとが予め登録された対応関係である
と判断された場合に、情報提供サーバ20へのアクセス
を許可することにより第2生産管理データベース221
に蓄積された情報を端末装置30に対して提供させるプ
ログラムコードPC16とを含む。
【0067】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明の情報提
供方法、情報提供装置、及び情報提供システムによれ
ば、アクセス権が予め付与されている特定の端末装置を
利用して予め登録されている情報、たとえばユーザID
等を入力してアクセスした場合にのみデータベースへの
アクセスが可能になり、情報を提供することができる。
従って、ユーザID等が漏洩しても機密の保護が可能で
あり、また複数の端末装置を有する顧客に対して端末装
置毎に提供する情報を制限することが可能であり、更に
機密に対する安全性が高くなる等、優れた効果を奏す
る。
【0068】また本発明の情報提供方法、情報提供装置
及び情報提供システムによれば、被生産物個々の生産状
況を表わす操業管理情報に対して所定の加工を行なうこ
とによって顧客に提供するための生産管理情報をデータ
ベースに蓄積して顧客からのアクセスを可能にしている
ため、顧客による検索が容易であり、また顧客が操業管
理情報を直接アクセスして機密が漏洩する可能性も低
い。
【0069】更に本発明の情報提供方法、情報提供装
置、及び情報提供システムによれば、いわゆるインター
ネットを利用して情報の提供を行なうことが可能にな
る。このため、専用の回線等を設置するような負担は不
要であり、設備費,維持費ともに安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報提供システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の情報提供システムの生産管理用コンピ
ュータ、情報提供用コンピュータ及び顧客端末装置の接
続状態及びそれぞれの構成例をを示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の情報提供システムの操業管理データベ
ースの記録内容を示す概念図である。
【図4】本発明の情報提供システムの第1生産管理デー
タベースの記録内容を示す概念図である。
【図5】本発明の情報提供システムのユーザ情報管理デ
ータベースの記録内容を示す概念図である。
【図6】本発明の情報提供システムのアクセス履歴管理
データベースの記録内容を示す概念図である。
【図7】本発明の情報提供システムの生産管理サーバの
処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の情報提供システムの生産管理情報受信
時の情報提供サーバの処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明の情報提供システムの情報提供時の情報
提供サーバの処理を示すフローチャートである。
【図10】本発明の情報提供システムのレコードの検索
状態を示す概念図である。
【図11】本発明の情報提供システムの情報提供サーバ
を汎用コンピュータで実現した場合の模式図である。
【図12】記録媒体の記録内容を示す模式図である。
【符号の説明】
4 フレキシブルディスクドライブ 4M フレキシブルディスク 5 CD−ROMドライブ 5M CD−ROM 10 生産管理用コンピュータ(生産管理サーバ) 20 情報提供用コンピュータ(情報提供サーバ) 22 ハードディスク 30,30,… 端末装置 40 社内ネットワーク 50 公衆ネットワーク 221 第2生産管理データベース PC11〜PC16 プログラムコード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ内のデータベースに蓄積さ
    れた情報を端末装置からのアクセスに応じて提供する情
    報提供方法において、 前記コンピュータに対するアクセス権を有する端末装置
    を特定する識別情報と、端末装置から入力されるべき所
    定の情報と、端末装置を特定する識別情報とその端末装
    置から入力されるべき所定の情報との対応関係とを予め
    登録しておき、 端末装置からアクセス要求があった場合に、その端末装
    置の識別情報が予め登録されているか否かを判断し、 アクセス要求を行なった端末装置の識別情報が予め登録
    されていると判断された場合に、その端末装置に対して
    情報の入力を要求し、 アクセス要求を行なった端末装置から情報が入力された
    場合に、その情報が予め登録された所定の情報であるか
    否かを判断し、 予め登録された所定の情報が入力されたと判断された場
    合に、その情報とアクセス要求を行なった端末装置の識
    別情報とが予め登録された対応関係であるか否かを判断
    し、 アクセス要求を行なった端末装置の識別情報と入力され
    た情報とが予め登録された対応関係であると判断された
    場合に、前記コンピュータへのアクセスを許可すること
    により前記データベースに蓄積された情報を提供するこ
    とを特徴とする情報提供方法。
  2. 【請求項2】 前記データベースに、被生産物個々の生
    産状況を表わす操業管理情報を収集して所定の加工を行
    なうことにより生成された顧客別に分類した被生産物の
    生産状況を表わす生産管理情報を蓄積してあることを特
    徴とする請求項1に記載の情報提供方法。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータはURLが付与された
    WWWサーバであり、コンピュータネットワークに接続
    されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    情報提供方法。
  4. 【請求項4】 データベースに蓄積された情報を端末装
    置からのアクセスに応じて提供する情報提供装置におい
    て、 自身に対するアクセス権を有する予め登録された端末装
    置を特定する識別情報と、端末装置から入力されるべき
    予め登録された所定の情報と、予め登録された端末装置
    を特定する識別情報とその端末装置から入力されるべき
    所定の情報との予め登録された対応関係とを記憶する記
    憶手段と、 端末装置からアクセス要求があった場合に、その端末装
    置の識別情報が予め登録されているか否かを前記記憶手
    段の記憶内容に基づいて判断する手段と、 アクセス要求を行なった端末装置の識別情報が予め登録
    されていると判断された場合に、その端末装置に対して
    情報の入力を要求する手段と、 アクセス要求を行なった端末装置から情報が入力された
    場合に、その情報が予め登録された所定の情報であるか
    否かを前記記憶手段の記憶内容に基づいて判断する手段
    と、 予め登録された所定の情報が入力されたと判断された場
    合に、その情報とアクセス要求を行なった端末装置の識
    別情報とが予め登録された対応関係であるか否かを前記
    記憶手段の記憶内容に基づいて判断する手段と、 アクセス要求を行なった端末装置の識別情報と入力され
    た情報とが予め登録された対応関係であると判断された
    場合に、自身へのアクセスを許可することにより前記デ
    ータベースに蓄積された情報を提供する手段とを備えた
    ことを特徴とする情報提供装置。
  5. 【請求項5】 前記データベースは、被生産物個々の生
    産状況を表わす操業管理情報を収集して所定の加工を行
    なうことにより生成された顧客別に分類した被生産物の
    生産状況を表わす生産管理情報を蓄積してなることを特
    徴とする請求項4に記載の情報提供装置。
  6. 【請求項6】 URLが付与されたWWWサーバであ
    り、コンピュータネットワークに接続されていることを
    特徴とする請求項4または5に記載の情報提供装置。
  7. 【請求項7】 被生産物の生産管理情報を蓄積したデー
    タベースを有する生産管理用コンピュータと、 前記データベースに対するアクセス権が付与されてお
    り、自身を特定する識別情報と、アクセス権確認のため
    に入力されるべき所定の情報と、前記自身を特定する識
    別情報と前記入力されるべき所定の情報との対応関係と
    が予め登録されており、被生産物を特定すべき情報が入
    力される端末装置と、 前記データベースに対するアクセス権を有する予め登録
    された端末装置を特定する識別情報と、端末装置から入
    力されるべき予め登録された所定の情報と、予め登録さ
    れた端末装置を特定する識別情報とその端末装置から入
    力されるべき所定の情報との予め登録された対応関係と
    を記憶する記憶手段と、 端末装置からアクセス要求があった場合に、その端末装
    置の識別情報が予め登録されているか否かを前記記憶手
    段の記憶内容に基づいて判断する手段と、 アクセス要求を行なった端末装置の識別情報が予め登録
    されていると判断された場合に、その端末装置に対して
    情報の入力を要求する手段と、 アクセス要求を行なった端末装置から情報が入力された
    場合に、その情報が予め登録された所定の情報であるか
    否かを前記記憶手段の記憶内容に基づいて判断する手段
    と、 予め登録された所定の情報が入力されたと判断された場
    合に、その情報とアクセス要求を行なった端末装置の識
    別情報とが予め登録された対応関係であるか否かを前記
    記憶手段の記憶内容に基づいて判断する手段と、 アクセス要求を行なった端末装置の識別情報と入力され
    た情報とが予め登録された対応関係であると判断された
    場合に、自身へのアクセスを許可する手段と、 アクセスが許可された端末装置へ入力された被生産物を
    特定すべき情報をキーとして前記データベースを検索す
    る手段と、 検索結果をアクセスが許可された端末装置へ出力する手
    段とを備えた情報提供用コンピュータとを含むことを特
    徴とする情報提供システム。
  8. 【請求項8】 前記生産管理用コンピュータは、 被生産物個々の生産状況を表わす操業管理情報を収集す
    る手段と、 収集された操業管理情報に所定の加工を行なうことによ
    り顧客別に分類した被生産物の生産状況を表わす生産管
    理情報を生成して前記データベースに蓄積する手段とを
    備えたことを特徴とする請求項7に記載の情報提供シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記情報提供用コンピュータはURLが
    付与されたWWWサーバであり、コンピュータネットワ
    ークに接続されていることを特徴とする請求項7または
    8に記載の情報提供システム。
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