JPWO2002037785A1 - データ伝送方法およびデータ伝送装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、Hレベルのパルス幅とLレベルのパルス幅とで特定のデータを構成するデータ伝送方法およびデータ伝送装置に関するものである。
背景技術
近年、赤外線方式のワイヤレスリモートコントロール(以下、赤外線リモコンという)を備えた家電製品の普及に伴い、他のメーカ又は他の製品からの信号を誤認して誤動作を起こす場合があるという問題が生じている。このため、財団法人家電製品協会では、赤外線リモコンにおいて、データ伝送用信号フォーマットの方式を規定することにより、上記誤動作の発生を防止しようとしている。以下では、この家電製品協会で規定されている信号フォーマットの構成について説明する。
図2に上記信号フォーマットの構成を示す。同図に示すように、上記信号は主に、信号の先頭を示すリーダーLと、製品を供給する会社を識別するカスタムコードC(C0、C1)と、パリティーPと、具体的な伝達情報を示すデータコードD(D1〜Dn)と、信号の終了を示すトレーラーTRとから構成されており、この順序で送信することによって1つの制御指令が行われるようになっている。図3A〜3Cには、上記各信号の中で規格化されている主なパルス信号の形状を示している。すなわち、図3AはリーダーL部分のパルス信号の形状を、図3BはデータコードD部分のパルス信号の形状を、図3CはトレーラーTR部分のパルス信号の形状を示しており、これらの信号の各パルス幅は、ある基本信号長Tの整数倍となるように構成されている。図に示すように、HレベルとLレベルとから形成された略矩形状のパルス信号は、上記Hレベルのパルス幅とLレベルのパルス幅との長さによって特定のデータを構成しているため、このパルス幅を検知することで、どのような信号が伝送されてきたのかを判断することができるようになっている。具体的には、図3Aに示すように、HレベルとLレベルとのパルス幅の比率が8T:4Tの信号が伝送されてきた場合は、上記信号の先頭を示すリーダーLであると判断し、また図3Cに示すように、Hレベルのパルス幅がTで、Lレベルのパルス幅が8ms以上の信号が伝送されてきた場合は、上記信号の終了を示すトレーラーTRであると判断されるようになっている。
一方、上記情報を示すデータコードD部分のパルス形状は、図3Bに示す0データと1データとの組み合わせによって決定されるようになっている。そして上記各データは、Hレベルのパルス幅とLレベルのパルス幅との長さによって識別されるようになっている。すなわち、上記HレベルとLレベルとのパルス幅の比率がT:T(1:1)のときに0データであると認識し、HレベルとLレベルとのパルス幅の比率がT:3T(1:3)のときに1データであると認識される。またこのとき、上記0データにおける各レベルのパルス幅の和と、上記1データにおける各レベルのパルス幅の和との比率が1:2となるように規定されている。さらにこの基本信号長Tは、T=350μs〜500μs、3T=1050μs〜1500μsの範囲内に収まるように規定されている。
ところで、上記データコードD部分のパルス信号を、上記信号フォーマットに規定されている波形のままで送信すると、赤外線受光素子の特性やノイズ対策用コンデンサ等の影響によって、波形のON/OFFタイミングが変化し、受信側での波形は、図5に示すように、全体的になまった形状になってしまい、通信エラーが起こりやすくなるという問題が生じている。より詳細に言えば、上記受信側のマイコンで認識される波形は、設定されるしきい値の影響を受け、送信側におけるHレベル部分のパルス幅が長く、Lレベル部分のパルス幅が短く認識されるという傾向があり、このため、受信側の波形が上記規定されている基本信号長T=350μs〜500μsの範囲、及び各パルス幅の比率を満たさなくなるという問題がある。
上記問題を解決するため、図6A〜6Dに示すように、予め送信側波形のLレベルのパルス幅をHレベルのパルス幅よりも長く設定する方法、具体的にはLレベルのパルス幅をHレベルのパルス幅の整数倍となるように補正して伝送する方法を採用することが考えられる。すなわち、この方法では、送信波形の0データのHレベルとLレベルとのパルス幅の比率を図6Aに示すようにT:2Tとし、1データのHレベルとLレベルとのパルス幅の比率を図6Bに示すようにT:5Tに設定して伝送する。これにより、受信側における受信波形の0データおよび1データのHレベルとLレベルのパルス幅の比率が、図6Cおよび図6Dに示すように夫々略1:1および1:3となるようにするのである。しかしながら、この場合は、上記送信側の各データのパルス幅が上記規格値の範囲を満たさないという問題が生じる。すなわち、各データの規格値の範囲は、T=350μs〜500μs、3T=1050μs〜1500μsであるが、上記のようにTを2Tに補正し、3Tを5Tに補正するというような大きな補正を加えてしまうと、送信波形が上記規格値の範囲から大幅にずれてしまうという問題が生じてしまうのである。
また、この他の対策として、上記受信側での波形の略中央にしきい値を設けてパルス幅を判定するのではなく、波形の立上り部分と立下り部分とでパルス幅を判定したり、受信側でのサンプリング間隔を短くしたりする等、受信側での補正を行うことによって対応する方法もある。しかしながら、この方法では、波形そのものがノイズ等の影響を受けて変形してしまっているので、上記送信側で補正を行う場合よりも性能が劣るという問題がある。
発明の開示
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、簡単なマイコン処理方法で、通信エラーを抑制することが可能なデータ伝送方法を提供することにある。
そこで、この発明のデータ伝送方法は、HレベルとLレベルとから成り、そのいずれか一方のパルス幅を第1基本信号長とし、その他方のパルス幅をこの第1基本信号長の整数倍の第2基本信号長として特定のデータを構成するデータ伝送方法において、送信側におけるパルス信号の上記第1基本信号長を整数で分割した値の整数倍の長さだけ、上記第2基本信号長を増加又は減少させる補正を行うことを特徴としている。
また、一実施形態では、上記補正は、赤外線リモコンのパルス信号に対して行う。
上記データ伝送方法では、送信側におけるパルス信号の第1基本信号長を整数で分割した値の整数倍の長さだけ、第2基本信号長を増加又は減少させる補正を行っている。これより、上記各信号レベルにおけるパルス幅の長さの補正量を細かく設定することが可能となる。このため、各信号レベルのパルス幅の規格値を満たすような補正量を選択することが可能になる。また、上記第2基本信号長の補正量は、第1基本信号長を整数で分割した値の整数倍の長さとしているため、マイコンの処理をシンプルにすることができる。
さらに、この発明のデータ伝送装置は、HレベルとLレベルとから成り、そのいずれか一方のパルス幅を第1基本信号長とし、その他方のパルス幅をこの第1基本信号長の整数倍の第2基本信号長として特定のデータを構成するデータ伝送装置において、送信側におけるパルス信号の上記第1基本信号長を整数で分割した値を求める分割手段と、この分割手段で求められた値の整数倍の長さだけ、上記第2基本信号長を増加又は減少させる補正を行う補正手段とを備えたことを特徴としている。
上記データ伝送装置では、分割手段が、送信側におけるパルス信号の第1基本信号長を整数で分割した値を求め、補正手段が、分割手段で求められた値の整数倍の長さだけ、第2基本信号長を増加又は減少させる補正を行っている。これより、上記各信号レベルにおけるパルス幅の長さの補正量を細かく設定することが可能となる。このため、各信号レベルのパルス幅の規格値を満たすような補正量を選択することが可能になる。また、上記第2基本信号長の補正量は、第1基本信号長を整数で分割した値の整数倍の長さとしているため、このデータ伝送装置を備えたマイコンの処理をシンプルにすることができる。
発明を実施するための最良の形態
次に、この発明のデータ伝送方法の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1A〜図1Dは、この発明のデータ伝送方法の一実施形態を示すパルス信号波形の形状を示す概略図である。ここで、上記信号フォーマットの構成、及び各種信号パルスの規格については、上記に示した従来例と略同様であるため、その説明を省略する。またこの実施形態におけるデータ伝送方法は、家電製品に組み込まれているマイコンと赤外線リモコンとの間のデータ伝送に適用されるものである。
図1A〜図1Dは、受信側の波形が上記家電製品協会の規格を満たすように、送信波形の補正を行った場合の一例を示している。また、図1A,図1Bは送信側である赤外線リモコンからの0データ,1データの波形を、図1C,図1Dは受信側であるマイコンで認識される0データ,1データの波形を示している。この実施形態においては、送信側のHレベルにおけるパルス幅を、整数で分割した値(基本単位の長さt)の整数倍の長さだけ、Lレベルのパルス幅を増加させる補正方法が用いられている。これより、送信波形の0データの補正方法ついて具体的に説明する。まず、上記0データの規格を満たしている送信波形(図3B参照)において、このHレベルにおけるパルス幅を第1基本信号長T1(図示せず)とし、この第1基本信号長T1を2分割した長さを基本単位の長さtとする。次に、上記Lレベルのパルス幅である第2基本信号長T2(図示せず)にこの基本単位の長さtを加え、これを新たなLレベルのパルス幅とする補正を行っている(図1A参照)。ここで、上記0データにおけるT1とT2との間には本来T1=T2の関係が成り立つから、T1=T2=Tとする。これより、上記送信波形のHレベルとLレベルとのパルス幅の比率は、図1Aに示すようにT:T+t(2t:3t)となり、これを伝送すると、受信側におけるHレベルとLレベルとのパルス幅の比率が、図1Cに示すように略1:1の波形が得られるように構成されている。
また同様に1データについて説明すると、上記1データの規格を満たしている送信波形(図3B参照)において、このHレベルにおけるパルス幅を第1基本信号長T1とし、これを2分割した長さを基本単位の長さtとする。次に、上記Lレベルのパルス幅である第2基本信号長T2にこの基本単位の2倍の長さ2tを加え、これを新たなLレベルのパルス幅とする補正を行っている(図1B参照)。ここで、上記1データにおけるT1とT2との間には本来3T1=T2での関係が成り立つから、T2=3T1=3Tとする。これより、上記送信波形のHレベルとLレベルとのパルス幅の比率は、図1Bに示すようにT:3T+2t(2t:8t)となり、これを伝送すると、受信側におけるHレベルとLレベルとのパルス幅の比率が、図1Dに示すように略1:3の波形が得られるように構成されている。
なお、上記送信波形の補正を行う場合についても、0データにおける各レベルのパルス幅の和と、1データにおける各レベルのパルス幅の和との比率、すなわち、ここでは(T+T+t):(T+3T+2t)が、1:2の比率を満たすように構成されている。
次に、上記補正を行った送信側の波形の各パルス幅が、家電製品協会で定められた規格を満たしているか否かについて検討する。ここで、上記受信側における各レベルのパルス幅は、各基本信号長T1、T2がT=350μs〜500μs、又は3T=1050μs〜1500μsの範囲内に収まるように送信側の波形を補正しているため、受信波形は上記規格値の範囲を満たしていると言える。これより、上記補正を行った送信側の各データのパルス幅が上記規格値の範囲の±10%以内、すなわちT=315μs〜560μs、3T=945μs〜1650μsの範囲内に収まっているか否かについて検討する。図1A,図1Bに示すように、この実施形態においては、上記0データにおけるLレベルの長さ(第2基本信号長T2)をT+t(=3t)とする補正を行い、さらに上記1データにおけるLレベルの長さ(第2基本信号長T2)を3T+2t(=8t)とする補正を行っている。これより、基本単位の長さをt=180μsとして上記値に代入すると、3t=540μs、8t=1440μsとなり、各々の値が上記規格値の範囲の±10%以内に収まっている。このため、上記補正を行った送信波形も規格値の範囲を略満たしていると言える。
以上のように上記データ伝送方法の実施形態によれば、送信側におけるHレベルのパルス幅である第1基本信号長T1を整数で分割した値tの整数倍の長さだけ、Lレベルのパルス幅である第2基本信号長T2を増加させる補正を行っている。この結果、従来のように、一方のパルス幅を他方のパルス幅の整数倍とするような補正を行う場合よりも、上記パルス幅の長さの補正量をより細かく設定することができるようになる。このため上記方法によって導き出された各補正量の中から、送信側及び受信側におけるパルス幅が、共に上記規格値の範囲を満たすような補正量を選択することが可能になる。また、上記したように略規格値通りの信号を送受信できるようになったことによって、受信側のノイズ対策の自由度が向上するため、ノイズの除去効果が大きなコンデンサ等を設けることが可能になる。さらに、信号を誤って認識するケースが少なくなるため、通信エラー率を低くすることができる。また、上記第2基本信号長T2の補正量は、第1基本信号長T1を整数で分割した値の整数倍の長さとしているため、マイコンの処理をシンプルにすることができる。
図4は、この発明のデータ伝送装置の一実施形態による送信信号の処理の流れを示している。このデータ伝送装置は、第1基本信号長T1のHレベル幅と、第1基本信号長T1の整数倍(例えば0データ:1,1データ:3)である第2基本信号長T2(例えば0データ:T1,1データ:3T1)のLレベル幅とをもつパルス信号によってデータを送信する。上記データ伝送装置は、図2におけるデータコードD1,D2,…,Dn部分のパルス信号を図4に示すように処理して送信し、図2における他の部分の信号、つまりリーダーL、カスタムコードC0,C1、パリティーP、トレーラーTRは、図2と同様である。図示しない赤外線リモコン内のマイクロコンピュータは、送信するパルス信号の上記第1基本信号長T1を整数で分割した値を求める分割手段S1と、この分割手段S1で求められた値の整数倍の長さだけ、上記第2基本信号長T2を増加させる補正を行う補正手段S2とを有する。
上記分割手段は、図4のステップS1において、送信すべきパルス信号のHレベル幅である第1基本信号長T1を整数(例えば2)で分割した値t(=T1/2)を算出する。次いで、上記補正手段は、図4のステップS2において、送信すべきパルス信号のLレベル幅である第2基本信号長T2(例えば0データ:T1,1データ:3T1)に上記算出された値tの整数倍(例えば0データ:1,1データ:2)を加算する。これによって、HレベルとLレベルのパルス幅の比率は、0データで例えば(T1):(T1+t)、1データで例えば(T1):(3T1+2t)となって、データを表わすパルス信号として受信側へ送出される(図1A参照)。
データ伝送装置から送出された上記パルス信号は、この発明のデータ伝送方法の一実施形態について図1A,図3Bで述べたように、受信側において、HレベルとLレベルのパルス幅の比率が、0データで略1:1、1データで略1:3のパルス信号として受信される。従って、送信側および受信側双方でH,Lレベルの各パルス幅が、家電製品協会の規格を満たし、既述のデータ伝送方法と同じ作用効果が奏されることになる。
以上にこの発明のデータ伝送方法およびデータ伝送装置の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態においては、送信波形のHレベルのパルス幅である第1基本信号長T1を整数で分割した値tの整数倍の長さだけ、Lレベルのパルス幅である第2基本信号長T2を増加させる補正を行ったが、逆に基本単位tの整数倍の長さだけ減少させる補正を行うことも可能である。また上記実施の形態では、Hレベルを第1基本信号長T1とし、Lレベルを第2基本信号長T2としたが、上記実施形態とは逆に、HレベルがLレベルの整数倍となっているような信号に対しては、Lレベルを第1基本信号長T1とし、Hレベルを第2基本信号長T2として上記補正方法を適用することも可能である。さらに上記実施の形態においては、送信波形における0データのパルス幅の比率をT:T+t(2t:3t)とし、1データのパルス幅の比率をT:3T+2t(2t:8t)と補正する例を挙げたが、この発明は上記比率の組み合わせに限定されるものではなく、例えば第1基本信号長T1を4分割(T=4t)して、0データをT:T+2t(4t:6t)とし、1データをT:3T+4t(4t:16t)とする等、定められた規格値を満たすように補正量を種々選択することが可能である。また上記では、家電製品協会における規定を満たすように送信波形を補正したが、他の規定を満たすように補正量を選択することも可能である。またこの実施形態においては、赤外線リモコンにおける伝送方法について述べたが、これをワイヤードリモコン等の伝送方法に適用することも可能である。さらに上記実施形態では、送信側の波形が反転した形で受信される方式、すなわちHレベルをLレベルとして、またLレベルをHレベルとして受信する方式を示したが、上記波形が反転しないもの、すなわちHレベルをHレベルとして、またLレベルをLレベルとして受信する方式にも上記と同様に適用可能である。
この発明のデータ伝送方法およびデータ伝送装置によれば、各信号レベルにおけるパルス幅の長さの補正量を細かく設定することが可能となるため、各信号レベルのパルス幅の規格値を満たすような補正量を選択することが可能になる。また、第2基本信号長の補正量は、第1基本信号長を整数で分割した値の整数倍の長さとしているため、マイコンの処理をシンプルにすることができる。
また、この発明によれば、タイマを幾つも用いなくてもよいので、安価なマイコンでも実現可能である。
産業上の利用の可能性
この発明のデータ伝送方法およびデータ伝送装置は、家電製品の他に空気調和装置にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
図1A〜図1Dは、この発明のデータ伝送方法の一実施形態を示すパルス信号波形の形状を示す概略図である。
図2は、データ伝送方法を説明するための信号フォーマットの構成図である。
図3A〜図3Cは、各種パルス信号波形の形状を示す概略図である。
図4は、この発明のデータ伝送装置の一実施形態による送信信号の処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、従来のデータ伝送方法を示す説明図である。
図6A〜図6Dは、従来のデータ伝送方法を示す説明図である。
Claims (3)
- HレベルとLレベルとから成り、そのいずれか一方のパルス幅を第1基本信号長(T1)とし、その他方のパルス幅をこの第1基本信号長(T1)の整数倍の第2基本信号長(T2)として特定のデータを構成するデータ伝送方法において、送信側におけるパルス信号の上記第1基本信号長(T1)を整数で分割した値の整数倍の長さだけ、上記第2基本信号長(T2)を増加又は減少させる補正を行うことを特徴とするデータ伝送方法。
- 上記補正は、赤外線リモコンのパルス信号に対して行うことを特徴とする請求項1のデータ伝送方法。
- HレベルとLレベルとから成り、そのいずれか一方のパルス幅を第1基本信号長(T1)とし、その他方のパルス幅をこの第1基本信号長(T1)の整数倍の第2基本信号長(T2)として特定のデータを構成するデータ伝送装置において、
送信側におけるパルス信号の上記第1基本信号長(T1)を整数で分割した値を求める分割手段と、
この分割手段で求められた値の整数倍の長さだけ、上記第2基本信号長(T2)を増加又は減少させる補正を行う補正手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送装置。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080108 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080306 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040927 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081125 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090407 |