JPS64911B2 - - Google Patents
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- JPS64911B2 JPS64911B2 JP56108497A JP10849781A JPS64911B2 JP S64911 B2 JPS64911 B2 JP S64911B2 JP 56108497 A JP56108497 A JP 56108497A JP 10849781 A JP10849781 A JP 10849781A JP S64911 B2 JPS64911 B2 JP S64911B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
Landscapes
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
本発明は主制御器として用いられる親器と、複
数の端末器として用いられる子器との間で信号伝
送を行なう双方向信号伝送回路に関する。 従来からのいわゆる2線式信号伝送回路では、
子器において親器における制御状態を表示する場
合には、子器から親器に操作信号を伝送し、親器
から子器に表示信号と電源電圧とを送らなければ
ならない。このような双方向信号伝送回路として
は、一般的に親器および子器の双方に、表示部、
操作部、信号発生回路、信号検出回路を設けたい
わゆる搬送方式による伝送回路が用いられてい
る。ところがこのような伝送回路では、部品点数
が多い。一方、双方向信号伝送回路は、配線器具
として用いられるのでスイツチボツクス内に収納
する必要があり、しかも長寿命であることが要求
されるので、部品点数が多いことは不都合であ
る。 本発明は、上述の技術的課題を解決し、部品点
数の少ない簡単な構成で双方向信号伝送回路を実
現することを目的とする。 本発明は、 (a) 交流電源8と負荷6と半導体スイツチング素
子10との閉回路を構成し、 (b) 半導体スイツチング素子10は、制御信号発
生回路45から第1リレースイツチ32を介し
て制御信号が与えられて点弧され、交流電源8
の各半周期毎に導通角θの制御が行われ、導通
角θは零を超える値であり、 (c) 半導体スイツチング素子10の両端電圧を整
流・平滑してその直流電圧を第1および第2伝
送ライン3,4の間に与える整流・平滑回路1
5,17を設け、 (d) 第1および第2伝送ライン3,4の間に子器
2の操作スイツチ5と、親器1の操作スイツチ
7とをそれぞれ接続し、 (e) 子器2で、第1および第2伝送ライン3,4
間には、第1リレースイツチ32が導通してい
るときにおける整流・平滑回路15,17の出
力である電圧VConを超える電圧で、および前
記出力電圧VCon未満でそれぞれ活性化される
第1および第2発光素子47,50を接続し、 (f) 親器1で、2巻線ラツチングリレー33を設
け、この2巻線ラツチングリレー33の第1リ
レーコイル29と第2リレーコイル30の各一
方端子は、第2伝送ライン4に共通に接続さ
れ、第1リレースイツチ32は第1および第2
リレーコイル29,30のいずれか一方の励磁
によつて導通し、いずれか他方の励磁によつて
遮断し、さらに、第2リレースイツチ31を有
し、第2リレースイツチ31は、第1伝送ライ
ン3に接続される共通接点34と、第1および
第2リレーコイル29,30の各励磁によつて
共通接点34とそれぞれ切換わつて導通する第
1および第2個別接点36,35を有し、さら
に、 (g) 第1伝送ライン3と第1および第2リレーコ
イル29,30の他方端子との間にそれぞれ接
続される第1および第2コンデンサ21,24
と、 (h) 第2リレースイツチ31の共通接点34に第
1個別接点36が導通することによつて、第1
コンデンサ21を放電させかつ第2コンデンサ
24を充電し、共通接点34に第2個別接点3
5が導通することによつて第1コンデンサ21
を充電しかつ第2コンデンサ24を放電させ、
親器1の操作スイツチ7の導通時に第1および
第2コンデンサ21,24の電荷によつて第1
および第2リレーコイル29,30をそれぞれ
励磁する回路18〜20,22,23,38〜
41と、 (i) 第1および第2個別接点36,35と第2伝
送ライン4との間に接続されて発光表示をする
発光素子26,28とを含むことを特徴とする
双方向信号伝送回路である。 以下、図面によつて本発明の実施例を説明す
る。第1図は本発明の一実施例の電気回路図であ
る。親器1と子器2とは、一対の伝送ライン3,
4を介して接続されており、子器2に備えられた
操作スイツチ5を押圧操作するごとに操作信号が
子器2から親器1に伝送される。親器1は子器2
から入力された操作信号に応じて負荷6を制御す
る。また親器1に備えられた操作スイツチ7を押
圧操作するごとに操作信号が親器1から子器2に
伝送されるとともに負荷6が制御される。 負荷6に接続された交流電源8の電力は、伝送
ライン3およびライン9を介して親器1に与えら
れる。親器1において、伝送ライン3およびライ
ン9間には、トライアツク10およびダイオード
11〜14から成る整流回路15が並列に設けら
れる。整流回路15によつて整流された出力はコ
ンデンサ17によつ平滑されてライン16に与え
られる。伝送ライン3およびライン16間には、
比較的大なる抵抗値を有する抵抗18、ダイオー
ド19、抵抗20およびコンデンサ21から成る
直列回路、ならびに比較的大なる抵抗値を有する
抵抗22,23およびコンデンサ24から成る直
列回路が並列に接続される。ライン16には、抵
抗25および発光ダイオード26から成る直列回
路ならびに抵抗27および発光ダイオード28か
ら成る直列回路が接続される。伝送ライン3には
2巻線ラツチングリレー33のリレースイツチ3
1における共通接点34が接続される。発光ダイ
オード26,28のカソードはリレースイツチ3
1の個別接点35,36にそれぞれ接続される。
ダイオード19、抵抗20およびコンデンサ21
から成る直列回路には、抵抗37が並列に接続さ
れる。 2巻線ラツチングリレー33はリレーコイル2
9,30を有し、リレーコイル29,30が励磁
されることにより、リレースイツチ31,32の
スイツチング態様が変化する。抵抗20およびコ
ンデンサ21の接続点にはダイオード38および
リレーコイル29から成る直列回路が接続され、
抵抗23およびコンデンサ24の接続点にはダイ
オード39およびリレーコイル30から成る直列
回路が接続される。これらの両直列回路は、操作
スイツチ7を介して伝送ライン3に接続される。
また操作スイツチ7および前記両直列回路間には
伝送ライン4が接続される。 ダイオード19のカソードおよび発光ダイオー
ド28のカソード間には、ダイオード40が接続
される。抵抗22,23の接続点および発光ダイ
オード26のカソード間にはダイオード41が接
続される。また伝送ライン3,4間には比較的小
なる抵抗値を有する抵抗42とダイオード43と
から成る直列回路を備えるライン44が設けられ
る。さらに、トライアツク10のゲートには、リ
レースイツチ32を介して制御信号発生回路45
が接続される。 2巻線ラツチングリレー33は、リレーコイル
29が励磁されたときにリレースイツチ31の共
通接点34を個別接点36に接続するとともに、
リレースイツチ32を導通する。またリレーコイ
ル30が励磁されると、リレースイツチ31の共
通接点34が個別接点35に接続するとともに、
リレースイツチ32が遮断する。したがつて第1
図の状態は、リレーコイル30が励磁された後の
状態を示す。 子器2において、伝送ライン3,4間には、操
作スイツチ5が接続され、また抵抗46、発光ダ
イオード47およびトランジスタ48から成る直
列回路、ならびに抵抗49、発光ダイオード50
およびトランジスタ51から成る直列回路が並列
に接続される。伝送ライン4およびトランジスタ
48のベース間には、抵抗52およびツエナーダ
イオード53から成る直列回路が接続される。発
光ダイオード47のアノードおよびトランジスタ
51のベース間には、ツエナーダイオード54が
接続される。 第1図に示すように、リレースイツチ31の共
通接点34が個別接点35に導通し、リレースイ
ツチ32が遮断しているとき、トライアツク10
は遮断しており、交流電源8の電圧は整流回路1
5で整流され、コンデンサ17で平滑される。こ
の場合のコンデンサ17の両端子間電圧をVCoff
として、交流電源8の電圧を100Vとすると、電
圧VCoffはたとえば141Vとなる。 制御信号発生回路45は第2図1に示すトリガ
パルスを発生しており、リレースイツチ32が導
通することにより、トライアツク10のゲートに
トリガパルスが入力され、トライアツク10は導
通する。応じて負荷6は第2図2に示すように電
力付勢される。トライアツク10の両端子間電圧
VTは第2図3に示すように導通角θ以外の角度
においてトライアツク10が遮断している電圧で
ある。この電圧VTは、整流回路15で整流され
コンデンサ17が平滑される。このときのコンデ
ンサ17の両端子間の電圧をVConとする。たと
えば交流電源8の電圧を100Vとすると導通角θ
に応じて電圧VConは数10Vとなる。また、導通
角θを変えることによつて負荷6の電力付勢時間
を変えることができる。 なおツエナーダイオード53,54のツエナー
電圧VZ53,VZ54は下記のように選ばれる。 VCoff>VZ53>VCon>VZ54 第1図の状態において、電圧VCoffはライン1
6を介して高抵抗値を有する抵抗18および抵抗
37によつて分圧され、ダイオード19および抵
抗20を介しコンデンサ21に与えられる。した
がつて、コンデンサ21は充電される。また、高
抵抗値を有する抵抗22、ダイオード41および
リレースイツチ31を介して電流が伝送ライン3
に流れる。したがつて、コンデンサ24は充電さ
れない。なお、抵抗18,22の抵抗値は消費さ
れる電力を低減するために比較的大に選ばれてい
る。 発光ダイオード26には、ライン16→発光ダ
イオード26→リレースイツチ31→ライン3の
経路で電流が流れる。したがつて発光ダイオード
26は発光する。またVCoffは、ライン16、抵
抗値を有する抵抗42およびダイオード43から
成るライン44ならびに伝送ライン4を介して子
器2に印加される。抵抗42の抵抗値は低抵抗値
であるので、ライン16および伝送ライン4間の
電圧差はほとんどない。したがつて伝送ライン
4,3間の電圧はVCoffにほぼ等しい。 子器2において、VCoff>VZ53>VZ54で
あるのでツエナーダイオード53,54はブレー
クダウンする。応じてトランジスタ48は導通す
る。発光ダイオード47には、伝送ライン4→抵
抗46→発光ダイオード47→トランジスタ48
→伝送ライン3の経路で電流が流れる。したがつ
て発光ダイオード47が発光する。なお、トラン
ジスタ48が導通することによつてツエナーダイ
オード54のカソードがローレベルとなると、ツ
エナーダイオード54はブレークダウンをやめ、
応じてトランジスタ51は導通しない。したがつ
て発光ダイオード50は発光しない。 まず、操作スイツチ5または操作スイツチ7を
一時的に押出操作すると、伝送ライン3,4が同
電位となり、コンデンサ21が放電しリレーコイ
ル29が励磁され、リレースイツチ31の共通接
点34が個別接点36に導通するとともに、リレ
ースイツチ32が導通する。したがつて、コンデ
ンサ17の両端子間電圧は前述のVConとなる。 このような状態でライン16および伝送ライン
3間には、ライン16→抵抗18→抵抗37→伝
送ライン3の経路と、ライン16→抵抗18→ダ
イオード19→ダイオード40→リレースイツチ
31→伝送ライン3の経路と、ライン16→抵抗
22→抵抗23→コンデンサ24→伝送ライン3
の経路と、ライン16→抵抗27→発光ダイオー
ド28→リレースイツチ31→伝送ライン3の経
路とでそれぞれ電流が流れる。したがつて、負荷
6が電力消勢され、コンデンサ24は充電され、
発光ダイオード28が発光する。またコンデンサ
21は充電されることはない。 伝送ライン4,3間には、ライン16およびラ
イン44を介するVConにほぼ等しい電圧が印加
される。子器2において、VZ53>VCon>VZ
54であるので、ツエナーダイオード54がブレ
ークダウンし、応じてトランジスタ51が導通す
る。したがつて、発光ダイオード50は発光す
る。 次に操作スイツチ54または操作スイツチ7を
一時的に押圧操作すると、伝送ライン3,4が同
電位となり、コンデンサ24は放電する。応じて
リレーコイル30が励磁されリレースイツチ31
の共通接点34は個別接点35に導通するととも
にリレースイツチ32は遮断する。したがつてコ
ンデンサ17の端間電圧はVCoffとなる。また発
光ダイオード26,47はそれぞれ発光する。さ
らに負荷6は電力消勢される。トライアツク10
などのような半導体スイツチング素子10の導通
角θは、前述の第2図に明らかなように零を超え
る値である。抵抗42は、ライン16と伝送ライ
ン4との間に介在されており、操作スイツチ5,
7が導通されたときに過大な電流が流れるのを防
ぐためのものであつて、平滑コンデンサ17の出
力は、実質的に、伝送ライン3,4間に与えられ
ることになる。 上述の実施例では子器2が単一である場合を示
したが、子器は複数であつてもよく、その場合に
子器2と同様の構成を有する各子器を伝送ライン
3,4間に並列に接続すればよい。 以上のように本発明によれば、簡単な構成によ
つて親器および子器間の双方向の信号伝送が可能
となり、従来技術に比べて部品点数が減少する。
数の端末器として用いられる子器との間で信号伝
送を行なう双方向信号伝送回路に関する。 従来からのいわゆる2線式信号伝送回路では、
子器において親器における制御状態を表示する場
合には、子器から親器に操作信号を伝送し、親器
から子器に表示信号と電源電圧とを送らなければ
ならない。このような双方向信号伝送回路として
は、一般的に親器および子器の双方に、表示部、
操作部、信号発生回路、信号検出回路を設けたい
わゆる搬送方式による伝送回路が用いられてい
る。ところがこのような伝送回路では、部品点数
が多い。一方、双方向信号伝送回路は、配線器具
として用いられるのでスイツチボツクス内に収納
する必要があり、しかも長寿命であることが要求
されるので、部品点数が多いことは不都合であ
る。 本発明は、上述の技術的課題を解決し、部品点
数の少ない簡単な構成で双方向信号伝送回路を実
現することを目的とする。 本発明は、 (a) 交流電源8と負荷6と半導体スイツチング素
子10との閉回路を構成し、 (b) 半導体スイツチング素子10は、制御信号発
生回路45から第1リレースイツチ32を介し
て制御信号が与えられて点弧され、交流電源8
の各半周期毎に導通角θの制御が行われ、導通
角θは零を超える値であり、 (c) 半導体スイツチング素子10の両端電圧を整
流・平滑してその直流電圧を第1および第2伝
送ライン3,4の間に与える整流・平滑回路1
5,17を設け、 (d) 第1および第2伝送ライン3,4の間に子器
2の操作スイツチ5と、親器1の操作スイツチ
7とをそれぞれ接続し、 (e) 子器2で、第1および第2伝送ライン3,4
間には、第1リレースイツチ32が導通してい
るときにおける整流・平滑回路15,17の出
力である電圧VConを超える電圧で、および前
記出力電圧VCon未満でそれぞれ活性化される
第1および第2発光素子47,50を接続し、 (f) 親器1で、2巻線ラツチングリレー33を設
け、この2巻線ラツチングリレー33の第1リ
レーコイル29と第2リレーコイル30の各一
方端子は、第2伝送ライン4に共通に接続さ
れ、第1リレースイツチ32は第1および第2
リレーコイル29,30のいずれか一方の励磁
によつて導通し、いずれか他方の励磁によつて
遮断し、さらに、第2リレースイツチ31を有
し、第2リレースイツチ31は、第1伝送ライ
ン3に接続される共通接点34と、第1および
第2リレーコイル29,30の各励磁によつて
共通接点34とそれぞれ切換わつて導通する第
1および第2個別接点36,35を有し、さら
に、 (g) 第1伝送ライン3と第1および第2リレーコ
イル29,30の他方端子との間にそれぞれ接
続される第1および第2コンデンサ21,24
と、 (h) 第2リレースイツチ31の共通接点34に第
1個別接点36が導通することによつて、第1
コンデンサ21を放電させかつ第2コンデンサ
24を充電し、共通接点34に第2個別接点3
5が導通することによつて第1コンデンサ21
を充電しかつ第2コンデンサ24を放電させ、
親器1の操作スイツチ7の導通時に第1および
第2コンデンサ21,24の電荷によつて第1
および第2リレーコイル29,30をそれぞれ
励磁する回路18〜20,22,23,38〜
41と、 (i) 第1および第2個別接点36,35と第2伝
送ライン4との間に接続されて発光表示をする
発光素子26,28とを含むことを特徴とする
双方向信号伝送回路である。 以下、図面によつて本発明の実施例を説明す
る。第1図は本発明の一実施例の電気回路図であ
る。親器1と子器2とは、一対の伝送ライン3,
4を介して接続されており、子器2に備えられた
操作スイツチ5を押圧操作するごとに操作信号が
子器2から親器1に伝送される。親器1は子器2
から入力された操作信号に応じて負荷6を制御す
る。また親器1に備えられた操作スイツチ7を押
圧操作するごとに操作信号が親器1から子器2に
伝送されるとともに負荷6が制御される。 負荷6に接続された交流電源8の電力は、伝送
ライン3およびライン9を介して親器1に与えら
れる。親器1において、伝送ライン3およびライ
ン9間には、トライアツク10およびダイオード
11〜14から成る整流回路15が並列に設けら
れる。整流回路15によつて整流された出力はコ
ンデンサ17によつ平滑されてライン16に与え
られる。伝送ライン3およびライン16間には、
比較的大なる抵抗値を有する抵抗18、ダイオー
ド19、抵抗20およびコンデンサ21から成る
直列回路、ならびに比較的大なる抵抗値を有する
抵抗22,23およびコンデンサ24から成る直
列回路が並列に接続される。ライン16には、抵
抗25および発光ダイオード26から成る直列回
路ならびに抵抗27および発光ダイオード28か
ら成る直列回路が接続される。伝送ライン3には
2巻線ラツチングリレー33のリレースイツチ3
1における共通接点34が接続される。発光ダイ
オード26,28のカソードはリレースイツチ3
1の個別接点35,36にそれぞれ接続される。
ダイオード19、抵抗20およびコンデンサ21
から成る直列回路には、抵抗37が並列に接続さ
れる。 2巻線ラツチングリレー33はリレーコイル2
9,30を有し、リレーコイル29,30が励磁
されることにより、リレースイツチ31,32の
スイツチング態様が変化する。抵抗20およびコ
ンデンサ21の接続点にはダイオード38および
リレーコイル29から成る直列回路が接続され、
抵抗23およびコンデンサ24の接続点にはダイ
オード39およびリレーコイル30から成る直列
回路が接続される。これらの両直列回路は、操作
スイツチ7を介して伝送ライン3に接続される。
また操作スイツチ7および前記両直列回路間には
伝送ライン4が接続される。 ダイオード19のカソードおよび発光ダイオー
ド28のカソード間には、ダイオード40が接続
される。抵抗22,23の接続点および発光ダイ
オード26のカソード間にはダイオード41が接
続される。また伝送ライン3,4間には比較的小
なる抵抗値を有する抵抗42とダイオード43と
から成る直列回路を備えるライン44が設けられ
る。さらに、トライアツク10のゲートには、リ
レースイツチ32を介して制御信号発生回路45
が接続される。 2巻線ラツチングリレー33は、リレーコイル
29が励磁されたときにリレースイツチ31の共
通接点34を個別接点36に接続するとともに、
リレースイツチ32を導通する。またリレーコイ
ル30が励磁されると、リレースイツチ31の共
通接点34が個別接点35に接続するとともに、
リレースイツチ32が遮断する。したがつて第1
図の状態は、リレーコイル30が励磁された後の
状態を示す。 子器2において、伝送ライン3,4間には、操
作スイツチ5が接続され、また抵抗46、発光ダ
イオード47およびトランジスタ48から成る直
列回路、ならびに抵抗49、発光ダイオード50
およびトランジスタ51から成る直列回路が並列
に接続される。伝送ライン4およびトランジスタ
48のベース間には、抵抗52およびツエナーダ
イオード53から成る直列回路が接続される。発
光ダイオード47のアノードおよびトランジスタ
51のベース間には、ツエナーダイオード54が
接続される。 第1図に示すように、リレースイツチ31の共
通接点34が個別接点35に導通し、リレースイ
ツチ32が遮断しているとき、トライアツク10
は遮断しており、交流電源8の電圧は整流回路1
5で整流され、コンデンサ17で平滑される。こ
の場合のコンデンサ17の両端子間電圧をVCoff
として、交流電源8の電圧を100Vとすると、電
圧VCoffはたとえば141Vとなる。 制御信号発生回路45は第2図1に示すトリガ
パルスを発生しており、リレースイツチ32が導
通することにより、トライアツク10のゲートに
トリガパルスが入力され、トライアツク10は導
通する。応じて負荷6は第2図2に示すように電
力付勢される。トライアツク10の両端子間電圧
VTは第2図3に示すように導通角θ以外の角度
においてトライアツク10が遮断している電圧で
ある。この電圧VTは、整流回路15で整流され
コンデンサ17が平滑される。このときのコンデ
ンサ17の両端子間の電圧をVConとする。たと
えば交流電源8の電圧を100Vとすると導通角θ
に応じて電圧VConは数10Vとなる。また、導通
角θを変えることによつて負荷6の電力付勢時間
を変えることができる。 なおツエナーダイオード53,54のツエナー
電圧VZ53,VZ54は下記のように選ばれる。 VCoff>VZ53>VCon>VZ54 第1図の状態において、電圧VCoffはライン1
6を介して高抵抗値を有する抵抗18および抵抗
37によつて分圧され、ダイオード19および抵
抗20を介しコンデンサ21に与えられる。した
がつて、コンデンサ21は充電される。また、高
抵抗値を有する抵抗22、ダイオード41および
リレースイツチ31を介して電流が伝送ライン3
に流れる。したがつて、コンデンサ24は充電さ
れない。なお、抵抗18,22の抵抗値は消費さ
れる電力を低減するために比較的大に選ばれてい
る。 発光ダイオード26には、ライン16→発光ダ
イオード26→リレースイツチ31→ライン3の
経路で電流が流れる。したがつて発光ダイオード
26は発光する。またVCoffは、ライン16、抵
抗値を有する抵抗42およびダイオード43から
成るライン44ならびに伝送ライン4を介して子
器2に印加される。抵抗42の抵抗値は低抵抗値
であるので、ライン16および伝送ライン4間の
電圧差はほとんどない。したがつて伝送ライン
4,3間の電圧はVCoffにほぼ等しい。 子器2において、VCoff>VZ53>VZ54で
あるのでツエナーダイオード53,54はブレー
クダウンする。応じてトランジスタ48は導通す
る。発光ダイオード47には、伝送ライン4→抵
抗46→発光ダイオード47→トランジスタ48
→伝送ライン3の経路で電流が流れる。したがつ
て発光ダイオード47が発光する。なお、トラン
ジスタ48が導通することによつてツエナーダイ
オード54のカソードがローレベルとなると、ツ
エナーダイオード54はブレークダウンをやめ、
応じてトランジスタ51は導通しない。したがつ
て発光ダイオード50は発光しない。 まず、操作スイツチ5または操作スイツチ7を
一時的に押出操作すると、伝送ライン3,4が同
電位となり、コンデンサ21が放電しリレーコイ
ル29が励磁され、リレースイツチ31の共通接
点34が個別接点36に導通するとともに、リレ
ースイツチ32が導通する。したがつて、コンデ
ンサ17の両端子間電圧は前述のVConとなる。 このような状態でライン16および伝送ライン
3間には、ライン16→抵抗18→抵抗37→伝
送ライン3の経路と、ライン16→抵抗18→ダ
イオード19→ダイオード40→リレースイツチ
31→伝送ライン3の経路と、ライン16→抵抗
22→抵抗23→コンデンサ24→伝送ライン3
の経路と、ライン16→抵抗27→発光ダイオー
ド28→リレースイツチ31→伝送ライン3の経
路とでそれぞれ電流が流れる。したがつて、負荷
6が電力消勢され、コンデンサ24は充電され、
発光ダイオード28が発光する。またコンデンサ
21は充電されることはない。 伝送ライン4,3間には、ライン16およびラ
イン44を介するVConにほぼ等しい電圧が印加
される。子器2において、VZ53>VCon>VZ
54であるので、ツエナーダイオード54がブレ
ークダウンし、応じてトランジスタ51が導通す
る。したがつて、発光ダイオード50は発光す
る。 次に操作スイツチ54または操作スイツチ7を
一時的に押圧操作すると、伝送ライン3,4が同
電位となり、コンデンサ24は放電する。応じて
リレーコイル30が励磁されリレースイツチ31
の共通接点34は個別接点35に導通するととも
にリレースイツチ32は遮断する。したがつてコ
ンデンサ17の端間電圧はVCoffとなる。また発
光ダイオード26,47はそれぞれ発光する。さ
らに負荷6は電力消勢される。トライアツク10
などのような半導体スイツチング素子10の導通
角θは、前述の第2図に明らかなように零を超え
る値である。抵抗42は、ライン16と伝送ライ
ン4との間に介在されており、操作スイツチ5,
7が導通されたときに過大な電流が流れるのを防
ぐためのものであつて、平滑コンデンサ17の出
力は、実質的に、伝送ライン3,4間に与えられ
ることになる。 上述の実施例では子器2が単一である場合を示
したが、子器は複数であつてもよく、その場合に
子器2と同様の構成を有する各子器を伝送ライン
3,4間に並列に接続すればよい。 以上のように本発明によれば、簡単な構成によ
つて親器および子器間の双方向の信号伝送が可能
となり、従来技術に比べて部品点数が減少する。
第1図は本発明の一実施例の電気回路図、第2
図は制御信号発生回路45、トライアツク10お
よび負荷6に関連する動作を説明するための波形
図である。 1…親器、2…子器、3,4…伝送ライン、
5,7…操作スイツチ、6…負荷、8…交流電
源、10…トライアツク、15…整流回路、17
…コンデンサ、26,28,47,50…発光ダ
イオード、31,32…リレースイツチ、33…
2巻線ラツチングリレー、44…ライン。
図は制御信号発生回路45、トライアツク10お
よび負荷6に関連する動作を説明するための波形
図である。 1…親器、2…子器、3,4…伝送ライン、
5,7…操作スイツチ、6…負荷、8…交流電
源、10…トライアツク、15…整流回路、17
…コンデンサ、26,28,47,50…発光ダ
イオード、31,32…リレースイツチ、33…
2巻線ラツチングリレー、44…ライン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 交流電源8と負荷6と半導体スイツチン
グ素子10との閉回路を構成し、 (b) 半導体スイツチング素子10は、制御信号発
生回路45から第1リレースイツチ32を介し
て制御信号が与えられて点弧され、交流電源8
の各半周期毎に導通角θの制御が行われ、導通
角θは零を超える値であり、 (c) 半導体スイツチング素子10の両端電圧を整
流・平滑してその直流電圧を第1および第2伝
送ライン3,4の間に与える整流・平滑回路1
5,17を設け、 (d) 第1および第2伝送ライン3,4の間に、子
器2の操作スイツチ5と、親器1の操作スイツ
チ7とをそれぞれ接続し、 (e) 子器2で、第1および第2伝送ライン3,4
間には、第1リレースイツチ32が導通してい
るときにおける整流・平滑回路15,17の出
力である電圧VConを超える電圧で、および前
記出力電圧VCon未満で、それぞれ活性化され
る第1および第2発光素子47,50を接続
し、 (f) 親器1で、2巻線ラツチングリレー33を設
け、この2巻線ラツチングリレー33の第1リ
レーコイル29と第2リレーコイル30の各一
方端子は、第2伝送ライン4に共通に接続さ
れ、 第1リレースイツチ32は、第1および第2
リレーコイル29,30のいずれか一方の励磁
によつて導通し、いずれか他方の励磁によつて
遮断し、さらに、 第2リレースイツチ31を有し、第2リレー
スイツチ31は、第1伝送ライン3に接続され
る共通接点34と、第1および第2リレーコイ
ル29,30の各励磁によつて共通接点34と
それぞれ切換わつて導通する第1および第2個
別接点36,35を有し、さらに、 (g) 第1伝送ライン3と第1および第2リレーコ
イル29,30の他方端子との間にそれぞれ接
続される第1および第2コンデンサ21,24
と、 (h) 第2リレースイツチ31の共通接点34に第
1個別接点36が導通することによつて、第1
コンデンサ21を放電させかつ第2コンデンサ
24を充電し、共通接点34に第2個別接点3
5が導通することによつて第1コンデンサ21
を充電しかつ第2コンデンサ24を放電させ、
親器1の操作スイツチ7の導通時に第1および
第2コンデンサ21,24の電荷によつて第1
および第2リレーコイル29,30をそれぞれ
励磁する回路18〜20,22,23,38〜
41と、 (i) 第1および第2個別接点36,35と第2伝
送ライン4との間に接続されて発光表示をする
第3および第4発光素子26,28とを含むこ
とを特徴とする双方向信号伝送回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56108497A JPS5812544A (ja) | 1981-07-11 | 1981-07-11 | 双方向信号伝送回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56108497A JPS5812544A (ja) | 1981-07-11 | 1981-07-11 | 双方向信号伝送回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5812544A JPS5812544A (ja) | 1983-01-24 |
JPS64911B2 true JPS64911B2 (ja) | 1989-01-09 |
Family
ID=14486266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56108497A Granted JPS5812544A (ja) | 1981-07-11 | 1981-07-11 | 双方向信号伝送回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812544A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2848459B2 (ja) * | 1988-11-25 | 1999-01-20 | 株式会社デンソー | スイッチ入力回路 |
-
1981
- 1981-07-11 JP JP56108497A patent/JPS5812544A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5812544A (ja) | 1983-01-24 |
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