JPS648246B2 - - Google Patents
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- JPS648246B2 JPS648246B2 JP20150482A JP20150482A JPS648246B2 JP S648246 B2 JPS648246 B2 JP S648246B2 JP 20150482 A JP20150482 A JP 20150482A JP 20150482 A JP20150482 A JP 20150482A JP S648246 B2 JPS648246 B2 JP S648246B2
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- Japan
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- point
- combustion
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- resistor
- circuit
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 35
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/003—Systems for controlling combustion using detectors sensitive to combustion gas properties
- F23N5/006—Systems for controlling combustion using detectors sensitive to combustion gas properties the detector being sensitive to oxygen
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は灯芯により灯油を自然燃焼させる石油
ストーブ等の燃焼器具の安全装置に関するもので
ある。
ストーブ等の燃焼器具の安全装置に関するもので
ある。
従来例の構成とその問題点
第1図は従来の石油ストーブを示し、外装1の
中には反射板2があり、その曲面の中央には燃焼
筒3があつて、その内部の灯芯の毛細管現象によ
り上方まで吸い上げられた灯油を燃焼させること
により、燃焼筒3が赤熱し、その熱が直接、また
は反射板2で反射されることによりストーブの前
面に放射され、暖房が行われるものである。なお
20は酸欠回路の動作を示す発光ダイオードであ
り、24は燃焼を停止るためのスイツチである。
一般にこのような石油ストーブの場合は燃焼の初
期は空気と燃料のバランスがよくないので、一酸
化炭素が排気中に多く混入し、燃焼が安定すると
減少し、非常な低い値になる。従つて燃焼初期か
ら制御回路を動作させたのではすぐに安全装置が
動作し、かえつて不便となる。
中には反射板2があり、その曲面の中央には燃焼
筒3があつて、その内部の灯芯の毛細管現象によ
り上方まで吸い上げられた灯油を燃焼させること
により、燃焼筒3が赤熱し、その熱が直接、また
は反射板2で反射されることによりストーブの前
面に放射され、暖房が行われるものである。なお
20は酸欠回路の動作を示す発光ダイオードであ
り、24は燃焼を停止るためのスイツチである。
一般にこのような石油ストーブの場合は燃焼の初
期は空気と燃料のバランスがよくないので、一酸
化炭素が排気中に多く混入し、燃焼が安定すると
減少し、非常な低い値になる。従つて燃焼初期か
ら制御回路を動作させたのではすぐに安全装置が
動作し、かえつて不便となる。
発明の目的
本発明は燃焼初期には制御回路が動作しないよ
うにするものである。
うにするものである。
発明の構成
上記目的達成のため本発明は酸欠センサーと、
この酸欠センサーからの出力によつて警報手段又
は燃焼停止手段を動作させる制御回路とを備え、
この制御回路は安定燃焼に移行してから動作する
酸欠検知回路と、この酸欠検知回路を燃焼初期の
不完全燃焼状態では動作しないように前記酸欠セ
ンサーの抵抗値変化により制御する自己保持回路
からなるものである。
この酸欠センサーからの出力によつて警報手段又
は燃焼停止手段を動作させる制御回路とを備え、
この制御回路は安定燃焼に移行してから動作する
酸欠検知回路と、この酸欠検知回路を燃焼初期の
不完全燃焼状態では動作しないように前記酸欠セ
ンサーの抵抗値変化により制御する自己保持回路
からなるものである。
実施例の説明
次に、その一実施例について説明する。先づ第
2図において外装1の中に反射板2が設けてあ
り、その中心に燃焼筒3があり回転つまみ4によ
り燃焼筒3の内部の灯芯6が上下可能となつてい
る。そして灯芯6が上昇したときに点火つまみ5
を押すとそれに連動して乾電池電源7より供給さ
れた電圧がスイツチ8により点火ヒータ9に供給
されるようになつている。
2図において外装1の中に反射板2が設けてあ
り、その中心に燃焼筒3があり回転つまみ4によ
り燃焼筒3の内部の灯芯6が上下可能となつてい
る。そして灯芯6が上昇したときに点火つまみ5
を押すとそれに連動して乾電池電源7より供給さ
れた電圧がスイツチ8により点火ヒータ9に供給
されるようになつている。
また灯芯6は燃料タンク10に蓄えられた灯油
を毛管現象により吸い上げ、その灯油に点火ヒー
タ9により着火させられる。なお燃焼筒3の内部
には内炎筒12と外炎筒13とがあり、燃焼のた
めの空気はドラフト空気Aにより供給している。
を毛管現象により吸い上げ、その灯油に点火ヒー
タ9により着火させられる。なお燃焼筒3の内部
には内炎筒12と外炎筒13とがあり、燃焼のた
めの空気はドラフト空気Aにより供給している。
このような構成のポータブル式のストーブに酸
欠センサ14を、燃焼筒3のほぼ中央の上方のケ
ース15の中に設置し、そのリード線16は温度
のあまり高くない所を通つて制御回路17に到達
する。制御回路には乾電池7と、交流電圧用のコ
ード11により電圧が供給されている。一方回転
つまみ4を回転し、灯芯6を上方に押し上げると
共に回転つまみ4と同軸のカム19でマイクロス
イツチ20を動作する構造となつている。このマ
イクロスイツチ20は交流電圧を制御回路全体に
供給するためのものである。
欠センサ14を、燃焼筒3のほぼ中央の上方のケ
ース15の中に設置し、そのリード線16は温度
のあまり高くない所を通つて制御回路17に到達
する。制御回路には乾電池7と、交流電圧用のコ
ード11により電圧が供給されている。一方回転
つまみ4を回転し、灯芯6を上方に押し上げると
共に回転つまみ4と同軸のカム19でマイクロス
イツチ20を動作する構造となつている。このマ
イクロスイツチ20は交流電圧を制御回路全体に
供給するためのものである。
灯芯6の上下動を行う回転つまみ4は燃料タン
ク10に取付けられており、回転つまみ4には同
軸のラチエツト21があり、その係止機構22に
より係止されており、灯芯6が上にあがるとカム
19によりマイクロスイツチ20が動作して交流
電源電圧をコード11により制御回路17に印加
する。なお、23は耐震自動消火装置の振子であ
り、地震により振子23が働いて係止機構22に
よる係止を外し、回転つまみ4が元に戻つて燃焼
が停止する。なおソレノイド24が動作すると振
子23を動かして同様の動作を行う。また、燃焼
ガスBは天板25に向つて上昇するが、天板25
には酸欠センサ14を内装したケース15が取付
けられている。酸欠センサ14のリード線16に
よつて制御回路17に供給される。
ク10に取付けられており、回転つまみ4には同
軸のラチエツト21があり、その係止機構22に
より係止されており、灯芯6が上にあがるとカム
19によりマイクロスイツチ20が動作して交流
電源電圧をコード11により制御回路17に印加
する。なお、23は耐震自動消火装置の振子であ
り、地震により振子23が働いて係止機構22に
よる係止を外し、回転つまみ4が元に戻つて燃焼
が停止する。なおソレノイド24が動作すると振
子23を動かして同様の動作を行う。また、燃焼
ガスBは天板25に向つて上昇するが、天板25
には酸欠センサ14を内装したケース15が取付
けられている。酸欠センサ14のリード線16に
よつて制御回路17に供給される。
第3図は酸欠センサ14の特性を示すもので、
aは第2図の如く取付けたときの酸素濃度を変え
たときの抵抗値の変化である。bは酸欠センサ1
4に直列抵抗を接続し、その回路に直流電圧を加
え、その直列抵抗の両端の電圧を測定したもの
で、ストーブに取付けたときの時間経過に関する
ものである。このように燃焼の最初に電圧が高く
なり、その后安定して低い値になる特性を持つて
おり、本実施例はこの特性を利用するものであ
る。第4図,第5図は制御回路図である。
aは第2図の如く取付けたときの酸素濃度を変え
たときの抵抗値の変化である。bは酸欠センサ1
4に直列抵抗を接続し、その回路に直流電圧を加
え、その直列抵抗の両端の電圧を測定したもの
で、ストーブに取付けたときの時間経過に関する
ものである。このように燃焼の最初に電圧が高く
なり、その后安定して低い値になる特性を持つて
おり、本実施例はこの特性を利用するものであ
る。第4図,第5図は制御回路図である。
図において、回転つまみ4を回転することによ
り、マイクロスイツチ20が閉じ、交流電源11
Aはマイクロスイツチ20を介して電源トランス
27の一次側27′と閉ループを構成する。トラ
ンス27の低圧側27″はブリツジダイオード2
8の交流端子に接続されている。ブリツジダイオ
ード28の正負の端子をa,b点とし、その間に
抵抗29―c点―ゼナーダイオード30,ソレノ
イド24―d点―トランジスタ31の各回路を接
続する。c,b点間にはコンデンサ32,酸欠セ
ンサ14―e点―抵抗33,抵抗34―f点―抵
抗35の回路を接続する。e点からはe点側のア
ノードとするダイオード57―g点―コンデンサ
36と抵抗37の並列回路をb点間に接続する。
g,f点を正負の入力とするオペアンプ38の出
力h点とg点間には抵抗39とg点側カソードの
ダイオード40を接続する。h点からは発光ダイ
オード26―抵抗41,抵抗42―i点―コンデ
ンサ43の各回路をb点に接続する。抵抗42に
はダイオード44(h点側カソード)を接続す
る。i,f点を正負の入力とするオペアンプ45
の出力j点より抵抗46―k点―抵抗47をb点
に、抵抗48―ダイオード49(i点側カソー
ド)をi点に接続する。e,k点を正負の入力と
する第3のオペアンプ50の出力l点から抵抗5
1―m点―抵抗52をb点に抵抗53―ダイオー
ド54(e点側カソード)をe点にそれぞれ接続
する。m点からコンデンサ55をb点に、ダイオ
ード56をj点に(j点カソード)接続する。な
お、ソレノイド24に並列にダイオード58(a
点側カソード)を接続する。
り、マイクロスイツチ20が閉じ、交流電源11
Aはマイクロスイツチ20を介して電源トランス
27の一次側27′と閉ループを構成する。トラ
ンス27の低圧側27″はブリツジダイオード2
8の交流端子に接続されている。ブリツジダイオ
ード28の正負の端子をa,b点とし、その間に
抵抗29―c点―ゼナーダイオード30,ソレノ
イド24―d点―トランジスタ31の各回路を接
続する。c,b点間にはコンデンサ32,酸欠セ
ンサ14―e点―抵抗33,抵抗34―f点―抵
抗35の回路を接続する。e点からはe点側のア
ノードとするダイオード57―g点―コンデンサ
36と抵抗37の並列回路をb点間に接続する。
g,f点を正負の入力とするオペアンプ38の出
力h点とg点間には抵抗39とg点側カソードの
ダイオード40を接続する。h点からは発光ダイ
オード26―抵抗41,抵抗42―i点―コンデ
ンサ43の各回路をb点に接続する。抵抗42に
はダイオード44(h点側カソード)を接続す
る。i,f点を正負の入力とするオペアンプ45
の出力j点より抵抗46―k点―抵抗47をb点
に、抵抗48―ダイオード49(i点側カソー
ド)をi点に接続する。e,k点を正負の入力と
する第3のオペアンプ50の出力l点から抵抗5
1―m点―抵抗52をb点に抵抗53―ダイオー
ド54(e点側カソード)をe点にそれぞれ接続
する。m点からコンデンサ55をb点に、ダイオ
ード56をj点に(j点カソード)接続する。な
お、ソレノイド24に並列にダイオード58(a
点側カソード)を接続する。
また押しボタンスイツチ8―乾電池電源7―点
火ヒータ9の閉ループとなつている。
火ヒータ9の閉ループとなつている。
この回路は燃焼の初期における不完全な燃焼に
より、酸欠センサーの抵抗値の低いことを利用し
て自己保持回路を動作させ、これにより本来の酸
欠回路を動作させるものである。
より、酸欠センサーの抵抗値の低いことを利用し
て自己保持回路を動作させ、これにより本来の酸
欠回路を動作させるものである。
すなわち、回転つまみ4を回して灯芯6を上昇
させ、そして押しボタン5を押してスイツチ8を
閉じれば第5図から明らかなように点火ヒータ9
が加熱される。このような運転直後は酸欠センサ
ー14の抵抗値は大きく、かつ抵抗33とコンデ
ンサ36及び抵抗37は並列になつているのでe
点及びg点の電位は低い。したがつて、オペアン
プ38の出力h点は低になつている。
させ、そして押しボタン5を押してスイツチ8を
閉じれば第5図から明らかなように点火ヒータ9
が加熱される。このような運転直後は酸欠センサ
ー14の抵抗値は大きく、かつ抵抗33とコンデ
ンサ36及び抵抗37は並列になつているのでe
点及びg点の電位は低い。したがつて、オペアン
プ38の出力h点は低になつている。
続いて先に加熱されている点火ヒータ9により
点火された灯芯6が燃焼を始める。この燃焼は最
初なので空気のバランスが悪く、酸欠センサー1
4の部分はかなり不完成燃焼の雰囲気となつてお
り、酸欠センサー14の抵抗値は小さい。このた
め、第4図のe点及びg点の電位は上昇し、つい
にはg点電位はf点電位より高くなる。この場合
には酸欠センサー14の抵抗値はリニアに小さく
なるのではなく、かなり変動しながら小さくなつ
ていく。この変動をとめるためにコンデンサ36
はマイクロスイツチ20の閉成直後(運転直後)
は充電されていないのでe点はf点電位より低い
が、約1分程で急激に電位が高くなり、この働ら
きでg点はほぼリニアに上昇していく。そして、
g点電位がf点電位を越えると、オペアンプ38
の出力h点は低から高になり、抵抗39とダイオ
ード40の直列回路と抵抗37は直列となり、抵
抗39の値が抵抗37の値にくらべて、かなり小
さいのでg点電位は高い位置にロツクされる。こ
のようにして、酸欠センサー14の初期での抵抗
値の小さいことを利用してオペアンプ38は自己
保持回路を形成する。これ以後は燃焼が安定して
くるので、酸欠センサー14の抵抗値が大きくな
り、e点電位のみ低下してくる。これはダイオー
ド57によりe点よりg点の方が電位が高くなる
ためであり、回路の動作としては全く別々に動作
をするためである。
点火された灯芯6が燃焼を始める。この燃焼は最
初なので空気のバランスが悪く、酸欠センサー1
4の部分はかなり不完成燃焼の雰囲気となつてお
り、酸欠センサー14の抵抗値は小さい。このた
め、第4図のe点及びg点の電位は上昇し、つい
にはg点電位はf点電位より高くなる。この場合
には酸欠センサー14の抵抗値はリニアに小さく
なるのではなく、かなり変動しながら小さくなつ
ていく。この変動をとめるためにコンデンサ36
はマイクロスイツチ20の閉成直後(運転直後)
は充電されていないのでe点はf点電位より低い
が、約1分程で急激に電位が高くなり、この働ら
きでg点はほぼリニアに上昇していく。そして、
g点電位がf点電位を越えると、オペアンプ38
の出力h点は低から高になり、抵抗39とダイオ
ード40の直列回路と抵抗37は直列となり、抵
抗39の値が抵抗37の値にくらべて、かなり小
さいのでg点電位は高い位置にロツクされる。こ
のようにして、酸欠センサー14の初期での抵抗
値の小さいことを利用してオペアンプ38は自己
保持回路を形成する。これ以後は燃焼が安定して
くるので、酸欠センサー14の抵抗値が大きくな
り、e点電位のみ低下してくる。これはダイオー
ド57によりe点よりg点の方が電位が高くなる
ためであり、回路の動作としては全く別々に動作
をするためである。
このようにe点電位が低くなつても、オペアン
プ38の出力hは低にならず、電源がOFFする
まで継続される。h点の電位が高になると発光ダ
イオード26が発光し、制御回路17が動作して
いることを示し、同時にコンデンサ43の充電が
開始される。つまり、抵抗42―i点―コンデン
サ43の回路はオペアンプ38が自己保持して、
その出力h点が高になつた時から動作し、i点電
位はコンデンサ43の充電電圧によつて上昇する
ようになつており、i点電位がf点電位より高く
なつた時にオペアンプ45が動作し、この時から
酸欠の検知が行われるようになつている。したが
つて、オペアンプ38が動作してからオペアンプ
45が動作するまでの時間内に、燃焼は安定にな
る。そして、オペアンプ45の動作で出力j点が
高になる(それまではj点が低であり、ダイオー
ド56によりトランジスタ31はOFFになつて
いてソレノイド24は動作していない。)。このj
点の電位が高になつても酸欠センサー14の抵抗
が大きいうちはe点電位がk点より低い。
プ38の出力hは低にならず、電源がOFFする
まで継続される。h点の電位が高になると発光ダ
イオード26が発光し、制御回路17が動作して
いることを示し、同時にコンデンサ43の充電が
開始される。つまり、抵抗42―i点―コンデン
サ43の回路はオペアンプ38が自己保持して、
その出力h点が高になつた時から動作し、i点電
位はコンデンサ43の充電電圧によつて上昇する
ようになつており、i点電位がf点電位より高く
なつた時にオペアンプ45が動作し、この時から
酸欠の検知が行われるようになつている。したが
つて、オペアンプ38が動作してからオペアンプ
45が動作するまでの時間内に、燃焼は安定にな
る。そして、オペアンプ45の動作で出力j点が
高になる(それまではj点が低であり、ダイオー
ド56によりトランジスタ31はOFFになつて
いてソレノイド24は動作していない。)。このj
点の電位が高になつても酸欠センサー14の抵抗
が大きいうちはe点電位がk点より低い。
このような状態において酸欠が進み燃焼が不完
全になつてくると酸欠センサー14の抵抗値が小
さくなつてくる。そしてe点電位が上昇してオペ
アンプ50の負側入力端子であるk点の電位より
高くなると、オペアンプ50の出力端子であるl
点の電位が高となつてトランジスタ31が動作
し、ソレノイド24を動作せしめ、そして振子2
3を動かし消火動作を行う。
全になつてくると酸欠センサー14の抵抗値が小
さくなつてくる。そしてe点電位が上昇してオペ
アンプ50の負側入力端子であるk点の電位より
高くなると、オペアンプ50の出力端子であるl
点の電位が高となつてトランジスタ31が動作
し、ソレノイド24を動作せしめ、そして振子2
3を動かし消火動作を行う。
発明の効果
本発明では燃焼が安定した後に酸欠検知回路が
働くので、燃焼初期の着火時(不完全燃焼)に酸
欠検知回路が働いて使い勝手が悪くなることはな
い。また、酸欠センサーの特性を生かして自己保
持回路を動作させ、安定燃焼に入るまで酸欠検知
回路の動作をおさえるので、酸欠センサーの自己
チエツクが可能となり着火のつど装置の安全確認
ができる。
働くので、燃焼初期の着火時(不完全燃焼)に酸
欠検知回路が働いて使い勝手が悪くなることはな
い。また、酸欠センサーの特性を生かして自己保
持回路を動作させ、安定燃焼に入るまで酸欠検知
回路の動作をおさえるので、酸欠センサーの自己
チエツクが可能となり着火のつど装置の安全確認
ができる。
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は本発明
の一実施例を示す断面図、第3図a,bは酸欠セ
ンサの特性図、第4図,第5図は同制御回路の回
路図である。 6……灯芯、11……制御回路、14……酸欠
センサ。
の一実施例を示す断面図、第3図a,bは酸欠セ
ンサの特性図、第4図,第5図は同制御回路の回
路図である。 6……灯芯、11……制御回路、14……酸欠
センサ。
Claims (1)
- 1 酸欠センサーと、この酸欠センサーからの出
力によつて警報手段又は燃焼停止手段を動作させ
る制御回路とを備え、前記制御回路は安定燃焼に
移行してから動作する酸欠検知回路と、この酸欠
検知回路を燃焼初期の不完全燃焼状態では動作し
ないように前記酸欠センサーの抵抗値変化により
制御する自己保持回路からなる燃焼器具の安全装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57201504A JPS5993121A (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | 燃焼器具の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57201504A JPS5993121A (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | 燃焼器具の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5993121A JPS5993121A (ja) | 1984-05-29 |
JPS648246B2 true JPS648246B2 (ja) | 1989-02-13 |
Family
ID=16442146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57201504A Granted JPS5993121A (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | 燃焼器具の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5993121A (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004113477A (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-15 | Olympia:Kk | 遊技機及び遊技機用操作ボタンユニット |
JP4822364B2 (ja) * | 2007-12-13 | 2011-11-24 | 株式会社Mrd | 遊技機の操作部の構造 |
JP5189915B2 (ja) * | 2008-07-14 | 2013-04-24 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP5331030B2 (ja) * | 2010-02-25 | 2013-10-30 | マルホン工業株式会社 | パチンコ遊技機 |
JP5785043B2 (ja) * | 2011-09-26 | 2015-09-24 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP5818713B2 (ja) * | 2012-02-17 | 2015-11-18 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6304890B2 (ja) * | 2015-01-13 | 2018-04-04 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
-
1982
- 1982-11-16 JP JP57201504A patent/JPS5993121A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5993121A (ja) | 1984-05-29 |
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