JPS64765Y2 - - Google Patents

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JPS64765Y2
JPS64765Y2 JP4076484U JP4076484U JPS64765Y2 JP S64765 Y2 JPS64765 Y2 JP S64765Y2 JP 4076484 U JP4076484 U JP 4076484U JP 4076484 U JP4076484 U JP 4076484U JP S64765 Y2 JPS64765 Y2 JP S64765Y2
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JP
Japan
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tape
preparation
main body
lid
container
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Expired
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JP4076484U
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JPS60151378U (ja
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  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は樹枝間架設用テープ状製剤施用具に
関するものである。
近年、環境汚染を引き起さない害虫防除方法と
して、昆虫の性フエロモンを徐放させる製剤を野
外で施用し、フエロモンを大気中に放散させるこ
とにより、昆虫の雄が雌を感知し、配偶行動をと
るのを撹乱させる所謂撹乱法が注目されており、
例えば茶畑の畝が沿つて紐状フエロモン製剤を架
設することが提案されている。
しかしながら、茶畑の畝に沿つて茶の樹枝間に
紐状製剤を貫通させて架設するには、例えばテー
プ状製剤を茶の樹枝内にその頂部から押し分けて
所要の深さまで押し込みながら畝に沿つて張りわ
たし、所定の長さで切断することを要し、実際
上、極めて手間を要する煩雑な手作業であり、従
つてテープ状製剤が樹枝によつて破損したり、あ
るいは一定の緊張力で架設することが困難であ
り、場合によつては製剤が架設中に切断すること
があるり、さらに所定の長さでの切断用治具を持
ち歩かなければならないという難点がある。
この考案は従来のテープ状製剤施用具における
上記の欠点を改良すべく検討の結果、なされたも
のである。
即ち、この考案は例えば、フエロモン徐放性テ
ープ状製剤を手際よく簡便迅速に茶の樹枝間に所
要の深さおよび所要の長さで貫通して架設するこ
とができる樹枝間架設用テープ状製剤施用具を提
供することを目的とするものである。
この考案の樹枝間架設用テープ状製剤施用具
は、内部に空間を有する偏平な容器状に形成され
た本体と、該本体の一側面に設けた円孔に着脱自
在に嵌め込んだ蓋体とよりなる樹枝間架設用テー
プ状製剤施用具であつて、該本体の他の側面に突
設した環状突起の外側にテープ状製剤を収容保持
し、前記環状突起内に蓋体の内壁面に突設した軸
体を嵌入することによつて蓋体を前記円孔内に着
脱自在に嵌め込むとともに、容器の底部後端にテ
ープ状製剤の導出孔と切断用治具を設け、かつ前
縁と後縁からなる容器前部の輪郭が鋭角に形成さ
れていることを特徴とするものである。
以下、実施例を示す図面に基づいてこの考案を
詳細に説明する。
第1図および第2図は、この考案になるテープ
状製剤施用具の一部断面側面図を示し、第3図は
第1図における線A−Aに沿う断面図を示す。
図示せるように、この考案の施用具は内部に空
間を有する偏平な容器状に形成された本体1と、
この本体1の一側面に設けた円孔2に着脱自在に
嵌め込まれる蓋体3とを有し、本体1の両側面の
内壁間の間隔は、ほぼテープ状製剤の幅と等しく
形成されている。本体1の他の側面の内壁上に
は、テープ状製剤4をその外側に収容するための
環状突起5が突設され、一方蓋体3の内壁面には
蓋体3自体を保持するための軸体6が突設されて
いる。
この環状の軸体6の径は、上記環状突起5の径
よりもやや小さくしてある。かくして環状突起5
に環状に巻かれたテープ状製剤の軸孔7を挿入し
て製剤を保持し、次いで蓋体3を本体1の円孔2
に嵌め込んで取付けることによつて、テープ状製
剤は容器内で上記環状突起5により回動可能に支
持されつつ収容される。
第4図は蓋体3の斜視図を示し、前記したよう
にその内壁面上には軸体6を有し、周縁には1個
または2個の突片8を有する。本体1には第2図
に示すように、この突片8が嵌まり込み得るよう
に円孔2の適宜位置に切欠き9が設けられてお
り、前記突片8がこの切欠き9に嵌まり込むよう
に、蓋体3をこの円孔2に嵌め込み、次いで突片
8が円孔2の周縁の下に位置するように蓋体3を
回転させることにより、製剤を容器内の所定位置
に回動可能に保持しつつ蓋体3を本体1に固定す
ることができる。
次に、この考案の施用具においては、前縁10
と底縁11とによつて形成される容器の前部12
の輪郭が鋭角をなし、ここに前縁10と底縁11
とのなす角度は通常30〜70゜が好ましい。また、
底部後端にはテープ状製剤4が導き出すための導
出孔13が設けられており、さらにこの導出孔1
3の下部側面あるいは片側側面に切り込み16を
設け、この切り込み16の内側に導出方向に向け
て切断用治具17としての刃が本体1と平行に密
着固定されており、施用される製剤はこの導出孔
13から引き出される。
また製剤切断用治具17は第6図および第7図
に示されるように、テープ状製剤の導出方向に垂
直に刃を固定してもよい。
さらに、テープ状製剤が刃に接触し損傷しやす
い場合には、弾性体18を設けて刃を一時保護す
るようにしてやればよい。
必要に応じて容器両側面間を所定間隔に保持す
るための本体内壁面上にはスペーサ14が突設さ
れ、容器の底部近くに設けたスペーサ14にはテ
ープ状製剤のガイドを兼ねさせることができる。
この考案になる樹枝間架設用テープ状製剤施用
具は、さらに好ましくは、この取扱いおよび施用
に便利なように上部に握り柄15を有し、また前
縁10および底縁11は、その断面が外端に向つ
て漸次滑らかに小さくなるように湾曲状に形成さ
れる。
この考案の施用具を使用するに当つては、前記
したようにテープ状製剤を容器内に収容保持し、
製剤の一端を茶の畝の端部に適宜固定した後、施
用具の本体前部と底部を茶の樹枝間に押し沈め、
第5図に示すように、輪郭が鋭角をなす前部12
を先にして茶の畝に沿つて進行させれば、テープ
状製剤4は前記環状突起5の軸上で回動しつつ、
順次施用具から引き出され、畝に沿つて樹枝間を
貫通して架設される。
さらに所定の長さのテープ状製剤を使用した後
は、切り込み16に該テープ状製剤を入れ込み、
切断用治具17で切断することができる。
上述の実施例においては、テープ状製剤を環状
突起5により回動可能に保持したが、この考案に
おいては、軸体6の径を環状突起5のそれよりも
大にしてテープ状製剤を軸体6により回動可能に
保持することもできる。
以上のように、この考案の施用具によれば、本
体は偏平な容器状であると共に、前部輪郭が鋭角
をなすように形成されているので、茶の樹枝間に
所要の深さまで押し込むことが容易であり、さら
に茶の樹枝間を畝に沿つて施用具を進行させる際
も抵抗がない。また、テープ状製剤はその幅とほ
ぼ等しい間隔を有する本体内に収容保持されてい
るので、テープ状製剤は弛みを生じることなく、
一定の緊張力てで簡単迅速且つ確実に茶の畝に沿
つて樹枝間に所要の深さに架設することができ、
また所定の長さに架設後は簡単に製剤を切断する
ことができるのである。
さらに、前縁および底縁がその断面が外端に向
つて漸次滑らかに小さくなるように形成されるこ
とによつて、テープ状製剤を樹枝間に所要の深さ
に架設する際に円滑に施用具を進行させることが
できると共に、茶の樹枝を傷つける心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案になる樹枝間架設用テープ状
製剤施用具の一実施例を示す一部断面側面図、第
2図は蓋をはずした状態の施用具の一実施例を示
す一部断面側面図、第3図は第1図のA−A線断
面図、第4図は蓋体を示す斜視図、第5図は施用
具を示す斜視図、第6図および第7図はこの考案
の施用具における下部側面に設けた切断用治具の
構成を示す一部切欠拡大断面図である。 1……本体、2……円孔、3……蓋体、4……
テープ状製剤、5……環状突起、6……軸体、1
0……前縁、11……底縁、12……前部、13
……導出孔、17……切断用治具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に空間を有する偏平な容器状に形成された
    本体と該本体の一側面に設けた円孔に着脱自在に
    嵌め込んだ蓋体とよりなる樹枝間架設用テープ状
    製剤施用具であつて、該本体の他の側面に突設し
    た環状突起の外側にテープ状製剤を収容保持し、
    前記環状突起内に蓋体の内壁面に突設した軸体を
    嵌入することによつて蓋体を前記円孔内に着脱自
    在に嵌め込むとともに、容器の底部後端にテープ
    状製剤の導出孔と切断用治具を設け、かつ前縁と
    後縁からなる容器前部の輪郭が鋭角に形成されて
    いることを特徴とする樹枝間架設用テープ状製剤
    施用具。
JP4076484U 1984-03-21 1984-03-21 樹枝間架設用テープ状製剤施用具 Granted JPS60151378U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4076484U JPS60151378U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 樹枝間架設用テープ状製剤施用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4076484U JPS60151378U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 樹枝間架設用テープ状製剤施用具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60151378U JPS60151378U (ja) 1985-10-08
JPS64765Y2 true JPS64765Y2 (ja) 1989-01-10

Family

ID=30549959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4076484U Granted JPS60151378U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 樹枝間架設用テープ状製剤施用具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0343994Y2 (ja) * 1986-05-15 1991-09-13
JPH0616525Y2 (ja) * 1988-03-29 1994-05-02 日東電工株式会社 テープ状製剤施用具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60151378U (ja) 1985-10-08

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