JPH0660Y2 - ラップフィルム用カッター - Google Patents
ラップフィルム用カッターInfo
- Publication number
- JPH0660Y2 JPH0660Y2 JP11363189U JP11363189U JPH0660Y2 JP H0660 Y2 JPH0660 Y2 JP H0660Y2 JP 11363189 U JP11363189 U JP 11363189U JP 11363189 U JP11363189 U JP 11363189U JP H0660 Y2 JPH0660 Y2 JP H0660Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- film
- wrap film
- slit
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Knives (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、箱形ケースに収納されたラップフィルム切断
用カッターに関するものである。
用カッターに関するものである。
[従来の技術] 従来、箱型ケースにロール状に収納されたラップフィル
ムは、使用に際し、必要な分だけフィルムを箱から引き
出され、ケースの外壁に取り付けられた鋸刃形カッター
に押し当てて切断している。
ムは、使用に際し、必要な分だけフィルムを箱から引き
出され、ケースの外壁に取り付けられた鋸刃形カッター
に押し当てて切断している。
[考案が解決しようとする課題] この方法によると、フィルムを直線状に奇麗に切断する
のは容易でなく、また、切断直後にフィルム同志が部分
的に折り重なるようにくっついて、使用不能になる等の
不都合がある。
のは容易でなく、また、切断直後にフィルム同志が部分
的に折り重なるようにくっついて、使用不能になる等の
不都合がある。
さらに、幅30cm、長さ300〜500m巻きの大型ラ
ップフィルム用ケースにあっては、全重量が約2.5kg
ともなり、片手で持ち上げて操作するには重すぎるの
で、鋸刃形カッターは、ケースの開口辺縁に取り付けら
れ、両手でフィルムを引張っぱってロールから引き出し
た後、引き出したフィルムを片手で引張っておいて、他
方の手でカッターに添ってフィルムの端から端まで、叩
くように切断している。
ップフィルム用ケースにあっては、全重量が約2.5kg
ともなり、片手で持ち上げて操作するには重すぎるの
で、鋸刃形カッターは、ケースの開口辺縁に取り付けら
れ、両手でフィルムを引張っぱってロールから引き出し
た後、引き出したフィルムを片手で引張っておいて、他
方の手でカッターに添ってフィルムの端から端まで、叩
くように切断している。
このようにしてフィルムを切断すると、ロールフィルム
の端部がケース内に落ち込んでロールに付着し易く、付
着したフィルムをロールから引き剥すのが極めて困難で
ある。さらに、上記フィルムの切断において、カッター
の近傍を叩く動作で手が傷つけられ易いという重大な問
題がある。
の端部がケース内に落ち込んでロールに付着し易く、付
着したフィルムをロールから引き剥すのが極めて困難で
ある。さらに、上記フィルムの切断において、カッター
の近傍を叩く動作で手が傷つけられ易いという重大な問
題がある。
それ故、カッターにより手を傷つけることなく、容易に
ラップフィルムを切断することができ、また切断後にロ
ールフィルムの先端部がケース内に落ち込むことのない
ラップフィルム用カッターの提供が望まれていた。
ラップフィルムを切断することができ、また切断後にロ
ールフィルムの先端部がケース内に落ち込むことのない
ラップフィルム用カッターの提供が望まれていた。
[課題を解決するための手段] 上記課題を達成するために、本考案におけるラップフィ
ルム用カッターは、ラップフィルムの幅より長いスリッ
トを備えた水平板と、該ラップフィルムの収納ケースの
側板に取り付けられる機構を有する垂直板とが、断面L
字状に一体化された本体と、上記スリットを摺動するカ
ッター部材とで構成され、上記水平板が充分な張出し幅
を有し、上記スリットが垂直板側に形成してなるもので
ある。
ルム用カッターは、ラップフィルムの幅より長いスリッ
トを備えた水平板と、該ラップフィルムの収納ケースの
側板に取り付けられる機構を有する垂直板とが、断面L
字状に一体化された本体と、上記スリットを摺動するカ
ッター部材とで構成され、上記水平板が充分な張出し幅
を有し、上記スリットが垂直板側に形成してなるもので
ある。
本考案のラップフィルム用カッターにおいて、本体の水
平板に形成されたスリットと、これに摺動状に取り付け
られるカッター部材の係着手段は、カッター部材がスリ
ットから外れず、スリット部を摺動してフィルムをカッ
トできる構造であれば、何ら制限されない。この場合、
カッター刃がむき出しにならない構造であることが好ま
しい。
平板に形成されたスリットと、これに摺動状に取り付け
られるカッター部材の係着手段は、カッター部材がスリ
ットから外れず、スリット部を摺動してフィルムをカッ
トできる構造であれば、何ら制限されない。この場合、
カッター刃がむき出しにならない構造であることが好ま
しい。
スリットは、水平板の垂直板側に、その長さ方向に形成
される。スリットの長さは、カッター刃を摺動すること
により容易にフィルムを切断できるように、フィルムの
幅より長く形成する必要があり、適用するケースに合せ
て決められる。
される。スリットの長さは、カッター刃を摺動すること
により容易にフィルムを切断できるように、フィルムの
幅より長く形成する必要があり、適用するケースに合せ
て決められる。
ラップフィルム用カッターの垂直板に形成される収納ケ
ース側板への取り付け機構は、取り付け状態で本考案の
カッター全体が固定され、カッター部材のスリット部に
おける摺動にも、がたつくことのない構造であれば、何
ら制限されないが、例えばクリップ機構を垂直板に添っ
て全体に形成してもよく、また間隔を開けて部分的に形
成してもよい。この場合、クリップ部材は、収納ケース
の側板の内側に形成しても、外側に形成してもよいが、
内側に形成する方が好ましい。
ース側板への取り付け機構は、取り付け状態で本考案の
カッター全体が固定され、カッター部材のスリット部に
おける摺動にも、がたつくことのない構造であれば、何
ら制限されないが、例えばクリップ機構を垂直板に添っ
て全体に形成してもよく、また間隔を開けて部分的に形
成してもよい。この場合、クリップ部材は、収納ケース
の側板の内側に形成しても、外側に形成してもよいが、
内側に形成する方が好ましい。
水平板は、ラップフィルムの切断後ロールフィルムの先
端部が収納ケースの内側に落ち込むことがなく、ロール
フィルムの先端部がその上に保留されるに充分な幅に張
り出し形成することが好ましい。
端部が収納ケースの内側に落ち込むことがなく、ロール
フィルムの先端部がその上に保留されるに充分な幅に張
り出し形成することが好ましい。
また、水平板のこの張り出し部の両側辺は、フィルムの
両辺縁をつまんで引き出し容易くするため、ケースの開
口幅より若干狭く切欠状に形成するとよい。
両辺縁をつまんで引き出し容易くするため、ケースの開
口幅より若干狭く切欠状に形成するとよい。
[作用] カッターは、ケースの開口部に簡単に取り付けられ固定
される。そして、ケースより引き出したフィルムはカッ
ターを摺動させることにより容易に切断される。切断さ
れたフィルムは水平板上に保留され、ケース内に落ち込
むことはない。
される。そして、ケースより引き出したフィルムはカッ
ターを摺動させることにより容易に切断される。切断さ
れたフィルムは水平板上に保留され、ケース内に落ち込
むことはない。
[実施例] 本考案を図面を参照して詳細な説明する。
第1図は、本考案のラップフィルム用カッターの一例を
示す斜視図であり、第2図は、本考案のカッター部の一
例を示す斜視図で、第3図は該カッター部の分解斜視図
である。また、第4図は、第1図で示したラップフィル
ム用カッターをフィルムケースに取り付けた状態の斜視
図である。
示す斜視図であり、第2図は、本考案のカッター部の一
例を示す斜視図で、第3図は該カッター部の分解斜視図
である。また、第4図は、第1図で示したラップフィル
ム用カッターをフィルムケースに取り付けた状態の斜視
図である。
第1図において、本考案のラップフィルム用カッター
は、本体1とカッター部2からなり、本体1はスリット
3を備えた水平板4と、垂直板5が断面L字状に一体に
形成されている。垂直板5には長手方向に添ってラップ
フィルム収納ケースの側板を把持するクリップ部材6,
6・・が等間隔に一体状に形成されている。水平板4の
張り出し部の両側辺7は切欠状に形成されている。
は、本体1とカッター部2からなり、本体1はスリット
3を備えた水平板4と、垂直板5が断面L字状に一体に
形成されている。垂直板5には長手方向に添ってラップ
フィルム収納ケースの側板を把持するクリップ部材6,
6・・が等間隔に一体状に形成されている。水平板4の
張り出し部の両側辺7は切欠状に形成されている。
また、カッター部2は、第2図、第3図に示すようにカ
ッター刃8と、それを保持する一対の保持部材9,9′
及びカッター刃8を該保持部材に固定するための固定部
材10から形成されている。
ッター刃8と、それを保持する一対の保持部材9,9′
及びカッター刃8を該保持部材に固定するための固定部
材10から形成されている。
カッター部2は、保持部材9、カッター刃8、固定部材
10及び保持部材9′の順番に重ね合せ、それぞれの部
材に形成された一対の上側貫通孔11・・・,11′・
・・にボルトを通し、ナットを用いて締め付け固定した
後、カッター刃8と固定部材10の突出部12,12′
を、本体1の水平板4のスリット3に上方より差し込
み、上記突出部12,12′に形成された下側貫通孔1
3,13′に上記同様ボルトとナットで固定する。
10及び保持部材9′の順番に重ね合せ、それぞれの部
材に形成された一対の上側貫通孔11・・・,11′・
・・にボルトを通し、ナットを用いて締め付け固定した
後、カッター刃8と固定部材10の突出部12,12′
を、本体1の水平板4のスリット3に上方より差し込
み、上記突出部12,12′に形成された下側貫通孔1
3,13′に上記同様ボルトとナットで固定する。
下側貫通孔13,13′に挿通されるボルトは、頭部が
厚みを有し円形のものが好ましく、対応するナットも厚
みのあるものが好ましい。これにより、カッター部2
は、水平板のスリット3に摺動状に取り付けられ、外れ
ることはない。
厚みを有し円形のものが好ましく、対応するナットも厚
みのあるものが好ましい。これにより、カッター部2
は、水平板のスリット3に摺動状に取り付けられ、外れ
ることはない。
このスリット3は、第1図のように水平板に切り込み状
に形成させてもよいし、また、断面 形のカーテンレール状のスリットを形成させてもよい。
に形成させてもよいし、また、断面 形のカーテンレール状のスリットを形成させてもよい。
本考案のラップフィルム用カッターは、第4図に示すよ
うに、ラップフィルム収納ケースCの開口側板14に取
り付けられ、ケース本体より引き出したフィルムFをス
リット3に当接させた後、カッター部2を摺動させて切
断する。
うに、ラップフィルム収納ケースCの開口側板14に取
り付けられ、ケース本体より引き出したフィルムFをス
リット3に当接させた後、カッター部2を摺動させて切
断する。
[効果] 本考案のラップフィルム用カッターによれば、カッター
部を摺動させるだけの操作でラップフィルムを奇麗にか
つ安全に切断することができ、切断後にラップフィルム
同志がくっついてラップフィルムを無駄にすることがな
い。また、切断フィルムがケース内に落ち込んでロール
フィルムに付着することもなく、操作がスムーズに繰り
返し行うことが出来る等その実用的価値は大きい。
部を摺動させるだけの操作でラップフィルムを奇麗にか
つ安全に切断することができ、切断後にラップフィルム
同志がくっついてラップフィルムを無駄にすることがな
い。また、切断フィルムがケース内に落ち込んでロール
フィルムに付着することもなく、操作がスムーズに繰り
返し行うことが出来る等その実用的価値は大きい。
第1図は、本考案のラップフィルム用カッターの一例を
示す斜視図であり、第2図は、本考案のカッター部の一
例を示す斜視図であり、第3図は該カッター部の分解斜
視図である。また、第4図は、第1図で示したラップフ
ィルム用カッターをフィルムケースに取り付けた状態の
斜視図である。 1・・・ラップフィルム用カッター本体 2・・・カッター部 3・・・スリット 4・・・水平板 5・・・垂直板 9,9′・・・保持部材 8・・・カッター刃 10・・・固定部材。
示す斜視図であり、第2図は、本考案のカッター部の一
例を示す斜視図であり、第3図は該カッター部の分解斜
視図である。また、第4図は、第1図で示したラップフ
ィルム用カッターをフィルムケースに取り付けた状態の
斜視図である。 1・・・ラップフィルム用カッター本体 2・・・カッター部 3・・・スリット 4・・・水平板 5・・・垂直板 9,9′・・・保持部材 8・・・カッター刃 10・・・固定部材。
Claims (1)
- 【請求項1】ラップフィルムの幅より長いスリットを備
えた水平板と、該ラップフィルムの収納ケースの側板に
取り付けられる機構を有する垂直板とが、断面L字状に
一体化された本体と、上記スリットを摺動するカッター
部材とで構成され、上記水平板が充分な張出し幅を有
し、上記スリットが垂直板側に形成されたことを特徴と
するラップフィルム用カッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11363189U JPH0660Y2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ラップフィルム用カッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11363189U JPH0660Y2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ラップフィルム用カッター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0355067U JPH0355067U (ja) | 1991-05-28 |
JPH0660Y2 true JPH0660Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31662039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11363189U Expired - Lifetime JPH0660Y2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ラップフィルム用カッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2978692B1 (fr) * | 2011-08-04 | 2013-09-06 | Snecma | Dispositif pour l'aide a la decoupe d'une couche de texture fibreuse enroulee sur un mandrin d'impregnation d'une machine d'enroulement |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP11363189U patent/JPH0660Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0355067U (ja) | 1991-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |