JPS6138529Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6138529Y2 JPS6138529Y2 JP12294183U JP12294183U JPS6138529Y2 JP S6138529 Y2 JPS6138529 Y2 JP S6138529Y2 JP 12294183 U JP12294183 U JP 12294183U JP 12294183 U JP12294183 U JP 12294183U JP S6138529 Y2 JPS6138529 Y2 JP S6138529Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- cutter
- edge protection
- cutting edge
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 31
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 3
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229930183805 katsumain Natural products 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Knives (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は使い捨てカツタに関するものである。
主に紙を切るのに使用される使い捨てカツタと
しては、従来、合成樹脂製の把持体内にカツタ刃
をその刃先を把持体の端面に突出させた状態で埋
設したものがあるが、このカツタは、前記把持体
が合成樹脂製であり、従つて把持体の成形時にカ
ツタ刃を埋込まなければならないために製作費が
かさんで使い捨てカツタにしては高価であるとい
う欠点があるし、またこのカツタは、出荷時から
カツタ刃の刃先がむき出しになつているために、
使用者の手に渡る前に刃先が損傷して使いものに
ならなくなることがあるという問題もあつた。
しては、従来、合成樹脂製の把持体内にカツタ刃
をその刃先を把持体の端面に突出させた状態で埋
設したものがあるが、このカツタは、前記把持体
が合成樹脂製であり、従つて把持体の成形時にカ
ツタ刃を埋込まなければならないために製作費が
かさんで使い捨てカツタにしては高価であるとい
う欠点があるし、またこのカツタは、出荷時から
カツタ刃の刃先がむき出しになつているために、
使用者の手に渡る前に刃先が損傷して使いものに
ならなくなることがあるという問題もあつた。
本考案は上記のような実情にかんがみてなされ
たものであつて、その目的とするところは、上記
従来のカツタに比べて非常に安価で、しかも使用
する前にカツタ刃の刃先を損傷させてしまうこと
があるといつた問題もなくすことができる使い捨
てカツタを提供することにある。
たものであつて、その目的とするところは、上記
従来のカツタに比べて非常に安価で、しかも使用
する前にカツタ刃の刃先を損傷させてしまうこと
があるといつた問題もなくすことができる使い捨
てカツタを提供することにある。
すなわち、本考案の使い捨てカツタは、手で持
てる形状の把持部とこの把持部から延長された刃
先保護部とを有しかつ前記把持部と刃先保護部と
の境界にミシン目を入れた一対の紙片を貼り合わ
せ、この一対の紙片の把持部間にカツタ刃をその
刃先を前記刃先保護部側に突出させて挾持させる
と共に、前記一対の紙片の少なくとも一方の刃先
保護部に、前記カツタ刃の刃先を露出させる開口
部を形成したものである。
てる形状の把持部とこの把持部から延長された刃
先保護部とを有しかつ前記把持部と刃先保護部と
の境界にミシン目を入れた一対の紙片を貼り合わ
せ、この一対の紙片の把持部間にカツタ刃をその
刃先を前記刃先保護部側に突出させて挾持させる
と共に、前記一対の紙片の少なくとも一方の刃先
保護部に、前記カツタ刃の刃先を露出させる開口
部を形成したものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第１図〜第３図において、図中１はカツタ本体
であり、このカツタ本体１は、図示のような手で
持てる形状の把持部２ａとこの把持部２ａの下端
縁から延長された刃先保護部２ｂとを有しかつ前
記把持部２ａと刃先保護部２ｂとの境界にミシン
目３を入れた一対の紙片２，２を貼り合わせたも
のとなつている。なお、前記紙片２，２は硬質紙
や樹脂ラミネート紙などの強度のある紙からなつ
ており、またこの一対の紙片２，２は１枚の紙を
２つ折りして形成されている。４は前記一対の紙
片２，２の把持部間に挾持されたカツタ刃であ
り、このカツタ刃４は、その刃先４ａを前記刃先
保護部２ｂ側に突出させた状態で両方の紙片２，
２の把持部２ａに接着固定されている。また、前
記一対の紙片２，２の刃先保護部２ｂにはそれぞ
れ、前記カツタ刃４の刃先４ａを露出させる横長
の開口５が形成されており、この開口５の上縁は
前記把持部２ａの下端縁に一致させてある。この
開口５は、刃先保護部２ｂの把持部２ａからの切
取り部（ミシン目３を入れた部分）の巾の小さく
して刃先保護部２ｂの切取りを容易にするため
と、前記刃先保護部２ｂを切取らずに折り曲げて
カツタを使用する際に刃先保護部２ｂが刃先４ａ
に当らないようにするために設けられている。な
お、第１図において図中６はリボン７などを結び
付けるための孔である。
であり、このカツタ本体１は、図示のような手で
持てる形状の把持部２ａとこの把持部２ａの下端
縁から延長された刃先保護部２ｂとを有しかつ前
記把持部２ａと刃先保護部２ｂとの境界にミシン
目３を入れた一対の紙片２，２を貼り合わせたも
のとなつている。なお、前記紙片２，２は硬質紙
や樹脂ラミネート紙などの強度のある紙からなつ
ており、またこの一対の紙片２，２は１枚の紙を
２つ折りして形成されている。４は前記一対の紙
片２，２の把持部間に挾持されたカツタ刃であ
り、このカツタ刃４は、その刃先４ａを前記刃先
保護部２ｂ側に突出させた状態で両方の紙片２，
２の把持部２ａに接着固定されている。また、前
記一対の紙片２，２の刃先保護部２ｂにはそれぞ
れ、前記カツタ刃４の刃先４ａを露出させる横長
の開口５が形成されており、この開口５の上縁は
前記把持部２ａの下端縁に一致させてある。この
開口５は、刃先保護部２ｂの把持部２ａからの切
取り部（ミシン目３を入れた部分）の巾の小さく
して刃先保護部２ｂの切取りを容易にするため
と、前記刃先保護部２ｂを切取らずに折り曲げて
カツタを使用する際に刃先保護部２ｂが刃先４ａ
に当らないようにするために設けられている。な
お、第１図において図中６はリボン７などを結び
付けるための孔である。
このカツタは、その使用時に、前記刃先保護部
２ｂを切取るか、あるいは刃先保護部２ｂをミシ
ン目３に沿つて第３図に二点鎖線で示すように折
り曲げて使用されるもので、前記刃先保護部２ｂ
を切取らずにこれを折り曲げて使用すれば、この
折り曲げた刃先保護部２ｂで紙面をおさえながら
紙を切ることができるし、また使用後に再び刃先
保護部２ｂを元に戻してやれば刃先４ａを再び保
護しておくことができる。なお、刃先保護部２ｂ
の折り曲げの繰返えしでその折曲部分が弱くなつ
たときには、この刃先保護部２ｂを切取つてしま
えばよい。また、カツタを続けて使用する場合
や、刃先保護部２ｂを折り曲げるとこれが邪魔に
なる場合は、最初から刃先保護部２ｂを切取つて
使用すればよい。第４図は刃先保護部２ｂを切取
つた状態を示している。
２ｂを切取るか、あるいは刃先保護部２ｂをミシ
ン目３に沿つて第３図に二点鎖線で示すように折
り曲げて使用されるもので、前記刃先保護部２ｂ
を切取らずにこれを折り曲げて使用すれば、この
折り曲げた刃先保護部２ｂで紙面をおさえながら
紙を切ることができるし、また使用後に再び刃先
保護部２ｂを元に戻してやれば刃先４ａを再び保
護しておくことができる。なお、刃先保護部２ｂ
の折り曲げの繰返えしでその折曲部分が弱くなつ
たときには、この刃先保護部２ｂを切取つてしま
えばよい。また、カツタを続けて使用する場合
や、刃先保護部２ｂを折り曲げるとこれが邪魔に
なる場合は、最初から刃先保護部２ｂを切取つて
使用すればよい。第４図は刃先保護部２ｂを切取
つた状態を示している。
しかして、この使い捨てカツタは、安価な紙を
素材としているだけでなく、一対の紙片２，２を
カツタ刃４をはさんで貼り合わせるだけで簡単に
製作できるから、従来の把持部を合成樹脂で形成
しているカツタに比べて非常に安価であるし、ま
た刃先保護部２ｂを使用者に切取らせるようにし
ているためこの刃先保護部を切取るまではカツタ
刃４の刃先４ａをこの刃先保護部２ｂで保護して
おくことができるから、カツタを使用する前つま
り使用者の手に渡る前にカツタ刃４の刃先４ａを
損傷させてしまうおそれもない。しかも、このカ
ツタにおいては、前記刃先保護部２ｂに開口５を
設けておくことによつて刃先保護部２ｂを折り曲
げられるようにしているから、この刃先保護部２
ｂを切取らずに折り曲げてカツタを使用して、使
用後に再び刃先保護部２ｂで刃先４ａを保護して
やることもできる。
素材としているだけでなく、一対の紙片２，２を
カツタ刃４をはさんで貼り合わせるだけで簡単に
製作できるから、従来の把持部を合成樹脂で形成
しているカツタに比べて非常に安価であるし、ま
た刃先保護部２ｂを使用者に切取らせるようにし
ているためこの刃先保護部を切取るまではカツタ
刃４の刃先４ａをこの刃先保護部２ｂで保護して
おくことができるから、カツタを使用する前つま
り使用者の手に渡る前にカツタ刃４の刃先４ａを
損傷させてしまうおそれもない。しかも、このカ
ツタにおいては、前記刃先保護部２ｂに開口５を
設けておくことによつて刃先保護部２ｂを折り曲
げられるようにしているから、この刃先保護部２
ｂを切取らずに折り曲げてカツタを使用して、使
用後に再び刃先保護部２ｂで刃先４ａを保護して
やることもできる。
なお、上記実施例では一対の紙片２，２の刃先
保護部２ｂにそれぞれ開口５を形成しているが、
この開口５は第５図に示すように一方の紙片２の
刃先保護部だけに設けてもよく、その場合でも刃
先保護部２ｂは前記開口５を設けていない側にで
あれば折り曲げることができるから、刃先保護部
２ｂを切取らずに折り曲げてカツタを使用するこ
とができる。
保護部２ｂにそれぞれ開口５を形成しているが、
この開口５は第５図に示すように一方の紙片２の
刃先保護部だけに設けてもよく、その場合でも刃
先保護部２ｂは前記開口５を設けていない側にで
あれば折り曲げることができるから、刃先保護部
２ｂを切取らずに折り曲げてカツタを使用するこ
とができる。
本考案の使い捨てカツタは上記のような構成の
ものであるから、把持部を合成樹脂で形成してい
る従来のカツタに比べて非常に安価であるし、ま
た使用する前にカツタ刃の刃先を損傷してしまう
おそれもなく、しかも刃先保護部を切取らずに折
り曲げて使用して使用後に再び刃先を保護してお
くこともできる。
ものであるから、把持部を合成樹脂で形成してい
る従来のカツタに比べて非常に安価であるし、ま
た使用する前にカツタ刃の刃先を損傷してしまう
おそれもなく、しかも刃先保護部を切取らずに折
り曲げて使用して使用後に再び刃先を保護してお
くこともできる。
第１図〜第４図は本考案の一実施例を示したも
ので、第１図及び第２図はカツタの正面図及び側
面図、第３図は第１図のＡ−Ａ線に沿う拡大断面
図、第４図刃先保護部を切取つた状態のカツタの
正面図である。第５図は本考案の他の実施例を示
すカツタの一部分の拡大縦断側面図である。 １……カツタ本体、２……紙片、２ａ……把持
部、２ｂ……刃先保護部、３……ミシン目、４…
…カツタ刃、４ａ……刃先、５……開口。
ので、第１図及び第２図はカツタの正面図及び側
面図、第３図は第１図のＡ−Ａ線に沿う拡大断面
図、第４図刃先保護部を切取つた状態のカツタの
正面図である。第５図は本考案の他の実施例を示
すカツタの一部分の拡大縦断側面図である。 １……カツタ本体、２……紙片、２ａ……把持
部、２ｂ……刃先保護部、３……ミシン目、４…
…カツタ刃、４ａ……刃先、５……開口。
Claims (1)
- 手で持てる形状の把持部とこの把持部から延長
された刃先保護部とを有しかつ前記把持部と刃先
保護部との境界にミシン目を入れた一対の紙片を
貼り合わせ、この一対の紙片の把持部間にカツタ
刃をその刃先を前記刃先保護部側に突出させて挾
持させると共に、前記一対の紙片の少なくとも一
方の刃先保護部に、前記カツタ刃の刃先を露出さ
せる開口を形成したことを特徴とする使い捨てカ
ツタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12294183U JPS6030774U (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 使い捨てカッタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12294183U JPS6030774U (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 使い捨てカッタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6030774U JPS6030774U (ja) | 1985-03-01 |
| JPS6138529Y2 true JPS6138529Y2 (ja) | 1986-11-06 |
Family
ID=30280818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12294183U Granted JPS6030774U (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 使い捨てカッタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030774U (ja) |
-
1983
- 1983-08-08 JP JP12294183U patent/JPS6030774U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6030774U (ja) | 1985-03-01 |
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