JPH0725169Y2 - ペーパーナイフ - Google Patents

ペーパーナイフ

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JPH0725169Y2
JPH0725169Y2 JP3235790U JP3235790U JPH0725169Y2 JP H0725169 Y2 JPH0725169 Y2 JP H0725169Y2 JP 3235790 U JP3235790 U JP 3235790U JP 3235790 U JP3235790 U JP 3235790U JP H0725169 Y2 JPH0725169 Y2 JP H0725169Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cutter
grip
blade
paper
flat plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3235790U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03123464U (ja
Inventor
昌夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAMAPACK Co.,Ltd.
Original Assignee
TAMAPACK Co.,Ltd.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はペーパーナイフに係り、特に手に持つグリップ
部と紙を切断するカッター部とからなり、これらグリッ
プ部とカッター部が折り畳み式に収納自在に形成される
ペーパーナイフに関する。
〔従来技術及びその問題点〕
一般にペーパーナイフは第4図に示すような形状のもの
が使用されている。
この従来のペーパーナイフ1は全体が、例えばステンレ
ススチール等の金属材料で形成されており、グリップ2
と刃3が一体となってしかも刃3はむき出しになってい
るものであった。このため、従来のペーパーナイフ1は
不使用時には、図示しない収納ケース等に入れて保管し
ておく必要が生じ、特にペーパーナイフ1自体は折り畳
みが不可能なために、ペーパーナイフ1全体を覆うよう
な収納ケースを必要とした。また、従来のペーパーナイ
フ1の材質は金属製であるために、かなりの重量があ
り、取扱いには慎重さと不便さを感じることが多々あっ
た。
このため、従来のペーパーナイフ1を携帯するには、そ
の大きさや重さといった不便さに加えて収納ケースから
はずれたり、抜けたりした場合の危険な度合いも多分に
含まれているために不適当なものであった。
〔考案の目的〕
本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、軽量な合成樹脂で形成し、グリップ部とカッター部
とを折り畳み式とするペーパーナイフである。このた
め、不使用時の形状がコンパクトにまとまり、加えて折
り畳みの時にはカッター部に設けられた刃を保護部材で
保護することにより怪我をする虞れのない安全かつ軽量
にしてコンパクトな携帯用ペーパーナイフを提供するこ
とを目的とする。
〔考案の要点〕
上記目的は本考案によれば、合成樹脂でグリップ部とカ
ッター部を形成し、平板状に形成された前記グリップ部
の一辺の端部近傍には該平板状体からほぼ垂直に立設し
た接合部を設け、該グリップ部の表面には手で持つ際に
指に当接する凹部を形成し、平板状体に形成された前記
カッター部の一辺の端部近傍には回動部を設け、該カッ
ター部には平板状体のカッター部とほぼ平行面となるよ
うに少なくとも1枚のブレードが設けられ、該ブレード
の刃先は回動部を通る回転軸の軸上の線にほぼ向くよう
にに傾斜が設けられ、前記グリップ部とカッター部は前
記接合部及び回動部によって相互を平板面方向への回動
で当接して折り畳むように形成し、折り畳んだ状態の時
にはカッター部に設けられた前記刃とグリップ部に設け
られた保護体が近接するように形成したことを特徴とす
るペーパーナイフを提供することにより達成される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図(a)〜(c)は本実施例のペーパーナイフを示
す平面図,正面図,及び展開状態の側面図である。
同図(a)〜(c)において、ペーパーナイフ4はグリ
ップ部5及びカッター部6で形成され、これらグリップ
部5及びカッター6の平面輪郭形状は、例えば四隅を曲
線状に形成した略矩形に形成される。この略矩形に形成
されるグリップ部5及びカッター部6はカッター部6の
長手方向の側辺の端部近傍に蝶番状の回動部6aを介して
回動し、折り畳み自在としている。この回動部6aは、グ
リップ部5に形成した凸状の接合部5aと接合して内部を
貫通する不図示の貫通孔が設けられており、この貫通孔
に適合する径と長さを有する、例えば鉄等の金属棒を挿
通するようにして形成されている。この金属棒は回動部
6aの回転軸である。また、グリップ部5には後述するブ
レードガード部9が一体に形成される。
正面輪郭形状(同図(b))はペーパーナイフ4全体が
折り畳んだ状態では平板状であるために薄く形成されて
おり、上下方向に当接するグリップ部5とカッター部6
との正面隣接面には、例えば折り畳んだ状態から使用状
態に展開する際の操作のために指の引っ掛かりを容易に
するための凹部5b,6bを一体的に形成している。そし
て、展開した状態の側面図(同図(c))に示すように
カッター部6と面接合している2点鎖線で示すグリップ
部5とが前記回動部6aにより矢印a方向に展開すると実
線で示すグリップ5のように最大角度略270°の使用状
態に設定される。
第2図(a),(b)は本実施例のペーパーナイフを示
す斜視図である。同図において、ペーパーナイフ4は、
例えば硬質プラスチック等の合成樹脂で形成される。こ
のペーパーナイフ4を構成するカッター部6はほぼ中央
位置に短い両側の辺から内部側に切り込み7が形成され
ており、この切り込み7から両側の短い辺の方向へ向か
って2枚のブレード8a,8bが設けられている。これらの
ブレード8a,8bはカッター部6の硬質プラスチック内に
埋められるようにして一体的に形成されている。そして
これらのブレード8a,8bの刃先8a1,8b1が前記回動部6
の回転軸の軸方向の沿長上にほぼ向くように傾斜が設け
られてある。
このブレード8が設けられているカッター部6のほぼ中
央の長手方向を境に一方の側には不図示の紙をガイドす
るペーパーガイド部6cが形成される。このペーパーガイ
ド部6cの側面には前記の如くに収納状態にあるグリップ
部5と接合しているカッター部6を使用状態に展開する
ために指の引っ掛かりを容易にする凹部6bが形成されて
いる。カッター部6のほぼ中央に設けられてある2枚の
ブレード8a,8bのペーパーガイド部6cと反対側にはグリ
ップ部5と接続する回動部6aに接合する支持部6dが形成
される。前記ペーパーガイド部6cと支持部6dとはその長
手方向がほぼ等しい長さに形成される。この支持部6dと
回動部6aを介して接続するグリップ部5はカッター部6
と折り畳まれた時に平面輪郭形状がほぼ同じであるよう
に形成されており、その厚みもほぼカッター部6と同様
に形成される。これらグリップ部5とカッター部6が折
り畳まれている時にこのグリップ部5のカッター部6と
当接する側の面にはカッター部6に形成されている2枚
のブレード8a,8bを保護し、さらに例えば使用者の手を
誤って切ることのないようにブレードガード部9がカッ
ター部6cの一面側と一体若しくは貼着等により固定され
ている。該ブレードガード部9は各ブレード8a,8bを挟
んで前記ペーパーガイド部6c及び支持部6dに形成した切
り込み7に適合する形状を有している。グリップ部5の
カッター部6と隣接する正面には、前記のごとく折り畳
みの状態から使用状態へ容易に操作するための指を掛け
る凹部5bが形成され、この凹部5bを形成している長手方
向の側辺とは反対側の側辺には、前記回動部6aに接合す
る接合部5aが一体的に形成している。この接合部5aに接
合する回動部6aを軸として回動し、同図(b)に示す状
態まで展開(270°)して使用する。この時グリップ部
5のカッター部6と当接する面と反対側の面には、この
グリップ部5を手に持って使用する際に指に当接する部
分となるように輪郭形状が楕円の凹部10に形成される。
上記構成のペーパーナイフ4の使用について以下説明す
る。
第3図(a),(b)は本実施例のペーパーナイフの使
用状態を示す斜視図である。
同図において、カッター部6とグリップ部5が折り畳ま
れているペーパーナイフ4を両手に持って使用状態に展
開する。例えばカッター部6を左手に持ち、グリップ部
5を右手に持って操作し、回動部6aの回動により前記第
2図(b)に示す状態にする。カッター部6に形成して
ある2枚のブレード8a,8bの両側には、前記の如くペー
パーガイド部6cと支持部6dに切り込み7が形成されてお
り、この切り込み7は使用者の指が挟まらない程度の所
定の幅に形成されてあるために収納状態から使用状態に
形成するときに誤って指や手を切ることが全くない。
上記のごとく、使用状態に展開したペーパーナイフ4で
実際に紙を切る場合、同図(b)に示すごとく切ろうと
する紙を折り、この切断部分11にペーパーナイフ4のカ
ッター部6を差し込む。このカッター部6を形成するペ
ーパーガイド部6cをこの切断部分11に差し入れて紙の切
断部分11をペーパーガイド部6cと支持部6dの切り込み7
の間に挟み、一方側のブレード8aに当てる。そして、ペ
ーパーガイド部6cを紙の切断部分11に若干押すようにし
ながら、矢印方向Aへペーパーナイフ4を移動させるこ
とにより、このブレード8aが紙の切断部分11を的確かつ
安全に切断することができる。
尚、第3図(b)には本考案のペーパーナイフ4を押す
ようにして紙を切断することを示したが、これ以外にも
例えば他の一方側のブレード8bを不図示の他の一方側の
紙の切断部分に当てて引くようにして切断することもで
きる。
また、本実施例のペーパーナイフ4の平面輪郭形状は略
矩形に示したが、この形状以外にも例えば円形や三角形
またはその他の形状でもよい。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案によれば合成樹脂で
形成されるため軽量でしかもブレードに設けた傾斜によ
って紙を切る切れ味がよく、さらにブレードの周辺には
保護部材が形成されてあるため、刃こぼれや誤まって手
等を切って怪我をすることがなく、加えて折り畳み式に
収納して携帯できるペーパーナイフを提供することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)は本実施例のペーパーナイフを示
す平面図,正面図,側面図、 第2図(a),(b)は本実施例のペーパーナイフを示
す斜視図、 第3図(a),(b)は本実施例のペーパーナイフの使
用状態を示す斜視図、 第4図は従来のペーパーナイフを示す斜視図である。 4……ペーパーナイフ、5……グリップ部、5a……接合
部、5b……凹部、6……カッター部、6a……回動部、6b
……凹部、6c……ペーパーガイド部、6d……支持部、7
……切り込み、8a,8b……ブレード、8a1,8b1……刃
先、9……ブレードガード部、10……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂でグリップ部とカッター部を形成
    し、平板状体に形成された前記グリップ部の一辺の端部
    近傍には該平板状体からほぼ垂直に立設した接合部を設
    け、該グリップ部の表面には手で持つ際に指に当接する
    凹部を形成し、 平板状体に形成された前記カッター部の一辺の端部近傍
    には回動部を設け、該カッター部には平板状体のカッタ
    ー部とほぼ平行面となるように少なくとも1枚のブレー
    ドが設けられ、該ブレードの刃先は回動部を通る回転軸
    の軸上の線にほぼ向くようにに傾斜が設けられ、 前記グリップ部とカッター部は前記接合部及び回動部に
    よって相互を平板面方向への回動で当接して折り畳むよ
    うに形成し、折り畳んだ状態の時にはカッター部に設け
    られた前記刃とグリップ部に設けられた保護体が近接す
    るように形成したことを特徴とするペーパーナイフ。
JP3235790U 1990-03-28 1990-03-28 ペーパーナイフ Expired - Lifetime JPH0725169Y2 (ja)

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JP3235790U JPH0725169Y2 (ja) 1990-03-28 1990-03-28 ペーパーナイフ

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JPH03123464U JPH03123464U (ja) 1991-12-16
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