JPH0747091Y2 - シート状軽便かみそり - Google Patents

シート状軽便かみそり

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JPH0747091Y2
JPH0747091Y2 JP3605890U JP3605890U JPH0747091Y2 JP H0747091 Y2 JPH0747091 Y2 JP H0747091Y2 JP 3605890 U JP3605890 U JP 3605890U JP 3605890 U JP3605890 U JP 3605890U JP H0747091 Y2 JPH0747091 Y2 JP H0747091Y2
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sheet
razor
top plate
holder
locking
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JP3605890U
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JPH03128065U (ja
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石根 石田
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石根 石田
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、シート状の素板に折曲げ案内手段を設け展
開された形状から折紙細工の如く簡単に組立て形成され
たシート状軽便かみそりに関するものである。
(従来の技術) 従来から汎用されてきた安全かみそりは替刃カートリッ
ジを使い捨てにするものが通常でホルダーは使い捨てす
る程簡易化されておらなかった。
一方、使い捨て軽便かみそりとしてプラスチック板等か
らなるホルダー側も切刃と共に捨てるものが実用されて
いるが、嵩高な形状が簡素化されておらず携帯時の取扱
い等において問題点が残されていた。
そこで、実開昭62−109069号公報によりシート状の素板
に展開した形状から折紙細工のように形成し使用できる
軽便かみそりを提示した。
(考案が解決しようとする課題) この考案は上述のようなシート状の軽便かみそりの構成
において、シート状の素板に刻設する形状から組立られ
るホルダー部にヘッド部を固定する構造が複雑で剛性が
必ずしも充分でない問題点が残されていた。
この考案の目的は、シート状の軽便かみそりの特徴を維
持しながら構造簡単で丈夫なヘッド部の固定手段を有す
るものを提示しようとするものである。
(課題を解決するための手段) この考案は上述の事情に鑑みて、シート状の素板に形成
したホルダー部と天板部に切刃を貼設してなるヘッド部
を固定する手段として天板部の先端に形成した案内櫛部
の端縁部の両側に軸設される耳軸を両端に設けた針状体
の先端部のU字状に形成してなる係止リンクを取付け、
凸曲状に形成した先端の係止部位を係合できる切欠き溝
をホルダーを形成する長柄状の両側辺縁に並設して係止
させてなるヘッド部の固定手段を設けたものである。
(作用) この考案は上述のように構成されているので、従来のシ
ート状の素板からなる軽便かみそりのホルダー部に天板
部を固定する手段を改善し、簡単な構成の針状材からな
る係止リンクを回動自在に取付け、使用前はシート状の
素板と共に平面上に展開された状態において包装された
紙状体として取扱うことができると共に、使用時には開
封して組立てた天板部を係止リンクを介してホルダー部
に固定することによって丈夫な構造で使い易いホルダー
に対する適切な取付け角度のヘッド部を有する安全かみ
そりとして使用することができる効果が大であり、課題
を解決する作用を有するものである。
(実施例) この考案の実施例を以下図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の実施例1のシート状軽便かみそり1
の使用前のシート状の状態を示し、第2図、第3図には
使用時の組立状態を示す。
第1図において熱可塑性プラスチック材その他材料を限
定しない適切な板材を軽便かみそりの展開時の外形輪郭
に合致するように打抜き加工してなる状態において長手
方向の長柄状の両側辺縁2に切欠き溝3を設けると共
に、中央部に二本の折曲げ案内罫線4を刻設し、両側辺
縁2を側方から折曲げて中央の背稜部5と溝形断面を形
成するホルダー部6に組立てられる。なお、ホルダー部
6の滑り止めとして外側面にローレット目状の斜め溝目
Rを刻設する。背稜部5の一側端部7は幅広く形成しそ
の端縁に天板部8を設ける。背稜部5の端縁には長手方
向に直交する折曲げ案内罫線9を刻設し、天板部8を折
曲げると共に、天板部8の先端両側に軸設される係止リ
ンク10を設け、その先端部11を凸曲状に形成した係止部
位をホルダー部6の両側辺縁2の天板部8側に近い適切
な位置において係止リンク10が外れないように両側辺縁
2の長手方向に対して天板部8側へ鋭角をなすように傾
斜角αで斜めに並設された切欠き溝3に係合可能に形成
し、第3図に示すように背稜部5を屈撓させながらその
端縁を折曲げた天板部8の内側に両面接着テープ12を介
して貼設された切刃Kのホルダー部6に対する取付け角
度βが適切な剃角rを皮膚に当接したとき得られるよう
に形成する。係止リンク10を係止させて形成されるかみ
そりのヘッド部13は第4図にも示すように、天板部8の
内側に貼設された切刃Kの刃先Eとの間に剃溝14を設け
て刃先Eと平行する案内櫛部15をあらかじめ天板部8の
前端部を切抜いて形成した両側の支持リブ16をヒーター
加工などによりあらかじめ切刃Kの取付面より下方に傾
くよう屈曲させ支持される先端部の端縁を逆に外方に折
曲げ係止リンク10の耳軸19を軸設できる針孔17を形成す
る円形状の端縁部18を設け想像線で示すかみそりの皮膚
に対する天板部8の上面と案内櫛部15の上面の接触面SS
に対して切刃Kの刃先Eが適切な剃角rをもって取付け
られるように形成する。係止リンク10は刃線ELと平行し
て対向する内方に互いに折曲げてなる耳軸19を両端に設
けた針状体を一平面上において回動自在に形成する平行
部20に続くU字状に形成した先端部11の凸曲状の係止部
位を係合できる切欠き溝3の溝幅21は係止リンク10を係
止した両側辺縁2が側方への傾倒を拘束し長柄状のホル
ダー部6を丈夫に保持すると共に、係止状態を外れ難く
構成するものである。
なお、第5図〜第7図に示すようにシート状軽便かみそ
り1の例えば、ホルダー部6の上部両側辺縁22に十二支
の動物(馬、うさぎ、ひつじ)の切抜きシルエットC1
C2,C3を透設しデザイン上の付加価値をつけることもシ
ート状の構造において容易に可能である。
次に、シート状軽便かみそり1の実施例2として使用前
のシート状の状態を第8図に、また使用時の組立状態を
第9図(イ)図に示す。
実施例1の軽便かみそりの第1図に示す外形に対して、
実施例2においてはホルダー部6の上部両側辺縁22を設
けないため両側辺縁2と中央の背稜部5からなる長方形
の外形のシートの背稜部5を天板部8に至るまで幅を拡
開させ一側端部7を形成し、天板部8の端縁部18に軸設
された係止リンク10aを内側へ回動させ折畳み状態にし
た第8図に示す状態から背稜部5の長方形をなすホルダ
ー部6から突出する一側端部7の基端部において長手方
向と直交して第9図(ロ)図にも示す折畳みヒンジ23を
内面側に設け、ヘッド部13を矢印Aで示す背面方向に係
止リンク10aと共に折畳みホルダー部6の外面側(第9
図(イ)図で上面側)に重ね合わせ想像線で示す位置F
にセット可能に形成する。従って、天板部8の内側に貼
設されている切刃Kの刃先Eはホルダー部6に当接され
た天板部8により保護される。なお、ホルダー部6の両
側辺縁2の左右の下部の外面側に第9図(ハ)図にも示
すように突出するリブ24を幅方向に設け、折畳み状態に
なったヘッド部13の厚さに見合う高さの突起を設けてシ
ート状の状態において、長手方向に段差を生ぜず包装さ
れ、かつヘッド部13をホルダー部6側に折畳むためヘッ
ド部13の長さlだけシート状の状態で短く形成されるの
で小形化されてさらに携帯に便利となる。従って、自動
販売機で取扱う場合もさらに容易化される。
なお、係止リンク10aはその先端部11をコ字状に形成し
切欠き溝3に係合される両側の直線状の係止部位の内側
に両側辺縁2の内方への傾倒することを拘束するよう嵌
入させると共に、係止部位の両端の折曲げ柄部25を両側
辺縁2が側方へ拡開することを拘束するように外側に平
行して設ける。また、ホルダー部6の外面側には実施例
1と同様にローレット目状の斜め溝目Rを刻設する。
(考案の効果) この考案は上述の構成を有するので下記の利点がある。
(1)針状体からなる係止リンクと組合せたシート状の
素板からなる軽便かみそりであるので、使用前は平面上
に展開されたまま紙状体の包装物でシールされた状態で
取扱うことができるため、輸送が簡便で嵩高にならず、
携帯にも便利かつ安全で、また自動販売機で取扱うこと
も容易であること。
(2)係止リンクでヘッドの固定手段が補強されている
ので組立時の機能は通常の安全かみそりに優るとも劣ら
ない剃り味を提供できる使い捨てかみそりであること。
(3)シート状の利点を活用した切抜き装飾などを付設
し、付加価値をあげる利点もあること。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のシート状軽便かみそりの実施例1を
示すシート状の状態の全体要部説明平面図、第2図は組
立状態の全体要部説明斜視図、第3図は全体組立要部説
明正面図、第4図は第3図のヘッド部の拡大説明部分正
面図、第5図は第3図のヘッド部に切抜き装飾例を設け
た全体説明正面図、第6図は切抜き装飾例を設けたヘッ
ド部説明部分図、第7図は切抜き装飾例を設けたヘッド
部説明部分図、第8図はシート状軽便かみそりの実施例
2のシート状の状態の全体要部説明平面図、第9図
(イ)図は実施例2の組立状態の全体要部説明正面図、
(ロ)図はその折畳みヒンジの部分説明断面図、(ハ)
図はそのリブの部分明断面図である。 (主要部分の符号の説明) 1…シート状軽便かみそり 2…両側辺縁 3…切欠き溝 6…ホルダー部 8…天板部 10…係止リンク 11…先端部 13…ヘッド部 18…端縁部 19…耳軸 K…切刃 β…取付け角度 EL…刃線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状の素板に折曲げ案内罫線(4),
    (9)を刻設し展開された形状からなり、折曲げ形成さ
    れた長柄状のホルダー部(6)と、その端縁を折曲げて
    なる天板部(8)に切刃(K)を貼設したヘッド部(1
    3)を固定できるシート状のかみそりにおいて、 天板部(8)の端縁部(18)の両側に回動自在に軸設さ
    れ、刃線(EL)と平行して対向する内方に互いに折曲げ
    てなる耳軸(19)を両端に設けた針状体の先端部(11)
    をU字状に形成してなる係止リンク(10)を設け、凸曲
    状に形成した先端部(11)の係止部位を係合できる切欠
    き溝(3)をホルダー部(6)の長柄状の両側辺縁
    (2)の適位置に並設し、係止リンク(10)を係止して
    両側辺縁(2)の側方への傾倒を拘束する一方、天板部
    (8)に貼設した切刃(K)を適切な取付け角度(β)
    に固定できるヘッド部(13)を形成したことを特徴とす
    るシート状軽便かみそり。
JP3605890U 1990-04-02 1990-04-02 シート状軽便かみそり Expired - Lifetime JPH0747091Y2 (ja)

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JPH03128065U JPH03128065U (ja) 1991-12-24
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