JPS647267Y2 - - Google Patents

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JPS647267Y2
JPS647267Y2 JP17091580U JP17091580U JPS647267Y2 JP S647267 Y2 JPS647267 Y2 JP S647267Y2 JP 17091580 U JP17091580 U JP 17091580U JP 17091580 U JP17091580 U JP 17091580U JP S647267 Y2 JPS647267 Y2 JP S647267Y2
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JP
Japan
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joint
armature
commutator
armature shaft
shaft
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JP17091580U
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JPS5795467U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、燃料タンクの内部に装着される自
動車用インタンク式燃料ポンプの動力伝達機構を
改良した構造に関するものである。
第1図は従来のインタンク式燃料ポンプの部分
断面説明図であつて、この燃料ポンプは、ポンプ
ハウジング1の内面側に永久磁石2を固定し、そ
の永久磁石2からわずかに離れて電機子3を回転
可能に配置している。そして、前記電機子3の電
機子軸4の下端部分を軸受メタル5により支持
し、その軸受メタル5を前記ポンプハウジング1
の最下端面に設けた軸受台1aに取付けている。
前記電機子軸4には、第1図中のほぼ中央部分に
整流子6を固着していて、図示しないブラシをこ
の整流子6に圧接することにより前記電機子3の
コイルに流れる電流の整流を行つている。
さらに、前記電機子軸4に固着した前記整流子
6からわずかに離隔した第1図中の下側部分に、
ジヨイント10を固着しているとともに、さらに
その下方部分には、プロペラ形状のランナーフア
ン11のボス部を回転自在に嵌挿している。
ここで、前記ジヨイント10には、電機子軸4
を嵌挿する嵌挿孔10aの内径寸法を、電機子軸
4の外径寸法よるわずかに小さく形成していて、
ジヨイント10を電機子軸4に圧入することによ
り固定している。また、電機子軸4には、軸径方
向にわずかに突出しかつ軸長方向に延びるナーリ
ング加工部4aを設け、その加工部分にジヨイン
ト10を圧入することにより軸長方向および回転
方向の固定力を強めている。
そして、前記ジヨイント10の第1図中の下方
側には、図中の下方に突出する突起部10aを複
数個設けると共に、前記ランナーフアン11のボ
ス部には、前記ジヨイント10の突起部10aに
嵌合する貫通孔からなる嵌合部11aを設けてい
て、前記突出部10aを嵌合部11aに嵌合する
ことにより、ジヨイント10をランナーフアン1
1に連結している。すなわち、ジヨイント10を
介して、電機子軸4の回転駆動力をランナーフア
ン11に伝達してランナーフアン11を回転する
ことによりポンプハウジング1に設けた燃料吸入
口1bから燃料を吸入し、ポンプ内を通つて燃料
ポンプの上端側に設けた燃料吐出口(図示略)よ
り所定の圧力で吐出し、キヤブレターへ燃料を送
給する構造としている。
ところが、上記従来の構造では、燃料、特にア
ルコールガソリン中に前記ジヨイント10が長時
間浸漬されていると、膨潤による体積変化が発生
することがあり、その場合には、ジヨイント10
の嵌挿孔10aの内径寸法が電機子軸4の外径寸
法よりも大きくなつてジヨイント10と電機子軸
4とのあいだでの固定力が弱まり、特に回転方向
には回転トルクが負荷されているため、ジヨイン
ト10と電機子軸4との間に回転方向の摺りが生
じて、電機子軸4の回転をジヨイント10に伝達
することができなくなつて、ランナーフアン11
が所定の回転をしなくなるので、燃料吐出性能が
低下し、エンジンの正常燃焼を妨げてしまうこと
があつた。
そこで、この考案の目的は、電機子軸4の回転
トルクを確実にジヨイント10およびランナーフ
アン11に伝達可能にして従来の欠点を解消し、
安定した性能を有する自動車用インタンク式燃料
ポンプを提供することにある。
次に、この考案に係る自動車用インタンク式燃
料ポンプ構造の作用を説明すると、ジヨイントに
設けた整流子用係止部によりジヨイントを整流子
に係止しているとともに、整流子に設けたジヨイ
ント用係止部により整流子をランナーフアンに係
止しているので、ジヨイントと電機子軸との間に
回転方向の摺りが生じたとしてもランナーフアン
はジヨイントを介して電機子の整流子とともに回
転し、ランナーフアンが所定の回転をしなくなる
ことがない。
つづいて、この考案に係る自動車用インタンク
式燃料ポンプ構造の実施例を第2図ないし第4図
に基いて詳細に説明する。
第2図には、この考案の一実施例によるインタ
ンク式燃料ポンプ構造の下方部分の断面説明図を
示し、第3図a,b,cには、この考案の一実施
例によるインタンク式燃料ポンプにおけるジヨイ
ントの各々部分破断側面図、平面図、底面図を示
し、第4図a,bには、この考案の一実施例によ
るインタンク式燃料ポンプにおける整流子の各々
部分破断側面図、底面図を示す。
すなわち、図において、符号1はポンプハウジ
ング、符号2はポンプハウジング1の内面側に固
着した永久磁石、符号3は電機子、符号4は電機
子3の電機子軸、符号5は電機子3の電機子軸4
の下端を回転可能に支持する軸受メタル、符号1
1はランナーフアン、符号20はジヨイント、符
号21は整流子である。
ポンプハウジング1には、その最下端面に設け
た軸受台1aに、軸受メタル5を取付けていて、
電機子3の電機子軸4の下端を回転可能に支持し
ている。
また、このポンプハウジング1には、第2図中
の下端寄りに燃料吸入口1bを設けているととも
に、内面側に永久磁石2を固着していて、この永
久磁石2の内周側で電機子3が回転するようにな
つている。
電機子3の電機子軸4には、第2図中の下端寄
りにずれ止め用のナーリング加工部4aを設けて
いる。
一方、ランナーフアン11には、そのボス部
に、第1図と同様にして嵌合部11aを設けてい
るとともに、ボス部のほぼ中央部分に、前記電機
子軸4に回転自在に支持されるランナーフアン嵌
挿孔11bを設けている。
一方、ジヨイント20には、第3図a,b,c
に示すように、中央部に、前記電機子軸4の外径
寸法よりもわずかに大きい内径寸法を有して前記
電機子軸4に嵌挿するジヨイント嵌挿孔20aを
設けているとともに、第3図a中の上面側に、前
記ジヨイント嵌挿孔20aを中心として相対向す
る2個所に図中の上方に向かつて突出して後述す
る整流子21に係止する整流子用係止部である突
出部20bを設けている。
また、このジヨイント20には、第3図a中の
下面側に、前記ジヨイント嵌挿孔20aを中心と
して相対向する2個所に図中の下方の向かつて突
出して前記ランナーフアン11のボス部に設けた
嵌合部11aに挿入することによつて嵌合する突
起部20cを設けている。
他方、整流子21には、第4図a,bに示すよ
うに、円筒形状の絶縁体21bのほぼ中央部分
に、前記電機子軸4に設けたナーリング加工部4
aに圧入する貫通孔21aを設けているととも
に、前記絶縁体21bの外周側に複数個の整流子
片21cを固着している。
また、この整流子21には、絶縁体21bの第
4図a中の下端に、前記貫通孔21aを中心とし
て相対向する2個所に図中の上方に向かつて深さ
を有して前記ジヨイント20に設けた整流子用係
止部となる突出部20bを嵌入することによつて
ジヨイント20に係止する凹溝であるジヨイント
用係止部21dを設けている。
ここで第2図に示すように、ナーリング加工部
4aを設けた電機子3の電機子軸4に整流子21
に設けた貫通孔21aを圧入し、さらに、その下
方に、前記ジヨイント20に設けたジヨイント嵌
挿孔20aを電機子軸4のナーリング加工部4a
に嵌挿すると共に、前記整流子21の下端面に設
けた凹溝(ジヨイント用係止部)21dに前記ジ
ヨイント20に設けた突出部20b(整流子用係
止部)を係止して、整流子21とジヨイント20
とが回転方向にずれない状態で一体となつて回転
するようにしている。
そして、ジヨイント20に設けたランナーフア
ン側への突起部20cをランナーフアン11のボ
ス部に設けた嵌合部11aに挿入している。
これにより、前記整流子21は電機子3の電機
子軸4に圧入され、ジヨイント20は電機子3の
電機子軸4に嵌挿し且つ整流子21に係止してい
るとともに、ランナーフアン11に嵌合してい
る。
そこで、図示しない外部接続端子からブラシを
介して整履子21に所定の電源を供給すると、電
機子3のコイルと永久磁石2とのあいだに電磁誘
導作用が発生して電機子3が回転する。
電機子3が回転することにより、電機子3の電
機子軸4が回転し、この電機子軸4に圧入した整
流子21が回転する。
これにより、一方においては整流子21に係止
したジヨイント20が電機子軸4に嵌挿した状態
で回転するので、ジヨイント20にその他方にお
いて嵌合したランナーフアン11が回転し、ポン
プハウジング1に設けた燃料吸入口1bから燃料
を吸入してポンプ内を通つて図示しない燃料吐出
口から燃料を吐出するようになつている。
すなわち、電機子軸4の回転は、電機子軸4か
らジヨイント20へ直接的に、また、電機子軸4
から整流子21を経てジヨイント20へ間接的に
伝達されるため、電機子軸4からジヨイント20
およびランナーフアン11への回転伝達を非常に
良好におこなうことができる。
そして、ジヨイント20が燃料ガソリン中に長
期間浸漬された結果、膨潤による体積変化が発生
し、電機子軸4との間で回転方向の固定力が弱ま
つた場合においても、前記電機子軸4に圧入した
整流子21および電機子軸4に嵌挿したジヨイン
ト20により、前記電機子軸4の回転力をジヨイ
ント20に伝達することができ、前記ジヨイント
20およびそのジヨイント20に嵌合したランナ
ーフアン11を所定の回転数および回転力で駆動
させることができる。
なお、この実施例では、ジヨイント20に突出
部20bを設け、整流子21に凹溝21dを設け
ているが、逆に、ジヨイント20に凹溝を設け、
整流子21に突出部を設けて係止してもよい。
以上述べたように、この考案によれば、電機子
軸とジヨイントとの間の直接的な回転伝達に合わ
せて、整流子とジヨイントとを係止することによ
り該整流子を介して電機子軸の回転を間接的にジ
ヨイントに伝達可能にしたので、回転伝達の際の
負荷を分散させることが可能となり、いかなる場
合においても電機子軸とジヨイントが一体的に回
転し、ジヨイントの回転数を電機子軸の回転数と
同一にすることができる。すなわち、前記ジヨイ
ントと一体に回転するランナーフアンを所定の回
転数および回転力で駆動することができ、燃料ポ
ンプの燃料吐出性能を高レベルに維持し、エンジ
ンの正常燃焼を保つことができるという高い実用
的効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインタンク式燃料ポンプの部分
断面説明図、第2図はこの考案の一実施例におけ
るインタンク式燃料ポンプの部分断面説明図、第
3図a,b,cはそれぞれジヨイントの部分破断
側面図、平面図、底面図、第4図a,bはそれぞ
れ整流子の部分破断側面図、底面図である。 3……電機子、4……電機子軸、11……ラン
ナーフアン、20……ジヨイント、20b……整
流子用係止部(突出部)、21d……ジヨイント
用係止部(凹溝)、21……整流子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電機子と、 前記電機子の電機子軸に固定されて当該電機子
    に電源を供給する整流子と、 前記電機子軸に固定したジヨイントと、 前記電機子軸に設けられ且つ前記ジヨイントと
    係合して電機子と一体で回転するランナーフアン
    と、 を備えた自動車用インタンク式燃料ポンプにおい
    て、 前記ジヨイントには整流子用係止部を設けると
    ともに、前記整流子にはジヨイント用係止部を設
    けて相互に回転方向に係止させたことを特徴とす
    る自動車用インタンク式燃料ポンプ構造。
JP17091580U 1980-12-01 1980-12-01 Expired JPS647267Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17091580U JPS647267Y2 (ja) 1980-12-01 1980-12-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17091580U JPS647267Y2 (ja) 1980-12-01 1980-12-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5795467U JPS5795467U (ja) 1982-06-11
JPS647267Y2 true JPS647267Y2 (ja) 1989-02-27

Family

ID=29529295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17091580U Expired JPS647267Y2 (ja) 1980-12-01 1980-12-01

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60183294U (ja) * 1984-05-14 1985-12-05 三菱電機株式会社 インタンク式燃料ポンプ
DE102004002458A1 (de) * 2004-01-16 2005-08-11 Siemens Ag Kraftstoff-Fördereinheit
JP6358159B2 (ja) * 2015-04-14 2018-07-18 株式会社デンソー 燃料ポンプ

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JPS5795467U (ja) 1982-06-11

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