JPS646878Y2 - - Google Patents

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JPS646878Y2
JPS646878Y2 JP18915082U JP18915082U JPS646878Y2 JP S646878 Y2 JPS646878 Y2 JP S646878Y2 JP 18915082 U JP18915082 U JP 18915082U JP 18915082 U JP18915082 U JP 18915082U JP S646878 Y2 JPS646878 Y2 JP S646878Y2
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JP
Japan
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chassis
bearing plate
control members
traveling toy
pin
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JP18915082U
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JPS5993595U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、走行玩具の前輪を揺動可能且つ揺動
角度制御可能に構成した走行玩具用方向変換装置
に関する。
自動車等の乗物あるいは動物等を模した車体を
走らせて遊ぶ走行玩具は、幼児等にとつて非常に
興趣のあるものである。しかし、この走行玩具
も、単に直進するだけのもの、あるいは決められ
た方向に決められた角度だけ曲線走行するものに
あつては、走行動作が単調で好奇心の旺盛な幼児
等にとつてすぐ飽きられてしまう。
そこで本考案は、走行玩具の前輪を車軸を軸受
プレートで支承させ、該軸受プレートを簡単な手
動操作により任意の角度だけ揺動制御できるよう
にして、前輪すなわち走行玩具を、直進のみなら
ず種々の方向に種々の角度で曲線走行できるよう
にすると共に、走行途中で障害物等と衝突した場
合には自動的に走行方向の交換を行なう、意外性
に富んだ走行を行なわしめる走行玩具用方向変換
装置の提供を目的とする。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図及び第2A図、第2B図は、シヤーシ下
面から前輪の揺動角度制御を行なえるようにした
本考案の第1実施例の要部截断斜視図及び第1実
施例の平面図と底面図を示している。これら図面
において、1は走行玩具のシヤーシで、後部に後
引き巻上げぜんまいあるいは電池、バツテリによ
つて駆動するモータ等からなる駆動装置2と、該
駆動装置2によつて回転させられる駆動車輪3を
備えている。4は略二等辺三角形をなす軸受けプ
レートで、その頂角部を後向きにしてシヤーシ1
の前部中央に枢着軸5によつて揺動自在に枢着す
ると共に、前向きの底辺部に前輪6の車軸7は回
転自在に支承している。したがつて、前輪6は軸
受けプレート4を介して揺動自在にシヤーシ1に
取付けられている。
8a,8bは軸受けプレート4の両傾斜辺部に
それぞれ臨んでシヤーシ1に設けられたガイド溝
で、枢着軸5を挟んでシヤーシ1の左右両側に、
対称的且つ軸受けプレート4の両傾斜辺部から遠
ざかる方向に円弧状に展開している。9a,9b
はシヤーシ1の下面に設けられた移動制御片で、
一端をガイド溝8a,8bの円弧中心に基軸10
a,10bによつて回転自在に枢着すると共に、
他端にガイド溝8a,8bを挿通してシヤーシ1
の上面に突出し、軸受けプレート4の傾斜辺と当
接するピン状の制御部材11a,11bを突設し
てある。このピン状の制御部材11a,11bの
直径は、ガイド溝8a,8bの溝幅と略同じ寸法
としてあり、手動による移動操作時にはガイド溝
8a,8b内を円滑に移動するようになつてい
る。本実施例のものは、シヤーシ1及びピン状の
制御部材11a,11b等を合成樹脂製としてあ
るので、上記移動及び固定作用を確実且つ容易に
行なえる。
なお、軸受けプレート4としては、第1図及び
第2A図に示す三角形の薄板状のもののほか、第
3A図に示す三角形のアーム状のもの、第3B図
に示す半円形のアーム状のもの、第3C図に示す
薄板に溝4aを穿設したもの、あるいは第3D図
に示す三角形を立体状にしたもの等種々の変形例
が考えられる。又、軸受けプレート4のシヤーシ
1への枢着形態としては、第4A図あるいは第3
D図に示すように、軸受けプレート4の傾斜辺部
を前向きに、又は、第4B図に示すように横向き
等とすることも可能である。これらの場合、ガイ
ド溝8a,8bを展開する状態もそれぞれ異な
り、第4A図に示す場合には枢着軸5を挟んで左
右対象に前方に設けて展開し、第4B図に示す場
合には枢着軸5を挟んで前後対象に横方向に設け
て展開する。
更に、上述のピン状の制御部材11a,11b
には、ピンと同等の機能を生ずるロツド等も含ま
れるものであり、又、これらピン状の制御部材1
1a,11bを、ガイド溝8a,8bの任意の位
置に固定する手段としては、上述の合成樹脂の弾
力性を利用するもののほか、例えばガイド溝8
a,8bの内側辺に鋸歯あるいは凹凸を設け、こ
れによつて係合停止させる等の手段を採用するこ
ともできる。更にまた、移動制御片9a,9bの
一端は必ずしもシヤーシ1に枢着する必要はな
く、例えばピン状の制御部材11a,11bのシ
ヤーシ1上面に突出した部分に抜止用部材等を固
着し、ガイド溝8a,8b内を移動且つ固定可能
な構成としてもよく、この場合には、ガイド溝8
a8bを直線状に設けることも可能である。
したがつて、第1実施例の走行玩具用方向変換
装置においては、シヤーシ1の下面から指等によ
つて移動制御片9a,9bの一方又は両方を移動
させ、ピン状の制御部材11a,11bをガイド
溝8a,8bの任意の位置に固定すると、軸受け
プレート4すなわち前輪6が任意の角度だけ揺動
可能となり、走行玩具を任意の方向へ任意の角度
で自動的に曲線走行させることができる。
第5図は車体の上面から前輪の揺動角度制御を
行なえるようにした本考案の第2実施例の要部截
断斜視図を示している。この走行玩具用方向変換
装置の第2実施例のものは、ピン状の制御部材1
1a,11bを長尺状に形成すると共に、車体1
2の上面に穿設した長孔14a,14bから該ピ
ン状の制御部材11a,11bをガイド溝8a,
8bに挿通したもので、ピン状制御部材11a,
11bの車体12の上面に突出した部分にはサイ
ドミラーを模した装飾部材13a,13bが嵌着
してあり、他は第1実施例と同様の構成となつて
いる。車体12の上面に突出したピン状の制御部
材11a,11bの先端に嵌着する装飾部材13
a,13bとしては、サイドミラーを模したもの
のほかマスコツト等を嵌着することができる。
したがつて、第2実施例の走行玩具用方向変換
装置においては、車体12の上面に突出するサイ
ドミラー13a,13b等を長孔14a,14b
に沿つて移動させることによつてピン状の制御部
材11a,11bの固定位置を制御することがで
きるので、制御を容易且つ確実に行なえると共
に、走行玩具が通常の姿勢にあつてもピン状の制
御部材11a,11bの固定位置を確認でき、前
輪6の揺動可能角度を知ることができる。
第6図はシヤーシの側面から前輪の揺動角度制
御を行なえるようにした本考案の第3実施例の平
面図を示している。この走行玩具用方向変換装置
は、レバー状の制御部材11c,11dをシヤー
シ1の外方から該シヤーシ1の側部に設けたガイ
ド溝8a,8bから挿通し、その一端をシヤーシ
1の外方に位置させると共に、他端を軸受けプレ
ート4の傾斜辺部に臨んで位置させており、しか
も、このレバー状の制御部材11c,11dをシ
ヤーシ1に基軸10c,10dで揺動可能に枢着
してある。なお、本考案における制御部材11
a,11dのレバー形状としては、L字形あるい
は直線形等のものを用いることができ、又、レバ
ー状の制御部材11c,11dを挿通するガイド
溝8c,8dは、走行玩具の種類に応じて車体1
2に設けることも可能である。
したがつて、第3実施例の走行玩具用方向変換
装置においては、シヤーシ1の側面から指等によ
つてレバー状の制御部材11c,11dの一方又
は両方の一端を操作して、レバー状の制御部材1
1c,11dの他端を任意の位置に固定すると、
軸受けプレート4すなわち前輪6が任意の角度だ
け揺動可能となり、走行玩具を任意の方向へ任意
の角度で自動的に曲線走行させることができる。
本考案をプルバツク(後引き巻上げ)方式の走
行玩具に用いると、後引きの際には前輪が通常の
状態で後転するので、固定されたステアリングの
場合に生ずる破損が避けられると共に、前進走行
の際には自動的に走行玩具の進行方向を変更する
ので便利である。又、動力の蓄勢加減によつて曲
線走行状態が変化して面白く、障害物等に衝突し
た場合には、走行玩具が思いがけない方向に走行
して意外性に富んだ面白さを発揮する。
なお、本考案は上記第1及び第2実施例のほ
か、種々の構成とすることが可能で、例えば、車
体12を自動車以外の飛行機等の乗物あるいは走
行機能を備えた昆虫等の動物等の形状とすること
ができる。
以上の如く本考案によれば、走行玩具のシヤー
シあるいは車体に設けたガイド溝に制御部材を挿
通し、この制御部材の位置を移動させることによ
り、前輪を回転自在に支承した軸受けプレートの
揺動角度制御を行なつているので、制御部材を手
動操作によつて任意の位置に停止させるだけで走
行玩具を自動的に右又は左に曲線走行させること
ができ、幼児等の興趣を一層向上させることがで
きる。又、構成が簡潔なので、幼児等が多少乱暴
に扱つたとしても容易に損傷することがなく、し
かも、制御ピンの移動制御も幼児等が簡単に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の要部截断斜視
図、第2A図及び第2B図は第1実施例の平面図
及び底面図、第3A図乃至第3D図は軸受けプレ
ートの変形例を示す斜視図、第4A図及び第4B
図は軸受けプレートの枢着状態の変形例を示す平
面図、第5図は本考案の第2実施例の要部截断斜
視図、第6図は本考案の第3実施例の要部平面図
である。 1……シヤーシ、2……駆動装置、4……軸受
けプレート、5……枢着軸、6……前輪、7……
車軸、8a,8b,8c,8d……ガイド溝、9
a,9b……移動制御片、10a,10b,10
c,10d……基軸、11a,11b,11c,
11d……制御部材、12……車体、13a,1
3b……装飾部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記要件から成ることを特徴とする走行玩具用
    方向変換装置。 (イ) シヤーシ前部に、前輪の車軸を支承した軸受
    けプレートを左右に揺動自在に枢着したこと。 (ロ) シヤーシの下面もしくは側面、又は車体の上
    面もしくは側面から、上記軸受けプレートの一
    方に臨んで、該軸受けプレートの揺動角度を移
    動制御可能に構成した制御部材を挿通したこ
    と。 (ハ) 上記制御部材は、シヤーシあるいは車体に、
    上記軸受けプレートの枢着軸を挟んで左右又は
    前後に設けたガイド溝から移動自在に挿通され
    ていること。
JP18915082U 1982-12-16 1982-12-16 走行玩具用方向変換装置 Granted JPS5993595U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18915082U JPS5993595U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 走行玩具用方向変換装置

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JP18915082U JPS5993595U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 走行玩具用方向変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5993595U JPS5993595U (ja) 1984-06-25
JPS646878Y2 true JPS646878Y2 (ja) 1989-02-22

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ID=30407882

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JP18915082U Granted JPS5993595U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 走行玩具用方向変換装置

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JPS5993595U (ja) 1984-06-25

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