JPS646850B2 - - Google Patents
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- JPS646850B2 JPS646850B2 JP1592784A JP1592784A JPS646850B2 JP S646850 B2 JPS646850 B2 JP S646850B2 JP 1592784 A JP1592784 A JP 1592784A JP 1592784 A JP1592784 A JP 1592784A JP S646850 B2 JPS646850 B2 JP S646850B2
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- 239000012778 molding material Substances 0.000 claims description 28
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D7/00—Bending rods, profiles, or tubes
- B21D7/08—Bending rods, profiles, or tubes by passing between rollers or through a curved die
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D25/00—Machines or arrangements for shearing stock while the latter is travelling otherwise than in the direction of the cut
- B23D25/02—Flying shearing machines
- B23D25/04—Flying shearing machines in which a cutting unit moves bodily with the work while cutting
Description
技術分野
本発明は、ドアサツシやモールデイング等(以
下、単に「モールデイング類」という。)を複次
元方向に曲げ加工するところの方法に関するもの
である。 背景技術 従来、この種の曲げ加工方法としては、複数の
ロール材で材料の挿通用隙間を形成する材料曲げ
用ガイドロールエレメントを外枠に自在継機構で
装着し、その外枠を回転板に固定してスライド板
に軸支した転子で支持すると共に、スライド板を
モータ駆動するボールネジ機構でスライド支枠に
上下動可能に装着し、またスライド支枠を基枠に
モータ駆動するボールネジ機構で左右方向にも移
動可能に装着した装置(特公昭58−43165号)で、
材料送出し位置決め用ガイドロールエレメントか
ら曲げ用ガイドロールエレメントに挿通する直線
状の材料を複次元方向に曲げ加工するようにする
ことが知られている。然し、この曲げ加工では複
次元方向の曲げを左右のスライドと上下のスライ
ドとを組合せたX−Yプログラムに則つて、モー
ルデイング素材の送出し寸法を測定する検出器の
指令で曲げ加工装置を制御することにより行われ
ているため、プログラムが複雑になつて正確な曲
げ加工を行うことが困難であり、増して軸線方向
の捩り曲げを加えると更に複雑になつてしまう欠
点がある。 発明の開示 本発明は、モールデイング素材を簡単でしかも
正確に曲げ加工することの可能なモールデイング
類の複次元方向曲げ加工方法を提供すること、を
目的とする。 即ち、本発明に係るモールデイング類の複次元
方向曲げ加工方法においては、予め所定の横断面
形状に折曲成形された長尺なモールデイング素材
の送込み長さを測定する検出器と、モールデイン
グ素材を軸線方向に沿つてスライド移動可能に挿
通支持する保持装置との後方にモールデイング素
材の曲げ加工装置を配置し、検出器の所定なモー
ルデイング素材の長さ測定指令に応じて曲げ加工
装置に備えた水平方向の軸線曲げ機構部を水平方
向に所定量移動すると共に、その曲げ加工装置に
備える垂直方向の軸線曲げ並びに軸線の捩り曲げ
機構部を同期させてまたは順次個々に駆動制御す
ることにより各軸線曲げを組合せてモールデイン
グ素材の軸線を複次元方向に所望の異なる曲率で
曲げ処理するようにされている。 実施例 以下、図面を参照して説明すれば、次の通りで
ある。 この実施例では、車輛用のモールデイングを製
造するにあたつてステンレス鋼板等の塑性変形可
能な平薄板状のストリツプ材を材料にし、それを
予め所定横断面形状に折曲成形した後に軸線方向
を複次元方向に複数の異つた曲率で曲げ加工する
ことが行われている。車輛用モールデイングには
車体の取付部位(第1図参照)によつて異る数種
のものがあり、その横断面形状はフロント、バツ
クのウインド廻りM1〜M6(第2図a〜d参照)、
トリツプレール廻りM7、フエンダ廻りM8(第2
図g参照)等で夫々異なりまた長さも夫々異にす
るもので、これら形状の異なるモールデイング素
材でも簡単に曲げ加工することができる。それら
は、金属ストリツプ材X(第3図参照)を冷間ロ
ール成形機Aで所定の横断面形状をした長尺なモ
ールデイング素材X′に成形し、それを略一定の
速度で保持装置B,Cに送込んで軸線方向をスラ
イド可能に保持すると共に後方の曲げ装置Dに挿
通して複次元方向に曲げ加工し、それを走行切断
装置Eで所定長さに切断することにより製造した
ものである。この途上で、モールデイング素材
X′の送出し長さを検出器Fで測定し、その測定
指令に基づきコントローラGを介して曲げ加工装
置Dの各曲げ機構部を個々に制御することによ
り、モールデイング素材X′を所望通り複次元方
向に曲げすることが行われている。 茲で、曲げ加工装置Dを詳細に説明すると、こ
の曲げ加工装置Dは機台10の板面上に左右を立
上げフレーム11,12で固定支持したベース板
13に保持装置Cと共に夫々取付け配置されてい
る(第4図参照)。その曲げ加工装置Dは、台板
14を支軸15で枢支することにより左右に揺動
可能に取付けられている(第4,5,6図参照)。
その台板14には立上りプレート16が垂直状で
モールデイング素材の送込み方向と直交させて一
体装着されており、この立上りプレート16の板
面略中央には保持装置Cから送込まれるモールデ
イング素材X′を少なくとも左右から支持して水
平方向で保持するロール群20a,20b,20
cが装着されている(第5,6,7参照)。それ
らロール群20a,20b,20cは各対向面間
で所定横断面形状のモールデイング素材X′を挿
通する隙間を形成するものであり、このロール群
20a,20b,20cで挾持するモールデイン
グ素材X′の軸線方向を少なくとも右または左に
水平曲げ可能に構成されている。その水平方向曲
げ機構は支軸15を支点にして台板14を右また
は左に揺動するものであり、台板14の先端辺に
ガイドピン21a,21bを交互選択的に使用す
るよう下方に突出させて装着すると共に、そのガ
イドピン21a,21bをスライドプレート22
の板面に形成したカム溝23a,23bと選択係
合してスライドプレート22を前後に水平動する
よう構成されている(第7図参照)。スライドプ
レート22は左右がコ字状のガイドフレーム24
a,24bで摺動可能に支持され(第4図参照)、
そのプレート22の後端側と機台10とに夫々装
着したブラケツトプレート25,26の間に複数
本直列的に連結した駆動シリンダ27でスライド
移動することにより板面のカム溝23a,23b
に沿つて台板14を右または左に揺動するように
なつている。この水平方向曲げ機構に加えて、立
上りプレート16には垂直方向曲げ機構が設けら
れている。その垂直方向曲げ機構はロール群20
a,20b,20cの後方に配置する上下一対の
ロール群30a,30bでなり、これらロール3
0a,30bを左右一対のブラケツトプレート3
1a,31bで軸承支持すると共に、各ブラケツ
トプレート31a,31bを立上りプレート16
に装着した支承ブラケツト32a,32bで上下
に揺動可能に一軸支承するよう構成されている
(第6,7図参照)。その支軸33a,33bはブ
ラケツトプレート31a,31bにキー止め固定
され、また支承ブラケツト32a,32bには回
転可能に軸受けされている。これら支軸の片側3
2bには、ブラケツトプレート31a,31bを
揺動する駆動源34が連繋されている(第4図参
照)。その駆動源としては数本のシリンダを直列
的に連結したものを用い、後端側を支持ブラケツ
ト35で機台10に固定すると共に先端側には直
線動プレート36が装着されている。この直線動
プレート36の板面には斜め直線状に切欠36a
が設けられ、その切欠36aにはカムプレート3
7の自由端寄り側面に突出したピン37aが係合
されている。カムプレート37は偏心位置で回転
軸37bに取付けられ、その回転軸37bを軸受
38で支持することにより揺動可能に取付けられ
ている。この回転軸37bと支承ブラケツト32
a,32bの支軸33bとは、ユニバーサルジヨ
イントを介してスプラインシヤフト39で連結で
きる。そのスプラインシヤフト39は台板14が
支軸15を支点にして揺動するに伴つて伸縮自在
であり、このシヤフトに代えて綱線を捩つて形成
したフレキシブルシヤフトを用いてもよい。更
に、これら水平方向曲げ、垂直方向曲げ機構に加
えて、軸線方向の捩り機構を付設することができ
る。その捩り機構(第5,6,7図参照)はロー
ル群20a,20b,20c及び支承ブラケツト
32a,32bを介して上下一対のロール30
a,30bを支軸で遊嵌支持ししかも回転板40
に装着すると共に回転板40を立上りプレート1
6に嵌合し、その回転板40をウオームギヤ41
と回転板40に設けたウオームホイール42とで
回動するよう構成されている。このウオームギヤ
41は水平曲げ、垂直曲げ機構と同様に数本の駆
動シリンダを直列的に連結したものを駆動源43
とし(第4図参照)、その駆動源43をラツク4
4、ピニオン45を介してウオーム41の支軸4
1a,41bと連繋するようにされている。駆動
源43の後端側は支持プレート46に固定され、
またラツク44は先端側に位置する駆動シリンダ
のロツドに装着されている。ピニオン45は軸受
47で回転可能に支持され、その支軸45aとウ
オーム41の支軸41aとをユニバーサルジヨイ
ントを介してスプラインシヤフトまたはフレキシ
ブルシヤフト48で連結することによりウオーム
ギヤ41に回転力を伝達可能に取付けられてい
る。 この曲げ加工装置では、まず、立上りプレート
16に装着したロール群20a,20b,20c
の隙間向きを台板14の支軸15を中心にした揺
動で変えることにより、保持装置Cから挿通する
モールデイング素材X′を保持装置Cの後端を曲
げ支点として左または右に湾曲成形する。次いで
上下一対のロール30a,30bをブラケツトプ
レート31a,31bの支軸33a,33bを中
心にした揺動で水平位置から上または下に姿勢を
変えることによりモールデイング素材X′を上ま
たは下の垂直方向に湾曲成形する。これらの二次
元方向曲げに加えて、モールデイング素材X′の
軸線を捩り曲げするときは垂直方法曲げ機構の作
動と同期させて或いは引続き、ウオームギヤ41
を回動させてウオームホイール42を介し回転板
40を所望角度で回転すればよい。回転板40が
回動すると、その回転板40に一体装着したロー
ル群20a,20b,20c及び上下一対のロー
ル30a,30bがモールデイング素材X′を挿
通して水平、垂直姿勢から斜めに位置を変えるた
め保持装置Cの保持装置をねじり支点としてモー
ルデイング素材X′の軸線を捩つて三次元方向に
も曲げることができる。この軸線捩り曲げは、水
平方向曲げ時に生ずる歪みを補正するため行つて
もよい。また、これらの曲げ加工は、モールデイ
ングの全長を任意一定長さで架空のセグメント1
〜Tに分割し(第10図参照)、その各セグメン
ト1〜T毎に各曲げ機構の移動量を予め設定して
水平方向曲げ機構、垂直方向曲げ機構、更には必
要に応じて軸線方向の捩り機構を個々に作動する
ことにより制御することができる。各セグメント
1〜Tは金属ストリツプ材Xを所定横断面形状に
折曲成形した後で曲げ加工装置Dに送込む以前
に、モールデイング素材X′に接触して回転する
ロータリーエンコーダ等の検出器Fで検出し(第
3図参照)、その検出信号を各機構の駆動源27,
34,43にコントローラGを介して個々的に送
信することによりセグメント1〜Tに応じた駆動
量で各機構を制御することができる。 例えば、ウインド廻りのモールデイングM6(第
2図a参照)を製造する場合には全長が1500mm程
度であるから、これを30〜32または50〜60のセグ
メントに分けると共に各セグメント毎にコントロ
ーラGに表1の如く移動量を記憶し、そのセグメ
ントを検出器Fで検出しつつ各機構を個々に動作
することにより表2の如きダイヤグラムに沿つて
複次元方向の曲げ加工を行うことができる。
下、単に「モールデイング類」という。)を複次
元方向に曲げ加工するところの方法に関するもの
である。 背景技術 従来、この種の曲げ加工方法としては、複数の
ロール材で材料の挿通用隙間を形成する材料曲げ
用ガイドロールエレメントを外枠に自在継機構で
装着し、その外枠を回転板に固定してスライド板
に軸支した転子で支持すると共に、スライド板を
モータ駆動するボールネジ機構でスライド支枠に
上下動可能に装着し、またスライド支枠を基枠に
モータ駆動するボールネジ機構で左右方向にも移
動可能に装着した装置(特公昭58−43165号)で、
材料送出し位置決め用ガイドロールエレメントか
ら曲げ用ガイドロールエレメントに挿通する直線
状の材料を複次元方向に曲げ加工するようにする
ことが知られている。然し、この曲げ加工では複
次元方向の曲げを左右のスライドと上下のスライ
ドとを組合せたX−Yプログラムに則つて、モー
ルデイング素材の送出し寸法を測定する検出器の
指令で曲げ加工装置を制御することにより行われ
ているため、プログラムが複雑になつて正確な曲
げ加工を行うことが困難であり、増して軸線方向
の捩り曲げを加えると更に複雑になつてしまう欠
点がある。 発明の開示 本発明は、モールデイング素材を簡単でしかも
正確に曲げ加工することの可能なモールデイング
類の複次元方向曲げ加工方法を提供すること、を
目的とする。 即ち、本発明に係るモールデイング類の複次元
方向曲げ加工方法においては、予め所定の横断面
形状に折曲成形された長尺なモールデイング素材
の送込み長さを測定する検出器と、モールデイン
グ素材を軸線方向に沿つてスライド移動可能に挿
通支持する保持装置との後方にモールデイング素
材の曲げ加工装置を配置し、検出器の所定なモー
ルデイング素材の長さ測定指令に応じて曲げ加工
装置に備えた水平方向の軸線曲げ機構部を水平方
向に所定量移動すると共に、その曲げ加工装置に
備える垂直方向の軸線曲げ並びに軸線の捩り曲げ
機構部を同期させてまたは順次個々に駆動制御す
ることにより各軸線曲げを組合せてモールデイン
グ素材の軸線を複次元方向に所望の異なる曲率で
曲げ処理するようにされている。 実施例 以下、図面を参照して説明すれば、次の通りで
ある。 この実施例では、車輛用のモールデイングを製
造するにあたつてステンレス鋼板等の塑性変形可
能な平薄板状のストリツプ材を材料にし、それを
予め所定横断面形状に折曲成形した後に軸線方向
を複次元方向に複数の異つた曲率で曲げ加工する
ことが行われている。車輛用モールデイングには
車体の取付部位(第1図参照)によつて異る数種
のものがあり、その横断面形状はフロント、バツ
クのウインド廻りM1〜M6(第2図a〜d参照)、
トリツプレール廻りM7、フエンダ廻りM8(第2
図g参照)等で夫々異なりまた長さも夫々異にす
るもので、これら形状の異なるモールデイング素
材でも簡単に曲げ加工することができる。それら
は、金属ストリツプ材X(第3図参照)を冷間ロ
ール成形機Aで所定の横断面形状をした長尺なモ
ールデイング素材X′に成形し、それを略一定の
速度で保持装置B,Cに送込んで軸線方向をスラ
イド可能に保持すると共に後方の曲げ装置Dに挿
通して複次元方向に曲げ加工し、それを走行切断
装置Eで所定長さに切断することにより製造した
ものである。この途上で、モールデイング素材
X′の送出し長さを検出器Fで測定し、その測定
指令に基づきコントローラGを介して曲げ加工装
置Dの各曲げ機構部を個々に制御することによ
り、モールデイング素材X′を所望通り複次元方
向に曲げすることが行われている。 茲で、曲げ加工装置Dを詳細に説明すると、こ
の曲げ加工装置Dは機台10の板面上に左右を立
上げフレーム11,12で固定支持したベース板
13に保持装置Cと共に夫々取付け配置されてい
る(第4図参照)。その曲げ加工装置Dは、台板
14を支軸15で枢支することにより左右に揺動
可能に取付けられている(第4,5,6図参照)。
その台板14には立上りプレート16が垂直状で
モールデイング素材の送込み方向と直交させて一
体装着されており、この立上りプレート16の板
面略中央には保持装置Cから送込まれるモールデ
イング素材X′を少なくとも左右から支持して水
平方向で保持するロール群20a,20b,20
cが装着されている(第5,6,7参照)。それ
らロール群20a,20b,20cは各対向面間
で所定横断面形状のモールデイング素材X′を挿
通する隙間を形成するものであり、このロール群
20a,20b,20cで挾持するモールデイン
グ素材X′の軸線方向を少なくとも右または左に
水平曲げ可能に構成されている。その水平方向曲
げ機構は支軸15を支点にして台板14を右また
は左に揺動するものであり、台板14の先端辺に
ガイドピン21a,21bを交互選択的に使用す
るよう下方に突出させて装着すると共に、そのガ
イドピン21a,21bをスライドプレート22
の板面に形成したカム溝23a,23bと選択係
合してスライドプレート22を前後に水平動する
よう構成されている(第7図参照)。スライドプ
レート22は左右がコ字状のガイドフレーム24
a,24bで摺動可能に支持され(第4図参照)、
そのプレート22の後端側と機台10とに夫々装
着したブラケツトプレート25,26の間に複数
本直列的に連結した駆動シリンダ27でスライド
移動することにより板面のカム溝23a,23b
に沿つて台板14を右または左に揺動するように
なつている。この水平方向曲げ機構に加えて、立
上りプレート16には垂直方向曲げ機構が設けら
れている。その垂直方向曲げ機構はロール群20
a,20b,20cの後方に配置する上下一対の
ロール群30a,30bでなり、これらロール3
0a,30bを左右一対のブラケツトプレート3
1a,31bで軸承支持すると共に、各ブラケツ
トプレート31a,31bを立上りプレート16
に装着した支承ブラケツト32a,32bで上下
に揺動可能に一軸支承するよう構成されている
(第6,7図参照)。その支軸33a,33bはブ
ラケツトプレート31a,31bにキー止め固定
され、また支承ブラケツト32a,32bには回
転可能に軸受けされている。これら支軸の片側3
2bには、ブラケツトプレート31a,31bを
揺動する駆動源34が連繋されている(第4図参
照)。その駆動源としては数本のシリンダを直列
的に連結したものを用い、後端側を支持ブラケツ
ト35で機台10に固定すると共に先端側には直
線動プレート36が装着されている。この直線動
プレート36の板面には斜め直線状に切欠36a
が設けられ、その切欠36aにはカムプレート3
7の自由端寄り側面に突出したピン37aが係合
されている。カムプレート37は偏心位置で回転
軸37bに取付けられ、その回転軸37bを軸受
38で支持することにより揺動可能に取付けられ
ている。この回転軸37bと支承ブラケツト32
a,32bの支軸33bとは、ユニバーサルジヨ
イントを介してスプラインシヤフト39で連結で
きる。そのスプラインシヤフト39は台板14が
支軸15を支点にして揺動するに伴つて伸縮自在
であり、このシヤフトに代えて綱線を捩つて形成
したフレキシブルシヤフトを用いてもよい。更
に、これら水平方向曲げ、垂直方向曲げ機構に加
えて、軸線方向の捩り機構を付設することができ
る。その捩り機構(第5,6,7図参照)はロー
ル群20a,20b,20c及び支承ブラケツト
32a,32bを介して上下一対のロール30
a,30bを支軸で遊嵌支持ししかも回転板40
に装着すると共に回転板40を立上りプレート1
6に嵌合し、その回転板40をウオームギヤ41
と回転板40に設けたウオームホイール42とで
回動するよう構成されている。このウオームギヤ
41は水平曲げ、垂直曲げ機構と同様に数本の駆
動シリンダを直列的に連結したものを駆動源43
とし(第4図参照)、その駆動源43をラツク4
4、ピニオン45を介してウオーム41の支軸4
1a,41bと連繋するようにされている。駆動
源43の後端側は支持プレート46に固定され、
またラツク44は先端側に位置する駆動シリンダ
のロツドに装着されている。ピニオン45は軸受
47で回転可能に支持され、その支軸45aとウ
オーム41の支軸41aとをユニバーサルジヨイ
ントを介してスプラインシヤフトまたはフレキシ
ブルシヤフト48で連結することによりウオーム
ギヤ41に回転力を伝達可能に取付けられてい
る。 この曲げ加工装置では、まず、立上りプレート
16に装着したロール群20a,20b,20c
の隙間向きを台板14の支軸15を中心にした揺
動で変えることにより、保持装置Cから挿通する
モールデイング素材X′を保持装置Cの後端を曲
げ支点として左または右に湾曲成形する。次いで
上下一対のロール30a,30bをブラケツトプ
レート31a,31bの支軸33a,33bを中
心にした揺動で水平位置から上または下に姿勢を
変えることによりモールデイング素材X′を上ま
たは下の垂直方向に湾曲成形する。これらの二次
元方向曲げに加えて、モールデイング素材X′の
軸線を捩り曲げするときは垂直方法曲げ機構の作
動と同期させて或いは引続き、ウオームギヤ41
を回動させてウオームホイール42を介し回転板
40を所望角度で回転すればよい。回転板40が
回動すると、その回転板40に一体装着したロー
ル群20a,20b,20c及び上下一対のロー
ル30a,30bがモールデイング素材X′を挿
通して水平、垂直姿勢から斜めに位置を変えるた
め保持装置Cの保持装置をねじり支点としてモー
ルデイング素材X′の軸線を捩つて三次元方向に
も曲げることができる。この軸線捩り曲げは、水
平方向曲げ時に生ずる歪みを補正するため行つて
もよい。また、これらの曲げ加工は、モールデイ
ングの全長を任意一定長さで架空のセグメント1
〜Tに分割し(第10図参照)、その各セグメン
ト1〜T毎に各曲げ機構の移動量を予め設定して
水平方向曲げ機構、垂直方向曲げ機構、更には必
要に応じて軸線方向の捩り機構を個々に作動する
ことにより制御することができる。各セグメント
1〜Tは金属ストリツプ材Xを所定横断面形状に
折曲成形した後で曲げ加工装置Dに送込む以前
に、モールデイング素材X′に接触して回転する
ロータリーエンコーダ等の検出器Fで検出し(第
3図参照)、その検出信号を各機構の駆動源27,
34,43にコントローラGを介して個々的に送
信することによりセグメント1〜Tに応じた駆動
量で各機構を制御することができる。 例えば、ウインド廻りのモールデイングM6(第
2図a参照)を製造する場合には全長が1500mm程
度であるから、これを30〜32または50〜60のセグ
メントに分けると共に各セグメント毎にコントロ
ーラGに表1の如く移動量を記憶し、そのセグメ
ントを検出器Fで検出しつつ各機構を個々に動作
することにより表2の如きダイヤグラムに沿つて
複次元方向の曲げ加工を行うことができる。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 予め所定の横断面形状に折曲成形された長尺
なモールデイング素材の送込み長さを測定する検
出器と、モールデイング素材を軸線方向に沿つて
スライド移動可能に挿通支持する保持装置との後
方にモールデイング素材の曲げ加工装置を配置
し、検出器の所定なモールデイング素材の長さ測
定指令に応じて曲げ加工装置に備えた水平方向の
軸線曲げ機構部を水平方向に所定量移動すると共
に、その曲げ加工装置に備える垂直方向の軸線曲
げ並びに軸線の捩り曲げ機構部を同期させてまた
は順次個々に駆動制御することにより各軸線曲げ
を組合せてモールデイング素材の軸線を複次元方
向に所望の異なる曲率で曲げ処理するようにした
ことを特徴とするモールデイング類の複次元方向
曲げ加工方法。 2 軸線の捩り曲げを水平方向の軸線曲げ時に生
ずる歪みの補正として施すようにしたところの特
許請求の範囲第1項記載のモールデイング類の複
次元方向曲げ加工方法。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1592784A JPS60162532A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | モ−ルデイング類の複次元方向曲げ加工方法 |
EP19850300589 EP0151534B1 (en) | 1984-01-30 | 1985-01-29 | Cutting device for a multi-dimensional bending apparatus |
DE8585300589T DE3577818D1 (de) | 1984-01-30 | 1985-01-29 | Schneidevorrichtung fuer mehrrichtungsbiegegeraet. |
EP19850300588 EP0152224B1 (en) | 1984-01-30 | 1985-01-29 | Apparatus for producing articles bent in up to three dimensions |
US06/696,157 US4624121A (en) | 1984-01-30 | 1985-01-29 | Method of, and apparatus for producing multi-dimensionally bent elongate articles |
US06/696,199 US4627254A (en) | 1984-01-30 | 1985-01-29 | Cutting device for a multi-dimensional bending apparatus |
DE8585300588T DE3578663D1 (de) | 1984-01-30 | 1985-01-29 | Vorrichtung zum herstellen von in mehreren richtungen gebogenen gegenstaenden. |
AU38160/85A AU557163B2 (en) | 1984-01-30 | 1985-01-30 | Cutting device for multi-dimensional bending apparatus |
CA000473212A CA1232519A (en) | 1984-01-30 | 1985-01-30 | Cutting device for a multi-dimensional bending apparatus |
AU38158/85A AU555048B2 (en) | 1984-01-30 | 1985-01-30 | Producing multi-dimensionally bent elongate articles |
CA000473211A CA1230287A (en) | 1984-01-30 | 1985-01-30 | Method of, and apparatus for producing multi- dimensionally bent elongate articles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1592784A JPS60162532A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | モ−ルデイング類の複次元方向曲げ加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60162532A JPS60162532A (ja) | 1985-08-24 |
JPS646850B2 true JPS646850B2 (ja) | 1989-02-06 |
Family
ID=11902407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1592784A Granted JPS60162532A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-31 | モ−ルデイング類の複次元方向曲げ加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60162532A (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS424957Y1 (ja) * | 1964-02-05 | 1967-03-14 | ||
JPS5542651A (en) * | 1978-09-22 | 1980-03-26 | Tokyo Electric Co Ltd | Running machine |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1592784A patent/JPS60162532A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60162532A (ja) | 1985-08-24 |
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