JPS646801Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS646801Y2
JPS646801Y2 JP1983063882U JP6388283U JPS646801Y2 JP S646801 Y2 JPS646801 Y2 JP S646801Y2 JP 1983063882 U JP1983063882 U JP 1983063882U JP 6388283 U JP6388283 U JP 6388283U JP S646801 Y2 JPS646801 Y2 JP S646801Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
gas chamber
tray
protector
flexible tube
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983063882U
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English (en)
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JPS59169801U (ja
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Publication date
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Priority to JP6388283U priority Critical patent/JPS59169801U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内視鏡をE・O・G(C2H4O)によ
る消毒時に用いる破裂防止容器に関する。
近時、使用済の内視鏡の外側および鉗子導入管
や鉗子操作ワイヤー案内管等の内蔵管内の洗浄・
消毒が厳格に行なわれるようになつて来た。そし
てこの洗浄・消毒は自動機で行なわれることが多
いために内視鏡は全体が水密および気密構造とな
つているものが主流となつて来ている。
このように水密および気密構造になつている内
視鏡を消毒する方法として種々の方法があるが、
その1つに近時E・O・Gによる消毒がある。こ
れは、ガス室内に内視鏡を納めてガス室内を陰圧
にし、それによつて内視鏡内蔵管内の空気も抜
き、次にこのガス室内にE・O・Gを入れて充満
させることにより内視鏡の外側と共に内蔵管内に
も、E・O・Gを入れて消毒を行なうものであ
る。
しかし、この消毒過程において、ガス室内を陰
圧にしたときに、内視鏡の可撓管部、特に先部に
あるアングル部の軟質外被が内圧によつてふくら
んでしまい、ひどい場合には破裂してしまうこと
がある。
また、ガス室内は平均60℃程度であるが温度に
±20℃程度のむらがあり、また、ヒーターに近い
個所の温度は高くなる。その結果、内視鏡がガス
室内の内壁面にふれたりもしくは近づいたりする
と可撓管部の外被が柔質材であるためにとけて変
形してしまつたり柔軟性が無くなつて硬化してし
まうようなことがある。
本考案は上記の欠点を解決することを目的と
し、耐熱性でしかも熱伝導性の低い素材によつて
扁平なトレイを形成し、このトレイ内に内視鏡を
保持する設置枠を取付けると共に通気孔を有しか
つ熱伝導性の低い素材による筒状の保護体を交換
可能に取付けることによつて、内視鏡を設置枠で
保持してトレイ内に設置し、その可撓管部の少な
くともアングル部を保護体内に納めるようにして
トレイ内に内視鏡を配置してガス室内に入れるこ
とにより、内視鏡を高温から保護すると共にガス
室内を急激に陰圧にしたときに可撓管部の過度の
膨張を防止して破裂を無くするようにしたことを
特徴とする。
以下に本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は内視鏡を載置した状態の斜視図であ
り、1は柔軟性のある扁平なトレイであり、耐熱
性があると共に熱伝導性の低い材料、例えば耐熱
プラスチツクや合成ゴム等でできている。
2はこのトレイ1内に納めた通常の内視鏡であ
り、一般に柄部3、可撓管部4および導入管部5
から成立つており、導入管部5は送光用フアイバ
ー、空気、水送給管および吸引管等をそれぞれの
供給源に連絡できるようにしてあり、可撓管部4
内にはイメージガイド、送光用光フアイバー、空
気・水送給管、吸引管およびアングル操作ワイヤ
ー等が内蔵され、先部に外被が柔軟なアングル部
6がある。
7は上記トレイ1内に設けた設置枠であり、内
視鏡2を曲げて保持するためのもので例えば適当
間隔に一対の突起を突出させて形成されている。
8は保護体であり、通気性がありしかも耐熱性
がある材質例えば断熱用シリコンスポンジのよう
なものもしくは通気孔をあけた断熱性のある例え
ばテフロンのようなもので熱を与えられてもそれ
自体は体積変化が無いか、それに近い状態となる
性質を有すると共に外側からの熱を内側に伝えな
い熱伝導性の低い性質を有する材質が良く、その
形状は可撓管部4が入る程度の中空の筒状で可撓
管部4の先部が入る程度の内径であり、下部にフ
ランジ9が突出形成してあつてそのフランジ9に
取付穴が設けてある。この取付穴によつてネジ1
0を介してトレイ1に取付けてあり、使用する内
視鏡2の可撓管部4の太さに応じて取換えること
が可能になつている。
次に上記構成の作用を説明する。
内視鏡2の可撓管部4を設置枠7に従つて曲
げ、先部のアングル部6を保護体8内に納めてお
く。
このような状態にしてガス室内で高温消毒す
る。このとき、一旦ガス室内を陰圧にするが、そ
の際より内視鏡2の内蔵管内も少しづつ陰圧とな
り、全体が完全に陰圧となつた処で、E・O・G
をガス室内に注入すると、ガスはガス室内および
内蔵管内さらに保護体8内のアングル部6の外周
面にも行き亘り、通常60゜〜70℃の温度内で一定
時間保持することにより消毒を行なうことができ
る。
以上の構成、作用を有する本考案によると、耐
熱性でしかも熱伝導性の低い素材によるトレイ内
に内視鏡を保持するために高温のガス室内に入れ
てもガス室の内壁に近づいたりふれたりすること
が無いために可撓管部に高温による悪影響を与え
ることが無い。
また、通気孔を有する保護体内にアングル部を
保持させるためにガス室内で急激に陰圧に可撓管
部4、特にアングル部6の外被は外部の急激な圧
力低下によつてふくらむが、そのふくらみは第2
図に示す如く、保護体8内の内径内で留まり、そ
の結果外被が破裂するようなことはない。
なお、図示はしないが、保護体内にアングル部
が当接する個所に圧力センサーを付けておくこと
により、外被のふくらみ具合がわかり、これによ
つてこの内視鏡の気密性が保たれているか否かの
判断を行なうことができる。つまり、内視鏡の気
密性が悪く空気が抜けてしまう場合には外被のふ
くらみが少なくなつて圧力センサーの圧力が所定
圧にならず、気密でなくなつていることが検出で
きる。
以上のようにしてガス室内を陰圧にすることに
した場合に生ずるアングル部の外被の膨張を制限
して破裂を防止することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は内視鏡を載置した状態の斜視図、第2
図はアングル部が保護体内でふくらんだ状態を示
す拡大部分側面図である。 1……トレイ、2……内視鏡、6……アングル
部、7……設置枠、8……保護体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐熱性でしかも熱伝導性の低い素材により偏平
    なトレイを形成し、このトレイ内に内視鏡を保持
    する設置枠を取付けると共に通気孔を有し、かつ
    熱伝導性の低い素材による筒状の保護体を交換可
    能に取付け、消毒時に上記設置枠に保持された内
    視鏡の可撓管部のアングル部を上記保護体内に納
    めるようにしたことを特徴とする内視鏡の破裂防
    止容器。
JP6388283U 1983-04-30 1983-04-30 内視鏡の破裂防止容器 Granted JPS59169801U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6388283U JPS59169801U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 内視鏡の破裂防止容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6388283U JPS59169801U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 内視鏡の破裂防止容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59169801U JPS59169801U (ja) 1984-11-13
JPS646801Y2 true JPS646801Y2 (ja) 1989-02-22

Family

ID=30194061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6388283U Granted JPS59169801U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 内視鏡の破裂防止容器

Country Status (1)

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JP (1) JPS59169801U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211041Y2 (ja) * 1984-12-20 1990-03-19

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642201B2 (ja) * 1976-07-15 1981-10-03
JPS57164036A (en) * 1981-04-01 1982-10-08 Olympus Optical Co Protective tube for endoscope

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4256225A (en) * 1979-07-30 1981-03-17 Jackson Frank W Fiberoptic endoscope accessory instrument storage case

Patent Citations (2)

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JPS5642201B2 (ja) * 1976-07-15 1981-10-03
JPS57164036A (en) * 1981-04-01 1982-10-08 Olympus Optical Co Protective tube for endoscope

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59169801U (ja) 1984-11-13

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