JPS646219Y2 - - Google Patents

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JPS646219Y2
JPS646219Y2 JP1917083U JP1917083U JPS646219Y2 JP S646219 Y2 JPS646219 Y2 JP S646219Y2 JP 1917083 U JP1917083 U JP 1917083U JP 1917083 U JP1917083 U JP 1917083U JP S646219 Y2 JPS646219 Y2 JP S646219Y2
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JP
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piston
safety device
safety
valve
exhaust passage
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JP1917083U
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JPS59124075U (ja
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧縮気体を動力源とする打込機にお
いて、不用意な操作による釘の誤射事故を防止す
る安全装置に関するものである。
この種の安全装置を具えた従来の圧縮気体を動
力源とした釘打機を第1図に示す。
トリツガ1を引いて制御バルブ2を開くと蓄積
室3内に充填されている圧縮気体は通路4,5を
通り、シリンダツバ部6に供給され、シリンダ7
を押し下げる。それによりシリンダ上部8が開口
し、シリンダ7内壁に摺動可能に配設してあるピ
ストンクミ9を急速に下降させ、あらかじめマガ
ジン10内に収納された釘を打ち出す。尚、第1
図の状態は排気通路14が閉じられ、従つてセー
フテイバルブ30が閉じられており、安全装置が
働いていない場合である。第2図は、セーフテイ
バルブが開いており、従つて安全装置が働いてい
る状態を示す。取り外し可能なマガジン10を取
り出すためにグリツプ11を押さえ、ハンドル1
2を手前に引けば、ハンドル頭部13によつて遮
閉されていた前記通路4と連通している排気通路
14が開放される。この状態でトリツガ1を引い
ても前記排気通路14から圧縮気体が流出してし
まい、通路4の圧力が上昇しないため、シリンダ
(駆動部)7が下がらず打込動作をしない。
しかし、この安置装置の方式では、安全装置を
積極的に第2図のごとく働かせないと効果を奏し
ない。即ち、打込機に安全装置が具備されている
ことを知つていなければ安全装置を働かすことが
できないという欠点があつた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、この種の打込機の安全性を増すことであ
る。
本考案は、従来の安全装置にロツク装置を付加
し、本体内部にある圧縮気体を排出すると、ロツ
ク装置が外れて安全装置が働くように、また安全
装置が働いている時、制御バルブを操作すると、
圧縮気体が安全装置の一部から排出されるように
安全装置とロツク装置の関係及びロツク装置の構
造を工夫したものである。
本考案になる安全装置15を組み込んだ釘打機
の全体を第3図に示す。第4,5図は、第3図に
示す本考案の安全装置15のAA断面図である。
第4図は安全装置15が働いている状態、第5図
は安全装置15が働いていない状態、即ち釘など
の打込みが可能な状態を示す。次に安全装置15
について説明する。第3図において、図示しない
コンプレツサから圧縮気体を供給するためのホー
ス35を打込機本体40に結合すると、圧縮気体
は蓄積室3に流入し蓄積される。トリツガ1を引
くことにより、シリンダ(駆動部)7の動作を制
御する制御バルブ2が開口し、通路4を介して安
全装置15へ圧縮気体が流入する。第4図のよう
に安全装置15が働いている場合は、安全装置1
5に通路4から流入した圧縮気体の大部分が排気
通路25を通つて大気へ排出されてしまうため、
シリンダツバ部6へは、ほとんど流入されない。
そのためトリツガ1を引いてもシリンダ(駆動
部)7が駆動せず、釘などが打出せない。一方、
第5図のように安全装置15がロツク装置32に
よつてロツクされている場合は、安全装置15に
流入してきた圧縮気体は通路26を介して全て、
シリンダツバ部6へ流入するのでトリツガを引く
とシリンダ(駆動部)7が駆動し、釘などを打出
す。第4図において、軸方向に摺動可能に組み込
まれたバルブロツド16は、スプリング17によ
り通常は図中左方へ押しやられている。バルブロ
ツド16に直交して配設された摺動可能なロツク
シヤフト18は、一端にピストン31を有してい
る。このピストン31には、本体内部に圧縮気体
が充填している時は連通孔19を介して蓄積室3
から圧縮気体が供給されるため、ロツクシヤフト
18は常に図中下方へ押されている。
作業者の手操作により、バルブロツド16のシ
ヤフト溝部20が、ロツクシヤフト18の係止部
21と一致するまでバルブロツド16を図中右方
へ移動させると、シヤフト溝部20と係止部21
が嵌合し、バルブロツド16は第5図に示す位置
を保持する。この時バルブロツド16の大径シヤ
フト部22により小径バルブ室23が密閉されて
大径バルブ室24と排気通路25を遮断する。そ
の状態を第5図に示す。この状態でトリツガ1を
引くと、圧縮気体は通路4を通り大径バルブ室2
4に流入し、シリンダツバ部6に至る通路26へ
流出するため打込動作をする。また作業者の手操
作によりロツクシヤフト18を図中上方へ押して
やると、シヤフト溝部20と係止部21の嵌合が
解かれてバルブロツド16はスプリング17によ
り、図中左方へ押しやられて第4図の状態に戻り
静止する。この状態は安全装置が働いた状態であ
り、各部の動作は前記したとおりトリツガ1を引
いても、通路4より大径バルブ室24内へ流入し
た圧縮気体のほとんどは排気通路25から大気へ
排出されるため打込動作をしない。尚、第5図
(打込可能な状態)から第4図(打込不可能な状
態)への変換は、前記の作業者の手操作以外に、
蓄積室3内の圧縮気体を抜く(例えばホース35
を打込機本体40からはずすなど)ことによつて
も自動的に行なえる。即ち、連通孔19からピス
トン31へ供給されている圧縮気体も同時に排出
されるため、荷重のバランスがくずれロツクシヤ
フト18は、スプリング27の力により図中上方
へ押し込まれるため、バルブロツド16がスプリ
ング17により図中左方へ押し出されて、安全装
置が働いた状態になる。
本考案によれば、本体に圧縮気体が供給されて
いない時、およびホースをはずして本体から圧縮
気体を排出した時は、安全装置が働いており、圧
縮気体が供給されている時でもロツク装置を働か
せないと安全装置が閉にならない構造とし、しか
も安全装置が働いている時は、トリツガを引くと
安全装置の一部から圧縮気体が排出され排気音を
発するようにしたので、作業者が誤操作をしても
釘などの誤発射が生じにくく、非常に安全であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の安全装置を備えた釘打機を示
す縦断側面図で、第2図は、安全装置を働かせた
状態を示す縦断側面図である。第3図は、本考案
になる安全装置を組み込んだ釘打機の一実施例を
示す縦断側面図で、第4図は、第3図のAA線断
面図で、第5図は、第4図の本考案になる安全装
置をロツクした状態を示す断面図である。 図において、2は制御バルブ、3は蓄積室、4
は通路、7はシリンダ(駆動部)、15は安全装
置、16はバルブロツド、21は係止部、25は
排気通路、27はスプリング、30はセーフテイ
バルブ、31はピストン、32はロツク装置、4
0は打込機本体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮気体を蓄積する蓄積室と、打込動作を行う
    ピストンを内蔵した駆動部と、該駆動部の動作を
    制御する制御バルブと、該制御バルブと前記駆動
    部とを連通する通路と、該通路の途上に、外気と
    連通する排気通路を設けかつ該排気通路を遮断、
    開放可能なセフテイバルブを有して成る安全装置
    を配置した打込機において、セフテイバルブ30
    のバルブロツド16に直交して、一端にピストン
    31を形成し、他端側には常時ピストン31側に
    付勢するスプリング27を備え、その中間部はバ
    ルブロツド16に成形されたシヤフト溝部20と
    係合する係止部21を有して成るロツクシヤフト
    18で構成したロツク装置32を配設すると共
    に、バルブロツド16の端部には、その摺動によ
    り駆動部7と蓄積室3を連通する通路4及び26
    と、排気通路25とを連通、遮断する大径シヤフ
    ト部22を形成して、圧縮空気が蓄積室3に充填
    状態では、ピストン31がスプリング27を圧縮
    してセフテイロツド16の押圧移動によりシヤフ
    ト溝部20と係止部21とが係合して排気通路2
    5が遮断維持され、打込動作可能にすると共に、
    圧縮空気を供給するホース等を離脱し蓄積室3の
    圧縮空気が排出後は、ピストン31がスプリング
    27により押し戻されてロツク装置32が自動的
    に解除され、排気通路25が開放して打込動作不
    能と成るよう構成して成る打込機の安全装置。
JP1917083U 1983-02-10 1983-02-10 打込機の安全装置 Granted JPS59124075U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1917083U JPS59124075U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 打込機の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1917083U JPS59124075U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 打込機の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59124075U JPS59124075U (ja) 1984-08-21
JPS646219Y2 true JPS646219Y2 (ja) 1989-02-16

Family

ID=30150326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1917083U Granted JPS59124075U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 打込機の安全装置

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JPS59124075U (ja) 1984-08-21

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