JPS646169B2 - - Google Patents
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- JPS646169B2 JPS646169B2 JP54163635A JP16363579A JPS646169B2 JP S646169 B2 JPS646169 B2 JP S646169B2 JP 54163635 A JP54163635 A JP 54163635A JP 16363579 A JP16363579 A JP 16363579A JP S646169 B2 JPS646169 B2 JP S646169B2
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- JP
- Japan
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- analgesic
- pain
- analgesics
- combination
- acetaminophen
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/60—Salicylic acid; Derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/38—Heterocyclic compounds having sulfur as a ring hetero atom
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/41—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with two or more ring hetero atoms, at least one of which being nitrogen, e.g. tetrazole
- A61K31/415—1,2-Diazoles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/04—Centrally acting analgesics, e.g. opioids
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- Medicinal Chemistry (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Neurosurgery (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Neurology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Pain & Pain Management (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
Description
本発明は、α―メチル―4―〔2―チエニルカ
ルボニル〕ベンゼン酢酸の添加によるある種の鎮
痛剤の作用を相乗的に増強する方法に関する。 痛みを処置する最も普通に用いられている方法
は、鎮痛剤を全身的に投与することを包含する。
定義によれば鎮痛剤は、神経系への作用により無
意識(unconsciousness)を生じないで痛みから
の苦しみを軽減またはなくす薬物を包含する。こ
の結果は次のいくつかの方法で生ずることがあ
る:(1)末梢神経系または脳への直接作用により有
害な衝撃または異常な運動性の応答の伝達を妨害
することによる;(2)不安、穏やかな快意状態
(euphoria)または良好状態を感ずることからの
自由を促進することにより、或いは痛みの経験に
対する無感動(apathy)を誘発することにより、
患者の痛みへの態度または気分を変えることによ
る;(3)鎮静剤または催眠薬の作用を主成させるこ
とによる;(4)痛みの末梢変調剤(peripheral
modulator)に影響を及ぼすことによる;そして
(5)これらの2以上の組み合せを生成させることに
よる。 厳密な分析により、鎮痛剤は痛みに関する生理
心理学的系の種々の部分に作用する薬物のいくつ
かの不均質群からなることが証明される。これら
には主として中枢神経系に作用するもの、たとえ
ば、阿片剤、および痛み伝達系へ局部的に作用す
るもの、たとえば、サリチル酸塩が包含される。
本発明が関係する鎮痛剤は、中枢神経系よりはむ
しろ末梢神経系に作用するものである。 使用すべき鎮痛剤の型を選ぶとき、痛みの性質
と強さを考慮することが最も重要である。穏やか
な痛みは非耽溺性(non―addictive)鎮痛剤で適
切に抑制することができる。阿片剤とオピオイド
(opioid)はこれらより弱い薬物が明効であるこ
とが明らかとなるまで使用すべきではない。全く
異なる機構により同じ結果を生ずる薬物の組合わ
せを投与することが望ましいことがしばしばあ
る。 非耽溺性鎮痛剤として知られたグループからな
る薬物には、なかでも、サリチル酸塩、パラ―ア
ミノフエノールおよびピラゾロンが包含される。
痛みの抑制に価値があるサリチル酸誘導体は、サ
リチル酸の塩またはエステル及び有機酸のサリチ
ル酸エステルからなる。このような誘導体の例
は、サリチル酸ナトリウム、サリチル酸メチル、
サリチルサリチル酸、アセチルサリチル酸(アス
ピリン)、サリシルアミド〔サラミド
(Salamide)、サリクム(Salicum)、サルドリン
(Saldrin)、リクイブリン(Liquiprin)〕および
フエネトサル〔サロフエン(Salophen)〕であ
る。パラ―アミノ―フエノールの例は、アセトア
ニリド〔アンチフエブリン(Antifebrin)〕、およ
びアセトフエネチジン(フエアセチン)、アセト
アミノフエン[N―(4―ヒドロキシフエニル)
アセトアミドに対する一般名]〔アパミド
(Apamide)、テンプラ(Tempra)〕である。鎮
痛活性をもつピラゾロンの例は、アンチピレン
(フエナゾン)、アミノピリン〔ピラミドン
(Pyramidon)〕、フエニルブタゾン〔ブタゾリジ
ン(Butazolidin)〕およびジピレン〔ノバルジン
(Novaldin)〕である。非耽溺性鎮痛剤は耐性ま
たは耽溺性を生じないということにおいて有意の
利点を有する。 一般に述べることができることは、薬物の最小
有効投与量の常に探究し使用すべきであるという
ことである。これには、特にすべての症候のうち
で最も自覚的である痛みを処置するとき、優れた
臨床的判断を行うことを要する。 非常に大量の投与量において、非麻酔性鎮痛剤
は種々の副作用、たとえば、頭痛、めまい、視覚
のかすみ、はきけ、呼吸数または心搏数の増加、
およびある場合における、胃腸管からの無痛出血
を起こすことがある。しかしながら、薬物を除去
すると、回復は通常はやい。 したがつて、少量の薬物の投与により痛みの遮
断を生ずることができる、一層効力のある全身の
鎮痛剤についての要求が著しい。この結果を達成
する1つの方法は、既知の鎮痛剤の鎮痛作用を、
追加の副作用を起こさないで、鎮痛剤の痛み抑制
性質に協力する第2の化合物の添加により高める
ことである。鎮痛作用を相乗的に増強することに
より、各薬物の少量を組合わせて使用することが
でき、これによつて一定の薬物に付随する副作用
を軽減することができる。 本発明の1つの目的は、既知の鎮痛活性をもつ
化合物の鎮痛作用を相乗的に増強する方法を提供
することである。 本発明の他の目的は、1種またはそれ以上の鎮
痛剤と鎮痛活性を相乗的に増強する化合物とから
なる組成物の投与により痛みを抑制する方法を提
供することである。 本発明のこれらの目的および他の目的は、以下
の詳細な説明から明らかとなるであろう。 α―メチル―4―(2―チエニルカルボニル)
ベンゼン酢酸(スプロフエン)は、新規な経口的
に有効な非麻酔性鎮痛剤であり、これはD―プロ
ポキシフエンおよびアスピリンよりも効力がある
ことが見出された。しかしながら、スプロフエン
と非耽溺性鎮痛剤、たとえば、アセトアミノフエ
ンに添加すると鎮痛活性の相乗効果を生ずること
がわかつた。両方の化合物は鎮痛剤であるので、
2つの化合物の組合わせの効果は単に累加的であ
ることが予測される。しかしながら、試験による
と、この組合わせの効果は単にこれらの化合物の
活性の合計ではなく、この組合わせは2種の活性
化合物の組合わせの累加的効果から期待されるよ
りも、痛みの抑制において、さらに効果があるこ
とが明らかになつた。 本発明の組成物はスプロフエンと非麻酔性鎮痛
剤との組合わせと、普通の製薬学的技術に従う製
薬学的に許容しうる担体とからなる。1種または
それ以上の鎮痛剤をスプロフエンと組合わせて組
成物を形成することができる。担体は投与、すな
わち経口的または非経口的投与に望まれる製剤の
形態に依存して種々の形態をとることができる。
経口投与の形態の組成物の調製において、通常の
製薬学的媒体、たとえば、水、グリコール、油、
アルコール、香味剤、防腐剤、着色剤などを、経
口的液状製剤、たとえば、懸濁液、エリキシルお
よび溶液の場合に使用することができる。担体た
とえばデンプン、砂糖、希釈剤、造粒剤、潤滑
剤、結合剤、崩壊剤などを、固体の経口用製剤、
たとえば、粉剤、カプセル剤および錠剤の場合に
使用することができる。投与容易の理由で、錠剤
およびカプセル剤は最も有利な経口投与単位形態
を代表する。必要に応じて、錠剤は標準の技術に
より砂糖または腸溶皮で被覆することができる。
非経口投与のためには、担体は通常滅菌水からな
るが、他の成分を溶解の促進または防腐の目的で
加えることができる。注射用懸濁液も調製するこ
とができ、この場合適当な液状担体、懸濁剤など
を使用することができる。 本発明の組成物は一般に、鎮痛剤に加えて、投
与単位、すなわち、錠剤、カプセル剤、粉剤など
につき、約25〜400mg、好ましくは約50〜200mgの
スプロフエンを含有するであろう。他方の1種ま
たはそれ以上の鎮痛剤は一般に0.1g〜約0.6gの
範囲の好ましい投与量で存在するが、50〜800mg
程度の多い投与量を使用することができる。 スプロフエンおよびそれと1種またはそれ以上
の非耽溺性鎮痛剤との組合わせの活性を、ラツト
の補助薬関節屈曲(adjuvant arthritic flexion)
試験によつて測定する。使用したモデルはそれが
病理学的に誘発した痛みを表わすということにお
いて独特である。実験は組合わせの相互作用を評
価するように案出する。無作為の研究において、
非耽溺性鎮痛剤を単独で、そして5種の投与量の
スプロフエンと組合わせて得られたED50値をイ
ソボログラム(isobologram)としてプロツトす
る。相乗効果は、痛みの殆んどが累加の線より下
に低下するという事実によつて示される。 材料および方法 雄のレウイス(Lewis)系統のラツトにおい
て、フロインド(Freund)の不完全な補助薬中
のミコバクテリウム・ブチリクム
(Mycobacterium butyricum)(0.75mg)の懸濁
液の注射(0.1ml)により、多発関節炎を誘発す
る。17日後、ラツトを注射しない足の足根―脛骨
の関節(tarso―tibial joint)の屈曲に従つて発
声する傾向について試験する(Kuzuna,S.およ
びKiyohisa,K.,Chem,Pharm.Bull.23:1184
―1191,1975)。試験グループへの受け入れのた
め、ラツトは関節の5回の穏やかな屈曲についで
連続して5回発声しなくてはならない。 次の日、薬物または薬物の組合わせを経口投与
し、そして発声の数を1,2,3,4および5時
間における5回の屈曲後に記録する。表示したデ
ータは2時間のデータのみを含む。というのはこ
れはピーク活性の時間であるからである(第1
図)。化合物は0.5%のメトセル中に懸濁させ、そ
して5ml/Kgの適当な投与量で投与する。組合わ
せの投与に対して、スプロフエンと同伴化合物の
両方を同じ小びん中に懸濁させる。 合計30グループ(8〜10匹のラツト/グルー
プ)を全試験に使用した。処置の無作為化は、各
かごに対して1つの箱から引いたある数を割当て
ることによつて行つた。実験は単一盲検法で実施
した。研究は同伴化合物(30,60,120および
240mpk)の各投与―応答曲線が異なる濃度
(0.3,1.0,3.0,10.0および30.0mpk)のスプロフ
エンの存在で反復されるように設計した。ED50
値は各投与―応答曲線の相互作用について計算し
た。ある作用について使用した基準は、動物が3
回以上鳴いた場合、それは非鎮痛と考え、2回以
下は鎮痛と考えた。ED50値はX軸について外挿
し、そしてこれらの濃度のアセトアミノフエンを
スプロフエンの5種類の投与量に対してプロツト
し、こうしてイソボログラフを得た。行つた統計
的分析はScaf,A.H.J.(Arch,Int,
Pharmacodyn,208,138―165,1974)の方法に
基づく。 結果および考察 アセトアミノフエンとスプロフエンの麻酔活性
は、266匹の補助薬関節炎ラツト(8〜10匹/グ
ループ)において活性の指数として鳴く応答の抑
制を用いて評価した。 スプロフエンおよびアセトアミノフエンの両方
はこの試験において有効な鎮痛剤である。この試
験の結果を表1に示す。
ルボニル〕ベンゼン酢酸の添加によるある種の鎮
痛剤の作用を相乗的に増強する方法に関する。 痛みを処置する最も普通に用いられている方法
は、鎮痛剤を全身的に投与することを包含する。
定義によれば鎮痛剤は、神経系への作用により無
意識(unconsciousness)を生じないで痛みから
の苦しみを軽減またはなくす薬物を包含する。こ
の結果は次のいくつかの方法で生ずることがあ
る:(1)末梢神経系または脳への直接作用により有
害な衝撃または異常な運動性の応答の伝達を妨害
することによる;(2)不安、穏やかな快意状態
(euphoria)または良好状態を感ずることからの
自由を促進することにより、或いは痛みの経験に
対する無感動(apathy)を誘発することにより、
患者の痛みへの態度または気分を変えることによ
る;(3)鎮静剤または催眠薬の作用を主成させるこ
とによる;(4)痛みの末梢変調剤(peripheral
modulator)に影響を及ぼすことによる;そして
(5)これらの2以上の組み合せを生成させることに
よる。 厳密な分析により、鎮痛剤は痛みに関する生理
心理学的系の種々の部分に作用する薬物のいくつ
かの不均質群からなることが証明される。これら
には主として中枢神経系に作用するもの、たとえ
ば、阿片剤、および痛み伝達系へ局部的に作用す
るもの、たとえば、サリチル酸塩が包含される。
本発明が関係する鎮痛剤は、中枢神経系よりはむ
しろ末梢神経系に作用するものである。 使用すべき鎮痛剤の型を選ぶとき、痛みの性質
と強さを考慮することが最も重要である。穏やか
な痛みは非耽溺性(non―addictive)鎮痛剤で適
切に抑制することができる。阿片剤とオピオイド
(opioid)はこれらより弱い薬物が明効であるこ
とが明らかとなるまで使用すべきではない。全く
異なる機構により同じ結果を生ずる薬物の組合わ
せを投与することが望ましいことがしばしばあ
る。 非耽溺性鎮痛剤として知られたグループからな
る薬物には、なかでも、サリチル酸塩、パラ―ア
ミノフエノールおよびピラゾロンが包含される。
痛みの抑制に価値があるサリチル酸誘導体は、サ
リチル酸の塩またはエステル及び有機酸のサリチ
ル酸エステルからなる。このような誘導体の例
は、サリチル酸ナトリウム、サリチル酸メチル、
サリチルサリチル酸、アセチルサリチル酸(アス
ピリン)、サリシルアミド〔サラミド
(Salamide)、サリクム(Salicum)、サルドリン
(Saldrin)、リクイブリン(Liquiprin)〕および
フエネトサル〔サロフエン(Salophen)〕であ
る。パラ―アミノ―フエノールの例は、アセトア
ニリド〔アンチフエブリン(Antifebrin)〕、およ
びアセトフエネチジン(フエアセチン)、アセト
アミノフエン[N―(4―ヒドロキシフエニル)
アセトアミドに対する一般名]〔アパミド
(Apamide)、テンプラ(Tempra)〕である。鎮
痛活性をもつピラゾロンの例は、アンチピレン
(フエナゾン)、アミノピリン〔ピラミドン
(Pyramidon)〕、フエニルブタゾン〔ブタゾリジ
ン(Butazolidin)〕およびジピレン〔ノバルジン
(Novaldin)〕である。非耽溺性鎮痛剤は耐性ま
たは耽溺性を生じないということにおいて有意の
利点を有する。 一般に述べることができることは、薬物の最小
有効投与量の常に探究し使用すべきであるという
ことである。これには、特にすべての症候のうち
で最も自覚的である痛みを処置するとき、優れた
臨床的判断を行うことを要する。 非常に大量の投与量において、非麻酔性鎮痛剤
は種々の副作用、たとえば、頭痛、めまい、視覚
のかすみ、はきけ、呼吸数または心搏数の増加、
およびある場合における、胃腸管からの無痛出血
を起こすことがある。しかしながら、薬物を除去
すると、回復は通常はやい。 したがつて、少量の薬物の投与により痛みの遮
断を生ずることができる、一層効力のある全身の
鎮痛剤についての要求が著しい。この結果を達成
する1つの方法は、既知の鎮痛剤の鎮痛作用を、
追加の副作用を起こさないで、鎮痛剤の痛み抑制
性質に協力する第2の化合物の添加により高める
ことである。鎮痛作用を相乗的に増強することに
より、各薬物の少量を組合わせて使用することが
でき、これによつて一定の薬物に付随する副作用
を軽減することができる。 本発明の1つの目的は、既知の鎮痛活性をもつ
化合物の鎮痛作用を相乗的に増強する方法を提供
することである。 本発明の他の目的は、1種またはそれ以上の鎮
痛剤と鎮痛活性を相乗的に増強する化合物とから
なる組成物の投与により痛みを抑制する方法を提
供することである。 本発明のこれらの目的および他の目的は、以下
の詳細な説明から明らかとなるであろう。 α―メチル―4―(2―チエニルカルボニル)
ベンゼン酢酸(スプロフエン)は、新規な経口的
に有効な非麻酔性鎮痛剤であり、これはD―プロ
ポキシフエンおよびアスピリンよりも効力がある
ことが見出された。しかしながら、スプロフエン
と非耽溺性鎮痛剤、たとえば、アセトアミノフエ
ンに添加すると鎮痛活性の相乗効果を生ずること
がわかつた。両方の化合物は鎮痛剤であるので、
2つの化合物の組合わせの効果は単に累加的であ
ることが予測される。しかしながら、試験による
と、この組合わせの効果は単にこれらの化合物の
活性の合計ではなく、この組合わせは2種の活性
化合物の組合わせの累加的効果から期待されるよ
りも、痛みの抑制において、さらに効果があるこ
とが明らかになつた。 本発明の組成物はスプロフエンと非麻酔性鎮痛
剤との組合わせと、普通の製薬学的技術に従う製
薬学的に許容しうる担体とからなる。1種または
それ以上の鎮痛剤をスプロフエンと組合わせて組
成物を形成することができる。担体は投与、すな
わち経口的または非経口的投与に望まれる製剤の
形態に依存して種々の形態をとることができる。
経口投与の形態の組成物の調製において、通常の
製薬学的媒体、たとえば、水、グリコール、油、
アルコール、香味剤、防腐剤、着色剤などを、経
口的液状製剤、たとえば、懸濁液、エリキシルお
よび溶液の場合に使用することができる。担体た
とえばデンプン、砂糖、希釈剤、造粒剤、潤滑
剤、結合剤、崩壊剤などを、固体の経口用製剤、
たとえば、粉剤、カプセル剤および錠剤の場合に
使用することができる。投与容易の理由で、錠剤
およびカプセル剤は最も有利な経口投与単位形態
を代表する。必要に応じて、錠剤は標準の技術に
より砂糖または腸溶皮で被覆することができる。
非経口投与のためには、担体は通常滅菌水からな
るが、他の成分を溶解の促進または防腐の目的で
加えることができる。注射用懸濁液も調製するこ
とができ、この場合適当な液状担体、懸濁剤など
を使用することができる。 本発明の組成物は一般に、鎮痛剤に加えて、投
与単位、すなわち、錠剤、カプセル剤、粉剤など
につき、約25〜400mg、好ましくは約50〜200mgの
スプロフエンを含有するであろう。他方の1種ま
たはそれ以上の鎮痛剤は一般に0.1g〜約0.6gの
範囲の好ましい投与量で存在するが、50〜800mg
程度の多い投与量を使用することができる。 スプロフエンおよびそれと1種またはそれ以上
の非耽溺性鎮痛剤との組合わせの活性を、ラツト
の補助薬関節屈曲(adjuvant arthritic flexion)
試験によつて測定する。使用したモデルはそれが
病理学的に誘発した痛みを表わすということにお
いて独特である。実験は組合わせの相互作用を評
価するように案出する。無作為の研究において、
非耽溺性鎮痛剤を単独で、そして5種の投与量の
スプロフエンと組合わせて得られたED50値をイ
ソボログラム(isobologram)としてプロツトす
る。相乗効果は、痛みの殆んどが累加の線より下
に低下するという事実によつて示される。 材料および方法 雄のレウイス(Lewis)系統のラツトにおい
て、フロインド(Freund)の不完全な補助薬中
のミコバクテリウム・ブチリクム
(Mycobacterium butyricum)(0.75mg)の懸濁
液の注射(0.1ml)により、多発関節炎を誘発す
る。17日後、ラツトを注射しない足の足根―脛骨
の関節(tarso―tibial joint)の屈曲に従つて発
声する傾向について試験する(Kuzuna,S.およ
びKiyohisa,K.,Chem,Pharm.Bull.23:1184
―1191,1975)。試験グループへの受け入れのた
め、ラツトは関節の5回の穏やかな屈曲についで
連続して5回発声しなくてはならない。 次の日、薬物または薬物の組合わせを経口投与
し、そして発声の数を1,2,3,4および5時
間における5回の屈曲後に記録する。表示したデ
ータは2時間のデータのみを含む。というのはこ
れはピーク活性の時間であるからである(第1
図)。化合物は0.5%のメトセル中に懸濁させ、そ
して5ml/Kgの適当な投与量で投与する。組合わ
せの投与に対して、スプロフエンと同伴化合物の
両方を同じ小びん中に懸濁させる。 合計30グループ(8〜10匹のラツト/グルー
プ)を全試験に使用した。処置の無作為化は、各
かごに対して1つの箱から引いたある数を割当て
ることによつて行つた。実験は単一盲検法で実施
した。研究は同伴化合物(30,60,120および
240mpk)の各投与―応答曲線が異なる濃度
(0.3,1.0,3.0,10.0および30.0mpk)のスプロフ
エンの存在で反復されるように設計した。ED50
値は各投与―応答曲線の相互作用について計算し
た。ある作用について使用した基準は、動物が3
回以上鳴いた場合、それは非鎮痛と考え、2回以
下は鎮痛と考えた。ED50値はX軸について外挿
し、そしてこれらの濃度のアセトアミノフエンを
スプロフエンの5種類の投与量に対してプロツト
し、こうしてイソボログラフを得た。行つた統計
的分析はScaf,A.H.J.(Arch,Int,
Pharmacodyn,208,138―165,1974)の方法に
基づく。 結果および考察 アセトアミノフエンとスプロフエンの麻酔活性
は、266匹の補助薬関節炎ラツト(8〜10匹/グ
ループ)において活性の指数として鳴く応答の抑
制を用いて評価した。 スプロフエンおよびアセトアミノフエンの両方
はこの試験において有効な鎮痛剤である。この試
験の結果を表1に示す。
【表】
【表】
アセトアミノフエン単独のED50は535.8mg/Kg
であり、そしてスプロフエン単独についてED50
はほぼ30mg/Kgである。しかしながら、表1に示
すように、スプロフエンの投与量をだんだん多く
すると、アセトアミノフエンのED50値は徐々に
低下し、次いで3mg/Kgの投与レベルにおいて平
担になる。これが累加性または相乗性のどちらを
表わすかを決定するため、応答をED50値および
スプロフエンの投与量を用いて直交座標でグラフ
にし、そしてイソボログラムを、アセトアミノフ
エンをX軸にそしてスプロフエン値をY軸に沿つ
てプロツトした(第2図)。点の殆んどは2つの
点を座標と結合する理論的直線よりも下にある。
直線は累加の線として、双曲線は相乗の線として
定義する。統計的分析を行い、その線は直線性か
ら有意に異なる(p<0.01)と決定された。デー
タが示すように、スプロフエンはアセトアミノフ
エンの鎮痛活性を相乗的に増強する。
であり、そしてスプロフエン単独についてED50
はほぼ30mg/Kgである。しかしながら、表1に示
すように、スプロフエンの投与量をだんだん多く
すると、アセトアミノフエンのED50値は徐々に
低下し、次いで3mg/Kgの投与レベルにおいて平
担になる。これが累加性または相乗性のどちらを
表わすかを決定するため、応答をED50値および
スプロフエンの投与量を用いて直交座標でグラフ
にし、そしてイソボログラムを、アセトアミノフ
エンをX軸にそしてスプロフエン値をY軸に沿つ
てプロツトした(第2図)。点の殆んどは2つの
点を座標と結合する理論的直線よりも下にある。
直線は累加の線として、双曲線は相乗の線として
定義する。統計的分析を行い、その線は直線性か
ら有意に異なる(p<0.01)と決定された。デー
タが示すように、スプロフエンはアセトアミノフ
エンの鎮痛活性を相乗的に増強する。
第1図は、無痛覚(analgesia)と時間との関
係を示すグラフである。第2図は、アセトアミノ
フエンのED値をX軸とし、そしてスプロフエン
のED値をY軸としてプロツトしたイソボログラ
ムである。
係を示すグラフである。第2図は、アセトアミノ
フエンのED値をX軸とし、そしてスプロフエン
のED値をY軸としてプロツトしたイソボログラ
ムである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) α―メチル―4―(2―チエニルカルボ
ニル)ベンゼン酢酸と (b) アセトアミノフエン を有効成分として含有することを特徴とする鎮痛
剤組成物。 2 アセトアミノフエンが約100mg〜600mgの量で
存在する特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 α―メチル―4―(2―チエニルカルボニ
ル)ベンゼン酢酸が約50mg〜400mgの量で存在す
る特許請求の範囲第1項記載の組成物。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US05/971,472 US4243673A (en) | 1978-12-20 | 1978-12-20 | Analgesic compositions and methods of use |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55113714A JPS55113714A (en) | 1980-09-02 |
| JPS646169B2 true JPS646169B2 (ja) | 1989-02-02 |
Family
ID=25518430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16363579A Granted JPS55113714A (en) | 1978-12-20 | 1979-12-18 | Analgesic composition |
Country Status (11)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4243673A (ja) |
| EP (1) | EP0013110B1 (ja) |
| JP (1) | JPS55113714A (ja) |
| AT (1) | ATE1597T1 (ja) |
| AU (1) | AU528211B2 (ja) |
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| NZ (1) | NZ192398A (ja) |
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Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US4322427A (en) * | 1981-04-16 | 1982-03-30 | Bristol-Myers Company | Analgetic compositions and methods of use |
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-
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- 1979-12-19 ZA ZA00796893A patent/ZA796893B/xx unknown
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