JPS646086Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS646086Y2
JPS646086Y2 JP1984119519U JP11951984U JPS646086Y2 JP S646086 Y2 JPS646086 Y2 JP S646086Y2 JP 1984119519 U JP1984119519 U JP 1984119519U JP 11951984 U JP11951984 U JP 11951984U JP S646086 Y2 JPS646086 Y2 JP S646086Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sole
sponge
shoe
outsole
slip
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984119519U
Other languages
English (en)
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JPS6134901U (ja
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は柔らかいスポンジで形成した滑りに
くい靴底が摩耗しやすい欠点を補うためその摩耗
しやすい部分の一部を予め取り替え更新出来るよ
うにした靴の表底に関するものである。
従来の技術 従来より革靴など表底がすり減つた場合、接着
剤や釘を用いて修理している。
又、ジヨギングシユーズのようにスポンジの上
に滑り止めの模様を施したうすいゴム板を接着し
た靴の場合は、そのうすいゴム板をはがして新し
いゴム板を貼り付け修理する方法が専門の修理店
で行われている。
しかし、いづれも修理に接着剤等を用い、専門
の修理店に依頼しなければならなかつた。
また、厨房など油や水のある職場で用いられる
スポンジ底の靴の場合は滑りにくい特徴はあるが
摩耗しやすくその修理には修理用の一般的な接着
剤では耐油性が不充分で修理しにくいため使い捨
てにされているのが現状である。
またスポンジ製の靴底を製作する時に未発泡の
靴底材中に防滑耐摩効果を増す底材を部分的に挿
入して主体を発泡加硫して一体化させる方法が特
公昭36−7546号公報で公表されているが、これで
は底材が摩耗しても取り替えることは不可能であ
るので上記の不都合は解消しない。
考案が解決しようとする問題点 そこで先ず油や水のある厨房の滑り易い点を考
慮し、そのために考案された実公昭54−21146号
公報によつて公知となつている靴の場合、即ち特
定の気泡径と気泡膜厚からなる発泡樹脂製の靴底
は一般に用いられているスポンジ製靴底よりはる
かに柔らかく、靴の表底につけられた耐滑性を更
に高めるための模様も柔らかいスポンジで一体に
出来ているため、靴の表底のこの凹凸のある模様
は短期間ですり減つてしまい、初期に於いては防
滑の効果はあるが、徐々に滑りやすくなる欠点が
あつた。
又、スポンジを硬くして耐摩耗性を増すように
すると耐滑性が失われるため硬く出来ないのでこ
の点が問題であつた。
問題点を解決するための手段 この考案は常に充分な耐滑性を得るために用い
た柔らかいスポンジが摩耗した部分を更新出来る
ようスポンジ材よりなる靴の表底に数個の奥の拡
がつた凹みを設け、当該凹みにスポンジ製靴底片
を着脱可能に圧入保持させるようにしたものであ
る。
作 用 靴底が摩耗するところはほぼ決まつており、
又、靴の表底が柔らかいスポンジ製の場合、スポ
ンジが弾力を失うのを防ぐため分厚いスポンジを
用いなければならない点に注目し、摩耗する部分
に更新可能な柔らかいスポンジの靴底片を圧入保
持させておき摩耗に応じて上記靴底片を取り替え
る。
実施例 使用している間に表底が摩耗したとき、すり減
つた靴底片をペンチ等で引き抜き、新しい靴底片
を手で圧入すれば更新は簡単に完了するように構
成する。
凹みを設ける場所は摩耗のはげしい所とし、歩
行時に靴底が屈曲することも考えて、抜けにくい
場所に設けねばならない。そもそも人が靴を履い
て歩く時靴底や靴底片に摩擦力が加わると共に靴
底片の角に加わつた外力は靴底片を堀り起こすよ
うな力として加わるが、奥の拡がつた靴底片であ
れば容易に抜け出ることはない。例え多少異動し
ても次の瞬間靴底は上方から加わる体重で圧迫さ
れ靴底片は元の状態に穴におさまる。
又、一つの凹みは面積は大きすぎると抜けるの
で表底の厚みと、屈曲の程度を考え合わせて場所
毎にきめなければならない。
又、靴底片は床との摩擦によつて力をうけ、凹
みの側壁を押すことになるので凹みの側壁の厚さ
や、強度も考えて、凹みの間隔や位置を決めなけ
ればならなかつた。
これら、制約は多いが使用者が自分で簡単に耐
滑性を更新出来るように考えたものである。
次に実施例を図面について説明する。第1図は
靴の断面図で靴底は先づゴム板4の下に、要所に
奥の拡がつた穴2を穿つたスポンジ製靴底1を接
着して構成し、そして上記穴2の断面より若干大
きい断面を有する台形の靴底1と同じ材質で靴底
片3を形成し上記の穴2に押入れて靴底を完成す
る。そしてこの靴底片3は上記穴2に手で押入れ
ることが出来、又ペンチ等で引き抜ける大きさと
テーパー状に形成する。なお、靴底1を貫通した
穴のかわりに奥の拡がつた凹みとしてもよい。
靴底から侵入する水はゴム板4で遮られるの
で、靴の中に水が入る心配はないし、ゴム板4は
耐油性ゴムを用いる。
なお、第2図は穴の位置や大きさ、形状の一例
を示している。
考案の効果 柔らかい分厚いスポンジの穴からなる凹みに圧
入された、柔らかいスポンジ製靴底片はスポンジ
の弾性で凹みの周囲に広がつて密着するため、歩
行時に多少靴底が屈曲しても抜けることがないよ
うな大きさと場所を選ぶことは容易である。
そして、油や水で汚れたままの靴でも、特に洗
う必要がなく、使用者が自分で容易にすり減つた
ところを新しい靴底片と取りかえられる。又接着
剤も必要でないから修理店に依頼するわずらわし
さもない。
又、人により摩耗する部分が異なるので、それ
に合わせて部分的に取り替えればよいから無駄が
ない。又、靴底片と表底とは異なつた意匠で作る
ことも出来るから、作業場の床に最も適したすべ
りにくい靴を提供することが出来る。
又、耐滑性は適宜更新出来るから常に安定した
耐滑性を有する。この様にして耐久性のある靴を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は靴の断面図である。第2図は靴の表底
の上面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スポンジ材よりなる靴の表底に数個の奥の拡が
    つた凹みを設け、当該凹みにスポンジ製靴底片を
    着脱可能に圧入保持させたことを特徴とする靴の
    表底。
JP11951984U 1984-07-31 1984-07-31 靴の表底 Granted JPS6134901U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11951984U JPS6134901U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 靴の表底

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JP11951984U JPS6134901U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 靴の表底

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6134901U JPS6134901U (ja) 1986-03-04
JPS646086Y2 true JPS646086Y2 (ja) 1989-02-16

Family

ID=30678388

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JP11951984U Granted JPS6134901U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 靴の表底

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523183B2 (ja) * 1977-04-20 1980-06-21
JPS5532127B2 (ja) * 1977-04-26 1980-08-22

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523183U (ja) * 1978-08-04 1980-02-14
JPS5532127U (ja) * 1978-08-22 1980-03-01

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523183B2 (ja) * 1977-04-20 1980-06-21
JPS5532127B2 (ja) * 1977-04-26 1980-08-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6134901U (ja) 1986-03-04

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