JPS6132493Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6132493Y2 JPS6132493Y2 JP1983018479U JP1847983U JPS6132493Y2 JP S6132493 Y2 JPS6132493 Y2 JP S6132493Y2 JP 1983018479 U JP1983018479 U JP 1983018479U JP 1847983 U JP1847983 U JP 1847983U JP S6132493 Y2 JPS6132493 Y2 JP S6132493Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- recess
- sole
- foamed resin
- resistant rubber
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本は、その他の液体で濡れている床面、タイ
ル、鉄板などの平滑で滑りやすい床面上で作業す
る場合に使用して効果のある作業靴に関するもの
である。
ル、鉄板などの平滑で滑りやすい床面上で作業す
る場合に使用して効果のある作業靴に関するもの
である。
ロ 従来技術
一般に靴底材料の種類には、成牛革製の底革、
合成ゴム製の合成底、発泡ゴムや発泡樹脂製のス
ポンジソールがあり、これらは各種用途の靴に用
いられている。作業靴特に、油、その他の液体で
濡れている床面又はタイル、鉄板など平滑な床面
上で使用される履き物は上記いずれの靴底材料の
ものであつても滑り易く、作業者な常に転倒の危
険にされされながら作業をしている。そのため床
面をザラザラにしたりしてその予防にあたつてい
る。
合成ゴム製の合成底、発泡ゴムや発泡樹脂製のス
ポンジソールがあり、これらは各種用途の靴に用
いられている。作業靴特に、油、その他の液体で
濡れている床面又はタイル、鉄板など平滑な床面
上で使用される履き物は上記いずれの靴底材料の
ものであつても滑り易く、作業者な常に転倒の危
険にされされながら作業をしている。そのため床
面をザラザラにしたりしてその予防にあたつてい
る。
この滑りが生ずる原因は、靴底材料と床面との
間に油等の液体膜が存在することによつて生ず
る。したがつて、この液体膜を除去する方法が意
匠などで種々工夫されている。たとえば、実公昭
54−21146号公報にみられるように、特定の気泡
径と気泡膜厚とからなる発泡樹脂製の靴底とする
ことにより、前記液体膜を合理的に排除させるよ
うにしたものがある。ところが、この靴底は、非
常に柔らかく、摩耗が激しいため、通常使用では
3ケ月程度ですりへつてしまい靴本体が十分使用
可能であるにも拘らる。廃棄処分しなければなら
ず、しかも、靴底が柔かいため、着用者の体重で
横或いは縦に伸びて靴本体の形状も変化し、耐久
性の問題があつた。
間に油等の液体膜が存在することによつて生ず
る。したがつて、この液体膜を除去する方法が意
匠などで種々工夫されている。たとえば、実公昭
54−21146号公報にみられるように、特定の気泡
径と気泡膜厚とからなる発泡樹脂製の靴底とする
ことにより、前記液体膜を合理的に排除させるよ
うにしたものがある。ところが、この靴底は、非
常に柔らかく、摩耗が激しいため、通常使用では
3ケ月程度ですりへつてしまい靴本体が十分使用
可能であるにも拘らる。廃棄処分しなければなら
ず、しかも、靴底が柔かいため、着用者の体重で
横或いは縦に伸びて靴本体の形状も変化し、耐久
性の問題があつた。
これに代るものとして、やや硬質のゴムで底面
に多数の柱状突起を櫛歯状に形成させ、各柱状突
起で床面に喰いつかせて滑り止めを行わせるよう
にしたものも提供されているが、これは、前述の
耐久性の点では相当な効果があるも、滑り防止と
いう面では前述のものに及ばない。
に多数の柱状突起を櫛歯状に形成させ、各柱状突
起で床面に喰いつかせて滑り止めを行わせるよう
にしたものも提供されているが、これは、前述の
耐久性の点では相当な効果があるも、滑り防止と
いう面では前述のものに及ばない。
尚、用途は全く異なるが、磯釣用の地下足袋型
の履物として、靴底部を通常の道路を歩く場合と
磯場とでそつくり取り換えるようにしたものが公
知であり、これは、面接着型フアスナーにより着
脱交換可能としているが、これであると、面接着
型フアスナー周辺が完全に露出しており、従つ
て、この周面から砂やゴミ等が外れやすく、ま
た、歩行の際、靴底は屈伸を伴うため、靴底全面
が一体のものであると、この屈伸により、前記面
接着型フアスナーの係合が外れるという欠点があ
る。
の履物として、靴底部を通常の道路を歩く場合と
磯場とでそつくり取り換えるようにしたものが公
知であり、これは、面接着型フアスナーにより着
脱交換可能としているが、これであると、面接着
型フアスナー周辺が完全に露出しており、従つ
て、この周面から砂やゴミ等が外れやすく、ま
た、歩行の際、靴底は屈伸を伴うため、靴底全面
が一体のものであると、この屈伸により、前記面
接着型フアスナーの係合が外れるという欠点があ
る。
ハ 考案の目的
この考案は元述実公昭54−21146公報の耐久性
を改善することを目的としている。
を改善することを目的としている。
ニ 考案の達成
この本考案の作業靴は、上面表皮を耐油性合成
樹脂物質等で構成し、下面靴底を耐油性ゴム等で
構成すると共に、該靴底の前部、中間及び後部踵
部には夫々独立し、その周囲に前記耐油性ゴム等
の保護壁部を有する凹所を形成し、各凹所に合致
する形状をもち、かつ、該凹所の深さよりも若干
厚くされ、全体が気泡直径0.05〜0.5mm、気泡膜
厚が0.001〜0.01mmの独立気泡型の発泡樹脂で構
成されたの滑り止め版を上記凹所に着脱交換可能
に嵌着するようになした構成からなつている。
樹脂物質等で構成し、下面靴底を耐油性ゴム等で
構成すると共に、該靴底の前部、中間及び後部踵
部には夫々独立し、その周囲に前記耐油性ゴム等
の保護壁部を有する凹所を形成し、各凹所に合致
する形状をもち、かつ、該凹所の深さよりも若干
厚くされ、全体が気泡直径0.05〜0.5mm、気泡膜
厚が0.001〜0.01mmの独立気泡型の発泡樹脂で構
成されたの滑り止め版を上記凹所に着脱交換可能
に嵌着するようになした構成からなつている。
ホ 作 用
本考案の作業靴は上記構成からなつているた
め、要所要所に滑り止め版が存在し、非常に安全
であり、摩耗しても簡単に交換ができ、しかも、
係合部は、保護壁部で被覆されているため、砂や
ゴミが入らず、また、前部、中部、後部と分離独
立しているため、歩行時の屈伸作用が分断され、
さらに保護壁部で周囲から保護されているため、
滑り止め版が妄りに外れることは全くなく、変形
や汚損も防止され、上面表皮及び靴底も耐油性で
あるから長期使用に耐え、耐久性を著しく向上さ
せ得る。
め、要所要所に滑り止め版が存在し、非常に安全
であり、摩耗しても簡単に交換ができ、しかも、
係合部は、保護壁部で被覆されているため、砂や
ゴミが入らず、また、前部、中部、後部と分離独
立しているため、歩行時の屈伸作用が分断され、
さらに保護壁部で周囲から保護されているため、
滑り止め版が妄りに外れることは全くなく、変形
や汚損も防止され、上面表皮及び靴底も耐油性で
あるから長期使用に耐え、耐久性を著しく向上さ
せ得る。
ヘ 実施例
第1図及び第2図は本考案作業靴の一例を示す
好適実施例であつて、1は上面表皮、2は下面靴
底、3aは前部凹所、3bは中部凹所、3eは後
部踵部凹所、4a,4b,4eは各凹所に嵌着し
た滑り止め版を示している。
好適実施例であつて、1は上面表皮、2は下面靴
底、3aは前部凹所、3bは中部凹所、3eは後
部踵部凹所、4a,4b,4eは各凹所に嵌着し
た滑り止め版を示している。
上記上面表皮1は耐油性ビニール等の耐油性合
成樹脂物質で構成され、また、下面靴底2は耐油
性ゴム、例えば、中硬質又はやや軟質の耐油性ゴ
ムで構成され、凹所以外の面は平坦でもよく、ま
たは、適当な波形その他の適宜の凹凸を形成させ
てもよい。
成樹脂物質で構成され、また、下面靴底2は耐油
性ゴム、例えば、中硬質又はやや軟質の耐油性ゴ
ムで構成され、凹所以外の面は平坦でもよく、ま
たは、適当な波形その他の適宜の凹凸を形成させ
てもよい。
前部凹所3aは各足の指及びその付け根を含む
範囲に亘つて形成され、また、中部凹所3bは土
踏まず部に形成され、さらに、後部踵部凹所3c
は踵部に形成される。
範囲に亘つて形成され、また、中部凹所3bは土
踏まず部に形成され、さらに、後部踵部凹所3c
は踵部に形成される。
上記各凹所はその周囲に耐油性ゴムの保護壁部
5を有し、この保護壁部5は、最も狭いところで
も約3mm以上の幅を保持させるのが好ましい。
5を有し、この保護壁部5は、最も狭いところで
も約3mm以上の幅を保持させるのが好ましい。
各凹所の深さは10mm程度あれば十分と思われる
が、場所によつて変化させてもよい。下面靴底2
の使用経過に伴う伸びによる型崩れを防止させる
ため、下面靴底2に布繊維、ガラス繊維、カーボ
ン繊維を全体又は必要部分に埋設してもよい。
が、場所によつて変化させてもよい。下面靴底2
の使用経過に伴う伸びによる型崩れを防止させる
ため、下面靴底2に布繊維、ガラス繊維、カーボ
ン繊維を全体又は必要部分に埋設してもよい。
滑り止め版4a,4b,4cは各凹所に合致す
る形状をもち、かつ、該凹所の深さより若干厚く
され、全体が気泡直径0.05〜0.5mm、気泡膜厚が
0.001〜0.01mmの独立気泡型の発泡樹脂例えば、
EVA樹脂で構成されるのが好ましい。各滑り止
め版4a,4b,4cの下面は平面のみならず、
種々の凹凸の意匠模様を施してもよい。
る形状をもち、かつ、該凹所の深さより若干厚く
され、全体が気泡直径0.05〜0.5mm、気泡膜厚が
0.001〜0.01mmの独立気泡型の発泡樹脂例えば、
EVA樹脂で構成されるのが好ましい。各滑り止
め版4a,4b,4cの下面は平面のみならず、
種々の凹凸の意匠模様を施してもよい。
各凹所は第3図に示す様に、奥部周囲に係止溝
9を形成し、これと対応して滑り止め版の上面に
上記係止溝9へ嵌まり込む硬質基板10を接着し
ておく。尚、第3図において、硬質基板10の中
央には位置決め孔10aを設けておき、これと対
応して下面靴底2には位置決め突起2aを形成し
て両者を係合させることにより移動を防止させた
場合を示している。
9を形成し、これと対応して滑り止め版の上面に
上記係止溝9へ嵌まり込む硬質基板10を接着し
ておく。尚、第3図において、硬質基板10の中
央には位置決め孔10aを設けておき、これと対
応して下面靴底2には位置決め突起2aを形成し
て両者を係合させることにより移動を防止させた
場合を示している。
さらに、下面靴底2の上面周囲には第3図に示
す様に立ち上り縁部11を形成し、上面表皮1と
の接着性を向上させ、補強テープ材等を不要化す
ることができる。
す様に立ち上り縁部11を形成し、上面表皮1と
の接着性を向上させ、補強テープ材等を不要化す
ることができる。
滑り止め版の交換限度は、滑り止め版が耐油性
ゴムの靴底2と同一面まで摩耗してきたとき行え
ばよく、この滑り止め版は、別途販売も可能であ
るが、予め、最初の作業靴購入の際、スペアーと
して2〜3個同封包装して販売するのが望まし
い。
ゴムの靴底2と同一面まで摩耗してきたとき行え
ばよく、この滑り止め版は、別途販売も可能であ
るが、予め、最初の作業靴購入の際、スペアーと
して2〜3個同封包装して販売するのが望まし
い。
ト 考案の効果
本考案の作業靴は、気泡直径0.05〜0.5mm、気
泡膜厚0.001〜0.01mmの独立気泡型発泡樹脂の滑
り止め機能を靴底に利用し、該靴底を着脱交換可
能とした作業靴において、耐油性ゴムで靴底基板
を構成し、かつ、該靴底基板の下面に、上記発泡
樹脂製の滑り止め板を嵌め込むための凹所を、前
部、中部及び後部踵部に分断して形成し、しか
も、各凹所の周囲に上記耐油性ゴムの保護壁部を
具備させ、さらに、上記各凹所の奥部両側周囲に
係止溝を形成させ、これと対応して上記発泡樹脂
の滑り止め板の上面に、上記係止溝に嵌まり込む
硬質基板を周縁を喰み出させて接着したから、本
来、上記発泡樹脂で爪先から踵までを一枚もので
構成して、これを消耗時に交換するのが上記発泡
樹脂のもつ滑り止め機能を靴底に利用する作業靴
としては、一般的な着想であるが、これである
と、人が歩行するとき、親指のつけ根部の関節を
中心として前半部と後半部とが屈曲と伸長とを反
復するため、この屈伸作用が爪先側の端部と踵の
後端部とに累積集中し、係合部を分離させてしま
う欠点をもつ。ところが本願考案のように、前後
方向に分断しておくと、歩行の屈伸作用の集中が
防止でき、係合部の分離を著滅させることができ
る。また、各凹所は、その周囲に保護壁部を形成
させているため、これが上記発泡樹脂の形崩れを
防止し、かつ、汚れが付着しやすく落としにくい
該樹脂の欠点を被覆して側面の外観を向上させる
ことができる。しかも、耐油性ゴムで靴底基板を
構成することによつて、油の付着した床面上での
作業靴としての耐久性が向上する。さらに、各凹
所の奥部両側周囲に係止溝を設け、発泡樹脂の上
面に硬質基板を接着して、この硬質基板の周縁を
上記係止溝に嵌合させるものであるから、歩行中
の前後方向の屈伸作用では外れることがなく、こ
れを幅方向中央を中心として凸弯曲させれば簡単
に外せるもので、上記発泡樹脂で構成された従来
の作業靴の耐久性を簡単安価に向上させ得る利点
がある。
泡膜厚0.001〜0.01mmの独立気泡型発泡樹脂の滑
り止め機能を靴底に利用し、該靴底を着脱交換可
能とした作業靴において、耐油性ゴムで靴底基板
を構成し、かつ、該靴底基板の下面に、上記発泡
樹脂製の滑り止め板を嵌め込むための凹所を、前
部、中部及び後部踵部に分断して形成し、しか
も、各凹所の周囲に上記耐油性ゴムの保護壁部を
具備させ、さらに、上記各凹所の奥部両側周囲に
係止溝を形成させ、これと対応して上記発泡樹脂
の滑り止め板の上面に、上記係止溝に嵌まり込む
硬質基板を周縁を喰み出させて接着したから、本
来、上記発泡樹脂で爪先から踵までを一枚もので
構成して、これを消耗時に交換するのが上記発泡
樹脂のもつ滑り止め機能を靴底に利用する作業靴
としては、一般的な着想であるが、これである
と、人が歩行するとき、親指のつけ根部の関節を
中心として前半部と後半部とが屈曲と伸長とを反
復するため、この屈伸作用が爪先側の端部と踵の
後端部とに累積集中し、係合部を分離させてしま
う欠点をもつ。ところが本願考案のように、前後
方向に分断しておくと、歩行の屈伸作用の集中が
防止でき、係合部の分離を著滅させることができ
る。また、各凹所は、その周囲に保護壁部を形成
させているため、これが上記発泡樹脂の形崩れを
防止し、かつ、汚れが付着しやすく落としにくい
該樹脂の欠点を被覆して側面の外観を向上させる
ことができる。しかも、耐油性ゴムで靴底基板を
構成することによつて、油の付着した床面上での
作業靴としての耐久性が向上する。さらに、各凹
所の奥部両側周囲に係止溝を設け、発泡樹脂の上
面に硬質基板を接着して、この硬質基板の周縁を
上記係止溝に嵌合させるものであるから、歩行中
の前後方向の屈伸作用では外れることがなく、こ
れを幅方向中央を中心として凸弯曲させれば簡単
に外せるもので、上記発泡樹脂で構成された従来
の作業靴の耐久性を簡単安価に向上させ得る利点
がある。
第1図は本考案作業靴の一例を示す側面図、第
2図はその裏面図、第3図は第2図−線断面
図である。 1…上面表皮、2…下面靴底、3a,3b,3
c…凹所、4a,4b,4c…滑り止め版、5…
保護壁部、6a,6b…面接着型フアスナー。
2図はその裏面図、第3図は第2図−線断面
図である。 1…上面表皮、2…下面靴底、3a,3b,3
c…凹所、4a,4b,4c…滑り止め版、5…
保護壁部、6a,6b…面接着型フアスナー。
Claims (1)
- 気泡直径0.05〜0.5mm、気泡膜厚0.001〜0.01mm
の独立気泡型発泡樹脂の滑り止め機能を靴底に利
用し、該靴底を着脱交換可能とした作業靴におい
て、耐油性ゴムで靴底基板を構成し、かつ、該靴
底基板の下面に、上記発泡樹脂製の滑り止め板を
嵌め込むための凹所を、前部、中部及び後部踵部
に分断して形成し、しかも、各凹所の周囲に上記
耐油性ゴムの保護壁部を具備させ、さらに、上記
各凹所の奥部両側周囲に係止溝を形成させ、これ
と対応して上記発泡樹脂の滑り止め板の上面に、
上記係止溝に嵌まり込む硬質基板を周縁を喰み出
させて接着したことを特徴とする作業靴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1847983U JPS59132506U (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 作業靴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1847983U JPS59132506U (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 作業靴 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59132506U JPS59132506U (ja) | 1984-09-05 |
JPS6132493Y2 true JPS6132493Y2 (ja) | 1986-09-22 |
Family
ID=30149675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1847983U Granted JPS59132506U (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 作業靴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59132506U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4724622A (en) * | 1986-07-24 | 1988-02-16 | Wolverine World Wide, Inc. | Non-slip outsole |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4422996Y1 (ja) * | 1965-09-01 | 1969-09-29 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4945737U (ja) * | 1972-07-31 | 1974-04-22 | ||
JPS5368341U (ja) * | 1976-11-08 | 1978-06-08 |
-
1983
- 1983-02-09 JP JP1847983U patent/JPS59132506U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4422996Y1 (ja) * | 1965-09-01 | 1969-09-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59132506U (ja) | 1984-09-05 |
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